JP5002361B2 - 室外ユニット - Google Patents
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Description
この構成によれば、空気調和装置の室外ユニットにおいて、ガード部材が開口を有し、熱交換器の一端部には、熱交換器の前記露出面側において突出する突起が形成され、ガード部材は、ガード部材の開口に突起を引っ掛けられて支持されるため、取り付け時には引っ掛けるだけで済むので、熱交換器へのガード部材の取り付けが容易になる。ここで、辺とは、枠を構成する直線又は曲線の縁のうち、面取りにより生じた直線を除くものを指す。この場合、ガード部材は、ガード部材の敷設方向に歪み易く、この歪みによって伸縮可能であるため、ガード部材が適度な引張りの復元力を持つ状態で熱交換器に取り付けられる。このため、ガード部材が脱落しにくく、容易に確実な取り付けができる。また、ガード部材の先端側の辺が直線で、かつ、突起の幅よりも長いため、ガード部材の先端側の辺に突起が確実に入り込み、この辺と突起とが直線同士で接するため、ガード部材を安定した状態で固定できる。
この場合、リブの一部が延設されて突起が形成されるため、板状のエンドプレートにリブを形成する工程で、同時に突起を成形できるため、製造に手間がかからないという利点がある。
この場合、突起の先端のフック形状にガード部材が引っ掛かるため、ガード部材の取り付け作業時に仮止めしたガード部材が外れにくくなり、ガード部材の取り付けが容易になる。また、ガード部材の取り付け後においても、突起からのガード部材の脱落を防止できる。
前記突起間のピッチは、前記ガード部材の前記開口が並ぶピッチの整数倍となっているものとしても良い。
この場合、1箇所の突起とガード部材の開口の所定の部分とを一致させると、他の箇所の突起とガード部材の開口の位置とが一致するため、取り付けが容易になる。
本実施形態に係る空気調和装置は、室内ユニット(図示略)と室外ユニット10とが冷媒配管で接続されてなる冷媒回路を構成し、この冷媒回路に冷媒を流して冷房運転及び暖房運転を行う。室外ユニット10は、冷媒と室外空気との間で熱交換し、冷房運転時には冷媒を凝縮させて外気に熱を放出し、暖房運転時には冷媒を蒸発させて外気から熱を取り込むものである。なお、以下に述べる上下、左右、側面および背面といった方向は、室外ユニット10を設置した状態でその正面側から見た場合の方向を示している。
室外ユニット10は、略直方体箱形状のユニットケース11を備え、ユニットケース11は、底板12、天板17、前面パネル13a、前面パネル13b及び外板14を有し、ユニットケース11の内部は、鉛直に延びる仕切り板15によって、熱交換室R1と機械室R2とに仕切られている。さらに、仕切り板15は、上下に分割された上部仕切り板15aと下部仕切り板15bとから構成されている。
図2に示した室外ユニット10の前面パネルは、仕切り板15を境に左右に二分割された前面パネル13aと前面パネル13bとで構成され、これらは各々独立して着脱自在である。前面パネル13aと前面パネル13bとを取り外して、作業者が前面側から熱交換室R1および機械室R2内の部品の脱着作業等のメンテナンス作業を行うことが可能である。
送風機22は、熱交換室R1内の左右一対の支柱24L、24Rに台座25を介して固定されたファンモータ26と、このファンモータ26の軸に取り付けられたプロペラファン27とから構成され、このプロペラファン27が熱交換室R1の前面側に配置される。また、このプロペラファン27の周囲には、円筒状の風洞ケース28が配置され、この風洞ケース28の開口部が、通風路を確保しつつプロペラファン27への人体等の接触を防止可能なファンガード29で覆われる。
ファンモータ26によりプロペラファン27が回転駆動されると、室外ユニット10の周囲、より具体的には、熱交換器50の背面側及び左側面側から外気が熱交換室R1内に吸い込まれ、熱交換器50を通過した後に、熱交換室R1の前面の風洞ケース28を通って外に排出される。このように、室外ユニット10は、背面から空気を吸い込み、熱交換した空気を前面から吹き出すように構成されている。
前面側エンドプレート50aを折り曲げて形成されたリブ52aには、フィンガード54を引っ掛けるための突起52cが設けられている。突起52cは、フィンガード54の略菱形の開口が並ぶ縦方向のピッチYの整数倍に設定された所定のピッチで、前面側エンドプレート50aの略上段、略中段、略下段の3箇所にそれぞれ配設される。また、突起52cは、リブ52aと同時に成形できるため、製造に手間がかからない。
背面側エンドプレート50bに形成されたリブ52bの一部が幅広に形成され、この幅広部分には、貫通穴55が穿設されている。貫通穴55は、フィンガード54と熱交換器50とを連結する結束バンド56が挿通される穴であり、この貫通穴55とフィンガード54の開口とに結束バンド56を通して締め付けることで、フィンガード54が背面側エンドプレート50bに連結される。結束バンド56は、締め付け時の長さが調節できるものが用いられている。
まず、フィンガード54の縦方向の位置を決めるため、フィンガード54の上端および下端がユニットケース11からはみ出さない位置を探し、その縦方向の位置を保ちつつ、フィンガード54の一端を前面側エンドプレート50aに配設された3個の突起52cの下に潜り込ませるように引っ掛ける。
そして、熱交換器50の形状に沿わせてフィンガード54を図3中に矢印で示す方向に軽く引っ張りながら、背面側エンドプレート50bの方へフィンガード54の他端を持っていく。続いて、背面側エンドプレート50bに穿設された貫通穴55と、フィンガード54の他端の開口とに結束バンド56を通し、結束バンド56を締め付ける。
このとき、結束バンド56の締め付け力により、締め付け具合の調整をすることができる。フィンガード54は若干の伸縮性を有しており、フィンガード54が適度な引張りの復元力を持つ状態に締め付け具合を調節することで、突起52cからのフィンガード54の脱落を防止できる。また、突起52cの先端がフック形状であるため、取り付け後にフィンガード54が突起52cから外れにくい。
しかし、本実施の形態の方法では、フィンガード54の一端を突起52cに引っ掛けるだけで前面側エンドプレート50aに連結できるので、フィンガード54の取り付けが容易になる。また、突起52cの先端がフック形状であるため、取り付け作業時に、前面側エンドプレート50aに仮止めされたフィンガード54が外れにくく、背面側エンドプレート50bへの取り付けが容易になる。
また、フィンガード54の開口の形状は略菱形としているが、突起52cを引っ掛けることができれば、円形や多角形等の形状であっても良い。
また、フィンガード54は、フィン53に被さる構成としているが、フィン53に被さる構成に限らず、例えば、フィンガード54の長さを延長して、チューブ51にも被さるようにし、チューブ51のガードとしても機能する構成としても良い。
また、突起52cの先端部を、球状や曲面にしてエッジを取り除いた形状とすることで、突起52cに接触した人体等やフィンガード54が傷つくことを防止できる。
また、突起52cは、前面側エンドプレート50aに配設される構成としているが、突起52cを背面側エンドプレート50bにも配置し、同時に、より伸縮性の高いフィンガード54を使用することで、フィンガード54の取り付けを容易にすることができ、その他の細部構成についても任意に変更可能であることは勿論である。
R2 機械室
10 室外ユニット
11 ユニットケース
26 ファンモータ
27 プロペラファン
28 風洞ケース
29 ファンガード
50 熱交換器
50a 前面側エンドプレート
50b 背面側エンドプレート
51 チューブ
52a リブ
52b リブ
52c 突起
53 フィン
54 フィンガード
54a 引っ掛け部
55 貫通穴
56 結束バンド
Claims (4)
- 室外熱交換器の露出面に被さるガード部材を備えた空気調和装置の室外ユニットにおいて、
前記ガード部材は、規則的に並ぶ複数の開口を有し、
前記室外熱交換器の一端部には、前記室外熱交換器の前記露出面側において突出する突起が形成され、
前記ガード部材は、その先端に位置する前記開口が前記突起に引っ掛けられて支持され、前記露出面に沿って敷設されて、その末端が前記熱交換器の他端部に固定されるものであり、
前記ガード部材が有する前記開口は、前記ガード部材の敷設方向と平行でない辺からなる枠で囲まれた形状であり、
前記ガード部材の枠を構成する辺のうち先端側の辺が、前記突起の幅よりも長い直線で構成されたことを特徴とする室外ユニット。 - 請求項1記載の室外ユニットにおいて、
前記室外熱交換器は、冷媒が流れるチューブに、複数の板状のフィンを並べて取り付けた構成を有し、
前記室外熱交換器の一方の端に位置する前記フィンの外側には、前記フィンと平行に板状のエンドプレートが配設され、このエンドプレートの前記露出面側の側縁部が折り曲げられてリブが形成され、このリブの一部が延設されて前記突起が形成されたことを特徴とする室外ユニット。 - 請求項1または2記載の室外ユニットにおいて、
前記突起の先端は、前記室外熱交換器の前記露出面とは反対側に折り曲げられてフック形状に構成されたことを特徴とする室外ユニット。 - 請求項1から3のいずれかに記載の室外ユニットにおいて、
前記突起は、前記室外熱交換器の一端部に複数並べて設けられ、
前記突起間のピッチは、前記ガード部材の前記開口が並ぶピッチの整数倍となっていることを特徴とする室外ユニット。
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