JP2009022665A - グリル - Google Patents

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Abstract

【課題】グリル庫内の食材を加熱するグリルバーナと、排気通路を流れる煙を焼くアフタバーナと、前記アフタバーナとグリルバーナを共に燃焼させる煙浄化モードとグリルバーナのみを燃焼させる省エネモードとを選択する為のモード選択手段と、を具備するグリルに於いて、前記省エネモードが選択されている場合でも、調理開始初期に、排気通路からの円滑排気が担保できるようにする。
【解決手段】前記モード選択手段で煙浄化モードと省エネモードの何れが選択されているか否かに関わらず、前記グリルバーナの点火時には前記アフタバーナにも点火する点火手段(ST6)と、前記アフタバーナへの点火後の所定時に該アフタバーナを消火させる省エネ開始信号を出力する手段とを具備し、前記省エネモードが選択された状態で前記アフタバーナに点火された場合は、前記省エネ開始信号に応答して前記アフタバーナを消火させる(ST11)こと。
【選択図】図4

Description

本発明は、魚焼きやグラタン等の加熱調理に使用するグリルに関するもの、特に、食材から発生する煙やこれに含まれる臭い成分を焼いて消失させる為のアフタバーナを備えたグリルに関するものである。
魚焼きや串焼き等の焼物調理を行なうグリルでは、食材から発生する煙が、グリル庫から排気通路を経て台所内に放出される。従って、煙や料理の臭いが台所に拡散したり、又、煙中の未燃油分が、グリルの排気通路の壁面や、台所の壁面に付着したりする不都合がある。
前記不都合を防止する為、食材から発生する煙や臭い成分等を焼いて消失させる煙浄化機能を備えたアフタバーナを排気通路に配設したものが種々提案されている(文献1,文献2)。
図5は、特許文献1に開示されたグリルの断面図である。
グリル庫(1)の天井やその下方側部には、グリルバーナたる上火バーナ(11)や下火バーナ(12)が配設されていると共に、該グリル庫(1)の奥には大気に開放する排気通路(13)が連設されている。
排気通路(13)には、煙やこれに含まれる臭い成分等を焼いて消失させる煙浄化機能を備えたアフタバーナ(14)と、該アフタバーナ(14)による加熱で活性化し且つ通過する煙を酸化して更に無煙無臭化を図る触媒フィルタ(15)が配設されている。
又、グリルの前面部には、加熱調理を開始するときに操作する調理開始スイッチ(16)と、アフタバーナ(14)を使用した煙浄化モードとこれを使用しない省エネモードを選択するためのモード選択スイッチ(17)が設けられている。又、調理開始スイッチ(16)とは無関係に独立してアフタバーナ(14)の点消火操作を行なうアフタバーナ専用スイッチ(18)が設けられている。
このものでは、調理開始スイッチ(16)の操作時に、モード選択スイッチ(17)で煙浄化モードが選択されていれば、アフタバーナ(14)と上下火バーナ(11)(12)を共に燃焼させ、上下火バーナ(11)(12)で加熱される食材(F)から発生する煙をアフタバーナ(14)で焼いて減少させると共に、残存する煙を触媒フィルタ(15)で酸化して更に減少させ、これにより、排気通路(13)から放出される排気の無煙無臭化を図っている。
一方、モード選択スイッチ(17)で省エネモードが選択されていれば、アフタバーナ(14)を消火状態に維持してガス消費量を低減させ、この状態で、上下火バーナ(11)(12)を燃焼させることにより、煙が発生しないグラタンやピザの調理に適した加熱を行なう。
特開2006−55186号公報 特開2006−55185号公報
しかしながら、上記従来のものでは、省エネモードで加熱調理が行われると、アフタバーナ(14)が消火状態に維持されることから、調理初期には排気通路(13)内が迅速に温度上昇せず、該排気通路(13)内でドラフトが生じにくい。このことから、省エネモードでの調理初期には、排気通路(13)からの円滑な排気ができず、燃焼性能が担保できないという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みて成されたもので、
『大気に開放した排気通路が接続されているグリル庫と、
前記グリル庫内の食材を加熱するグリルバーナと、
前記排気通路を流れる煙を焼いて消失させるための煙浄化用のアフタバーナと、
前記アフタバーナとグリルバーナを共に燃焼させる煙浄化モードと、グリルバーナのみを燃焼させる省エネモードとを選択する為のモード選択手段と、を具備するグリル』に於いて、
前記省エネモードが選択されている場合でも、調理開始初期に、排気通路(13)からの円滑な排気が担保できるようにすることを課題とする。
[請求項1に係る発明]
上記課題を解決するための請求項1に係る発明の解決手段は、
『前記モード選択手段で煙浄化モードと省エネモードの何れが選択されているか否かに関わらず、前記グリルバーナの点火時には前記アフタバーナにも点火する点火手段と、
前記アフタバーナへの点火後の所定時に該アフタバーナを消火させる省エネ開始信号を出力する手段と、を具備し、
前記モード選択手段で前記省エネモードが選択された状態で前記アフタバーナに点火された場合は、前記省エネ開始信号に応答して前記アフタバーナを消火させる』ことである。
上記解決手段によれば、モード選択手段で省エネモードが選択された場合でも、グリルバーナの点火時にはアフタバーナが点火される。そして、省エネ開始信号が出力されるまでアフタバーナが燃焼することで、排気通路内が迅速に温度上昇する。これにより、排気通路内のドラフトが短時間で活発になって円滑な排気が担保される。
[請求項2に係る発明]
請求項1に係る発明に於いて、『前記所定時は、前記アフタバーナの燃焼時間を計測する消煙タイマがタイムアップしたときである』ものでは、消煙タイマがタイムアップするまでアフタバーナが燃焼し、これにより、排気通路内が迅速に温度上昇する。
[請求項3に係る発明]
請求項1又は2に係る発明に於いて、
『前記排気通路には、前記アフタバーナで加熱されて活性化する煙酸化用の触媒フィルタが配設されている』ものとすることができる。
触媒フィルタが配設されていても、調理開始初期に触媒フィルタの温度が低いと、該触媒フィルタが活性化されず、排気を無煙無臭化する効果は少ない。従って、前の調理でグリル庫や排気通路の壁面に臭い成分が付着して残っている場合は、前記臭い成分による不快臭が、調理開始初期に台所に放出される。
ところが、上記請求項1に係る発明の作用で説明したように、グリルバーナの点火時にアフタバーナが点火されるから、該アフタバーナで触媒フィルタが調理開始初期に素早く加熱されて昇温し、該触媒フィルタが迅速に活性化される。従って、調理開始初期から、触媒フィルタが活発な脱臭作用を発揮し、台所に不快臭が放出される不都合が回避できる。
[請求項4に係る発明]
請求項1〜3に係る発明に於いて、
『前記煙浄化モードで燃焼している前記アフタバーナを強制消火させる為のアフタバーナ停止スイッチを具備する』ものでは、煙浄化モードが選択されて加熱調理が開始された後に、煙の発生量が少ない食材であることが判明した場合は、アフタバーナ停止スイッチを操作することにより、アフタバーナを消火させ、これにより、ガス消費量を低減させて省エネを図ることができる。
[請求項5に係る発明]
請求項1〜4に係る発明に於いて、
『前記グリルバーナと前記アフタバーナに分岐するガス回路と、
前記分岐する部分より上流側のガス回路に設けられた主ガス弁と、
前記分岐する部分と前記アフタバーナとの間のガス回路に設けられたアフタバーナ用ガス弁と、
前記アフタバーナの燃焼状態を監視する炎検知器と、を具備し、
前記アフタバーナを消火させる為に前記アフタバーナ用ガス弁に閉弁信号を印加した後に、前記炎検知器からの炎検知信号が消失しない場合は、前記主ガス弁を閉弁する』ものとすることができる。
アフタバーナ用ガス弁が経年劣化等で開状態に固着する故障が発生した場合、アフタバーナ用ガス弁に閉弁信号を印加してもアフタバーナは消火しない。従って、この場合は、アフタバーナの燃焼状態を監視する炎検知器からの炎検知信号が消失しないから、前記アフタバーナ用ガス弁の上流側に設けられている主ガス弁を閉弁させる。これにより、グリルバーナ及びアフタバーナへのガス供給が遮断されて安全状態が確保できる。
本発明は次の特有の効果を有する。
請求項1に係る発明では、省エネモードがモード選択手段で選択された場合でも、加熱調理の初期にはアフタバーナが燃焼して排気通路内が迅速に温度上昇するから、該排気通路内のドラフトが短時間で活発になり、これにより、円滑な排気が担保できる。
請求項2に係る発明では、アフタバーナの燃焼時間を消煙タイマで管理することができるから、制御が容易である。
請求項3に係る発明では、既述したように、調理開始初期から触媒フィルタが活発な脱臭作用を発揮する。従って、前の調理でグリル庫や排気通路の壁面に臭い成分が付着して残っている場合でも、調理開始初期に台所へ不快臭が放出される不都合を回避することができる。
請求項4に係る発明では、加熱調理が開始された後に、煙の発生量が少ない食材であることが判明した場合は、アフタバーナ停止スイッチを操作することにより、アフタバーナを消火させることができ、これにより、ガス消費量を低減させて省エネを図ることができる。
請求項5に係る発明では、既述したように、経年劣化等によって、アフタバーナ用ガス弁が開弁状態に固着した場合には、その上流側のガス回路に設けられた主ガス弁の閉弁により、グリルバーナ及びアフタバーナを全て消火させて安全状態に維持することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、システムキッチンのカウンタートップ(K)に開設された開口(K1)に落し込み状態に装着されるドロップインコンロの斜視図であり、該ドロップインコンロには、本実施の形態に係るグリル(G)が組み込まれている。
コンロ本体(3)の天板(30)にはコンロ用バーナ(31)(32)(33)が位置していると共に、コンロ本体(3)の正面中央にはグリル(G)の開閉扉(4)が配設されている。
前記開閉扉(4)の右側に位置するコンロ操作部(40)には、コンロ用バーナ(31)(32)(33)の点消火と火力調整機能を兼備した回転式のコンロ用摘み(31A)(32A)(33A)が配設されている。各コンロ用摘み(31A)(32A)(33A)は、繰り返して押し込むことで、コンロ用バーナ(31)(32)(33)への点消火を行なう一方、突出状態で回転させることで前記コンロ用バーナ(31)(32)(33)の火力を調整する機能を備えている。
一方、グリル(G)の開閉扉(4)の左側に形成されたグリル用操作部(41)には、グリル(G)の点消火と火力調整機能を兼備した回転式のグリル用摘み(42)と、後述の煙浄化モードと省エネモードを選択するためのモード選択スイッチ(43)と、アフタバーナ(6)を強制消火させる為のアフタバーナ停止スイッチ(44)と、電源スイッチ(45)と、更に、煙浄化モードの実行時に点灯する煙浄化ランプ(46)が配設されている。
グリル用摘み(42)は、繰り返して押し込むことで、後述するグリルバーナたる上下火バーナ(28)(26)(26)への点消火を行なう一方、突出状態で回転させることで前記上下火バーナ(28)(26)(26)の火力を調整する機能を備えている。
図2に示すように、グリル(G)は、グリル庫(2)の前方開口(20)を開閉する開閉扉(4)を具備していると共に、開閉扉(4)の裏面に連設されたパン載置トレー(21)に載置されたグリルパン(22)には焼網(23)が配設されており、焼網(23)の前後端からは支持脚(24)(25)が垂下している。そして、支持脚(24)(25)をグリルパン(22)の外周フランジ(220)の差込穴(図示せず)に差し込むことによって、焼網(23)をグリルパン(22)から持ち上げた状態に維持している。
グリル庫(2)の左右側壁の近傍に各別に配設されたパイプ状の下火バーナ(26)(26)の炎孔(260)(260)は、グリルパン(22)と焼網(23)の上下間隔(27)に対して横方向から臨んでおり、これにより、焼網(23)の下方空間が下火バーナ(26)(26)で加熱されるようになっている。
グリル庫(2)の天井には、焼網(23)の上方空間を加熱する為の上火バーナ(28)が配設されており、この上火バーナ(28)と下火バーナ(26)(26)が既述発明特定事項たる「グリルバーナ」に対応している。
グリル庫(2)の奥端には、下流端が大気に開放する排気通路(35)が連設されている。排気通路(35)の上流端側に位置する水平域(350)から傾斜域(351)への屈曲部の底部には、アフタバーナ(60)が配設されていると共に、傾斜域(351)の上端近傍には、触媒フィルタ(62)が配設されている。この触媒フィルタ(62)は、多数の貫通穴が形成された耐熱性のセラミック板に白金などの酸化触媒を担持させたもので、その上流側に設けられたアフタバーナ(60)により加熱されて活性化し、煙が触媒フィルタ(62)を通過するときに煙を酸化して無煙無臭化するものである。
図3は、本発明の実施の形態に係るグリル(G)のガス回路及び制御回路の概略図である。
ガス回路(71)は、上火バーナ(28)及び下火バーナ(26)(26)からなるグリルバーナとアフタバーナ(60)に分岐しており、該分岐する部分(a)より上流側に主ガス弁(72)が設けられている。又、前記分岐する部分(a)とアフタバーナ(60)との間のガス回路にはアフタバーナ用ガス弁(74)が設けられている。そして、主ガス弁(72)とアフタバーナ用ガス弁(74)は、マイクロコンピュータが組み込まれた制御装置(80)で開閉制御されるようになっている。
上下火バーナ(28)(26)(26)、及び、アフタバーナ(60)の近傍の夫々には、炎検知器(26a)(26a)(28a)(60a)と、点火電極(26b)(26b)(28b)(60b)が配設されている。点火電極(26b)(26b)(28b)(60b)を駆動するイグナイタ(29)は制御装置(80)で作動されると共に、炎検知器(26a)(26a)(28a)(60a)から出力される炎検知信号は制御装置(80)で監視されるようになっている。
又、制御装置(80)には、グリル用摘み(42)、モード選択スイッチ(43)、アフタバーナ停止スイッチ(44)、電源スイッチ(45)、コンロ用摘み(31A)(32A)(33A)の出力が印加されていると共に、煙浄化ランプ(46)が接続されている。
制御装置(80)に組み込まれたマイクロコンピュータには、図4のフローチャートで示す内容のグリル(G)用の制御プログラムが格納されており、以下、図4のフローチャートに従って、グリル(G)の動作を説明する。
ステップ(ST1)で、モード選択手段たるモード選択スイッチ(43)のON操作が確認できると、ステップ(ST2)でモード判定フラグF1が“省エネモード”にセットされる一方、ステップ(ST3)でモード選択スイッチ(43)のOFF操作が確認できると、ステップ(ST4)でモード判定フラグF1が“煙浄化モード”にセットされる。
一方、ステップ(ST5)で、グリル用摘み(42)による点火操作が確認されると、ステップ(ST6)でイグナイタ(29)がON動作されて点火電極(26b)(26b)(28b)(60b)から全バーナ(26)(26)(28)(60)に点火用の火花が連射されると共に、主ガス弁(72)とアフタバーナ用ガス弁(74)が開弁され、これにより、全バーナ(26)(26)(28)(60)に点火される。従って、本実施の形態では、ステップ(ST6)を実行するマイクロコンピュータの機能部が、既述発明特定手段たる、「グリルバーナの点火時には前記アフタバーナにも点火する点火手段」に対応する。
次に、ステップ(ST7)で全炎検知器(26a)(26a)(28a)(60a)が炎検知信号を出力していることが確認された場合は、全バーナ(26)(26)(28)(60)への点火が成功したと判断し、かかる場合は、ステップ(ST8)で煙浄化ランプ(46)を点灯させる。
次に、ステップ(ST9)で5秒間の時間待ちを実行し、これにより、アフタバーナ(60)を5秒間だけ強制的に燃焼させる。即ち、モード判定フラグF1が“煙浄化モード”及び“省エネモード”の何れの場合であっても、アフタバーナ(60)を5秒間だけ強制燃焼させるのである。これにより、省エネモードが選択されている場合であっても、排気通路(35)内が調理開始初期に速やかに温度上昇し、これにより、ドラフト効果が短時間で活発になって円滑な排気が担保される。従って、本実施の形態では、ステップ(ST9)で5秒の時間待ちを実行するマイクロコンピュータの機能部が、既述発明特定事項たる「消煙タイマ」に対応する。
次に、ステップ(ST10)でモード判定フラグF1が“省エネモード”であると判断されると、ステップ(ST11)でアフタバーナ用ガス弁(74)に閉弁させる指令(既述発明特定手段たる「省エネ開始信号」に対応する。)を出すと共に、煙浄化ランプ(46)を消灯させる。次に、ステップ(ST12)で、アフタバーナ用ガス弁(74)の閉弁確認時間(例えば、10秒)が経過するまで待機する。その後、ステップ(ST13)でアフタバーナ(60)用の炎検知器(60a)が炎検知していると判断されると、アフタバーナ用ガス弁(74)が開状態に固着していると判断し、かかる場合は、ステップ(ST14)で図示しないブザーやランプ等でエラー報知を行った後、ステップ(ST15)で主ガス弁(72)を閉弁させ、これにより、上下火バーナ(28)(26)(26)及びアフタバーナ(60)へのガス供給を停止してこれらを消火させる。又、ステップ(ST15)では、アフタバーナ用ガス弁(74)を閉弁させる制御を再実行する。
一方、上記ステップ(ST13)で、アフタバーナ(60)用の炎検知器(60a)が炎検知信号を出力していないと判断されると、アフタバーナ用ガス弁(74)が正常に閉弁したと判断する。そして、かかる場合は、炎検知器(26a)(26a)(28a)が上下火バーナ(28)(26)(26)の失火検知をするか、又は、グリル用摘み(42)で消火操作がされるまで、ステップ(ST16)(ST17)が繰り返される。そして、炎検知器(26a)(26a)(28a)の何れかが炎検知信号を出力しなくなった失火時には既述ステップ(ST14)に制御が分岐してエラー報知をした後、ステップ(ST15)で主ガス弁(72)とアフタバーナ用ガス弁(74)を閉弁させる。
既述ステップ(ST10)でモード判定フラグF1が“省エネモード”になっていないと判断された場合(この場合は、モード判定フラグF1が“煙浄化モード”になっている)は、ステップ(ST18)を実行し、炎検知器(26a)(26a)(28a)(60a)の全てが炎検知信号を出力している場合(全バーナ(26)(26)(28)(60)が失火していない場合)は、ステップ(ST19)でグリル用摘み(42)による消火操作がされたか否かを判断する。そして、消火操作がされたと判断されると、既述したステップ(ST15)に制御が移され、主ガス弁(72)及びアフタバーナ用ガス弁(74)を閉弁させる。
一方、ステップ(ST19)を実行したときにグリル用摘み(42)で消火操作がされていないと判断されると、ステップ(ST20)でアフタバーナ停止スイッチ(44)が操作されたことが確認できるまで、ステップ(ST18)〜(ST20)を繰り返し、上下火バーナ(28)(26)(26)及びアフタバーナ(60)を燃焼させた煙浄化モードで食材(F)の加熱調理を継続させる。そして、この加熱調理の実行中にアフタバーナ停止スイッチ(44)が操作されると、既述のステップ(ST11)に制御が移され、アフタバーナ用ガス弁(74)が閉弁されると共に、煙浄化ランプ(46)が消灯される。
尚、上記実施の形態では、図4のステップ(ST5)で5秒間だけアフタバーナ(60)を強制燃焼させたが、アフタバーナ(60)を燃焼させることで排気通路(35)に活発なドラフトを発生させることができ、省エネ(ガス消費量を低減させること)及び調理性能を維持できるのであれば、上記5秒以外の時間であってもよい。又、排気通路(35)に排気温センサを配設し、該排気温センサが設定温度(排気通路(35)に活発なドラフトを確保できる程度の温度)を検知したときにアフタバーナ(60)を消火させてもよい。
本発明の実施の形態に係るグリル(G)を備えたドロップインコンロの斜視図 図1のドロップインコンロに於けるグリル(G)部分の縦断面図 グリル(G)のガス回路及び制御回路の概略図 グリル(G)の制御動作を説明するフローチャート 従来例の説明図
符号の説明
(2)・・・グリル庫
(26)・・・下火バーナ
(28)・・・上火バーナ
(35)・・・排気通路
(44)・・・アフタバーナ停止スイッチ
(60)・・・アフタバーナ
(62)・・・触媒フィルタ

Claims (5)

  1. 大気に開放した排気通路が接続されているグリル庫と、
    前記グリル庫内の食材を加熱するグリルバーナと、
    前記排気通路を流れる煙を焼いて消失させるための煙浄化用のアフタバーナと、
    前記アフタバーナとグリルバーナを共に燃焼させる煙浄化モードと、グリルバーナのみを燃焼させる省エネモードとを選択する為のモード選択手段と、を具備するグリルに於いて、
    前記モード選択手段で煙浄化モードと省エネモードの何れが選択されているか否かに関わらず、前記グリルバーナの点火時には前記アフタバーナにも点火する点火手段と、
    前記アフタバーナへの点火後の所定時に該アフタバーナを消火させる省エネ開始信号を出力する手段と、を具備し、
    前記モード選択手段で前記省エネモードが選択された状態で前記アフタバーナに点火された場合は、前記省エネ開始信号に応答して前記アフタバーナを消火させる、グリル。
  2. 請求項1に記載のグリルに於いて、
    前記所定時は、前記アフタバーナの燃焼時間を計測する消煙タイマがタイムアップしたときである、グリル。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のグリルに於いて、
    前記排気通路には、前記アフタバーナで加熱されて活性化する煙酸化用の触媒フィルタが配設されている、グリル。
  4. 請求項1から請求項3の何れかに記載のグリルに於いて、
    前記煙浄化モードで燃焼している前記アフタバーナを強制消火させる為のアフタバーナ停止スイッチを具備する、グリル。
  5. 請求項1から請求項4の何れかに記載のグリルに於いて、
    前記グリルバーナと前記アフタバーナに分岐するガス回路と、
    前記分岐する部分より上流側のガス回路に設けられた主ガス弁と、
    前記分岐する部分と前記アフタバーナとの間のガス回路に設けられたアフタバーナ用ガス弁と、
    前記アフタバーナの燃焼状態を監視する炎検知器と、を具備し、
    前記アフタバーナを消火させる為に前記アフタバーナ用ガス弁に閉弁信号を印加した後に、前記炎検知器からの炎検知信号が消失しない場合は、前記主ガス弁を閉弁する、グリル。
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