JP2008518039A - 非グアーガラクトマンナンポリマー誘導体を含有するパーソナルケア組成物 - Google Patents

非グアーガラクトマンナンポリマー誘導体を含有するパーソナルケア組成物 Download PDF

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Abstract

a)約5重量%〜約35重量%の洗浄性界面活性剤;b)モノマー対モノマーベースで2:1よりも大きいマンノース対ガラクトース比を有し、カチオン性ガラクトマンナンポリマー誘導体及び正味の正電荷を持つ両性ガラクトマンナンポリマー誘導体から成る群から選択され、分子量が約1,000〜約10,000,000であり、カチオン電荷密度が約0.9meq/g〜約7meq/gである、少なくとも約0.05重量%のガラクトマンナンポリマー誘導体;並びにc)少なくとも約20重量%の水性キャリアを含有するパーソナルケア組成物。前記パーソナルケア組成物を毛髪又は皮膚に適用する工程、及び毛髪又は皮膚をすすぐ工程を含む、毛髪又は皮膚を処置する方法。

Description

本発明は、2:1よりも大きいマンノース対ガラクトース比を有するガラクトマンナンポリマー誘導体を含有するパーソナルケア組成物に関する。具体的に言えば、洗浄性界面活性剤、及びマンノース対ガラクトース比が2:1よりも大きく、カチオン電荷密度が少なくとも約0.9meq/gであるカチオン性又は両性ガラクトマンナンポリマー誘導体を含有するパーソナルケア組成物に関する。ある態様において本発明は、更に1以上のコンディショニング剤を含有する前記パーソナルケア組成物に関する。
洗浄性界面活性剤及びコンディショニング剤の様々な組み合わせを含むパーソナルケア組成物が既知である。これらの製品は典型的には、シリコーン、炭化水素油、脂肪酸エステル又はこれらの混合物といったコンディショニング剤と組み合わせたアニオン性洗浄界面活性剤を含有している。これらの製品は、毛髪又は皮膚のコンディショニング性能及び洗浄性能の全てを単一のパーソナルケア製品から都合よく得る手段として、消費者の間で人気が高まり続けている。
しかしながら、多くのパーソナルケア組成物は、洗浄プロセス中における、コンディショニング剤の毛髪及び皮膚上への十分な付着を提供しない。こうした付着がない場合、大部分のコンディショニング剤は洗浄プロセス中に洗い流されてしまうので、コンディショニング効果をほとんど又は全くもたらさない。コンディショニング剤の毛髪及び皮膚上への十分な付着がない場合、十分なコンディショニング性能を発揮させるためには、パーソナルケア組成物中に比較的高濃度のコンディショニング剤が必要であり得る。しかし、高濃度のコンディショニング剤は、原料価格を上げ、泡立ちを減らし、また製品安定性への懸念を生じる可能性がある。
コンディショニング剤の良好な付着を得ることは、パーソナルケア組成物中の洗浄性界面活性剤の作用により更に複雑化する。洗浄性界面活性剤は、毛髪及び皮膚から、油、脂、汚れ、及び粒子状物質を取り除く又は除去するように設計されている。その結果、洗浄性界面活性剤は、コンディショニング剤の付着を妨げる可能性があり、付着したコンディショニング剤及び付着していないコンディショニング剤の双方をすすぎ作業の間に除去してしまう可能性がある。従って、すすぎ作業によりコンディショニング剤の毛髪及び皮膚への付着が減少し、その結果、コンディショニング性能が低下する。したがって、所与のコンディショニング剤で所望のコンディショニング性能を達成するためには、特定のアニオン性界面活性剤系は、所与のコンディショニング剤と組み合わせて使用する必要があり得る。しかし、特定の界面活性剤系が必要な場合、配合がより複雑化することもあり得る。したがって、特定のアニオン性界面活性剤系が不要で、洗浄性界面活性剤と組み合わせて、コンディショニング剤の良好な付着を得ることが望ましい。
コンディショニング剤の付着を改善するための1つの方法は、特定のカチオン沈着ポリマーを使用することである。一般に用いられるカチオン沈着ポリマーには、カチオン性置換基で修飾したグアーガムポリマーなどの天然ポリマーが挙げられる。グアーガムポリマーは、グリコシド連鎖を持つ2つのマンノースモノマー及びマンノースモノマーのヒドロキシル基に結合している1つのガラクトースモノマーを含有するガラクトマンナンである(即ち、グアーガムポリマーのマンノース対ガラクトース比は、2:1である)。最適化した界面活性剤系と組み合わせて、十分な電荷密度及び分子量を有するカチオン性グアー沈着ポリマーを選択することは、コンディショニング剤の十分な付着をもたらすことができる。しかし、カチオン性グアーポリマーを使用してシャンプー又はボディシャンプー組成物中のコンディショニング剤のこの十分な付着を達成するためには、一般に、比較的高濃度の当該カチオン性グアーポリマーを毛髪又は皮膚に付着させる必要がある。さらに、当該カチオン性グアーポリマーの原価は比較的高い。したがって、カチオン性グアーポリマーの取り込みは、当該パーソナルクレンジング組成物の製造原価を増加させ得る。
それ故に、クレンジング性能を低下させることなく、特定のアニオン性界面活性剤系を必要とせずに、洗浄性界面活性剤と組み合わせて安価なカチオン性又は両性ポリマー誘導体を比較的少量付着させることによって、優れたコンディショニング効果を毛髪及び/又は皮膚にもたらすパーソナルクレンジング組成物の必要性が引き続き存在する。
本発明は、
a)約5重量%〜約35重量%の洗浄性界面活性剤;
b)モノマー対モノマーベースで2:1よりも大きいマンノース対ガラクトース比を有し、カチオン性ガラクトマンナンポリマー誘導体及び正味の正電荷を持つ両性ガラクトマンナンポリマー誘導体から成る群から選択される、少なくとも0.05重量%のガラクトマンナンポリマー誘導体;
i)該ガラクトマンナンポリマー誘導体の分子量が約1,000〜約10,000,000であり、;及び
ii)該ガラクトマンナンポリマー誘導体のカチオン電荷密度が約0.9meq/g〜約7meq/gであり;並びに
c)少なくとも約20重量%の水性キャリアを含有するパーソナルケア組成物を対象とする。
また、本発明は、更に1以上のコンディショニング剤を約0.01〜約10重量%含有している前記パーソナルケア組成物に関するものである。
更に、本発明は、前記パーソナルケア組成物を毛髪又は皮膚に適用する工程、及び毛髪又は皮膚をすすぐ工程を含む、毛髪又は皮膚を処置する方法にも関する。
本発明を特に指摘し、そして明確に特許請求している特許請求の範囲をもって本明細書は結論づけられるが、本発明は以下の説明からより良く理解されると考えられる。
本発明のパーソナルケア組成物は、洗浄性界面活性剤、カチオン性ガラクトマンナンポリマー、及び水性キャリアを含む。これらの必須構成成分の各々、並びに好ましい又は任意の構成成分は、下文に詳細に記載される。
本明細書では、「含む」とは、最終結果に影響を及ぼさない他の工程及び他の成分を加えることができることを意味する。この用語は、「から成る」および「から本質的に成る」という用語を含む。本発明の組成物及び方法/プロセスは、本明細書に記載される本発明の必須要素及び制限、並びに本明細書に記載される追加の若しくは任意の成分、構成要素、工程、又は制限のいかなるものも含む、これらから成る、又はこれらから本質的に成ることができる。
百分率、部、及び比率はすべて、特に指定されない限り、本発明の組成物の総重量に基づく。このようなすべての重量は、記載した成分に関する限り活性物質レベルに基づくものであり、そのため特に指定されない限り市販材料に包含される可能性のある溶媒もしくは副産物を包含しない。「重量百分率」という用語は、本明細書では「重量%」として表示されてもよい。
特に指定されない限り、本明細書で使用される分子量はすべて、g/molとして表される重量平均分子量である。
本明細書で使用する時、「電荷密度」という用語は、ポリマーが構成されるモノマー単位における正味の正電荷数と前記モノマー単位の分子量の比を指す。ポリマー分子量で乗じた電荷密度は、所与のポリマー鎖における正に荷電した部位の数を決定する。
本明細書で使用されるとき、「ポリマー」という用語は、1種類のモノマーの重合によって製造されるか、又は2種類(即ち、コポリマー)又はそれより多くの種類のモノマーよって製造される物質を包含する。
本明細書で使用する時、「水溶性」という用語は、ポリマーが本発明の組成物中の水に可溶性であることを意味する。一般にポリマーは、25℃において、水溶媒の少なくとも0.1重量%、好ましくは少なくとも1重量%、より好ましくは少なくとも5重量%、最も好ましくは少なくとも15重量%の濃度で可溶性であるべきである。
本明細書で使用する時、「粒径」という用語は、本発明の最終組成物中の粒子群の粒径を意味する。不透明な組成物及び/又は小さい粒子から大きい粒子(即ち約100nm〜約50μm)を含有する組成物の場合、粒径は、ホリバ(Horiba)モデルのLA910レーザ散乱式粒度分布測定装置(LA 910 Laser Scattering Particle Size Distribution Analyzer)(ホリバ・インスツルメンツ(Horiba Instruments, Inc)、米国カリフォルニア州アーバイン)を使用してレーザー光線散乱法によって測定してもよい。実質的に透明な組成物及び/又はナノサイズ粒子 (即ち、約100nm未満)を含有する組成物の場合、粒径は、マイクロトラック(Microtrac)(登録商標)モデルのUPA150超微粒子粒径測定装置(UPA 150 Ultrafine Particle Size Analyzer)(ハニーウェル(Honeywell, Inc.)、産業オートメーション及び制御(Industrial Automation and Control)、米国フロリダ州セント・ピーターズバーグ)を使用して動的光散乱制御標準法(即ち、ヘテロダイン検出法を使用)によって測定してもよい。
組成物の透明性は、紫外線/可視(UV/VIS)分光測光法によって測定されるが、これは試料による紫外線/可視光の吸収もしくは透過を測定する。600nmの光波長は、無色の化粧品組成物の透明度を特徴付けするために適切であることが明らかになっている。
A.洗浄性界面活性剤
本発明の組成物は洗浄性界面活性剤を含む。洗浄性界面活性剤成分は、組成物に洗浄性能を提供するために含まれる。そして、洗浄性界面活性剤成分は、アニオン性洗浄性界面活性剤、双性イオン性若しくは両性洗浄性界面活性剤、又はこれらの組み合わせを含む。このような界面活性剤は、本明細書に記載の必須成分と物理的及び化学的に適合性があるべきであり、さもなければ過度に製品の安定性、審美性、又は性能を損なうべきではない。
本明細書の組成物中に用いるのに好適なアニオン性界面活性剤成分には、毛髪ケア又は他のパーソナルケア洗浄組成物での使用に既知のものが挙げられる。組成物中のアニオン性界面活性剤成分の濃度は、所望の洗浄又は起泡性能を提供するために十分であるべきであり、一般に、組成物の約5%〜約35%、好ましくは約8%〜約30%、より好ましくは約10%〜約25%、更により好ましくは約12%〜約22%の範囲である。
本組成物に用いるのに適した好ましいアニオン性界面活性剤はアルキルサルフェート及びアルキルエーテルサルフェートである。これらの材料は、それぞれの式、ROSO3M及びRO(C24O)xSO3Mを有し、式中、Rは約8〜約18個の炭素原子のアルキル又はアルケニルであり、xは1〜10の値を有する整数である、Mはアンモニウムのようなカチオン、トリエタノールアミンのようなアルカノールアミン、ナトリウム及びカリウムのような一価金属及びマグネシウム及びカルシウムのような多価金属である。
アルキルサルフェート及びアルキルエーテルサルフェートの双方において、Rは、好ましくは約8〜約18個の炭素原子、より好ましくは約10〜約16個の炭素原子、更により好ましくは約12〜約14個の炭素原子を有する。アルキルエーテルサルフェートは、典型的にはエチレンオキシドと約8〜約24個の炭素原子を有する一価アルコールとの縮合生成物として形成される。アルコールは合成品又は脂肪(例えばココヤシ油、パーム核油、タロー)から誘導することができる。ココヤシ油又はパーム核油から誘導されたラウリルアルコール及び直鎖アルコールが好ましい。前記アルコール類を、約0〜約10、好ましくは約2〜約5、より好ましくは約3のモル比のエチレンオキシドと反応させ、例えばアルコール1モルにつき平均3モルのエチレンオキシドを有する分子種の、得られる混合物を硫酸化し、中和させる。
他の好適なアニオン性洗浄性界面活性剤は、式R1−SO3−M(式中、R1は約8〜約24個、好ましくは約10〜約18個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖の飽和脂肪族炭化水素ラジカルであり、Mは上述のカチオンである)に従う有機の硫酸反応生成物の水溶性塩である。
更に他の好適なアニオン性洗浄性界面活性剤は、イセチオン酸でエステル化し、水酸化ナトリウムで中和した脂肪酸の反応生成物(例えば、脂肪酸はココヤシ油又はパーム核油から誘導されたもの)であり、脂肪酸が例えばココヤシ油又はパーム核油から誘導されたメチルタウリドの脂肪酸アミドのナトリウム又はカリウム塩である。他の同様なアニオン性界面活性剤は、米国特許第2,486,921号、同第2,486,922号、及び同第2,396,278号に記載されている。
本組成物に用いるのに好適な他のアニオン性洗浄性界面活性剤はスクシネートであり、その例としては、N−オクタデシルスルホコハク酸二ナトリウム、ラウリルスルホコハク酸二ナトリウム、ラウリルスルホコハク酸ジアンモニウム、N−(1,2−ジカルボキシエチル)−N−オクタデシルスルホコハク酸四ナトリウム、スルホコハク酸ナトリウムのジアミルエステル、スルホコハク酸ナトリウムのジヘキシルエステル、及びスルホコハク酸ナトリウムのジオクチルエステルが挙げられる。
他の好適なアニオン性洗浄性界面活性剤としては、約10〜約24個の炭素原子を有するオレフィンスルホネートが挙げられる。真性アルケンスルホネート及び一部のヒドロキシ−アルカンスルホネートに加えて、オレフィンスルホネートは、反応条件、反応物質の比率、オレフィンストックにおける出発オレフィン及び不純物の性質、並びにスルホン化プロセス中の副反応により、アルケンジスルホネートのような少量の他の物質を含有することができる。このようなα−オレフィンスルホネート混合物の非限定的な例は、米国特許第3,332,880号に記載されている。
本組成物に用いるのに好適なアニオン性洗浄性界面活性剤の別の部類は、β−アルキルオキシアルカンスルホネートである。これらの界面活性剤は、次の式に従う。
Figure 2008518039
式中、R1は約6〜約20個の炭素原子を有する直鎖アルキル基であり、R2は約1〜約3個の炭素原子、好ましくは1個の炭素原子を有する低級アルキル基であり、Mは前述されたような水溶性カチオンである。
本組成物に用いるのに好ましいアニオン性洗浄性界面活性剤としては、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウレス硫酸アンモニウム、ラウリル硫酸トリエチルアミン、ラウレス硫酸トリエチルアミン、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウレス硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸モノエタノールアミン、ラウレス硫酸モノエタノールアミン、ラウリル硫酸ジエタノールアミン、ラウレス硫酸ジエタノールアミン、ラウリルモノグリセリド硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム、ラウレス硫酸カリウム、ラウリルサルコシン酸ナトリウム、ラウロイルサルコシン酸ナトリウム、ラウリルサルコシン、ココイルサルコシン、ココイル硫酸アンモニウム、ラウロイル硫酸アンモニウム、ココイル硫酸ナトリウム、ラウロイル硫酸ナトリウム、ココイル硫酸カリウム、ラウリル硫酸カリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ココイル硫酸モノエタノールアミン、ラウリル硫酸モノエタノールアミン、トリデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ココイルイセチオン酸ナトリウム及びこれらの組み合わせが挙げられる。
本明細書の組成物に用いるのに好適な双性イオン性又は両性の洗浄性界面活性剤としては、ヘアケア又は他のパーソナルクレンジング組成物での使用が既知の界面活性剤が挙げられる。こうした両性の洗浄性界面活性剤の濃度は、好ましくは、約0.5%〜約20%、好ましくは約1%〜約10%の範囲である。好適な双性イオン性又は両性界面活性剤の非限定的な例は、米国特許第5,104,646号及び第5,106,609号(共にボリッチ・ジュニア(Bolich Jr.)ら)に記載されている。
本組成物に用いるのに好適な両性洗浄性界面活性剤は、当該技術分野において周知であり、脂肪族ラジカルが直鎖又は分枝鎖であることができる脂肪族二級及び三級アミンの誘導体として広く記述される界面活性剤が挙げられるが、その際、脂肪族置換基の1つは約8〜約18個の炭素原子を含有し、1つはカルボキシ、スルホネート、サルフェート、ホスフェート又はホスホネートのようなアニオン性基を含有する。本発明に用いるのに好ましい両性洗浄性界面活性剤としては、ココアンホ酢酸塩、ココアンホ二酢酸塩、ラウロアンホ酢酸塩、ラウロアンホ二酢酸塩及びこれらの混合物が挙げられる。
本組成物に用いるのに好適な双性イオン性洗浄性界面活性剤は当該技術分野において周知であり、脂肪族第四級アンモニウム、ホスホニウム、及びスルホニウム化合物の誘導体として広く記述される界面活性剤などが挙げられ、脂肪族ラジカルは直鎖又は分枝鎖であることができ、その際、脂肪族置換基の1つは約8〜約18個の炭素原子を含有し、1つはカルボキシ、スルホネート、サルフェート、ホスフェート又はホスホネートのようなアニオン性基を含有する。ベタインのような双性イオン性が好ましい。
本発明の組成物は、上述のアニオン性洗浄性界面活性剤成分と組み合わせて用いるための追加の界面活性剤を更に含んでもよい。好適な任意の界面活性剤としては、非イオン性及びカチオン性の界面活性剤が挙げられる。任意の追加の界面活性剤がまた組成物の必須成分に化学的及び物理的に適合性があるか、さもなければ、製品性能、審美性、又は安定性を過度に損なわないならば、毛髪ケア又はパーソナルケア製品に用いるための、当該技術分野において既知のいかなる前記界面活性剤を用いてもよい。本組成物における任意の追加の界面活性剤の濃度は、所望の洗浄又は起泡性能、選択した任意の界面活性剤、所望の製品濃度、組成物中の他の構成成分の有無、及び当該技術分野において周知の他の要因によって変えてもよい。
本発明の組成物に用いるのに好適なその他のアニオン性、双性イオン性、両性、又は任意の追加の界面活性剤の非限定的な例は、マカッチャン(McCutcheon)の乳化剤及び洗剤(Emulsifiers and Detergents)(1989年、年報、M.C.出版社(M. C.Publishing Co.)刊)、並びに米国特許第3,929,678号、同第2,658,072号、同第2,438,091号、及び同第2,528,378号に記載されている。
B.ガラクトマンナンポリマー誘導体
本発明のパーソナルケア組成物は、モノマー対モノマーベースで2:1よりも大きいマンノース対ガラクトース比を有するガラクトマンナンポリマー誘導体を含有し、このガラクトマンナンポリマー誘導体は、カチオン性ガラクトマンナンポリマー誘導体及び正味の正電荷を持つ両性ガラクトマンナンポリマー誘導体から成る群から選択される。本明細書で使用する時、「カチオン性ガラクトマンナン」という用語は、カチオン性基が追加されたガラクトマンナンポリマーを意味する。「両性ガラクトマンナン」という用語は、ポリマーが正味の正電荷を持つようにカチオン性基及びアニオン性基が追加されたガラクトマンナンポリマーを意味する。
ガラクトマンナンポリマーは、マメ科族の種の胚乳に存在する。ガラクトマンナンポリマーは、マンノースモノマー及びガラクトースモノマーの組み合わせで構成される。ガラクトマンナン分子は、一定の間隔で、特定のマンノースユニットについている単員ガラクトースユニットで分枝した直鎖マンナンである。マンノースユニットはβ(1−4)グリコシド結合によりお互いに結合する。ガラクトース分枝はα(1−6)結合により起こる。ガラクトースモノマーに対するマンノースモノマーの比率は植物の種によって異なり、気候の影響も受ける。グアーは、ガラクトマンナンポリマーの1種の例であり、特にマンノース対ガラクトース比が、マンノースの2モノマーに対してガラクトースの1モノマーである。本発明のガラクトマンナンポリマー誘導体のガラクトースに対するマンノースの比率は、モノマー対モノマーベースで2:1よりも大きい(即ち、非グアーガラクトマンナンポリマーである)。好ましくは、ガラクトースに対するマンノースの比率が約3:1よりも大きく、及びより好ましくはガラクトースに対するマンノースの比率が約4:1よりも大きい。マンノース対ガラクトース比の分析は当該技術分野において周知であり、典型的にはガラクトース含有量の測定値に基づいている。
非グアーガラクトマンナンポリマー誘導体の調製に用いられるガムは、典型的には食物の種又は豆などの天然物質として得られる。様々な非グアーガラクトマンナンポリマーの例として、タラガム(マンノース3部/ガラクトース1部)、イナゴマメ又はカロブ(マンノース4部/ガラクトース1部)、及びカッシアガム(マンノース5部/ガラクトース1部)が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
本発明のパーソナルケア組成物に用いるガラクトマンナンポリマー誘導体の分子量は、約1,000〜約10,000,000である。本発明のある実施形態では、ガラクトマンナンポリマー誘導体の分子量は約5,000〜約3,000,000である。本明細書で使用する時、「分子量」という用語は重量平均分子量を意味する。重量平均分子量は、ゲル浸透クロマトグラフィーによって測定されてもよい。
本発明のパーソナルケア組成物は、カチオン電荷密度が約0.9meq/g〜約7meq/gのガラクトマンナンポリマー誘導体を含有する。本発明のある実施形態では、ガラクトマンナンポリマー誘導体のカチオン電荷密度は約1meq/g〜約5meq/gである。ガラクトマンナン構造上のカチオン性基の置換の程度は、必要なカチオン性の電荷密度を提供するのに十分でなくてはならない。
本発明のある実施形態では、ガラクトマンナンポリマー誘導体は非グアーガラクトマンナンポリマーのカチオン性誘導体であり、これは、ポリガラクトマンナンポリマーのヒドロキシル基と反応性第四級アンモニウム化合物との反応によって得られる。カチオン性ガラクトマンナンポリマー誘導体を形成するために用いる好適な第四級アンモニウム化合物は、次の一般式に従うものが挙げられる:
Figure 2008518039
式中、R1、R2、及びR3がメチル又はエチル基である場合;R4は、次の一般式を有するエポキシアルキル基のいずれかである:
Figure 2008518039
又はR4は、次の一般式を有するハロヒドリン基である:
Figure 2008518039
式中、R5はC1〜C3アルキレンであり;Xは塩素又は臭素であり、ZはCl-、Br-、I-、又はHSO4 -のようなアニオンである。
前記試薬から形成されるカチオン性非グアーガラクトマンナンポリマー誘導体は、次の一般式により表される:
Figure 2008518039
式中、Rはガムである。好ましくは、カチオン性ガラクトマンナン誘導体はガムヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロライドであり、これはより具体的には次の一般式により表される:
Figure 2008518039
本発明の他の実施形態では、ガラクトマンナンポリマー誘導体は、正味の正電荷を持ち、カチオン性ガラクトマンナンポリマー誘導体が更にアニオン性基を含むときに得られる、両性ガラクトマンナンポリマー誘導体である。
本発明のパーソナルケア組成物は、組成物の少なくとも約0.05重量%のガラクトマンナンポリマー誘導体を含有する。本発明のある実施形態では、このパーソナルケア組成物は、組成物の約0.05重量%〜約2重量%のガラクトマンナンポリマー誘導体を含有する。
C.水性キャリア
本発明のパーソナルケア組成物には水性キャリアが含まれている。キャリアのレベルと種は、他の構成成分との適合性及び製品の他の所望の特性により選択される。水性キャリアは、組成物の少なくとも約20重量%、好ましくは約20重量%〜約95重量%の量で存在する。水性キャリアは、本発明の組成物が、注入可能な液体、ジェル、ペースト、乾燥パウダー、又は乾燥フィルムなどの形態を取るように選択することができる。
本発明で有用な水性キャリアには、水及び低級アルキルアルコール類の水溶液が挙げられる。本明細書において有用な低級アルキルアルコールは、1〜6個の炭素を有する一価アルコール、より好ましくはエタノール及びイソプロパノールである。
非希釈状態で測定される場合に本発明の組成物のpHは、好ましくは約3〜約9、より好ましくは約4〜約8である。緩衝液及び他のpH調整剤を、望ましいpHを達成するために包含することができる。
D.追加の構成成分
本発明のパーソナルケア組成物には、更に毛髪ケア又はパーソナルケア製品用として既知の追加成分を1つ以上、この追加成分が本明細書に記載の必須成分と物理的及び化学的に適合するか、製品の安定性、審美性、又は性能を過度に損なわない場合に含有させてもよい。このような追加成分の個々の濃度は、パーソナルケア組成物の約0.001〜約10重量%にすることができる。
組成物に用いられる追加成分の非限定例には、コンディショニング剤(例えば、シリコーン、炭化水素油、脂肪酸エステル)、天然カチオン沈着ポリマー、合成カチオン沈着ポリマー、抗ふけ剤、粒子、懸濁剤、パラフィン系炭化水素、噴射剤、粘度調整剤、染料、不揮発性溶媒又は希釈剤(水溶性及び非水溶性)、真珠光沢助剤、起泡増進剤、追加の界面活性剤又は非イオン性補助界面活性剤、殺シラミ剤、pH調整剤、香料、防腐剤、キレート剤、タンパク質、皮膚活性剤、日焼け止め剤、UV吸収剤、及びビタミンが挙げられる。
1.コンディショニング剤
本発明のある実施形態では、パーソナルケア組成物は1以上のコンディショニング剤を含有している。コンディショニング剤には、毛髪及び/又は皮膚に特別なコンディショニング効果を与えるために用いる物質が含まれる。本発明の組成物に有用なコンディショニング剤は、典型的には、乳化液体粒子を形成する非水溶性の水分散性不揮発性液体を含む。本組成物に用いるのに好適なコンディショニング剤は、一般にシリコーン(例えば、シリコーンオイル、カチオン性シリコーン、シリコーンゴム、屈折率の高いシリコーン、及びシリコーン樹脂)、有機コンディショニングオイル(例えば、炭化水素油、ポリオレフィン、及び脂肪酸エステル)若しくはこれらの組み合わせとして特徴付けられるコンディショニング剤、又はさもなければ水性界面活性剤マトリックス中に液状の分散した粒子を形成するコンディショニング剤である。
1以上のコンディショニング剤は、組成物の約0.01重量%〜約10重量%、好ましくは約0.1重量%〜約8重量%、より好ましくは約0.2重量%〜約4重量%存在する。
本発明の組成物の好ましい実施形態では、ガラクトマンナンポリマー誘導体に対するコンディショニング剤の重量比は、少なくとも約2:1である。
a.シリコーンコンディショニング剤
本発明の組成物のコンディショニング剤は、非水溶性のシリコーンコンディショニング剤でもよい。シリコーンコンディショニング剤は、揮発性シリコーン、不揮発性シリコーン、又はこれらの組み合わせを含んでもよい。シリコーンコンディショニング剤粒子は、シリコーン流体コンディショニング剤を含んでもよいしシリコーン流体の付着効率を改善する又は毛髪の光沢度を高めるための他の成分(シリコーン樹脂など)を更に含んでもよい。
好適なシリコーンコンディショニング剤、及びシリコーンのための任意の懸濁剤の非限定的な例は、米国再発行特許第34,584号、米国特許第5,104,646号、及び米国特許第5,106,609号に記載されている。本発明の組成物に用いるシリコーンコンディショニング剤の粘度は、25℃で測定した場合で、約0.00002m2/s(20センチストークス(「cst」))〜約2m2/s(2,000,000cst)、より好ましくは約0.001m2/s(1,000cst)〜約1.8m2/s(1,800,000cst)、更により好ましくは約0.01m2/s(10,000cst)〜約1.5m2/s(1,500,000cst)、より好ましくは約0.02m2/s(20,000cst)〜約1m2/s(1,000,000cst)であるのが好ましい。
本発明の不透明な組成物の実施形態では、パーソナルケア組成物は、パーソナルケア組成物中で測定した場合、約1μm〜約50μmの粒径を有する不揮発性シリコーンオイルを含む。毛髪に小さな粒子を付着させる目的の本発明の実施形態では、パーソナルケア組成物は、パーソナルケア組成物中で測定した場合の粒径が約100nm〜約1μmの不揮発性シリコーンオイルを含有している。本発明のほぼ透明な組成物の実施形態は、パーソナルケア組成物中で測定した場合、約100nm未満の粒径を有する不揮発性シリコーンオイルを含む。
本発明の組成物に用いるのに好適な不揮発性シリコーンオイルは、有機変性シリコーン及びフッ素変性シリコーンから選択することができる。本発明のある実施形態では、不揮発性シリコーンオイルは、アルキル基、アルケニル基、ヒドロキシル基、アミン基、四級基、カルボキシル基、脂肪酸基、エーテル基、エステル基、メルカプト基、サルフェート基、スルホネート基、ホスフェート基、プロピレンオキシド基、及びエチレンオキシド基から成る群から選択される有機基を含む有機変性シリコーンである。本発明の特定の実施形態では、不揮発性シリコーンオイルはジメチコンである。
シリコーン流体、ゴム、及び樹脂、並びにシリコーンの製造を論じる項を含むシリコーンの背景資料は、高分子工業科学百科辞典(Encyclopedia of Polymer Science and Engineering)、第15巻、第2版(ジョン・ワイリー・アンド・サンズ社(John Wiley & Sons, Inc.)、1989年)、204〜308ページに書かれている。
本発明の組成物に用いるのに好適なシリコーン流体は、米国特許第2,826,551号、米国特許第3,964,500号、米国特許第4,364,837号、英国特許第849,433号、及び「シリコン化合物(Silicon Compounds)」(ペトラルク・システムズ社(Petrarch Systems,Inc.)、1984年)に開示されている。
b.有機コンディショニングオイル
本発明の組成物のコンディショニング剤は、少なくとも1種類の有機コンディショニングオイルを単独で、又は前記のシリコーンなどの他のコンディショニング剤と組み合わせて含むこともできる。
i.炭化水素油
本発明の組成物においてコンディショニング剤として使用するために適した有機コンディショニングオイルとしては、少なくとも約10個の炭素原子を有する炭化水素油、例えば、環状炭化水素、直鎖脂肪族炭化水素(飽和又は不飽和)、及び分枝鎖脂肪族炭化水素(飽和又は不飽和)(これらのポリマー及びこれらの混合物を含む)が挙げられるが、これらに限定されない。直鎖炭化水素油は好ましくは約C12〜約C19である。分枝鎖炭化水素油(炭化水素ポリマーを含む)は典型的には19個より多い炭素原子を含有する。
ii.ポリオレフィン
本発明の組成物に用いられる有機コンディショニングオイルとしては、液体ポリオレフィン、より好ましくは液体ポリ−α−オレフィン、より好ましくは水素添加液体ポリ−α−オレフィンも挙げることができる。本明細書に用いるポリオレフィンは、C4〜約C14オレフィンモノマー、好ましくは約C6〜約C12の重合によって調製される。
iii.脂肪酸エステル
本発明の組成物でコンディショニング剤として使用するのに好適なその他の有機コンディショニングオイルとしては、少なくとも10個の炭素原子を有する脂肪酸エステルが挙げられる。これらの脂肪酸エステルは、脂肪酸又はアルコールから誘導されたヒドロカルビル鎖を有するエステルを含む。この脂肪酸エステルのヒドロカルビルラジカルは、アミド及びアルコキシ部分のようなその他の適合性のある官能基を含むか、又はそこへ共有結合することができる(例えばエトキシ又はエーテル結合等)。
iv.フッ素化コンディショニング化合物
有機コンディショニングオイルとして毛髪又は皮膚にコンディショニングを提供するのに好適なフッ素化化合物としては、ペルフルオロポリエーテル、過フッ化オレフィン、前述したシリコーン流体のような流体又はエラストマーの形態を取り得るフッ素系特製ポリマー、及び過フッ化ジメチコンが挙げられる。
v.脂肪族アルコール
本発明のパーソナルケア組成物に用いるのに好適なその他の有機コンディショニングオイルとしては、少なくとも約10個の炭素原子、より好ましくは約10〜約22個の炭素原子、最も好ましくは約12〜約16個の炭素原子を有する脂肪族アルコールが挙げられるが、これらに限定されない。
vi.アルキルグルコシド及びアルキルグルコシド誘導体
本発明のパーソナルケア組成物に用いるのに好適な有機コンディショニングオイルとしては、アルキルグルコシド及びアルキルグルコシド誘導体が挙げられるが、これらに限定されない。好適なアルキルグルコシド及びアルキルグルコシド誘導体の具体的かつ非限定的な例としては、Amercholから市販されているGlucam E−10、Glucam E−20、Glucam P−10、及びGlucquat 125が挙げられる。
c.その他のコンディショニング剤
i.第四級アンモニウム化合物
本発明のパーソナルケア組成物にコンディショニング剤として用いるのに好適な第四級アンモニウム化合物としては、アミド部分のようなカルボニル部分、又はリン酸エステル部分若しくは類似の親水性部分を有する長鎖置換基を有する親水性第四級アンモニウム化合物が挙げられるが、これらに限定されない。
有用な親水性第四級アンモニウム化合物の例としては、CTFA化粧品用語集(CTFA Cosmetic Dictionary)において、リシノールアミドプロピルトリモニウムクロリド、リシノールアミドトリモニウムエチルサルフェート、ヒドロキシステアルアミドプロピルトリモニウムメチルサルフェート、及びヒドロキシステアルアミドプロピルトリモニウムクロリドと指定される化合物、又はこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。
ii.ポリエチレングリコール
コンディショニング剤として本明細書で有用な追加の化合物としては、CTFA名称PEG−200、PEG−400、PEG−600、PEG−1000、PEG−2M、PEG−7M、PEG−14M、PEG−45Mなどの、分子量が約2,000,000以下のポリエチレングリコール及びポリプロピレングリコール、及びこれらの混合物が挙げられる。
2.天然カチオン沈着ポリマー
本発明のパーソナルケア組成物は、更に天然カチオン沈着ポリマーを含有していてもよい。一般に、このような天然カチオン沈着ポリマーの濃度は、組成物の約0.05重量%〜約5重量%にすることができる。好適な天然カチオン沈着ポリマーの分子量は約5,000より大きい。更に、このような天然沈着ポリマーの電荷密度は、パーソナルケア組成物の使用目的のpH下において約0.5meq/g〜約4.0meq/gであり、前記pHは一般にpH約3〜pH約9、好ましくはpH約4〜pH約8である。本発明の組成物のpHはそのままの状態で測定する。
好適な天然カチオン性ポリマーには、次の式に従うものが含まれる。
Figure 2008518039
式中、Aはセルロースアンヒドログルコース残基などのアンヒドログルコース残基であり、Rはアルキレンオキシアルキレン、ポリオキシアルキレン、又はヒドロキシアルキレン基、もしくはこれらの組み合わせであり、R1、R2、及びR3は独立して、アルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、アルコキシアルキル、もしくはアルコキシアリール基であり、各基は約18個までの炭素原子を含有し、各カチオン性部分の炭素原子の総数(即ち、R1、R2、及びR3にある炭素原子の合計)は、好ましくは約20以下であり、Xはアニオン性対イオンである。このような対イオンの非限定的な例としては、ハロゲン化物(例えば、塩素、フッ素、臭素、ヨウ素)、スルフェート及びメチルスルフェートが挙げられる。これらの多糖類ポリマーのカチオン置換度は、一般に無水グルコース単位当たりのカチオン性基が約0.01〜約1である。
本発明のある実施形態では、天然カチオン性ポリマーは、トリメチルアンモニウム置換エポキシドと反応したヒドロキシエチルセルロースの塩であり、当業界(CTFA)ではポリクアテルニウム10と呼ばれており、アマコール(Amerchol Corp. )(米国、ニュージャージー州エジソン)から入手可能である。
好適な天然カチオン性ポリマーには、カチオン性分解トウモロコシデンプン、カチオン性タピオカ、カチオン性ジャガイモデンプン、及びこれらの混合物から選択されるポリマーなどカチオン性加水分解デンプンポリマーも含まれる。
3.合成カチオン沈着ポリマー
本発明のパーソナルケア組成物は、更に合成カチオン沈着ポリマーを含有していてもよい。一般に、このような合成カチオン沈着ポリマーの濃度は、組成物の約0.025〜約5重量%にすることができる。このような合成カチオン沈着ポリマーの分子量は約1,000〜約5,000,000である。更に、このような合成カチオン沈着ポリマーの電荷密度は約0.5〜約10meq/gである。
好適な合成カチオン沈着ポリマーとしては、水溶性又は分散性のカチオン性非架橋コンディショニングコポリマーのうち、(i)1つ以上のカチオン性モノマー単位、及び(ii)1つ以上の非イオン性モノマー単位又は末端に負電荷を有するモノマー単位を有し、更に正味の正電荷、約0.5〜約10meq/gのカチオン電荷密度、及び約1,000〜約5,000,000の平均分子量を有するものが挙げられる。
好適な合成カチオン沈着ポリマーの非限定的な例は、米国特許出願公開US2003/0223951A1号(Gearyら)に記載されている。
4.抗ふけ活性物質
本発明の組成物はまた、抗ふけ活性物質を含有してもよい。抗ふけ活性物質の好適な非限定的な例としては、ピリジンチオン塩、アゾール、硫化セレン、粒子状イオウ、角質溶解剤、及びこれらの混合物が挙げられる。このような抗ふけ活性物質は、物理的及び化学的に組成物の必須構成成分と適合すべきであり、さもなければ過度に製品の安定性、審美性、又は性能を損なうべきではない。
ピリジンチオン抗菌剤及び抗ふけ剤は、例えば、米国特許第2,809,971号、米国特許第3,236,733号、米国特許第3,753,196号、米国特許第3,761,418号、米国特許第4,345,080号、米国特許第4,323,683号、米国特許第4,379,753号、及び米国特許第4,470,982号に記載されている。
アゾール抗菌剤には、クリンバゾール及びケトコナゾールなどのイミダゾールが含まれる。
硫化セレン化合物は、例えば、米国特許第2,694,668号、米国特許第3,152,046号、米国特許第4,089,945号、及び米国特許第4,885,107号に記載されている。
イオウもまた、本発明の抗菌性組成物において粒子状抗菌性/抗ふけ剤として使用することができる。
本発明は、サリチル酸のような1つ以上の角質溶解剤を更に含んでいてもよい。
本発明の追加の抗菌活性物質は、コバノブラッシノキ及び炭の抽出物を含んでいてもよい。
組成物中に抗ふけ活性物質が存在する場合、抗ふけ活性物質は組成物の約0.01重量%〜約5重量%、好ましくは約0.1重量%〜約3重量%、より好ましくは約0.3重量%〜約2重量%の量で含まれる。
5.粒子
本発明の組成物は、任意に粒子を含有していてもよい。本発明に有用な粒子は、無機、合成、又は半合成にすることができる。本発明の組成物には、組成物の約20重量%以下、より好ましくは約10重量%以下、さらに好ましくは2重量%以下の粒子を添加することが好ましい。本発明の実施形態では、粒子の平均粒径は約300μm未満である。
無機粒子の例としては、コロイド状シリカ、ヒュームドシリカ、沈殿シリカ、シリカゲル、ケイ酸マグネシウム、ガラス粒子、タルク、雲母、絹雲母、及び種々の天然及び合成粘土(ベントナイト、ヘクトライト、モンモリロナイトなど)が挙げられるが、これらに限定されない。
合成粒子の例として、シリコーン樹脂、ポリ(メタ)アクリレート、ポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリアミド(ナイロン(登録商標)など)、エポキシ樹脂、尿素樹脂、及びアクリル粉末などが挙げられる。
混合粒子の例としては、絹雲母及び架橋ポリスチレンの混合粉末、雲母及びシリカの混合粉末が挙げられるが、これらに限定されない。
6.乳白剤
本発明の組成物は、更に1つ以上の乳白剤を含有していてもよい。乳白剤は、一般に組成物に色や真珠光沢などの望ましい審美効果を付与するために洗浄組成物で使用されるものである。本発明の組成物には、組成物の約20重量%以下、より好ましくは約10重量%以下、さらに好ましくは2重量%以下の乳白剤を添加することが好ましい。
好適な乳白剤としては、例えば、ヒュームドシリカ、ポリメチルメタクリレート、微粉化テフロン(登録商標)、窒化ホウ素、硫酸バリウム、アクリレートポリマー類、ケイ酸アルミニウム、オクテニルコハク酸デンプンアルミニウム、ケイ酸カルシウム、セルロース、チョーク、コーンスターチ、珪藻土、フラー土、グリセリルスターチ、水和シリカ、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、三ケイ酸マグネシウム、マルトデキストリン、微結晶セルロース、コメデンプン、シリカ、二酸化チタン、ラウリン酸亜鉛、ミリスチン酸亜鉛、ネオデカン酸亜鉛、ロジン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛、ポリエチレン、アルミナ、アタパルジャイト、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、デキストラン、ナイロン、シリル化シリカ、シルクパウダー、大豆粉、酸化第一スズ、水酸化チタン、リン酸三マグネシウム、クルミ殻粉末、又はこれらの混合物が挙げられる。上述の粉末は、レシチン、アミノ酸、鉱油、シリコーンオイル、又は単独のもしくは組み合わせによる様々なその他の剤により表面処理されてもよく、これらは粉末表面をコーティングし粒子を性質上疎水性にする。
乳白剤は、更に種々の有機及び無機顔料を含有していてもよい。有機顔料は、一般に、アゾ、インジゴイド、トリフェニルメタン、アントラキノン、キサンチン染料などの種々の芳香族である。無機顔料としては、酸化鉄、ウルトラマリン、及びクロム、又は水酸化クロムカラー、及びこれらの混合物が挙げられる。
7.懸濁剤
本発明の組成物は、非水溶性物質を組成物中に分散させた形態で懸濁するために、又は組成物の粘度を変性するために有効な濃度で、懸濁剤を更に含んでもよい。かかる濃度は、一般に組成物の約0.1重量%〜約10重量%、好ましくは約0.3重量%〜約5.0重量%の懸濁剤の範囲である。
本明細書で有用な懸濁剤としては、アニオン性ポリマー及び非イオン性ポリマーが挙げられる。本明細書で有用な懸濁剤は、架橋アクリル酸ポリマー(CTFA名称カルボマー)などのビニルポリマーである。
その他の任意の懸濁剤としては、アシル誘導体、長鎖アミンオキシド、及びこれらの混合物として分類され得る結晶性懸濁剤が挙げられる。これらの懸濁剤は、米国特許第4,741,855号に記載されている。これらの好ましい懸濁剤には、好ましくは約16〜約22個の炭素原子を有する脂肪酸のエチレングリコールエステルが挙げられる。より好ましいのは、モノステアレート及びジステアレート両方のエチレングリコールステアレートであるが、特に約7%未満のモノステアレートを含有するジステアレートが好ましい。
他の好適な懸濁剤には、好ましくは約16〜約22個の炭素原子、より好ましくは約16〜18個の炭素原子を有する脂肪酸のアルカノールアミドが挙げられ、その好ましい例には、ステアリンモノエタノールアミド、ステアリンジエタノールアミド、ステアリンモノイソプロパノールアミド、及びステアリンモノエタノールアミドステアレートが挙げられる。その他の長鎖アシル誘導体には、長鎖脂肪酸の長鎖エステル(例えば、ステアリルステアレート、セチルパルミテートなど);長鎖アルカノールアミドの長鎖エステル(例えば、ステアラミドジエタノールアミドジステアレート、ステアラミドモノエタノールアミドステアレート);及びグリセリルエステル(例えば、グリセリルジステアレート、トリヒドロキシステアリン、トリベヘニン)であり、その市販例はレオックス社(Rheox,Inc.)より入手可能なチキシン(Thixin)Rである。長鎖アシル誘導体、長鎖カルボン酸のエチレングリコールエステル、長鎖アミンオキシド、及び長鎖カルボン酸のアルカノールアミドは上記に列挙した好ましい物質に加えて、懸濁剤として用いられ得る。
8.パラフィン系炭化水素
本発明の組成物は、1つ以上のパラフィン系炭化水素を含有してもよい。本発明の組成物に用いるのに好適なパラフィン系炭化水素としては、毛髪ケア組成物又はその他のパーソナルケア組成物での使用に既知の物質(0.1MPa(1atm)において約21℃(約70°F)以上の蒸気圧を有するものなど)が挙げられる。非限定的な例としては、ペンタン及びイソペンタンが挙げられる。
9.噴射剤
本発明の組成物はまた、1つ以上の噴射剤を含有してもよい。本発明の組成物に用いるのに好適な噴射剤としては、毛髪ケア組成物又はその他のパーソナルケア組成物での使用に既知の物質(液化ガス噴射剤及び圧縮ガス噴射剤など)が挙げられる。好適な噴射剤は、0.1MPa(1atm)において約21℃(約70°F)未満の蒸気圧を有する。好適な噴射剤の非限定的な例としては、アルカン、イソアルカン、ハロアルカン、ジメチルエーテル、窒素、亜酸化窒素、二酸化炭素、及びこれらの混合物が挙げられる。
10.その他の任意成分
本発明の組成物は、芳香剤を含有してもよい。
本発明の組成物は、ビタミンB1、B2、B6、B12、C、パントテン酸、パントテニルエチルエーテル、パンテノール、ビオチン、及びこれらの誘導体、並びにビタミンA、D、E、及びそれらの誘導体などの水溶性及び非水溶性ビタミンを含有していてもよい。また、本発明の組成物は、アスパラギン、アラニン、インドール、グルタミン酸、及びそれらの塩、並びにチロシン、トリプタミン、リジン、ヒスタジン、及びこれらの塩などの水溶性及び非水溶性アミノ酸を含有していてもよい。
本発明の組成物は、塩化ナトリウムなどの一価又は二価の塩を含有していてもよい。
本発明の組成物はまた、キレート剤を含有してもよい。
本発明の組成物は、更に脱毛防止及び発毛促進剤又は発毛剤に有用な物質を含有していてもよい。
E.製造方法
本発明の組成物は一般に、室温又は高温(例えば約72℃)のいずれかにおいて、成分を共に混合することにより製造してもよい。固体成分が組成物中に存在する場合のみ熱を使用する必要がある。成分は、バッチ加工温度で混合する。電解質、ポリマー、芳香剤、及び粒子を含む追加成分は、室温で製品に添加してもよい。
F.毛髪又は皮膚を処置する方法
本発明のパーソナルケア組成物は、従来の方法で、毛髪又は皮膚を洗浄及びコンディショニングするために用いられる。一般に、本発明の毛髪又は皮膚を処置する方法には、本発明のパーソナルケア組成物を毛髪又は皮膚に適用する工程が含まれる。更に詳細には、パーソナルケア組成物の有効量を好ましくは水でぬらした毛髪又は皮膚に適用して、その後、パーソナルケア組成物を洗い流す。前記有効量は、一般に約1g〜約50g、好ましくは約1g〜約20gの範囲である。毛髪への適用は、典型的には、ほとんど又はすべての毛髪が組成物と接触するように組成物を毛髪全体に行き渡らせることを含む。
毛髪又は皮膚を処置するための本方法は、(a)毛髪又は皮膚を水で濡らす工程、(b)パーソナルケア組成物の有効量を毛髪又は皮膚に適用する工程、及び(c)水を用いて皮膚又は毛髪の適用領域をすすぐ工程とを含む。所望の洗浄及びコンディショニング効果を達成するために、所望なだけ何回もこれらの工程を繰返すことができる。
本発明のパーソナルケア組成物は、添加された噴射剤と共に加圧容器に入れられた液体、固体、半固体、フレーク、ジェルとして、又はポンプ式スプレーの形態で使用することができる。製品の粘度は、望ましい形態に対応するように選択することができる。
非限定的な実施例
以下の実施例に示す組成物は、本発明の組成物の具体的な実施形態を説明したものであるが、これらに限定することを意図したものではない。その他の修正は、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、当業者により実行される。例示したこれら本発明の組成物の実施形態は、コンディショニング剤の毛髪及び/又は皮膚への付着を増大させる。
次の実施例で説明される組成物は、従来の配合及び混合方法によって調製するが、その例は上に記載してある。例示したすべての量は重量パーセントで記載され、特に指定されない限り、希釈剤、防腐剤、着色剤溶液、イメージ成分、植物などの微量物質は除外してある。
以下の実施例は、本発明のシャンプー組成物の代表的なものである。
Figure 2008518039
(1)分子量が約200,000、及び電荷密度が約2.40meq/gであるガラクトマンナン。
(2)ビスカシル(Viscasil)330M ゼネラル・エレクトリック・シリコーンズ(General Electric Silicones)より入手可能
(3)モービル(Mobil)P43、モービル(Mobil)より入手可能。
(4)ピュアシン(Puresyn)6、モービル(Mobil)より入手可能。
(5)平均粒度約2.5mmのZPT、アーク/オーリン(Arch/Olin)より市販。
Figure 2008518039
(6)分子量が約200,000、及び電荷密度が約3.00meq/gであるガラクトマンナン。
(7)ビスカシル(Viscasil)330M、ゼネラル・エレクトリック・シリコーンズ(General Electric Silicones)から入手可能
(8)モービル(Mobil)P43、モービル(Mobil)より入手可能。
(9)ピュアシン(Puresyn)6、モービル(Mobil)より入手可能。
(10)平均粒度約2.5mmのZPT、アーク/オーリン(Arch/Olin)より入手可能。
「発明を実施するための最良の形態」で引用したすべての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に関して先行技術であることを容認するものとして解釈されるべきではない。この文書における用語のあらゆる意味又は定義が、参考として組み込まれる文献における用語のあらゆる意味又は定義と対立する範囲内においては、本文書における用語に与えられた意味又は定義が適用される。
本発明の特定の実施形態が例示及び説明されてきたが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を行えることが当業者には明白であろう。従って、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。

Claims (10)

  1. a)5重量%〜35重量%の洗浄性界面活性剤;
    b)モノマー対モノマーベースで2:1よりも大きいマンノース対ガラクトース比を有し、カチオン性ガラクトマンナンポリマー誘導体及び正味の正電荷を持つ両性ガラクトマンナンポリマー誘導体から成る群から選択される、少なくとも0.05重量%のガラクトマンナンポリマー誘導体;
    i)該ガラクトマンナンポリマー誘導体の分子量が1,000〜10,000,000であり、;及び
    ii)該ガラクトマンナンポリマー誘導体のカチオン電荷密度が0.9meq/g〜7meq/gであり;並びに
    c)少なくとも20重量%の水性キャリアを含有する、
    パーソナルケア組成物。
  2. 0.05重量%〜2重量%の前記ガラクトマンナンポリマー誘導体を含有する、請求項1又は2に記載のパーソナルケア組成物。
  3. 前記ガラクトマンナンポリマー誘導体の分子量が5,000〜3,000,000である、請求項1又は2に記載のパーソナルケア組成物。
  4. 前記ガラクトマンナンポリマー誘導体のカチオン電荷密度が1meq/g〜5meq/gである、請求項1〜3のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
  5. 少なくとも1つのコンディショニング剤、好ましくはシリコーンコンディショニング剤、炭化水素油、ポリオレフィン、脂肪酸エステル、及びこれらの混合物から成る群から選択されるコンディショニング剤を更に含有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
  6. 前記コンディショニング剤が0.05重量%〜10重量%の量で存在する、請求項5に記載のパーソナルケア組成物。
  7. 前記ガラクトマンナンポリマー誘導体に対する前記コンディショニング剤の重量比が少なくとも2:1である、請求項5又は6に記載のパーソナルケア組成物。
  8. 分子量が50,000より大きく、電荷密度が0.5meq/g〜4.0meq/gの天然カチオン沈着ポリマーを0.05重量%〜5重量%含有する、請求項1〜7のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
  9. 分子量が1,000〜5,000,000、カチオン電荷密度が0.5meq/g〜10meq/gの合成カチオン沈着ポリマーを0.025重量%〜5重量%含有する、請求項1〜8のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
  10. a)請求項1〜9のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物を毛髪又は皮膚に適用する工程、及び
    b)該毛髪又は皮膚を水ですすぐ工程を含む、
    毛髪又は皮膚を処置する方法。
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