JP2009014971A - 表示ドライバ回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示ドライバ回路において、DA変換回路のレイアウトサイズの増大を抑制しつつ、そのDA変換回路が扱い得る電位範囲を拡張すること。
【解決手段】本発明に係る表示ドライバ回路10は、デジタルデータを第1電位範囲RP中の階調電位VPに変換する第1DA変換回路31と、デジタルデータを第2電位範囲RN中の階調電位VNに変換する第2DA変換回路32と、を備える。第1DA変換回路31は、コモン電位VCOM以上の階調電位を出力する第1PMOSトランジスタMp5〜Mp7を有する。一方、第2DA変換回路32は、コモン電位VCOM以下の階調電位を出力するNMOSトランジスタに加えて、コモン電位VCOM以上の階調電位VN4を出力する第2PMOSトランジスタMp10を有する。第2PMOSトランジスタMp10のバックゲートに印加される基板電位は、第1PMOSトランジスタMp5〜Mp7のバックゲートに印加される基板電位より低い。
【選択図】図7

Description

本発明は、表示装置の表示ドライバ回路に関する。特に、本発明は、反転駆動方式の表示装置の表示ドライバ回路に関する。
図1は、典型的なアクティブマトリクス型の液晶表示装置1の構成を概略的に示すブロック図である。この液晶表示装置1は、画像が表示される表示パネル2を備えており、その表示パネル2は、マトリックス状に配置された複数の画素3を有している。また、複数の走査線X1〜Xmと複数のソース線(データ線)Y1〜Ynが互いに交差するように形成されており、複数の交差点のそれぞれに画素3が配置されている。
各画素3は、TFT(Thin Film Transistor)4と、液晶素子5とを有する。TFT4のゲート端子は走査線Xに接続され、TFT4のソース端子あるいはドレイン端子はソース線Yに接続される。液晶素子5の一端は、TFT4のドレイン端子あるいはソース端子に接続され、その他端は、所定のコモン電位VCOMが印加されるコモン電極に接続される。液晶素子5の一端には、TFT4を介してソース線Yから画素電位が印加され、その他端にはコモン電位VCOMが印加される。尚、コモン電位VCOMは、複数の画素3に対して共通に印加される。
走査線X1〜Xmは、ゲートドライバ6に接続されており、ソース線Y1〜Ynは、ソースドライバ7に接続されている。電源回路8は、各回路に電力を供給する。また、電源回路8は、上記コモン電位VCOMを液晶パネル2に供給する。制御回路9は、各回路の動作を制御する。具体的には、制御回路9は、走査線駆動タイミング信号をゲートドライバ6に出力し、また、ソース線駆動タイミング信号及びデジタルデータである表示データ(画像データ)をソースドライバ7に出力する。
ゲートドライバ6は、走査線駆動タイミング信号に従って、複数の走査線X1〜Xmを順番に選択し、駆動する。一方、ソースドライバ7は、ソース線駆動タイミング信号に従って、表示データの階調に応じた画素電位をソース線Y1〜Ynに出力する。これにより、選択された1本の走査線Xにつながる画素3のそれぞれに、表示データの階調に応じた画素電位が印加される。複数の走査線X1〜Xmが順番に駆動されることによって、画像が表示パネル2に表示される。
一般的な液晶表示装置において、フリッカの低減や液晶素子の劣化を抑制するための技術として、ドット反転駆動方式、ライン反転駆動方式、フレーム反転駆動方式といった「反転駆動方式」が知られている。反転駆動方式では、画素3に印加される画素電位の“極性”が所定の期間ごとに反転する、あるいは、隣接画素3間でその“極性”が反転する。例えば図1において、隣接するソース線Y1とY2には、反対極性の画素電位が印加される(ドット反転駆動)。また、1本の走査線Xが駆動される1ライン期間毎に、画素電位の極性が反転してもよい(ライン反転駆動)。更に、全ての走査線X1〜Xmが駆動される1フレーム期間毎に、画素電位の極性が反転してもよい(フレーム反転駆動)。尚、一般的には、“極性”とは、コモン電極のコモン電位VCOMを基準とした場合の画素電位の正負を意味する。
図2は、64階調表示の場合の各階調と画素電位(階調電位)との対応関係の一例を示している。図2に示された例において、電位VDD(例えば電源電位)〜電位VSS(例えばグランド電位)の範囲の画素電位が使用される。反転駆動方式の場合、1つの階調に対して、正極性側の画素電位と負極性側の画素電位の2種類が用いられる。例えば、コモン電位VCOMが0.5VDDの場合、正極性側の画素電位として、そのコモン電位VCOM以上の電位VDD〜0.5VDDが用いられる。一方、負極性側の画素電位として、コモン電位VCOM以下の電位0.5VDD〜VSSが用いられる。
図3は、このような反転駆動方式の液晶表示装置1で用いられるソースドライバ7の構成を概略的に示している。特に、図3は、ドット反転駆動方式に対応した構成を示しており、隣接する2本のソース線Y1、Y2に関連する構成を示している。図3に示されるソースドライバ7は、ラッチ回路111、112、クロススイッチ120、レベルシフタ131、132、階調電位生成回路141、142、正極性側のDA変換回路151、負極性側のDA変換回路152、クロススイッチ160、出力バッファ171、172を備えている。
ラッチ回路111は、ソース線Y1に出力される画素電位V1に対応した表示データDATA1をラッチする。一方、ラッチ回路112は、ソース線Y2に出力される画素電位V2に対応した表示データDATA2をラッチする。表示データDATA1は、クロススイッチ120を通してレベルシフタ131、132の一方に出力され、表示データDATA2は、クロススイッチ120を通して他方に出力される。レベルシフタ131、132は、受け取った表示データの電位レベルを変換し、DA変換回路151、152のそれぞれに出力する。
階調電位生成回路141は、正極性側の階調電位VDD〜0.5VDDをDA変換回路151に出力する。正極性側のDA変換回路151は、受け取った表示データを、階調電位VDD〜0.5VDDのうち対応するいずれかの階調電位に変換する。一方、階調電位生成回路142は、負極性側の階調電位0.5VDD〜VSSをDA変換回路152に出力する。負極性側のDA変換回路152は、受け取った表示データを、階調電位0.5VDD〜VSSのうち対応するいずれかの階調電位に変換する。
DA変換回路151、152により得られた階調電位は、クロススイッチ160を通して、出力バッファ171、172に出力される。出力バッファ171、172は、ボルテージフォロア等を含んでいる。出力バッファ171は、受け取った階調電位を画素電位V1としてソース線Y1に出力する。一方、出力バッファ172は、受け取った階調電位を画素電位V2としてソース線Y2に出力する。このようにして、ソース線Y1に正極性(負極性)の画素電位V1が出力され、ソース線Y2に負極性(正極性)の画素電位V2が出力される。すなわち、隣接するソース線Y1、Y2に反対極性の画素電位が出力され、ドット反転駆動が実現される。
図4は、図3で示された反転駆動方式のソースドライバ7の回路構成の一例を示している(例えば、特許文献1参照)。簡単のため、1つの表示データDATAが2ビットデータ[D2,D1]である場合を考える。ビットD1BはビットD1の反転ビットであり、ビットD2BはビットD2の反転ビットである。尚、ラッチ回路111、112、クロススイッチ120、レベルシフタ131、132の図示は省略されている。また、図4中の出力回路170は、図3中のクロススイッチ160、出力バッファ171、172に相当する。
階調電位生成回路141は、直列に接続された抵抗素子を有しており、抵抗分圧により複数の階調電位VP1〜VP4を生成する。具体的には、階調電位生成回路141は、電位VDD、0.5VDDなどに基づいて、正極性側の電位範囲の階調電位VP1〜VP4を生成する(VP1>VP2>VP3>VP4)。それら複数の階調電位VP1〜VP4は、正極性側のDA変換回路151に出力される。DA変換回路151は、PMOSトランジスタMp1〜Mp8から構成されている。それらPMOSトランジスタMp1〜Mp8のバックゲートには電位VDDが印加される。このDA変換回路151は、複数の階調電位VP1〜VP4から表示データ[D2,D1]に対応する1つの階調電位VPを選択し、その1つの階調電位VPを出力回路170に出力する。
正極性側のDA変換回路151から出力される階調電位VPは、正極性側の電位範囲VDD〜0.5VDDを取り得る。バックゲートには電位VDDが印加されるため、出力段のPMOSトランジスタMp5〜Mp8のドレイン−バックゲート間にかかる電圧は、最大でも0.5VDDである。従って、0.7〜0.8VDD程度の耐圧を有する中耐圧MOSトランジスタで十分である。
同様に、階調電位生成回路142は、直列に接続された抵抗素子を有しており、抵抗分圧により複数の階調電位VN1〜VN4を生成する。具体的には、階調電位生成回路142は、電位0.5VDD、VSSなどに基づいて、負極性側の電位範囲の階調電位VN1〜VN4を生成する(VN4>VN3>VN2>VN1)。それら複数の階調電位VN1〜VN4は、負極性側のDA変換回路152に出力される。DA変換回路152は、NMOSトランジスタMn1〜Mn8から構成されている。それらNMOSトランジスタMn1〜Mn8のバックゲートには電位VSSが印加される。このDA変換回路152は、複数の階調電位VN1〜VN4から表示データ[D2,D1]に対応する1つの階調電位VNを選択し、その1つの階調電位VNを出力回路170に出力する。
負極性側のDA変換回路152から出力される階調電位VNは、負極性側の電位範囲0.5VDD〜VSSを取り得る。バックゲートには電位VSSが印加されるため、出力段のNMOSトランジスタMn5〜Mn8のドレイン−バックゲート間にかかる電圧は、最大でも0.5VDDである。従って、0.7〜0.8VDD程度の耐圧を有する中耐圧MOSトランジスタで十分である。
以上に説明された回路構成は、図2で示された正極性側及び負極性側の電位範囲の場合に適用され得る。しかしながら、近年、液晶表示装置の用途の多様化に伴い、正極性側の電位範囲と負極性側の電位範囲とを一部オーバーラップさせることが要求される場合がでてきた。例えば、正極性側のDA変換回路は電位範囲VDD〜0.4VDDの階調電位VPを出力することが求められ、負極性側のDA変換回路は電位範囲0.6VDD〜VSSの階調電位VNを出力することが求められる。
図5は、そのような電位範囲を概念的に示している。正極性側のDA変換回路は、第1電位範囲RP(VDD〜0.4VDD)の階調電位VPを出力することが求められる。一方、負極性側のDA変換回路は、第2電位範囲RN(0.6VDD〜VSS)の階調電位VNを出力することが求められる。第1電位範囲RPと第2電位範囲RNは一部オーバーラップしている。この場合、もはや、正極性と負極性をコモン電位VCOMに基づいて区別することはできない。正極性側の第1電位範囲RPは、正極性側のDA変換回路が扱う電位範囲として定義され、負極性側の第2電位範囲RNは、負極性側のDA変換回路が扱う電位範囲として定義される。
図5で示された電位範囲を、図4で示された従来のDA変換回路151、152が扱う場合を考える。例えば、正極性側のDA変換回路151中のPMOSトランジスタMp4、Mp8が扱う階調電位VP4が、コモン電位VCOMより低い階調電位0.4VDDであるとする。この場合、ゲート−ソース電圧の不足や基板バイアス効果のため、PMOSトランジスタMp8は、所定の駆動時間内に所望の階調電位0.4VDDを出力できない可能性がある。また例えば、負極性側のDA変換回路152中のNMOSトランジスタMn1、Mn5が扱う階調電位VN4が、コモン電位VCOMより高い階調電位0.6VDDであるとする。この場合、ゲート−ソース電圧の不足や基板バイアス効果のため、所定の駆動時間内に所望の階調電位0.6VDDを出力できない可能性がある。
このように、図5で示されたような電位範囲を扱う場合、図4で示された回路構成では駆動能力が不足し、十分な出力特性が得られない可能性がある。そのため、駆動能力が不足する部分のMOSトランジスタを、CMOSトランスファゲートに置き換えることが考えられる(例えば、特許文献2参照)。
図6は、例として、CMOSトランスファゲートを有する負極性側のDA変換回路152’の構成を示している。このDA変換回路152’は、図4中のDA変換回路152の構成に加えて、PMOSトランジスタMp9、Mp10を備えている。PMOSトランジスタMp9、Mp10のバックゲートには、電位VDDが印加される。PMOSトランジスタMp9とNMOSトランジスタMn1は1つのCMOSトランスファゲートを構成しており、PMOSトランジスタMp10とNMOSトランジスタMn5は他のCMOSトランスファゲートを構成している。これらCMOSトランスファゲートが、上述のコモン電位VCOMより高い階調電位Vn4を扱う。図4中のDA変換回路152を図6で示されたDA変換回路152’で置換することにより、十分な駆動能力が得られると考えられる。
特許第3206590号公報 特開平4−204689号公報
本願発明者は、次の点に着目した。図6において、負極性側のDA変換回路152’から出力される階調電位VNは、電位範囲0.6VDD〜VSSを取り得る。出力段のPMOSトランジスタMp10のバックゲートには電位VDDが印加されるため、そのPMOSトランジスタMp10のドレイン−バックゲート間にかかる電圧の最大値は“VDD−VSS”となる。この場合、0.7〜0.8VDD程度の耐圧を有する中耐圧MOSトランジスタでは不十分である。
従って、出力段のCMOSトランスファゲートを構成するPMOSトランジスタMp10としては、中耐圧MOSトランジスタではなく高耐圧MOSトランジスタを用いる必要がある。負極性側のDA変換回路だけでなく、正極性側のDA変換回路に関しても同じことが言える。
以上に説明されたように、図5で示された電位範囲を扱うためには、従来のDA変換回路の一部のMOSトランジスタをCMOSトランスファゲートで置換し、更に、そのCMOSトランスファゲートの一部を高耐圧素子に変更する必要がある。これは、DA変換回路全体のレイアウトサイズの増加を招く。このようなレイアウトサイズの増加率は、階調レベル数の増加に伴い更に増大してしまう。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号を用いて、[課題を解決するための手段]を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の第1の観点において、表示装置(1)の表示ドライバ回路(10)が提供される。その表示ドライバ回路(10)は、デジタルデータを第1電位範囲(RP)中のいずれかの階調電位(VP)に変換する第1DA変換回路(31)と、デジタルデータを第2電位範囲(RN)中のいずれかの階調電位(VN)に変換する第2DA変換回路(32)と、を備える。表示装置(1)の画素(3)には、第1DA変換回路(31)あるいは第2DA変換回路(32)が出力する階調電位(VP,VN)と所定のコモン電位(VCOM)とが印加される。
第1電位範囲(RP)の最大値(VDD)及び最小値(0.4VDD)は、第2電位範囲(RN)の最大値(0.6VDD)及び最小値(VSS)のそれぞれより高い。また、第2電位範囲(RN)の最大値(0.6VDD)はコモン電位(VCOM)より高く、第2電位範囲(RN)の最小値(VSS)はコモン電位(VCOM)より低い。つまり、第2DA変換回路(32)が扱う第2電位範囲(RN)は、通常に比べ拡張されている。
第1DA変換回路(31)は、デジタルデータに応じて、コモン電位(VCOM)以上の階調電位(VP1〜VP3)を第1DA変換回路(31)の出力端子(41)に出力する第1PMOSトランジスタ(Mp5〜Mp7)を有する。一方、第2DA変換回路(32)は、デジタルデータに応じて、コモン電位(VCOM)以上の階調電位(VN4)を第2DA変換回路(32)の出力端子(42)に出力する第2PMOSトランジスタ(Mp10)と、コモン電位(VCOM)以下の階調電位(VN1〜VN3)を第2DA変換回路(32)の出力端子(42)に出力するNMOSトランジスタ(Mn6〜Mn8)と、を有する。本発明によれば、第2PMOSトランジスタ(Mp10)のバックゲートに印加される第2基板電位(0.6VDD)は、第1PMOSトランジスタ(Mp5〜Mp7)のバックゲートに印加される第1基板電位(VDD)より低く設定される。
第2DA変換回路(32)の出力端子(42)には、上述の第2電位範囲(RN)の階調電位(0.6VDD〜VSS)が現れる。従って、第2PMOSトランジスタ(Mp10)の耐圧は、上記第2基板電位(0.6VDD)から第2電位範囲(RN)の最小値(VSS)を引いた値より大きくなるように設計される。本発明によれば、その第2基板電位(0.6VDD)が比較的低く設定されるため、第2PMOSトランジスタ(Mp10)の耐圧も小さくすることができる。言い換えれば、第2PMOSトランジスタ(Mp10)として高耐圧素子を適用する必要がない。
このように、本発明によれば、図6においてCMOSトランスファゲートが適用されていた部分が、第2PMOSトランジスタ(Mp10)で構成される。更に、その第2PMOSトランジスタ(Mp10)として、高耐圧MOSトランジスタではなく中耐圧MOSトランジスタを使用することができる。従って、図6に示された回路構成と比較して、第2DA変換回路(32)のレイアウトサイズが格段に縮小される。言い換えれば、第2DA変換回路(32)が扱う第2電位範囲(RN)を拡張するにあたり、その第2DA変換回路(32)のレイアウトサイズの増大を抑制することが可能となる。
同じような工夫は、第1DA変換回路(31)に適用することも可能である。本発明の第2の観点において、第1電位範囲(RP)の最大値(VDD)はコモン電位(VCOM)より高く、第1電位範囲(RP)の最小値(0.4VDD)はコモン電位(VCOM)より低い。つまり、第1DA変換回路(31)が扱う第1電位範囲(RP)は、通常に比べ拡張されている。
この場合、第1DA変換回路(31)は、デジタルデータに応じて、コモン電位(VCOM)以上の階調電位(VP1〜VP3)を第1DA変換回路(31)の出力端子(41)に出力するPMOSトランジスタ(Mp5〜Mp7)と、コモン電位(VCOM)以下の第2階調電位(VP4)を第1DA変換回路(31)の出力端子(41)に出力する第1NMOSトランジスタ(Mn10)と、を有する。一方、第2DA変換回路(32)は、デジタルデータに応じて、コモン電位(VCOM)以下の階調電位(VN1〜VN3)を第2DA変換回路(32)の出力端子(42)に出力する第2NMOSトランジスタ(Mn6〜Mn8)を有する。本発明によれば、第1NMOSトランジスタ(Mn10)のバックゲートに印加される第1基板電位(0.4VDD)は、第2NMOSトランジスタ(Mn6〜Mn8)のバックゲートに印加される第2基板電位(VSS)より高く設定される。
第1DA変換回路(31)の出力端子(41)には、上述の第1電位範囲(RP)の階調電位(VDD〜0.4VDD)が現れる。従って、第1NMOSトランジスタ(Mn10)の耐圧は、第1電位範囲(RP)の最大値(VDD)から上記第1基板電位(0.4VDD)を引いた値より大きくなるように設計される。本発明によれば、その第1基板電位(0.4VDD)が比較的高く設定されるため、第1NMOSトランジスタ(Mn10)の耐圧を小さくすることができる。言い換えれば、第1NMOSトランジスタ(Mn10)として高耐圧素子を適用する必要がない。従って、第1DA変換回路(31)が扱う第1電位範囲(RP)を拡張するにあたり、その第1DA変換回路(31)のレイアウトサイズの増大を抑制することが可能となる。
本発明の第3の観点において、表示装置(1)の表示ドライバ回路(10)が提供される。その表示ドライバ回路(10)は、最大値と最小値で規定される電位範囲(RP/RN)の階調電位を生成する階調電位生成回路(21/22)と、デジタルデータを上記電位範囲(RP/RN)中のいずれかの階調電位(VP/VN)に変換するDA変換回路(31/32)と、を備える。表示装置(1)の画素(3)には、DA変換回路(31/32)が出力する上記いずれかの階調電位(VP/VN)と所定のコモン電位(VCOM)とが印加される。
DA変換回路(31/32)は、デジタルデータに応じて、コモン電位(VCOM)以上の第1階調電位(VP1〜VP3/VN4)をDA変換回路(31/32)の出力端子(41/42)に出力するPMOSトランジスタ(Mp5〜Mp7/Mp10)と、コモン電位(VCOM)以下の第2階調電位(VP4/VN1〜VN3)を出力端子(41/42)に出力するNMOSトランジスタ(Mn10/Mn6〜Mn8)と、を有する。それらPMOSトランジスタ(Mp5〜Mp7/Mp10)とNMOSトランジスタ(Mn10/Mn6〜Mn8)のソース又はドレインには、出力端子(41/42)に現れる電位(VDD〜0.4VDD/0.6VDD〜VSS)が共通に印加される。
PMOSトランジスタ(Mp5〜Mp7/Mp10)のバックゲートに印加される基板電位(VDD/0.6VDD)は、上記電位範囲(RP/RN)の最小値(0.4VDD/VSS)にPMOSトランジスタ(Mp5〜Mp7/Mp10)の耐圧を加えた電位より低い。一方、NMOSトランジスタ(Mn10/Mn6〜Mn8)のバックゲートに印加される第2基板電位(0.4VDD/VSS)は、上記電位範囲(RP/RN)の最大値(VDD/0.6VDD)からNMOSトランジスタ(Mn10/Mn6〜Mn8)の耐圧を引いた電位より高い。更に、PMOSトランジスタ(Mp5〜Mp7/Mp10)の耐圧とNMOSトランジスタ(Mn10/Mn6〜Mn8)の耐圧は同じである。
本発明に係る表示装置の表示ドライバ回路によれば、DA変換回路のレイアウトサイズの増大を抑制しつつ、そのDA変換回路が扱い得る電位範囲を拡張することが可能となる。
1.全体構成
本発明の実施の形態に係る表示装置は、例えば、アクティブマトリックス型の液晶表示装置である。その液晶表示装置は、ドット反転駆動方式などの「反転駆動方式」で表示パネルの駆動を行う。従って、正極性側の電位範囲と負極性側の電位範囲とが使用される。
例として、本実施の形態で使用される電位範囲は、図5で示されたものと同じであるとする。すなわち、正極性側のDA変換回路は、最大値VDDと最小値0.4VDDとで規定される第1電位範囲RP(VDD〜0.4VDD)を扱う。一方、負極性側のDA変換回路は、最大値0.6VDDと最小値VSSとで規定される第2電位範囲RN(0.6VDD〜VSS)を扱う。第1電位範囲RPの最大値VDDは第2電位範囲RNの最大値0.6VDDより高く、第1電位範囲RPの最小値0.4VDDは第2電位範囲RNの最小値VSSより高い。また、第1電位範囲RPの最小値0.4VDDは、第2電位範囲RNの最大値0.6VDDより低い。すなわち、第1電位範囲RPと第2電位範囲RNは一部オーバーラップしている。また、複数の画素のコモン電極に共通に印加されるコモン電位VCOMは、0.5VDDであるとする。従って、第1電位範囲RPの最大値VDDはコモン電位VCOMより高く、その最小値0.4VDDはコモン電位VCOMより低い。また、第2電位範囲RNの最大値0.6VDDはコモン電位VCOMより高く、その最小値VSSはコモン電位VCOMより低い。このように、第1電位範囲RP及び第2電位範囲RNは共に、コモン電位VCOMより高い電位と低い電位の両方を含んでいる。
本実施の形態に係る液晶表示装置は、ソースドライバ(表示ドライバ回路)の構成以外、図1と同じ構成を有する。本実施の形態に係る液晶表示装置には、図4や図6で示されたソースドライバの代わりに、以下に説明されるソースドライバ10が搭載される。
図7は、本実施の形態に係るソースドライバ10の構成を示す回路図である。図7に示されるように、ソースドライバ10は、第1階調電位生成回路21、第2階調電位生成回路22、第1DA変換回路31、第2DA変換回路32、及び出力回路50を備えている。尚、ラッチ回路やレベルシフタなどは、図3と同様であり、図7には示されていない。
第1階調電位生成回路21及び第1DA変換回路31は、正極性側の第1電位範囲RP(VDD〜0.4VDD)を扱う。一方、第2階調電位生成回路22及び第2DA変換回路32は、負極性側の第2電位範囲RN(0.6VDD〜VSS)を扱う。ここで、“正極性”及び“負極性”は、必ずしもコモン電位VCOMを基準とした正負を意味しない。図5で示される第1電位範囲RPが正極性側の電位範囲であり、第2電位範囲RNが負極性側の電位範囲である。
簡単のため、2ビットの表示データ[D2,D1]が4種類の階調電位のいずれかに変換される場合を説明する。ビットD1BはビットD1の反転ビットであり、ビットD2BはビットD2の反転ビットである。
第1階調電位生成回路21は、直列に接続された抵抗素子を有しており、抵抗分圧により4種類の階調電位VP1〜VP4を生成する。具体的には、第1階調電位生成回路21は、電位VDD、0.4VDDなどに基づいて、第1電位範囲RPの階調電位VP1〜VP4を生成する(VP1>VP2>VP3>VP4)。生成された複数の階調電位VP1〜VP4は、第1DA変換回路31に出力される。
第1DA変換回路31は、表示データ[D2,D1]と階調電位VP1〜VP4を受け取る。そして、第1DA変換回路31は、その表示データに応じた1つの階調電位VPを階調電位VP1〜VP4から選択し、選択された階調電位VPを出力端子41に出力する。言い換えれば、第1DA変換回路31は、階調電位VP1〜VP4に基づいて、受け取った表示データを第1電位範囲RP中のいずれかの階調電位VPに変換する。得られた階調電位VPは、第1DA変換回路31の出力端子41から出力回路50に出力される。
第2階調電位生成回路22は、直列に接続された抵抗素子を有しており、抵抗分圧により複数の階調電位VN1〜VN4を生成する。具体的には、第2階調電位生成回路22は、電位0.6VDD、VSSなどに基づいて、第2電位範囲RNの階調電位VN1〜VN4を生成する(VN4>VN3>VN2>VN1)。生成された複数の階調電位VN1〜VN4は、第2DA変換回路32に出力される。
第2DA変換回路32は、表示データ[D1,D2]と階調電位VN1〜VN4を受け取る。そして、第2DA変換回路32は、その表示データに応じた1つの階調電位VNを階調電位VN1〜VN4から選択し、選択された階調電位VNを出力端子42に出力する。言い換えれば、第2DA変換回路32は、階調電位VN1〜VN4に基づいて、受け取った表示データを第2電位範囲RN中のいずれかの階調電位VNに変換する。得られた階調電位VNは、第2DA変換回路32の出力端子42から出力回路50に出力される。
出力回路50は、第1DA変換回路31の出力端子41や第2DA変換回路32の出力端子42とソース線Y1、Y2との間に介在している。この出力回路50は、図4中の出力回路170と同じであり、クロススイッチやボルテージフォロア等を有している。第1DA変換回路31から出力される階調電位VPは、隣接するソース線Y1、Y2の一方に画素電位として出力される。また、第2DA変換回路32から出力される階調電位VNは、隣接するソース線Y1、Y2の他方に画素電位として出力される。ソース線Y1、Y2のそれぞれにつながる画素3の液晶素子5の両端には、画素電位VPあるいはVNとコモン電位VCOMが印加される。これによりドット反転駆動が実現される。また、ソース線Y1、Y2に印加される画素電位をVPとVNとの間で所定の期間毎に切り替えることにより、ライン反転駆動やフレーム反転駆動が実現される。
以下、本実施の形態に係るDA変換回路31、32を更に詳しく説明する。
2.正極性側の第1DA変換回路
図7に示されるように、第1DA変換回路31は、PMOSトランジスタMp1〜Mp3、Mp5〜Mp7に加えて、NMOSトランジスタMn9、Mn10を備えている。PMOSトランジスタMp1とMp5は、1つの組を構成している。PMOSトランジスタMp2とMp6は、他の組を構成している。PMOSトランジスタMp3とMp7は、更に他の組を構成している。NMOSトランジスタMn9とMn10は、更に他の組を構成している。これら4つの組は、第1階調電位生成回路21と出力端子41との間に並列に設けられており、それぞれ異なる階調電位を扱う。
PMOSトランジスタMp1とMp5のゲート端子にはそれぞれビットD2とD1が印加される。従って、ビットD2とD1が共にLレベルのときに、PMOSトランジスタMp1とMp5の組は、階調電位VP1を出力端子41に出力する。PMOSトランジスタMp2とMp6のゲート端子にはそれぞれビットD2BとD1が印加される。従って、ビットD2がHレベルであり且つビットD1がLレベルのときに、PMOSトランジスタMp2とMp6の組は、階調電位VP2を出力端子41に出力する。PMOSトランジスタMp3とMp7のゲート端子にはそれぞれビットD2とD1Bが印加される。従って、ビットD2がLレベルであり且つビットD1がHレベルのときに、PMOSトランジスタMp3とMp7の組は、階調電位VP3を出力端子41に出力する。NMOSトランジスタMn9とMn10のゲート端子にはそれぞれビットD2とD1が印加される。従って、ビットD2とD1が共にHレベルのときに、NMOSトランジスタMn9とMn10の組は、階調電位VP4を出力端子41に出力する。
このように、第1DA変換回路31は、デジタルデータ[D2,D1]に応じて、4種類の階調電位VP1〜VP4のうちいずれかの階調電位VPを出力端子41に出力する。ここで、階調電位VP1〜VP3はコモン電位VCOM以上であり、階調電位VP4はコモン電位VCOM以下(0.4VDD〜0.5VDD)であるとする。例えば、階調電位VP4は、コモン電位VCOMより低い0.4VDDであるとする。つまり、PMOSトランジスタMp5〜Mp7のそれぞれは、コモン電位VCOM以上の階調電位VP1〜VP3を出力端子41に出力する。一方、NMOSトランジスタMn10は、コモン電位VCOM以下の階調電位VP4を出力端子41に出力する。
以上に説明されたように、第1DA変換回路31の出力端子41には、階調電位VPとして4種類の階調電位VP1〜VP4が現れ得る。言い換えれば、出力端子41には、第1電位範囲RP(VDD〜0.4VDD)の階調電位VPが現れる。その階調電位VPは、PMOSトランジスタMp5〜Mp7のソース又はドレイン、及びNMOSトランジスタMn10のソース又はドレインに共通に印加される。これらMOSトランジスタを「中耐圧素子」で形成するために、本実施の形態によれば、それらMOSトランジスタのバックゲートに印加される基板電位は次のように設定される。
まず、PMOSトランジスタMp5〜Mp7のバックゲートに印加される基板電位をBGPとする。出力端子41に現れる階調電位VPの最小値は0.4VDDであるため、PMOSトランジスタMp5〜Mp7のソース/ドレイン−バックゲート間にかかる電圧の最大値は“BGP−0.4VDD”となる。従って、PMOSトランジスタMp5〜Mp7の耐圧がVBPである場合、その耐圧VBPは、次の関係式(1)を満たす必要がある。
(1):耐圧VBP>基板電位BGP−0.4VDD
つまり、耐圧VBPは、基板電位BGPから第1電位範囲RPの最小値0.4VDDを引いた値より大きい。言い換えれば、基板電位BGPは、第1電位範囲RPの最小値0.4VDDに耐圧VBPを加えた値より低く設定される。本実施の形態によれば、基板電位BGPは、第1電位範囲RPの最大値である電位VDDに設定される。つまり、図7に示されるように、PMOSトランジスタMp1〜Mp3、Mp5〜Mp7のバックゲートには、基板電位BGPとして電位VDDが印加される。この場合、耐圧VBPは、0.6VDDより大きければよい。従って、0.7〜0.8VDD程度の耐圧を有する中耐圧MOSトランジスタで十分である。
次に、NMOSトランジスタMn10のバックゲートに印加される基板電位をBGNとする。出力端子41に現れる階調電位VPの最大値はVDDであるため、NMOSトランジスタMn10のソース/ドレイン−バックゲート間にかかる電圧の最大値は“VDD−BGN”となる。従って、NMOSトランジスタMn10の耐圧がVBNである場合、その耐圧VBNは、次の関係式(2)を満たす必要がある。
(2):耐圧VBN>VDD−基板電位BGN
つまり、耐圧VBNは、第1電位範囲RPの最大値VDDから基板電位BGNを引いた値より大きい。言い換えれば、基板電位BGNは、第1電位範囲RPの最大値VDDから耐圧VBNを引いた値より高く設定される。本実施の形態によれば、基板電位BGNは、第1電位範囲RPの最小値である電位0.4VDDに設定される。つまり、図7に示されるように、NMOSトランジスタMn9、Mn10のバックゲートには、基板電位BGNとして電位0.4VDDが印加される。この場合、耐圧VBNは、0.6VDDより大きければよい。従って、0.7〜0.8VDD程度の耐圧を有する中耐圧MOSトランジスタで十分である。
以上に説明されたように、本実施の形態によれば、NMOSトランジスタMn10のバックゲートに印加される基板電位BGNは、一般的な電位VSS(第2DA変換回路32中のNMOSトランジスタ参照)ではなく、その電位VSSより高い電位に設定される。上述の関係式(2)から明らかなように、基板電位BGNが比較的高く設定されるため、NMOSトランジスタMn10の耐圧VBNを比較的小さくすることができる。言い換えれば、NMOSトランジスタMn10として、高耐圧MOSトランジスタではなく中耐圧MOSトランジスタを適用することが可能となる。本実施の形態によれば、第1DA変換回路31を、全て中耐圧MOSトランジスタで構成することが可能である。
尚、NMOSトランジスタMn9、Mn10が受け持つ階調電位VP4は、電位範囲0.4VDD〜0.5VDDにある。この電位範囲0.4VDD〜0.5VDDは、バックゲートに印加される基板電位0.4VDDに近い範囲である。従って、オン抵抗が大きくなり過ぎることはなく、出力特性の面で問題はない。CMOSトランスファゲートを使用しなくても、NMOSトランジスタMn9、Mn10で階調電位VP4を十分に出力することが可能である。
3.負極性側の第2DA変換回路
図7に示されるように、第2DA変換回路32は、NMOSトランジスタMn2〜Mn4、Mn6〜Mn8に加えて、PMOSトランジスタMp9、Mp10を備えている。NMOSトランジスタMn4とMn8は、1つの組を構成している。NMOSトランジスタMn3とMn7は、他の組を構成している。NMOSトランジスタMn2とMn6は、更に他の組を構成している。PMOSトランジスタMp9とMp10は、更に他の組を構成している。これら4つの組は、第2階調電位生成回路22と出力端子42との間に並列に設けられており、それぞれ異なる階調電位を扱う。
NMOSトランジスタMn4とMn8のゲート端子にはそれぞれビットD2BとD1Bが印加される。従って、ビットD2とD1が共にLレベルのときに、NMOSトランジスタMn4とMn8の組は、階調電位VN1を出力端子42に出力する。NMOSトランジスタMn3とMn7のゲート端子にはそれぞれビットD2とD1Bが印加される。従って、ビットD2がHレベルであり且つビットD1がLレベルのときに、NMOSトランジスタMn3とMn7の組は、階調電位VN2を出力端子42に出力する。NMOSトランジスタMn2とMn6のゲート端子にはそれぞれビットD2BとD1が印加される。従って、ビットD2がLレベルであり且つビットD1がHレベルのときに、NMOSトランジスタMn2とMn6の組は、階調電位VN3を出力端子42に出力する。PMOSトランジスタMp9とMp10のゲート端子にはそれぞれビットD2BとD1Bが印加される。従って、ビットD2とD1が共にHレベルのときに、PMOSトランジスタMp9とMp10の組は、階調電位VN4を出力端子42に出力する。
このように、第2DA変換回路32は、デジタルデータ[D2,D1]に応じて、4種類の階調電位VN1〜VN4のうちいずれかの階調電位VNを出力端子42に出力する。ここで、階調電位VN1〜VN3はコモン電位VCOM以下であり、階調電位VN4はコモン電位VCOM以上(0.5VDD〜0.6VDD)であるとする。例えば、階調電位VN4は、コモン電位VCOMより高い0.6VDDであるとする。つまり、NMOSトランジスタMn6〜Mn8のそれぞれは、コモン電位VCOM以下の階調電位VN1〜VN3を出力端子42に出力する。一方、PMOSトランジスタMp10は、コモン電位VCOM以上の階調電位VN4を出力端子42に出力する。
以上に説明されたように、第2DA変換回路32の出力端子42には、階調電位VNとして4種類の階調電位VN1〜VN4が現れ得る。言い換えれば、出力端子42には、第2電位範囲RN(0.6VDD〜VSS)の階調電位VNが現れる。その階調電位VNは、NMOSトランジスタMn6〜Mn8のソース又はドレイン、及びPMOSトランジスタMp10のソース又はドレインに共通に印加される。これらMOSトランジスタを「中耐圧素子」で形成するために、本実施の形態によれば、それらMOSトランジスタのバックゲートに印加される基板電位は次のように設定される。
まず、NMOSトランジスタMn6〜Mn8のバックゲートに印加される基板電位をBGNとする。出力端子42に現れる階調電位VNの最大値は0.6VDDであるため、NMOSトランジスタMn6〜Mn8のソース/ドレイン−バックゲート間にかかる電圧の最大値は“0.6VDD−BGN”となる。従って、NMOSトランジスタMn6〜Mn8の耐圧がVBNである場合、その耐圧VBNは、次の関係式(3)を満たす必要がある。
(3):耐圧VBN>0.6VDD−基板電位BGN
つまり、耐圧VBNは、第2電位範囲RNの最大値0.6VDDから基板電位BGNを引いた値より大きい。言い換えれば、基板電位BGNは、第2電位範囲RNの最大値0.6VDDから耐圧VBNを引いた値より高く設定される。本実施の形態によれば、基板電位BGNは、第2電位範囲RNの最小値である電位VSS(グランド電位)に設定される。つまり、図7に示されるように、NMOSトランジスタMn6〜Mn8のバックゲートには、基板電位BGNとして電位VSSが印加される。この場合、耐圧VBNは、0.6VDDより大きければよい。従って、0.7〜0.8VDD程度の耐圧を有する中耐圧MOSトランジスタで十分である。
次に、PMOSトランジスタMp10のバックゲートに印加される基板電位をBGPとする。出力端子42に現れる階調電位VNの最小値はVSSであるため、PMOSトランジスタMp10のソース/ドレイン−バックゲート間にかかる電圧の最大値は“BGP−VSS”となる。従って、PMOSトランジスタMp10の耐圧がVBPである場合、その耐圧VBPは、次の関係式(4)を満たす必要がある。
(4):耐圧VBP>基板電位BGP−VSS
つまり、耐圧VBPは、基板電位BGPから第2電位範囲RNの最小値VSSを引いた値より大きい。言い換えれば、基板電位BGPは、第2電位範囲RNの最小値VSSに耐圧VBPを加えた値より低く設定される。本実施の形態によれば、基板電位BGPは、第2電位範囲RNの最大値である電位0.6VDDに設定される。つまり、図7に示されるように、PMOSトランジスタMp9、Mp10のバックゲートには、基板電位BGPとして電位0.6VDDが印加される。この場合、耐圧VBPは、0.6VDDより大きければよい。従って、0.7〜0.8VDD程度の耐圧を有する中耐圧MOSトランジスタで十分である。
以上に説明されたように、本実施の形態によれば、PMOSトランジスタMp10のバックゲートに印加される基板電位BGPは、一般的な電位VDD(第1DA変換回路31中のPMOSトランジスタ参照)ではなく、その電位VDDより低い電位に設定される。上述の関係式(4)から明らかなように、基板電位BGPが比較的低く設定されるため、PMOSトランジスタMp10の耐圧VBPも比較的小さくすることができる。言い換えれば、PMOSトランジスタMp10として、高耐圧MOSトランジスタではなく中耐圧MOSトランジスタを適用することが可能となる。本実施の形態によれば、第2DA変換回路32を、全て中耐圧MOSトランジスタで構成することが可能である。
尚、PMOSトランジスタMp9、Mp10が受け持つ階調電位VN4は、電位範囲0.5VDD〜0.6VDDにある。この電位範囲0.5VDD〜0.6VDDは、バックゲートに印加される基板電位0.6VDDに近い範囲である。従って、オン抵抗が大きくなり過ぎることはなく、出力特性の面で問題はない。CMOSトランスファゲートを使用しなくても、PMOSトランジスタMp9、Mp10で階調電位VN4を十分に出力することが可能である。
4.効果
以上に説明されたように、本実施の形態によれば、図6においてCMOSトランスファゲートが適用されていた部分が、PMOSトランジスタだけ、あるいは、NMOSトランジスタだけで構成される。つまり、拡張された電位範囲を扱うために、CMOSトランスファゲートを必要としない。
正極側の第1DA変換回路31では、NMOSトランジスタMn9、Mn10が、拡張された電位範囲0.4VDD〜0.5VDDを扱う。電位範囲0.4VDD〜0.5VDDに関して言えば、それらNMOSトランジスタMn9、Mn10だけで十分な出力特性が得られる。更に、本実施の形態によれば、それらNMOSトランジスタMn9、Mn10として、高耐圧MOSトランジスタではなく中耐圧MOSトランジスタを使用することができる。従って、図6に示された回路構成と比較して、第1DA変換回路31のレイアウトサイズが格段に縮小される。言い換えれば、第1DA変換回路31が扱う第1電位範囲RPを拡張するにあたり、その第1DA変換回路31のレイアウトサイズの増大を抑制することが可能となる。
負極側の第2DA変換回路32では、PMOSトランジスタMp9、Mp10が、拡張された電位範囲0.5VDD〜0.6VDDを扱う。電位範囲0.5VDD〜0.6VDDに関して言えば、それらPMOSトランジスタMp9、Mp10だけで十分な出力特性が得られる。更に、本実施の形態によれば、それらPMOSトランジスタMp9、Mp10として、高耐圧MOSトランジスタではなく中耐圧MOSトランジスタを使用することができる。従って、図6に示された回路構成と比較して、第2DA変換回路32のレイアウトサイズが格段に縮小される。言い換えれば、第2DA変換回路32が扱う第2電位範囲RNを拡張するにあたり、その第2DA変換回路32のレイアウトサイズの増大を抑制することが可能となる。
尚、本発明に係る工夫は、正極側のDA変換回路と負極側のDA変換回路の一方だけに適用されてもよい。それにより、レイアウトサイズの縮小効果が少なくとも得られる。好適には、本発明に係る工夫は、図7で示されたように、正極側と負極側の両方に適用される。これにより、レイアウトサイズが顕著に縮小される。
また、正極側の第1電位範囲RPだけが拡張される場合には、正極側のDA変換回路として、本実施の形態に係る第1DA変換回路31が用いられるとよい。一方、負極側の第2電位範囲RNだけが拡張される場合には、負極側のDA変換回路として、本実施の形態に係る第2DA変換回路32が用いられるとよい。これにより、同様の効果が得られる。
図1は、液晶表示装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図2は、階調と画素電位との対応関係の一例を示すグラフである。 図3は、一般的なソースドライバの構成を概略的に示すブロック図である。 図4は、従来のソースドライバの構成を示す回路図である。 図5は、オーバーラップ出力の場合の正極性側の電位範囲と負極性側の電位範囲を示す概念図である。 図6は、従来のDA変換回路の構成を示す回路図である。 図7は、本発明に係るソースドライバの構成を示す回路図である。
符号の説明
1 液晶表示装置
2 表示パネル
3 画素
4 TFT
5 液晶素子
6 ゲートドライバ
7 ソースドライバ
8 電源回路
9 制御回路
10 ソースドライバ
21 第1階調電位生成回路(正極性側)
22 第2階調電位生成回路(負極性側)
31 第1DA変換回路(正極性側)
32 第2DA変換回路(負極性側)
41 出力端子
42 出力端子
VCOM コモン電位
RP 第1電位範囲(正極性側)
RN 第2電位範囲(負極性側)
X1〜Xm ゲート線
Y1〜Yn ソース線

Claims (11)

  1. 表示装置の表示ドライバ回路であって、
    デジタルデータを第1電位範囲中のいずれかの階調電位に変換する第1DA変換回路と、
    前記デジタルデータを第2電位範囲中のいずれかの階調電位に変換する第2DA変換回路と
    を備え、
    前記表示装置の画素には、前記いずれかの階調電位と所定のコモン電位とが印加され、
    前記第1電位範囲の最大値及び最小値は、前記第2電位範囲の最大値及び最小値のそれぞれより高く、
    前記第2電位範囲の最大値は前記コモン電位より高く、前記第2電位範囲の最小値は前記コモン電位より低く、
    前記第1DA変換回路は、
    前記デジタルデータに応じて、前記コモン電位以上の第1階調電位を前記第1DA変換回路の出力端子に出力する第1PMOSトランジスタを有し、
    前記第2DA変換回路は、
    前記デジタルデータに応じて、前記コモン電位以上の第2階調電位を前記第2DA変換回路の出力端子に出力する第2PMOSトランジスタと、
    前記デジタルデータに応じて、前記コモン電位以下の第3階調電位を前記第2DA変換回路の出力端子に出力するNMOSトランジスタと
    を有し、
    前記第2PMOSトランジスタのバックゲートに印加される第2基板電位は、前記第1PMOSトランジスタのバックゲートに印加される第1基板電位より低い
    表示ドライバ回路。
  2. 請求項1に記載の表示ドライバ回路であって、
    前記第2PMOSトランジスタの耐圧は、前記第2基板電位から前記第2電位範囲の最小値を引いた値より大きい
    表示ドライバ回路。
  3. 請求項1又は2に記載の表示ドライバ回路であって、
    前記第1基板電位は、前記第1電位範囲の最大値であり、
    前記第2基板電位は、前記第2電位範囲の最大値である
    表示ドライバ回路。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の表示ドライバ回路であって、
    前記第1電位範囲の最小値は前記コモン電位より低く、
    前記第1DA変換回路は、更に、
    前記デジタルデータに応じて、前記コモン電位以下の第4階調電位を前記第1DA変換回路の出力端子に出力する第1NMOSトランジスタを有し、
    前記第1NMOSトランジスタのバックゲートに印加される第3基板電位は、前記第2DA変換回路の前記NMOSトランジスタのバックゲートに印加される第4基板電位より高い
    表示ドライバ回路。
  5. 請求項4に記載の表示ドライバ回路であって、
    前記第1NMOSトランジスタの耐圧は、前記第1電位範囲の最大値から前記第3基板電位を引いた値より大きい
    表示ドライバ回路。
  6. 請求項4又は5に記載の表示ドライバ回路であって、
    前記第3基板電位は、前記第1電位範囲の最小値であり、
    前記第4基板電位は、前記第2電位範囲の最小値である
    表示ドライバ回路。
  7. 表示装置の表示ドライバ回路であって、
    デジタルデータを第1電位範囲中のいずれかの階調電位に変換する第1DA変換回路と、
    前記デジタルデータを第2電位範囲中のいずれかの階調電位に変換する第2DA変換回路と
    を備え、
    前記表示装置の画素には、前記いずれかの階調電位と所定のコモン電位とが印加され、
    前記第1電位範囲の最大値及び最小値は、前記第2電位範囲の最大値及び最小値のそれぞれより高く、
    前記第1電位範囲の最大値は前記コモン電位より高く、前記第1電位範囲の最小値は前記コモン電位より低く、
    前記第1DA変換回路は、
    前記デジタルデータに応じて、前記コモン電位以上の第1階調電位を前記第1DA変換回路の出力端子に出力するPMOSトランジスタと、
    前記デジタルデータに応じて、前記コモン電位以下の第2階調電位を前記第1DA変換回路の出力端子に出力する第1NMOSトランジスタと
    を有し、
    前記第2DA変換回路は、
    前記デジタルデータに応じて、前記コモン電位以下の第3階調電位を前記第2DA変換回路の出力端子に出力する第2NMOSトランジスタを有し、
    前記第1NMOSトランジスタのバックゲートに印加される第1基板電位は、前記第2NMOSトランジスタのバックゲートに印加される第2基板電位より高い
    表示ドライバ回路。
  8. 請求項7に記載の表示ドライバ回路であって、
    前記第1NMOSトランジスタの耐圧は、前記第1電位範囲の最大値から前記第1基板電位を引いた値より大きい
    表示ドライバ回路。
  9. 請求項7又は8に記載の表示ドライバ回路であって、
    前記第1基板電位は、前記第1電位範囲の最小値であり、
    前記第2基板電位は、前記第2電位範囲の最小値である
    表示ドライバ回路。
  10. 表示装置の表示ドライバ回路であって、
    最大値と最小値で規定される電位範囲の階調電位を生成する階調電位生成回路と、
    デジタルデータを前記電位範囲中のいずれかの階調電位に変換するDA変換回路と
    を備え、
    前記表示装置の画素には、前記DA変換回路が出力する前記いずれかの階調電位と所定のコモン電位とが印加され、
    前記DA変換回路は、
    前記デジタルデータに応じて、前記コモン電位以上の第1階調電位を前記DA変換回路の出力端子に出力するPMOSトランジスタと、
    前記デジタルデータに応じて、前記コモン電位以下の第2階調電位を前記出力端子に出力するNMOSトランジスタと
    を有し、
    前記PMOSトランジスタと前記NMOSトランジスタのソース又はドレインには、前記出力端子に現れる電位が共通に印加され、
    前記PMOSトランジスタのバックゲートに印加される第1基板電位は、前記最小値に前記PMOSトランジスタの耐圧を加えた電位より低く、
    前記NMOSトランジスタのバックゲートに印加される第2基板電位は、前記最大値から前記NMOSトランジスタの耐圧を引いた電位より高く、
    前記PMOSトランジスタの耐圧と前記NMOSトランジスタの耐圧は同じである
    表示ドライバ回路。
  11. 請求項10に記載の表示ドライバ回路であって、
    前記第1基板電位は、前記最大値であり、
    前記第2基板電位は、前記最小値である
    表示ドライバ回路。
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