JPH11322550A - 両性多糖類誘導体を含有するケラチン処理用化粧用組成物 - Google Patents

両性多糖類誘導体を含有するケラチン処理用化粧用組成物

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JPH11322550A
JPH11322550A JP11071420A JP7142099A JPH11322550A JP H11322550 A JPH11322550 A JP H11322550A JP 11071420 A JP11071420 A JP 11071420A JP 7142099 A JP7142099 A JP 7142099A JP H11322550 A JPH11322550 A JP H11322550A
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Gary T Martino
ティー.マーティノ ゲイリー
Ian W Cottrell
ダブリュ.コットレル イアン
Manjit S Chowdhary
エス.チョーダリー マンジット
Kimberly A Koltai
エー.コルタイ キンバリー
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Abstract

(57)【要約】 アミノ基、アンモニウム基、イミノ基、スルホニウム基
またはホスホニウム基を含むカチオン性基及びカルボキ
シル基、スルホネート基、スルフェート基、ホスフェー
ト基またはホスホネート基を含むアニオン性基を含有す
る、選択された両性多糖類、好ましくはグアーガムを含
むケラチン物質を処理するための組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はケラチン物質を処理
するために用いられる化粧用組成物に関し、それは、選
択された両性多糖類誘導体、特にポリガラクトマンナン
誘導体、たとえば、グアーガムを含有する。得られる組
成物は毛髪及び皮膚に直接付着するだけでなく良好な適
合性を有し、所望のコンディショニング性及び審美性を
与える。
【0002】
【従来の技術】ポリマー、多糖類及びポリガラクトマン
ナンのカチオン性及びアニオン性誘導体の多くの開示が
多くの応用及び用途についてなされてきた。ケラチン物
質、たとえば、毛髪、皮膚及びつめを処理するのに用い
るための、ポリマー、多糖類及びポリガラクトマンナン
誘導体を含有する化粧用組成物も知られている。
【0003】ガラクトマンナンガムの第4アンモニウム
カチオン性誘導体を含有するシャンプー組成物は、19
93年2月16日にD.Birtwistleに発行さ
れた米国特許第5,186,928号に開示されてい
る。1995年2月7日にM.Yehに発行された米国
特許第5,387,675号は、種々の応用における増
粘剤として、多糖類、たとえば、澱粉、セルロース及び
ポリガラクトマンナンのカチオン性第4アンモニウムエ
ーテルを開示している。カチオン性有機ポリマーは19
96年11月12日にR.Wellsに発行された米国
特許第5,573,709号において、毛髪用シャンプ
ー中にコンディショニング剤として開示されている。第
4アンモニウム型のカチオン性澱粉は1978年5月9
日にT.Tutein他に発行された米国特許第4,0
88,600号に解乳化剤として開示されており、19
80年3月31日にT.Yanagikawa他に対し
て公表された特開昭55−45602号公報は化粧用組
成物に用いられたカチオン化ヒドロキシアルキル澱粉を
示す。
【0004】ガラクトマンナンのアニオン性カルボキシ
アルキル誘導体は1972年7月25日にM.Yueh
他に発行された米国特許第3,679,658号、19
73年1月23日にR.Nordgrenに発行された
第3,712,883号及び1973年6月19日に
R.Montzomery他に発行された第3,74
0,388号に開示されている。ポリガラクトマンナン
のカルボキシアルキルヒドロキシアルキル誘導体は19
73年3月23日にM.Yuehに発行された米国特許
第3,723,409号中において、水性流体中の増粘
剤として開示されている。
【0005】増強された粘度を有する組成物を製造する
ためのカチオン性多糖類とアニオン性多糖類のブレンド
は1995年1月3日にM.Yehに発行された米国特
許第5,378,830号に開示された。1973年8
月7日にL.Elzierに発行された米国特許第3,
751,411号は同じ分子上にアニオン性基とカチオ
ン性基を含有する澱粉及びそれが紙または布地のサイジ
ング用途に有用であることを開示している。
【0006】1969年9月16日にH.Bennin
gaに発行された米国特許第3,467,647号は、
耐水性コート紙を製造するのに有用である、カチオン性
置換基及びアニオン性置換基の両方を含有する多糖類の
両性誘導体を示す。1996年7月16日にM.Yeh
他に発行された最近の米国特許第5,536,825号
は、非イオン性基、アニオン性基またはカチオン性基を
有する誘導体化グアーガムを開示し、さらにヒドロキシ
アルキルカチオン性グアー誘導体を例示している。
【0007】ビニルスルホン基を含有するカチオン性及
びアニオン性ポリマー及び合成両性ポリマー並びに両性
キトザン誘導体を含むケラチンを処理するための組成物
が1982年11月17日にJ.Mondal他に対し
て公表された英国特許第2098226号に開示されて
いる。両性ポリマーを含有するケラチン処理組成物の他
の開示は1992年2月18日にJ.Grollier
他に発行された米国特許第5,089,252号に見い
出される。この特許はベタイン化ジアルキルアミンアル
キルメタクリレートまたはメタクリルアミドの両性ポリ
マーの組成物を開示する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにカチオン
性、アニオン性及び両性誘導体の種々の開示にもかかわ
らず、なお、適合性であって、所望のコンディショニン
グ性及び審美性を与える化粧用ケラチン処理組成物に対
するニーズがある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は適合性並びにコ
ンディショニング性及び審美性を与えるケラチン物質を
処理するための、選択された両性多糖類誘導体を含有す
る化粧用組成物に関する。より詳細には、本発明は、両
性多糖類誘導体、好ましくは両性グアーガム誘導体を含
むケラチン物質を処理するための組成物に向けられてお
り、その組成物はアミノ基、アンモニウム基、イミノ
基、スルホニウム基またはホスホニウム基を含むカチオ
ン性基及びカルボキシル基、スルホネート基、スルフェ
ート基、ホスフェート基またはホスホネート基を含むア
ニオン性基を含有する。特に好ましいケラチン処理用組
成物は、第3アミノまたは第4アンモニウムエーテルカ
チオン性基及びカルボキシアルキルアニオン性基を含有
する両性グアーガム誘導体である。
【0010】本発明の組成物は、カチオン性及びアニオ
ン性置換基の両方を含有する選択された両性多糖類誘導
体を含む。多糖類の基礎物質は、植物、動物及び微生物
源から得られた、あらゆる自然のままのまたは天然の多
糖類ポリマーであってよい。多糖類の例は、澱粉、セル
ロース及びポリガラクトマンナン並びにそれらの誘導体
である。多糖類が好ましく、それらは主としてガラクト
ース単位及びマンノース単位からなり、通常、マメ科の
種子の胚乳に見い出される。グアー、タラ(tara)
及びイナゴマメはポリガラクトマンナンの例であり、グ
アーガムが好ましい多糖類である。
【0011】多糖類はカチオン性基または置換基を含有
するように誘導体化または変性される。置換された多糖
類は、多糖類のヒドロキシル官能性の誘導体化により形
成される。カチオン性基は、アミノ基、アンモニウム
基、イミノ基、スルホニウム基またはホスホニウム基で
あり得る。上記カチオン性誘導体はエーテルまたはエス
テル結合のいずれかを介して結合している、第1アミ
ン、第2アミン、第3アミン及び第4アミンを含む窒素
含有基並びにスルホニウム基及びホスホニウム基を含有
するものを包含する。好ましいカチオン性誘導体は第3
アミノエーテル基及び第4アンモニウムエーテル基であ
る。
【0012】上記カチオン性誘導体は、たとえば、「M
odified Starches:Properti
es and Uses」の8章(1986年)のD.
B.Solarekによる『カチオン性澱粉』及び19
78年10月10日にM.Tesslerに発行された
米国特許第4,119,487号に開示されている公知
の方法により製造することができる。第3アミノ基を含
有する多糖類、たとえば、澱粉またはグアーガムを製造
する方法は、1957年11月12日にC.Caldw
ell他に発行された米国特許第2,813,093号
に記載されたアルカリ性条件下で多糖類とジアルキルア
ミノアルキルハロゲン化物を反応させることを含む。第
1及び第2アミン誘導体は多糖類と無水アミノアルキ
ル、アミノエポキシドもしくはハロゲン化物またはアル
キル基に加えてアリール基を含有する相当する化合物と
反応させることにより製造し得る。
【0013】第4アンモニウム基は、著名な米国特許第
4,119,487号に開示されているように、エピハ
ロヒドリンと第3アミンまたは第3アミン塩との反応生
成物で処理して、たとえば、2−ヒドロキシプロピルエ
ーテル置換基を与えることにより、グアーガムまたは多
糖類に導入することができる。それらは、前記米国特許
第2,813,093号に記載されているようなエーテ
ル化剤を用いるグアーの適当な処理によりグアーガムに
導入することもできる。上記特許、すなわち、米国特許
第4,119,487号及び2,813,093号は参
照により本明細書に取り込まれる。
【0014】カチオン性スルホニウム誘導体の製造は1
961年6月にM.Rutenberg他に発行された
米国特許第2,989,520号に記載されており、本
質的に水性アルカリ性媒体中でのグアーガムまたは基礎
物質とβ−ハロゲノスルホニウム塩、ビニルスルホニウ
ム塩またはエポキシアルキルスルホニウム塩との反応を
含む。カチオン性ホスホニウム誘導体の製造は1963
年2月12日にA.Aszalosに発行された米国特
許第3,077,469号に開示されており、水性アル
カリ性媒体中でのβ−ハロゲノアルキルホスホニウム塩
との反応を含む。
【0015】特に有用なカチオン性誘導体は1〜22個
の炭素原子のアルキル、アリール、アルカリールもしく
は環式置換基、特に1〜6個のアルキルを有する、アミ
ノ基または窒素基を含有するものである。本発明におい
て用いられる多糖類はアニオン性基またはアニオン性置
換基でも誘導体化できる。このアニオン性基は、カルボ
キシル基、スルホネート基、スルフェート基、ホスフェ
ート基またはホスホネート基、好ましくはカルボキシル
基であり得る。これらの基の導入は種々の公知の方法に
より達成し得る。
【0016】アルカリ性触媒の存在下に水分散性多糖類
とモノハロゲン置換酸、たとえば、モノクロル酢酸、ア
クリル酸、アクリルアミドとを反応させ、続いてアミド
基及びアクリロニトリルの加水分解、続いてシアノエチ
ル基の加水分解により、カルボキシル基を多糖類に導入
できる。カルボキシル基は酸化、たとえば、過ヨード酸
ナトリウムとの反応に続いて、亜塩素酸ナトリウムによ
る処理によるカルボニル基のカルボキシル基への変換に
より供給し得る。
【0017】スルホネート基は、官能基を含有する試
薬、たとえば、スルトン、ハロアルカンスルホン酸のナ
トリウム塩、クロルプロパンスルホン酸、エポキシプロ
パンスルホン酸及びエテンスルホン酸との反応により導
入し得る。スルホネート基も、酸化、たとえば過ヨード
酸ナトリウムとの反応後の重亜硫酸カリウムでの処理に
よって導入し得る。スルフェート基は、三酸化硫黄と第
3アミンとの付加生成物を用いて、またはスルファミン
酸及び/または硫酸及び尿素を用いる処理で導入するこ
とができる。
【0018】ホスフェート基は公知の技術、たとえば、
アルカリ金属ホスフェート塩を用いるホスホリル化によ
り多糖類に付加することができる。好ましい両性誘導体
はアニオン性置換基としてカルボキシル基を含有するも
の、より好ましくは2〜6個の炭素原子を有するカルボ
キシアルキル基を含有するものである。カルボキシアル
キルエーテル誘導体は特に有用であり、それらは多糖
類、たとえば、グアーガムと2〜6個の炭素原子を含有
するハロアルキル酸またはそのアルカリ金属塩との反応
により得られる。反応は水性アルコールスラリーを用い
て、水酸化アルカリ金属触媒、たとえば、水酸化ナトリ
ウムを用いて行なわれる。用い得る酸及び塩は、モノク
ロル酢酸及びクロル酢酸ナトリウムを包含する。
【0019】アニオン性及びカチオン性置換基の導入
は、連続的または同時のいずれかで行うことができ、選
択された方法は、特定の反応物質、所望の置換基の量及
び用いられる方法に依存する。さらに、本発明の組成物
に用いられる両性誘導体は、本出願と同時に出願された
同時継続中の出願番号1745に記載されたインシトゥ
連続アルコール法(参照により本明細書に組み込む)で
製造することができる。
【0020】両性多糖類のカチオン性置換基の量は、約
0.01〜1.0、好ましくは約0.1〜0.6、より
好ましくは約0.2〜0.5の置換度(DS)の間で変
わる。アニオン性置換基の量は、約0.01〜1.0、
好ましくは約0.1〜0.6、より好ましくは約0.2
〜0.5のDSである。好ましいカチオン性置換基及び
アニオン性置換基の量は過剰またはやや過剰のカチオン
性基が存在するような量、すなわち、正味の正電荷があ
るような量である。言い換えると、アニオン性基に対す
るカチオン性基のDS比は、1より大きく、特に1より
大きく100までであろう。用語「置換度」(DS)は
本明細書では、置換基単位のあるアンヒドログルコース
または糖単位(ガラクトースまたはマンノース)当りの
部位の平均数を示すのに用いられる。本発明において用
いられる両性多糖類は、約0.2〜2、好ましくは約
0.3〜1.2の総DS、すなわち、カチオン性及びア
ニオン性置換基、を有するものについて記載される。
【0021】本明細書に定義された両性多糖類誘導体は
特に毛髪、皮膚及びつめの処理のための化粧用組成物に
有用であって、そこでそれらは良好な適合性及び直接付
着性並びに所望のコンディショニング性及び審美性を提
供する。これらの両性誘導体及び特にグアーガム誘導体
を水性組成物、たとえば、シャンプーにおいて用いるこ
とは、結果として透明な組成物の生成をもたらす良好な
透明性を与えることが見い出された。本発明のケラチン
処理化粧用組成物は、種々の媒体または系に関係し、組
成物のために適切な化粧用ビヒクルまたはベースを含む
だろう。このビヒクルは、水性系、溶剤系、水性及び溶
媒系の組み合わせまたはエマルションであり得る。この
両性多糖類はパーソナルケア製品、たとえば、歯科用配
合物または歯磨き配合物中にも用い得る。
【0022】本発明による選択された両性多糖類を含有
する化粧用組成物において水性系を用いることは、シャ
ンプー、局所スプレー、歯科用ケア製品並びに芳香及び
/または抗菌剤を含有する製品に見い出される。水性系
は選択された両性誘導体、活性添加剤及び機能性配合成
分、任意に噴射剤及び残部の水を含むだろう。一般に水
性系は、約10〜99.8重量%の水、約0.1〜20
重量%の両性誘導体、約0.1〜30重量%の活性添加
剤及び配合成分並びに0〜50重量%の噴射剤を含むだ
ろう。好ましくは組成物は50〜80重量%の水、0.
2〜6重量%の両性誘導体、0.1〜20重量%の活性
添加剤及び配合成分並びに0〜40重量%の噴射剤を含
むだろう。歯科用ケア製品のためには、水性系は約10
〜50重量%の水、約0.1〜10重量%の両性誘導体
並びに約40〜90重量%の活性添加剤及び配合成分を
含むだろう。
【0023】種々の他の添加剤並びに活性及び機能性成
分を、本明細書に規定する化粧用組成物に包含させるこ
とができる。これは、界面活性剤、エモリエント、保湿
剤、増粘剤、紫外線防止剤、保存料、顔料、染料、着色
剤、α−ヒドロキシ酸、審美性増強剤、たとえば、澱
粉、香料及び芳香、フィルム形成剤(防水剤)、防腐
剤、抗菌剤、抗微物剤並びに他の薬品及び溶剤を包含す
るが、これらに限定されるわけではない。
【0024】さらに、本発明に用いられる両性多糖類
は、他のコンディショニングポリマー及びコンディショ
ニング剤、たとえば、カチオン性ヒドロキシエチルセル
ロース、カチオン性グアー、カチオン性ヒドロキシプロ
ピルグアー、カチオン性合成ポリマー及びカチオン性脂
肪酸誘導体とブレンドして用いることができる。これら
のブレンドされた物質は、毛髪により直接付着性で、か
つ有効なコンディショニング性を与えるのに役立つ。
【0025】化粧用配合物に用いるのに周知の界面活性
剤を、本発明の組成物に加えることができる。上記界面
活性剤は、硫酸アルキル及び硫酸アルキルエーテル並び
にそれらの塩、たとえば、ナトリウム、カリウム、アン
モニウム及びエタノールアミン塩を包含するが、それら
に限定されない。この型の特に有用な界面活性剤は、C
10〜C18アルキル基を有するものである。他の適切なア
ニオン界面活性剤は、アルキルアミドスルフェート、ア
ルキルアミド−エーテル−スルフェート、アルキルアリ
ール−ポリエーテル−スルフェート、モノグリセリド−
スルフェート、アルキルスルホネート、アルキルアミド
スルホネート、アルキルアリールスルホネート、オレフ
ィンスルホネート、パラフィンスルホネート、アルキル
−スルホスクシネート、アルキル−エーテル−スルホス
クシネート、アルキルアミド−スルホスクシネート、ア
ルキルスルホスクシネート、アルキル−スルホアセテー
ト、アルキル−ポリグリセロールカルボキシレート、ア
ルキルホスフェート及びアルキル−エーテルホスフェー
ト並びに脂肪酸、たとえば、オレイン酸、リシノレン酸
及びステアリン酸を包含する。
【0026】非イオン及び両性界面活性剤も本発明の組
成物に用いられる。用い得る非イオン界面活性剤は、ポ
リオキシエチレン化、ポリオキシプロピレン化またはポ
リグリセロール化アルコール、アルキルフェノール及び
8〜18個の炭素原子を含有する直鎖脂肪鎖及び通常2
〜30モルのエチレンオキシドを有する脂肪酸を包含す
る。エチレンオキシドとプロピレンオキシドのコポリマ
ー、エチレンオキシド及びプロピレンオキシドの脂肪族
アルコールとの縮合物、ポリオキシエチレン化脂肪アミ
ドまたはアミン、エタノールアミド、グリコールの脂肪
酸エステル、ソルビタンのオキシエチレン化または非−
オキシエチレン化脂肪酸エステル、スクロースの脂肪酸
エステル、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル、
リン酸トリエステル及びグルコース誘導体の脂肪酸エス
テルも有用である。
【0027】用いることができる両性界面活性剤の中で
も、アルキルアミノモノプロピオネート、アルキルアミ
ノジプロピオネート、ベタイン、たとえば、N−アルキ
ルベタイン、N−アルキルスルホベタイン、N−アルキ
ルアミドベタイン、シクロイミジウム化合物、たとえ
ば、アルキルイミダゾリン誘導体及びアスパラギン誘導
体が優れている。
【0028】上記型の界面活性剤は、さらに、1992
年2月18日にJ.Grollier他に発行された米
国特許第5,089,252号、1993年2月16日
にD.Birtwistleに発行された第5,18
6,928号及び1996年11月12日にR.Wel
lsに発行された第5,573,709号に記載及び説
明されている。上記特許、すなわち、第5,089,2
52号、第5,186,928号及び第5,573,7
09号は参照により本明細書に組み込まれる。
【0029】局所スプレーは、非−エアゾールスプレー
及び噴射剤を含有するエアゾールスプレーまたは製品を
包含する。非−エアゾールスプレー組成物は噴射剤を含
有せず、組成物をスプレーに霧化する機械的作動装置を
使用する。あらゆる公知の噴射剤が本発明のエアゾール
組成物において用いられるけれども、好ましい噴射剤は
非ハロゲン化炭化水素、たとえばC3 〜C6 直鎖及び分
枝鎖炭化水素、すなわち、プロパン、ブタン、イソブタ
ン及びそれらの混合物を包含する。他の好ましい噴射剤
は、エーテル、たとえば、ジメチルエーテル、フッ化炭
化水素及び圧縮ガス、たとえば、N2 、CO2 を包含す
る。
【0030】ビヒクルまたはベースとしての溶剤系の使
用は選択された両性多糖類誘導体を含有する他の化粧用
組成物を必要とする。溶剤系は、選択された両性誘導
体、活性添加剤及び機能性配合成分、任意に噴射剤並び
に残りの溶剤を含むだろう。溶剤は組成物の成分を溶解
または分散させ得るあらゆる公知の有機溶剤で、より詳
細には、脂肪族アルコール、エステル、エーテル、ケト
ン、アミン並びに芳香族、硝酸化及び塩素化炭化水素を
包含する炭化水素でよい。特に好ましい有機溶剤は、低
級脂肪族アルコール、たとえばC1 〜C3 アルコール、
特にエタノールである。一般に溶剤系は、約25〜9
9.8重量%の溶剤、約0.1〜20重量%の両性誘導
体、約0.1〜25重量%の添加剤及び配合成分並びに
約0〜75重量%の噴射剤を含むだろう。好ましくは、
組成物は50〜80重量%の溶剤、0.2〜6重量%の
両性誘導体、0.1〜15重量%の添加剤及び配合成分
並びに0〜40重量%の噴射剤を含むだろう。溶剤系中
に用いられる添加剤及び他の配合成分は水性系について
上記したのと同じである。
【0031】エマルションも本発明の化粧用組成物のビ
ヒクルまたはベースとして用いることができ、この型の
製品はクリーム及びローションを包含する。水をベース
とする相及び油をベースとする相を含むエマルション
は、分散相として油を有し、連続相として水を有する、
水中油エマルションであるか、それらは連続相である油
中に分散された水を有する油中水エマルションであって
もよい。組成物の約10〜90重量%を含むことができ
る油相は、典型的にはこの相に溶解する化粧品として許
容し得るまたは慣用の油性物質、たとえば、油、ワック
ス及び乳化剤からなる。油相に包含され得る化合物は典
型的には鉱物、動物並びに植物油及び脂、合成エステ
ル、脂肪酸及びエステル、脂肪族アルコール、高級アル
コール、アルキルアミン、ワックス、いわゆる鉱脂及び
油、たとえばパラフィン油、ワセリン、セレシン、シリ
コーン油、シリコーン脂及び芳香である。
【0032】水相は組成物の約10〜90重量%を含む
ことができ、これは水及び水溶性成分、たとえば、アル
カリ、アルカノールアミン、多価アルコール及び保存料
を包含するだろう。これらのエマルションは、通常は油
相に含有されるが、ある例においては(型に依存して)
水相にある、1以上の乳化剤を包含する。用い得る乳化
剤は、イオン性または非イオン性でよく、周知であっ
て、慣用であって市販の製品の大きな群を構成する。そ
れらは、しばしば、それらの親水性−親油性バランス
(HLB)により特徴づけられる。水中油(O/W)乳
化剤は典型的には6.0より大きいHLBを有し、連続
相が親水性であるエマルションを生じ、上記エマルショ
ンは一般的に水に分散性である。この型の乳化剤は、ジ
ステアリン酸PEG300、モノラウリン酸ナトリウム
及びステアリン酸トリエタノールアミンを包含する。
【0033】油中水(W/O)乳化剤は6.0未満、好
ましくは5未満のHLBを有し、連続相が親油性である
エマルションを生じる。上記乳化剤はラノリン、アルコ
ール、モノステアリン酸エチレングリコール及びジラウ
リン酸PEG200を包含する。5〜6のHLBを有す
る乳化剤は、それらがどのように用いられるかに依存し
て、W/OまたはO/W乳化剤として機能し得る。
【0034】本発明のエマルション組成物中で用いられ
る乳化剤の量は系に依存して変化することができ、典型
的には有効な乳化量であろう。より詳細には、乳化剤の
量は組成物の約0.1〜25重量%、好ましくは約0.
2〜10重量%に変化し得る。エマルション組成物は、
約0.1〜20重量%、好ましくは約0.2〜6重量%
の両性誘導体並びに約0.1〜25重量%、好ましくは
0.1〜15重量%の添加剤及び配合成分も含有するだ
ろう。エマルション組成物中に包含されてもよい添加剤
及び他の配合成分は水性系について上記したものと同じ
である。
【0035】次の例は本発明の態様をさらに説明する。
これらの例においては、特記されてなければ、すべての
部は重量で、すべての温度はセ氏温度で示されている。 例I 化粧用シャンプー組成物は、ヒドロキシプロピルトリエ
チルアンモニウムカチオン性基(DS 0.3)及びカ
ルボキシメチルアニオン性基(DS 0.2)を有する
両性グアーガム誘導体並びに次の配合成分: 配合成分 重量部 ラウリル硫酸アンモニウム(30%活性) 25.0 ラウレス(laureth)−2−硫酸ナトリウム(30%活性) 20.0 ココアミドプロピルベタイン(30%活性) 9.62 ラウリンアミドジエタノールアミン(50%活性) 0.67 両性グアー誘導体 0.5 脱イオン水 適量 NaCl(8000cps の粘度まで) 適量 100.0 を含有して配合された。
【0036】試料は良好な適合性及び直接付着性(su
bstantivity)並びに湿潤くし通り性を有し
ていた。 例II 例Iのシャンプー組成物並びに同じ配合成分を含有し、
DSにより示された異なる量のカチオン性置換基及びア
ニオン性置換基を有する両性グアー誘導体を有する同様
なシャンプー組成物を製造した。試料シャンプー配合物
をHachの濁り度計(Turbidity Mete
r)を用いて、透明性について評価した。結果を下記表
1に示し、濁り度の結果をNtu(nephelome
tricturbidity unit)で報告した。
【0037】 表1 試料 添加剤 カチオン性 アニオン性 濁り度 DS DS Ntu A 両性グアー 0.3 0.2 10.9 B 両性グアー 0.1 0.1 0.6 C 両性グアー 0.3 0.3 6.95 D 両性グアー 0.45 0.3 12 E 両性グアー 0.2 0.1 9.81 比較 カチオン性グアー 0.17 -- 127 (INCI名:グアー ヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド) 上記の結果において、15Ntu以下の濁り度値は裸眼
で透明に見える。上記結果は、本発明による両性誘導体
を含有するシャンプー組成物は、一般的に用いられるカ
チオン性グアー誘導体(グアー ヒドロキシプロピルト
リモニウムクロリド)を含有する組成物(顕著に高い濁
り度値を有し、くすんでいて透明でない)に比べて、本
質的に澄んでいて透明である。
【0038】例III 例I及び例IIに記載され、製造されたのと同様なシャン
プー配合物を製造し、過剰蓄積について評価した。カチ
オン性ポリマーを含有する試料及び未使用の対照と比較
して、両性グアー誘導体を含有する試料の吸着性及び保
留性を測定するためにルミクリーズ (lumicrea
se)羊毛染色試験を用いた。その方法は羊毛のスワッ
チに前記試料配合物を1回(1×)及び10回(10
×)塗布し、次いで、正に荷電したポリマーフィルムに
引きつけられているアニオン性染料を適用することから
なる。彩度(color intensity)の差に
より、洗濯後のカチオン性ポリマーの存在を測定でき
る。彩度(color intensity)の差を、
より低い値が基材上へのより少ないポリマーの吸着を表
わす、テクニジン・インコーポレイティド(Techi
nidyne Inc.)のBrightimeter
を用いて測定した。蓄積は10回(10×)の洗濯後
に、最初の値と最後の値を比較することにより特徴づけ
た。結果を表2に示す。
【0039】 表2試料 添加剤 カチオン性 アニオン性 DS DS 1×洗濯 10×洗濯 A 両性グアー 0.3 0.2 10.00 11.13 +1.13 B 両性グアー 0.1 0.1 8.25 6.45 -1.80 C 両性グアー 0.3 0.3 6.66 5.59 -1.07 D 両性グアー 0.45 0.3 8.34 10.22 +1.88 E 両性グアー 0.2 0.1 8.90 11.77 +2.87 比較 カチオン性グアー 0.17 -- 13.27 16.80 +3.53 (グアー ヒドロキシ プロピルトリモニウ ムクロリド) 対照(未使用) 0.120 0.125 +0.095 結果は、カチオン性グアー誘導体、すなわち、グアー
ヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドを含有する組
成物に比較して、両性グアー誘導体を含有する組成物は
蓄積が少ないことを示す。
【0040】例IV 例I及びIIのように追加のシャンプー配合物を製造し、
湿潤くし通り性能を評価した。湿潤くし通り性能を両性
グアー誘導体を含有する試験シャンプー配合物を損傷を
受けたブロンドの毛髪の房に塗布し、くしを通して毛髪
を引張る力における抵抗を測定することにより定量的に
測定した。測定はMTSシステムズ・インコーポレイテ
ィド(Systems Inc.)のSnergie
200引張試験機を用いて測定を行なった。表に示され
た改良パーセント(%)値は1試料当り6房の平均を表
わす。値は、両性グアーを用いて処理しない毛髪及び処
理し、水ですすいだ毛髪の間の力の差を示す。結果を表
3に示す。
【0041】 表3 試料 添加剤 カチオン性 アニオン性 百分率(%) DS DS 改良* A 両性グアー 0.3 0.2 42.5 B 両性グアー 0.1 0.1 5.4 C 両性グアー 0.3 0.3 11.9 D 両性グアー 0.6 0.3 39.4 E 両性グアー 0.45 0.1 28.8 * 未処理の湿潤毛髪の房に比較した改良% 結果は湿潤未処理毛髪の房に比較したくし力改良%で表
わされた両性グアー誘導体を含有する配合されたシャン
プーのくし能力の相対的容易性を示す。
【0042】例V ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムカチオン基
(DS 0.6)及びカルボキシメチルアニオン基(D
S 0.3)を有する両性グアー誘導体と次の配合成
分: 配合成分 重量部 ラウリン酸PEG−80ソルビタン(32%活性) 50.0 トリデセス(trideceth)硫酸ナトリウム(30%活性) 30.0 ココアミドプロピルベタイン(30%活性) 8.75 ラウリンアンホジ酢酸ナトリウム(32%活性) 12.50 ラウレス (laureth)−13−カルボン酸ナトリウム(67%活性) 5.00 両性グアーガム誘導体 0.50 EDTA 0.13 クエン酸 適量 水 適量 を用いて赤ん坊用シャンプーを作った。
【0043】試料は良好な適合性及び直接付着性並びに
湿潤くしけずり性を示した。 例VI ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムカチオン基
(DS 0.1)及びカルボキシメチルアニオン基(D
S 0.3)を有する両性グアー誘導体及び次の成分: 配合成分 重量部 オクトキシノール−9 0.30 両性グアーガム誘導体 1.00 プロピレングリコール 1.00 n−ブタン/プロパン 8.00 脱イオン水 89.70 を用いてムース組成物を作った。
【0044】試料は良好な感触性、改良された剛さ並び
に乾燥及び湿潤毛髪について、与えられたくしけずり性
の容易さを示した。 例VII ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウム基(DS
0.1)及びカルボキシメチルアニオン基(DS 0.
3)を有する両性グアー誘導体を口腔ケア用途に配合し
た。次の配合成分: 配合成分 重量部 リン酸ジカルシウム 47.5 グリセリン(86%) 30.0 セルロースガム 0.6 両性グアーガム誘導体 0.6 ラウリル硫酸ナトリウム 1.0 水 18.6 を有する練歯磨組成物を製造した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イアン ダブリュ.コットレル アメリカ合衆国,ニュージャージー 08540,プリンストン,ウィンダム コー ト 166 (72)発明者 マンジット エス.チョーダリー アメリカ合衆国,ニュージャージー 08550,プリンストン ジャンクション, ケンブリッジ ウェイ 3 (72)発明者 キンバリー エー.コルタイ アメリカ合衆国,ニュージャージー 08902,ノース ブランズウィック,ペト ゥニア ドライブ 16,アパートメント 2イー

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケラチン処理用化粧用組成物であって、
    化粧用ビヒクル及び約0.1〜20重量%の、アミノ
    基、アンモニウム基、イミノ基、スルホニウム基及びホ
    スホニウム基からなる群から選択されるカチオン性基並
    びにカルボキシル基、スルホネート基、スルフェート
    基、ホスフェート基及びホスホネート基からなる群から
    選択されるアニオン性基を有する両性多糖類誘導体を含
    む前記組成物。
  2. 【請求項2】 前記多糖類がグアーガムである請求項1
    の組成物。
  3. 【請求項3】 前記多糖類が約0.01〜1.0のDS
    により表わされるカチオン性含有量及び約0.01〜
    1.0のDSにより表わされるアニオン性含有量を有す
    る請求項1の組成物。
  4. 【請求項4】 前記カチオン性基が第3アミノエーテル
    基または第4アンモニウムエーテル基であり、前記アニ
    オン性基がカルボキシアルキル基である請求項3の組成
    物。
  5. 【請求項5】 前記多糖類が約0.1〜0.6のDSに
    より表わされるカチオン性含有量及び約0.1〜0.6
    のDSにより表わされるアニオン性含有量を有する請求
    項2の組成物。
  6. 【請求項6】 前記化粧用ビヒクルが水性系、溶剤系、
    水性系及び溶剤系の混合物並びにエマルションであり、
    前記多糖類がグアーガムである請求項1の組成物。
  7. 【請求項7】 前記カチオン性基が第3アミノエーテル
    基または第4アンモニウムエーテル基で、前記アニオン
    性基がカルボキシアルキル基であって、前記多糖類は約
    0.1〜0.6のDSにより表わされるカチオン性含有
    量及び約0.1〜0.6のDSにより表わされるアニオ
    ン性含有量を有する請求項10の組成物。
  8. 【請求項8】 請求項1の組成物を含むシャンプー組成
    物。
  9. 【請求項9】 前記多糖類がグアーガムであり、前記化
    粧用ビヒクルが水性系である請求項1のシャンプー組成
    物。
  10. 【請求項10】 前記カチオン性基が第3アミノ基また
    は第4アンモニウム基であって、約0.1〜0.6のD
    Sにより表わされる量で存在し、前記アニオン性基がカ
    ルボキシアルキル基であって、約0.1〜0.6のDS
    により表わされる量で存在する請求項9のシャンプー組
    成物。
  11. 【請求項11】 請求項10の組成物を含有する澄んだ
    シャンプー組成物。
  12. 【請求項12】 化粧用ビヒクル及び約0.01〜1.
    0のDSにより表わされる量の第3アミノエーテル基ま
    たは第4アンモニウムエーテル基であるカチオン性基及
    び約0.01〜1.0のDSにより表わされる量のカル
    ボキシアルキル基であるアニオン性基を有する、約0.
    1〜20重量%の両性多糖類誘導体を含む歯科用ケア組
    成物。
JP11071420A 1998-03-18 1999-03-17 両性多糖類誘導体を含有するケラチン処理用化粧用組成物 Pending JPH11322550A (ja)

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