JP2009002723A - 回転検出センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 外部からの水の浸入を防ぐシール性能に優れ、内部発熱や外部環境の温度変化による内部の熱歪み、および外力によってセンサ部品やその周辺回路部に損傷が生じず、しかも安価に製作できる回転検出センサを提供する。
【解決手段】 回転検出センサAは、車輪用軸受に取付けるセンサ固定部材7に固定される。センサ素子と、ケーブル10と、基板11とでセンサユニットBを構成する。このセンサユニットBを基板11でセンサ固定部材7に固定する。センサユニットBの周囲に、モールド材を基板11と接着状態に成型したモールディング部8を設ける。基板11は、導電パターン部3の周辺となる基板表面に金属の被膜からなる金属パターン部13を設け、この金属パターン部13に前記モールド材を接着させるものとする。
【選択図】 図2

Description

この発明は、例えば自動車用ABSセンサとして使用される回転検出センサに関する。
自動車のハブベアリングに取付けて使用するABSセンサ(車軸回転センサ)は、磁石または金属体をハブベアリングの回転輪に設け、それに対向して磁気ピックアップ、ホールセンサやMRセンサ等の磁気式センサを配置した構成をしている。ABSセンサは、機械的強度、防水性、耐候性、耐薬品性等が求められる。そのため、センサ部品を樹脂等でオーバーモールドすることで、センサユニット構造体として使用される。
センサ部品をオーバーモールドする方法として、例えば特許文献1に、予めセンサ固定用ホルダにセンサ部品を固定しておき、これを樹脂でオーバーモールドする方法が提案されている。
特開2000−88984号公報
上記従来のオーバーモールド方法によるABSセンサ用のセンサユニット構造体には、以下に示す問題があった。
・ モールド材が樹脂であるため、センサ部品やセンサ固定用ホルダ等の内蔵品とモールド材との接着性が期待できない。
・ 電子部品であるセンサ部品の自己発熱や環境温度の変化によって、内蔵品とモールド材間の熱膨張差から両者間に隙間が生じる恐れがあり、防水性に問題がある。
・ センサユニット構造体に外力が加わりモールド材に塑性変形が生じた場合にも、内蔵品とモールド材間に隙間が生じるため、防水性に問題がある。
・ 樹脂からなるモールド材は変形能力が低いため、センサユニット構造体に外力が加わった場合、内蔵品に外力が直接作用して内蔵品が破損または変形する可能性がある。
・ 樹脂からなるモールド材は振動吸収性が乏しいため、外部の振動に対する耐久性に問題がある。
・ センサユニット構造体から外部への信号伝達経路となる信号ケーブル部が湾曲するような外力が加わった場合、センサユニット構造体内部のセンサデバイスにその外力が伝わり、故障する可能性がある。
上記各問題点を解消するために、各種センサ部品を基板に取付けてセンサユニットとし、このセンサユニットをハブベアリング側のセンサ固定部材に固定し、さらにセンサユニットの周囲を熱可塑性エラストマまたはゴム材からなるモールド材でモールドすることを考えついた。このように回転検出センサを設けると、上記各問題点のほとんどを解消することができる。ただし、上記ゴム系のモールド材は、金属製であるセンサ固定部材とは溶着等により接着させられるが、基板表面の状態によっては基板とモールド材との接着性が悪いことが考えられる。例えば、基板の絶縁基板の部分がエポキシ等の樹脂製である場合には、モールド材との接着性が良くない。その場合、センサ固定部材とモールド材とが剥離し両者間に水が浸入したときに、センサ固定部材と基板との接触位置から基板に水が浸入し、センサの電極部や基板の導電パターン部に水分が付着する可能性がある。
この発明の目的は、外部からの水の浸入を防ぐシール性能に優れ、内部発熱や外部環境の温度変化による内部の熱歪み、および外力によってセンサ部品やその周辺回路部に損傷が生じず、しかも安価に製作できる回転検出センサを提供することである。
この発明の回転検出センサは、車輪用軸受に取付けるセンサ固定部材に固定され、車輪用軸受の回転輪の回転を検出する回転検出センサであって、前記回転輪に同心に設けられた環状の被検出体を検出する磁気式のセンサ素子と、このセンサ素子の出力信号を外部に取り出すケーブルと、前記センサ素子および前記ケーブルの一端部が取付けられ、かつ前記センサ素子の電極部と前記ケーブルの芯線とを電気的に接続する導電パターン部を有する基板とでセンサユニットを構成し、このセンサユニットを前記基板で前記センサ固定部材に固定し、さらにセンサユニットの周囲に、モールド材を前記基板と接着状態に成型したモールディング部が設けてあり、前記基板は、前記導電パターン部の周辺となる基板表面に金属の被膜からなる金属パターン部を設け、この金属パターン部に前記モールド材を接着させるものであることを特徴とする。モールド材としては、弾性を有するゴム材または熱可塑性エラストマが適している。
この発明の構成によれば、以下の作用効果が得られる。
・ センサ素子、ケーブル、基板等のセンサ部品からなるセンサユニットを、弾性を有するモールド材でモールドすると、回転検出センサに振動や外力が作用した場合に、その振動や外力をモールド材が吸収することで、センサ部品に及ぶ影響を少なくして、センサ部品を保護することができる。
・ モールド材が弾性を有するゴム材または熱可塑性エラストマである場合、環境温度の変化や電子部品であるセンサ部品の自己発熱によってセンサ部品とモールド材とで程度の異なる熱膨張・熱収縮が発生しても、その差をモールド材の弾性によって吸収することができ、センサ部品とモールド材間に隙間が生じることが防げ、防水性を保てる。
・ 特に、モールド材をゴム材とすると、モールド材とセンサ部品の金属との接着性が良好で、防水性を確保することができる。
・ 基板における導電パターン部の周辺となる基板表面に金属パターン部が設けてあり、金属パターン部は金属製であるため、モールド材との接着性が良い。そのため、基板の絶縁基板の部分がモールド材と接着しないか、または接着性が良好でない材質であっても、基板とモールディング部とが金属パターン部の箇所で強固に固定される。そのため、センサ固定部材とモールディング部との間に水が浸入した場合でも、金属パターン部よりも先に水が浸入することがなく、導電パターン部やその周辺部に水分が付着することが防がれる。
・ 金属パターン部を構成する金属は、例えば基板の導電パターン部と同一金属である銅、銅合金等とすることができる。その場合、導箔張積層板から導電パターン部を印刷等で形成するときに、導電パターン部と同時に金属パターン部も形成することができ、生産性が良好である。
前記モールド材がゴム材である場合、前記成型は金型を用いた成型とすることができる。その場合、前記金型は上型および下型からなり、これら上型と下型間に前記センサユニットおよびゴム材からなるモールド材を入れ、上型と下型とを加熱しながら両型間に圧力をかけることによって、前記モールディング部を圧縮成型するのが良い。
モールディング部の成型を金型を用いた圧縮成型とすると、1回の成型で大量の回転検出センサを製造することができ、コストダウンが図れる。また、金型を上型および下型からなるものとすると、センサユニットの位置決めが容易で、モールド材に適正な圧力をかけることができる。なお、射出成型によるモールドでは、溶融した樹脂を流入させるノズル、その溶融樹脂を成型品となる空洞部分へ導くランナー、および前記空洞部分への流入口(ゲート)を必要とする。これらを通る溶融樹脂の流れをスムーズにして歩留まりを上げるには、1回の製作個数は数個から10数個程度が適当で、1回の成型個数に制限がある。これに対し、圧縮成型による成型は、1回の成型で大量の回転検出センサを製造することができる。
前記モールド材が熱可塑性エラストマである場合、前記成型は金型を用いた射出成型とすることができる。その場合、金型内にセンサユニットを入れ、熱可塑性エラストマを金型内に射出することによって、前記モールディング部を射出成型する。
前記モールド材がゴム材である場合にも、前記成型は金型を用いた射出成型としても良い。その場合、金型内にセンサユニットを入れ、ゴム材を金型内に射出することによって、前記モールディング部を射出成型する。
モールディング部を射出成型により成型すると、製造が容易で、生産性に優れる。
また、前記モールド材がゴム材である場合、前記成型は上型および下型からなる金型を用いた成型であり、上型および下型のいずれか一方の金型に予めセンサユニットおよびゴム材を入れ、もう一方の金型からゴム材を射出成型することによって、前記モールディング部を成型するようにしても良い。
このようにモールディング部を成型すると、前記射出成型単独でモールディング部を成型する場合の作用効果に加えて、上型および下型のいずれか一方の金型に予めセンサユニットおよびゴム材を入れておくことで、センサユニットの位置決めが容易になるという作用効果が得られる。
前記センサ素子としては、ホール素子、または磁気抵抗効果素子(MR素子)、または巨大磁気抵抗効果素子(GMR素子)、またはトンネル磁気抵抗素子(TMR素子)、またはコイルを用いることができる。いずれを用いても、良好な回転検出センサとなる。
前記センサ固定部材は、車輪用軸受の固定輪またはその周辺部材に取付けると良い。
センサ固定部材を車輪用軸受の固定輪またはその周辺部材に取付けると、回転検出センサ取付用に別部材を設ける必要がなく、構成が簡略になる。
前記センサ固定部材は、車輪用軸受のカバーを兼ねても良い。
この場合も、回転検出センサ取付用に別部材を設ける必要がなく、構成が簡略になる。
前記センサ固定部材に前記基板を固定した状態において、センサ固定部材と基板との接触位置と、前記導電パターン部との間に、前記金属パターン部が別途に配置されることが好ましい。前記金属パターン部が前記導電パターン部の周囲を囲むように配置されていると、さらに好ましい。
前記センサ固定部材とモールディング部とが剥離した場合、センサ固定部材の表面に付着した雨水等の水は、センサ固定部材とモールディング部との間に浸入する。浸入した水はセンサ固定部材と基板との接触位置から基板へと浸入する。したがって、保護用の金属パターン部をセンサ固定部材と基板との接触位置と導電パターン部との間に位置させておけば、金属パターン部とモールド材との接着効果によって、導電パターン部やその周辺部への水の浸入を効果的に防ぐことができる。さらに、前記金属パターン部が前記導電パターン部の周囲を囲むように配置されていると、センサ固定部材と基板との接触位置以外からの水の浸入も防ぐことができる。
この発明の回転検出センサは、車輪用軸受に取付けるセンサ固定部材に固定され、車輪用軸受の回転輪の回転を検出する回転検出センサであって、前記回転輪に同心に設けられた環状の被検出体を検出する磁気式のセンサ素子と、このセンサ素子の出力信号を外部に取り出すケーブルと、前記センサ素子および前記ケーブルの一端部が取付けられ、かつ前記センサ素子の電極部と前記ケーブルの芯線とを電気的に接続する導電パターン部を有する基板とでセンサユニットを構成し、このセンサユニットを前記基板で前記センサ固定部材に固定し、さらにセンサユニットの周囲に、モールド材を前記基板と接着状態に成型したモールディング部が設けてあり、前記基板は、前記導電パターン部の周辺となる基板表面に金属の被膜からなる金属パターン部を設け、この金属パターン部に前記モールド材を接着してモールディング部を成型するものであるため、外部からの水の浸入を防ぐシール性能に優れ、内部発熱や外部環境の温度変化による内部の熱歪み、あるいは外力によってセンサ部品およびその周辺回路部に損傷が生じない。また、モールディング部の成型を金型を用いた成型とした場合、回転検出センサの生産が容易となり、コストダウンが図れる。
この発明の実施形態を図1ないし図3と共に説明する。この回転検出センサAは、複数のセンサ部品からなるセンサユニットBをセンサ固定部材7に固定し、センサユニットBの周囲をモールドしてモールディング部8を設けたものである。この回転検出センサAは、磁気エンコーダ45等の被検出体と組み合わせて使用される。
センサユニットBは、磁気式のセンサ素子1と、このセンサ素子1の出力信号を外部に取り出すケーブル10と、これらセンサ素子1およびケーブル10の一端部が取付けられる基板11とでなる。基板11は、樹脂製等の絶縁基板の表面に導電パターン部3(図3)を印刷配線等によって形成したものである。センサ素子1は、例えばホール素子、または磁気抵抗効果素子(MR素子)、または巨大磁気抵抗効果素子(GMR素子)、またはトンネル磁気抵抗素子(TMR素子)、またはコイル、またはその他の磁気式センサ素子からなる。この実施形態の場合、ケーブル10は、2本のケーブル芯線4を有し、各ケーブル芯線4をそれぞれ絶縁被覆5で電気的絶縁状態に被覆し、さらに各絶縁被覆5をケーブルカバー6でカバーしたものとされている。
センサ素子1の電極部2は基板11の導電パターン部3に電気的に接続され、かつケーブル10のケーブル芯線4は前記導電パターン部3に電気的に接続されている。導電パターン部3は銅箔等の電気伝導性の良好な金属からなる。つまり、センサ素子1の電極部2とケーブル10の芯線4とが導電パターン部3を介して電気的に接続されている。導電パターン部3は基板11の上面側(図3(A))に設けられ、かつセンサ素子1は基板11の下面側(図3(B))に取付けられていて、センサ素子1の電極部2は、基板11の下面側から上面側へ基板11の外側を通って延びている。電極部2と導電パターン部3とは、圧着、または半田付け、または熱圧着、またはその他の接合方法により電気的に接続される。また、ケーブル芯線4と導電パターン部3とは、圧着、または半田付け、またはその他の接合方法により電気的に接続される。
基板11の四隅には、後記固定具12を挿通する固定具挿通孔12aが設けられている(図3)。また、基板11の長手方向両端の固定具挿通孔12aよりも長手方向内側で、かつ基板11の上面における導電パターン部3の周辺となる基板表面、および下面におけるセンサ素子1の周辺となる基板表面に、金属の被膜からなる金属パターン部13が設けられている。この実施形態の場合、金属パターン部13は2つの導電パターン部3の並び方向の両側にあり、それぞれの金属パターン部13は、前記並び方向と直交する方向に長い帯状とされていて、両端は基板11の端部に至っている。金属パターン部13は、基板11におけるセンサ固定部材7との接触位置である固定具挿通孔12a周辺部と、導電パターン部3との間に配置されている。
金属パターン部13は、導電パターン部3と同じ金属の被膜であり、絶縁基板に導箔を積層した導箔張積層板から印刷配線等で導電パターン部3を形成するときに、絶縁基板上に残す導箔のパターンの一部として形成される。このため、導電パターン部3と金属パターン部13とを同時に形成することができ、生産性が良好である。金属パターン部13の材質は、後述するモールド材22(図4、図5、図6)との接着性が良好な金属であるのが好ましいが、導電パターン部3に一般に用いられる銅や銅合金であってもよい。なお、金属パターン部13は必ずしも導電パターン部3と同種の金属でなくてもよい。
前記センサ固定部材7は、車輪用軸受の端面を覆うカバーを兼ねるものであり(図13参照)、車輪用軸受の中心軸を中心とする円環状の金属製品とされる。センサ固定部材7は、大径部分7aaおよび小径部分7abを有する段付きの円筒部7aと、この円筒部7aの小径部分7abの端縁から内径側に延びた鍔部7bとからなる。図2に示すように、このセンサ固定部材7の鍔部7bに、固定具12によって基板11を固定することで、センサユニットBがセンサ固定部材7に固定される。この基板11の固定状態において、導電パターン部3の周方向両側に金属パターン部13が位置している。鍔部7bには開口部7cが形成されており、センサ素子1はこの開口部7cを突き抜けて基板11の固定面と反対側に突出している。固定具12としては、ピン、ねじ、リベット等の種々のものを用いることができる。
また、図1(A),(C)に示すように、センサ固定部材7の一部には、ケーブル10のセンサユニットB側の端部近くの部分を巻き込んで固定するクランプ部9が設けられている。この実施形態では、クランプ部9はセンサ固定部材7と一体のものとされているが、別部材であってもよい。
センサユニットBのモールドに用いるモールド材は、ゴム弾性を有する材料からなるものとされ、ゴム材または熱可塑性エラストマが適している。ゴム材としては、二トリルゴム、フッ素ゴムが望ましい。これらは、耐熱性、低温特性、および耐油性に優れる。上記以外のゴム材であってもよい。熱可塑性エラストマとしては、塩化ビニル系、エステル系、アミド系が望ましい。これらは耐熱性、耐油性に優れる。
モールド材がゴム材である場合、モールド材の成型を、金型を用いた圧縮成型とすることができる。金型を用いた圧縮成型は、例えば図4(A)のように、金型である上型20と下型21間にセンサユニットB、センサ固定部材7(図示せず)、およびモールド材22を入れ、同図(B)のように、上型20と下型21とを加熱しながら両型間に圧力をかけることによって成型する。基板11がセンサ固定部材7に固定されているため、圧縮成型時に、金型20,21内の内圧によりセンサユニットBの位置が動くことがなく、センサユニットBを容易に位置決めすることができる。また、金型を上型20および下型21からなるものとすると、センサユニットBの位置決めが容易で、熱可塑性エラストマまたはゴム材に適正な圧力をかけることができる。さらに、モールディング部8の成型を金型を用いた圧縮成型とすると、1回の成型で大量の回転検出センサAを製造することができ、コストダウンが図れる。
モールド材が熱可塑性エラストマである場合、モールド材の成型を、金型を用いた射出成型とするのが好ましい。金型を用いた射出成型は、例えば図5(A)のように、分割可能な金型20,21の中にセンサユニットBおよびセンサ固定部材7(図示せず)を入れ、金型20のモールド材注入孔23より、モールド材22を金型20,21内に注入することによって、同図(B)のようにモールド材22を成型する。同図(A)において、センサユニットBは図示しないセンサ固定部材7によって所定の位置に固定されている。モールド材がゴム材である場合も、同様に射出成型で成型を行うことができる。この射出成型による成型は、製造が容易で、生産性に優れる。
また、モールド材がゴム材である場合には、図6に示す方法でモールド材を成型してもよい。すなわち、上型20および下型21からなる金型を用い、同図(A)のように、上型および下型のいずれか一方の金型(図示例では下型21)に予めセンサユニットB、センサ固定部材7(図示せず)、およびモールド材22を入れ、同図(B)のように、もう一方の金型(図示例では上型20)のモールド材注入孔23からモールド材22を金型20,21内に注入して、モールド材22を射出成型する。このようにモールディング部8を成型すると、前記射出成型単独で成型する場合の作用効果に加えて、下型21に予めセンサユニットBおよびモールド材22を入れておくことで、センサユニットBの位置決めが容易になるという作用効果が得られる。
上記モールド材の成型により、センサ固定部材7、基板11の導電パターン部3、および金属パターン部13にモールド材22が接着される。この接着は、モールド材22を溶融させての溶着によるものであっても、あるいは接着剤によるものであっても良い。特に、金属パターン部13への接着は強固にするのが好ましい。
上記構成の回転検出センサAは、センサユニットBを弾性を有するゴム材または熱可塑性エラストマからなるモールド材22でモールドしたため、回転検出センサAに振動や外力が作用した場合に、その振動や外力をモールディング部8が吸収することで、センサユニットBの各センサ部品に及ぶ影響を少なくして、センサ部品を保護することができる。また、モールディング部8が弾性を有するゴム材または熱可塑性エラストマからなるため、環境温度の変化や電子部品であるセンサ部品の自己発熱によってセンサ部品とモールディング部8とで程度の異なる熱膨張・熱収縮が発生した場合でも、その差をモールディング部8の弾性によって吸収することができ、センサ部品とモールディング部8間に隙間が生じることが防げ、防水性を保てる。特に、モールド材22をゴム材とすると、モールディング部8とセンサ部品の金属との接着性が良好で、防水性を確保することができる。
基板11の上面における導電パターン部3の周辺となる基板表面、および下面におけるセンサ素子1の周辺となる基板表面に設けた金属パターン部13にモールド材22が接着させてあるため、基板11とモールディング部8とが金属パターン部13の箇所で強固に固定される。そのため、センサ固定部材7とモールディング部8との間に剥離等によるすきまが生じにくい。仮に、センサ固定部材7とモールディング部8との間に水が浸入した場合でも、金属パターン部13よりも先に水が浸入することがなく、センサ素子1の電極部2、導電パターン部3、ケーブル芯線4等に水分が付着することが防がれる。
金属パターン部13は、センサ固定部材7と基板11との接触位置である固定具挿通孔12a周辺部と、導電パターン部3との間に配置されているため、金属パターン部13とモールド材22との接着効果によって、導電パターン部3やその周辺部への水の浸入を効果的に防ぐことができる。また、金属パターン部13が導電パターン部3の周方向両側を囲むように配置されているため、周方向両側からの水の浸入を防ぐことができる。なお、金属パターン部13は、導電パターン部3の周方向両側だけでなく、導電パターン部3の径方向も囲うように設けても良い。
センサ固定部材7が車輪用軸受のカバーを兼ねるため、回転検出センサAの位置決めが容易であり、しかも部品点数を少なくできる。また、センサ固定部材7が金属製であるため、モールド材22がゴム材である場合、センサ固定部材7とモールディング部8との接着性が良好で、回転検出センサA全体を強固な構造とすることができる。
ケーブル10のセンサユニットB側の端部近くの部分がクランプ部9によりセンサ固定部材7に固定されているため、ケーブル10に外力が加わった場合でも、クランプ部9が負荷を受けて、センサユニットBやモールディング部8に負荷がかからない。
図7ないし図11は、センサ素子1の電極部2とケーブル芯線4との異なる電気的接続方法を示している。図7は、図1ないし図3の実施形態のものに対して導電パターン部3の形状を変形させることで、2本のケーブル芯線4がこのケーブル芯線4の線方向同位置で導電パターン部3に接続されるようにしたものである。図8および図9はいずれも、センサ素子1と導電パターン部3を基板11の同じ面に設けたものである。図10は、センサ素子1に電極部を設けずに、センサ素子1を導電パターン部3に直接に接続したものである。図11は、センサ素子1と導電パターン部3が基板11の互いに異なる面に設けられている場合に、基板11にスルーホール11aを設け、センサ素子1の電極部2を上記スルーホール11aに通して設けたものである。図3および図7〜図11のいずれの方法でセンサ素子1の電極部2とケーブル芯線4とを電気的に接続してもよく、各種条件に合わせて適正な方法を選択すればよい。いずれの場合も、金属パターン部13は、センサ素子1または導電パターン部3の周辺となる基板表面に設けてある。
図12は、センサ固定部材7に対する基板11の異なる固定方法を示す。この固定方法は、センサ固定部材7に突起25,26を設け、この突起25,26とセンサ固定部材7本体との間で基板11を挟み込んで位置決めかつ固定するものである。この固定方法によれば、固定具12が不要となり、部品点数を減らせるとともに、固定具11を装着する手間を省ける。
図13はこの発明の回転検出センサを設けた車輪用軸受装置を示す。この車輪用軸受装置は、軸受部30に、センサ固定部材7に回転検出センサAを固定した回転検出センサ・固定部材取付体Cを取付けたものである。なお、以下の説明では、車両に取付けた状態で車両の車幅方向の外側寄りとなる側をアウトボード側と呼び、車両の中央寄りとなる側をインボード側と呼ぶ。
軸受部30は、内周に複列の転走面33を形成した外方部材31と、これら各転走面33に対向する転走面34を形成した内方部材32と、これら外方部材31および内方部材32の転走面33,34間に介在した複列の転動体35とで構成される。各列の転動体35は保持器36で保持されている。外方部材31と内方部材32との間の軸受空間の両端は、密封装置37,38によりそれぞれ密封されている。
外方部材31は、固定輪となるものであって、一体の部品からなり、車体の懸架装置から延びるナックル(図示せず)に取付けるためのフランジ31aが外周に設けられている。内方部材32は、回転輪となるものであって、アウトボード側に車輪取付用フランジ39aを有するハブ輪39と、このハブ輪39のインボード側端の外周に嵌合した内輪40とでなる。これらハブ輪39および内輪40に、前記各列の転走面34が形成されている。内方部材32は中心部に軸方向の貫通孔41を有し、この貫通孔41に等速ジョイントの片方の継手部材のステム部(図示せず)が挿通される。
前記密封装置37,38におけるインボード側の密封装置38には、被検出体としての磁気エンコーダ45が組み込まれている。磁気エンコーダ45は、断面L字状のリング部材45aの側板部に多極磁石45bを設けたものとされている。リング部材45aは、内方部材2の外周に圧入より取付けられる円筒部と、この円筒部のインボード側端から外径側に拡がる前記側板部とを含む。多極磁石45bは、円周方向に交互の磁極N,Sを形成した部材であり、ゴム磁石、プラスチック磁石、または焼結磁石等からなる。この実施形態では、磁気エンコーダ45が、インボード側密封装置38の構成部品を兼ねており、スリンガとして機能を有する。
前記センサ固定部材7は、円筒部大径部分7aaを外方部材31の外周面インボード側に嵌合させ、かつ円筒部大径部分7aaと小径部分7abとの段面を外方部材31のインボード側端面に当接させて、外方部材31に取付けられる。センサ固定部材7は、車輪用軸受のインボード側端面のカバーを兼ねている。センサ固定部材7を取付けた状態では、磁気エンコーダ45に対向して回転検出センサAが位置する。
回転輪である内方部材32が回転すると、この内方部材32と共に回転する磁気エンコーダ45の磁極N,Sをセンサ素子1が検出する。その検出信号がケーブル10を介して自動車の電気制御ユニット(図示せず)に送信され、この電気制御ユニットにより、センサ素子1の検出信号から回転数が算出される。
この実施形態の回転検出センサは、磁気エンコーダに対してアキシアル方向に対向させるタイプのものであるが、この発明は、磁気エンコーダに対してラジアル方向に対向させるタイプのものにも適用できる。被検出体としては、磁気エンコーダの代わりにパルスコーダを用いても良い。
また、被検出体としての磁気エンコーダまたはパルスコーダを自動車用のホイールに取付けても良い。
さらに、この実施形態は、センサ固定部材7を固定輪に直接取付けているが、別部材を介して固定輪に取付けても良い。
(A)この発明の実施形態にかかる回転検出センサの正面図、(B)はIB−IB断面図、(C)はIC−O断面図である。 図1(A)のII部拡大図である。 (A)はセンサ素子、ケーブル、および基板の接続部の正面図、(B)はその背面図である。 モールド材の成型方法を示す説明図である。 異なるモールド材の成型方法を示す説明図である。 さらに異なるモールド材の成型方法を示す説明図である。 異なるセンサ素子、ケーブル、および基板の接続部の正面図である。 さらに異なるセンサ素子、ケーブル、および基板の接続部の正面図である。 さらに異なるセンサ素子、ケーブル、および基板の接続部の正面図である。 さらに異なるセンサ素子、ケーブル、および基板の接続部の正面図である。 (A)はさらに異なるセンサ素子、ケーブル、および基板の接続部の正面図、(B)はその背面図である。 (A)はセンサ固定部材に対する基板の固定方法が異なる回転検出センサの一部拡大正面図、(B)はXIIB−XIIB断面図である。 この発明の回転検出センサを設けた車輪用軸受装置の断面図である。
符号の説明
1…センサ素子
2…電極部
3…導電パターン部
4…ケーブル芯線
7…センサ固定部材
8…モールディング部
9…クランプ部
10…ケーブル
11…基板
13…金属パターン部
20…上型(金型)
21…下型(金型)
22…モールド材
45…磁気エンコーダ(被検出体)
A…回転検出センサ
B…センサユニット

Claims (10)

  1. 車輪用軸受に取付けるセンサ固定部材に固定され、車輪用軸受の回転輪の回転を検出する回転検出センサであって、前記回転輪に同心に設けられた環状の被検出体を検出する磁気式のセンサ素子と、このセンサ素子の出力信号を外部に取り出すケーブルと、前記センサ素子および前記ケーブルの一端部が取付けられ、かつ前記センサ素子の電極部と前記ケーブルの芯線とを電気的に接続する導電パターン部を有する基板とでセンサユニットを構成し、このセンサユニットを前記基板で前記センサ固定部材に固定し、さらにセンサユニットの周囲に、モールド材を前記基板と接着状態に成型したモールディング部が設けてあり、前記基板は、前記導電パターン部の周辺となる基板表面に金属の被膜からなる金属パターン部を設け、この金属パターン部に前記モールド材を接着させるものであることを特徴とする回転検出センサ。
  2. 請求項1において、前記成型は金型を用いた成型であり、前記金型は上型および下型からなり、これら上型と下型間に前記センサユニットおよびゴム材からなるモールド材を入れ、上型と下型とを加熱しながら両型間に圧力をかけることによって、前記モールディング部を圧縮成型したものである回転検出センサ。
  3. 請求項1において、前記成型は金型を用いた射出成型であり、金型内にセンサユニットを入れ、熱可塑性エラストマを金型内に射出することによって、前記モールディング部を射出成型したものである回転検出センサ。
  4. 請求項1において、前記成型は金型を用いた射出成型であり、金型内にセンサユニットを入れ、ゴム材を金型内に射出することによって、前記モールディング部を射出成型したものである回転検出センサ。
  5. 請求項1において、前記成型は上型および下型からなる金型を用いた成型であり、上型および下型のいずれか一方の金型に予めセンサユニットおよびゴム材を入れ、もう一方の金型からゴム材を射出成型することによって、前記モールディング部を成型したものである回転検出センサ。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、前記センサ素子はホール素子または磁気抵抗効果素子または巨大磁気抵抗効果素子またはトンネル磁気抵抗素子またはコイルからなる回転検出センサ。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項において、前記センサ固定部材は、車輪用軸受の固定輪またはその周辺部材に取付けられる回転検出センサ。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか1項において、前記センサ固定部材は、車輪用軸受の端面を覆うカバーを兼ねる回転検出センサ。
  9. 請求項8において、前記センサ固定部材に前記基板を固定した状態において、センサ固定部材と基板との接触位置と、前記導電パターン部との間に、前記金属パターン部が別途に配置された回転検出センサ。
  10. 請求項9において、前記金属パターン部が前記導電パターン部の周囲を囲むように配置された回転検出センサ。
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