JP2009012944A - エレベータの乗りかごおよび部品引掛り防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エレベータのロープ類やケーブル等の長尺物がかご室の筋かい棒端部に引掛かることを防止する部品引掛り防止装置を備えたエレベータの乗りかごを提供する。
【解決手段】エレベータの乗りかご5は、かご室17と、かご室17外面に斜めに設けられた筋かい棒18とを備えている。また筋かい棒18の下端18aに、昇降路1内に設置される長尺物等の部品が引掛ることを防止するエレベータの部品引掛り防止装置50が設けられている。このエレベータの部品引掛り防止装置50は、かご室17外面に設けられ、筋かい棒18の下端18aを覆うカバー31と、カバー31に固定され、カバー31との間で筋かい棒18の下端18a近傍部分を挟む締結用金具30とを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータの昇降路内において、ロープ類やケーブル等の長尺物(部品)がかご室外面に斜めに設けられた筋かい棒端部に引掛かることを防止することができるエレベータの乗りかごに関する。また本発明は、エレベータの昇降路内において、ロープ類やケーブル等の長尺物(部品)が昇降路内壁に設けられたビームに引掛かることを防止することができるエレベータの部品引掛り防止装置に関する。
図5は、エレベータの全体構成を示す概略図である。図5に示すように、エレベータの昇降路1上部の機械室2には巻上機(図示せず)が設置されており、この巻上機のメインシーブ3に吊り下げられたメインロープ4の一端には乗りかご5が懸架されている。一方、メインロープ4の他端にはつり合いおもり6が懸架されている。また、乗りかご5、および、つり合いおもり6の下側には、メインロープ4の重量が乗りかご5の位置により変化することを打ち消すために、昇降路1下部に設けられたコンペンシーブ7を介してコンペンロープ8が取付けられている。さらに乗りかご5の下端に、給電や制御信号授受のためのケーブル9が吊り下げられている。
一方、ケーブル9背面側の昇降路1内壁に建屋ビーム10が設けられている。またケーブル9と建屋ビーム10との間に、乗りかご5の昇降に伴って移動するケーブル9を保護するための保護金網11が設けられている。
次に、図6を用いて乗りかご5の構成の概略を説明する。図6に示すように、乗りかご5は、中心部に設けられた縦枠12と、縦枠12の上端に取付けられた上梁(図示せず)と、縦枠12の下端において上梁と対を成して設けられた下梁13とを有している。また縦枠12および下梁13に水平方向に床受け枠14が取付けられている。更に床受け枠14の上部に防振ゴム部材15を介してかご床16が設けられ、かご床16上にかご室17が設置されている。さらに縦枠12と床受け枠14との形状を維持するため、縦枠12の中央部近傍と床受け枠14の端部近傍との間に筋かい棒18が配置されている。
一方、図7(a)(b)にケーブルの保護金網11が示されている。なお図7(a)は、保護金網11を示す正面図であり、図7(b)は、保護金網11を示す上面図である。図7(a)(b)において、乗りかご5の昇降を案内するガイドレール19に、レールクリップ20を介してサポート部材21が取付けられている。またサポート部材21前面にプレート22が設けられ、保護金網11は、サポート部材21とプレート22とにより挟み込むように取付けられている。
特公平7−55776号公報
このような従来のエレベータにおいて、地震や強風などにより建造物に異常な揺れが生じる場合がある。このような場合、建造物の昇降路内に設けられたロープ類やケーブルが揺れて昇降路内の機器の突出部に引掛ることを防止するため、「昇降機耐震設計・施工指針」に従って対策が施されている。この「昇降機耐震設計・施工指針」によれば、昇降路内の機器の突出部にロープ類やケーブルが引掛ることを防止するための措置として、主にロープ類やケーブルがレールブラケットへ引掛ることを防止するための保護線を設けること、ケーブルが乗場の敷居へ引掛ることを防止するための保護線を設けること、あるいは調速機のロープやスチールテープが戻り側に振れることを防止するための振れ止め措置を講じること等が挙げられている。
しかしながら、上述した引掛り防止措置は、昇降路側の突起物に対して引掛りを防止するためのものであるが、一方でロープ類やケーブルが乗りかご側に引掛ることも考えられる。とりわけ、筋かい棒18の下端18a(図6)にロープ類やケーブルが引掛ることが懸念される。このため、新規に設置されるエレベータに関しては、筋かい棒18の下端18aを覆うカバー等を予め設けることも考えられる。
しかしながら、すでに設置されているエレベータの筋かい棒18にこのようなカバーを取付ける場合、取付け穴の加工等を現地で行なう必要がある。したがって、このようなカバーを追加で取付けることは作業性が必ずしも良くない。また、筋かい棒18の床受け枠14に対する傾斜角は乗りかご5の大きさにより異なるため、現地加工することなく筋かい棒18に取付けられるカバーを製作しようとすると、カバーの種類が増えてしまう。
他方、ビーム10にケーブル9が引掛ることを防止するため、上述したように、保護金網11が設置されている(図7(a)(b))。しかしながら、図7(b)に示すように、保護金網11の端部11aは、複数の山型形状部分が連なった形状を有している。このため、ケーブル9が揺れた際、ケーブル9が保護金網11の端部11aの山型形状部分に引掛り、その後乗りかご5が昇降することにより、ケーブル9が保護金網11の端部11aを引きずられてケーブル9を損傷するおそれがある。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、加工等を行なうことなく既設の筋かい棒へ容易に取付けることができる部品引掛り防止装置を備えたエレベータの乗りかご、およびケーブル保護金網の端部にケーブル等が引掛らないようにするためのエレベータの部品引掛り防止装置を提供することを目的とする。
本発明は、かご室と、前記かご室外面に斜めに設けられた筋かい棒と、前記筋かい棒端部に昇降路内に設置される部品が引掛ることを防止するエレベータの部品引掛り防止装置と、を備えたエレベータの乗りかごにおいて、前記部品引掛り防止装置は、前記かご室外面に設けられ、前記筋かい棒の端部を覆うカバーと、前記カバーに固定され、前記カバーとの間で前記筋かい棒の端部近傍部分を挟む締結用金具と、を有することを特徴とするエレベータの乗りかごである。
本発明は、前記部品引掛り防止装置の前記カバーは、ハの字状に形成された2つの長穴を有し、前記締結用金具は、前記長穴に各々挿入された締結部材により前記カバーに固定されていることを特徴とするエレベータの乗りかごである。
本発明は、かご室と、前記かご室外面に斜めに設けられた筋かい棒と、前記筋かい棒端部に昇降路内に設置される部品が引掛ることを防止するエレベータの部品引掛り防止装置と、を備えたエレベータの乗りかごにおいて、前記部品引掛り防止装置は、前記筋かい棒の端部に取付けられ、一端に前記筋かい棒を挿入する円形穴が形成されたプレートを有し、前記プレートの他端は、前記かご室の内側を向いていることを特徴とするエレベータの乗りかごである。
本発明は、エレベータの昇降路内壁に設けられたビームを覆う保護金網の横側端部に前記昇降路内に設置される部品が引掛ることを防止するエレベータの部品引掛り防止装置において、前記保護金網の横側端部に沿って張設された保護線または保護板を備えたこと特徴とするエレベータの部品引掛り防止装置である。
本発明によれば、カバーにより筋かい棒の端部が覆われているので、昇降路内のケーブル等の長尺物(部品)が筋かい棒に引掛ることを防止することができる。
また、本発明によれば、筋かい棒の端部を覆うカバーと、カバーに固定された締結用金具とにより筋かい棒の端部近傍を挟む構成となっているので、取付け穴の穴開け加工等を現地で行なう必要がなく、部品引掛り防止装置を既設のエレベータの筋かい棒に容易に取り付けることができる。
さらに、本発明によれば、カバーはハの字状に形成された2つの長穴を有し、かつ締結用金具は長穴に各々挿入された締結部材によりカバーに固定されるので、筋かい棒の傾斜角に関係なく、部品引掛り防止装置を既設のエレベータの筋かい棒に取り付けることができる。
さらにまた、本発明によれば、筋かい棒の端部に取付けられたプレートにより、昇降路内のケーブル等の長尺物が筋かい棒に引掛ることを防止することができる。
さらにまた、本発明によれば、保護金網の横側端部に沿って保護線または保護板が張設されているので、保護金網の端部にケーブル等の長尺物が引掛ることを防止することができる。
第1の実施の形態
以下、本発明の第1の実施の形態について、図1(a)(b)を参照して説明する。
ここで、図1(a)は、本発明の第1の実施の形態を示す正面図であり、図1(b)は、図1(a)のA−A矢視図である。
図1(a)(b)に示す第1の実施の形態は、従来のエレベータの構成に新たな構成を付加したものであり、他の構成は上述した従来技術と同一である。図1(a)(b)において、図5乃至図6に示す従来技術と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
まず、図1(a)(b)により本実施の形態によるエレベータの乗りかごの概略について説明する。
図1(a)(b)において、エレベータの乗りかご5は、かご室17と、かご室17外面に斜めに設けられた筋かい棒18と、筋かい棒18の下端(端部)18aに昇降路1内に設置される長尺物等の部品(例えばコンペンロープ8やケーブル9)が引掛ることを防止するエレベータの部品引掛り防止装置50とを備えている。
このうちエレベータの部品引掛り防止装置50は、かご室17外面に設けられ、筋かい棒18の下端18aを覆うカバー31と、カバー31に固定され、カバー31との間で筋かい棒18の下端18a近傍部分を挟む締結用金具30とを有している。
このうちカバー31は、図1(b)に示すように、一端31bが内方(床受け枠14側)に曲げられた断面略L字形状を有している。またカバー31は締結穴31aを有し、締結用金具30は、締結穴31a内に挿入された締結部材(ボルト)32を介してカバー31に固定されている。このようにして、カバー31および締結用金具30は、筋かい棒18の下端18a近傍において十分固定される。
一方、床受け枠14下面に取付部材39が固定され、更に取付部材39の側面に円筒の筒状体40が固定されている。また筋かい棒18の下端18aは、筒状体40内に挿入されている。筋かい棒18の下端18aにはねじ部18bが形成され、筒状体40の下部においてねじ部18bにナット42が締結されている。これにより筋かい棒18の下端18aが筒状体40から上方へ抜けないようになっている。また図1(a)に示すように、締結用金具30は、筒状体40上部の位置でカバー31に固定されている。
次に、このような構成からなる部品引掛り防止装置50を筋かい棒18に取付ける際の作用について述べる。
図1(a)(b)において、まず取付部材39の下方に突出した筋かい棒18の下端18aを覆うように外方からカバー31を配置する。次に、筒状体40上方の筋かい棒18と床受け枠14との間に、締結用金具30を配置する。次に、締結部材32をカバー31の締結穴31a内に挿入し、締結部材32を十分締め込むことにより、締結用金具30とカバー31とを固定する。
このように、本実施の形態によれば、カバー31により筋かい棒18の下端18aが覆われているので、昇降路1内のコンペンロープ8やケーブル9等の長尺物が筋かい棒18の下端18aに引掛ることを防止することができる。
また、本実施の形態によれば、筋かい棒18の下端18aを覆うカバー31とカバー31に固定された締結用金具30とにより、筋かい棒18の下端18a近傍を挟む構成となっているので、取付け穴の穴開け加工等を現地で行なうことなく、部品引掛り防止装置50を既設のエレベータの筋かい棒18にも容易に取り付けることができる。
第2の実施の形態
次に、本発明の第2の実施の形態について、図2(a)(b)を参照して説明する。
ここで、図2(a)は、本発明の第2の実施の形態を示す正面図であり、図2(b)は、図2(a)のB−B矢視図である。
図2(a)(b)に示す第2の実施の形態は、カバー31Aの構成が異なるものであり、他の構成は上述した第1の実施の形態と略同一である。図2(a)(b)において、図1(a)(b)に示す第1の実施の形態と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
まず、図2(a)(b)により本実施の形態によるエレベータの乗りかごの概略について説明する。
図2(a)(b)に示すように、乗りかご5の部品引掛り防止装置50のカバー31は、ハの字状に形成された2つの長穴31c、31cを有している。また、部品引掛り防止装置50の締結用金具30は、長穴31c、31cに各々挿入された締結部材(ボルト)32によりカバー31に固定されている。
このように、本実施の形態によれば、筋かい棒18の傾斜角に関係なく、部品引掛り防止装置50を既設のエレベータの筋かい棒18にも取り付けることができる。すなわち図2(a)において、筋かい棒18の位置が、二点鎖線で示す位置にある場合であっても、実線で示す位置にある場合であっても、いずれもカバー31を筋かい棒18の下端18aを覆うように取付けることができる。
第3の実施の形態
次に、本発明の第3の実施の形態について、図3(a)−(d)を参照して説明する。
ここで、図3(a)は、本発明の第3の実施の形態を示す斜視図であり、図3(b)は、本発明の第3の実施の形態を示す正面図である。また図3(c)は、本発明の第3の実施の形態を示す左側面図であり、図3(d)は、本発明の第3の実施の形態を示す底面図である。
図3(a)−(d)に示す第3の実施の形態は、部品引掛り防止装置50がプレート35を有している点が異なるものであり、他の構成は上述した第1の実施の形態と同一である。図3(a)−(d)において、図1(a)(b)に示す第1の実施の形態および図5乃至図6に示す従来技術と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
まず、図3(a)−(d)により本実施の形態によるエレベータの乗りかごの概略について説明する。
図3(a)−(d)に示すように、エレベータの乗りかご5は、かご室17と、かご室17外面に斜めに設けられた筋かい棒18と、筋かい棒18の下端(端部)18aに昇降路1内に設置される長尺物等の部品(例えばコンペンロープ8やケーブル9)が引掛ることを防止するエレベータの部品引掛り防止装置50とを備えている。
このうちエレベータの部品引掛り防止装置50は、筋かい棒18の下端18aに取付けられた略長方形形状の細長いプレート35を有している。またプレート35の一端35aに、筋かい棒18を挿入する円形穴35Aが形成されている。他方、プレート35の他端35bは、かご室17の内側を向いている。
このような部品引掛り防止装置50を筋かい棒18に取付ける場合、まず筋かい棒18のねじ部18bにナット36をねじ込む。次に、筋かい棒18の下端18aにプレート35を取付ける。この際、プレート35の円形穴35A内に筋かい棒18の下端18aを挿入し、プレート35の他端35bをかご室17の内側に向けた状態で下方から追加のナット36をねじ込む。その後、上下からナット36を締め付けることにより、プレート35を筋かい棒18の下端18aに固定する。
このように、本実施の形態によれば、筋かい棒18の下端18aに取付けられたプレート35により、昇降路1内のコンペンロープ8やケーブル9等の長尺物が筋かい棒18の下端18aに引掛ることを防止することができる。すなわち、このような長尺物が筋かい棒18の下端18aに回り込んだ際、長尺物はプレート35下面に沿って動くが、プレート35の他端35bまで達することなく元の位置に戻るので、筋かい棒18の下端18aに引掛ることがない。
また、本実施の形態によれば、取付け穴の穴開け加工等を現地で行なうことなく、また筋かい棒18の傾斜角に関係なく、部品引掛り防止装置50を既設のエレベータの筋かい棒18にも取り付けることができる。
第4の実施の形態
次に、本発明の第4の実施の形態について、図4(a)(b)を参照して説明する。
ここで、図4(a)は、本発明の第4の実施の形態を示す斜視図であり、図4(b)は、本発明の第4の実施の形態を示す正面図である。
図4(a)(b)に示す第4の実施の形態は、従来のエレベータの構成に新たな構成を付加したものであり、他の構成は上述した従来技術と同一である。図4(a)(b)において、図7(a)(b)に示す従来技術と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
まず、図4(a)(b)により本実施の形態によるエレベータの部品引掛り防止装置の概略について説明する。
図4(a)(b)において、エレベータの部品引掛り防止装置50は、エレベータの昇降路1内壁に設けられた中間ビーム等のビーム10(図5参照)を覆う保護金網11の横側端部11aに、昇降路1内に設置される長尺物等の部品(例えばコンペンロープ8やケーブル9)が引掛ることを防止するものである。なお、保護金網11は昇降路1の縦方向に沿って設置され、保護金網11の横側端部11aは、複数の山型形状部分が連なった形状からなっている。
図4(a)(b)に示すように、このエレベータの部品引掛り防止装置50は、保護金網11の横側端部11aに沿って張設された保護線または保護板37を備えている。この保護線(保護板)37は、保護金網11の横側端部11aに樹脂製の結束バンド等からなる固定部材38により固定されている。
このように、本実施の形態によれば、保護金網11の横側端部11aに沿って保護線(保護板)37が張設されているので、保護金網11の端部11aにケーブル9等の長尺物が引掛らないようにすることができる。すなわち、地震や強風等の異常な揺れにより、仮にエレベータのケーブル9が揺れて保護金網11の端部11a側に回り込んだとしても、ケーブル9が保護金網11の端部11aの山型形状部分に引掛ることなく元に戻るようになっている。
本発明の第1の実施の形態を示す図。 本発明の第2の実施の形態を示す図。 本発明の第3の実施の形態を示す図。 本発明の第4の実施の形態を示す図。 エレベータの全体構成を示す概略図。 乗りかごの構成を示す概略図。 ケーブルの保護金網を示す図。
符号の説明
1 昇降路
5 乗りかご
8 コンペンロープ
9 ケーブル
10 ビーム
11 保護金網
14 床受け枠
16 かご床
17 かご室
18 筋かい棒
19 ガイドレール
30 締結用金具
31 カバー
31a 締結穴
31c 長穴
32 締結部材(ボルト)
35 プレート
35A 円形穴
37 保護線(保護板)
50 部品引掛り防止装置

Claims (4)

  1. かご室と、前記かご室外面に斜めに設けられた筋かい棒と、前記筋かい棒端部に昇降路内に設置される部品が引掛ることを防止するエレベータの部品引掛り防止装置と、を備えたエレベータの乗りかごにおいて、
    前記部品引掛り防止装置は、
    前記かご室外面に設けられ、前記筋かい棒の端部を覆うカバーと、
    前記カバーに固定され、前記カバーとの間で前記筋かい棒の端部近傍部分を挟む締結用金具と、を有することを特徴とするエレベータの乗りかご。
  2. 前記部品引掛り防止装置の前記カバーは、ハの字状に形成された2つの長穴を有し、前記締結用金具は、前記長穴に各々挿入された締結部材により前記カバーに固定されていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの乗りかご。
  3. かご室と、前記かご室外面に斜めに設けられた筋かい棒と、前記筋かい棒端部に昇降路内に設置される部品が引掛ることを防止するエレベータの部品引掛り防止装置と、を備えたエレベータの乗りかごにおいて、
    前記部品引掛り防止装置は、
    前記筋かい棒の端部に取付けられ、一端に前記筋かい棒を挿入する円形穴が形成されたプレートを有し、
    前記プレートの他端は、前記かご室の内側を向いていることを特徴とするエレベータの乗りかご。
  4. エレベータの昇降路内壁に設けられたビームを覆う保護金網の横側端部に前記昇降路内に設置される部品が引掛ることを防止するエレベータの部品引掛り防止装置において、
    前記保護金網の横側端部に沿って張設された保護線または保護板を備えたこと特徴とするエレベータの部品引掛り防止装置。
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