JP2008544984A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 抗炎症治療に非応答性又は不十分な若しくは不適切な応答性の炎症状態に苦しむステロイド難治性の患者において、ステロイドの効果を増強するための薬剤を製造するための、下記配列：
   ５'−Ｘ_m−ＧＴＴＣＧＴＣ−Ｙ_n−３'（配列番号１７）
   （ここで、ＸはＡ、Ｔ、Ｃ又はＧ、ＹはＡ、Ｔ、Ｃ又はＧ、ｍ＝０〜６、ｎ＝０〜６であり、少なくとも１つのＣＧジヌクレオチドはメチル化されておらず、そしてオリゴヌクレオチドの長さは８〜１００核酸塩基である）
   を有するオリゴヌクレオチドの使用。
2. オリゴヌクレオチドが、
   ５'−Ｘ_m−ＡＧＴＴＣＧＴＣＣ−Ｙ_n−３'（配列番号１６）
   （ここで、ｍ＝０〜５、及びｎ＝０〜５である）
   である、請求項１に記載の使用。
3. オリゴヌクレオチドが、
   ５'−Ｘ_m−ＣＡＧＴＴＣＧＴＣＣＡ−Ｙ_n−３'（配列番号１５）
   （ここで、ｍ＝０〜４、及びｎ＝０〜４である）
   である、請求項１又は２に記載の使用。
4. オリゴヌクレオチドが、
   ５'−Ｘ_m−ＡＣＡＧＴＴＣＧＴＣＣＡＴ−Ｙ_n−３'（配列番号１４）
   （ここで、ｍ＝０〜３、及びｎ＝０〜３である）
   である、請求項１〜３のいずれか１項に記載の使用。
5. オリゴヌクレオチドが、
   ５'−Ｘ_m−ＡＡＣＡＧＴＴＣＧＴＣＣＡＴＧ−Ｙ_n−３'（配列番号１３）
   （ここで、ｍ＝０〜２、及びｎ＝０〜２である）
   である、請求項１〜４のいずれか１項に記載の使用。
6. オリゴヌクレオチドが、
   ５'−Ｘ_m−ＧＡＡＣＡＧＴＴＣＧＴＣＣＡＴＧＧ−Ｙ_n−３'（配列番号１２）
   （ここで、ｍ＝０〜１、及びｎ＝０〜１である）
   である、請求項１〜５のいずれか１項に記載の使用。
7. オリゴヌクレオチドが、
   ５'−ＧＧＡＡＣＡＧＴＴＣＧＴＣＣＡＴＧＧＣ−３'（配列番号１）
   である、請求項１〜６のいずれか１項に記載の使用。
8. 患者がステロイド治療中である、請求項１〜７のいずれか１項に記載の使用。
9. 患者がステロイド依存性であり、ステロイド治療中である、請求項８に記載の使用。
10. 患者が抗炎症治療中である、請求項１〜９のいずれか１項に記載の使用。
11. 炎症状態が、潰瘍性大腸炎（ＵＣ）、クローン病（ＣＤ）、関節リウマチ、乾癬、肺気腫、喘息及び慢性閉塞性肺疾患（ＣＯＰＤ）から成る群から選択される、請求項１〜１０のいずれか１項に記載の使用。
12. オリゴヌクレオチドが、骨格修飾を有する少なくとも１つのヌクレオチドを含み、そして修飾がオリゴヌクレオチドの全長に沿った任意の位置における１つ又はそれ以上のヌクレオチドで生じる、請求項１〜１１のいずれか１項に記載の使用。
13. 修飾が、ホスホロチオエート及びホスホロジチオエート修飾からなる群から選択されるリン酸骨格修飾である、請求項１２に記載の使用。
14. オリゴヌクレオチドが、メチルホスホネート、Ｎ３'→Ｐ５'−ホスホルアミデート、モルホリノ、ペプチド核酸（ＰＮＡ）、架橋型核酸（ＬＮＡ）、アラビノシル核酸（ＡＮＡ）、フルオロアラビノシル核酸（ＦＡＮＡ）及びメトキシエチル核酸（ＭＯＥ）から成る群から選択される、ＤＮＡ又はＤＮＡの類縁体若しくは模倣体から成るオリゴヌクレオチドである、請求項１〜１３のいずれか１項に記載の使用。
15. オリゴヌクレオチドがステロイドと併用して投与される、請求項１〜１４のいずれか１項に記載の使用。