JP2008540423A5 - - Google Patents

Claims (14)

1. 過マンガン酸塩と１−ブロモプロパン生成物混合物を混合することで過マンガン酸塩含有１−ブロモプロパン生成物混合物を生じさせそして前記過マンガン酸塩含有１−ブロモプロパン生成物混合物から精製１−ブロモプロパン生成物を回収することを含んで成る方法。
2. １−ブロモプロパン生成物混合物を１−プロパノールと臭化水素から生じさせる方法であって、過マンガン酸塩と前記１−ブロモプロパン生成物混合物を混合することで過マンガン酸塩含有１−ブロモプロパン生成物混合物を生じさせそして前記過マンガン酸塩含有１−ブロモプロパン生成物混合物から精製１−ブロモプロパン生成物を回収することを特徴とする方法。
3. 前記過マンガン酸塩が固体形態であり、および／または、前記過マンガン酸塩が過マンガン酸ナトリウムまたは過マンガン酸カリウムであり、および／または、前記過マンガン酸塩と前記１−ブロモプロパン生成物混合物を１−ブロモプロパン生成物混合物１０００重量部当たり約０.１から約５重量部の過マンガン酸塩の比率で混合する請求項１または２記載の方法。
4. 前記混合に先立って前記１−ブロモプロパン生成物混合物を水または少なくとも１種の無機塩基の水溶液で少なくとも１回洗浄しておくか、或は、前記精製１−ブロモプロパン生成物を水または少なくとも１種の無機塩基の水溶液で少なくとも１回洗浄する請求項１または２記載の方法。
5. 少なくとも１種の１,２−エポキシドを前記精製１−ブロモプロパン生成物と混合する請求項１または２記載の方法。
6. 前記１,２−エポキシドがブチレンオキサイドであり、および／または、前記１,２−エポキシドを前記精製１−ブロモプロパン生成物中の１,２−エポキシドの濃度が約１００ｐｐｍから約６００ｐｐｍ（重量／重量）の範囲内になる量で混合する請求項５記載の方法。
7. 水、少なくとも１種の無機塩基の１種以上の水溶液および過マンガン酸塩のみを前記１−ブロモプロパン生成物混合物と接触させるか、或は、水、少なくとも１種の無機塩基の１種以上の水溶液のみを前記精製１−ブロモプロパン生成物と接触させる請求項１、２および６のいずれか記載の方法。
8. 更に前記精製１−ブロモプロパン生成物から完成１−ブロモプロパン生成物を生じさせることも含んで成り、ここで、前記完成１−ブロモプロパン生成物が６０℃で３０日後に示す酸性度がＨＢｒのｐｐｍとして約１０ｐｐｍ未満である請求項１または２記載の方法。
9. 過マンガン酸塩と１−ブロモプロパン生成物混合物を含有して成る組成物。
10. 過マンガン酸塩が１−ブロモプロパン生成物混合物１０００重量部当たり約０.１から約５重量部の過マンガン酸塩の比率で存在し、および／または前記１−ブロモプロパン生成物混合物の純度が少なくとも約９０％であるか、或は、該組成物中に前記１−ブロモプロパン生成物混合物と過マンガン酸塩のみが存在する請求項９記載の組成物。
11. 過マンガン酸塩と接触させた後に前記過マンガン酸塩を除去しておいた１−ブロモプロパン生成物混合物である精製１−ブロモプロパン生成物を含有して成る組成物。
12. １,２−エポキシドが存在しそして該組成物中の前記１,２−エポキシドの濃度が約２５０ｐｐｍから約５００ｐｐｍであるか、或は、前記１,２−エポキシドがブチレンオキサイドである請求項１１記載の組成物。
13. 該組成物の水の含有量が約１００ｐｐｍ未満であり、および／または、該組成物が６０℃で３０日後に示す酸性度がＨＢｒのｐｐｍとして約１０ｐｐｍ未満である請求項１１または１２記載の組成物。
14. 該組成物中に前記精製１−ブロモプロパン生成物および少なくとも１種の１,２−エポキシドのみが存在するか、或は、該組成物中に前記精製１−ブロモプロパン生成物のみが存在する請求項１１、１２および１３のいずれか記載の組成物。