JP2008522830A - 薄鋳造ストリップにおける熱流束の限局的制御方法及び装置 - Google Patents

薄鋳造ストリップにおける熱流束の限局的制御方法及び装置 Download PDF

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Abstract

鋳造域より前に回転ブラシを各鋳造ロールの鋳造面に接触させることにより各鋳造ロール鋳造面から酸化物を除去し、鋳造面の、回転ブラシと鋳造域入口との間にガスを送給して酸化物が除去された各鋳造ロール鋳造面にガス層を形成する、薄鋳造ストリップの連続鋳造における熱流束の限局的制御方法及び装置。鋳造面の回転ブラシと鋳造域入口との間にガスを送給するのは、好ましくは、鋳造ロール軸線に沿った少なくとも3域で行なって酸化物の除去された各鋳造ロール鋳造面にガス層を形成する。各域に発射されるガスは異なる組成、混合、圧力、又はそれらを組合わせたものとすることができる。

Description

本願は2004年12月13日提出の出願番号第11/010,625の部分継続出願である。
本発明は、単一ロール又は双ロール鋳造機による鋼ストリップ鋳造に関する。双ロール鋳造機では、内部冷却され、相互方向に回転される1対の水平配置の鋳造ロール間に溶融金属を導入することにより、動いているロール面上に金属殻が凝固し、それらがロール間のロール間隙にて合わされてロール間隙から下方に送給される薄鋳造ストリップ品を生み出す。「ロール間隙」という用語は、本明細書ではロール同士が最接近する領域全体を指すものとして用いる。溶融金属は取鍋から小容器に注がれ、そこからロール間隙上方に位置した金属送給ノズルを介し流下し、ロール鋳造面に支持された溶融金属の鋳造溜めを形成することができる。鋳造溜め両端からの溢流を堰き止めるよう、この鋳造溜めはロール端面に摺動係合して保持される側部板又は側部堰の間で通常閉じ込められる。
双ロール鋳造機で鋼ストリップを鋳造する場合、鋳造溜めは全般に155O℃を超える温度、通常は1600℃以上である。鋳造ロールの各回転中に、溶融金属鋳造溜めに短い時間晒すことで鋳造面に凝固殻を形成するには、ロール鋳造面で溶融金属を非常に急速冷却することが必要である。又、均一な凝固を達成することが、ロール間隙にて合わされて鋼ストリップを形成する凝固殻の歪みを避けるには重要である。殻の歪みは「鰐皮表面荒れ」(crocodile skin surface roughness)として知られる表面不良になり得る。鰐皮表面荒れは0.065重量%以上の高炭素レベルでも、0.065重量%未満の炭素レベルでも起きることが知られている。図1に示したような鰐皮荒れは、その他いろいろな理由で起きることが知られている。鰐皮荒れは、プロフィルメータで計測して、ストリップ表面に40〜80ミクロンの周期的な起伏を5〜10ミリメートル周期で含む。
アメリカ特許第6,588,493号 アメリカ特許第6,755,234号 アメリカ特許第5,787,967号 アメリカ特許公開公報第2002−0124990号(出願番号第10/077,391号、出願日2002年2月15日、公開日2002年9月12日)
我々は、0.065重量%未満の炭素レベルでは鰐皮表面荒れの形成が溶融金属・鋳造ロール面間の熱流束に直接関連すること、及び、鰐皮荒れの形成が溶融金属・鋳造ロール面間の熱流束を制御することにより制御できることを見出した。図2は、薄鋳造ストリップ製造における鋳造ロール面上での金属殻形成時の、熱流束と鰐皮荒れの形成との関係を示すディップテスト(dip tests)を報告するものである。図2に示すように、我々は、溶融金属との接触前に鋳造ロール鋳造面に周方向に接触する回転ブラシで加えられるエネルギを制御することにより、溶融金属・鋳造ロール面間の熱流束が、ひいては製造される薄鋳造ストリップ上の鰐皮表面荒れが制御できることも見出した。
この、溶融金属からの熱流速と鋳造ロール面と溶融金属と薄鋳造ストリップ上での鰐皮表面荒れの形成との関係が、鋳造ロール面が滑らかか凹凸付けられている(textured)かで生じることが見出された。図3は、鋳造ロールの鋳造面が滑らかな場合と凹凸がある場合の両方でどのように熱流束が変化するかを示すディップテストを報告している。我々は、鋳造ロールの鋳造ロール面の凹凸が鋳造中に変化することも見出した。この変化は溶融金属から鋳造ロール面への熱流束の変化を、ひいては薄鋳造ストリップ上での鰐皮表面荒れ形成の変化をもたらし得る。我々は、溶融金属・鋳造ロール面間の熱流束を制御することにより鰐皮表面荒れの形成を直接制御し、鋳造時に金属殻が形成される際の熱流束の大きな変動を避け、ひいては造られる薄鋳造ストリップの鰐皮表面荒れ形成を制御する方法を見出した。
言い換えると、鋳造ロールに対する回転ブラシのエネルギは鋳造面に対しブラシを回転させる電気、空気圧又は流体圧モータの適用圧力又は回転速度、又はその両方、を変化させることにより、鋳造速度に基づいて制御できる。回転ブラシのエネルギは、回転するモータのトルクを計測することにより計測できる。溶融金属・鋳造ロール鋳造面間の熱流束は初期に計測し且つ継続的に計測でき、リアルタイム熱流束と初期計測熱流束との差も、特許文献1及び2に開示のように鋳造ロール内を通って循環する冷却水の入口・出口間の温度差を計測することにより、計測できる。これは熱流束測定のために現在考えられる最良の仕方であるが、熱流束は利用できるいかなる方法によっても計測できる。いずれにしろ、熱流束を監視し、初期計測熱流束からの熱流束の差を計算することにより、鋳造面に対しブラシにより加えられたエネルギを制御システムにより自動的に制御でき、制御システムは計測熱流束に対応する監視装置からの電気信号を受け取り、初期計測熱流束からの熱流束の差に基づいて、鋳造ロールに対しブラシにより加えられるエネルギを制御する。
鋳造面付近の鋳造域にガスを発射して鋳造ロールのクラウン形状を調節することが以前提案された。特許文献3参照。しかしながら、鋳造ロール鋳造面の、ブラシが鋳造面から酸化物を除去した付近にガスを発射して鋳造域における溶融金属・鋳造ロール表面間の局所熱流束を改良することは従来提案されていない。鋳造域は鋳造ロール間で、ロール間隙上方の、鋳造溜めが形成される域である。それは回転鋳造ロール面が鋳造域に入る際、シールが通常はガスカーテンによって形成される鋳造ロールの12時の位置からの域であり、ロール間隙からの鋳造ストリップ放出と鋳造ロールの12時の位置との間の鋳造ロール付近は含まない。
我々は鋳造ロール鋳造面から酸化物をブラッシングした直後に鋳造面にガスを送給して鋳造面付近にガス層を創り出した。開示の薄鋳造ストリップの連続鋳造における熱流束局所制御方法は、
相互方向に回転する1対の鋳造ロールを組み立て、ロールの周方向鋳造面間に金属ストリップを鋳造できるロール間隙を横方向に形成し、
ロール間隙上方の鋳造ロール鋳造面で支持される溶融金属の鋳造溜めを形成して鋳造域を形成し、
回転ブラシを組み立て、鋳造域に先んじて各鋳造ロール鋳造面に周方向に接触させ、
回転ブラシと各鋳造ロール鋳造面との接触により各鋳造ロール鋳造面から酸化物を除去し、
鋳造面の、回転ブラシ・鋳造域入口間にガスを送給して、酸化物の除去された各鋳造ロール鋳造面にガス層を形成し、
鋳造ロールを相互方向に回転させて、鋳造ロール鋳造面各々がロール間隙の方へと動いてロール間隙から下方に鋳造ストリップを製造するようにした
という諸段階で構成される。
各鋳造ロール鋳造面から酸化物を除去する段階と各鋳造ロール鋳造面にガスを送給する段階は、回転ブラシ・鋳造ロール鋳造面間のロール間隙で同時に行うことができる。又、又は若しくは、ガスは回転ブラシ付近のブラシ上流側に導入できる。更に、ガス層を形成する段階は、回転ブラシの周囲に設けたハウジングへとガスを導入することで構成できる。若しくは、各鋳造ロール鋳造面にガス層を形成して除去された酸化物に置き換える段階は、鋳造域入口前の回転ブラシ付近の鋳造面をガスで溢れさせることで構成できる。
ガスは、窒素、アルゴン、水素、一酸化炭素、水蒸気、乾いた空気、ヘリウム、又はそれらのうちの2種以上の混合物からなる群から選択された少なくとも1種類のガスから構成できる。
鋳造ロール鋳造面はランダム分布の個別の突起で凹凸付けできる。突起の一部はガス層の上にまで延びていても、いなくともよい。
若しくは、開示の薄鋳造ストリップの連続鋳造における熱流束局所制御方法は、
相互方向に回転する1対の鋳造ロールを組み立て、ロール周方向鋳造面間に金属ストリップが鋳造できるロール間隙を横方向に形成し、
ロール間隙上方の鋳造ロール鋳造面に支持される溶融金属の鋳造溜めを形成して鋳造域を形成し、
回転ブラシを組み立て、鋳造域に先んじて各鋳造ロール鋳造面に周方向に接触させ、
各鋳造ロール鋳造面と回転ブラシとの接触により各鋳造ロール鋳造面から酸化物を除去し、
鋳造ロール鋳造面の、回転ブラシ・鋳造域入口間の鋳造面に沿って延びる少なくとも3域にガスを送給して、酸化物の除去された各鋳造ロール鋳造面にガス層を形成し、
相鋳造ロールを互方向に回転させて、鋳造ロール鋳造面各々がロール間隙の方へと動いてロール間隙から下方に鋳造ストリップを製造するようにした
という諸段階で構成される。
各域に発射されたガスは、ガス鋳造面へのガス送給において、組成、混合、圧力、又はそれらのうちの少なくとも2つを異ならせることができる。更に、ガスは鋳造ロール鋳造面に沿って延びる少なくとも5域に発射できる。いずれにしろ、各鋳造ロール鋳造面へのガス送給は、回転清浄ブラシ・鋳造ロール鋳造面間に形成されたロール間隙付近とすることができる。ガス送給でガス層を形成することは、回転ブラシの周囲に設けたハウジングにガスを導入することで構成できる。又、ガスを各鋳造ロール鋳造面に送給して除去された酸化物に置き換える段階は、回転ブラシ付近の鋳造面をガスで溢れさせることから構成できる。
鋳造ロール鋳造面はランダム分布の個別の突起で凹凸付けされる。重ねて言うが、突起の一部はガス層よりも上方に延びていても、いなくともよい。
ガスノズルは各域に、組成、ガス混合又は圧力又はそれらのうちの少なくとも2つが異なるガスを送給できる。重ねて言うが、ガスは、窒素、アルゴン、水素、ヘリウム、水蒸気、乾いた空気、一酸化炭素、二酸化炭素又はそれらの2種以上の混合物からなる群から選択された少なくとも1種類のガスで構成できる。
更に、開示の薄鋳造ストリップ連続鋳造装置は、
横方向に離間して間に薄鋳造ストリップを下方に放出できるロール間隙を形成する周方向鋳造面を有し、ロール間隙付近の周方向鋳造面上に溶融金属の鋳造溜めを支持して鋳造域を形成できる相互方向に回転する1対の鋳造ロールと、
各鋳造ロール表面から酸化物を除去でき、鋳造面から斯かる酸化物を鋳造域から離れた域へと除去するよう配置した回転ブラシと、
各鋳造ロール鋳造面の、ブラシ・鋳造域間にガスを向けて酸化物の除去された鋳造ロール鋳造面にガス層を形成することができるガスノズルと
から構成される。
請求の薄鋳造ストリップ連続鋳造装置は、回転ブラシ付近にガスを送給でき、ブラシ付近の各鋳造ロール鋳造面をガスで溢れさせることができる、ガスノズルを有してよい。更に、各回転ブラシの周囲にハウジングを設けることができ、それはガスノズルの少なくとも一部の支持もする。
若しくは、開示される薄鋳造ストリップ連続鋳造装置は、
横方向に離間して間に薄鋳造ストリップを下方に放出できるロール間隙を形成する周方向鋳造面を有し、ロール間隙付近の周方向鋳造面で鋳造溜めを支持して鋳造域を形成できる相互方向に回転する1対の鋳造ロールと、
各鋳造ロール鋳造面から酸化物を除去でき、鋳造面から斯かる酸化物を鋳造域から離れた域へと除去するよう配置した回転ブラシと、
鋳造ロール鋳造面の清浄の目標度合を測定・制御して鋳造面の突起の大半を剥き出しとし、鋳造操業中に回転ブラシにより加えられるエネルギを制御することで鋳造面と鋳造溜めの溶融金属との濡れ接触を提供することができる制御システムと、
ブラシ付近の鋳造ロール面にガスを向かわせて酸化物の除去された鋳造ロール鋳造面にガス層を形成することのできるガスノズルと
から構成される。
薄鋳造ストリップ連続鋳造装置は、鋳造ロール面にガスを向かわせて鋳造域前のブラシ位置付近の域で溢れさせることができるガスノズルを有することができる。
若しくは、開示の局所熱流束制御を備えた薄鋳造ストリップ連続鋳造装置は、
横方向に離間して間に薄鋳造ストリップを下方に放出できるロール間隙を形成する周方向鋳造面を有し、ロール間隙付近の周方向鋳造面で鋳造溜めを支持して鋳造域を形成できる、相互方向に回転する1対の鋳造ロールと、
各鋳造ロール鋳造面から酸化物を除去でき、鋳造域から離反した域に配置される回転ブラシと、
各鋳造ロール鋳造面の、回転ブラシ・鋳造域入口間で鋳造面に沿って延びる少なくとも3域にガスを送給して酸化物の除去された各鋳造ロール鋳造面にガス層を形成することができるガスノズルと
から構成される。
ガスノズルは各域に異なるガス組成、ガス混合、圧力、又はそれらのうちの少なくとも2つで送給できる。ガスノズルは鋳造ロール鋳造面の、鋳造面に沿った少なくとも5域にガス送給できる。又、ガスノズルは各鋳造ロール鋳造面の、回転清浄ブラシ・鋳造ロール鋳造面間に形成されたロール間隙付近にガス送給できる。更に又、ガスノズルは回転ブラシ付近の鋳造面をガスで溢れさせることができる。更に、回転ブラシの周囲にハウジングを設けて、ガスノズルがガスを送給してハウジングを介しガス層を形成できる。
重ねて言うが、鋳造ロール鋳造面はランダム分布の個別の突起で凹凸付けできる。
ガスは、窒素、アルゴン、水素、ヘリウム、水蒸気、乾いた空気、一酸化炭素、二酸化炭素又はそれらの2種以上の混合物からなる群から選択された少なくと1種類のガスで構成できる。
特許請求の薄鋳造ストリップ連続鋳造装置は、更に制御システムを有することができ、それは、
鋳造域で溶融金属との接触前の、各鋳造ロール鋳造面との接触を制御できる流体圧モータと、
流体圧モータのトルクを監視して、清浄の目標度合を基準として用いて鋳造ロール鋳造面に対し回転ブラシにより加えられるエネルギを制御して鋳造ロール鋳造面の突起の大半を清浄し剥き出しにし、鋳造域の鋳造面と溶融金属との濡れ接触を提供することができる監視装置と
で構成される。
監視装置は、流体圧モータを通る作動流体の入口・出口間の圧力差を計測することにより流体圧モータのトルクを監視できる。若しくは、監視装置は流体圧モータとチョック又はモータ取付部との間のトルクを計測できる。
本発明をより充分に説明するため、添付図面に関し特定の実施例を詳細に記述する。
実施例を図4〜図8において双ロール鋳造機に関し記述する。図示の双ロール鋳造機を構成する主機械フレーム11は、全体に凹凸付けられた外周鋳造面12Aを有する1対の平行鋳造ロール12を支持する。鋳造作業中、炭素が0.065重量%未満の普通炭素鋼の溶融金属が取鍋13から耐火取鍋出口シュラウド14を介しタンディッシュ15に供給され、更にそこから、ロール間隙17上方の鋳造ロール12間の金属送給ノズル16(コアノズルとも呼ばれる)に供給される。従って、送給された高温金属がロール間隙17上方で鋳造面12Aに支持されて溶融金属鋳造溜め10を形成する。この溜め10をロール端で囲い込むのが1対の側部閉止板又は側部堰板18であり、これらは1対の流体圧シリンダユニット(図示せず)の作動により鋳造ロール12の段付端に保持できる。溜め10の上面(一般に「メニスカス」レベルと呼ばれる)を送給ノズル16下端よりも上方にして送給ノズル下端を溜めの中に浸漬させてもよい。
鋳造ロール12は水冷されるので、鋳造面が鋳造溜め10と接触しつつ移動するにつれて殻が鋳造面12Aに凝固する。鋳造面は、特許文献4で開示・特許請求されているようなランダム分布の個別な突起で凹凸付けできる。殻は鋳造ロール間のロール間隙17にて合わされて、ロール間隙17にて凝固した薄鋳造ストリップ品19を生み出す。この薄鋳造品19は、通常は更に処理を重ねてから、標準の巻取器(図示せず)へと送ることができる。
今まで記述してきた図示の双ロール鋳造機は、出願人のオーストラリア特許第631728号及びアメリカ特許第5,184,668号に幾分詳細に示され、開示された種類のものであり、参照することにより両者を組み入れる。本発明の一部を構成していない適宜の構造的詳細についてはこれらの特許を参照することができる。
全般に参照番号21で示される1対のロールブラシは1対の鋳造ロールに隣接配置され、鋳造ロール12鋳造面12Aと溶融金属鋳造溜め10との接触前にロール間隙17の両側で鋳造面12Aに接触するようになっている。
各ブラシ装置21を構成するブラシフレーム20は鋳造稼働中の鋳造ロール12鋳造面12Aを清浄する主清浄ブラシ22を担持しており、オプションで、鋳造作業の最初と最後に鋳造ロール12鋳造面12Aを清浄する別個のスィーパブラシ23を持っていてもよい。主清浄ブラシ22は所望なら分割されていてもよいが、一般には1つのブラシであって各鋳造ロール12の鋳造ロール面12Aにわたって延びている。フレーム20は基板41と、主清浄ブラシ22が取付けられる直立側板42とで構成できる。基板41に備えることができるスライダ43は軌道部材44に沿って摺動可能であってフレーム20を鋳造ロール12の一方に対し接近・離反動させることができ、従ってフレーム20に取付けられた主ブラシ22を主ブラシアクチュエータ28の作動で動かすことができる。スィーパブラシ23は、もしあれば、フレーム20に取付けられて、スィーパブラシアクチュエータ28Aの操作により待避位置から鋳造ロール12の鋳造面12Aと接触する作動位置へと、主ブラシ22から独立して動くことができるので、スィーパブラシ23又は主ブラシ22、又はその両方は、両者間のブラッシング操作を妨害することなく鋳造ロールの鋳造面をブラッシングできる。
重要なのは、鋳造ロール12鋳造面12Aに対して清浄ブラシ22によって加えられるエネルギが制御されるので鋳造稼働時の鋳造ロール面の清浄が特定レベルに維持され、ひいては薄鋳造ストリップ上の鰐皮荒れ形成が制御されることである。鋳造面12Aに対しブラシにより加えられるエネルギは、鋳造溜め10の溶融金属から鋳造ロール12鋳造面12Aへの熱流束の計測に基づき、鋳造ロールに対するブラシの圧力、又は清浄ブラシ22の回転速度、又はその両方を制御することにより制御される。この圧力及び回転速度は、鋳造稼働中に鋳造速度に応じて変えられる。この制御は本発明で記述の如く手動又は自動で行うことができる。
その方法を実行することで回転ブラシにより加えられるエネルギを制御することにより上記したように鋳造稼働中に鋳造ロール12の鋳造面12Aを清浄に保つことができる。これは、清浄して鋳造ロール鋳造面12の突起の大半を剥き出しにし、この溶融金属・鋳造ロール間の初期熱流束を計測することで行うことができる。次いで、熱流束はリアルタイムで継続的に、鋳造稼働中に連続若しくは断続的に計測され、次いでリアルタイム熱流束と初期計測熱流束との差が計測され、鋳造ロール12の鋳造ロール面12Aに対し清浄ブラシ22により加えられるエネルギを制御する。初期及びリアルタイムの両方の熱流束は、特許文献1及び2に記述の如く鋳造ロールを通る冷却水ルの入口・出口での温度差を計測することにより計測できる。なお、熱流束はどのような方法で計測しても良いと考えられる。
上記したように、初期計測熱流束は鋳造ロール面12Aの目標度合の清浄に関連し、鋳造稼働中の鰐皮荒れ形成を制御する。継続計測したリアルタイム熱流束と、初期熱流束・リアルタイム計測熱流束間の差が清浄ブラシにより鋳造面12Aに対し加えられるエネルギの制御に用いられるので、鋳造ロール面12Aの清浄が制御され、ひいては鋳造ストリップ表面の鰐皮荒れ形成が制御される。
従って、本方法の自動化は、熱流束監視のセンサに応答する制御システム(図示せず)を設け、初期計測熱流束からの熱流束の差を計算し、初期計測熱流束からの熱流束の差に基づきブラシにより鋳造面に対し加えられるエネルギを制御することにより行うことができる。清浄ブラシ22、主清浄ブラシは円筒形の胴ブラシの形をしていてよく、軸34に担持され、ワイヤ剛毛46の円筒形キャノピー(canopy)を備えた中心体45を有する。軸34はフレーム20の側板42の軸受47に回転可能に取付けることができ、流体圧、空気圧又は電気駆動モータ35はブラシ軸34に結合したこれらの側板の1つに取付けられて鋳造ロール12鋳造面12Aの回転とは逆の方向に清浄ブラシ22を回転駆動することができる。主ブラシ22は円筒形胴ブラシとして示されているが、このブラシはアメリカ特許第5,307,861号に開示された細長矩形ブラシ、第5,575,327号に開示された回転ブラッシング装置又はオーストラリア特許出願PO7602のピボットブラシ等、他の形状であってもよいと理解すべきである。主ブラシの正確な形状は本発明では重要でない。重要なことは、鋳造面に対し清浄ブラシにより加えられるエネルギを制御できるので、鋳造ロール12の剥き出し鋳造面の清浄が鋳造稼働中ずっと制御され、ひいては鋳造ストリップの鰐皮表面荒れの形成が制御されることである。鋳造ロール12の鋳造面12Aに対して清浄ブラシ22により加えられるエネルギは、鋳造速度と調和してブラシを回転させる電気、空気圧又は流体圧モータの付加圧力又は回転速度、又はその両方を制御することにより制御できる。
回転ブラシのエネルギ、圧力又は回転速度は回転するモータのトルクを計測することにより計測できる。回転ブラシ22の回転速度は、例えば、回転する清浄ブラシ22を駆動する流体圧モータを流れる作動流体流を計測するフローメータにより計測できる。モータのトルクは流体圧モータを流れる作動流体の入口・出口間の圧力を計測することにより監視できる。若しくは、モータのトルクは、歪みゲージ、ロードセルその他の装置で、モータと軸受47取付部(即ち、チョック)その他のモータ取付構造適宜部分との間のトルクを計測することにより監視できる。
主清浄ブラシ22は鋳造ロールの回転の逆方向に駆動することも可能だが、通常は図2の矢印36に示すように、鋳造ロールと同じ回転方向33に駆動される。鋳造面12Aが鋳造ロール鋳造面に対するブラシ22の剛毛の動きと逆の方向に動くことになることに注目すべきである。
本発明の考えられる最良の形態を用いるときに末梢的に関わる別個のスィーパブラシ23を使う場合、フレーム20に取付けられる円筒形胴ブラシの形状をしていてよく、フレーム上を移動可能で、主ブラシ22が鋳造ロール鋳造面と係合しているかどうかに関わりなくスィーパブラシアクチュエータ28Aの作動により鋳造ロール12鋳造面12Aに係合・離反できるようになっている。これによりスィーパブラシ23は主ブラシ22から独立して動くことができ、連続鋳造作業の開始時と終了時のみに作動され、通常の鋳造では以下に記述のように待避されている。スィーパブラシ23は主ブラシ22と連携して、若しくは独立して回転駆動できる。スィーパブラシ23は鋳造ロール12鋳造面12Aと同じ方向に且つ鋳造ロール12の速度とは異なる速度で駆動することもできる。このようにして、スィーパブラシ23が鋳造面12Aに接して鋳造面に対し逆方向に動く場合、連続鋳造作業の初めと終わりに起き得る大量の付着物が鋳造面12Aにわたって引きずられて鋳造面12Aに疵を生じることが起きにくくなる。
使用する場合、スィーパブラシ23は、軸25に担持され、ワイヤ剛毛26の円筒形キャノピーを備えた中心体24を有してよい。ブラシ軸25を回転可能に取付けできるブラシ取付構造27は急動流体圧シリンダ28の作動により前後動して鋳造ロール12へと内方にブラシ23を動かし、或いは鋳造ロール12から離反させることができる。ロール取付構造27は側部翼30を備えた幅広のヨークの形状でよく、ブラシ軸25が軸受31に回転可能に取付けられる。ブラシ23、ブラシ取付構造27及びアクチュエータ28はブラッシング装置21の主フレーム20に担持できるので、スィーパブラシ23は清浄主ブラシ22よりも前に常に正しく配置される。ロール取付構造27は細長のスクレーパ刃29をも有することができ、それが胴ブラシ23の全幅にわたって延び、剛毛26のキャノピー内へと突出する。刃29は硬化鋼で造られ、鋭い先端を持つことができる。
スィーパブラシ23は剛毛26のキャノピーと鋳造ロール12との摩擦係合によってのみ回転可能としてもよく、その場合、図4に示すように回転駆動する駆動装置なしにフレーム20の側部板42間に単に回転可能に取付けられる。しかしながら、スィーパブラシ23を使う場合、通常は図8に示すように空気圧、電気又は流体圧駆動モータ48を設けて積極的に駆動する。
図4に示した構成では、スィーパブラシ23はシリンダユニット28の作動により鋳造ロール12へと内方に偏寄されて剛毛26のキャノピーとロール面との摩擦係合により回転駆動されるので、図5の矢印32,33に示すように、鋳造面12Aと係合した領域で鋳造面に対し(同じ周方向で)逆の回転方向に回転する。スィーパブラシの回転23はスクレーパ刃29との係合で遅らせることによりスィーパブラシ23が鋳造ロール12より遅い周速度で駆動されるようにできる。ロールと胴ブラシ23とが相対速度を持つことにより有効な掃除作用を起こすことができ、鋳造ロールと係合する剛毛が確実に連続的に変わる。スクレーパ刃29はスィーパブラシ23を、鋳造ロール12鋳造面12Aから掃き出された汚染材料から有効に清掃もするのできれいな剛毛が鋳造ロール12面に連続して当てられる。図8に示すようにスィーパブラシ駆動モータ48を設けることができるので、スィーパブラシ23は鋳造ロール12の速度とは無関係に固定速度で積極駆動できる。通常は駆動されるので、その剛毛はロール12面と同じ回転方向で且つ異なる速度(より高速またはより低速)で移動する。スィーパブラシ23の回転速度を変動させることによりこの速度差を最適とすることができる。
スィーパブラシ23は鋳造開始前に動かして鋳造ロール12鋳造面12Aに接触させ、鋳造状態が安定化した後で鋳造面から離反させる。再度動かして鋳造面と接触させるのは鋳造終了直前である。鋳造状態が安定化し、スィーパブラシ23を鋳造面から離反させるのは、通常、溶融金属溜め10レベルが設定点に達した頃であり、スィーパブラシ23を再接触させるのは、通常、鋳造稼働が終了に近づくにつれて溜め10の設定点レベルが下がり始めようとする頃である。スィーパブラシ23は鋳造稼働の開始時及び終了近くに生じた破片が持ち越されることにより主ブラシ22と鋳造ロール12鋳造面12Aに損傷が生じるのを防ぐ役目を果たす。
本方法を実施するのに清浄帯域を使う場合、鋳造稼働前に、各鋳造ロール12には好ましくは鋳造ロール各端に清浄帯域(図示せず)を用意する。これは、鋳造ロールを回転させて鋳造ロール鋳造面12Aにチョークマーク又は石けん石マークを設け、周面に沿ったマーク付けをすることで行うことができる。このチョークマーク又は石けん石マークは鋳造ロール各端12に配置することで、確実に、冷機ロールクラウンが鋳造ロール12上に清浄帯域を造ることによって影響されないようにできる。好ましくは、清浄帯域は鋳造ロール各端から約8インチに配置され、各帯域は約15mm幅である。チョークマーク又は石けん石マークを鋳造ロール面に形成した後は、清浄ブラシ22を鋳造ロール12鋳造面12Aに当てつつ回転させることで清浄帯域を造る。清浄帯域は、外側に向かって羽毛状の外観を有する大きな中央の「清浄域」("clean area")によって特徴付けられ、そこではブラシと鋳造ロール面12Aとの接触が減少する。清浄帯域はブラシ22と鋳造面12Aとの接触により形成される清浄域であって、羽毛状部分を含まない。後の鋳造稼働時に、清浄帯域は鋳造ロール面12に対し主ブラシ22により加えられるエネルギのための基準を提供して本発明により鋳造ロール面を清浄に保つ。この代替例が用いられるのは、特に、鋳造稼働中に鋳造ロールに対し加えられる回転ブラシのエネルギが鋳造ロール鋳造面を観察するオペレータにより制御される場合である。
本発明により行われる清浄を示すために、凹凸付けした鋳造ロール面12Aの顕微鏡写真を図9〜図11に示す。図示のように、鋳造ロール面は完全に清浄ではない。鋳造面の低域や誘込部には残留物があるし、鋳造ロール面の剥き出し突起も全部が効果的にきれいでもない。しかしながら、突起の相当数が図示のように剥き出しで見えていて、鋳造中に鰐皮荒れの形成がなくならないまでも妨げられる程充分に清浄されている。図9〜図11に示すように回転ブラシが鋳造ロール面を清浄することにより、鋳造ロール面12Aは鋳造溜め10の溶融金属により濡れることができ、鋳造面が鋳造溜めに接すると熱流束が溶融金属から鋳造ロールに有効に伝えられることができ、鰐皮荒れが妨げられる。
図12及び図13は比較の目的で提供されている。図12及び図13は、凹凸付けした鋳造ロール面12Aの突起が溶融金属の下に「埋もり」、鋳造面が剥き出しでないため、本発明のように溶融金属から鋳造ロール面への有効な熱流束がないことを示している。
清掃効率のためにはスィーパブラシの清浄ブラシの回転速度と鋳造機の鋳造速度との間の関係維持が必要であることも我々は見出した。図14は本発明の特定の実施例で確立された関係を示すグラフである。同様の関係は本発明の他の実施例からも実験的に得ることができる。この関係により、鋳造稼働時に維持すべき鋳造面に対しブラシにより加えられるエネルギの制御が提供される。
図17は回転ブラシ22が酸化物及び汚染物質を鋳造面12Aから除去した直後の鋳造ロール12鋳造面12Aの一部を示す概略図である。概略的に示しているように、鋳造ロールの鋳造面の凹凸は突起204を有し、突起204の大半は剥き出しになり得る反面、鋳造面12Aの域の大半は酸化物で「埋もれた」ままであることを示している。鋳造作業の間に、酸化物その他の汚染物質202が鋳造ロール表面12Aに形成する。回転ブラシ22はこれら酸化物202の一部を除去して鋳造面12Aの突起204を剥き出しにするが、酸化物で被覆された域200も残している。図17に示したように鋳造面にわたって境界層ガスを送給することが、鋳造操業時の熱流束制御を改善することが判明している。
さて図15及び図16に関し、ガスを鋳造ロール12の鋳造面に送給して、回転ブラシにより酸化物の除去された鋳造ロール12鋳造面にガスの境界層を形成する方法及び装置が示される。ガス120はガス源からガスヘッダ110へと複数の弁122A,122B,122C,122D,122Eを介して運ばれる。1実施例では、ガス120はガス源(図示せず)からガス弁を介し浄化又は分配ヘッダ110へと流れる。ガスヘッダ110は各鋳造ロール12鋳造面12Aに沿って延びる一連の5域123A,123B,123C,123D,123Eに設けることができる。ガスヘッダ110はヘッダ内部で連結されていてもよいし、各別の隔室として維持されていてもよい。ヘッダ110から、ガスは鋳造ロール12の鋳造面12Aに沿って配置された複数のノズル112A−112Eを介して流れ、それらからガスは鋳造ロールの鋳造面に向かわされる。ガスは図17に示すように回転ブラシ22が酸化物202を除去した直後の空間200に流入する。境界ガス層を形成する1つの目的は、鋳造室雰囲気、湿気、ダスト等のその他の汚染物資が清浄にしたばかりの鋳造ロール表面12Aに堆積するのを防ぐためである。
いずれにしろ、各域に送給されるガスは、弁122A,122B,122C,122D及び122Eの手動又は自動制御によってガスを鋳造面に送給することにより組成、混合、圧力、又はそれらのうちの少なくとも2つを異ならせ、変化させることができる。2種以上のガスを送給する場合、複数のガス弁を設けて鋳造ロール12の鋳造面12Aへのガス送給率を制御し、混合比を制御する。弁122A,122B,122C,122D,122Eはコンピュータシステム(図示せず)で手動制御又は自動制御できる。本実施例が特に有益なのは、例えば、鋳造ロール12鋳造面12Aの中央域に比べて鋳造ロールの端付近に熱勾配の相違があるために鋳造ロールの端付近に異なるガス混合、圧力又は組成を提供する場合である。加えて、弁122A,122B,122C,122D,122Eを介して鋳造ロール12鋳造面12Aに沿った域の1つ以上に送給されるガスの組成、混合又は圧力を鋳造操業中に同様の仕方で変化させることにより、溶融金属から鋳造ロールへの熱流束を所望の結果を得るために制御できる。
いずれにしろ、窒素、アルゴン、ヘリウム、水素、水蒸気、一酸化炭素、二酸化炭素、乾いた空気、又はそれらの混合物からなる群から選択された一種以上のガスをこれらの目的に用いることができる。
ガスヘッダ110を設けて、図15に示す如くブラシ22と鋳造ロール12鋳造面12Aとの間のロール間隙にガスを送給して、酸化物除去と同時にガスを鋳造面に送給することができ、図15に点線で示すように鋳造ロール鋳造面沿いにブラシ22に隣接配置させてもよい。所望なら、ガスを、除去された酸化物を捕捉して適宜の捕捉・処分システム (図示せず)で運び去るよう設計されたブラシ22付近のハウジング21を介して送給してもよい。いずれにしろ、ガスヘッダの配置は、ブラシ22と鋳造域111への入口との間であってガスカーテンシール101の下の12時の位置である。ガスヘッダ110がガスを送給するのが回転ブラシにより酸化物の除去される箇所に近ければ近いほど、熱流束制御のための本方法及び装置がより有効になると思われる。
図16には5域が示されているが、本目的のためには3域という少ない数でもよいし、3域以上の適宜数を鋳造ロール鋳造面へのガス送給の分割制御のために設けてもよいことに注目すべきである。又、2以上のガスヘッダ110を鋳造ロール鋳造面に沿って平行に設けることにより鋳造ロール鋳造面へのガス送給を提供してもよい。又、各鋳造ロール鋳造面に送給して、除去された酸化物に置き換わる段階は、回転ブラシ付近の鋳造面をガスで溢れさせることで構成することができる。
図18に関して、本発明の有効性が双ロール鋳造機の鋳造操業中に行った実験で示されている。熱流束と鋳造ロール温度が鋳造操業中に、それぞれ、メガワットと°Fで測定されている。装置は図15及び図16に示したものに類似していた。窒素ガスが鋳造面に送給され始めた時点を図18上に「N2オン」で印してある。図示のように、熱流束は直ちに上昇し始め、図18の第2の印「N2オフ」でガスが止められるまで上がり続けて、鋳造ロール温度が制御限界に達する。この温度限界に達したのは大気中の酸素が結果的にガス層に導入されたためと思われるが、本発明の利点は実験により確かめられた。
以上では本発明を図面及び明細書によりいくつかの実施例に関し詳細に示し且つ記述してきたが、記述は例示であって、限定的性格のものではなく、本発明は開示された実施例に限定されるものではない。むしろ、本発明は、本発明の要旨の範囲内にあるあらゆる変更例、改変例を全て包含するものである。発明の追加の特徴については、現在認められている本発明の最良の形態を例示した本発明の詳細な説明を考慮すれば当業者には自明であろう。上記したように本発明に対しては、本発明の要旨及び範囲から逸脱することなく多くの改変例が可能である。
本発明により制御される鰐皮表面荒れを示す顕微鏡写真である。 局所熱流束制御と鰐皮表面荒れ形成制御との関係を示すグラフである。 滑らかな鋳造ロール面と凹凸付けした鋳造ロール面での、局所熱流束制御と鰐皮表面荒れ形成制御との関係を示すグラフである。 本発明による1対のブラッシング装置を組み入れた双ロール鋳造機を示している。 ブラッシング装置の1つを示している。 ブラッシング装置の主ブラシの正面図である。 ブラッシング装置のスィーパブラシの正面図である。 スィーパブラシが駆動モータにより積極的に駆動される改変した装置でのスィーパブラシの正面図である。 凹凸付けした鋳造ロール表面が本発明により清浄され、鋳造ロールの突起が示されている顕微鏡写真である。 凹凸付けした鋳造ロール表面が本発明により清浄され、鋳造ロールの突起が示されている顕微鏡写真である。 凹凸付けした鋳造ロール表面が本発明により清浄され、鋳造ロールの突起が示されている顕微鏡写真である。 凹凸付けした鋳造ロール表面が本発明によって正しく清浄されなかった、説明用の顕微鏡写真である。 凹凸付けした鋳造ロール表面が本発明によって正しく清浄されなかった、説明用の顕微鏡写真である。 スィーパブラシの回転速度と鋳造機の鋳造速度との関係を示すグラフである。 本発明による1対のブラッシング装置とガスインジェクタを組み入れた双ロール鋳造機を示す。 図15に示したガスインジェクタの1実施例を示す。 鋳造ロール鋳造面の一部の概略図である。 窒素によるガス溢れの開始・終了時の熱流束に対する効果を示す。

Claims (34)

  1. 1対の相互方向に回転する鋳造ロールを組み立て、ロールの周方向鋳造面の間に金属ストリップを鋳造できるロール間隙を横方向に形成し、
    ロール間隙上方の鋳造ロール鋳造面で支持される溶融金属鋳造溜めを形成して鋳造域を形成し、
    回転ブラシを組み立て、鋳造域で溶融金属と接触する前の各鋳造ロール鋳造面に周方向に接触させ、
    各鋳造ロール鋳造面と回転ブラシとの接触により各鋳造ロール鋳造面から酸化物を除去し、
    鋳造面の、回転ブラシ・鋳造域入口間にガスを送給して、酸化物の除去された各鋳造ロール鋳造面にガス層を形成し、
    鋳造ロールを相互方向に回転させて、鋳造ロール鋳造面各々がロール間隙の方へと動いてロール間隙から下方に鋳造ストリップを製造するようにする、
    という諸段階から構成される薄鋳造ストリップの連続鋳造における熱流束局所制御方法。
  2. 各鋳造ロール鋳造面へのガス送給が回転する清浄ブラシと鋳造ロール鋳造面との間に形成されるロール間隙の付近である、請求項1に記載の薄鋳造ストリップの連続鋳造における熱流束局所制御方法。
  3. 各鋳造ロール鋳造面にガスを送給して、除去された酸化物に取って代わる段階が、回転ブラシ付近の鋳造面をガスで溢れさせることで構成される、請求項1に記載の薄鋳造ストリップの連続鋳造における熱流束局所制御方法。
  4. ガスを送給してガス層を形成する段階が、回転ブラシ付近に設けられたハウジングへとガスを導入することで構成される、請求項1に記載の薄鋳造ストリップの連続鋳造における熱流束局所制御方法。
  5. 鋳造ロール鋳造面がランダム分布の個別な突起で凹凸つけられる、請求項1に記載の薄鋳造ストリップの連続鋳造における熱流束局所制御方法。
  6. ガスが、窒素、アルゴン、水素、ヘリウム、水蒸気、乾いた空気、一酸化炭素、二酸化炭素又はそれらのうちの2種以上の混合物からなる群から選択された少なくとも1種のガスで構成される、請求項1に記載の薄鋳造ストリップの連続鋳造における熱流束局所制御方法。
  7. 相互方向に回転する1対の鋳造ロールを組み立て、ロール周方向鋳造面間に金属ストリップが鋳造できるロール間隙を横方向に形成し、
    ロール間隙上方の鋳造ロール鋳造面に支持される溶融金属の鋳造溜めを形成して鋳造域を形成し、
    回転ブラシを組み立て、鋳造域で溶融金属と接触する前の各鋳造ロール鋳造面に周方向に接触させ、
    各鋳造ロール鋳造面と回転ブラシとの接触により各鋳造ロール鋳造面から酸化物を除去し、
    鋳造ロール鋳造面の、回転ブラシ・鋳造域入口間の鋳造面に沿って延びる少なくとも3域にガスを送給して、酸化物の除去された各鋳造ロール鋳造面にガス層を形成し、
    鋳造ロールを相互方向に回転させて、鋳造ロール鋳造面各々がロール間隙の方へと動いてロール間隙から下方に鋳造ストリップを製造するようにする、
    という諸段階から構成される、薄鋳造ストリップの連続鋳造における熱流束局所制御方法。
  8. 前記少なくとも3域のそれぞれに発射されるガスは組成、混合、圧力、又はそれらの少なくとも2つが異なる、請求項7に記載の薄鋳造ストリップの連続鋳造における熱流束局所制御方法。
  9. 少なくとも5域が設けられて鋳造ロール鋳造面に沿って延びる、請求項7に記載の薄鋳造ストリップの連続鋳造における熱流束局所制御方法.。
  10. 各鋳造ロール鋳造面へのガス送給が、回転する清浄ブラシと鋳造ロール鋳造面との間に形成されるロール間隙付近である、請求項8に記載の薄鋳造ストリップの連続鋳造における熱流束局所制御方法。
  11. 各鋳造ロール鋳造面にガスを送給して除去された酸化物に置き換える段階が、回転ブラシ付近の鋳造面をガスで溢れさせることで構成される、請求項8に記載の薄鋳造ストリップの連続鋳造における熱流束局所制御方法。
  12. ガスを送給してガス層を形成する段階が、回転ブラシの周囲に設けられたハウジングにガスを導入することで構成される、請求項8に記載の薄鋳造ストリップの連続鋳造における熱流束局所制御方法。
  13. 鋳造ロール鋳造面がランダム分布の個別な突起で凹凸つけられる、請求項8に記載の薄鋳造ストリップの連続鋳造における熱流束局所制御方法。
  14. ガスが、窒素、アルゴン、水素、ヘリウム、水蒸気、乾いた空気、一酸化炭素、二酸化炭素又はそれらの2種以上の混合物からなる群から選択された少なくとも1種のガスで構成される、請求項8に記載の薄鋳造ストリップの連続鋳造における熱流束局所制御方法。
  15. 横方向に離間して間に薄鋳造ストリップを下方に放出できるロール間隙を形成する周方向鋳造面を有し、ロール間隙付近の周方向鋳造面上に溶融金属の鋳造溜めを支持して鋳造域を形成できる相互方向に回転する1対の鋳造ロールと、
    各鋳造ロール鋳造面から酸化物を除去でき、鋳造面から斯かる酸化物を鋳造域から離れた域へと除去するよう配置した回転ブラシと、
    鋳造ロール鋳造面に沿って配置し、各鋳造ロール鋳造面の、回転ブラシ・鋳造域間にガスを向かわせて酸化物が除去された鋳造ロール鋳造面にガス層を形成することができるガスノズル
    とで構成される、局所熱流束制御を備えた薄鋳造ストリップ連続鋳造装置。
  16. ガスノズルが、各鋳造ロール鋳造面の、回転する清浄ブラシ・鋳造ロール鋳造面間に形成されるロール間隙付近にガスを送給できる、請求項15に記載の局所熱流束制御を備えた薄鋳造ストリップ連続鋳造装置。
  17. ガスノズルは回転ブラシ付近の鋳造面をガスで溢れさせることができる、請求項15に記載の局所熱流束制御を備えた薄鋳造ストリップ連続鋳造装置。
  18. 回転ブラシの周囲のハウジングから更に構成され、ガスノズルがハウジングを介してガスを送給・導入してガス層を形成することができる、請求項15に記載の局所熱流束制御を備えた薄鋳造ストリップ連続鋳造装置。
  19. 鋳造ロール鋳造面がランダム分布の個別の突起で凹凸つけられる、請求項15に記載の局所熱流束制御を備えた薄鋳造ストリップ連続鋳造装置。
  20. ガスが、窒素、アルゴン、水素、ヘリウム、水蒸気、乾いた空気、一酸化炭素、二酸化炭素又はそれらの内の2種以上の混合物からなる群から選択された少なくとも1種のガスで構成される、請求項15に記載の局所熱流束制御を備えた薄鋳造ストリップ連続鋳造装置。
  21. 鋳造域に先んじて各鋳造ロール鋳造面にブラシを接触させることを制御できる流体圧モータと、
    流体圧モータのトルクを監視して清浄の目標度合を基準として用いることにより鋳造ロール鋳造面に対し回転ブラシにより加えられるエネルギを制御し、鋳造ロール鋳造面の突起の大半を清浄して剥き出しとして鋳造域の鋳造面と溶融金属との濡れ接触を提供することができる監視装置とで構成される制御システムから更に構成される、請求項15に記載の熱流束の局所制御を備えた薄鋳造ストリップ連続鋳造装置。
  22. 監視装置が、流体圧モータを流れる作動流体の入口・出口間の圧力差を測定することにより流体圧モータのトルクを監視できる、請求項21に記載の局所熱流束制御を備えた薄鋳造ストリップ連続鋳造装置。
  23. 監視装置が流体圧モータとチョック又はモータ取付部との間のトルクを計測できる、請求項21に記載の局所熱流束制御を備えた薄鋳造ストリップ連続鋳造装置。
  24. 横方向に離間して間に薄鋳造ストリップを下方に放出できるロール間隙を形成する周方向鋳造面を有し、囲まれたロール間隙付近の周方向鋳造面で溶融金属の鋳造溜めを支持して鋳造域を形成できる、相互方向に回転する1対の鋳造ロールと、
    各鋳造ロール鋳造面から酸化物を除去でき、鋳造面から斯かる酸化物を鋳造域から離れた域へと除去するよう配置した回転ブラシと、
    各鋳造ロール鋳造面の、回転ブラシ・鋳造域入口間の鋳造面に沿って延びる少なくとも3域にガスを送給して酸化物の除去された各鋳造ロール鋳造面にガス層を形成することができるガスノズル
    とから構成される局所熱流束制御を備えた薄鋳造ストリップ連続鋳造装置。
  25. ガスノズルが前記少なくとも3域各々に組成、混合、圧力又はそれらの少なくとも2つを異ならせて送給することができる、請求項24に記載の局所熱流束制御を備えた薄鋳造ストリップ連続鋳造装置。
  26. ガスノズルは鋳造面の、鋳造ロール軸線に沿った少なくとも5域にガスを送給できる、請求項24に記載の局所熱流束制御を備えた薄鋳造ストリップ連続鋳造装置。
  27. ガスノズルは、各鋳造ロール鋳造面の、回転する清浄ブラシと鋳造ロール鋳造面との間に形成されるロール間隙付近にガスを送給することができる、請求項24に記載の局所熱流束制御を備えた薄鋳造ストリップ連続鋳造装置。
  28. ガスノズルは回転ブラシ付近の鋳造面をガスで溢れさせることができる、請求項24に記載の局所熱流束制御を備えた薄鋳造ストリップ連続鋳造装置。
  29. 回転ブラシ周囲のハウジングから更に構成され、ガスノズルがハウジングを介してガスを送給・導入してガス層を形成することができる、請求項24に記載の局所熱流束制御を備えた薄鋳造ストリップ連続鋳造装置。
  30. 鋳造ロール鋳造面がランダム分布の個別な突起で凹凸付けられる、請求項24に記載の局所熱流束制御を備えた薄鋳造ストリップ連続鋳造装置。
  31. ガスが、窒素、アルゴン、水素、ヘリウム、水蒸気、乾燥した空気、一酸化炭素、二酸化炭素又はそれらの2種以上の混合物からなる群から選択された少なくとも1種のガスで構成される、請求項24に記載の局所熱流束制御を備えた薄鋳造ストリップ連続鋳造装置。
  32. 更に制御システムで構成されて、該制御システムが
    鋳造域で溶融金属と接触する前の各鋳造ロール鋳造面との接触を制御できる流体圧モータと、
    流体圧モータを監視して、清浄の目標度合を基準として用いて鋳造ロール鋳造面に対して回転ブラシにより加えられるエネルギを制御して 鋳造ロール鋳造面の突起の大半を清浄して剥き出しとし、鋳造域の鋳造面と溶融金属との濡れ接触を提供できる監視装置とで構成される、請求項24に記載の制御熱流束を備えた薄鋳造ストリップ連続鋳造装置。
  33. 監視装置が流体圧モータを流れる作動流体の入口・出口間の圧力差を計測することにより流体圧モータのトルクを監視することができる、請求項32に記載の薄鋳造ストリップ連続鋳造装置。
  34. 監視装置が流体圧モータとチョック又はモータ取付部との間のトルクを計測することができる、請求項32に記載の薄鋳造ストリップ連続鋳造装置。
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