JP6015678B2 - 内燃機関用のスパークプラグ - Google Patents

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Description

本発明は、火花放電ギャップの周囲に副燃焼室を有する内燃機関用のスパークプラグに関する。
車両用エンジン、コージェネレーション等の内燃機関における着火手段であるスパークプラグとして、火花放電ギャップの周囲に副燃焼室を有するスパークプラグがある(特許文献1)。
かかるスパークプラグにおいては、内燃機関の燃焼室内の混合気をスパークプラグの副燃焼室に導入すると共に、火花放電ギャップにおいて火花放電を行うことにより混合気に着火し、副燃焼室において火炎を発生させる。そして、副燃焼室から副燃焼室外の燃焼室に火炎ジェットを噴出させ、燃焼室全体に火炎を広げる。これにより、燃焼速度の大きい内燃機関を得ることができる。
特開2011−214492号公報
しかしながら、特許文献1に記載のスパークプラグは、接地電極がハウジングに設けられている。それゆえ、火花放電ギャップと副燃焼室の先端側部分との間に、接地電極が介在することとなる。その結果、火花放電ギャップにおいて生じた火炎核の成長が接地電極に阻害されて、副燃焼室において広がり難いという問題が生じ得る。したがって、特許文献1に記載のスパークプラグは、燃焼性の観点において改良の余地がある。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、燃焼性を向上させることができる内燃機関用のスパークプラグを提供しようとするものである。
本発明の一態様は、筒状のハウジングと、
該ハウジングの内側に保持された筒状の絶縁碍子と、
上記絶縁碍子の内側に保持された中心電極と、
該中心電極との間に火花放電ギャップを形成する接地電極と、
上記ハウジングの先端部に固定されると共に上記火花放電ギャップが配置される副燃焼室を上記ハウジングとの間に形成するプラグカバーとを有し、
該プラグカバーは、該プラグカバーの外部と上記副燃焼室とをつなぐ貫通孔を有し、
上記接地電極は、上記プラグカバーの内面から上記副燃焼室側へ突出して形成されており、
上記プラグカバーは、中央部において基端側へ隆起した中央隆起部を有し、
上記接地電極は、上記中央隆起部から基端側へ突出していることを特徴とする内燃機関用のスパークプラグにある。
上記スパークプラグにおいては、接地電極がプラグカバーの内面から副燃焼室側へ突出して形成されている。それゆえ、副燃焼室において、火花放電ギャップとの間に接地電極が介在することとなる領域を小さくする、或いは無くすことができる。それゆえ、火花放電ギャップにおいて生じた火炎が、接地電極に阻害されることなく、副燃焼室において成長することができる。その結果、副燃焼室における燃焼が良好に行われ、貫通孔から内燃機関の燃焼室への火炎ジェットの噴射も良好に行われることとなる。これにより、内燃機関の燃焼性を向上させることができる。
以上のごとく、本発明によれば、燃焼性を向上させることができる内燃機関用のスパークプラグを提供することができる。
実施例1における、スパークプラグの一部断面正面図。 実施例1における、スパークプラグの先端部の断面図。 実施例1における、先端空間領域を示す断面説明図。 実施例1における、基端側から見たプラグカバーの平面図。 実施例2における、スパークプラグの先端部の断面図。 実施例3における、スパークプラグの先端部の断面図。 実施例4における、スパークプラグの先端部の断面図。 実施例5における、スパークプラグの先端部の断面図。 実験例における、試験結果を表す線図。
上記内燃機関用のスパークプラグは、例えば、自動車、コージェネレーション等の内燃機関に用いることができる。
また、本明細書において、スパークプラグの軸方向において、内燃機関の燃焼室に挿入される側を先端側、その反対側を基端側として説明する。
また、上記プラグカバーに形成された上記貫通孔のうち最も先端側に形成された先端側貫通孔の中心線は、プラグ中心軸に向かうほど基端側へ向かうように傾斜しており、上記先端側貫通孔の中心線をプラグ中心軸の周りに1回転させることにより得られる円錐面と該円錐面よりも先端側における上記プラグカバーの内面とによって囲まれる先端空間領域内に、上記接地電極における上記中心電極に対向する電極対向面が配置されていることが好ましい。この場合には、貫通孔から副燃焼室に導入された混合気に、効果的に着火することができる。これにより、内燃機関の燃焼性をより向上させることができる。
(実施例1)
上記内燃機関用のスパークプラグの実施例につき、図1〜図4を用いて説明する。
図1に示すごとく、スパークプラグ1は、筒状のハウジング2と、ハウジング2の内側に保持された筒状の絶縁碍子3と、絶縁碍子3の内側に保持された中心電極4と、中心電極4との間に火花放電ギャップ11を形成する接地電極5と、ハウジング2の先端部に固定されたプラグカバー6とを有する。
図2に示すごとく、プラグカバー6は、火花放電ギャップ11が配置される副燃焼室12をハウジング2との間に形成している。また、プラグカバー6は、プラグカバー6の外部と副燃焼室12とをつなぐ貫通孔61を有する。
そして、接地電極5は、プラグカバー6の内面62から副燃焼室12側へ突出して形成されている。
プラグカバー6は、略半球状のドーム形状を有し、その開放端63を基端側に向けた状態で、ハウジング2の先端部に固定されている。プラグカバー6の開放端63は、全周にわたってハウジング2の先端部に、溶接等によって接合されている。ただし、ハウジング2とプラグカバー6との固定方法は、特に限定されるものではない。
また、プラグカバー6は、内面62のうち、プラグ中心軸Mとの交点となる位置に、接地電極5を設けてなる。接地電極5は、例えばプラグカバー6に対して、溶接等によって接合されている。そして、接地電極5は、プラグカバー6の内面62から基端側へ向かって、突出している。
一方、中心電極4は、プラグ中心軸M上にプラグ中心軸Mに沿って配置されており、その先端部に貴金属チップからなる放電部41を設けてなる。
中心電極4を先端側から覆うように、上述のごとくプラグカバー6をハウジング2の先端部に固定することにより、接地電極5と中心電極4の放電部41とが、プラグ中心軸M上において軸方向に対向する。そして、接地電極5の電極対向面51と中心電極4の放電部41との間に、火花放電ギャップ11が形成される。
また、図2、図4に示すごとく、プラグカバー6は、貫通孔61を複数個形成してなる。貫通孔61は、プラグ中心軸Mから径方向にずれた位置に形成されている。
図3に示すごとく、プラグカバー6に形成された貫通孔61のうち最も先端側に形成された先端側貫通孔の中心線Nは、プラグ中心軸Mに向かうほど基端側へ向かうように傾斜している。なお、本例においては、図4に示すごとく、貫通孔61は4個形成されており、4個の貫通孔61は、軸方向における互いに同等の位置に形成されている。つまり、本例においては、貫通孔61のすべてが上記先端側貫通孔であり、それらの中心線Nのすべてが、プラグ中心軸Mに向かうほど基端側へ向かうように傾斜している。
図3に示すごとく、先端側貫通孔(貫通孔61)の中心線Nをプラグ中心軸Mの周りに1回転させることにより得られる円錐面と該円錐面よりも先端側におけるプラグカバー6の内面62とによって囲まれる先端空間領域13内に、接地電極5における中心電極4に対向する電極対向面51が配置されている。
本例においては、プラグ中心軸M上に接地電極5が配置されているため、接地電極5の電極対向面51は、副燃焼室12内における、中心線Nとプラグ中心軸Mとの交点Aの位置かそれよりも先端側に存在することとなる。
また、本例においては、中心電極4は、ハウジング2の先端よりも先端側へ突出しており、また、絶縁碍子3の先端よりも先端側へ突出している。また、絶縁碍子3の先端部は、ハウジング2の先端よりも先端側へ突出している。
また、プラグカバー6は、導電性材料からなり、例えばニッケル基合金等の金属からなる。これにより、プラグカバー6に設けられた接地電極5は、プラグカバー6を通じてハウジング2と導通し、接地される。また、プラグカバー6に設けられた4個の貫通孔61は、周方向に等間隔に設けてある。
次に、本発明の作用効果につき説明する。
上記スパークプラグ1においては、接地電極5がプラグカバー6の内面62から副燃焼室12側へ突出して形成されている。それゆえ、副燃焼室12において、火花放電ギャップ11との間に接地電極5が介在することとなる領域を小さくする、或いは無くすことができる。それゆえ、火花放電ギャップ11において生じた火炎が、接地電極5に阻害されることなく、副燃焼室12において成長することができる。その結果、副燃焼室12における燃焼が良好に行われ、貫通孔61から内燃機関の燃焼室への火炎ジェットの噴射も良好に行われることとなる。これにより、内燃機関の燃焼性を向上させることができる。
また、図3に示すごとく、接地電極5の電極対向面51が先端空間領域13内に配置されているため、貫通孔61から副燃焼室12に導入された混合気に、効果的に着火することができる。すなわち、貫通孔61を通じて副燃焼室12に導入される混合気は、中心線Nを中心とした放射状に副燃焼室12内に広がる。このとき、副燃焼室12の先端側は、プラグカバー6によって覆われているため、中心線Nよりも先端側の領域に、比較的早期に混合気が溜まりやすい。つまり、副燃焼室12の中でも特に先端空間領域13に比較的早期に混合気が溜まりやすい。したがって、この先端空間領域13に接地電極5の電極先端面51を配置することで、早期に着火することができる。しかも、先端空間領域13に電極対向部51を設けることで、着火した火炎が副燃焼室12において成長したとき、早期に貫通孔61からプラグカバー6の外の内燃機関の燃焼室に、火炎ジェットが噴射される。その結果、内燃機関の燃焼速度を向上させることができる。
以上のごとく、本例によれば、燃焼性を向上させることができる内燃機関用のスパークプラグを提供することができる。
(実施例2)
本例は、図5に示すごとく、プラグカバー6の内面62からの接地電極5の突出量を大きくした例である。
すなわち、接地電極5の電極対向面51の位置を、ハウジング2に近付けている。また、その分、中心電極4の放電部41を基端側へ後退させている。
本例において、接地電極5は、プラグカバー6の内面62から基端側へ向かって基端側へ立設した立設部52と、該立設部52の基端面に接合された放電部53とからなる。この放電部53が貴金属チップからなり、その基端面が電極対向面51となっている。立設部52は、例えばニッケル基合金等の金属部材によって構成することができる。
その他は、実施例1と同様である。なお、本例又は本例に関する図面において用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
本例の場合には、立設部53の長さを調整することにより、接地電極5の電極対向面51の位置を、最適な位置に調整することができる。その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実施例3)
本例は、図6に示すごとく、プラグカバー6が、その中央部を基端側へ隆起させた中央隆起部64を有する例である。
中央隆起部64に接地電極5が接合されており、接地電極5は中央隆起部64から基端側へ突出している。
その他は、実施例1と同様である。なお、本例又は本例に関する図面において用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
本例の場合には、プラグカバー6の中央隆起部64を変形させることにより、接地電極5の軸方向の位置を容易に調整することができる。例えば、プラグカバー6を取り付けた後に、中央隆起部64の隆起量を調整することで、接地電極5の電極対向面51の位置を調整し、中心電極4の放電部41との間の火花放電ギャップ11の大きさを調整することもできる。その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実施例4)
本例は、図7に示すごとく、接地電極5を複数個設けたスパークプラグ1の例である。
すなわち、プラグカバー6の内面62に、複数の接地電極5を突出形成している。本例において、複数の接地電極5のうちの一つは、実施例1と同様に、プラグ中心軸M上に設けられ、その周囲に他の接地電極5が配されている。
また、中心電極4の放電部41は、実施例1に開示されたものよりも大きい直径を有する。そして、複数の接地電極5は、いずれも中心電極4の放電部41に対して、電極対向面51を対向させている。
その他は、実施例1と同様である。なお、本例又は本例に関する図面において用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
本例の場合には、火花放電ギャップ11が複数箇所に形成されるため、着火性を向上させることができる。その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実施例5)
本例は、図8に示すごとく、火花放電ギャップ11の位置を、ハウジング2の先端よりも基端側に配置した例である。
すなわち、ハウジング2の内側に、火花放電ギャップ11が形成されている。中心電極4の放電部41は、ハウジング2の先端よりも基端側へ後退している。また、接地電極5は、プラグカバー6の内面62から軸方向の基端側へ延びて、ハウジング2の先端よりも基端側まで突出している。この構成を実現するために、本例においては、実施例2と同様に、接地電極5が立設部52と放電部53とによって構成されている。
本例において、接地電極5の電極対向面51は、実施例1において示した先端空間領域13(図3参照)内には配置されていない。
その他は、実施例1と同様である。なお、本例又は本例に関する図面において用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
(実験例)
本例は、図9に示すごとく、接地電極5の電極対向面51の軸方向位置と、スパークプラグのA/F限界との関係を調べた実験例である。
ここで、A/F限界とは、正常な燃焼が行われるための限界の空燃比(A/F)をいい、A/F限界が大きいほど、燃焼性能に優れていると言える。なお、本例において、正常な燃焼とは、燃焼変動率が5%以下であることを意味する。
試験に際しては、まず、プラグカバー6に設けた貫通孔61の直径Dと、貫通孔61の中心線Nとプラグ中心軸Mとのなす角度θ(図3参照)とを、それぞれ表1に示すように設定した5種類のスパークプラグを用意した。これら5種類のスパークプラグのそれぞれにつき、さらに、接地電極5の電極対向面51の軸方向位置を互いに異ならせた複数の試料を用意した。これらのスパークプラグの基本構成としては、実施例1(図1〜図4)に示した構成を有する。そのうえで、実施例1(図1)、実施例2(図5)、実施例5(図8)のように、適宜、立設部52の有無やその長さを調整して、電極対向面51の軸方向位置を互いに異ならせた。
Figure 0006015678
また、ハウジング2の直径は9.0mm、プラグカバー6の内面62の半径は4.0mm、プラグカバー6の厚みは1.0mmとした。貫通孔61は、中心線N方向から見た形状が円形である。
また、中心電極4の放電部41は円柱形状を有し、その直径は0.55mmである。また、接地電極5(放電部53)も円柱形状を有し、その直径は0.7mmである。中心電極4の放電部41は90wt%Ir−10wt%Rhからなり、接地電極5(放電部53)は90wt%Pt−10wt%Rhからなる。
これらのスパークプラグ1をそれぞれ、1800ccのガソリンエンジン(内燃機関)を模した試験チャンバーに設置し、回転数1500回転/分、回転トルク35N・mの条件にて運転した。このときの燃焼状態をそれぞれ確認した。これにより、各スパークプラグ1のA/F限界を測定した。その結果を、図9に示す。
図9の横軸である電極対向面の位置は、図3に示す交点A(中心線Nとプラグ中心軸Mとの交点)からの軸方向距離によって表されており、交点Aよりも先端側をプラス(+)、基端側をマイナス(−)としている。また、図9において、L1〜L5の折れ線にて示すデータが、それぞれ表1のL1〜L5にて示す貫通孔61の直径D及び向き(角度θ)を有するスパークプラグについてのデータである。
図9から分かるように、貫通孔61の直径D及び向き(角度θ)に関わらず(L1〜L5のいずれについても)、接地電極5の電極対向面51の位置が0mm以上となると、A/F限界が飛躍的に向上することが分かる。すなわち、電極対向面51が交点Aよりも先端側にあるとき、スパークプラグ1は特に優れた燃焼性能を示すと言える。
このことからも、電極対向面51が先端空間領域13(図3参照)内に配置されていることにより、優れた燃焼性能を得ることができることが分かる。
なお、上記実施例においては、接地電極5をプラグ中心軸M上に配置した例を示したが、本発明はこれに限らず、接地電極をプラグ中心軸からずれた位置に設けてもよい。また、上記実施例においては、複数の貫通孔61を軸方向における互いに同等の位置に設けた例を示したが、軸方向における互いに異なる位置に貫通孔を設けてもよい。この場合、最も先端側に設けた貫通孔が上記先端貫通孔となる。
1 スパークプラグ
11 火花放電ギャップ
12 副燃焼室
2 ハウジング
3 絶縁碍子
4 中心電極
5 接地電極
6 プラグカバー
61 貫通孔
62 内面

Claims (2)

  1. 筒状のハウジング(2)と、
    該ハウジング(2)の内側に保持された筒状の絶縁碍子(3)と、
    上記絶縁碍子(3)の内側に保持された中心電極(4)と、
    該中心電極(4)との間に火花放電ギャップ(11)を形成する接地電極(5)と、
    上記ハウジング(2)の先端部に固定されると共に上記火花放電ギャップ(11)が配置される副燃焼室(12)を上記ハウジング(2)との間に形成するプラグカバー(6)とを有し、
    該プラグカバー(6)は、該プラグカバー(6)の外部と上記副燃焼室(12)とをつなぐ貫通孔(61)を有し、
    上記接地電極(5)は、上記プラグカバー(6)の内面から上記副燃焼室(12)側へ突出して形成されており、
    上記プラグカバー(6)は、中央部において基端側へ隆起した中央隆起部(64)を有し、
    上記接地電極(5)は、上記中央隆起部(64)から基端側へ突出していることを特徴とする内燃機関用のスパークプラグ(1)。
  2. 上記プラグカバー(6)に形成された上記貫通孔(61)のうち最も先端側に形成された先端側貫通孔(61)の中心線(N)は、プラグ中心軸(M)に向かうほど基端側へ向かうように傾斜しており、上記先端側貫通孔(61)の中心線(N)をプラグ中心軸(M)の周りに1回転させることにより得られる円錐面と該円錐面よりも先端側における上記プラグカバー(6)の内面とによって囲まれる先端空間領域(13)内に、上記接地電極(5)における上記中心電極(4)に対向する電極対向面(51)が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用のスパークプラグ(1)。
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