JP2008527863A - マルチ閾値mos回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】マルチ閾値MOS回路。
【解決手段】マルチ閾値フリップフロップ(100a)は、マスターラッチ(110)、スレーブラッチ(120)、および少なくとも1つの制御スイッチを含む。マスターラッチは、低閾値(LVT)トランジスタで形成された入力バッファ(210)とLVTトランジスタで形成された第1ラッチ回路(220)から構成されている。スレーブラッチ(120)は、高閾値(HVT)トランジスタで形成された第2ラッチ回路(240)とLVTトランジスタで形成された出力ドライバ(260)とから構成されている。少なくとも1つの制御スイッチは、LVTトランジスタをイネーブルにするかディスエーブルにし、少なくとも1つのHVTトランジスタでインプリメントされる。LVTおよびHVTのトランジスタは、N−FET及び/又はP−FETであってよい。マルチ閾値フリップフロップは、高速で動作でき、低い漏れ電流を有し、ディスエーブルにされるとき、論理状態を保存できる。
【選択図】 図2

Description

本特許出願は、2005年1月10日に出願された「マルチ閾値MOSフリップフロップ回路(A Multi-Threshold MOS Flip-Flop Circuit)」と題される米国特許仮出願第60/642,934号の利益を主張する。
(分野)
本発明は、一般に、電子回路に関し、より具体的には、金属酸化物半導体(metal oxide semiconductor)(MOS)回路に関係する。
(背景)
集積回路(IC)製造技術は絶え間なく改善されており、この結果、トランジスタのサイズは微細化を続けている。これは、より多くのトランジスタおよびより複雑な回路がICダイ上に製造されることを、あるいは、より小さいICダイが与えられた回路用に使用されることを可能にする。より小さいトランジスタサイズはまた、より速い動作スピードをサポートし、他の利点を提供する。
デジタル回路およびいくつかのアナログ回路に広く使用されている相補型金属酸化物半導体(CMOS)については、微細化するトランジスタサイズに伴う主要な問題は漏れ電流(leakage current)である。トランジスタのより小さな幾何学的配置は、トランジスタにストレスを与え酸化物のブレークダウンを生じさせるより高い電界をもたらす。電界を減少させるために、より小さな幾何学トランジスタに対し、より低い電源電圧(power supply voltage)が使用されてもよい。残念なことに、より低い電源電圧はまた、高速回路のトランジスタの遅れを増加させ、それは高速回路には望ましくない。遅れを減らし、かつ、動作速度を改善するために、トランジスタの閾電圧(threshold voltage)(Vt)が減らされるかもしれない。閾電圧は、トランジスタがonとなる(turn on)電圧である。然しながら、より低い閾電圧およびより小さな幾何学的配置は、より高い漏れ電流をもたらす、なお、漏れ電流は、トランジスタがoffとなるときにトランジスタを流れる電流である。
CMOS技術がより小さくスケールダウンするにつれ、漏れ電流はより問題となる。これは、漏れ電流が、トランジスタサイズの減少に対し、高い率で増加するからである。漏れ電流はまた、ポータブルデバイス、例えば、携帯電話およびラップトップコンピュータ、のような特定のアプリケーション(certain application)については、より問題となる。内蔵バッテリを使用するポータブルデバイスの場合、漏れ電流は、バッテリーパワーを消費し、スタンバイ時間(standby time)を減らす。
性能(performance)を過度に犠牲にすることなしに漏れ電流を減らすことは、特に、IC技術が90nm(ナノメータ)そしてより小さくスケールダウンするとき、CMOS設計における大きな挑戦である。高閾値(HVT)トランジスタを使用して全てが構成されるCMOS回路は、低い漏れ電流を有するが、遅くもある。低閾値(LVT)トランジスタを使用して全てが構成されたCMOS回路は、より速いが、高い漏れ電流も有する。
それ故に、当技術分野では、良い性能および低い漏れ電流を有するCMOS回路に対しての必要性がある。
[概要]
良い性能および低い漏れ電流を有するマルチ閾値MOS回路(例、フリップフロップ)が、ここに説明される。一実施形態では、マルチ閾値フリップフロップ(multi-threshold flip-flop)は、マスターラッチ(master latch)、スレーブラッチ(slave latch)、および少なくとも1つの制御スイッチを含んでいる。マスターラッチは、LVTトランジスタで形成された入力バッファと、LVTトランジスタで形成された第1ラッチ回路と、から構成されている。スレーブラッチは、HVTトランジスタで形成された第2ラッチ回路と、LVTトランジスタで形成された出力ドライバと、から構成されている。各ラッチ回路は、(1)フィードバックコンフィギュレーションで(in a feedback configuration)結合された2つのインバータとパススイッチ(pass switch)、および(2)1つのインバータとラッチ回路入力との間に結合された別のパススイッチ、を用いて形成されてもよい。少なくとも1つの制御スイッチは、フリップフロップのLVTトランジスタをイネーブルまたはディスエーブルにする(enables or disables)。各制御スイッチは、HVTトランジスタでインプリメントされ(implemented)、フットスイッチ(footswitch)またはヘッドスイッチ(headswitch)であってよい。LVTおよびHVTのトランジスタは、Nチャネル電界効果トランジスタ(N−FET)及び/又はPチャネルFET(P−FET)であってよい。
(1)マスターラッチにおけるラッチ回路は、LVTトランジスタから構成され、フリップフロップのセットアップタイムが減らされ、また、(2)スレーブラッチにおける出力ドライバもまたLVTトランジスタから構成され、クロックーツーアウトプット時間(clock-to-output time)もまた減らされるので、マルチ閾値フリップフロップは高速で動作できる。フリップフロップがディスエーブルされるとき、制御スイッチがoffとなり、低いリークパス(leakage paths)を与えるので、マルチ閾値フリップフロップは、低い漏れ電流を有する。(1)スレーブラッチは、制御スイッチなしのHVTトランジスタから構成され、また、(2)クロックは、スリープモード中(in sleep mode)のとき、適切な論理値(proper logic value)に維持されるので、マルチ閾値フリップフロップは、フリップフロップがディスエーブルされるとき、現在の論理状態(logic state)を保存できる。
本発明の様々な面(aspects)および実施形態が、以下に、更に詳細に説明される。
[詳細な説明]
本発明の特徴および本質は、同様の参照文字が全体を通して対応して識別している図面と共に以下に記載された詳細な説明から、より明らかとなる。
用語「例示的な(exemplary)」は、「例(example)、インスタンス(instance)、あるいは例証(illustration)として機能している」を意味するようにここでは使用される。「例示的な」としてここに説明されるどんな実施形態あるいは設計も、他の実施形態あるいは設計よりも、好まれるあるいは有利であるとして、必ずしも解釈されるべきではない。
ここに説明された回路設計技術は、様々なMOS回路に使用されてもよい。明確にするために、これらの技術は、以下に、特に、Dフリップフロップについて説明される。
図1は、マスターラッチ110およびスレーブラッチ120を含んでいるDフリップフロップ回路100のブロック図を示す。マスターラッチ110は、データ入力(Dm)、データ出力(Qm)、クロック入力、およびイネーブル入力(enable input)を有している。スレーブラッチ120は、データ入力(Ds)、データ出力(Qs)、クロック入力、およびイネーブル入力を有している。マスターラッチ110のデータ入力は、Dフリップフロップ100のデータ入力(D)を表わす。マスターラッチ110のデータ出力は、スレーブラッチ120のデータ入力に結合される。スレーブラッチ120のデータ出力は、Dフリップフロップ100のデータ出力(Q)を表わす。
ラッチ110および120のクロック入力は、クロック信号(CLK)を受け取る。マスターラッチ110のイネーブル入力は、Enb1信号を受け取り、これはマスターラッチをイネーブルまたはディスエーブルにする(enables or disables)。同様に、スレーブラッチ120のイネーブル入力は、Enb2信号を受け取り、これはスレーブラッチをイネーブルまたはディスエーブルにする。Enb1およびEnb2の信号は、スリープモードを示す制御信号であってもよいし、あるいは、なんらかの他の制御信号であってもよい。
マスターラッチ110は、マスターラッチのクロック入力でラウンドバブル(round bubble)によって示されるように、クロック信号が論理lowにあるときに入力データをサンプリングする(samples)。スレーブラッチ120は、スレーブラッチのクロック入力でラウンドバブルの欠如によって示されるように、クロック信号が論理highにあるときにマスターラッチ出力データをサンプリングする。
実施形態では、マスターラッチ110は、LVTトランジスタ(これはまたLVTデバイスと呼ばれる)および少なくとも1つの制御スイッチの第1セットで、インプリメントされる(implemented)。各制御スイッチは、フットスイッチ(footswitch)またはヘッドスイッチ(headswitch)であってよい。フットスイッチは、1以上のトランジスタを低い電源(power supply)(Vss)に結合する。ヘッドスイッチは、1以上のトランジスタを高い電源(Vdd)に結合する。スレーブラッチ120は、大部分がHVTトランジスタでインプリメントされる。スレーブラッチ120は、LVTトランジスタおよび少なくとも1つの制御スイッチの第2セットでインプリメントされる出力ドライバを、更に含む。LVTトランジスタは、高速の動作を提供する。制御スイッチは、Dフリップフロップがディスエーブルされるとき、LVTトランジスタの漏れ電流を減らす。
図2は、Dフリップフロップ100aのブロック図を示しており、これは、図1中のDフリップフロップ100の実施形態である。この実施形態については、マスターラッチ110は、入力バッファ210およびラッチ回路220を含んでいる。スレーブラッチ120は、ラッチ回路240および出力ドライバ260を含んでいる。
マスターラッチ110については、入力バッファ210は、インバータ212でインプリメントされ、そして、ラッチ回路220は、パススイッチ222および228とインバータ224および226とでインプリメントされる。インバータ212の入力は、Dフリップフロップ100aのD入力を表わす。インバータ212の出力は、スイッチ222の一端に結合する。スイッチ222の他端は、インバータ224の入力に、そしてスイッチ228の一端に結合する。インバータ224の出力は、インバータ226の入力に結合し、そしてまた、マスターラッチ110のデータ出力を表わす。インバータ226の出力は、スイッチ228の他端に結合する。スイッチ222は、反転クロック信号(inverted clock signal)(CLKB)によって制御され、そして、クロック信号が論理lowのときにonとなる。スイッチ228は、クロック信号によって制御され、そして、クロック信号が論理highのときにonとなる。
インバータ212、224、および226は、LVTトランジスタと、Enb1信号によってイネーブルまたはディスエーブルにされる少なくとも1つの制御スイッチとで、インプリメントされる。パススイッチ222および228もまた、LVTトランジスタでインプリメントされるが、これらのLVTトランジスタはhighとlowの電源間に直接結合されていないので、どんな制御スイッチも必要としない。
スレーブラッチ120については、ラッチ回路240は、パススイッチ242および248とインバータ244および246とでインプリメントされ、そして、出力バッファ260は、インバータ262とプルアップトランジスタ264とでインプリメントされる。スイッチ242の一端はマスターラッチ110の出力に結合する。スイッチ242の他端は、インバータ244および262の入力に、かつ、スイッチ248の一端に結合する。インバータ244の出力は、インバータ246の入力に結合する。インバータ246の出力は、スイッチ248の他端に結合する。スイッチ242は、クロック信号によって制御され、クロック信号が論理highのときにonになる。スイッチ248は、反転クロック信号によって制御され、クロック信号が論理lowのときにonになる。インバータ262は、信号ドライブを供給し、そして、インバータ262の出力は、Dフリップフロップ100aのQ出力を表わす。プルアップトランジスタ264は、Vdd電源に結合するソース、Enb2信号を受け取るゲート、およびインバータ262の出力に結合するドレインを有する。
インバータ244および246とパススイッチ242および248は、HVTトランジスタでインプリメントされる。制御スイッチは、フリップフロップがディスエーブルされるとき、ラッチ回路240がDフリップフロップ100aの論理値(logic value)を保持することを可能にするために、インバータ244および246とパススイッチ242および248については使用されていない。インバータ262は、LVTトランジスタと、Enb2信号によってイネーブルまたはディスエーブルされる少なくとも1つの制御スイッチとでインプリメントされる。
Dフリップフロップ100aは、以下のように動作する。マスターラッチ110は、Enb1信号が論理highのときにイネーブルにされ、Enb1信号が論理lowのときにディスエーブルされる。イネーブルされるとき、インバータ212は、入力データを受け取り、バッファ(buffer)し、そして、バッファされたデータをスイッチ222に供給する。クロック信号が論理lowのとき、スイッチ222はonになり、スイッチ228はoffになる。スイッチ222は、バッファされたデータをインバータ224の入力に供給し、そして、インバータ224および226の内部キャパシタンスは、バッファされたデータによって決定される論理値にチャージされる。クロック信号が論理highのとき、スイッチ222はoffになり、スイッチ228はonになる。インバータ224および226は、このとき、閉ループフィードバックコンフィギュレーションの中で(in a closed loop feedback configuration)動作し、プリチャージされた論理値を保持する。ラッチ回路220は、クロック信号が論理lowにあるときに入力データを効果的にサンプリングし、そして、クロック信号が論理highにあるときにサンプリングされたデータを保持する。
スレーブラッチ120については、ラッチ回路240は、すべての時間でイネーブルにされており、そして、出力ドライバ260は、Enb2信号が論理highにあるときにイネーブルされ、Enb2信号が論理lowにあるときにディスエーブルされる。ラッチ回路240は、ラッチ回路240が逆のクロック極性を使用してデータをサンプリングし保持するということを除いては、ラッチ回路220と同じように動作する。クロック信号が論理highにあるとき、スイッチ242はonになり、スイッチ248はoffになる。スイッチ242は、ラッチされたデータを、マスターラッチ110からインバータ244の入力に供給し、そして、インバータ244および246の内部キャパシタンスは、ラッチされたデータによって決定される論理値にチャージされる。クロック信号が論理lowにあるとき、スイッチ242はoffになり、スイッチ248はonになる。インバータ244および246は、このとき、閉ループフィードバックコンフィギュレーションの中で動作し、プリチャージされた論理値を保持する。ラッチ回路240は、クロック信号が論理highにあるときに、マスターラッチ110からのラッチされたデータを効果的にサンプリングし、そして、クロック信号が論理lowにあるときにサンプリングされたデータを保持する。ラッチ回路240がフリップフロップの論理状態を保存することができるように、Dフリップフロップ100aがディスエーブルされるとき(例、スリープモード中)にも、クロック信号はまた論理lowにあるべきである。
出力ドライバ260内では、インバータ262は、スイッチ242から論理値を受け取り、バッファし、そして、Dフリップフロップ100aからの出力データのために必要とされる信号ドライブを供給する。Dフリップフロップ100aがディスエーブルされるとき、プルアップトランジスタ264は、スレーブラッチ120の出力を既知の論理値(a known logic value)に引っ張る(pull)。
図2は、マスターラッチ110およびスレーブラッチ120の特定の実施形態を示す。Dフリップフロップ100aはまた、他の設計でインプリメントされてもよく、そして、これは、本発明の範囲内である。図2は、パスゲート(pass gates)を使用するDフリップフロップのインプリメンテーションを示す。以下に説明されるように、Dフリップフロップはまた、トライステートドライバ(tri-state drivers)を使用してインプリメントされることができる。
図3は、Dフリップフロップ100bの回路図を示しており、これは、図2中のDフリップフロップ100aの実施形態であり、CMOSトランジスタを使用している。マスターラッチ110については、入力バッファ210内のインバータ212は、P−FET312aとN−FET312bとでインプリメントされており、これらが、インバータとして結合されている。FET312aおよび312bのゲートは、互いに結合し、インバータ入力を形成しており、FET312aおよび312bのドレインは、互いに結合し、インバータ出力を形成しており、P−FET312aのソースは、Vdd電源に結合し、そして、N−FET312bのソースは、N−FET314を介してVss電源に結合している。N−FET314は、FET312aおよび312bと直列に結合しており、Enb1信号に基づいてインバータ212をイネーブルまたはディスエーブルにするフットスイッチのように機能する(acts a footswitch)。
パススイッチ222は、並列に結合されているN−FET322aおよびP−FET322bでインプリメントされる。N−FET322aのゲートは、インバータ302から反転クロック信号(CLKn)を受け取る。P−FET322bのゲートは、インバータ304からバッファされたクロック信号(CLKp)を受け取る。インバータ302および304は直列に結合され、インバータ302の入力は、クロック信号CLKを受け取る。CLK信号が論理lowのとき、CLKn信号上の論理highはN−FET322aをonにし、そして、CLKp信号上の論理lowはP−FET322bをonにする。CLK信号が論理highにあるとき、CLKn信号上の論理lowはN−FET322aをoffにし、そして、CLKp信号上の論理highはP−FET322bをoffにする。
インバータ224は、P−FET324aおよびN−FET324bでインプリメントされ、これらはインバータとして結合されている。N−FET334は、FET324aおよび324bと直列に結合され、Enb1信号に基づいてインバータ224をイネーブルまたはディスエーブルにするフットスイッチのように機能する。
インバータ226は、P−FET326aおよびN−FET326bでインプリメントされる。パススイッチ228は、P−FET328aおよびN−FET328bでインプリメントされる。P−FET326aは、Vdd電源に結合するソース、インバータ224の出力に結合するゲート、およびP−FET328aのソースに結合するドレインを有している。P−FET328aは、CLKn信号を受け取るゲート、およびインバータ224の入力に結合するドレインを有している。N−FET326bは、N−FET336を介してVss電源に結合するソース、インバータ224の出力に結合するゲート、およびN−FET328bのソースに結合するドレインを有している。N−FET328bは、CLKp信号を受け取るゲート、およびインバータ224の入力に結合するドレインを有している。
CLK信号が論理highにあるとき、CLKn信号上の論理lowはP−FET328aをonにし、そして、CLKp信号上の論理highはN−FET328bをonにする。CLK信号が論理lowにあるとき、CLKn信号上の論理highはP−FET328aをoffにし、そして、CLKp信号上の論理lowはN−FET328bをoffにする。N−FET336は、FET326a、326b、328aおよび328bと直列に結合し、Enb1信号に基づいてインバータ226をイネーブルまたはディスエーブルにするフットスイッチのように機能する。
スレーブラッチ120については、パススイッチ242は、N−FET342aおよびP−FET342bでインプリメントされる。インバータ244は、P−FET344aおよびN−FET344bでインプリメントされる。インバータ246は、P−FET346aおよびN−FET346bでインプリメントされる。パススイッチ248は、P−FET348aおよびN−FET348bでインプリメントされる。ラッチ回路240内の、パススイッチ242および248用とインバータ244および246用のP−FETおよびN−FETは、それぞれ、マスターラッチ110のラッチ回路220内の、パススイッチ222および228用とインバータ224および226用の対応するP−FETおよびN−FETと同じように結合される。ラッチ回路240のP−FETおよびN−FETの全てがHVTトランジスタでインプリメントされる。フットスイッチとヘッドスイッチは、ラッチ回路240に必要とされない。
出力バッファ260については、インバータ262は、P−FET362aおよびN−FET362bでインプリメントされ、これらは、インバータとして結合される。N−FET364は、FET362aおよび362bと直列に結合し、Enb2信号に基づいてインバータ262をイネーブルまたはディスエーブルにするフットスイッチのように機能する。P−FET264は、Enb2信号に基づいてDフリップフロップ100bのQ出力を論理highに引っ張る。
Dフリップフロップ100bについては、N−FET314、334、336、および364は、フットスイッチであり、HVTトンジスタでインプリメントされる。フットスイッチの代わりに、あるいはフットスイッチに加えて、ヘッドスイッチもまた使用されてよい。P−FET264は、プルアップトランジスタであり、そしてまた、HVTトランジスタでインプリメントされる。マスターラッチ110内の他のすべてのN−FETおよびP−FETは、LVTトランジスタでインプリメントされてよい。スレーブラッチ120内の他のすべてのN−FETおよびP−FETは、HVTトランジスタでインプリメントされてよい。
一般に、少なくとも1つの制御スイッチは、LVTトランジスタをイネーブルまたはディスエーブルにし、かつ、Dフリップフロップ中のこれらのLVTトランジスタに低いリークパスを提供するために使用される。1つ以上の制御スイッチの別々のセット(separate sets)が、マスターラッチとスレーブラッチに使用されてもよく、そしてこれらのセットは、図2および3の中で示されるように、別々のイネーブル信号によって制御されてもよい。あるいは、1つ以上の制御スイッチの1つのセットが、マスタとスレーブのラッチの両方のために使用されてもよく、そして単一のイネーブル信号によって制御されてもよい。
図1、2、および3は、立ち上がりエッジフリップフロップ(rising edge flip-flop)の場合である。立ち下がりエッジフリップフロップ(falling edge flip-flop)もまた、同様の方法でインプリメントされてもよい。立ち下がりエッジフリップフロップの場合、クロック信号は、スリープの間(during sleep)論理highにあり、マスターラッチはトランスペアレント(transparent)ではなく、スレーブラッチはトランスペアレントである。従って、マスターラッチは、HVTトランジスタでインプリメントされてもよく、また、スレーブラッチは、スリープモードの間、状態を保存するために、LVTトランジスタおよび少なくとも1つの制御スイッチでインプリメントされてもよい。
図2中のDフリップフロップ100aと図3中のDフリップフロップ100bは、様々な利点を提供する。第1に、これらのDフリップフロップは、高速の動作(high speed of operation)を達成することができる。各Dフリップフロップのマスターラッチは、LVTトランジスタから構成され、そして、フリップフロップのセットアップタイム(setup time)は減らされることができる。出力ドライバもまた、LVTトランジスタから構成され、そして、クロックーツーアウトプット時間が減らされる。第2に、これらのDフリップフロップは、低い漏れ電流を有している。これらのDフリップフロップがディスエーブルされるとき(例、スリープモードの間)、制御スイッチはoffとなり、LVTデバイス経由の高い漏れ電流を防ぐ。第3に、ディスエーブルされるとき、各Dフリップフロップはその論理状態を保持することができる。このラッチは制御スイッチなしでHVTデバイスから構成されるので、各Dフリップフロップの論理状態はスレーブラッチの中で保存される。
明確にするために、マルチ閾値MOS回路は、Dフリップフロップについて特に説明されている。マルチ閾値MOS回路はまた、他のタイプのフリップフロップ、例えばJKフリップフロップ、RSフリップフロップなどについても、使用されてよい。マルチ閾値MOS回路は、1つのタイプのトランジスタ(HVTまたはLVTのトランジスタ)で形成されたマスターラッチと、組み合わせロジック(combinatorial logic)と、別のタイプのトランジスタ(LVTまたはHVTのトランジスタ)で形成されたスレーブラッチとを備える任意の回路ブロックについても、使用されてよい。
ここに説明されたマルチ閾値MOS回路は、通信、ネットワーキング、コンピューティング、家電などのような様々なアプリケーションに使用されてよい。マルチ閾値MOS回路はまた、様々な電子デバイスの中で、そして特に、ポータブルデバイス、例えば、無線通信デバイス、携帯電話、無線携帯情報端末(wireless digital personal assistants)(PDA)、無線モデムモジュール、ラップトップコンピュータ、および、フリップフロップを使用する他のデジタル回路など、に対して使用されてよい。無線デバイスについてのマルチ閾値MOS回路の使用が、以下に説明される。
図4は、有利にマルチ閾値MOS回路を使用し得る、無線デバイス400のブロック図を示す。無線デバイス400は、携帯電話、端末、ハンドセット、あるいは何らかの他の装置であってよい。無線デバイス400は、符号分割多元接続(code division multiple access)(CDMA)システム、時分割多元接続(time division multiple access)(TDMA)システム、汎ヨーロッパデジタル移動通信システム(Global System for Mobile communications)(GSM)のシステム、先進携帯電話システム(Advanced Mobile Phone System)(AMPS)のシステム、全地球測位システム(Global Positioning System)(GPS)、マルチ入力マルチ出力(multiple-input multiple-output)(MIMO)システム、直交周波数分割多重化(orthogonal frequency division multiplexing)(OFDM)システム、直交周波数分割多元接続(orthogonal frequency division multiple access)(OFDMA)システム、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network)(WLAN)、及び/又は、なんらかの他の無線通信システムおよびネットワークと通信することが可能であり得る。CDMAシステムは、広帯域CDMA(W−CDMA)、cdma2000、あるいはなんらかの他の無線アクセス技術を、インプリメントしてもよい。WLANは、IEEE802.11ネットワーク、Bluetooth(登録商標)ネットワーク、あるいはなんらかの他の無線ネットワークであってもよい。
無線デバイス400は、受信パスおよび送信パスを経由して双方向通信を提供する。受信パスの場合、基地局によって送信された順方向リンク信号(forward link signals)が、アンテナ412によって受信され、送受切換器(duplexer)(D)414をとおしてルーティングされ(routed)、受信機ユニット(RCVR)416に供給される。受信機ユニット416は、受信信号をコンディショニングし(conditions)、デジタル化し(digitizes)、そして、入力サンプル(input samples)を更なる処理のためにデジタルセクション420に供給する。送信パスの場合、送信機ユニット(TMTR)418は、送信されるべきデータをデジタルセクション420から受け取り、該データを処理し、コンディショニングし、そして、逆方向リンク信号を生成し、この逆方向リンク信号は、送受切換器414をとおしてルーティングされ、基地局にアンテナ412経由で送信される。
デジタルセクション420は、例えば、デジタル信号プロセッサ(DSP)422、縮小命令セットコンピュータ(reduced instruction set computer)(RISC)424、コントローラ/マイクロプロセッサ426、および外部バスインタフェース(EBI)428のような、様々な処理ユニットとインタフェースを含む。DSP422及び/又はRISC424は、(1)データ伝送および受信(例、符号化、変調、復調、復号化など)のための処理を行なうモデムプロセッサ、(2)静止画像、ビデオ動画、ムービングテキスト(moving texts)など、に関して処理を行うビデオプロセッサ、(3)ビデオゲーム、3−Dアバタ(3-D avatars)など、のグラフィックスに関して処理を行うグラフィックスプロセッサ、及び/又は、(4)他のアプリケーション用の他のプロセッサ、をインプリメントすることができる。EBI428は、デジタルセクション420と揮発性メモリ432および不揮発性メモリ434との間のデータの転送を容易にする。揮発性メモリ432は、RAM、SRAM、DRAM、SDRAMなどであってもよい。不揮発性メモリ434は、フラッシュメモリ、ROMなどであってもよい。マルチ閾値MOS回路は、デジタルセクション420内のユニットのうちの任意あるいは全部について、及び/又は、メモリ432および434について、使用されてもよい。
マルチ閾値MOS回路は、様々なタイプのIC、例えば、特定用途向け集積回路(ASIC)、DSP、RISC、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなど、において使用されてもよい。マルチ閾値MOS回路はまた、様々なICプロセス技術、例えば、CMOS、N−MOS、P−MOS、バイポーラCMOS(Bi−CMOS)など、において製造されてもよい。CMOS技術は、同じダイ上でN−FETおよびP−FETのデバイスの両方を製造できるのに対し、N−MOS技術はN−FETデバイスのみを製造でき、P−MOS技術はP−FETデバイスのみを製造できる。マルチ閾値MOS回路は、異なるデバイスサイズ技術(例、0.13mm、30nm、など)を使用して製造されてもよい。一般に、マルチ閾値MOS回路は、ICプロセス技術がより小さな「機能(feature)」あるいはデバイス長(device length)へと縮小する(scales)につれ、より有効でかつより有益である。
開示された実施形態の以上の説明は、どんな当業者にも本発明を作りまたは使用することを可能にするように提供されている。これらの実施形態に対する様々な修正は、これらの当業者には容易に明らかであろう、そして、ここに定義された総括的な原理は、本発明の精神あるいは範囲を逸脱することなく、他の実施形態に適用され得る。従って、本発明は、ここに示された実施形態に限定されるようには意図されていないが、ここに開示された原理と新規な特徴と整合する最も広い範囲が与えられるべきである。
図1は、Dフリップフロップ回路のブロック図を示す。 図2は、図1中のDフリップフロップの実施形態を示す。 図3は、CMOSで図1中のDフリップフロップの実施形態を示す。 図4は、無線デバイスのブロック図を示す。

Claims (22)

  1. 少なくとも1つのマルチ閾値フリップフロップを備える集積回路であって、各マルチ閾値フリップフロップは、
    低閾値(LVT)トランジスタから構成されたマスターラッチと、
    高閾値(HVT)トランジスタから構成されたスレーブラッチと、
    前記LVTトランジスタをイネーブルまたはディスエーブルにするように動作する少なくとも1つの制御スイッチと、
    を備える、集積回路。
  2. 各マルチ閾値フリップフロップの前記マスターラッチは、
    LVTトランジスタから構成され、かつ、入力データをサンプリングし保持するように動作する、ラッチ回路
    を備え、
    前記少なくとも1つの制御スイッチは、前記ラッチ回路の前記LVTトランジスタをイネーブルまたはディスエーブルにするように動作する、
    請求項1記載の集積回路
  3. 各マルチ閾値フリップフロップの前記マスターラッチにおける前記ラッチ回路は、
    LVTトランジスタで形成され、かつ、フィードバックコンフィギュレーションで結合された、第1および第2のインバータと、
    LVTトランジスタで形成された第1および第2のパススイッチと、
    を備え、
    前記第1のパススイッチは前記第1のインバータの入力に結合されており、前記第2のパススイッチは前記フィードバックコンフィギュレーション内で結合されている、
    請求項2記載の集積回路。
  4. 各マルチ閾値フリップフロップの前記マスターラッチは、
    LVTトランジスタから構成され、かつ、前記入力データをバッファし、バッファされたデータを前記ラッチ回路に供給するように動作する、入力バッファ
    を更に備え、
    前記少なくとも1つの制御スイッチは、前記入力バッファのLVTトランジスタをイネーブルまたはディスエーブルにするように動作する、
    請求項2記載の集積回路。
  5. 各マルチ閾値フリップフロップの前記スレーブラッチは、
    HVTトランジスタから構成され、かつ、前記マルチ閾値フリップフロップの前記マスターラッチからの出力データをサンプリングし保持するように動作する、ラッチ回路
    を備える、
    請求項1記載の集積回路。
  6. 各マルチ閾値フリップフロップの前記スレーブラッチにおける前記ラッチ回路は、
    HVTトランジスタで形成され、かつ、フィードバックコンフィギュレーションで結合された、第1および第2のインバータと、
    HVTトランジスタで形成された第1および第2のパススイッチと
    を備え、
    前記第1のパススイッチは前記第1のインバータの入力に結合されており、前記第2のパススイッチは前記フィードバックコンフィギュレーション内で結合されている、
    請求項5記載の集積回路。
  7. 各マルチ閾値フリップフロップの前記スレーブラッチは、
    LVTトランジスタで形成され、かつ、前記マルチ閾値フリップフロップに信号ドライブを供給するように動作する、出力ドライバ
    を更に備え、
    前記少なくとも1つの制御スイッチは、前記出力ドライバのLVTトランジスタをイネーブルまたはディスエーブルにするように動作する、
    請求項5記載の集積回路。
  8. 各マルチ閾値フリップフロップの前記少なくとも1つの制御スイッチは、
    第1イネーブル信号を受け取るように構成され、かつ、前記第1イネーブル信号に基づいて前記マスターラッチの前記LVTトランジスタをイネーブルまたはディスエーブルするように動作する、少なくとも1つのフットスイッチの第1セットと、
    第2イネーブル信号を受け取るように構成され、かつ、前記第2イネーブル信号に基づいて前記出力ドライバの前記LVTトランジスタをイネーブルまたはディスエーブルするように動作する、少なくとも1つのフットスイッチの第2セットと、
    を備える、
    請求項7記載の集積回路。
  9. 各マルチ閾値フリップフロップの前記スレーブラッチは、
    前記マルチ閾値フリップフロップがディスエーブルされるときに、前記マルチ閾値フリップフロップの出力を既知の論理状態に引っ張るように動作するプルアップトランジスタ、
    を更に備える、
    請求項5記載の集積回路。
  10. 各マルチ閾値フリップフロップの前記スレーブラッチは、前記マルチ閾値フリップフロップがディスエーブルされるときに、前記マルチ閾値フリップフロップの論理状態を保持するように動作する、請求項1記載の集積回路。
  11. 前記少なくとも1つのマルチ閾値フリップフロップは、前記少なくとも1つのマルチ閾値フリップフロップがディスエーブルされるときに、予め決められた論理レベルに維持されるクロック信号を受け取るように動作する、請求項1記載の集積回路。
  12. 前記少なくとも1つの制御スイッチは、少なくとも1つのフットスイッチを備える、請求項1記載の集積回路。
  13. 前記少なくとも1つの制御スイッチは、少なくとも1つのヘッドスイッチを備える、請求項1記載の集積回路。
  14. 前記少なくとも1つの制御スイッチは、少なくとも1つのHVTトランジスタで形成されている、請求項1記載の集積回路。
  15. 前記LVTトランジスタと前記HVTトランジスタは、金属酸化物半導体(MOS)デバイスである、請求項1記載の集積回路。
  16. 少なくとも1つのマルチ閾値フリップフロップを備える集積回路であって、各マルチ閾値フリップフロップは、
    高閾値(HVT)トランジスタから構成されたマスターラッチと、
    低閾値(LVT)トランジスタから構成されたスレーブラッチと、
    前記LVTトランジスタをイネーブルまたはディスエーブルにするように動作する少なくとも1つの制御スイッチと、
    を備える、集積回路。
  17. 少なくとも1つのマルチ閾値フリップフロップを備える集積回路であって、各マルチ閾値フリップフロップは、
    低閾値(LVT)トランジスタで形成された入力バッファと、LVTトランジスタで形成された第1のラッチ回路と、から構成されたマスターラッチと、
    高閾値(HVT)トランジスタで形成された第2のラッチ回路と、LVTトランジスタで形成された出力ドライバと、から構成されたスレーブラッチと、
    前記入力バッファ、前記第1のラッチ回路、および前記出力ドライバ、の前記LVTトランジスタをイネーブルまたはディスエーブルにするように動作する少なくとも1つの制御スイッチと、
    を備える、集積回路。
  18. 各マルチ閾値フリップフロップの前記スレーブラッチは、前記マルチ閾値フリップフロップがディスエーブルされるときに、前記マルチ閾値フリップフロップの論理状態を保持するように動作する、請求項17記載の集積回路。
  19. 各マルチ閾値フリップフロップの前記少なくとも1つの制御スイッチは、少なくとも1つのHVTトランジスタで形成されている、請求項17記載の集積回路。
  20. 前記LVTトランジスタと前記HVTトランジスタは、Nチャネル電界効果トランジスタ(N−FET)、Pチャネル電界効果トランジスタ(P−FET)、またはそれらの組合せである、請求項17記載の集積回路。
  21. 少なくとも1つのマルチ閾値金属酸化物半導体(MOS)回路を備える電子デバイスであって、各マルチ閾値MOS回路は、
    低閾値(LVT)トランジスタから構成された第1回路と、
    高閾値(HVT)トランジスタから構成された第2回路と、
    前記LVTトランジスタをイネーブルまたはディスエーブルにするように動作する少なくとも1つの制御スイッチと
    を備える、電子デバイス。
  22. 各マルチ閾値MOS回路はフリップフロップである、請求項21記載の電子デバイス。
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