JP2009018130A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者側の有利度合いが異なる複数の設定値を選択的に設定可能なスロットマシンにおいて、遊技状態に依らず一貫した判別方法で設定値を判別可能なスロットマシンを提供すること。
【解決手段】スロットマシン1は、2種類以上の特定小役を同時に内部当選役として決定するゲームのうちボーナス役を同時に内部当選役として決定するゲームの割合が設定値毎に異なる内部抽選手段42と、ボーナス役と同時当選した同時当選特定小役を記憶する同時当選特定小役記憶手段340と、同時当選特定小役を報知する同時当選特定小役報知手段44と、を備えている。同時当選特定小役報知手段44は、同時当選特定小役と同時に内部当選したボーナス役に起因したボーナスゲーム中において、所定の条件が満たされた場合に同時当選特定小役を報知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技者側の有利度合いが異なる複数の設定値を選択的に設定可能なスロットマシンに関する。
従来より、内部当選役を内部抽選により決定する内部抽選手段を備えたスロットマシンが知られている。このスロットマシンでは、内部当選役が入賞可能な状態に設定される一方、内部当選役以外の役については、どのようなタイミングでストップボタンを操作しても入賞させることが出来ない。それ故、このスロットマシンでは、各役が内部当選役として決定される確率の高さに応じて遊技者側の有利度合いがある程度、決定されることになる。
上記のようなスロットマシンの中には、内部当選役の当選確率が異なる複数の設定値を選択的に設定可能なスロットマシンがある。遊技場では、設置したスロットマシンに対して一律の設定値を設定するのではなく、各スロットマシンに対して様々な設定値を設定することが多い。このような遊技場で遊技する遊技者の多くは、有利な設定値が設定された、いわゆる高設定のスロットマシンであるか否かを探りながら遊技を行っている。設定値の判別は、スロットマシンを遊技する遊技者の醍醐味の一つになっている。
設定値の判別方法は、スロットマシンの機種毎に様々である。例えば、特定の小役がボーナス役と同時に内部当選(同時当選)する確率、及び所定の小役がボーナスゲーム中に入賞する確率を設定値毎に変更したスロットマシンが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このスロットマシンでは、通常遊技状態においてボーナス役と特定の小役とが同時当選した回数、及びボーナスゲーム中において所定の小役が入賞した回数が、それぞれ個別に、設定値を判別するための判断材料となっている。すなわち、このスロットマシンでは、通常遊技状態において設定値を判別するための方法と、ボーナスゲーム中において設定値を判別する方法とが別々となっている。
しかしながら、上記従来のスロットマシンでは、次のような問題がある。すなわち、通常遊技状態と特別遊技状態(ボーナスゲーム)との間で設定値を判別するための方法が相違しているため、設定値の判別方法が複雑になって遊技者が理解し難くなっており、それ故、設定値を判別する醍醐味が損なわれてしまっているおそれがある。一方、通常遊技状態と特別遊技状態とでは、各役の内部当選確率が全く異なるため、設定値の判別方法を同様に設定することが困難である。
特開2006−75342号公報
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、遊技者側の有利度合いが異なる複数の設定値を選択的に設定可能なスロットマシンにおいて、遊技状態に依らず一貫した判別方法で設定値を判別可能とし、設定値を判別する醍醐味を遊技者に与えることで遊技の興趣を高めたスロットマシンを提供しようとするものである。
本発明は、遊技者側の有利度合いを表す設定値を選択的に設定するための設定値選定手段と、
複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、
ゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
1回のゲームでボーナス役と同時に2種類以上の特定小役が内部当選役として決定可能であって、かつ、当該2種類以上の特定小役を同時に内部当選役として決定するゲームのうちボーナス役を同時に内部当選役として決定するゲームの割合が上記設定値毎に異なるように構成された内部抽選手段と、
内部当選役が決定された際、当該内部当選役が入賞可能な状態を表す内部当選フラグを成立させると共に、ボーナス役に対応する内部当選フラグについては入賞するまで成立状態を維持する一方、ボーナス役以外の役に対応する内部当選フラグについては入賞の有無に関わらず次のゲームの開始までに消去するフラグ制御手段と、
1回のゲームでボーナス役と同時に2種類以上の特定小役が内部当選した場合に、当該2種類以上の特定小役を同時当選特定小役として記憶する同時当選特定小役記憶手段と、
当該同時当選特定小役記憶手段が記憶する同時当選特定小役を遊技者側に報知する同時当選特定小役報知手段と、を備え、
該同時当選特定小役報知手段は、上記同時当選特定小役記憶手段が記憶する同時当選特定小役と同時に内部当選したボーナス役に起因したボーナスゲーム中において、所定の条件が満たされた場合に上記同時当選特定小役を報知するように構成されていることを特徴とするスロットマシンにある(請求項1)。
本発明のスロットマシンにおける上記内部抽選手段では、上記2種類以上の特定小役が同時に内部当選(同時当選)するゲームのうち、ボーナス役が重ねて内部当選している確率が上記設定値毎に変更されている。そのため、上記スロットマシンでは、ボーナス役と同時当選した2種類以上の特定小役を把握し、当該2種類以上の特定小役がボーナス役と同時当選した回数を数えることが設定値の判別方法となり得る。
通常遊技状態では、ボーナス役との同時当選が発生したゲームで特定小役を入賞できるように遊技したり、特定小役の内部当選フラグを探るために図柄停止時の様子や遊技演出等に注意を凝らすことで、ボーナス役と同時当選した特定小役を把握し得る。ボーナスゲームでは、上記同時当選特定小役報知手段を介して上記同時当選特定小役の報知を受けられるように報知条件である上記所定の条件を成立させることで、ボーナス役と同時当選した特定小役を把握し得る。
上記スロットマシンでは、通常遊技状態であるかボーナスゲームであるかに関わらず、ボーナス役と同時当選した特定小役を把握できるように遊技することで設定値を判別できる可能性が生じる。つまり、上記スロットマシンにおける設定判別方法は、通常遊技状態であるかボーナスゲームであるかに依らず同様であり、ボーナス役と2種類以上の特定小役が同時当選したことを把握し、その回数を数えることである。
以上のように、本発明のスロットマシンは、遊技状態に依らず一貫した判別方法で設定値を判別可能としたことにより、設定値を判別する楽しみを遊技者に提供し遊技の興趣を向上した優れた特性のスロットマシンである。
本発明のスロットマシンとしては、メダルやコインを遊技媒体とした狭義のスロットマシンのほか、パチンコ玉を遊技媒体としたパロット(R)などであっても良い。
また、2種類以上の役が同時に内部当選するとは、厳密に時間的に一致して2種類以上の役が内部当選することのみを意味するものではなく、同一のゲーム内で2種類以上の役が並列して内部当選することを包含する広い概念を意味している。
また、上記所定の条件は、ボーナスゲーム中における上記同時当選特定小役と同じ種類の上記特定小役の入賞であることが好ましい(請求項2)。
この場合には、上記ボーナスゲーム中において、上記同時当選特定小役と同じ種類の特定小役を狙って入賞させることにより、当該特定小役が上記同時当選特定小役であったか否かを確認できるようになる。上記同時当選特定小役と同じ種類である可能性がある特定小役を入賞させるよう、上記ボーナスゲーム中においても緊張感を持って遊技するよう遊技者を仕向けることができる。
また、内部当選役を遊技者側に報知する内部当選役報知手段を備えており、該内部当選役報知手段は、ボーナスゲーム中において上記特定小役が内部当選役として決定された場合に当該内部当選役を報知するように構成されていることが好ましい(請求項3)。
この場合には、上記内部当選役報知手段による報知に基づき、内部当選した特定小役を狙って入賞できるようになる。
本発明の実施の形態につき、以下の実施例を用いて具体的に説明する。
(実施例1)
本例は、遊技者側の有利度合いが異なる複数の設定値のうちのひとつを選択的に設定可能なスロットマシンに関する例である。この内容について、図1〜図9を用いて説明する。
本例のスロットマシン1は、図1及び図2に示すごとく、遊技者側の有利度合いを表す設定値を選択的に設定するための設定値選定手段43と、複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段2と、ゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段62(以下、スタートレバー62という。)と、1回のゲームでボーナス役と同時に2種類以上の特定小役が内部当選役として決定可能であって、かつ、当該2種類以上の特定小役を同時に内部当選役として決定するゲームのうちボーナス役を同時に内部当選役として決定するゲームの割合が設定値毎に異なるように構成された内部抽選手段42と、内部当選役が決定された際、当該内部当選役が入賞可能な状態を表す内部当選フラグを成立させると共に、ボーナス役に対応する内部当選フラグについては入賞するまで成立状態を維持する一方、特定小役を含め、ボーナス役以外の役に対応する内部当選フラグについては入賞の有無に関わらず次のゲームの開始までに消去するフラグ制御手段41と、1回のゲームでボーナス役と同時に2種類以上の特定小役が内部当選した場合に、当該2種類以上の特定小役を同時当選特定小役として記憶する同時当選特定小役記憶手段340と、同時当選特定小役記憶手段340が記憶する同時当選特定小役を遊技者側に報知する同時当選特定小役報知手段44と、を備えたスロットマシンである。
上記同時当選特定小役報知手段44は、同時当選特定小役記憶手段340が記憶する同時当選特定小役と同時に内部当選したボーナス役に起因したボーナスゲーム中において、所定の条件が満たされた場合に同時当選特定小役を報知するように構成されている。
以下、この内容について詳しく説明する。
まず、このスロットマシン1の役、内部当選役、入賞役について、図1〜図3を用いて説明する。図3では、左列にそれぞれの役の名称を、中列にそれぞれの図柄20の組み合わせを、右列に入賞により付与する特典を示してある。本例のスロットマシン1では、ボーナス役、リプレイ役、ベル役やチェリー役等の小役が設定されている。小役としては、ボーナス役と同時に内部当選しないベル役及びスイカ役のほか、ボーナス役と同時に内部当選可能な特定小役として3種類のチェリー役が設定されている。スロットマシン1では、内部抽選手段42により内部当選した役が内部当選役になる。この内部当選役を構成する図柄20である役図柄が入賞ラインに沿って揃ったとき、その役が入賞役となる。
3種類のチェリー役に対応する図柄組合せでは、図3に示すごとく、左リール21Lの図柄のみが規定され、他のリール21C、21Rの図柄が任意である。チェリー役に対応する左リール21Lの図柄は、それぞれ、「白チェリー」、「ハッチングチェリー」、「黒チェリー」の3種類である。なお、本例の特定小役である3種類のチェリー役は、通常遊技状態においては3枚役である一方、ボーナスゲーム中では7枚役となっている。
本例のスロットマシン1は、図2に示すごとく外観的な構成を有している。スロットマシン1では、遊技者に対面する前面部分が、略矩形状の図柄表示窓11を略中央に設けた前面枠体10によって形成されている。前面枠体10は、図柄表示窓11の上側に、液晶表示部530、左右一対のスピーカ520を配設してなる。前面枠体10は、図柄表示窓11の下側に、スロットマシン1の基部をなすベース部100を有してなる。
ベース部100は、図2に示すごとく、遊技者から奥まって位置する図柄表示窓11に対して、遊技者に向って相対的に張り出すように形成されている。ベース部100は、図柄表示窓11に隣り合う上端部にテーブル状の操作面14を有し、下端部にメダルを払い出すメダル受け皿15を有し、操作面14の下側に操作パネル13を有している。
操作面14には、図1及び図2に示すごとく、クレジット(貯留)されたメダルを賭けるためのベットボタン64と、クレジットされたメダルを払い出させるためのクレジット精算ボタン65と、遊技に賭けるメダルを投入するメダル投入口630とが配置されている。操作パネル13には、リール21の図柄変動を開始させるためのスタートレバー62と、図柄変動を停止させるためのストップボタン61とが配置されている。
ベットボタン64は、図1及び図2に示すごとく、賭け数としてマックスベットである3ベットを設定するマックスベットボタンである。ベットボタン64は、賭け数3を表す3ベット信号を発生する。ベットボタン64は、クレジットが3未満である場合には、クレジットされた枚数に応じて2ベット信号あるいは1ベット信号を発生する。
スタートレバー62は、図1及び図2に示すごとく、リール21の制御信号であるゲーム開始信号を遊技者が操作したタイミングで発生する操作レバーである。スロットマシン1では、メダルが直接投入されるか、ベットボタン64の操作により3枚のメダルがベットされた際、スタートレバー62が有効状態に設定される。
ストップボタン61は、リール21の制御信号である変動停止信号を遊技者が操作したタイミングで発生する操作ボタンである。本例のストップボタン61は、左リール21Lに対応する左ストップボタン61L、中リール21Cに対応する中ストップボタン61C、右リール21Rに対応する右ストップボタン61Rを組み合わせてなる。
液晶表示部530は、図1及び図2に示すごとく液晶ディスプレイよりなる。液晶表示部530は、遊技の進行に応じて遊技を演出する様々な演出画面を表示する。
図柄表示窓11は、図2に示すごとく、3行3列の2次元マトリクス状に配置された9個の図柄20を表示するための表示窓である。前面枠体10における図柄表示窓11に当たる部分は、遊技者側から図柄20が見えるように透明な樹脂プレートにより形成されている。上記2次元マトリクス状に配列された9個の図柄20に対しては、入賞の対象となる図柄の並び方向である水平方向の3本の入賞ライン211〜213と、対角方向の入賞ライン214及び215とが設定されている。
図柄表示窓11の右側には、報知ランプ部560と各種表示部55とが上下に配置されている。上側に位置する報知ランプ部560は、3種類の3枚役(特定小役)にそれぞれ対応する「白チェリー」、「ハッチングチェリー」、「黒チェリー」の図柄を模したプリント模様561〜563を有している。各プリント模様561〜563の裏側には、図示しないバックランプが個別に配置されている。下側に配置された各種表示部55は、クレジット表示部551と払出数表示部552とよりなる。クレジット表示部551は、クレジット機能によりクレジット(貯留)されたメダル枚数を表示する表示部である。払出数表示部552は、入賞時の払出メダル枚数を表示する表示部である。
次に、本例のスロットマシン1は、図1に示すごとく、機械的な構成を備えている。
図1及び図2を用いて、スロットマシン1の全体動作を制御する制御基板3、及びこの制御基板3に電気的に接続された各部について説明する。制御基板3に対しては、上記の構成のほか、遊技媒体として投入されたメダルを検知する投入メダル検知部63、図柄20を変動表示する図柄変動表示手段2、リール21の回転位置を検知する基準位置検知部66、メダルを払い出すメダル払出部54、報知ランプ部560を点灯制御するランプ制御基板56、遊技者の有利度合いを表す設定値を設定する設定値操作部68、スピーカ520(音声出力部)を制御する音声制御基板52、及び液晶表示部530を制御する表示制御基板53を電気的に接続してある。
投入メダル検知部63は、図1及び図2に示すごとく、メダル投入口630からメダルが投入されるごとに、インサート信号を出力するように構成されている。なお、本例のスロットマシン1では、メダル投入口630を介してメダルが投入されるか、ベットボタン64の操作等に応じてスタートレバー62が有効な状態に設定され、ゲームを開始可能な状態となる。
図柄変動表示手段2は、図1、図2及び図4に示すごとく、図柄表示窓11を介して図柄20を変動表示する手段である。図柄表示手段2は、図柄20を変動表示する回転式のリール21と、リール21を回転駆動するリール駆動部22とを有している。リール21は、左リール21Lと、中リール21Cと、右リール21Rとよりなる。各リール21L、C、Rは、略円柱形状の外周面に略一定の間隔を設けて7種類21個の図柄20を配置した回転式のリールである。各リール21L、C、Rは、その回転方向における1カ所の基準位置に基準位置片(図示略)を有している。この基準位置片は、後述する基準位置検知部66が検知する被検知片としての部材である。なお、本例では、回転式のリール21を採用したが、これに代えて、液晶ディスプレイに図柄を変動表示する画像式のリールを採用することもできる。
左リール21Lは、図1、図2及び図4に示すごとく、図柄表示窓11に表示する3行×3列の2次元マトリクスにおける左端の一列をなす。右リール21Rは、2次元マトリクスにおける右端の一列をなす。中リール21Cは、2次元マトリクスにおける中央の一列をなしている。特に、本例の左リール21Lでは、特定小役である3種類のチェリー役の図柄である「白チェリー」、「ハッチングチェリー」及び「黒チェリー」が等間隔の3箇所に配置されている。したがって、本例のスロットマシン1では、各チェリー役は単独でのみ入賞でき、1回のゲームで2種類以上のチェリー役が同時に入賞する可能性はゼロである。
リール駆動部22は、リール21を回転駆動するように構成されている。リール駆動部22は、図1に示すごとく、ステップ単位で制御可能なステッピングモータ(図示略)を含み、このステッピングモータの回転駆動力によりリール21を回転駆動する。ステッピングモータは、制御基板3から制御パルスを取り込む毎に、1ステップずつ回転する。
基準位置検知部66は、図1に示すごとく、各リール21L、C、Rの上記基準位置片の通過を検知し、検知信号を出力するように構成されている。
メダル払出部54は、図1に示すごとく、制御基板3の制御により所定枚数のメダルをメダル受け皿15に払い出すように構成されている。
設定値操作部68は、図1に示すごとく、設定キー680を利用して、ボーナス役等の当選確率を段階的に設定する設定値を変更するための操作部である。なお、本例のスロットマシンは、設定値として1、4、6の三種類を選択的に設定可能である。設定値の数が大きいほど遊技者側の有利度合いが高い、いわゆる高設定となっている。
上記制御基板3は、図1及び図2に示すごとく、CPU31と、メモリ手段であるROM33、RAM34と、入出力インターフェースとしてのI/O部32とを有している。CPU31は、ROM33から読み込みしたソフトウェアプログラムを実行することにより、乱数を抽出する乱数抽出手段48、入賞役を判定する入賞役判定手段49、図柄変動表示手段2を制御する表示制御手段45、内部当選役を抽選する内部抽選手段42、内部当選フラグ等を制御するフラグ制御手段41、設定値を選択する設定値選定手段43、ボーナス役と同時に内部当選した同時当選特定小役を記憶する同時当選特定小役記憶手段44、及び同時当選特定小役を遊技者に報知する同時当選特定小役報知手段44としての各機能を実現するように構成されている。
メモリ手段としてのROM33は、図1及び図5に示すごとく、内部抽選手段42が内部当選役の抽選に用いる当選乱数テーブルを記憶している。当選乱数テーブルは、各役が当選するための当選乱数を規定したデータテーブルである。当選乱数テーブルとしては、通常遊技状態のゲームに適用する当選乱数テーブル(図5(A))と、ボーナスゲームに適用する当選乱数テーブル(図5(B))とがある。各当選乱数テーブルは、1回のゲームで内部当選し得る1種類の役あるいは2種類以上の役の組合せに対する当選乱数をそれぞれ規定した乱数テーブルである。なお、上記各当選乱数テーブルでは、それぞれ、設定値(1、4、6)毎の当選乱数が規定されている。
図5(A)から知られるように、スロットマシン1では、ボーナス役と同時に内部当選可能な特定小役として3種類のチェリー役が設定されている。ボーナス役と同時に内部当選する特定小役の組合せとしては、1種類の特定小役のみ、2種類の特定小役の組合せ、3種類全ての特定小役の組合せがある。ボーナス役と同時に内部当選可能な1種類の特定小役としては、「白チェリー」役、「ハッチングチェリー」役及び「黒チェリー」役の3種類がある。2種類の特定小役の組合せとしては、「白チェリー」役と「ハッチングチェリー」役との組合せ、「白チェリー」役と「黒チェリー」役との組合せ、及び「黒チェリー」役と「ハッチングチェリー」役との組合せの3種類がある。そして、3種類の特定小役の組合せは、「白チェリー」役と「ハッチングチェリー」役と「黒チェリー」役との組合せの1種類のみである。
図5(A)の当選乱数テーブルでは、ボーナス役と1種類の特定小役とが同時に内部当選するための当選乱数が全ての設定値について共通となっている。一方、ボーナス役と2種類以上の特定小役とが同時に内部当選するための当選乱数は、設定値が高くなるほど、その数が多くなっている。それ故、図6に示すごとく、設定値が高くなるほど、2種類以上の特定小役が同時に内部当選した際、同時にボーナス役が内部当選している確率が高くなっている。一方、ボーナスゲームに適用する図5(B)から知られるように、ボーナスゲームにおいては設定値によらず各小役の当選乱数が一律に設定されている。
さらに、ROM33は、図1及び図2に示すごとく、リール21を停止制御する際に用いる図示しない停止テーブルを記憶している。停止テーブルは、リール21に配列された各図柄に対して引込図柄数(スベリコマ数)を規定したデータテーブルである。引込図柄数は、ストップボタン61が操作された瞬間、対応する図柄が入賞ライン212上に位置した場合に実際にリール21を停止させるまでの変動図柄数である。
RAM34は、図1に示すごとく、CPU31のワークエリアとなる他、上記同時当選特定小役記憶手段340としての機能を備えている。本例の同時当選特定小役記憶手段340は、ボーナス役と同時に特定小役が内部当選した際、同時当選特定小役である当該特定小役の種類を記憶する。なお、本例では、ボーナス役と同時に1種類以上の特定小役が内部当選した際、内部当選した特定小役を同時当選特定小役として記憶している。これに代えて、2種類以上の特定小役がボーナス役と同時に内部当選した場合にのみ、内部当選した特定小役を同時当選特定小役として記憶することも良い。
上記乱数抽出手段48は、図1及び図2に示すごとく、CPU31の内部演算により乱数を抽出する手段である。本例の乱数抽出手段48は、スタートレバー62の操作に応じて0〜65535の範囲内の乱数を抽出し、内部抽選手段42に入力する。
上記内部抽選手段42は、図1に示すごとく、内部抽選により内部当選役を決定する手段である。内部抽選手段42は、当選乱数テーブル(図5参照。)に規定された各役の当選乱数に対して乱数抽出手段48が抽出した乱数を照合することにより内部当選役を決定する。
上記フラグ制御手段41は、図1に示すごとく、各役が入賞可能な状態を表す内部当選フラグ、遊技状態を表す状態フラグを制御する手段である。フラグ制御手段41は、内部当選役が決定された際、その内部当選役に対応する内部当選役を成立させる。フラグ制御手段41は、ボーナス役の内部当選フラグであるボーナスフラグを除く他の内部当選フラグについては、当該内部当選フラグが初めて設定されたゲームで入賞したか否かに関わらず次のゲームを開始するまでにオフに切り換える。このようなフラグ制御手段41の制御により、内部当選したゲームで入賞しなかったボーナス役以外の各役は全て取りこぼしとなる。一方、ボーナスフラグについては、入賞するまで次のゲームに持ち越される。
フラグ制御手段41が制御する状態フラグとしては、ボーナスゲーム中を表すボーナスゲームフラグが設定されている。ボーナスゲームフラグは、ボーナス役の入賞に応じて1(オン状態)が設定され、所定のボーナス終了条件の成立に応じてゼロ(オフ状態)にリセットされる。なお、本例では、ボーナス終了条件としては、払出数が所定枚数に到達したことを設定してある。
上記設定値選定手段43は、図1及び図2に示すごとく、設定値操作部68を介してスロットマシン1に設定された設定値を選択する手段である。本例のスロットマシン1では、1、4、6の3種類の設定値のいずれかを選択可能である。
上記同時当選特定小役報知手段44は、ボーナス役と同時当選した特定小役である同時当選特定小役を報知する手段である。本例の同時当選特定小役報知手段44は、同時当選特定小役記憶手段340が記憶する同時当選特定小役と同じ種類の特定小役がボーナスゲーム中に入賞した際、当該同時当選特定小役を報知する。同時当選特定小役報知手段44は、「白チェリー」、「ハッチングチェリー」、「黒チェリー」の図柄を模したプリント模様561〜563を含む報知ランプ部560を利用して同時当選特定小役を報知する。具体的には、プリント模様561〜563のいずれかの裏側に配置された図示しないバックランプを点灯することで、同時当選特定小役を報知する。
上記表示制御手段45は、図1及び図2に示すごとく、リール駆動部22を介してリール21L、C、Rの図柄変動を制御する手段である。表示制御手段45は、上記ゲーム開始信号に応じてリール21の図柄変動を開始すると共に、上記変動停止信号に応じてリール21の図柄変動を停止させる。表示制御手段45は、リール駆動部22をなすステッピングモータに制御パルスを入力し、1パルス毎に1ステップずつステッピングモータを回転させる。表示制御手段45は、リール駆動部22に入力した制御パルス数、すなわち、ステッピングモータが回転したステップ数をカウントしている。特に、本例では、各リール21の上記基準位置片の検知信号を取り込むごとに上記ステップ数をゼロリセットすることで、直近の検知信号の後に生じたステップ数のカウントを可能としている。
表示制御手段45は、図1に示すごとく、規則(遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則)等が定める引込範囲内の図柄を入賞ライン上に停止させる、いわゆる引込制御を実施する手段である。本例では、上記引込範囲として、4図柄分に相当する範囲が設定されている。表示制御手段45は、上記変動停止信号を取り込み時のステップ数に基づいて、入賞ライン212上に瞬間的に位置する図柄20であるビタ図柄を計算し、当該ビタ図柄を上記停止テーブルと照合する。そして、ビタ図柄に対応して規定された引込図柄数を取得し、その引込図柄数分の図柄を引き込んでリール21を停止させる。
上記入賞役判定手段49は、図1及び図2に示すごとく、各リール21L、C、Rが停止した後、各リール21L、C、Rに対応するステッピングモータ(リール駆動部22)について上記ステップ数を取り込む。入賞役判定手段49は、このステップ数を基にして入賞ライン211〜215上に停止した図柄20の種類を求め、その図柄20の組み合わせについて入賞役が成立するか否かを判定する。入賞役判定手段49は、入賞役の種類に応じたメダルの払出数(図3参照。)をメダル払出部54に向けて出力する。
次に、上記のように構成された本例のスロットマシン1の動作について、図7〜図9を用いて説明する。図7は、ゲームの大まかな流れを示すフローである。図8は、ゲーム開始処理P1の流れを示すフローである。図9は、入賞処理P2の流れを示すフローである。
本例のスロットマシン1は、図7に示すごとく、ゲーム開始処理P1及び入賞処理P2を、この順番で処理することによりゲームを実施する。
図8に示すごとくゲーム開始処理P1では、まず、ステップS101のごとく開始操作、すなわちスタートレバー62の操作が検出されたか否かが判断される。スタートレバー62の操作が検出された場合には、ステップS102のごとく内部抽選用の乱数が取得される。ステップS103では、ボーナスゲーム中である旨を表すボーナスゲームフラグのフラグ状態が判断される。ボーナスゲームフラグがオフ状態(ゼロ)の場合には、ステップS104のごとく通常遊技状態(通常ゲーム)用の当選乱数テーブル(図5(A)参照。)に対して乱数を照合する。ボーナスゲームフラグがオン状態(1)の場合には、ステップS114のごとくボーナスゲーム用の当選乱数テーブル(図5(B)参照。)に対して乱数を照合する。
ステップS105では、ボーナス役とチェリー役(特定小役)とが同時に内部当選したか否かが判断される。ボーナス役とチェリー役とが同時に内部当選した場合には、ステップS106のごとく内部当選したチェリー役が同時当選特定小役として記憶される。ステップS107ではボーナスフラグがオン状態に設定され、さらに、ステップS108では内部当選したチェリー役の内部当選フラグであるチェリーフラグがオン状態に設定される。その後、ステップS109のごとく、リール21の回転が開始される。
ステップS116のごとくボーナス役の単独の内部当選の場合には、ステップS106が迂回されてステップS107に移行し、その後、上記と同様の処理が実施される。
ステップS127のごとくチェリー役の単独の内部当選の場合には、ステップS105〜S107が迂回されてステップS108に移行し、その後、上記と同様の処理が実施される。
ステップS128のごとくチェリー役以外の小役に内部当選している場合には、内部当選した小役の内部当選フラグがオン状態に設定され、その後、ステップS109に移行し、上記と同様にリール21の回転が開始される。
次に、図9を用いて入賞処理P2の流れを説明する。ステップS201では、左リール21Lに対する停止操作、すなわち左ストップボタン61Lの押下操作が判断される。左ストップボタン61Lが押下操作された場合には、ステップS202のごとく図柄停止信号が送信され、左リール21Lが停止される。ステップS222では、中リール21Cに対する停止操作、すなわち中ストップボタン61Cの押下操作が判断される。中ストップボタン61Cが押下操作された場合には、ステップS223のごとく図柄停止信号が送信され、中リール21Cが停止される。ステップS233では、右リール21Rに対する停止操作、すなわち右ストップボタン61Rの押下操作が判断される。右ストップボタン61Rが押下操作された場合には、ステップS234のごとく図柄停止信号が送信され、右リール21Rが停止される。ステップS203のごとく、全てのリール21L、C、Rが停止するまで、上記の処理が繰り返し実施される。
ステップS203のごとく全てのリール21が停止した場合には、ステップS204のごとく入賞ライン上に停止した図柄が判定され、入賞役の有無が判断される。ステップS205のごとくボーナス役が入賞している場合には、ボーナスゲームフラグに1(オン状態)がセット(ステップS206)され、ボーナスフラグがリセット(ステップS207)される。
ステップS217のごとくチェリー役(特定小役)が入賞している場合には、ステップS227に移行してボーナスゲームフラグのフラグ状態が判断される。ボーナスゲームフラグがオン状態、すなわちボーナスゲーム中のチェリー役(特定小役)の入賞の場合には、まず、同時当選特定小役として記憶(ステップS106参照。)されたチェリー役の種類を読み出し、入賞したチェリー役の種類と同じか否か判断する。入賞したチェリー役が同時当選特定小役と同種類の場合には、ステップS219のごとく報知ランプ部560のプリント模様561〜563のうち、同時当選特定小役であるチェリー役の図柄のプリント模様を点灯させる。一方、同時当選特定小役が記憶されていないか、あるいは入賞したチェリー役が同時当選特定小役とは異なる場合には、報知ランプ部560のプリント模様を点灯させることなく払出処理P3に移行する。
また、ボーナスゲームフラグがオフ状態であった場合(ステップS227)、あるいはその他の小役に入賞した場合(ステップS228)には、上記の処理を迂回してそのまま払出処理P3に移行する。
その後、ステップS208のごとく、入賞したか否かに関わらず次のゲームまでに全ての小役フラグをオフ状態に設定する。ステップS209では、ボーナス終了条件の充足が判断される。ボーナス終了条件が充足された場合には、ボーナスゲームフラグがリセットされ、記憶された同時当選特定小役の情報が消去される。
本例のスロットマシン1では、ボーナス役と同時当選した2種類以上の特定小役を把握し、当該2種類以上の特定小役がボーナス役と同時当選した回数を数えることが設定値の判別方法となっている。通常遊技状態では、ボーナス役との同時当選が発生したゲームで特定小役を入賞できるように遊技したり、特定小役の内部当選フラグを探るために図柄停止時の様子や遊技演出等に注意を凝らすことで、ボーナス役と同時当選した特定小役を把握し得る。ボーナスゲームでは、上記同時当選特定小役報知手段を介して上記同時当選特定小役の報知を受けられるように報知条件である上記所定の条件を成立させることで、ボーナス役と同時当選した特定小役を把握し得る。
このスロットマシン1では、通常遊技状態であるかボーナスゲームであるかに関わらず、ボーナス役と同時当選した特定小役を把握できるように遊技することで設定値を判別できる可能性がある。つまり、本例のスロットマシン1における設定値の判別方法は、通常遊技状態であるかボーナスゲームであるかに依らず同様であり、ボーナス役と2種類以上の特定小役が同時当選したことを把握し、その回数を数えることである。スロットマシン1における設定値の判別方法は、遊技状態に依らず一貫しており、遊技者にとって理解し易いものとなっている。
以上のように、本例のスロットマシン1は、遊技状態に依らず一貫した判別方法で設定値を判別可能としたことにより、設定値を判別する楽しみを遊技者に提供し遊技の興趣を向上した優れた特性のスロットマシンである。
なお、本例では、1、4、6と3種類の設定値を選択的に設定可能なスロットマシンの例であるが、これに代えて、2種類、4種類、6種類等の設定値を設定可能なスロットマシンであっても良い。
また、ボーナスゲーム中に特定小役であるチェリー役が内部当選した旨を報知する内部当選役報知手段を具備させることも良い。さらに、例えば、ボーナスゲーム終了後100ゲーム以内でボーナス役が内部当選した場合や、リプレイ役が3ゲーム連続で入賞した後30ゲーム以内でボーナス役が内部当選した場合等について、内部当選したボーナス役に応じたボーナスゲームの発生期間中に内部当選したチェリー役(特定小役)を報知する遊技状態を発生させることも良い。
また、本例では、特定小役としてチェリー役を設定したが、特定小役としては、チェリー役以外の小役を設定することもできる。さらに、ボーナス役と同時に内部当選し得る2種類以上の役の組合せとして、チェリー役と他の小役との組合せや、チェリー役以外の小役の組合せであっても良い。例えば、ボーナス役と同時に内部当選し得る2種類以上の役の組合せとしては、チェリー役とスイカ役との組合せや、チェリー役とスイカ役とベル役との組合せ等、様々な役の組合せを設定可能である。
さらに、本例では、同時当選特定小役を報知するために報知ランプ部560を利用したが、同時当選特定小役の報知方法は本例に限定されない。報知ランプ部560を利用した報知方法のほか、スピーカ520を利用した音による報知や、液晶表示部530による報知等、様々な報知方法を採用し得る。
また、同時当選特定小役を報知する条件として、本例では、同じ種類の特定小役がボーナスゲーム中に入賞したことを設定している。これに代えて、例えば、ボーナスゲーム中のミニゲームをクリアしたこと等を条件として、同時当選特定小役の一部あるいは全部を報知することもできる。
なお、設定値に応じて有利度合いを変更する方法として、本例では、役が内部当選する確率を変動させる方法を採用している。これに代えて、内部当選した役を一定期間、入賞できないように制御することで実質的な入賞確率を変動させる方法等、様々な方法を採用することができる。
さらになお、本例に代えて、複数種類のボーナス役を設定すると共に、ボーナスゲーム中における同時当選特定小役の報知方法をボーナス役の種類毎に変更することも良い。
実施例1における、スロットマシンの機械的な構成を示すブロック図。 実施例1における、スロットマシンの外観を示す正面図。 実施例1における、スロットマシンの役、役図柄、払出枚数を示す説明図。 実施例1における、リールの図柄配列を展開して示す展開図。 実施例1における、内部当選役あるいは内部当選役の組合せ毎の当選乱数を示す説明図(Aは通常遊技状態用。Bはボーナスゲーム用。)。 実施例1における、特定小役あるいは特定小役の組合せ毎にボーナス役が同時に内部当選している確率を説明する説明図。 実施例1における、ゲームの流れを示すフロー図。 実施例1における、ゲーム開始処理の流れを示すフロー図。 実施例1における、入賞処理の流れを示すフロー図。
符号の説明
1 スロットマシン
11 図柄表示窓
2 図柄変動表示手段
21 図柄表示部(リール)
22 リール駆動部
20 図柄
3 制御基板
340 同時当選特定小役記憶手段
41 フラグ制御手段
42 内部抽選手段
43 設定値選定手段
44 同時当選特定小役報知手段
45 表示制御手段
48 乱数抽出手段
49 入賞役判定手段
560 報知ランプ部
61 ストップボタン
62 スタートレバー

Claims (3)

  1. 遊技者側の有利度合いを表す設定値を選択的に設定するための設定値選定手段と、
    複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、
    ゲームを開始するために遊技者が操作するゲーム開始操作手段と、
    1回のゲームでボーナス役と同時に2種類以上の特定小役が内部当選役として決定可能であって、かつ、当該2種類以上の特定小役を同時に内部当選役として決定するゲームのうちボーナス役を同時に内部当選役として決定するゲームの割合が上記設定値毎に異なるように構成された内部抽選手段と、
    内部当選役が決定された際、当該内部当選役が入賞可能な状態を表す内部当選フラグを成立させると共に、ボーナス役に対応する内部当選フラグについては入賞するまで成立状態を維持する一方、ボーナス役以外の役に対応する内部当選フラグについては入賞の有無に関わらず次のゲームの開始までに消去するフラグ制御手段と、
    1回のゲームでボーナス役と同時に2種類以上の特定小役が内部当選した場合に、当該2種類以上の特定小役を同時当選特定小役として記憶する同時当選特定小役記憶手段と、
    当該同時当選特定小役記憶手段が記憶する同時当選特定小役を遊技者側に報知する同時当選特定小役報知手段と、を備え、
    該同時当選特定小役報知手段は、上記同時当選特定小役記憶手段が記憶する同時当選特定小役と同時に内部当選したボーナス役に起因したボーナスゲーム中において、所定の条件が満たされた場合に上記同時当選特定小役を報知するように構成されていることを特徴とするスロットマシン。
  2. 請求項1において、上記所定の条件は、ボーナスゲーム中における上記同時当選特定小役と同じ種類の上記特定小役の入賞であることを特徴とするスロットマシン。
  3. 請求項2において、内部当選役を遊技者側に報知する内部当選役報知手段を備えており、該内部当選役報知手段は、ボーナスゲーム中において上記特定小役が内部当選役として決定された場合に当該内部当選役を報知するように構成されていることを特徴とするスロットマシン。
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