JP2009012247A - 感熱記録材料、及びこれを用いた記録方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】支持体10の一の主面上に、ロイコ染料と顕色剤を含有する感熱発色層13と、保護層とが順次形成されており、支持体10の他の主面上に、顔料と水溶性樹脂及び架橋剤を含有するインク受容層が形成されている感熱記録材料であって、インク受容層は、前記支持体10側から、第1インク受容層11と、第2インク受容層12の積層構造となっており、第1のインク受容層11のみに帯電防止剤が含有されていることを特徴とする感熱記録材料を提供する。
【選択図】図1
Description
特に感熱記録材料については、(1)加熱プロセスによる簡易な方法により画像の記録が可能である、(2)メカニズムがシンプルであるため装置のコンパクト化が容易である、(3)記録材料が取り扱い易く安価である、等の利点を有する。
また、記録画像についても様々な改良が行われており、長期間の保存や、過酷な条件下(例えば、経時安定性、耐温湿度性、耐水性、耐薬品性、耐刷性等)での使用にも耐えられる高い耐久性を有するものが実用化されている。
これらは、高いデザイン性を要求されることや、偽造防止を図ることが重要であることから、表裏面に様々な印刷加工が施されるものであり、特に、高額金券に利用する場合には、高い信頼性が要求される。
このような可変情報の印刷手段として、従来からインクジェット方式が知られている。裏面にインク受容層を有する構成の感熱記録材料を適用する場合、裏面インク受容層で鮮明なインクジェット画像を形成するためには、乾燥重量で6〜10g/m2もの、全体比較として重い塗工層を設けることが有効な手段とされている(例えば、下記特許文献1参照。)。
このような問題に鑑み、帯電防止剤を塗工層に添加するという手法が一般的に公知であるが、帯電防止剤はブロッキングしやすいという性質がある。
しかしながら、これらに開示されている技術によると、十分な帯電防止効果が得られず、更には、バック層各層の合計の乾燥付着量が多いため、耐ピッキング性が低下する傾向があり、特に高速でのオフセット印刷時に必要な表面強度が得られないという問題がある。
しかしながら、この技術は、インクジェットの受容やオフセット印刷形成を目的としたものではない。
すなわち、感熱発色層の反対側に設けたインク受容層が、オフセット印刷インクの粘性、接着性により、受容層の一部及び/又は全体が剥がれたり、セロハンテープ等により剥離したりするいわゆるピッキングに対する耐ピッキング性を持つこと、及び鮮明なインクジェット印刷適性、更には高湿環境下において用紙同士の接触でも用紙同士が固着しない耐ブロッキング性を持ち、プリンター印字等での静電気発生の抑制をも図られた優れた実用性を有する感熱記録材料を提供することを目的とする。
前記インク受容層は、前記支持体側から、第1インク受容層と、第2インク受容層の積層構造となっており、前記第1のインク受容層のみに帯電防止剤が含有されている。
このような問題に鑑みて、本発明の感熱記録材料においては、帯電防止剤は最表層(第2インク受容層)には添加せず、最表層から二番目の層(第1インク受容層)に添加することとしてロッキングの問題の解決を図った。
最表層よりも内側に添加することで帯電防止効果が薄れる点については、第1インク受容層の塗工層を第2インク受容層よりも多く設け、最表層(第2インク受容層)の塗工量を最小限に抑えることで両立できることを確認した。
支持体10上に、ロイコ染料及びロイコ染料を加熱時発色せしめる顕色剤を主成分とする感熱発色層13を有している。感熱発色層13上には、保護層15を有している。
感熱記録層13の形成面とは反対側の主面(裏面)に、第1インク受容層11、及び第2インク受容層12が設けられている。
第1インク受容層11は、シリカ、ポリビニルアルコール、ポリアミドエピクロロヒドリン、及びカチオン系帯電防止剤を含有する塗工層として形成する。固形分で2.6〜4.0g/m2の単位面積当り重量に形成することが好ましく、シリカ100重量部に対し、ポリビニルアルコール70〜100重量部、ポリアミドエピクロロヒドリン20〜30重量部、前記カチオン系帯電防止剤35〜50重量部であるものとすることが好ましい。
第2インク受容層12は、シリカ、ポリビニルアルコール、ポリアミドエピクロロ日ドリンを含有する塗工層として形成する。固形分で1.0〜2.5g/m2の単位面積当り重量に形成したことが好ましく、シリカ100重量部に対し、ポリビニルアルコール70〜100重量部、ポリアミドエピクロロヒドリン20〜30重量部からなるものとすることが好ましい。
前記インク受容層を形成するシリカとしては、平均粒径が10μmを超えるとドット形状係数が低下する傾向にあることが確かめられた。平均粒径は、2.0〜6.0μmが好適である。
このため、インク受容層に添加するポリビニルアルコールの耐水化剤として、カチオン系のポリアミドエピクロロヒドリンを用い、更に帯電防止剤にもカチオン系材料を用いることでより強固なインク定着性が得られ、水中へ浸けてもインク溶出が発生しないことを確認した。
また、ポリビニルアルコールを耐水化するためのポリアミドエピクロロヒドリンに加え、帯電防止剤にカチオン系材料を併用することことにより表面強度を高めることができ、耐ピッキング性に向上が図られた。
また、感熱記録層の裏面に形成するインク受容層の付着量が8g/m2を超えたものとなると、耐ピッキング性の低下し、カット時の粉落ちが多く発生するという問題が生じる。更に、インク受容層を二層以上の構成とする場合には、各層の樹脂は同系統にすることで層間の結着力低下を防止できることを確認した。そこで、各インク受容層11、12に、水溶性樹脂としてポリビニルアルコールを用い、実用上良好な耐ピッキング性を保持することが好適であるものとした。
また、平均粒径は、2.0〜6.0μmであることが望ましい。2.0μmよりも小さいと画像濃度の低下を招来し、6.0μmを超えるとドット形状係数及び耐ピッキング性の低下を招来することが確認された。
70重量部未満であると結着性が低下し、粉落ちやブロッキング転写が発生しやすくなり、100重量部を超えるとインクの乾燥性が低下し、画像の滲みが発生しやすくなる。
20重量部未満であると、十分な耐水化効果が得られず、水に浸漬した際、インクの溶出が発生しやすくなり、30重量部を超えるとインクの乾燥性が低下し、画像の滲みが発生しやすくなる。
感熱発色層13は、公知の材料により形成することができる。
但し、最終的に目的とする感熱記録材料1が、裏面からの耐薬品性を要求される場合には、感熱発色層13と支持体10との間に、所定の中間層を設けることが望ましい。
なお、感熱発色層を構成する材料自体が耐薬品性を有する場合には、かかる中間層を省略することもできる。
中空フィラーは中空率80%以上で、アンダー層を固形分で2.5〜4.0g/m2として形成することにより、感熱印字の際のサーマルヘッドからの熱を断熱効果により有効利用できることが確かめられた。
本発明においては、下記に示すロイコ染料を、単独又は二種以上混合して適用することができる。
ロイコ染料としては、従来公知の感熱材料を適宜使用できる。
例えば、トリフェニルメタン系、フルオラン系、フェノチアジン系、オーラミン系、スピロピラン系、インドリノフタリド系等の染料のロイコ化合物が好適である。具体的には、以下に示すものが挙げられる。
3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−フタリド、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド(別名クリスタルバイオレットラクトン)、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジエチルアミノフタリド、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−クロルフタリド、3,3−ビス(p−ジブチルアミノフェニル)フタリド、3−シクロヘキシルアミノ−6−クロルフルオラン、3−ジメチルアミノ−5,7−ジメチルフルオラン、3−N−メチル−N−イソブチル−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−N−エチル−N−イソアミル−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−メチルフルオラン、3−ジエチルアミノ−7,8−ベンズフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロルフルオラン、3−(N−p−トリル−N−エチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、2{N−(3’−トリフルオルメチルフェニル)アミノ}−6−ジエチルアミノフルオラン、2−{3,6−ビス(ジエチルアミノ)−9−(o−クロルアニリノ)キサンチル安息香酸ラクタム}、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(m−トリクロロメチルアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フルオラン、3−ジブチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フルオラン、3−N−メチル−N−アミルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(2’,4’−ジメチルアニリノ)フルオラン、3−(N,N−ジエチルアミノ)−5−メチル−7−(N,N−ジベンジルアミノ)フルオラン、ベンゾイルロイコメチレンブルー、6’−クロロ−8’−メトキシ−ベンゾインドリノ−ピリロスピラン、6’−ブロモ−3’−メトキシ−ベンゾインドリノ−ピリロスピラン、3−(2’−ヒドロキシ−4’−ジメチルアミノフェニル)−3−(2’−メトキシ−5’−クロルフェニル)フタリド、3−(2’−ヒドロキシ−4’−ジメチルアミノフェニル)−3−(2’−メトキシ−5’−ニトロフェニル)フタリド、3−(2’−ヒドロキシ−4’−ジエチルアミノフェニル)−3−(2’−メトキシ−5’−メチルフェニル)フタリド、3−(2’−メトキシ−4’−ジメチルアミノフェニル)−3−(2’−ヒドロキシ−4’−クロル−5’−メチルフェニル)フタリド、3−モルホリノ−7−(N−プロピル−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、3−ピロリジノ−7−トリフルオロメチルアニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−5−クロロ−7−(N−ベンジル−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、 3−ピロリジノ−7−(ジ−p−クロルフェニル)メチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−5−クロル−7−(α−フェニルエチルアミノ)フルオラン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−7−(α−フェニルエチルアミノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(o−メトキシカルボニルフェニルアミノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−(α−フェニルエチルアミノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−ピペリジノフルオラン、2−クロロ−3−(N−メチルトルイジノ)−7−(p−n−ブチルアニリノ)フルオラン、3−(N−メチル−N−イソプロピルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、 3−ジペンチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3,6−ビス(ジメチルアミノ)フルオレンスピロ(9,3’)−6’−ジメチルアミノフタリド、3−(N−ベンジル−N−シクロヘキシルアミノ)−5,6−ベンゾ−7−α−ナフチルアミノ−4’−ブロモフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオラン、3−N−エチル−N−(2−エトキシプロピル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、 3−N−エチル−N−テトラヒドロフルフリルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−メシチジノ−4’,5’−ベンゾフルオラン、 3−(p−ジメチルアミノフェニル)−3−{1,1−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)エチレン−2−イル}フタリド、3−(p−ジメチルアミノフェニル)−3−{1,1−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)エチレン−2−イル}−6−ジメチルアミノフタリド、3−(p−ジメチルアミノフェニル)−3−(1−p−ジメチルアミノフェニル−1−フェニルエチレン−2−イル)フタリド、3−(p−ジメチルアミノフェニル)−3−(1−p−ジメチルアミノフェニル−1−p−クロロフェニルエチレン−2−イル)−6−ジメチルアミノフタリド、3−(4’−ジメチルアミノ−2’−メトキシ)−3−(1−p−ジメチルアミノフェニル−1−p−クロロフェニル−1,3−ブタジエン−4−イル)ベンゾフタリド、3−(4’−ジメチルアミノ−2’−ベンジルオキシ)−3−(1−p−ジメチルアミノフェニル−1−フェニル−1,3−ブタジエン−4−イル)ベンゾフタリド、3−ジメチルアミノ−6−ジメチルアミノ−フルオレン−9−スピロ−3’−(6’−ジメチルアミノ)フタリド、3,3−ビス{2−(p−ジメチルアミノフェニル)−2−(p−メトキシフェニル)エテニル}−4,5,6,7,−テトラクロロフタリド、3−ビス{1,1−ビス(4−ピロリジノフェニル)エチレン−2−イル}−5,6−ジクロロ−4,7−ジブロモフタリド、ビス(p−ジメチルアミノスチリル)−1−ナフタレンスルホニルメタン、ビス(p−ジメチルアミノスチリル)−1−p−トリルスルホニルメタン等である。
顕色剤としては、前記ロイコ染料を接触時発色させる電子受容性の種々の化合物として、公知のものを適宜使用できる。
例えばフェノール性化合物、チオフェノール性化合物、チオ尿素誘導体、有機酸およびその金属塩等を適宜併用することができる。具体例としては以下に示すようなものが挙げられるが、これらに限定されるわけではない。
4,4’−イソプロピリデンビスフェノール、4,4’−イソプロピリデンビス(o−メチルフェノール)、4,4’−セカンダリーブチリデンビスフェノール、4,4’−イソプロピリデンビス(2−ターシャリーブチルフェノール)、4,4’−シクロヘキシリデンジフェノール、4,4’−イソプロピリデンビス(2−クロロフェノール)、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−ターシャリーブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス(4−エチル−6−ターシャリーブチルフェノール)、4,4’−ブチリデンビス(6−ターシャリーブチル−2−メチルフェノール)、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−ターシャリーブチルフェニル)ブタン、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シクロヘキシルフェニル)ブタン、4,4’−チオビス(6−ターシャリーブチル−2−メチル)フェノール、4,4’−ジフェノールスルホン、4−イソプロポキシ−4’−ヒドロキシジフェニルスルホン、4−ベンジロキシ−4’−ヒドロキシジフェニルスルホン、4,4’−ジフェノールスルホキシド、p−ヒドロキシ安息香酸イソプロピル、p−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、プロトカテキュ酸ベンジル、 没食子酸ステアリル、没食子酸ラウリル、没食子酸オクチル、1,7−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−3,5−ジオキサヘプタン、1,5−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−3−オキサペンタン、1,3−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−プロパン、1,3−ビス(4−ヒドロキシフェニルチオ)−2−ヒドロキシプロパン、N,N’−ジフェニルチオ尿素、N,N’−ジ(m−クロロフェニル)チオ尿素、サリチルアニリド、5−クロロ−サリチルアニリド、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸、2−ヒドロキシ−1−ナフトエ酸、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、ヒドロキシナフトエ酸の亜鉛、アルミニウム、カルシウム等の金属塩、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸メチルエステル、ビス−(4−ヒドロキシフェニル)酢酸ベンジルエステル、1,3−ビス(4−ヒドロキシクミル)ベンゼン、1,4−ビス(4−ヒドロキシクミル)ベンゼン、2,4’−ジフェノールスルホン、3,3’−ジアリル−4,4’−ジフェノールスルホン、α,α−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−α−メチルトルエン、 テトラブロモビスフェノールA、テトラブロモビスフェノールS、4,4’−チオビス(2−メチルフェノール)、4,4’−チオビス(2−クロロフェノール)、チオシアン酸亜鉛のアンチピリン錯体等が挙げられる。
具体例としては以下のものが挙げられるが、これらに限定されるわけではない。
例えば、ポリビニルアルコール、デンプンおよびその誘導体、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース等のセルロース誘導体、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルピロリドン、アクリルアミド/アクリル酸エステル共重合体、アクリルアミド/アクリル酸エステル/メタクリル酸三元共重合体、スチレン/無水マレイン酸共重合体アルカリ塩、イソブチレン/無水マイレン酸共重合体アルカリ塩、ポリアクリルアミド、アルギン酸ソーダ、ゼラチン、カゼイン等の水溶性高分子の他、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸エステル、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、ポリブチルメタクリレート、エチレン/酢酸ビニル共重合体、スチレン/ブタジエン/アクリル系共重合体等のラテックス等が挙げられる。
具体例を下記に示すが、これらに限定されるものではない。
例えば、ステアリン酸、ベヘン酸等の脂肪酸類、ステアリン酸アミド、パルミチン酸アミド等の脂肪酸アミド類、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、パルミチン酸亜鉛、ベヘン酸亜鉛等の脂肪酸金属塩類、p−ベンジルビフェニル、m−ターフェニル、トリフェニルメタン、p−ベンジルオキシ安息香酸ベンジル、β−ベンジルオキシナフタレン、β−ナフトエ酸フェニル、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸フェニル、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸メチル、ジフェニルカーボネート、ダイヤコールカーボネート、テレフタル酸ジベンジル、テレフタル酸ジメチル、1,4−ジメトキシナフタレン、1,4−ジエトキシナフタレン、1,4−ジベンジルオキシナフタレン、1,2−ジフェノキシエタン、1,2−ビス(3−メチルフェノキシ)エタン、1,2−ビス(4−メチルフェノキシ)エタン、1,4−ジフェノキシ−2−ブテン、1,2−ビス(4−メトキシフェニルチオ)エタン、ジベンゾイルメタン、1,4−ジフェニルチオブタン、1,4−ジフェニルチオ−2−ブテン、1,3−ビス(2−ビニルオキシエトキシ)ベンゼン、1,4−ビス(2−ビニルオキシエトキシ)ベンゼン、p−(2−ビニルオキシエトキシ)ビフェニル、p−アリールオキシビフェニル、p−プロパギルオキシビフェニル、ジベンゾイルオキシメタン、ジベンゾイルオキシプロパン、ジベンジルジスルフィド、1,1−ジフェニルエタノール、1,1−ジフェニルプロパノール、p−ベンジルオキシベンジルアルコール、1,3−ジフェノキシ−2−プロパノール、N−オクタデシルカルバモイル−p−メトキシカルボニルベンゼン、N−オクタデシルカルバモイルベンゼン、1,2−ビス(4−メトキシフェノキシ)プロパン、1,5−ビス(4−メトキシフェノキシ)−3−オキサペンタン、シュウ酸ジベンジル、シュウ酸ビス(4−メチルベンジル)、シュウ酸ビス(4−クロロベンジル)等が挙げられる。
填料としては、例えば、炭酸カルシウム、シリカ、酸化亜鉛、酸化チタン、水酸化アルミニウム、水酸化亜鉛、硫酸バリウム、クレー、カオリン、タルク、表面処理されたカルシウムやシリカ等の無機系微粉末の他、尿素−ホルマリン樹脂、スチレン/メタクリル酸共重合体、ポリスチレン樹脂、塩化ビニリデン系樹脂等の有機系の微粉末が挙げられるが、吸油量より単独及び/又は併用により適宜調整することが必要である。
滑剤としては、高級脂肪酸及びその金属塩、高級脂肪酸アミド、高級脂肪酸エステル、動物性、植物性、鉱物性又は石油系の各種ワックス類等が挙げられる。
例えば、両主面の最表層上にオフセット印刷面を設けたものとしてもよく、形状についても広く自由度が確保され、例えば、ロール形態、ファンフォールド形態とすることができるものとする。
なお、以下に示す部及び%は全て重量基準であるものとする。
感熱発色層の形成
(A液):3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン20部、ポリビニルアルコール10%水溶液20部、水60部。
(B液):ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)スルホン4部、シュウ酸ジ(p−メチルベンジル)4部、4,4’−{オキシビス(エチレンオキシ−p−フェニレンスルホニル)}ジフェノールを主成分とする重合物4部、シリカ4部、ポリビニルアルコール10%水溶液12部、水72部。
(C液):水酸化アルミ30部、ポリビニルアルコール10%水溶液30部、水40部。
上記組成よりなる混合物を、それぞれ平均粒径が1.5μm以下となるようにサンドミルを用いて分散して、(A液)、(B液)及び(C液)を調製した。
市販の上質紙(坪量80g/m2)の表面に、乾燥付着量が5.0g/m2となるように塗布乾燥し、感熱発色層を形成した。
これを、前記感熱発色層を形成した紙表面に乾燥付着量が2.0g/m2となるように塗布乾燥し、保護層を形成した。
(F液):炭酸カルシウム(白石工業製カルライト−KT)16部、水84部。
この組成よりなる混合物を、平均粒径が1μmとなるように攪拌機を用いて分散して、(F液)を調製した。
(G液):(F液)22部、ポリビニルアルコール10%水溶液28部、アニオン系帯電防止剤(三洋化成工業製ケミスタットSA−101)3部、ポリアミドエピクロロヒドリン25%水溶液3部、水44部。この組成よりなる混合物を、混合撹拌し、第1インク受容層塗布液(G液)を調製した。
この(G液)を、感熱記録層の形成面とは反対側の主面に、乾燥付着量が2.0g/m2となるように塗布乾燥して第1インク受容層を設けた。
この(H液)を、感熱記録層の形成面とは反対側の主面に、乾燥付着量が2.0g/m2となるように塗布乾燥して第2インク受容層を設けた。
更に、感熱記録層形成面のベック平滑度が2000〜4000秒になるように、感熱記録層形成面上に金属ロールが、インク受容層には樹脂ロールが、それぞれ接する通紙でスーパーキャレンダー処理を行い、本発明の感熱記録材料を得た。
上記(G液)の乾燥付着量を3.5g/m2として、第1インク受容層を形成した。
上記(H液)の乾燥付着量を1.5g/m2として、第2インク受容層を形成した。
その他の条件は、上記実施例1と同様として、感熱記録材料を作製した。
前記(G液)のアニオン系帯電防止剤(三洋化成工業製ケミスタットSA−101)を、カチオン系帯電防止剤(三洋化成工業製ケミスタット7005)に替えた。
その他の条件は、上記実施例2と同様として、感熱記録材料を作製した。
実施例3の(G液)及び(H液)に使用する(F液)を、以下に示す(I液)に替えた。その他の条件は、実施例1と同様として、感熱記録材料を作製した。
(I液)
シリカ(富士シリシア化学製サイロイド620)16部、水84部。この組成よりなる混合物を、平均粒径が12μmとなるように攪拌機を用いて分散して(I液)を調製した。
実施例3の(G液)及び(H液)に使用する(F液)を、以下に示す(J液)に替えた。
その他の条件は、実施例1と同様として、感熱記録材料を作製した。
(J液)
シリカ(富士シリシア化学製サイロイド244)16部、水84部。この組成よりなる混合物を、平均粒径が4μmとなるように攪拌機を用いて分散して(J液)を調製した。
前記実施例5において、感熱発色層と上質紙(支持体)との間に、下記に示す(K液)をアンダー層として成膜した。
その他の条件は、実施例5と同様として、感熱記録材料を作製した。
(K液):プラスチック球状中空粒子分散体25部 (中空率90%、固形分濃度40%) 、スチレン/ブタジエン共重合体ラテックス(固形分濃度50%)20部、水55部。この組成よりなる混合物を混合撹拌してアンダー層塗布液(K液)を調製した。これを上質紙(坪量80g/m2)の表面に、乾燥付着量が3.5g/m2となるように塗布乾燥してアンダー層を設けた。
前記(G液)(但し、実施例5において使用したもの)を、乾燥付着量が5.0g/m2となるように塗布してインク受容層を設けた。
第2インク受容層を設けない構成とした。
その他の条件は、実施例1と同様として、感熱記録材料を作製した。
前記(H液)(但し、実施例5において使用したもの)を用いて、乾燥付着量が5.0g/m2となるように、H液を2層に分けて塗布しインク受容層を設けた。
その他の条件は、実施例1と同様として感熱記録材料を作製した。
前記(G液)(但し、実施例5において使用したもの)を用いて、乾燥付着量を1.5g/m2として第1インク受容層を塗布形成し、前記(H液)(但し、実施例5において使用したもの)を用いて乾燥付着量を3.5g/m2として第2インク受容層を形成した。
その他の条件は、実施例1と同様として感熱記録材料を得た。
前記(G液)(但し、実施例5において使用したもの)を用いて乾燥付着量を5.5g/m2として第1インク受容層を形成し、前記(H液)(但し、実施例5において使用したもの)を用いて乾燥付着量を2.5g/m2として第2インク受容層を形成した。
その他の条件は、実施例1と同様として感熱記録材料を得た。
<帯電量>
感熱記録材料、プリンター(DATAMAX社製I−4308)、表面電位モニター(TREK社製542−1)を、5℃30%RH環境下に4時間以上調湿したのち、プリンターで4インチ/sの速度でフィードした際の帯電量を感熱記録材料のインク受容層面側から測定した。
<ドット形状係数>
インクジェットプリンター(セイコーエプソン社製 PM−A700)を用い、モノクロモードにて真円のドットパターンの印字を行い、ドット形状係数をドットアナライザーDa6000にて測定した。
<インク耐水性>
同様に文字パターンを印字したサンプルを50ccの水に30分間浸漬し、インクの溶出を、三段階で目視評価した。
◎:溶出が全く見られない、○:溶出が見られない、×:溶出が見られる
<耐ピッキング性>
IGT印刷試験機を用いた表面強さ試験法(JIS P 8129)にてタック15標準インキにより評価した。
IGT印刷適性試験機を用い、タック15の標準グレードインキをインキ練りローラーで8分間練り、インキが均一となったローラー上に転写ローラーを45秒間接触させ、インキの着肉を行った。インキ着肉後は加圧343N/cm2にて速やかに印刷を行い、評価を実施した。
<発色特性> プリンター(MarkPoint社製MP−104T)で印字速度4インチ/s、エネルギー10.32mJ/mm2の条件で印字し、黒ベタ画像部をマクベス反射濃度計(RD−914)で濃度を測定した。
<耐ブロッキング性> 感熱発色面とインク受容面を合わせて重ね、10cm角のガラス板で挟み、上から5kgの重りをのせた状態で、40℃90%RH環境下で24h保管する。その後、感熱発色面とインク受容面を剥がし、ブロッキング性を評価した。
○:剥がす際に若干の抵抗あるが、綺麗に剥がれる。
△:剥がす際に表層の破壊が見られる。
×:剥がす際に支持体の破壊が見られる。
10 支持体
11 第1インク受容層
12 第2インク受容層
13 感熱発色層
15 保護層
Claims (10)
- 支持体の一の主面上に、ロイコ染料と顕色剤を含有する感熱発色層と、保護層とが順次形成されており、
支持体の他の主面上に、顔料と水溶性樹脂及び架橋剤を含有するインク受容層が形成されている感熱記録材料であって、
前記インク受容層は、前記支持体側から、第1インク受容層と、第2インク受容層の積層構造となっており、前記第1のインク受容層のみに帯電防止剤が含有されていることを特徴とする感熱記録材料。 - 前記第1インク受容層の膜厚が、前記第2インク受容層の膜厚よりも、大であることを特徴とする請求項1に記載の感熱記録材料。
- 前記第1インク受容層に含有されている帯電防止剤が、カチオン系であることを特徴とする請求項1又は2に記載の感熱記録材料。
- 前記第1インク受容層及び前記第2インク受容層に、シリカ微粒子が含有されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の感熱記録材料。
- 前記シリカ微粒子の粒径が、10μm以下であることを特徴とする請求項4に記載の感熱記録材料。
- 前記支持体と、前記感熱記録層との間に、中空フィラーを含有するアンダー層を有していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の感熱記録材料。
- 両主面の最表層上がオフセット印刷面となっていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の感熱記録材料。
- ロール形態であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の感熱記録材料。
- ファンフォールド形態であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の感熱記録材料。
- 前記インク受容層に対するインクジェット印刷と、前記感熱記録層に対する感熱記録印刷とを、
連続又は同時に行うことを特徴とする請求項1乃至9の感熱記録材料を用いた記録方法。
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