JP2009004257A - スパークプラグ取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】着火性に優れたスパークプラグ取付構造を提供すること。
【解決手段】スパークプラグ1をエンジンヘッド70に取り付けてなるスパークプラグ取付構造10。スパークプラグ1は、スパークプラグ1をエンジンヘッド70のプラグ取付孔71に取り付けるための取付金具2と、取付金具2の内側に保持された絶縁碍子3と、絶縁碍子3の内側に保持された中心電極4と、中心電極4との間に火花放電ギャップ11を形成する接地電極5とを有する。取付金具2が絶縁碍子3を係止する係止部21よりも燃焼室7側における取付金具2と絶縁碍子3との間には、燃焼室7側に開口したポケット部12が形成されている。取付金具2の金具先端面22は、内側へ向かうにつれてポケット部12の奥へ向かうように傾斜している。金具先端面22の外側端部221は、燃焼室7の内壁面72よりも燃焼室7側に突出している。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の燃焼室に供給される混合気に点火するためのスパークプラグをエンジンヘッドに取り付けてなるスパークプラグ取付構造に関する。
自動車のエンジン等の内燃機関には、燃焼室に供給される混合気に点火するためのスパークプラグが取付けられている。スパークプラグは、中心電極と接地電極との間の火花放電ギャップにおいて火花放電を起こすことにより混合気に点火する。これにより、火炎核が形成されると共にその周囲に火炎が成長していき着火することとなる。
しかし、この火炎が燃焼室の内壁面に近い位置において形成されると、内壁面によって火炎が冷却されて火炎の成長が妨げられてしまい、着火性が低下するおそれがある。
このような燃焼室の内壁面による火炎の冷却を防ぐべく、スパークプラグの火花放電ギャップを燃焼室の奥まで大きく突き出すことも考えられるが、その場合には、接地電極の温度が高くなりすぎて、着火のタイミングが早まってしまうプレイグニッションが生じやすくなるという問題がある。
また、取付金具の側部に連通孔を設けると共に、燃焼室から上記連通孔に繋がる連通路をエンジンヘッドに設けることにより、燃焼室内の気流を、上記連通路と上記連通孔を通じて、取付金具と絶縁碍子との間に燃焼室側に開口したポケット部に導入するよう構成した点火栓装置が提案されている(特許文献1)。これにより、ポケット部において燃焼室側へ向かう気流が形成されて、ポケット部に侵入した混合気も燃焼室内に押し出されて燃焼されるようにしている。
この構造を利用して、火花放電ギャップに生じた火花を燃焼室における内壁面から離れた位置に移動させて混合気に点火するように構成することも考えられる。
しかしながら、かかる構成を採るためには、エンジンヘッドに連通路を形成するなど、実際の加工が極めて困難となるおそれがあるという問題がある。また、スパークプラグを取付ける際にも、エンジンヘッドに形成した連通路とスパークプラグの取付金具に形成した連通孔との位置が一致するようにする必要がある。そのため、取付作業性においても不利であって、上記の構成は現実的ではない。
実開平5−87274号公報
本発明は、かかる従来の問題に鑑みてなされたもので、着火性に優れたスパークプラグ取付構造を提供しようとするものである。
第1の発明は、内燃機関の燃焼室に供給される混合気に点火するためのスパークプラグをエンジンヘッドに取り付けてなるスパークプラグ取付構造であって、
上記スパークプラグは、該スパークプラグを上記エンジンヘッドのプラグ取付孔に取り付けるための取付金具と、該取付金具の内側に保持された絶縁碍子と、該絶縁碍子の内側に保持された中心電極と、該中心電極との間に火花放電ギャップを形成する接地電極とを有し、
上記取付金具が上記絶縁碍子を係止する係止部よりも上記燃焼室側における上記取付金具と上記絶縁碍子との間には、上記燃焼室側に開口したポケット部が形成されており、
上記取付金具の金具先端面は、内側へ向かうにつれて上記ポケット部の奥へ向かうように傾斜しており、
上記金具先端面の外側端部は、上記燃焼室の内壁面よりも上記燃焼室側に突出していることを特徴とするスパークプラグ取付構造にある(請求項1)。
次に、本発明の作用効果につき説明する。
内燃機関の燃焼室においては、通常、スパークプラグの軸方向に対して略直交する方向に気流(スワール流またはタンブル流)が形成される。それ故、この気流の方向が特に変化しないとしたら、火花放電ギャップにおいて生じた火花は、この気流の方向すなわち燃焼室の内壁面と略平行な方向に流されるだけである。ところが、上記スパークプラグ取付構造においては、上記金具先端面の外側端部が燃焼室の内壁面よりも燃焼室側に突出している。そのため、上記の気流が、取付金具の先端部の外側面に衝突して、この部分において渦が形成される。この渦の形成によって、ポケット部の開口部の周辺において気流の向きが変化し、ポケット部の奥へと向かう気流も形成される。
また、上記取付金具の金具先端面は、内側へ向かうにつれて上記ポケット部の奥へ向かうように傾斜している。そのため、上述のごとくポケット部の開口部の周辺において向きの変化した気流が、金具先端面の傾斜に沿ってポケット部に侵入しやすい。これにより、一部の気流がポケット部の奥へ向かって侵入することとなる。
そうすると、ポケット部に侵入してポケット部から燃焼室へ押し出される気流が形成される。このポケット部から押し出される気流によって、火花放電ギャップにおいて形成された火花が、燃焼室における内壁面から遠ざかる方向へ流される。その結果、内壁面から遠い位置において混合気に点火され火炎核が形成される。そのため、火炎が成長しやすくなり、着火性を向上させることができる。
以上のごとく、本発明によれば、着火性に優れたスパークプラグ取付構造を提供することができる。
第2の発明は、内燃機関の燃焼室に供給される混合気に点火するためのスパークプラグをエンジンヘッドに取り付けてなるスパークプラグ取付構造であって、
上記スパークプラグは、該スパークプラグを上記エンジンヘッドのプラグ取付孔に取り付けるための取付金具と、該取付金具の内側に保持された絶縁碍子と、該絶縁碍子の内側に保持された中心電極と、該中心電極との間に火花放電ギャップを形成する接地電極とを有し、
上記取付金具が上記絶縁碍子を係止する係止部よりも上記燃焼室側における上記取付金具と上記絶縁碍子との間には、上記燃焼室側に開口したポケット部が形成されており、
上記取付金具の金具先端面は、内側へ向かうにつれて上記ポケット部の奥へ向かうように傾斜しており、
上記金具先端面の外周には、上記金具先端面の外側端部よりも後退した溝部が形成されていることを特徴とするスパークプラグ取付構造にある(請求項4)。
次に、本発明の作用効果につき説明する。
上記第2の発明にかかるスパークプラグ取付構造においては、上記金具先端面の外周に、上記金具先端面の外側端部よりも後退した溝部が形成されている。これにより、燃焼室の内壁面に沿った気流が、上記溝部の形成部分の近傍において乱れて渦を形成する。そのため、上記第1の発明にかかるスパークプラグ取付構造の場合と同様の気流が新たに形成されて、火花放電ギャップの火花が、燃焼室における内壁面から遠ざかる方向へ流される。その結果、内壁面から遠い位置において混合気に点火され火炎核が形成される。そのため、火炎が成長しやすくなり、着火性を向上させることができる。
以上のごとく、本発明によれば、着火性に優れたスパークプラグ取付構造を提供することができる。
上記第1の発明(請求項1)及び上記第2の発明(請求項4)において、上記取付金具の金具先端面は、上記スパークプラグの中心軸を含む平面による断面形状が、直線状であってもよいし、曲線状であってもよい。なお、上記金具先端面の断面形状を曲線状とする場合には、凸状の曲線状とすることが好ましい。
また、本明細書において、スパークプラグにおける燃焼室に向かう側を、スパークプラグの先端側とし、その反対側を後端側として説明する。
上記第1の発明(請求項1)において、上記金具先端面は、上記燃焼室の内壁面に対する傾斜角度が20〜40°であることが好ましい(請求項2)。
この場合には、燃焼室内の気流が上記金具先端面に沿ってポケット部に侵入しやすい。それ故、ポケット部に侵入してポケット部から燃焼室へ押し出される気流が形成されやすくなり、着火性を効果的に向上させることができる。
上記傾斜角度が20°未満の場合には、ポケット部に侵入してポケット部から燃焼室へ押し出される気流を充分に形成することが困難となり、着火性の向上を図ることが困難となるおそれがある。一方、上記傾斜角度が40°を超える場合には、燃焼室の内壁面に沿う気流の方向が金具先端面に沿う方向に変化し難くなるおそれがある。そのため、ポケット部に侵入してポケット部から燃焼室へ押し出される気流を充分に形成することが困難となり、着火性の向上を図ることが困難となるおそれがある。
なお、上記傾斜角度の基準となる上記燃焼室の内壁面は、上記スパークプラグを取付けたプラグ取付孔の開口部に隣接する位置の内壁面であり、スパークプラグの中心軸と直交する面である。
また、上記金具先端面の外側端部は、上記燃焼室の内壁面からの突出量が0.5〜1.5mmであることが好ましい(請求項3)。
この場合には、燃焼室内の気流が取付金具の先端部付近において渦を形成しやすくなる。これにより、気流が上記金具先端面に沿ってポケット部に侵入しやすくなる。それ故、ポケット部に侵入してポケット部から燃焼室へ押し出される気流が形成されやすくなり、着火性を効果的に向上させることができる。
上記突出量が0.5mm未満の場合には、取付金具の先端部付近において気流の渦を充分に形成し難くなるおそれがある。一方、上記突出量が1.5mmを超える場合には、取付金具の先端部付近において形成される気流の渦の大きさが大きくなりすぎるために、ポケット部へ侵入する気流が形成され難くなるおそれがある。
次に、上記第2の発明(請求項4)において、上記溝部は、上記取付金具の先端部の外側面と、上記燃焼室の内壁面から突出した突出部との間に形成することができる(請求項5)。
この場合には、上記取付金具の先端部を上記燃焼室の内壁面から突出して配置することにより、上記溝部を容易に形成することができる。
また、上記溝部は、上記取付金具の先端部の外側面と、上記燃焼室の内壁面を上記プラグ取付孔の開口端において切り欠いたヘッド切欠部との間に形成することもできる(請求項6)。
この場合には、上記取付金具の先端部を上記燃焼室の内壁面から突出させることなく、上記溝部を形成することができる。
なお、本発明の構成において、上記取付金具の先端部を上記燃焼室の内壁面から突出させてもよい。
また、上記溝部は、上記取付金具の先端部の外側面と、上記プラグ取付孔の開口部の内側面との間に形成することもできる(請求項7)。
この場合には、上記取付金具の先端部の外径を上記プラグ取付孔の内径よりも小さくしておくことにより、燃焼室の内壁面に特別な加工を施すことなく、容易に上記溝部を形成することができる。
また、上記溝部は、上記金具先端面の外側端部からの後退深さが0.5〜1.5mmであることが好ましい(請求項8)。
上記後退深さが0.5mm未満の場合には、取付金具の先端部付近において気流の渦を充分に形成し難くなるおそれがある。一方、上記後退深さが1.5mmを超える場合には、取付金具の先端部付近において形成される気流の渦の大きさが大きくなりすぎるために、ポケット部へ侵入する気流が形成され難くなるおそれがある。
(実施例1)
本発明の実施例にかかるスパークプラグ取付構造につき、図1〜図3を用いて説明する。
本例のスパークプラグ取付構造10は、図1に示すごとく、内燃機関の燃焼室7に供給される混合気に点火するためのスパークプラグ1をエンジンヘッド70に取り付けてなる。
スパークプラグ1は、該スパークプラグ1をエンジンヘッド70のプラグ取付孔71に取り付けるための取付金具2と、該取付金具2の内側に保持された絶縁碍子3と、該絶縁碍子3の内側に保持された中心電極4と、該中心電極4との間に火花放電ギャップ11を形成する接地電極5とを有する。
取付金具2が絶縁碍子3を係止する係止部21よりも燃焼室7側における取付金具2と絶縁碍子3との間には、燃焼室7側に開口したポケット部12が形成されている。
取付金具2の金具先端面22は、内側へ向かうにつれてポケット部12の奥へ向かうように傾斜している。
金具先端面22の外側端部221は、燃焼室7の内壁面72よりも燃焼室7側に突出している。
スパークプラグ1における取付金具2は、外側面に雄ネジを設けてなり、エンジンヘッド70のプラグ取付孔71の内側面に形成した雌ネジに螺合している。取付金具2は、略円筒形状を有し、その内側に絶縁碍子3を保持している。すなわち、取付金具2の内側面の一部に、内側に突出した係止部21が形成されており、該係止部21において、パッキン(図示略)を介して絶縁碍子3の段部31を係止している。
また、取付金具2の先端における円環状の金具先端面22が、内側に向かうほどポケット部12の奥(スパークプラグ1の後端側)に向かうように傾斜している。本例においては、金具先端面22は、スパークプラグ1の中心軸を含む平面による断面形状(図1〜図3に表れる断面形状)が直線状となるテーパ形状を有する。
図3に示すごとく、燃焼室7の内壁面72に対する金具先端面22の傾斜角度θは、20〜40°である。
また、絶縁碍子3における上記段部31よりも先端側(燃焼室7側)には、先端へ向かうほど縮径するテーパ形状を有する脚部32が形成されている。この脚部32の外側面と取付金具2の内側面との間に、上記ポケット部12が形成されている。
また、絶縁碍子3も略円筒形状を有しており、その内側に中心電極4が保持され、中心電極4は、絶縁碍子3の先端部よりも先端側(燃焼室7側)に突出している。また、絶縁碍子3の先端部は、取付金具2の先端部(金具先端面22の外側端部221)よりも先端側(燃焼室7側)に突出している。
また、取付金具2における金具先端面22の外側端部221は、燃焼室7の内壁面72から、先端側(燃焼室7側)に突出している。図3に示すごとく、燃焼室7の内壁面72からの金具先端面22の外側端部221の突出量Hは、0.5〜1.5mmである。
また、接地電極5は、取付金具2の先端面に後端部を接合していると共に略L字状に屈曲して中心電極4の先端側に、火花放電ギャップ11を介して対向配置されている。
なお、図1〜図3は、スパークプラグ1の中心軸を含む平面によってエンジンヘッド70及び取付金具2を切った断面を表すが、取付金具2の内側における構成要素(絶縁碍子3等)は側面図として表してある。後述する図6、図7、図9〜図11についても同様である。
次に、本例の作用効果につき説明する。
図2に示すごとく、内燃機関の燃焼室7においては、通常、スパークプラグ1の軸方向に対して略直交する方向に気流A1(スワール流またはタンブル流)が形成される。それ故、この気流A1の方向が特に変化しないとしたら、火花放電ギャップ11において生じた火花は、この気流A1の方向すなわち燃焼室7の内壁面72と略平行な方向に流されるだけである(図2のS1)。ところが、本例のスパークプラグ取付構造10においては、金具先端面22の外側端部221が燃焼室7の内壁面72よりも燃焼室7側に突出している。そのため、上記の気流A1が、取付金具2の先端部の外側面23に衝突して、この部分において渦A2が形成される。この渦A2の形成によって、ポケット部12の開口部の周辺において気流の向きが変化し、ポケット部12の奥へと向かう気流A3も形成される。
また、取付金具2の金具先端面22は、内側へ向かうにつれてポケット部12の奥へ向かうように傾斜している。そのため、上述のごとくポケット部12の開口部の周辺において向きの変化した気流A3が、金具先端面22の傾斜に沿ってポケット部12に侵入しやすい。これにより、一部の気流A3がポケット部12の奥へ向かって侵入することとなる。
そうすると、ポケット部12に侵入してポケット部12から燃焼室7へ押し出される気流A4が形成される。このポケット部12から押し出される気流A4によって、火花放電ギャップ11において形成された火花が、燃焼室7における内壁面72から遠ざかる方向へ流される(図2のS2)。その結果、内壁面72から遠い位置において混合気に点火され火炎核が形成される。そのため、火炎が成長しやすくなり、着火性を向上させることができる。
また、金具先端面22の傾斜角度θが20〜40°であるため、燃焼室7内の気流が金具先端面22に沿ってポケット部12に侵入しやすい。それ故、ポケット部12に侵入してポケット部12から燃焼室7へ押し出される気流A3、A4が形成されやすくなり、着火性を効果的に向上させることができる。
また、燃焼室7の内壁面72からの金具先端面22の外側端部221の突出量Hが0.5〜1.5mmであるため、燃焼室7内の気流が取付金具2の先端部付近において渦A2を形成しやすくなる。これにより、気流A3が金具先端面22に沿ってポケット部12に侵入しやすくなる。それ故、ポケット部12に侵入してポケット部12から燃焼室7へ押し出される気流A3、A4が形成されやすくなり、着火性を効果的に向上させることができる。
以上のごとく、本例によれば、着火性に優れたスパークプラグ取付構造を提供することができる。
(実験例1)
本例は、図4に示すごとく、取付金具2の金具先端面22の傾斜角度θと、火花放電ギャップ11において発生する火花(図3の符号S)の放電位置Zとの関係を調べた例である。
すなわち、実施例1に示した構成のスパークプラグ取付構造10において、金具先端面22の外側端部221の突出量Hを1mmと一定として、上記傾斜角度θを15〜45°の間で5°刻みで変化させたサンプルを用意した。そして、これらのスパークプラグ1をエンジンヘッド70に取付け、燃焼室7の内壁面72に沿った気流A1を10m/秒の速度にて流した。
この状態において、スパークプラグ1に電圧をかけて、火花放電を100回繰り返し、火花Sを観測した。これらの火花Sにおける最も先端側(燃焼室7の内壁面72から遠い側)の位置を、接地電極5の背面51(火花放電ギャップ11側と反対側の面)を基準として測定した。ここで、測定値(放電位置Z)は、接地電極5の背面51から燃焼室7の内壁面72に近い側をプラス、その反対をマイナスとした。
各水準における、100回分の測定データの平均値を図4に示す。
同図から分かるように、傾斜角度θが20〜40°の場合には、燃焼室7の内壁面72から大きく遠ざかる方向に流されている。これにより、上述のごとく着火性の向上を大きく図ることができる。
これに対して、傾斜角度θが20°未満の場合、及び40°を超える場合には、放電位置Zの流され方が小さい。この結果の原因は、以下のように考えることができる。
傾斜角度が20°未満の場合には、金具先端面22に沿った気流がポケット部12の奥に充分に向かい難く、ポケット部12に侵入してポケット部12から燃焼室7へ押し出される気流A4を充分に形成することが困難となる。その結果、火花が充分に燃焼室7の内壁面72から遠ざかる方向に流され難いと考えられる。
一方、傾斜角度θが40°を超える場合には、燃焼室7の内壁面72に沿う気流A1の方向が金具先端面22に沿う方向に変化し難くなる。そのため、ポケット部12に侵入してポケット部12から燃焼室7へ押し出される気流A3、A4を充分に形成することが困難となる。その結果、火花が充分に燃焼室7の内壁面72から遠ざかる方向に流され難いと考えられる。
本例の結果から、金具先端面22の傾斜角度θは、20〜40°とすることが好ましいことが分かる。
(実験例2)
本例は、図5に示すごとく、燃焼室7の内壁面72からの取付金具2の突出量Hと、火花放電ギャップ11において発生する火花Sの放電位置Zとの関係を調べた例である。
すなわち、実施例1に示した構成のスパークプラグ取付構造10において、金具先端面22の傾斜角度θが30°のスパークプラグ1を用いた。そして、金具先端面22の外側端部221の突出量Hを0〜2.5mmの間で0.5mm刻みで変化させて、エンジンヘッド70に取付けたそれぞれの状態で、上記実験例1と同様の火花放電試験を行った。
試験結果を、図5に示す。
同図から分かるように、突出量Hが0.5〜1.5mmの場合には、火花が燃焼室7の内壁面72から大きく遠ざかる方向に流されている。これにより、上述のごとく着火性の向上を大きく図ることができる。
これに対して、突出量Hが0.5mm未満の場合、及び1.5mmを超える場合には、放電位置Zの流され方が小さい。この結果の原因は、以下のように考えることができる。
上記突出量Hが0.5mm未満の場合には、取付金具2の先端部付近において気流の渦A2を充分に形成し難くなるおそれがある。そのため、ポケット部12に侵入してポケット部12から燃焼室7へ押し出される気流A4を充分に形成することが困難となる。その結果、火花が充分に燃焼室7の内壁面72から遠ざかる方向に流され難いと考えられる。
一方、上記突出量Hが1.5mmを超える場合には、取付金具2の先端部付近において形成される気流の渦A2の大きさが大きくなりすぎるために、ポケット部12へ侵入する気流A3が形成され難くなるおそれがある。そのため、ポケット部12に侵入してポケット部12から燃焼室7へ押し出される気流A4を充分に形成することが困難となる。その結果、火花が充分に燃焼室7の内壁面72から遠ざかる方向に流され難いと考えられる。
本例の結果から、取付金具2の突出量Hは、0.5〜1.5mmとすることが好ましいことが分かる。
(実施例2)
本例は、図6、図7に示すごとく、金具先端面22の外周に、金具先端面22の外側端部221よりも後退した溝部13を形成したスパークプラグ取付構造10の例である。
溝部13は、取付金具2の先端部の外側面23と、燃焼室7の内壁面72をプラグ取付孔71の開口端において切り欠いたヘッド切欠部721との間に形成されている。
また、取付金具2の金具先端面22の外側端部221は、燃焼室7の内壁面72と略同一平面上に配置される。
また、図7に示す溝部13の幅Wは、例えば0.5〜2mmである。
その他は、実施例1と同様である。
本例のスパークプラグ取付構造10においては、金具先端面22の外周に、金具先端面22の外側端部221よりも後退した溝部13が形成されている。これにより、燃焼室7の内壁面72に沿った気流が、溝部13の形成部分の近傍において乱れて渦を形成する。そのため、上記実施例1にかかるスパークプラグ取付構造の場合と同様の気流(図2のA3、A4)が新たに形成される。そのため、火花放電ギャップ11の火花が、燃焼室7における内壁面72から遠ざかる方向へ流される。その結果、内壁面72から遠い位置において混合気に点火され火炎核が形成される。そのため、火炎が成長しやすくなり、着火性を向上させることができる。
また、溝部13は、取付金具2の先端部の外側面23と、燃焼室7の内壁面72を切り欠いたヘッド切欠部721との間に形成する。そのため、取付金具2の先端部を燃焼室7の内壁面72から突出させることなく、溝部13を形成することができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実験例3)
本例は、図8に示すごとく、取付金具2の金具先端面22の外側端部221からの溝部13の後退深さDと、火花放電ギャップ11において発生する火花Sの放電位置Zとの関係を調べた例である。
すなわち、実施例2に示した構成のスパークプラグ取付構造10において、金具先端面22の傾斜角度θが30°のスパークプラグ1を、エンジンヘッド70に取付けた。そして、溝部13の後退深さDを、0〜2.5mmの間で0.5mm刻みで変化させた状態で、上記実験例1と同様の火花放電試験を行った。なお、溝部13の幅Wは1mmで一定とした。
試験結果を、図8に示す。
同図から分かるように、後退深さDが0.5〜1.5mmの場合には、火花が燃焼室7の内壁面72から大きく遠ざかる方向に流されている。これにより、上述のごとく着火性の向上を大きく図ることができる。
これに対して、後退深さDが0.5mm未満の場合、及び1.5mmを超える場合には、放電位置Zの流され方が小さい。この結果の原因は、以下のように考えることができる。
上記後退深さDが0.5mm未満の場合には、取付金具2の先端部付近において気流の渦(図2のA2)を充分に形成し難くなるおそれがある。そのため、ポケット部12に侵入してポケット部12から燃焼室7へ押し出される気流(図2のA3、A4)を充分に形成することが困難となる。その結果、火花が充分に燃焼室7の内壁面72から遠ざかる方向に流され難いと考えられる。
一方、上記後退深さDが1.5mmを超える場合には、取付金具2の先端部付近において形成される気流の渦(図2のA2)の大きさが大きくなりすぎるために、ポケット部12へ侵入する気流(図2のA3)が形成され難くなるおそれがある。そのため、ポケット部12に侵入してポケット部12から燃焼室7へ押し出される気流(図2のA3、A4)を充分に形成することが困難となる。その結果、火花が充分に燃焼室7の内壁面72から遠ざかる方向に流され難いと考えられる。
本例の結果から、取付金具2の後退深さDは、0.5〜1.5mmとすることが好ましいことが分かる。
(実施例3)
本例は、図9に示すごとく、溝部13を、取付金具2の先端部の外側面23と、プラグ取付孔71の開口部の内側面711との間に形成したスパークプラグ取付構造10の例である。すなわち、取付金具2の先端部の外径をプラグ取付孔71の内径よりも小さくしておくことにより、スパークプラグ1をエンジンヘッド70のプラグ取付孔71に取付けたとき、取付金具2の先端部とプラグ取付孔71の内側面711との間に、溝部13が形成される。
その他は、実施例1と同様である。
本例の場合には、取付金具2の先端部の外径をプラグ取付孔71の内径よりも小さくしておくことにより、燃焼室7の内壁面72に特別な加工を施すことなく、容易に溝部13を形成することができる。
その他、実施例2と同様の作用効果を有する。
(実施例4)
本例は、図10に示すごとく、溝部13を、取付金具2の先端部の外側面23と、燃焼室7の内壁面72から突出した突出部722との間に形成したスパークプラグ取付構造10の例である。
すなわち、燃焼室7の内壁面72に、エンジンヘッド70に設けたプラグ取付孔71の開口部を取り囲むように円環状に突出部722を形成している。
そして、取付金具2の金具先端面22の外側端部221は、突出部722の先端部と略同一平面上に配置している。すなわち、内壁面72に対して、突出部722の突出量と取付金具2の先端部の突出量を略同等としている。これらの突出量は、0.5〜1.5mmである。
その他は、実施例2と同様である。
本例の場合には、取付金具2の先端部を燃焼室7の内壁面72から突出して配置することにより、溝部13を容易に形成することができる。
その他、実施例2と同様の作用効果を有する。
(比較例)
本例は、図11に示すごとく、取付金具2の金具先端面22に傾斜を付けず、スパークプラグ9の軸方向に直交する平面に形成し、金具先端面22を、燃焼室7の内壁面72と同一平面上に配置した、スパークプラグ取付構造90の例である。
なお、「スパークプラグ9」及び「スパークプラグ取付構造90」以外については、図11において用いた符号は、上記実施例1において用いた符号に準ずる。
その他は、実施例1と同様である。
本例の場合には、金具先端面22を、燃焼室7の内壁面72と同一平面上に配置している。また、金具先端面22は、内壁面72と平行な平面となっている。そのため、燃焼室7においてスパークプラグ1の軸方向に対して略直交する方向(内壁面72に沿った方向)の気流A1の方向が特に変化しない。
したがって、火花放電ギャップ11において生じた火花は、この気流A1の方向すなわち燃焼室7の内壁面72と略平行な方向に流されるだけである(図11のS1)。すなわち、火花S1の放電位置が内壁面72から遠ざかる方向に積極的に流されない。
それ故、火花によって混合気に点火して形成される火炎核が、燃焼室7の内壁面72に比較的近い位置において形成されることとなる。その結果、火炎が成長する過程において、内壁面72によって火炎が冷却されてしまい、着火性が低下するおそれがある。
これに対して、上述した実施例1〜4に代表される本発明のスパークプラグ取付構造10によれば、火炎核が燃焼室7における内壁面72から遠い位置に形成されるため、火炎の成長が妨げられることを抑制し、着火性を向上することができる。
なお、上記実施例1〜4に示したスパークプラグ取付構造における取付金具2の金具先端面22は、スパークプラグ1の中心軸を含む平面による断面形状(図1等に表れる形状)が直線状であるが、この断面形状を曲線状とすることもできる。この場合には、凸状の曲線状とすることが好ましい。これにより、燃焼室7の内壁面72に沿った気流が、凸状曲線状の断面を有する金具先端面に沿ってポケット部12に侵入しやすくなる。
実施例1における、スパークプラグ取付構造の断面説明図。 実施例1における、気流の変化と火花放電位置の変化とを説明する説明図。 実施例1における、傾斜角度θ、突出量H等を示す断面説明図。 実験例1における、測定結果を示す線図。 実験例2における、測定結果を示す線図。 実施例2における、スパークプラグ取付構造の断面説明図。 実施例2における、傾斜角度θ、後退深さD等を示す断面説明図。 実験例3における、測定結果を示す線図。 実施例3における、スパークプラグ取付構造の断面説明図。 実施例4における、スパークプラグ取付構造の断面説明図。 比較例における、スパークプラグ取付構造の断面説明図。
符号の説明
1 スパークプラグ
10 スパークプラグ取付構造
11 火花放電ギャップ
12 ポケット部
13 溝部
2 取付金具
21 係止部
22 金具先端面
221 外側端部
3 絶縁碍子
4 中心電極
5 接地電極
7 燃焼室
70 エンジンヘッド
71 プラグ取付孔
72 内壁面

Claims (8)

  1. 内燃機関の燃焼室に供給される混合気に点火するためのスパークプラグをエンジンヘッドに取り付けてなるスパークプラグ取付構造であって、
    上記スパークプラグは、該スパークプラグを上記エンジンヘッドのプラグ取付孔に取り付けるための取付金具と、該取付金具の内側に保持された絶縁碍子と、該絶縁碍子の内側に保持された中心電極と、該中心電極との間に火花放電ギャップを形成する接地電極とを有し、
    上記取付金具が上記絶縁碍子を係止する係止部よりも上記燃焼室側における上記取付金具と上記絶縁碍子との間には、上記燃焼室側に開口したポケット部が形成されており、
    上記取付金具の金具先端面は、内側へ向かうにつれて上記ポケット部の奥へ向かうように傾斜しており、
    上記金具先端面の外側端部は、上記燃焼室の内壁面よりも上記燃焼室側に突出していることを特徴とするスパークプラグ取付構造。
  2. 請求項1において、上記金具先端面は、上記燃焼室の内壁面に対する傾斜角度が20〜40°であることを特徴とするスパークプラグ取付構造。
  3. 請求項1又は2において、上記金具先端面の外側端部は、上記燃焼室の内壁面からの突出量が0.5〜1.5mmであることを特徴とするスパークプラグ取付構造。
  4. 内燃機関の燃焼室に供給される混合気に点火するためのスパークプラグをエンジンヘッドに取り付けてなるスパークプラグ取付構造であって、
    上記スパークプラグは、該スパークプラグを上記エンジンヘッドのプラグ取付孔に取り付けるための取付金具と、該取付金具の内側に保持された絶縁碍子と、該絶縁碍子の内側に保持された中心電極と、該中心電極との間に火花放電ギャップを形成する接地電極とを有し、
    上記取付金具が上記絶縁碍子を係止する係止部よりも上記燃焼室側における上記取付金具と上記絶縁碍子との間には、上記燃焼室側に開口したポケット部が形成されており、
    上記取付金具の金具先端面は、内側へ向かうにつれて上記ポケット部の奥へ向かうように傾斜しており、
    上記金具先端面の外周には、上記金具先端面の外側端部よりも後退した溝部が形成されていることを特徴とするスパークプラグ取付構造。
  5. 請求項4において、上記溝部は、上記取付金具の先端部の外側面と、上記燃焼室の内壁面から突出した突出部との間に形成されていることを特徴とするスパークプラグ取付構造。
  6. 請求項4において、上記溝部は、上記取付金具の先端部の外側面と、上記燃焼室の内壁面を上記プラグ取付孔の開口端において切り欠いたヘッド切欠部との間に形成されていることを特徴とするスパークプラグ取付構造。
  7. 請求項4において、上記溝部は、上記取付金具の先端部の外側面と、上記プラグ取付孔の開口部の内側面との間に形成されていることを特徴とするスパークプラグ取付構造。
  8. 請求項4〜7のいずれか一項において、上記溝部は、上記金具先端面の外側端部からの後退深さが0.5〜1.5mmであることを特徴とするスパークプラグ取付構造。
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