JP2008541480A - 双方向遮断能力を有する高電圧炭化ケイ素mosバイポーラデバイスおよびその製造方法 - Google Patents

双方向遮断能力を有する高電圧炭化ケイ素mosバイポーラデバイスおよびその製造方法 Download PDF

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Abstract

炭化ケイ素高電圧半導体デバイスおよびそのようなデバイスを製造する方法が提供される。上記デバイスは、電圧遮断基板を含む。絶縁ゲートバイポーラトランジスタは、電圧遮断基板を有して提供される。平面エッジ終端および傾斜エッジ終端が提供される可能性がある。

Description

この発明は、パワー半導体デバイスとパワー半導体デバイスの製造に関連する方法に係わり、より詳しくは、高電圧SiC(炭化ケイ素)デバイスと高電圧SiCデバイスを製造する関連する方法に関する。
パワーデバイスは、大電流を伝導し、高電圧をサポートするために広く使用される。最新のパワーデバイスは、一般に単結晶シリコン半導体素材で製造される。パワーデバイスの1形態は、サイリスタである。サイリスタは、オフ状態からオン状態まで、またはその逆も同様に切り換えられる双安定パワー半導体デバイスである。例えば、サイリスタ、ハイパワーバイポーラ接続トランジスタ(「HPBJT」)、またはパワー金属酸化膜半導体電界効果トランジスタのようなパワー半導体デバイスは、大容量の電流を制御し通過することができ、そして高電圧を遮断することができる半導体デバイスである。
従来、シリコンバイポーラトランジスタは、モータ駆動回路、電化製品制御デバイス、ロボット工学、および照明器具用安定器のハイパワーアプリケーションに使用されていた。これは、バイポーラトランジスタが例えば200から50A/cmまでの範囲の比較的大きな電流密度を取り扱い、500から2500Vまでの範囲の比較的高い遮断電圧をサポートするように設計される可能性があるからである。
魅力的な電力定格がバイポーラトランジスタにより獲得されたにも関わらず、全てのハイパワーアプリケーションには、それらの適合性に対するいくつかの基本的な欠点が存在する。一般的に、バイポーラトランジスタは、オン状態モードにトランジスタを維持するために、一般的にコレクタ電流の5分の1から10分の1までとなる比較的大きなベース制御電流を必要とする電流制御デバイスである。また、高速ターンオフを必要とするアプリケーションのために比例してより大きなベース電流が期待される可能性がある。この大きなベース電流の要求により、ターンオンとターンオフを制御するベース駆動回路は、比較的複雑で、高価である。また、一般的な誘導性パワー回路アプリケーションで必要とされるように、高電流と高電圧が同時にデバイスに印加される場合、バイポーラトランジスタは尚早の故障を引き起こしやすい可能性もある。さらに、単一のトランジスタへの電流転換は、一般的に高温で発生し、エミッタ安定化スキームを必要とさせるので、平行してバイポーラトランジスタを動作させることは比較的難しい可能性がある。この電流転換は、一般に動作温度の更なる増加による、バイポーラデバイス全体のオン状態電圧降下の減少から生じる。
シリコンパワーMOSFETは、このベース駆動の問題に対処する。電力MOSFETにおいて、ゲート電極は、ターンオンとターンオフの制御を適切なゲートバイアスのアプリケーションに提供する。例えば、伝導性n型逆転層が正ゲートバイアスのアプリケーションに応じてp型チャンネル領域に形成されるとき、n型強化MOSFETのターンオンが生じる。逆転層は、電気的にn型ソース領域およびn型ドレイン領域を接続し、ソースとドレインの間で多数のキャリア伝導を許容する。
電力MOSFETのゲート電極は、一般的には二酸化ケイ素である、間にある絶縁層により、導電チャネル領域から切り離される。ゲートがチャネル領域から絶縁されるので、ゲート電流は、MOSFETを伝導状態に維持するため、またはMOSFETをON状態からOFF状態に切り換え、またはその逆に切り換えるためにほとんど必要とされない。ゲートはMOSFETのチャネル領域との間でコンデンサを形成するので、切り換えの間ゲート電流は小さく維持される。このように、充電電流および放電電流(「変位電流」)のみが、切り換えの間に一般的に必要とされる。絶縁ゲート電極と関連する高い入力インピーダンスにより、最小電流要求がゲートに置かれ、ゲート駆動回路は容易に実装される可能性がある。
さらに、MOSFETの電流伝導が多数キャリア伝送のみを介して生じるので、過剰な少数キャリアの再結合と関連した遅れは存在しない。従って、パワーMOSFETの切り換えスピードは、バイポーラトランジスタのそれより何桁も速くさせることができる。バイポーラトランジスタとは異なり、パワーMOSFETは、同時に「第2の故障」として知られる破壊的な故障メカニズムに遭遇することなく、比較的長い持続時間の間高い電流密度と高電圧のアプリケーションに耐えるように設計される可能性がある。パワーMOSFETの順電圧降下は温度の増加にしたがい増加するので、パワーMOSFETは、容易に並列にされる可能性があり、それにより並列に接続されたデバイスの電流転換の促進さえ行う。
しかしながら、上述したパワーMOSFETの有益な特徴は、少数キャリアの注入の欠乏に起因する高電圧デバイスのMOSFETドリフト領域の比較的高いオン抵抗により一般的に相殺される。その結果、MOSFETの動作時の順電流密度は、例えば600Vのデバイスにおいて、バイポーラトランジスタで類似したオン状態の電圧低下により100〜120A/cmであるのと比較して、40〜50A/cmの範囲であるように、一般的に比較的低い値に制限される。
パワーバイポーラトランジスタとMOSFETデバイスのこれらの特徴に基づいて、MOS制御電流フローとバイポーラ電流伝導の組合せを具体化するデバイスは、開発され、例えばバイポーラ、またはMOSFET単独のような単一の技術を超える特定のアプリケーションの重要な特徴を提供することが発見される。バイポーラとMOSの特徴を結合するデバイスの1つの例は、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)である。
IGBTは、パワーMOSFETの高インピーダンスゲートをパワーバイポーラトランジスタのオン状態の低伝導損失と結合する。これらの特徴により、IGBTは、例えばボータ制御アプリケーションに必要とされるこれらのような、誘導性スイッチング回路で、広範囲に使用された。これらのアプリケーションは、幅広い順バイアス安全操作エリア(FBSOA)と幅広い逆バイアス安全操作エリア(RBSOA)を有するデバイスを必要とする。
炭化ケイ素(SiC)デバイスも、パワーデバイスとして提案され、使用された。このようなデバイスは、米国特許第5506421号に記載されるようなパワーMOSFETを含む。同様に、炭化ケイ素接合型電界効果トランジスタ(JFET)および金属半導体電界効果トランジスタ(MESFET)も、高電力アプリケーションのために提案された。米国特許第5264713号と第5270554号を参照する。
炭化ケイ素IGBTは、米国特許第5831288号と米国特許第6121633号にも記載され、その開示は、全体として詳細に説明されるかのようにここに取り入れられる。
炭化ケイ素の潜在的な利点にもかかわらず、炭化ケイ素のなかにIGBTを含むパワーデバイスを製造することは難しい可能性がある。例えば、これらの高電圧デバイスは、約300から約400μmまでの厚さを有する高ドープn型伝導性炭化ケイ素基板上で低ドープエピタキシャル層(nまたはp型)を使用して典型的に形成される。低抵抗率p型炭化ケイ素基板は、キャリアフリーズアウトに終わる可能性のある深いエネルギー準位を有する利用可能なアクセプタの種類(アルミニウムとボロン)の結果として利用できない可能性がある。このように、n型基板の排他的使用は、利用できる高電圧デバイスの両極性を制限する可能性がある。例えば、pチャンネルIGBTのみが利用できる可能性がある。さらに、利用できるデバイスは、1方向のみ電圧を遮断できる可能性がある。
従来の電力回路において、高い正電圧レベルよりむしろGNDを基準とし、デバイスをオン/オフするために制御電圧をデバイスに印加させうるデバイスを有することは望ましい。しかし、ゲートがデバイスの接地されたエミッタを基準とするIGBTを提供することは、高ドープp型基板を一般に必要とする。上述されたように、現在では高ドープp型基板は、炭化ケイ素の中にn型基板より製造するのが難しい。n型基板の従来の炭化ケイ素IGBTは、一般的なパワー回路においてライン電圧になるコレクタ電圧を基準とするそのゲート電圧を有する。このように、現在の炭化ケイ素IGBTは、レベルシフト構成要素を有する、より複雑なゲート駆動回路を必要とする可能性があり、IGBTの構造、炭化ケイ素の電気的特性、および高ドープp型炭化ケイ素基板の製造の制限の結果としてより複雑な電力回路となる可能性がある。
さらに、基板−エピタキシャル層インターフェースで遮断接合を形成するために、平面エッジ終端構造が形成される可能性があり、またはエッジ傾斜処理はデバイスのエッジでの尚早の故障の可能性を減少させるために使用される可能性がある。広範囲な処理が300から400μmまでの厚さのn型基板の除去の後に必要とされる可能性があるため、デバイスの背面上に平面エッジ終端構造を形成することは、実施するのが困難でありコストが高くなる可能性がある。エッジを傾斜させることは、基板を通してエッチングし、または、デバイスの側壁を研削し、研磨することを含む可能性があり、そしてそれは、電圧遮断エピタキシャル層が一般に、基板より非常に薄いので、難しい可能性もある。
本発明のいくつかの実施形態は、IGBTのドリフト領域として電圧遮断基板を備えるSiCIGBTと、電圧遮断基板の第1の表面にあり、IGBTのアクティブ領域を取り囲む平面エッジ終端構造と、電圧遮断基板の第1の表面の反対側にある電圧遮断基板の第2の表面を通して広がる傾斜エッジ終端構造とを備えることを特徴とするSiCIGBTを具備する高電圧SiCデバイス、および高電圧SiCデバイスを製造する方法を提供する。
本発明の特定の実施形態において、電圧遮断基板は、ブール成長基板である。電圧遮断基板は、約1.0×1015cm−3以下のキャリア濃度を有する4H−SiCの高純度基板である可能性がある。電圧遮断基板は、約100μmを超える厚さを有する可能性がある。電圧遮断基板は、n型、またはp型SiC基板を含む可能性がある。
本発明のいくつかの実施形態は、第2の伝導性形式を有する電圧遮断SiC基板の第1の表面上にあり、第1の伝導性形式を有する第1のSiC層と、基板の第2の表面にあり、第1の伝導性形式を有するSiCの第1の領域と、SiCの第1の領域内にあり、第1の伝導性形式を有し、第1の領域のキャリア濃度より高いキャリア濃度を有するSiCの第2の領域と、SiCの第1の領域内にあり、第2の伝導性形式を有するSiCの第3の領域と、基板上にある絶縁層と、絶縁層上にあり、SiCの第1の領域およびSiCの第3の領域に隣接するゲート電極と、SiCの第2の領域およびSiCの第3の領域上にある第1の接点と、第1のSiC層上にある第2の接点とを備えることを特徴とする高電圧SiCデバイス、および高電圧SiCデバイスを製造する方法を提供する。
本発明のさらなる実施形態において、デバイスは、基板の第1の表面にある平面エッジ終端構造と、基板の第1の表面と反対側にある基板の第2の表面にある傾斜エッジ終端構造とをさらに備える。
本発明のさらなる実施形態において、電圧遮断基板は、ブール成長基板である。電圧遮断基板は、約1.0×1015cm−3以下のキャリア濃度を有する4H−SiCの高純度基板を含む可能性がある。電圧遮断基板は、約100μmを超える厚さを有する可能性がある。第1の伝導性形式は、p型SiCを含み、第2の伝導性形式は、n型SiCを含む可能性がある。あるいは、第1の伝導性形式は、n型SiCを含み、第2の伝導性形式は、p型SiCを含む可能性がある。
本発明の更なる実施形態において、第1のSiC層は、約0.1から約20.0μmまでの厚さを有する。第1のSiC層は、約1×1016から約1×1021cm−3までのキャリア濃度を有する可能性がある。第1のSiC領域は、約1×1015から約5×1019cm−3までのキャリア濃度を有し、および/または約0.3から約2.0μmまでの深さを有する可能性がある。第2のSiC領域は、約5×1017から約1×1021cm−3までのキャリア濃度を有し、および/または約0.1から約2.0μmまでの深さを有する可能性がある。第3のSiC領域は、約5×1017から約1×1021cm−3までのキャリア濃度を有し、および/または約0.1から約1.5μmまでの深さを有する可能性がある。
本発明の更なる実施形態において、デバイスは、基板の第2の表面にあり、第2の伝導性形式を有するSiCの第4の領域をさらに備える。SiCの第4の領域は、基板の第1の表面の平面エッジ終端構造を提供する。第4のSiC領域は、約5×1017から約1×1021cm−3までのキャリア濃度を有し、および/または約0.1から約2.0μmまでの深さを有する可能性がある。
本発明が主に高電圧デバイスとIGBTに関して記述される一方、高電圧デバイスとIGBTを製造する方法もここで提供される。
本発明は、ここでその中で本発明の実施形態が示される添付の図面を参照してより完全に以下に記述される。しかしながら、この発明は、多くの異なる形態で具体化される可能性があり、ここに記述される実施形態に限定されるように解釈されてはならない。むしろ、これらの実施形態は、この開示が詳細で完全であり、当業者に発明の範囲を完全に伝達するように提供される。図において、層および領域の、サイズおよび相対的なサイズは、明瞭さのために誇張される可能性がある。1つの要素または層が、別の要素または層「の上にあり」、「と接続され」、または「と結合され」と称されるとき、それは、他の要素または層の直接上にあるか、直接接続され、または入り込んだ要素または層が存在する可能性があることが理解される。対照的に、1つの要素が、別の要素または層「の直接上にあり」、「と直接接続され」、または「と直接結合され」と称されるとき、入り込んだ要素または層は存在しない。同様の符号は、同様の要素を始めから終わりまで示す。ここで使用されるように、「および/または」の用語は、関連リストアイテムの1つまたはそれ以上の、いずれか及び全ての組合せを含む。
第1の、第2のなどの用語は、様々な要素、構成要素、領域、層、および/またはセクションを記述するためにここで使用される可能性があるが、これらの要素、構成要素、領域、層、および/またはセクションがこれらの用語に制限されてはならないことが理解されるだろう。これらの用語は、1つの要素、構成要素、領域、層、またはセクションと、別の要素、構成要素、領域、層、またはセクションとを区別するためにのみ使用される。このように、以下に論じられる第1の要素、構成要素、領域、層、またはセクションは、本発明の示唆から逸脱することなく第2の要素、構成要素、領域、層またはセクションと称される可能性がある。
さらに、例えば、「より下の」、または「下部」、および「より上の」、または「上部」などの相対的用語は、図に例示されるように1つの要素と別の要素の関係を記述するためにここで使用される可能性がある。相対的用語は、図の中に表現される位置づけに加えてデバイスの異なる位置づけを含むことを目的とすることが理解されるだろう。例えば、図の中のデバイスが向きを反転される場合、他の要素「より下」側であるように記述された要素は、次いで他の要素「より上」側の位置づけに置かれる。それゆえ、典型的な用語「より下の」は、図の特定の位置づけに従い、「より下の」と「より上の」の位置づけの両方を含む可能性がある。同様に、図の1つの中のデバイスが反転される場合、他の要素「より下に」、または「の下へ」として記述された要素は、次いで他の要素「より上の」位置づけに置かれる。それゆえ、典型的な用語「より下に」、または「の下へ」は、より上とより下の両方の位置づけを含む。
本発明の実施形態は、本発明の理想とされる実施形態の略図である断面図を参照してここに記述される。従って、例えば製造技術および/または許容誤差などの結果として生じる図の形態からのバリエーションは、予想されることである。このように、本発明の実施形態は、ここに例示される領域の特定の形態に限定されて解釈されるべきではなく、例えば、製造の結果として生じる形状の偏差を含むことである。例えば、長方形として例示された注入領域は、一般的に、注入された領域から注入されていない領域への2進的な変化よりむしろ、そのエッジでの注入濃度の特徴および/または傾斜を丸くし、または曲げてしまうだろう。同様に、注入により形成される埋設された領域は、埋設された領域と注入が起きる表面との間の領域の一部の注入に終わる可能性がある。このように、図に例示される領域は、実際は略図であり、それらの形態は、デバイスの領域の正確な形態を例示することを目的とせず、本発明の範囲を限定することを目的としていない。
本発明の実施形態は、様々な層/領域のための特定の極性および/または伝導性形式を参照して記述される。しかし、当業者により十分に理解されるように、領域/層の極性は、反対極性のデバイスを提供するために反転される可能性がある。例えば、「第1の伝導性形式」と「第2の伝導性形式」の用語は、n型、またはp型のような反対の伝導性形式を示すが、ここに記述され例示されるそれぞれの実施形態は、同様にその補完的な実施形態を含む。
本発明のいくつかの実施形態は、ここに論じられるように、炭化ケイ素電圧遮断基板を含む可能性のある絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)および/または他のパワーデバイスを提供する。このように、本発明の実施形態がIGBTを参照して記述されるが、本発明の実施形態は、例えば金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)、サイリスタ、または他のそのような高電圧パワーデバイスのような他のデバイスで使用される可能性がある。
本発明のいくつかの実施形態によれば、高電圧パワーデバイスは、電圧遮断基板上に提供される。電圧遮断および/またはキャリア注入pn接合は、エピ層の成長および/またはイオン注入により形成される可能性がある。n基板の除去がもはや必要とされない可能性があるので、平面終端構造は、容易に実施される可能性がある。さらにまた、pn遮断接合の位置、すなわち電圧遮断基板とその上に形成される層との間は、明確に定義される可能性があり、電圧遮断層(基板)は、デバイスの厚さのほとんどの割合を占めるので、エッジ傾斜処理は、本発明のいくつかの実施形態により簡易化される可能性もある。このように、本発明のいくつかの実施形態によれば、高電圧デバイスは、ここでさらに論じられるように、高電圧デバイスで利用できる極性を増加させる可能性のあるn型および/またはp型炭化ケイ素基板上で提供される可能性がある。
ここで使用されるように、「電圧遮断基板」は、高電圧デバイスの双方向性電圧遮断層を提供することのできるn型またはp型高純度炭化ケイ素基板を示す。本発明のいくつかの実施形態において、電圧遮断基板は、約1.0×1015cm−3以下のキャリア濃度と約100μmを超える厚さを有する4H−SiC基板である可能性がある。電圧遮断基板と電圧遮断基板を製造する方法に関する詳細は、同一出願人により2005年2月7日に出願され、「少数キャリアのライフタイムを増加させる炭化ケイ素結晶を製造するための処理」と題する米国特許出願番号_(クライアント参照番号P0475)で論じられ、その開示は、全体としてここで詳細に説明されるように参照によりここに取り入れられる。
本発明の実施形態は、電圧遮断基板の注入された領域を有する絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)の断面である図1を参照してここに記述される。しかし、本発明いくつかの実施形態において、注入された領域は、基板上のエピタキシャル領域として提供される可能性がある。従って、本発明の実施形態は、基板への注入に限定されず、基板上の領域またはその組合せも含む可能性がある。当業者に知られているように、炭化ケイ素のドーピング領域は、エピタキシャル成長によりおよび/または注入により形成される可能性がある。例えば、炭化ケイ素のp型領域は、p型ドーパントの存在下でのエピタキシャル成長により、または非ドープのp型、またはn型エピタキシャル層でのp型ドーパントの注入により形成される可能性がある。エピタキシャル成長から生じる構造は、注入から生じる構造と異なる。このように、「エピタキシャル領域または層」と、「注入された領域または層」の用語は、構造的に炭化ケイ素の異なる領域を識別する。
ここで図1を参照して、本発明のいくつかの実施形態による高電圧炭化ケイ素デバイスが論じられる。図1に例示されるように、炭化ケイ素(SiC)電圧遮断基板10は、提供される可能性がある。上記で論じられたように、基板10の極性は、例えば、3C、2H、4H、6H、または15R等のポリタイプを有するn型、またはp型SiCである可能性がある。例示的な目的のためだけに、図1に例示される本発明の実施形態により論じられるデバイスは、n型SiC基板10を具備する。本発明のいくつかの実施形態において、基板10は、約1.0×1015cm−3以下のキャリア濃度と約150μmを超える厚さを有する高純度4H−SiC基板である可能性がある。基板10は、第1の表面10Bと、この第1の表面の反対側にある第2の表面10Aとを有する。
本発明のいくつかの実施形態において、基板10は、ブール成長基板である可能性がある。ブール成長基板は、同一出願人により2003年10月16日に出願され、「ブール成長炭化ケイ素ドリフト層を使用するパワー半導体デバイスを形成する方法およびそれにより形成されるパワー半導体デバイス」と題する米国特許出願第10/686795号で論じられ、その開示は全体として詳しく説明されるように参照としてここに取り入れられる。
さらに図1に例示されるように、SiCの第1の層12は、基板10の第2の表面10Aに提供される可能性がある。SiCの第1の層12は、p型、またはn型のSiCエピタキシャル層、または注入された層である可能性がある。当業者に知られているように、炭化ケイ素のドーピング領域は、エピタキシャル成長により、および/または注入により形成される可能性がある。例えば、炭化ケイ素のp型領域は、p型ドーパントの存在下でのエピタキシャル成長により、または非ドープのp型、またはn型エピタキシャル層でのp型ドーパントの注入により形成される可能性がある。エピタキシャル成長から生じる構造は、注入から生じる構造と異なる。このように、「エピタキシャル領域または層」と「注入された領域または層」の用語は、構造的に炭化ケイ素の異なる領域を識別する。
図1に例示される本発明の実施形態によれば、SiCの第1の層12は、n型基板10上で提供されるp型エピタキシャル層である可能性がある。p型SiCエピタキシャル層12は、約1.0×1016から約1.0×1021cm−3までのキャリア密度と、約0.1から20.0μmまでの厚さとを有する可能性がある。基板は、約1×1015cm−3より少ないキャリア濃度を有する可能性がある。第1の層12と基板10との間のpn接合は、デバイスがオフ状態にあるときに遮断能力を提供し、デバイスがオン状態にあるときキャリア注入を提供する可能性がある。
SiCの第1の領域14は、基板10の第1の表面10Bで提供され、基板10に対して逆の伝導性形式を有する。本発明のいくつかの実施形態において、第1の領域は、基板10の極性に従い、p型ウェルまたはn型ウェルを提供する注入された領域である。SiCの第1の領域14は、間隔をあけた別々の部分間の接合型電界効果トランジスタ(JFET)領域30を有する断面で見られるとき、間隔をあけた別々の部分として提供される可能性がある。本発明の特定の実施形態において、SiCの第1の領域14は、約1.0×1015から約5.0×1019cm−3までのキャリア密度を有する可能性があり、約0.3から約2.0μmまでの深さへの基板に及ぶ可能性がある。SiCの第1の領域14の隣接した間隔をあけた別々の部分間の間隔は、中立チャンネルがドリフト層の上部のMOSチャンネル間に存在するように十分である可能性がある。この間隔は、SiCの第1の領域14の隣接した間隔をあけた別々の部分間のJFET領域30でキャリア濃度を増加するためにJFET領域30に注入を取り入れることにより減少される可能性ある。SiCの第1の領域14がここで間隔をあけた別々の部分を有する単一の領域であるとして記述される一方、SiCの第1の領域14は、別々の領域間のJFET領域30で間隔をあけた離れた別々の領域としても提供される可能性がある。
図1に例示される本発明の実施形態において、逆の伝導性形式のSiCの第2の領域18および第3の領域20は、第1の領域14の範囲内および基板10の第1の表面10Bで提供される可能性がある。いくつかの実施形態において、SiCの第2の領域18および第3の領域20は、図1に例示される断面で見られるとき、間隔をあけた別々の部分として提供される可能性がある。SiCの第2の領域18および第3の領域20は、ここで間隔をあけた別々の部分を有する単一の領域であるとして記述される一方、SiCの第2の領域18および第3の領域20は、それぞれSiCの第1の領域14の範囲内で複数の間隔をあけられた離れた別々の領域として提供される可能性もある。
SiCの第2の領域18および第3の領域20は、それぞれ、SiCのp領域とSiCのn領域である。ここに使用されるように、「p」または「n」は、同じかまたは別の、層または基板に、隣接するかまたは他の、領域に存在するより高いキャリア濃度により定義される領域を示す。同様に、「p」または「n」は、同じかまたは別の、層または基板の、隣接するかまたは他の、領域に存在するより低いキャリア濃度により定義される領域を示す。
本発明のいくつかの実施形態において、SiCの第2の領域18および第3の領域20は、約5.0×1017から約1.0×1021cm−3までのキャリア濃度を有する可能性があり、約0.1から約2.0μmまでの深さへの基板に及ぶ可能性がある。SiCの第2の領域18は、イオン注入を通して、例えば「Al」または「B」のような、p型ドーパントで注入される可能性がある。
本発明のいくつかの実施形態において、SiCの第3の領域20は、約5.0×1017から約1.0×1021cm−3までのキャリア濃度を有する可能性があり、約0.1から約1.5μmまでの深さへの基板に及ぶ可能性がある。SiCの第3の領域20は、イオン注入を通して、例えば窒素またはリンのようなn型ドーパントで注入される可能性がある。
本発明のいくつかの実施形態において、平面エッジ終端構造は、基板10の第1の表面10Bにより提供される可能性がある。図1に見られるように、浮遊保護リングは、基板10と逆の伝導性形式の基板10のSICの第4の領域16により提供される可能性があり、SiCの第1の領域14を取り囲む可能性がある。SiCの第4の領域16は、約5.0×1017から約1.0×1021cm−3までのキャリア濃度を有する可能性があり、約0.1から約2.0μmまでの深さに、基板におよぶ可能性がある。SiCの第4の領域16は、SiCの第2の領域18として、同時に形成される可能性がある。SiCの第4の領域16は、イオン注入を通して、例えばAlまたはBのようなp型ドーパントで注入される可能性がある。
ゲート絶縁層22は、基板10上に提供される。ゲート絶縁層22は、例えば、酸化膜、酸化窒化膜または酸化物−窒化物−酸化物構造である可能性がある。本発明の特定の実施形態において、ゲート絶縁体22は、NOおよび/またはNO環境で形成され、および/またはアニールされる酸化膜である。例えば、ゲート絶縁層は、「SiC層上の酸化被膜のNOアニールする方法」と題する米国特許第6610366号、「SiC層上の酸化被膜のNO成長の方法」と題する米国特許第6767843号、「水素環境におけるアニールを利用するSiC層上の酸化被膜を製造する方法」と題する米国特許公報2002/0102358、および/または「SiO/SiC構造中の界面準位の窒素表面化処理」と題する米国特許公報2004/0101625に記載されるように形成される可能性があり、その公開は全体として説明されるようにここに組み込まれる。
ゲート電極26は、ゲート絶縁層22上で提供され、JFET領域30上に配置される。ゲート電極26は、例えば、n型またはp型ポリシリコン、またはMoまたはWおよび/または金属ケイ化物のような耐熱性金属である可能性がある。
抵抗接点24および28は、SiCの第2の領域18および第3の領域20と、SiCの第1の層12の上にそれぞれ提供される。ここで使用されるように、「抵抗接点」の用語は、それと関連するインピーダンスがインピーダンス=V/Iの関係により実質的に与えられる接点を示し、ここでVは接点中の電圧であり、Iは実質的に全ての想定される操作周波数(すなわち、抵抗接点と関連するインピーダンスが実質的に全ての操作周波数で同じ)と電流値を有する電流である。抵抗接点24および28は、本発明のいくつかの実施形態によるIGBTのエミッタおよびコレクタの接点を提供する可能性がある。本発明のいくつかの実施形態において、n領域への抵抗接点は、ニッケル(Ni)である可能性があり、p領域への抵抗接点は、アルミニウム(Al)/チタン(Ti)接点のようなアルミニウム(Al)ベースの接点である可能性がある。これらの金属は、例示の目的のためだけに提供され、他の適当な金属も本発明の範囲から逸脱することなく使用される可能性があることが理解されるだろう。
金属被膜層(図示せず)は、抵抗接点24および28および/またはゲート電極26の上に提供される可能性がある。金属被膜層は、例えば、金、銀、アルミニウム、プラチナ、および/または銅を含む可能性がある。他の適当な高伝導性金属が、上記被膜層のために使用される可能性もある。上記被膜層の存在は、当業者に理解されるように、はんだ付けおよび/またはワイヤボンディング用により適切なデバイスを提供することができる。
図1にさらに例示されるように、デバイスのエッジは、本発明のいくつかの実施形態により傾斜を付けられる可能性がある。エッジに傾斜を付けるプロセスは、傾斜エッジ終端構造を提供するために実行される可能性がある。本発明のいくつかの実施形態によれば、pn遮断接続は、基板10の第2の表面10AとSiCの第1の層12との間に提供される可能性がある。傾斜エッジは、S.M.SZeによる「Semiconductor Devices Physics」の196〜198頁に詳細に論じられ、その内容は、全体として説明されるようにここに取り入れられる。
図1を参照して論じられる本発明の実施形態は、IGBTを具備したが、本発明の実施形態がこの構成に限定されないことが理解されよう。例えば、逆の伝導性形式を有するデバイスも提供される可能性がある。特に、デバイスは、本発明の範囲から逸脱することなく、p型SiC基板10、基板10の第2の表面10A上にSiCのn型の第1の層12、基板10の第1の表面10B上にSiCのn型の第1の領域14、SiCのnの第2の領域18、SiCのpの第3の領域20、およびSiCのnの第4の領域を有して提供される可能性がある。
上記で論じられたように、図1を参照して、本発明のいくつかの実施形態によるデバイスは、双方向電圧遮断層を提供できる電圧遮断基板上に提供される可能性がある。電圧遮断基板上にデバイスを提供することは、p型またはn型導電性基板を有する高電圧パワーデバイスの提供を許容する可能性があり、それはそのようなデバイスの利用できる両極性を増加する可能性がある。さらに、基板の表面とその上に提供される層の間のpn接続は、より簡単に同一視できる可能性があり、それは、ここに論じられるように、複数の方向を遮断できるデバイスの提供を許容する可能性がある。
ここで図2A〜図2Hを参照して、本発明のいくつかの実施形態により電圧遮断基板上に例えばIGBTのようなパワーデバイスを製造する処理工程が論じられる。図2Aに例示されるように、SiCの第1の層12は、炭化ケイ素(SiC)電圧遮断基板10の第2の表面10A上に形成される。SiC基板10は、n型またはp型炭化ケイ素である可能性がある。例示の目的だけのために、図2A〜図2HのSiC基板10は、n型SiC基板である。本発明のいくつかの実施形態において、基板10は、約1.0×1015cm−3以下のキャリア濃度および約100μmを超える厚さを有する高純度4HSiC基板である可能性がある。本発明のいくつかの実施形態において、電圧遮断基板は、「少数キャリア寿命を増加した炭化ケイ素結晶を生産する処理」と題し、2005年2月7日に出願され、一般に割り当てられた米国特許出願第_号(クライアント参照番号P0475)で論じられる方法を使用して製造される可能性があり、そしてその開示は、参照によりここに取り入れられた。
SiCの第1の層12は、本発明の範囲から逸脱することなく、p型またはn型炭化ケイ素層である可能性があり、基板10の第2の表面10Aで成長されるか、基板10の第2の表面10Aに注入される可能性がある。SiCの第1の層12がn型注入領域である場合、例えば窒素またはリンイオンが注入される可能性がある。一方、SiCの第1の層12がp型注入領域である場合、例えばAlまたはホウ素(B)イオンが注入される可能性がある。図2A〜図2Hを参照して論じられる本発明の実施形態において、SiCの第1の層12は、n型基板10の第2の表面10A上に形成されるp型エピタキシャル層である可能性がある。p型SiCエピタキシャル層12は、約1.0×1016から約1.0×1021cm−3までのキャリア濃度、および約0.1から約20.0μmまでの厚さを有する可能性がある。
図2Bで見られるように、マスク100は、基板10の第1の表面10B上に形成され、SiCの第1の領域14により提供されるp型ウェル領域と対応する開口部を提供するためにパターンされる。適切なドーパントイオンは、SiCの第1の領域14を提供するためにマスク100を使用して基板10の第1の表面10Bに注入される。図2A〜図2Hに例示される本発明の実施形態によれば、SiCの第1の領域14は、p型基板10の第1の表面10Bで提供されるp型注入領域である可能性がある。p型SiC領域14は、約1.0×1015から約5.0×1019cm−3までのキャリア濃度、および約0.3から約2.0μmまでの厚さを有する可能性がある。
オプションで、マスク100が除去される可能性があり、JFET領域30に対応するマスクが提供される可能性がある。JFET注入は、pウェル14の間の空間を減少させるために、上述したように実施される可能性がある。
図2Cで見られるように、図2Bのマスク100は、取り除かれ、第2のマスク200は、基板10の第1の表面10B上に形成され、SiCの第2の領域18および第4の領域16に対応する開口部を提供するためにパターンされる。図2A〜図2Hに例示される本発明の実施形態によれば、SiCの第2の領域18および第4の領域16は、基板10の第1の表面10Bで提供されるp領域である可能性がある。SiCの第2の領域18および第4の領域16は、約5.0×1017から約1.0×1021cm−3までのキャリア濃度、および約0.1から約2.0μmまでの厚さを有する可能性がある。
図2Dで見られるように、図2Cのマスク200は、取り除かれ、第3のマスク300は、基板10の第1の表面10B上に形成され、SiCの第3の領域20に対応する開口部を提供するためにパターンされる。図2A〜図2Hに例示される本発明の実施形態によれば、SiCの第3の領域20は、基板10の第1の表面10Bで提供されるn領域である可能性がある。SiCの第3の領域20は、約5.0×1017から約1.0×1021cm−3までのキャリア濃度、および約0.1から約1.5μmまでの厚さを有する可能性がある。
オプションで、ドーパントの注入後、図2Dの結果として生じる構造は、ドーパントを活性化させるためにアニールされる可能性がある。または、ドーパントの活性化は、例えばゲート絶縁層の形成または抵抗接点のアニール等の別の処理工程により提供される可能性がある。
図2Eは、第3のマスク300の除去と絶縁層22の形成を例示する。絶縁層22は、例えば、熱酸化により成長される可能性があり、この場合注入の深さは酸化厚さから算出される可能性があり、および/または、例えば、化学気相体積(CVD)により堆積される可能性がある。上述したように、絶縁層22は、NOおよび/またはNOで成長され、および/またはアニールされる酸化膜である可能性がある。例えば、絶縁層22は、窒化物(nitridating)環境で成長される酸化膜である可能性がある。オプションで、ONO構造は、熱酸化および/または堆積により提供される可能性がある。ゲート絶縁層22は、約50Åから4000Åまでの厚さで形成される可能性がある。
ここで図2Fを参照して、金属は、絶縁層22上に堆積され、ゲート電極26を提供するためにパターンされる可能性がある。上述したように、ゲート電極26は、ポリシリコン、高融点金属、および/またはケイ素化合物である可能性がある。ゲート電極26のパターニングは、当業者に知られているように、エッチングマスクを形成するためのフォトリソグラフィによるマスキングにより、またはエッチングマスク、リフトオフ、または他のパターニング技術を使用してゲート電極材料にエッチングすることにより実行される可能性がある。
ここで図2Gを参照して、抵抗接点24に対応するウインドウ(図示せず)は、接点位置と対応する絶縁層22上に開口される可能性がある。従って、接点金属は、ウインドウに堆積される可能性がある。図2Hで見られるように、接点金属は、SiCの第1の層12上にも堆積する。上述したように、ニッケル(Ni)は、n領域上の抵抗接点のために堆積する可能性があり、例えばAl/TiのようなAlベースの金属合成物は、p領域上の抵抗接点のために堆積する可能性がある。一度金属が堆積すれば、堆積する金属は不活性な環境で約500から1200℃までの温度でアニールされる可能性がある。
図2Hに例示されるように、デバイスのエッジは、本発明のいくつかの実施形態によりさいの目に切られ、傾斜をつけられる可能性がある。例えば、傾斜をつけることは、プラズマエッチングまたは機械的な研磨により実行される可能性がある。このように、例えば、研磨工具600は、図1に例示される構造の形態を提供するためにエッジに傾斜をつけるように使用される可能性がある。エッジに傾斜を付ける処理は、傾斜エッジ終端構造を提供するために実施される可能性がある。本発明のいくつかの実施形態によれば、pn遮断接続は、基板10の第2の表面10AとSiCの第1の層12の間で提供される可能性がある。傾斜エッジは、S.M.Szeによる「半導体デバイスの物理学」の196〜198頁で論じられ、その内容は参照によりここに取り入れられた。犠牲酸化膜層(図示せず)は、デバイスの表面で形成される可能性があり、エッジ傾斜処理の間に発生した可能性のあるデバイスの表面へのどんな損害でも修復される可能性がある。
本発明の実施形態による高電圧デバイス製造処理段階がこの中の特定の順序で論じられるが、図2Aから図2Hまでの段階の順序が本発明の範囲から逸脱することなく変化する可能性があることは、当業者に理解されるだろう。従って、本発明はここに記載される動作の正確な手順に限定されて解釈されてはならず、本開示を考慮する当業者により明確となる製造の他の手順を含むことを目的とする。
図面と明細書において、本発明の典型的な好ましい実施形態が開示され、特定の用語が使用されたが、それらが一般的および説明的意味のみで、かつ限定の目的のためでなく使用され、発明の範囲は以下の特許請求の範囲において説明される。
本発明のいくつかの実施形態による例えばIGBTのような高電圧炭化ケイ素デバイスを例示する断面図である。 本発明のいくつかの実施形態による図1の例えばIGBTのような高電圧炭化ケイ素デバイスの製造における処理工程を例示する断面図である。 本発明のいくつかの実施形態による図1の例えばIGBTのような高電圧炭化ケイ素デバイスの製造における処理工程を例示する断面図である。 本発明のいくつかの実施形態による図1の例えばIGBTのような高電圧炭化ケイ素デバイスの製造における処理工程を例示する断面図である。 本発明のいくつかの実施形態による図1の例えばIGBTのような高電圧炭化ケイ素デバイスの製造における処理工程を例示する断面図である。 本発明のいくつかの実施形態による図1の例えばIGBTのような高電圧炭化ケイ素デバイスの製造における処理工程を例示する断面図である。 本発明のいくつかの実施形態による図1の例えばIGBTのような高電圧炭化ケイ素デバイスの製造における処理工程を例示する断面図である。 本発明のいくつかの実施形態による図1の例えばIGBTのような高電圧炭化ケイ素デバイスの製造における処理工程を例示する断面図である。 本発明のいくつかの実施形態による図1の例えばIGBTのような高電圧炭化ケイ素デバイスの製造における処理工程を例示する断面図である。

Claims (53)

  1. 絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)のドリフト領域として電圧遮断基板を備える炭化ケイ素(SiC)IGBTと、
    前記電圧遮断基板の第1の表面にあり、前記IGBTのアクティブ領域を取り囲む平面エッジ終端構造と、
    前記電圧遮断基板の前記第1の表面の反対側にある前記電圧遮断基板の第2の表面を通して広がる傾斜エッジ終端構造と
    を備えることを特徴とする高電圧SiCデバイス。
  2. 前記電圧遮断基板は、ブール成長基板であることを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記電圧遮断基板は、約1.0×1015cm−3以下のキャリア濃度を有する4H−SiCの高純度基板を含むことを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  4. 前記電圧遮断基板は、約100μmを超える厚さを有することを特徴とする請求項3に記載のデバイス。
  5. 前記電圧遮断基板は、n型SiC基板を含むことを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  6. 前記電圧遮断基板は、p型SiC基板を含むことを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  7. 第2の伝導性形式を有する電圧遮断SiC基板の第1の表面上にあり、第1の伝導性形式を有する第1のSiC層と、
    前記基板の第2の表面にあり、前記第1の伝導性形式を有するSiCの第1の領域と、
    前記SiCの第1の領域内にあり、前記第1の伝導性形式を有し、前記第1の領域のキャリア濃度より高いキャリア濃度を有するSiCの第2の領域と、
    前記SiCの第1の領域内にあり、前記第2の伝導性形式を有するSiCの第3の領域と、
    前記基板上にある絶縁層と、
    前記絶縁層上にあり、前記SiCの第1の領域および前記SiCの第3の領域に隣接するゲート電極と、
    前記SiCの第2の領域および前記SiCの第3の領域上にある第1の接点と、
    前記第1のSiC層上にある第2の接点と
    を備えることを特徴とする高電圧SiCデバイス。
  8. 前記基板の第1の表面にある平面エッジ終端構造と、
    前記基板の前記第1の表面の反対側にある前記基板の第2の表面にある傾斜エッジ終端構造と
    をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載のデバイス。
  9. 前記電圧遮断基板は、ブール成長基板であることを特徴とする請求項7に記載のデバイス。
  10. 前記電圧遮断基板は、約1.0×1015cm−3以下のキャリア濃度を有する4H−SiCの高純度基板を含むことを特徴とする請求項7に記載のデバイス。
  11. 前記電圧遮断基板は、約100μmを超える厚さを有することを特徴とする請求項10に記載のデバイス。
  12. 前記第1の伝導性形式は、p型SiCを含み、前記第2の伝導性形式は、n型SiCを含むことを特徴とする請求項7に記載のデバイス。
  13. 前記第1の伝導性形式は、n型SiCを含み、前記第2の伝導性形式は、p型SiCを含むことを特徴とする請求項7に記載のデバイス。
  14. 前記第1のSiC層は、約0.1から約20.0μmまでの厚さを有することを特徴とする請求項7に記載のデバイス。
  15. 前記第1のSiC層は、約1×1016から約1×1021cm−3までのキャリア濃度を有することを特徴とする請求項7に記載のデバイス。
  16. 前記第1のSiC領域は、約1×1015から約5×1019cm−3までのキャリア濃度を有することを特徴とする請求項7に記載のデバイス。
  17. 前記第1のSiC領域は、約0.3から約2.0μmまでの深さを有することを特徴とする請求項7に記載のデバイス。
  18. 前記第2のSiC領域は、約5×1017から約1×1021cm−3までのキャリア濃度を有することを特徴とする請求項7に記載のデバイス。
  19. 前記第2のSiC領域は、約0.1から約2.0μmまでの深さを有することを特徴とする請求項7に記載のデバイス。
  20. 前記第3のSiC領域は、約5×1017から約1×1021cm−3までのキャリア濃度を有することを特徴とする請求項7に記載のデバイス。
  21. 前記第3のSiC領域は、約0.1から約1.5μmまでの深さを有することを特徴とする請求項7に記載のデバイス。
  22. 前記基板の前記第2の表面にあり、前記第2の伝導性形式を有するSiCの第4の領域をさらに備え、前記SiCの第4の領域は、前記基板の第1の表面の平面エッジ終端構造を提供することを特徴とする請求項7に記載のデバイス。
  23. 前記第4のSiC領域は、約5×1017から約1×1021cm−3までのキャリア濃度を有することを特徴とする請求項22に記載のデバイス。
  24. 前記第4のSiC領域は、約0.1から約2.0μmまでの深さを有することを特徴とする請求項22に記載のデバイス。
  25. 前記基板の前記第2の表面にあり、前記第2の伝導性形式を有するSiCの第4の領域をさらに備え、前記SiCの第4の領域は、前記基板の第1の表面の平面エッジ終端構造を提供し、
    前記第1のSiC層は、約0.1から約20.0μmまでの厚さと、約1×1016から約1×1021cm−3までのキャリア濃度を有し、
    前記第1のSiC領域は、約1×1015から約5×1019cm−3までのキャリア濃度と、約0.3から約2.0μmまでの深さを有し、
    前記第2のSiC領域は、約5×1017から約1×1021cm−3までのキャリア濃度と、約0.1から約2.0μmまでの深さを有し、
    前記第3のSiC領域は、約5×1017から約1×1021cm−3までのキャリア濃度と、約0.1から約1.5μmまでの深さを有し、
    前記第4のSiC領域は、約5×1017から約1×1021cm−3までのキャリア濃度と、約0.1から約2.0μmまでの深さを有することを特徴とする請求項7に記載のデバイス。
  26. IGBTのドリフト領域として電圧遮断基板を備えるSiCIGBTを形成する段階と、
    前記電圧遮断基板の第1の表面にあり、前記IGBTのアクティブ領域を取り囲む平面エッジ終端構造を形成する段階と、
    前記電圧遮断基板の前記第1の表面の反対側にある前記電圧遮断基板の第2の表面を通して広がる傾斜エッジ終端構造を形成する段階と
    を備えることを特徴とする高電圧SiCを製造する方法。
  27. 前記電圧遮断基板は、ブール成長基板であることを特徴とする請求項26に記載の方法。
  28. 前記電圧遮断基板は、約1.0×1015cm−3以下のキャリア濃度を有する4H−SiCの高純度基板を含むことを特徴とする請求項26に記載の方法。
  29. 前記電圧遮断基板は、約100μmを超える厚さを有することを特徴とする請求項28に記載の方法。
  30. 前記電圧遮断基板は、n型SiC基板を含むことを特徴とする請求項26に記載の方法。
  31. 前記電圧遮断基板は、p型SiC基板を含むことを特徴とする請求項26に記載の方法。
  32. 第2の伝導性形式を有する電圧遮断SiC基板の第1の表面上にあり、第1の伝導性形式を有する第1のSiC層を形成する段階と、
    前記基板の第2の表面にあり、前記第1の伝導性形式を有するSiCの第1の領域を形成する段階と、
    前記SiCの第1の領域内にあり、前記第1の伝導性形式を有し、前記第1の領域のキャリア濃度より高いキャリア濃度を有するSiCの第2の領域を形成する段階と、
    前記SiCの第1の領域内にあり、前記第2の伝導性形式を有するSiCの第3の領域を形成する段階と、
    前記基板上にある絶縁層を形成する段階と、
    前記絶縁層上にあり、前記SiCの第1の領域および前記SiCの第3の領域に隣接するゲート電極を形成する段階と、
    前記SiCの第2の領域および前記SiCの第3の領域上にある第1の接点を形成する段階と、
    前記第1のSiC層上にある第2の接点を形成する段階と
    を備えることを特徴とする高電圧SiCデバイスを製造する方法。
  33. 前記基板の第1の表面にある平面エッジ終端構造を形成する段階と、
    前記基板の前記第1の表面の反対側にある前記基板の第2の表面にある傾斜エッジ終端構造を形成する段階と
    をさらに備えることを特徴とする請求項32に記載の方法。
  34. 前記電圧遮断基板は、ブール成長基板であることを特徴とする請求項32に記載の方法。
  35. 前記電圧遮断基板は、約1.0×1015cm−3以下のキャリア濃度を有する4H−SiCの高純度基板を備えることを特徴とする請求項32に記載の方法。
  36. 前記電圧遮断基板は、約100μmを超える厚さを有することを特徴とする請求項32に記載の方法。
  37. 前記第1の伝導性形式は、p型SiCを含み、前記第2の伝導性形式は、n型SiCを含むことを特徴とする請求項32に記載の方法。
  38. 前記第1の伝導性形式は、n型SiCを含み、前記第2の伝導性形式は、p型SiCを含むことを特徴とする請求項32に記載の方法。
  39. 前記第1のSiC層は、約0.1から約20.0μmまでの厚さを有することを特徴とする請求項32に記載の方法。
  40. 前記第1のSiC層は、約1×1016から約1×1021cm−3までのキャリア濃度を有することを特徴とする請求項32に記載の方法。
  41. 前記第1のSiC領域は、約1×1015から約5×1019cm−3までのキャリア濃度を有することを特徴とする請求項32に記載の方法。
  42. 前記第1のSiC領域は、約0.3から約2.0μmまでの深さを有することを特徴とする請求項32に記載の方法。
  43. 前記第2のSiC領域は、約5×1017から約1×1021cm−3までのキャリア濃度を有することを特徴とする請求項32に記載の方法。
  44. 前記第2のSiC領域は、約0.1から約2.0μmまでの深さを有することを特徴とする請求項32に記載の方法。
  45. 前記第3のSiC領域は、約5×1017から約1×1021cm−3までのキャリア濃度を有することを特徴とする請求項32に記載の方法。
  46. 前記第3のSiC領域は、約0.1から約1.5μmまでの深さを有することを特徴とする請求項32に記載の方法。
  47. 前記基板の前記第2の表面にあり、前記第2の伝導性形式を有するSiCの第4の領域を形成する段階をさらに備え、前記SiCの第4の領域は、前記基板の第1の表面の平面エッジ終端構造を提供することを特徴とする請求項32に記載の方法。
  48. 前記第4のSiC領域は、約5×1017から約1×1021cm−3までのキャリア濃度を有することを特徴とする請求項47に記載の方法。
  49. 前記第4のSiC領域は、約0.1から約2.0μmまでの深さを有することを特徴とする請求項47に記載の方法。
  50. 前記基板の前記第2の表面であり、前記第2の伝導性形式を有するSiCの第4の領域を形成する段階をさらに備え、前記SiCの第4の領域は、前記基板の第1の表面の平面エッジ終端構造を提供し、
    前記第1のSiC層は、約0.1から約20.0μmまでの厚さと、約1×1016から約1×1021cm−3までのキャリア濃度を有し、
    前記第1のSiC領域は、約1×1015から約5×1019cm−3までのキャリア濃度と、約0.3から約2.0μmまでの深さを有し、
    前記第2のSiC領域は、約5×1017から約1×1021cm−3までのキャリア濃度と、約0.1から約2.0μmまでの深さを有し、
    前記第3のSiC領域は、約5×1017から約1×1021cm−3までのキャリア濃度と、約0.1から約1.5μmまでの深さを有し、
    前記第4のSiC領域は、約5×1017から約1×1021cm−3までのキャリア濃度と、約0.1から約2.0μmまでの深さを有することを特徴とする請求項32に記載の方法。
  51. IGBTのドリフト領域として電圧遮断エピ層を備えるSiCIGBTと、
    前記電圧遮断エピ層の第1の表面にあり、前記IGBTのアクティブ領域を取り囲む平面エッジ終端構造と、
    前記電圧遮断エピ層の前記第1の表面の反対側にある前記電圧遮断エピ層の第2の表面面を通して広がる傾斜エッジ終端構造と
    を備えることを特徴とする高電圧SiCデバイス。
  52. IGBTのドリフト領域として電圧遮断エピ層を備えるSiCIGBTを形成する段階と、
    前記電圧遮断エピ層の第1の表面にあり、前記IGBTのアクティブ領域を取り囲む平面エッジ終端構造を形成する段階と、
    前記電圧遮断エピ層の前記第1の表面の反対側にある前記電圧遮断エピ層の第2の表面を通して広がる傾斜エッジ終端構造を形成する段階と
    を備えることを特徴とする高電圧SiCを製造する方法。
  53. IGBTのドリフト領域として電圧遮断エピ層を備えるSiCIGBTを形成する段階と、
    前記電圧遮断エピ層の第1の表面にあり、前記IGBTのアクティブ領域を取り囲む平面エッジ終端構造を形成する段階と、
    前記電圧遮断エピ層の前記第1の表面の反対側にある前記電圧遮断エピ層の第2の表面を通して広がる傾斜エッジ終端構造を形成する段階と
    を備えることを特徴とする高電圧SiCを製造する方法。
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