JP2008541015A5 - - Google Patents

Claims (20)

1. 生物学的サンプル中の目的分子の検出方法であって：
   生物学的サンプルを、ヘテロ二官能性ＰＥＧリンカーを介してナノ粒子に共有結合された特異的結合部分を含む特異的結合部分−ナノ粒子コンジュゲート組成物と接触させ；そして
   目的分子に結合したコンジュゲートにより生成されるシグナルを検出して、目的分子の存在の指標とする、
   ことを含んでなる上記検出方法。
2. 生物学的サンプルが組織切片または細胞学サンプルを含む、請求項１に記載の方法。
3. 特異的コンジュゲート部分が抗体またはアビジンを含み、そしてナノ粒子が量子ドットを含む請求項１に記載の方法。
4. 特異的結合部分が抗体を含む請求項１に記載の方法。
5. 抗体が抗ハプテン抗体であり、そして目的分子がハプテン−標識化プローブ配列で検出可能な核酸配列である、請求項４に記載の方法。
6. 抗体が抗抗体抗体を含む請求項４に記載の方法。
7. ナノ粒子が量子ドットを含み、そして検出が生物学的サンプルを量子ドットにより発する蛍光を刺激する波長の光で照射することを含む、請求項１に記載の方法。
8. 異なる特異的結合部分および別個に検出可能なナノ粒子を有する少なくとも２つのコンジュゲートがサンプルと接触される、請求項１に記載の方法。
9. 別個に検出可能なナノ粒子が異なる発光波長を有する量子ドットを含む、請求項８に記載の方法。
10. コンジュゲートが、式
    

    

    式中、ＳＢＭは特異的結合部分であり、ＮＰはナノ粒子であり、ｍは１〜５０の整数であり、そしてｔは１〜１０の整数である、
    で表される、請求項１に記載の方法。
11. ｍが４〜１２の整数であり、そしてＮＰが量子ドットである、請求項１０に記載の方法。
12. コンジュゲートが、式
    

    

    式中、ＳＢＭは特異的結合部分であり、ＮＰはナノ粒子であり、ｍは１〜５０の整数であり、そしてｕは１〜１０の整数である、
    で表される、請求項１に記載方法。
13. ｍが４〜１２の整数であり、そしてＮＰが量子ドットである、請求項１２に記載の方法。
14. コンジュゲートが、式
    

    

    式中、ＳＢＭは特異的結合部分であり、ＮＰはナノ粒子であり、ｍは１〜５０の整数であり、そしてｖは１〜１０の整数である、
    で表される、請求項１に記載の方法。
15. ｍが４〜１２の整数であり、そしてＮＰが量子ドットである、請求項１４に記載の方法。
16. コンジュゲートが、式
    

    

    式中、ＳＢＭは特異的結合部分であり、ＮＰはナノ粒子であり、ｎは１〜５０の整数であり、そしてｐは１〜１０の整数である、
    で表される、請求項１に記載の方法。
17. ｍが４〜１２の整数であり、そしてＮＰが量子ドットである、請求項１６に記載の方法。
18. コンジュゲートが、式
    

    

    式中、ＳＢＭは特異的結合部分であり、ＮＰはナノ粒子であり、ｎは１〜５０の整数であり、そしてｑは１〜１０の整数である、
    で表される、請求項１に記載の方法。
19. ｍが４〜１２の整数であり、そしてＮＰが量子ドットである、請求項１８に記載の方法。
20. 組織切片中の目的分子の検出方法であって、
    組織切片をハプテンで標識され、かつ目的分子と結合する核酸分子と接触させ；
    組織切片を、ヘテロ二官能性ＰＥＧリンカーを介して量子ドットに結合された抗ハプテン抗体を含む特異的結合部分−ナノ粒子コンジュゲート組成物と接触させ；そして
    目的分子に結合したコンジュゲートにより生成されるシグナルを検出して、組織切片中の目的分子の存在の指標とする、
    ことを含んでなる上記検出方法。