JP2008518037A - 非グアーガラクトマンナンポリマー誘導体及びアニオン性界面活性剤系を含有するパーソナルケア組成物 - Google Patents

非グアーガラクトマンナンポリマー誘導体及びアニオン性界面活性剤系を含有するパーソナルケア組成物 Download PDF

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Abstract

パーソナルケア組成物は、(a)約0.01重量%〜約10重量%のガラクトマンナンポリマー誘導体であって、モノマー対モノマーベースでマンノースとガラクトースとの比が2:1より大きく、該ガラクトマンナンポリマー誘導体が、カチオン性ガラクトマンナンポリマー誘導体及び正味の正電荷を有する両性ガラクトマンナンポリマー誘導体から選択されるガラクトマンナンポリマー誘導体であり、このカチオン性ガラクトマンナンポリマーは約1,000〜約10,000,000の分子量を有し、約0.7meq/g〜約7meq/gのカチオン電荷密度を有する;(b)約5重量%〜約35重量%のアニオン性界面活性剤系であって、このアニオン性界面活性剤系が少なくとも1つのアニオン性界面活性剤を含み、エトキシレートレベル及びアニオンレベルを有するアニオン性界面活性剤系であり、(i)該エトキシレートレベルが約1〜約6であり、及び(ii)該アニオンレベルが約1.5〜約6である;並びに(c)水性キャリア。該パーソナルケア組成物は、更に1以上のコンディショニング剤を約0.01重量%〜約10重量%含んでいる。毛髪又は皮膚を処置する方法は、該パーソナルケア組成物を毛髪又は皮膚に適用する工程、及びこの毛髪又は皮膚をすすぐ工程を含む。

Description

本発明は、マンノースとガラクトースとの比が2:1より大きいガラクトマンナンポリマー誘導体を含むパーソナルケア組成物に関する。より詳細には、本発明は、特定のアニオン性界面活性剤系と、マンノースとガラクトースとの比が2:1より大きいカチオン性又は両性ガラクトマンナンポリマー誘導体とを含むパーソナルケア組成物に関する。ある態様では、本発明は、更に1以上のコンディショニング剤を含む上述のパーソナルケア組成物に関する。
洗浄性界面活性剤及びコンディショニング剤の様々な組み合わせを含むパーソナルケア組成物が既知である。これらの製品は典型的には、シリコーン、炭化水素油、脂肪酸エステル又はこれらの混合物といったコンディショニング剤と組み合わせたアニオン性の洗浄性界面活性剤を含む。これらの製品は、毛髪又は皮膚のコンディショニング性能及び洗浄性能の全てを単一のパーソナルケア製品から都合よく得る手段として、消費者の間で人気が高まり続けている。
しかしながら、多くのパーソナルケア組成物は、洗浄プロセス中に、コンディショニング剤の毛髪及び皮膚上への十分な付着を提供しない。こうした付着がない場合、大部分のコンディショニング剤は洗浄プロセス中に洗い流されてしまうので、コンディショニング利益をほとんど又は全くもたらさない。毛髪及び皮膚上へのコンディショニング剤の十分な付着がない場合、十分なコンディショニング性能を発揮させるためには、パーソナルケア組成物中に比較的高濃度のコンディショニング剤が必要になり得る。しかし、高濃度のコンディショニング剤は、原料コストを上げ、泡立ちを減らし、また製品安定性への懸念を生じかねない。
コンディショニング剤の良好な付着を得ることは、パーソナルケア組成物中の洗浄性界面活性剤の作用により更に複雑化する。洗浄性界面活性剤は、毛髪及び皮膚から、油、脂、汚れ、及び粒子状物質を取り除く又は除去するように設計されている。その結果、洗浄性界面活性剤は、コンディショニング剤の付着を妨げる可能性があり、付着したコンディショニング剤及び付着していないコンディショニング剤の双方をすすぎ作業の間に除去しかねない。従って、すすぎ作業によりコンディショニング剤の毛髪及び皮膚への付着が減少し、その結果、コンディショニング性能が低下する。故に、所与のコンディショニング剤を用いて所望のコンディショニング性能を達成するためには、所与のコンディショニング剤と組み合わせて使用するための特定のアニオン性界面活性剤系が必要となり得る。
コンディショニング剤の付着を改善するための1つの方法は、特定のカチオン沈着ポリマーを使用することである。一般に使用されるカチオン沈着ポリマーとしては、カチオン性置換基で修飾したグアーガムポリマーのような天然ポリマーが挙げられる。グアーガムポリマーは、グリコシド結合を有する2つのマンノースモノマーと、このマンノースモノマーのヒドロキシル基に結合した1つのガラクトースモノマーとを含有するガラクトマンナンである(すなわち、グアーガムポリマーは、モノマー対モノマーベースで2:1のマンノースとガラクトースとの比を有する)。最適化された界面活性剤系と組み合わせて、十分な電荷密度及び分子量を有するカチオン性グアー沈着ポリマーを選択することにより、コンディショニング剤の十分な付着がもたらされる。しかし、カチオン性グアーポリマーを用いてシャンプー又はボディウォッシュ組成物におけるコンディショニング剤のこうした十分な付着を達成するためには、一般に、相対的に高濃度のこうしたカチオン性グアーポリマーが毛髪又は皮膚に付着しなければならない。更に、こうしたカチオン性グアーポリマーのコストは比較的高い。結果として、カチオン性グアーポリマーを組み込むことは、こうしたパーソナルクレンジング組成物の製造コストを増大させる。
それ故に、特定のアニオン性界面活性剤系と組み合わせて、安価なカチオン性又は両性ポリマーの相対的に低い付着を介して、洗浄性能の低下なしに優れたコンディショニング利益を毛髪及び/又は皮膚に送達するパーソナルクレンジング組成物が必要とされ続けている。
本発明は、以下を含むパーソナルケア組成物を対象とする:
a)約0.01重量%〜約10重量%のガラクトマンナンポリマー誘導体であって、モノマー対モノマーベースでマンノースとガラクトースとの比が2:1より大きく、該ガラクトマンナンポリマー誘導体が、カチオン性ガラクトマンナンポリマー誘導体及び正味の正電荷を有する両性ガラクトマンナンポリマー誘導体から成る群から選択されるガラクトマンナンポリマー誘導体;
i)該ガラクトマンナンポリマー誘導体が約1,000〜約10,000,000の分子量を有し;及び
ii)該ガラクトマンナンポリマー誘導体が約0.7meq/g〜約7meq/gのカチオン電荷密度を有する;
b)約5重量%〜約35重量%のアニオン性界面活性剤系であって、該アニオン性界面活性剤系が少なくとも1つのアニオン性界面活性剤を含み、エトキシレートレベル及びアニオンレベルを有するアニオン性界面活性剤系、
i)該エトキシレートレベルが約1〜約6であり、及び
ii)該アニオンレベルが約1.5〜約6である;並びに
c)水性キャリア。
また、本発明は更に、1以上のコンディショニング剤を約0.01重量%〜約10重量%含む上述のパーソナルケア組成物を対象とする。
更に、本発明は、前記パーソナルケア組成物を毛髪又は皮膚に適用する工程、及び毛髪又は皮膚をすすぐ工程を含む、毛髪又は皮膚を処置する方法を対象とする。
本明細書は本発明を特に指摘し、明確に請求する請求項により結論とするが、本発明は以下の説明からよりよく理解されると考えられる。
本発明のパーソナルケア組成物は、カチオン性ガラクトマンナンポリマー、アニオン性界面活性剤系、及び水性キャリアを含む。これらの必須成分の各々、並びに好ましい又は任意の成分は、下文に詳細に記載される。
本明細書では、「含む」とは、最終結果に影響を及ぼさない他の工程及び他の成分を加えることができることを意味する。この用語は、「から成る」および「から本質的に成る」という用語を含む。本発明の組成物及び方法/プロセスは、本明細書に記載される本発明の必須要素及び制限、並びに本明細書に記載される追加の若しくは任意の成分、構成要素、工程、又は制限のいかなるものも含む、これらから成る、又はこれらから本質的に成ることができる。
百分率、割合及び比率は全て、別段の定めがない限り、本発明の組成物の総重量に基づく。このようなすべての重量は、記載した成分に関する限り活性物質レベルに基づくものであり、そのため特に指定されない限り市販材料に包含される可能性のある溶媒もしくは副産物を包含しない。「重量百分率」という用語は、本明細書では「重量%」として表示されてもよい。
特に指定されない限り、本明細書で使用される分子量はすべて、g/molとして表される重量平均分子量である。
本明細書で使用する時、「電荷密度」という用語は、ポリマーが構成されるモノマー単位における正味の正の電荷数と前記モノマー単位との分子量の比を指す。ポリマー分子量で乗じた電荷密度は、所与のポリマー鎖における正に荷電した部位の数を決定する。
本明細書で使用する時、「ポリマー」という用語には、一種類のモノマーの重合によって作られるか、又は二種類(すなわち、コポリマー)もしくはそれ以上のモノマーによって作られる物質が包まれる。
本明細書で使用する時、「水溶性」という用語は、ポリマーが本発明の組成物中の水に可溶性であることを意味する。一般に、こうしたポリマーは、25℃において、水溶媒の少なくとも0.1重量%、好ましくは少なくとも1重量%、より好ましくは少なくとも5重量%、最も好ましくは少なくとも15重量%の濃度で可溶性であるべきである。
本明細書で使用する時、「非水溶性」という用語は、化合物が本発明の組成物中の水に可溶性でないことを意味する。従って、こうした化合物は水と混和しない。
本明細書で使用する時、「粒径」という用語は、本発明の最終組成物中の粒子群の平均粒径を指す。不透明な組成物及び/又は小さい粒子から大きい粒子まで(すなわち約100nm〜約50μm)を含有するものに関して、粒径は、ホリバ(Horiba)モデルLA910レーザー散乱粒径分布分析器(Laser Scattering Particle Size Distribution Analyzer)(ホリバ・インスツルメンツ社(Horiba Instruments, Inc.)(米国カリフォルニア州アーバイン(Irvine))を用いて、レーザー光の散乱技術により測定されてもよい。実質的に透明な組成物及び/又はナノサイズの粒子(すなわち約100nm未満)を含有するものに関して、粒径は、ミクロトラック(Microtrac)(登録商標)モデルUPA150ウルトラファイン粒径分析器(Ultrafine Particle Size Analyzer)(ハニーウェル社(Honeywell, Inc.)、工業用自動制御(Industrial Automation and Control)、米国フロリダ州セント・ピーターズバーグ(St. Petersburg))を用いて動的光散乱制御参照法(すなわち、ヘテロダイン検出技術を用いるもの)によって測定されてもよい。
組成物の透明性は、紫外線/可視(UV/VIS)分光測光法によって測定されるが、これは試料による紫外線/可視光の吸収もしくは透過を測定する。600nmの光波長は、無着色の化粧品組成物の透明度を特徴付けするために適切であることが明らかになっている。
A.ガラクトマンナンポリマー誘導体
本発明のパーソナルケア組成物は、モノマー対モノマーベースで2:1より大きいマンノースとガラクトースとの比を有するガラクトマンナンポリマー誘導体を含み、このガラクトマンナンポリマー誘導体は、カチオン性ガラクトマンナンポリマー誘導体及び正味の正電荷を有する両性ガラクトマンナンポリマー誘導体から成る群から選択される。本明細書で使用する時、「カチオン性ガラクトマンナン」という用語は、カチオン性基が添加されたガラクトマンナンポリマーを指す。「両性ガラクトマンナン」という用語は、カチオン性基及びアニオン性基が添加されてポリマーが正味の正電荷を有するようになったガラクトマンナンポリマーを指す。
ガラクトマンナンポリマーは、マメ科族の種子の胚乳に存在する。ガラクトマンナンポリマーは、マンノースモノマーとガラクトースモノマーとの組み合わせから構成される。ガラクトマンナン分子は、一定の間隔で、特定のマンノース単位についている単員ガラクトース単位で分枝した直鎖マンナンである。マンノース単位はβ(1−4)グリコシド結合により互いに結合する。ガラクトース分枝はα(1−6)結合により起こる。マンノースモノマーとガラクトースモノマーとの比は、植物の種によって変わり、気候によっても影響を受ける。グアーは、ガラクトマンナンポリマーの1種の例であり、特にマンノースモノマー2に対してガラクトースモノマー1というマンノースとガラクトースとの比を有するものである。本発明のガラクトマンナンポリマーは、モノマー対モノマーベースで2:1より大きいマンノースとガラクトースとの比を有する(すなわち、非グアーガラクトマンナンポリマー)。好ましくは、マンノースとガラクトースとの比は約3:1より大きく、及びより好ましくはマンノースとガラクトースとの比は約4:1より大きい。マンノースとガラクトースとの比の分析は、当該技術分野において周知であり、通常ガラクトース含量の測定に基づく。
非グアーガラクトマンナンポリマー誘導体を調製するのに使用されるガムは、通常、植物からの種子又は豆のような天然物質として得られる。種々の非グアーガラクトマンナンポリマーの例としては、タラガム(3部のマンノース/1部のガラクトース)、イナゴマメ(Locust bean)又はイナゴマメ(Carob)(4部のマンノース/1部のガラクトース)、及びカッシアガム(5部のマンノース/1部のガラクトース)が挙げられるが、これらに限定されない。
本発明のパーソナルケア組成物に使用するためのカチオン性ガラクトマンナンポリマー誘導体は、約1,000〜約10,000,000の分子量を有する。本発明の実施形態の1つでは、カチオン性ガラクトマンナンポリマー誘導体は約5,000〜約3,000,000の分子量を有する。本明細書で使用する時、「分子量」という用語は重量平均分子量を意味する。重量平均分子量は、ゲル浸透クロマトグラフィーによって測定されてもよい。
本発明のパーソナルケア組成物は、約0.7meq/g〜約7meq/gのカチオン電荷密度を有するガラクトマンナンポリマー誘導体を含む。本発明の実施形態の1つでは、ガラクトマンナンポリマー誘導体は、約0.9meq/g〜約7meq/gのカチオン電荷密度を有する。ガラクトマンナン構造上のカチオン性基の置換の程度は、上述の必要なカチオン性の電荷密度を提供するのに十分でなくてはならない。
本発明の実施形態の1つでは、ガラクトマンナンポリマー誘導体は、非グアーガラクトマンナンポリマーのカチオン性誘導体であり、これはガラクトマンナンポリマーのヒドロキシル基と反応性第四級アンモニウム化合物との反応によって得られる。カチオン性ガラクトマンナンポリマー誘導体を形成するために用いる好適な第四級アンモニウム化合物には、次の一般式に従うものが挙げられる:
Figure 2008518037
式中、R1、R2、及びR3がメチル又はエチル基である場合;R4は、次の一般式のエポキシアルキル基のいずれかである:
Figure 2008518037
又はR4は次の一般式のハロヒドリン基である:
Figure 2008518037
式中、R5はC1〜C3アルキレンであり;Xは塩素又は臭素であり、ZはCl-、Br-、I-、又はHSO4 -のようなアニオンである。
上述の試薬から形成されるカチオン性の非グアーガラクトマンナンポリマー誘導体は、次の一般式によって表される:
Figure 2008518037
式中、Rは前記ガムである。好ましくは、カチオン性ガラクトマンナン誘導体はガムヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロライドであり、これはより具体的には次の一般式で表すことができる:
Figure 2008518037
本発明の別の実施形態では、ガラクトマンナンポリマー誘導体は、カチオン性ガラクトマンナンポリマー誘導体が更にアニオン性基を含む場合に得られる、正味の正電荷を有する両性ガラクトマンナンポリマー誘導体である。
本発明のパーソナルケア組成物は、ガラクトマンナンポリマー誘導体を組成物の約0.01重量%〜約10重量%、及びより好ましくは約0.05重量%〜約5重量%の範囲で含む。
B.アニオン性界面活性剤系−エトキシレートレベル及びアニオンレベル
本発明のパーソナルケア組成物は、アニオン性界面活性剤系を含む。アニオン性界面活性剤系は、組成物に洗浄性能を提供するために含有させる。アニオン性界面活性剤系には、少なくとも1つのアニオン性界面活性剤と、任意に両性界面活性剤、双極性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、又はこれらの混合物とが含まれている。このような界面活性剤は、本明細書に記載の必須成分と物理的及び化学的に適合すべきであり、さもなければ過度に製品の安定性、審美性、又は性能を損なうべきではない。
本明細書のパーソナルケア組成物中に用いるのに好適なアニオン性界面活性剤成分には、毛髪ケア又は他のパーソナルケア組成物中への使用に既知のものが挙げられる。パーソナルケア組成物中のアニオン性界面活性剤系の濃度は、所望の洗浄及び起泡性能が実現されるよう十分高くするべきであり、一般に、組成物の約5重量%〜約35重量%、好ましくは約8重量%〜約30重量%、より好ましくは約10重量%〜約25重量%の範囲である。
湿潤コンディショニング性能、乾燥コンディショニング性能、及び毛髪上へのコンディショニング成分の付着などのパーソナルケア組成物の性能特性を考察する際に、ポリマー系の潜在性能を最大化するために、界面活性剤の濃度及び種類を最適化することが必要である。本発明のパーソナルケア組成物に用いるアニオン性界面活性剤系は、あるエトキシレートレベル及びアニオンレベルを有し、このエトキシレートレベルは約1〜約6、アニオンレベルは約1.5〜約6であり、両方とも以下で計算される通りである。
最適なエトキシレートレベルは、界面活性剤構造の化学量論に基づいて計算することができ、従ってエトキシレートのモル数が既知である界面活性剤の特定分子量に基づく。同様に、界面活性剤の具体的な分子量及びアニオン化反応の完了測定値をかんがみて、アニオンレベルを計算することができる。界面活性剤系内のエトキシル化又はアニオン化を測定するために分析技術が開発されてきた。特定の界面活性剤系を表すエトキシレートレベル及びアニオンレベル(両方ともモーラーレベル)は、次の方法で個々の界面活性剤のエトキシル化パーセント及びアニオンパーセントから計算される:
組成物のエトキシレートレベル=エトキシル化パーセント×活性なエトキシル化界面活性剤のパーセント(組成物の総重量に基づく)
組成物のアニオンレベル=エトキシル化界面活性剤のアニオンパーセント×活性なエトキシル化界面活性剤のパーセント(組成物の総重量に基づく)+非エトキシル化界面活性剤のアニオンパーセント×活性な非エトキシル化界面活性剤のパーセント(組成物の総重量に基づく)
組成物がそれぞれ異なるアニオンを有する2以上の界面活性剤を含む場合(例えば、界面活性剤Aがサルフェート基を有し、界面活性剤Bがスルホネート基を有する場合)、組成物のアニオンレベルは上記のように計算した各アニオンのモル濃度の合計である。
サンプル計算:
実施例1は、0.294321%のエトキシレート、及びアニオンとして0.188307%のサルフェートを含有するエトキシル化界面活性剤、及びアニオンとして0.266845%のサルフェートを有する非エトキシル化界面活性剤を示している。双方の界面活性剤とも29%活性である。
実施例1のエトキシレートレベル=0.294321X7(活性なエトキシル化界面活性剤の%)。したがって実施例1の組成物中のエトキシレートレベルは、およそ2.06である。
実施例1のアニオンレベル=0.188307×7(活性なエトキシル化界面活性剤の%)+0.266845X7(活性な非エトキシル化界面活性剤の%)。従って、実施例1の組成物のアニオンレベルは、およそ3.19である。
アニオン性界面活性剤系は、サルフェート、スルホネート、スルホスクシネート、イセチオネート、カルボキシレート、ホスフェート、及びホスホネートから成る群から選択されるアニオンを含む、少なくとも1つのアニオン性界面活性剤を含む。好ましくはアニオンはサルフェートである。
パーソナルケア組成物に用いるのに好適な好ましいアニオン性界面活性剤は、アルキルサルフェート及びアルキルエーテルサルフェートである。これらの物質は、それぞれROSO3M及びRO(C24O)xSO3Mの式を有し、式中、Rは炭素原子約8〜約18個のアルキル又はアルケニルであり、xは約1〜約10の値を有する整数であり、Mはカチオン(アンモニウムなど)、アルカノールアミン(トリエタノールアミンなど)、一価金属(ナトリウム及びカリウムなど)、又は多価金属カチオン(マグネシウム、カルシウムなど)である。界面活性剤の溶解度は、選択した特定のアニオン性界面活性剤及びカチオンに左右される。
アルキルサルフェート及びアルキルエーテルサルフェートの双方において、Rは、好ましくは約8〜約18個の炭素原子、より好ましくは約10〜約16個の炭素原子、更により好ましくは約12〜約14個の炭素原子を有する。アルキルエーテルサルフェートは、典型的にはエチレンオキシドと約8〜約24個の炭素原子を有する一価アルコールとの縮合生成物として形成される。アルコールは合成品又は脂肪(例えばココヤシ油、パーム核油、タロー)から誘導することができる。ココヤシ油又はパーム核油から誘導されたラウリルアルコール及び直鎖アルコールが好ましい。前記アルコールを、約0〜約10、好ましくは約2〜約5、より好ましくは約3モル割合のエチレンオキシドと反応させ、例えばアルコール1molにつき平均3molのエチレンオキシドを有する分子種の得られる混合物を硫酸化し、中和させる。
本発明のパーソナルケア組成物に用いてもよいアルキルエーテルサルフェートの具体的かつ非限定的な例としては、ココナツアルキルトリエチレングリコールエーテルサルフェート、タローアルキルトリエチレングリコールエーテルサルフェート、及びタローアルキルヘキサ−オキシエチレンサルフェートのナトリウム塩及びアンモニウム塩が挙げられる。非常に好ましいアルキルエーテルサルフェートは個々の化合物の混合物を含むものであり、前記混合物中の化合物は、約10〜約16個の炭素原子の平均アルキル鎖長及びエチレンオキシド約1〜約4モルの平均エトキシル化度を有する。また、このような混合物には、約0〜約20重量%のC12〜13化合物;約60〜約100重量%のC14〜15〜16化合物;約0〜約20重量%のC17〜18〜19化合物;約3〜約30重量%のエトキシル化度0の化合物;約45〜約90重量%のエトキシル化度約1〜約4の化合物;約10〜約25重量%のエトキシル化度約4〜約8の化合物;及び約0.1〜約15重量%の約8より大きいエトキシル化度の化合物が含まれている。
アニオン性界面活性剤の別の好適な部類は、一般式R1−SO3−Mの有機硫酸反応生成物の水溶性塩であり、式中、R1は8〜24個、好ましくは12〜18個の炭素原子を有する、直鎖又は分枝鎖の飽和脂肪族炭化水素ラジカルから成る群から選択され;Mはカチオンである。重要な例は、8〜24個の炭素原子、好ましくは12〜18個の炭素原子を有するイソ−、ネオ−、インエソ−、及びn−パラフィンを含むメタン系炭化水素と、スルホン化剤(例えば、SO3、H2SO4、発煙硫酸)との、漂白及び加水分解を含む既知のスルホン化法によって得られる有機硫酸反応生成物の塩である。好ましいのは、アルカリ金属及びアンモニウムスルホン化C12〜18n−パラフィンである。
パーソナルケア組成物中に用いるのに好ましいアニオン性界面活性剤には、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウレス硫酸アンモニウム、ラウリル硫酸トリエチルアミン、ラウレス硫酸トリエチルアミン、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウレス硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸モノエタノールアミン、ラウレス硫酸モノエタノールアミン、ラウリル硫酸ジエタノールアミン、ラウレス硫酸ジエタノールアミン、ラウリルモノグリセリド硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム、ラウレス硫酸カリウム、ラウリルサルコシン酸ナトリウム、ラウロイルサルコシン酸ナトリウム、ラウリルサルコシン、ココイルサルコシン、ココイル硫酸アンモニウム、ラウロイル硫酸アンモニウム、ココイル硫酸ナトリウム、ラウロイル硫酸ナトリウム、ココイル硫酸カリウム、ラウリル硫酸カリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ココイル硫酸モノエタノールアミン、ラウリル硫酸モノエタノールアミン、及びこれらの組み合わせが挙げられる。
更に他の好適なアニオン性界面活性剤は、イセチオン酸でエステル化し、水酸化ナトリウムで中和した脂肪酸の反応生成物(例えば、前記脂肪酸はココヤシ油又はパーム核油から誘導される)、及びメチルタウリドの脂肪酸アミドのナトリウム又はカリウム塩(例えば、前記脂肪酸はココヤシ油又はパーム核油から誘導される)である。
シャンプー組成物に用いるのに好適な他のアニオン性界面活性剤はサクシネートであり、その例としては、N−オクタデシルスルホコハク酸二ナトリウム、ラウリルスルホコハク酸二ナトリウム、ラウリルスルホコハク酸ジアンモニウム、N−(1,2−ジカルボキシエチル)−N−オクタデシルスルホコハク酸四ナトリウム、スルホコハク酸ナトリウムのジアミルエステル、スルホコハク酸ナトリウムのジヘキシルエステル、及びスルホコハク酸ナトリウムのジオクチルエステルが挙げられる。
他の好適なアニオン性界面活性剤としては、約10〜約24個の炭素原子を有するオレフィンスルホネートが挙げられる。本文脈においては、「オレフィンスルホネート」という用語は、非錯体化型三酸化イオウによってα−オレフィンをスルホン化し、続いて、前記反応によって形成させたスルホンを全て加水分解させて、対応するヒドロキシ−アルカンスルホネートをもたらすような条件で、酸性反応混合物を中和させることによって生成することのできる化合物を指す。オレフィンスルホネートを誘導させるα−オレフィンは、約10〜約24個の炭素原子、好ましくは約12〜約16個の炭素原子を有するモノ−オレフィンである。好ましくは、それらは直鎖オレフィンである。
本明細書に用いるのに好適な他の部類のアニオン性界面活性剤は、β−アルキルオキシアルカンスルホネートである。これらの界面活性剤は、次の式に従う:
Figure 2008518037
式中、R1は約6〜約20個の炭素原子を有する直鎖アルキル基であり、R2は約1〜約3個の炭素原子、好ましくは1個の炭素原子を有する低級アルキル基であり、Mは前述したような水溶性のカチオンである。
前述したサルフェート、イセチオネート、スルホネート、スルホスクシネートに加えて、アニオン性界面活性剤のその他の潜在的なアニオンとしては、ホスホネート、ホスフェート、及びカルボキシレートが挙げられる。
本発明のパーソナルケア組成物は、更に両性界面活性剤、双極性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、及び非イオン性界面活性剤から成る群から選択される1以上の追加の界面活性剤を含有していてもよい。本明細書のパーソナルケア組成物に用いるのに好適な両性、双極性、カチオン性界面活性剤、又は非イオン性界面活性剤としては、毛髪ケア組成物又は他のパーソナルケア組成物に用いるのに既知のものが挙げられる。このような界面活性剤の濃度は、組成物の約0.5重量%〜約20重量%、好ましくは約1重量%〜約10重量%の範囲であることが好ましい。好適な界面活性剤の非限定例は、米国特許第5,104,646号及び第5,106,609号(共にボリッチ・ジュニア(Bolich,Jr)らに記載されている。
パーソナルケア組成物に用いるのに好適なその他の界面活性剤の非限定例は、マカッチャンの乳化剤及び洗剤(McCutcheon's, Emulsifiers and Detergents)(1989年、年報、M.C.バブリッシング(M. C. Publishing Co.)刊)に記載されている。
C.水性キャリア
本発明のパーソナルケア組成物には水性キャリアが含まれている。キャリアのレベルと種は、他の成分との適合性及び製品の他の所望の特性により選択される。一般に、水性キャリアは、組成物の約20重量%〜約95重量%の量で存在する。水性キャリアは、本発明の組成物が注入可能な液体、ジェル、ペースト、乾燥パウダー、又は乾燥フィルムなどの形態を取り得るように選択することができる。
本発明で有用な水性キャリアには、水及び低級アルキルアルコールの水溶液が挙げられる。本明細書において有用な低級アルキルアルコールは、1〜6個の炭素を有する一価アルコール、より好ましくはエタノール及びイソプロパノールである。
非希釈状態で測定される場合に本発明の組成物のpHは、好ましくは約3〜約9、より好ましくは約4〜約8である。緩衝液及び他のpH調整剤を、望ましいpHを達成するために包含することができる。
D.追加の成分
本発明のパーソナルケア組成物には、更に毛髪ケア又はパーソナルケア製品用として既知の追加成分を1以上、この追加成分が本明細書に記載の必須成分と物理的及び化学的に適合するか、製品の安定性、審美性、又は性能を過度に損なわない場合に含有させてもよい。このような追加成分の個々の濃度は、パーソナルケア組成物の約0.001重量%〜約10重量%にすることができる。
本組成物に用いられるための追加成分の非限定的な例としては、コンディショニング剤(例えば、シリコーン、炭化水素油、脂肪酸エステル)、粒子、抗ふけ剤、懸濁剤、パラフィン系炭化水素、噴射剤、粘度調整剤、染料、不揮発性溶媒又は希釈剤(水溶性及び非水溶性)、真珠光沢助剤、起泡増進剤、追加の界面活性剤又は非イオン補助界面活性剤、殺シラミ剤、pH調整剤、香料、防腐剤、キレート剤、タンパク質、皮膚活性剤、日焼け止め剤、UV吸収剤、及びビタミンが挙げられる。
1.コンディショニング剤
本発明の実施形態の1つでは、パーソナルケア組成物は1以上のコンディショニング剤を含む。コンディショニング剤には、毛髪及び/又は皮膚に特定のコンディショニング利益を与えるために用いる物質が含まれる。本発明の組成物に有用なコンディショニング剤は、典型的には、乳化液体粒子を形成する非水溶性の水分散性不揮発性液体を含む。本組成物に用いるのに好適なコンディショニング剤は、一般にシリコーン(例えば、シリコーンオイル、カチオン性シリコーン、シリコーンガム、屈折率の高いシリコーン、及びシリコーン樹脂)、有機コンディショニングオイル(例えば、炭化水素油、ポリオレフィン、及び脂肪酸エステル)若しくはこれらの組み合わせとして特徴付けられるコンディショニング剤、又はさもなければ水性界面活性剤マトリックス中に液状の分散した粒子を形成するコンディショニング剤である。
1以上のコンディショニング剤は、組成物の約0.01重量%〜約10重量%、好ましくは約0.1重量%〜約8重量%、より好ましくは約0.2重量%〜約4重量%で存在する。
本発明の組成物の好ましい実施形態では、コンディショニング剤とガラクトマンナンンポリマー誘導体との重量比は、少なくとも約2:1である。
a.シリコーンコンディショニング剤
本発明の組成物のコンディショニング剤は、非水溶性のシリコーンコンディショニング剤であってもよい。シリコーンコンディショニング剤は、揮発性シリコーン、不揮発性シリコーン、又はこれらの組み合わせを含んでもよい。シリコーンコンディショニング剤粒子は、シリコーン流体コンディショニング剤を含んでもよく、またシリコーン流体の付着効率を改善するか又は毛髪の光沢度を高めるための他の成分(シリコーン樹脂など)を更に含んでもよい。
好適なシリコーンコンディショニング剤、及びシリコーンのための任意の懸濁剤の非限定的な例は、米国再発行特許第34,584号、米国特許第5,104,646号、及び米国特許第5,106,609号に記載されている。本発明の組成物に用いるシリコーンコンディショニング剤の粘度は、25℃で測定した場合で、好ましくは約2E−5m2/s(20cst)〜約2m2/s(2,000,000センチストークス(「cst」))、より好ましくは約0.001m2/s(1,000cst)〜約1.8m2/s(1,800,000cst)、更により好ましくは約0.01m2/s(10,000cst)〜約1.5m2/s(1,500,000cst)、より好ましくは約0.02m2/s(20,000cst)〜約0.1m2/s(1,000,000cst)である。
本発明の不透明な組成物の実施形態では、パーソナルケア組成物は、パーソナルケア組成物にて測定される場合に約1μm〜約50μmの粒径を有する不揮発性シリコーンオイルを含む。毛髪に小さな粒子を適用するための本発明の実施形態では、パーソナルケア組成物は、パーソナルケア組成物中で測定した場合、約100nm〜約1μmの粒径を有する不揮発性シリコーンオイルを含む。本発明のほぼ透明な組成物の実施形態は、パーソナルケア組成物中で測定した場合、約100nm未満の粒径を有する不揮発性シリコーンオイルを含む。
本発明の組成物に用いるのに好適な不揮発性シリコーンオイルは、有機変性シリコーン及びフッ素変性シリコーンから選択することができる。本発明のある実施形態では、不揮発性シリコーンオイルは、アルキル基、アルケニル基、ヒドロキシル基、アミン基、四級基、カルボキシル基、脂肪酸基、エーテル基、エステル基、メルカプト基、サルフェート基、スルホネート基、ホスフェート基、プロピレンオキシド基、及びエチレンオキシド基から成る群から選択される有機基を含む有機変性シリコーンである。本発明の特定実施形態では、不揮発性シリコーンオイルはジメチコンである。
シリコーン流体、ガム、及び樹脂、並びにシリコーンの製造を論じる項を含むシリコーンの背景資料は、高分子工業科学百科辞典(Encyclopedia of Polymer Science and Engineering)、第15巻、第2版(ジョン・ワイリー・アンド・サンズ社(John Wiley & Sons, Inc.)、1989年)、204〜308ページに書かれている。
本発明の組成物に用いるのに好適なシリコーン流体は、米国特許第2,826,551号、米国特許第3,964,500号、米国特許第4,364,837号、英国特許849,433、及び「シリコン化合物(Silicon Compounds)」(ペトラルク・システムズ社(Petrarch Systems,Inc.)、1984年)に開示されている。
b.有機コンディショニングオイル
本発明の組成物のコンディショニング剤は、少なくとも1つの有機コンディショニングオイルを単独で、又は前記のシリコーンなどの他のコンディショニング剤と組み合わせて含むこともできる。
i.炭化水素油
本発明の組成物においてコンディショニング剤として使用するために適した有機コンディショニングオイルとしては、少なくとも約10個の炭素原子を有する炭化水素油、例えば、環状炭化水素、直鎖脂肪族炭化水素(飽和又は不飽和)、及び分枝鎖脂肪族炭化水素(飽和又は不飽和)(これらのポリマー及びこれらの混合物を含む)が挙げられるが、これらに限定されない。直鎖炭化水素油は、好ましくは約C12〜約C19である。分枝鎖炭化水素油(炭化水素ポリマーを含む)は典型的には19個より多い炭素原子を含有する。
ii.ポリオレフィン
本発明の組成物に用いるための有機コンディショニングオイルとしてはまた、液体ポリオレフィン、より好ましくは液体ポリ−α−オレフィン、より好ましくは水素添加液体ポリ−α−オレフィンを挙げることができる。本明細書に用いるポリオレフィンは、C4〜約C14オレフィンモノマー、好ましくは約C6〜約C12オレフィンモノマーの重合によって調製される。
iii.脂肪酸エステル
本発明の組成物でコンディショニング剤として使用するのに好適なその他の有機コンディショニングオイルとしては、少なくとも10個の炭素原子を有する脂肪酸エステルが挙げられる。これらの脂肪酸エステルは、脂肪酸又はアルコールから誘導されたヒドロカルビル鎖を有するエステルを含む。この脂肪酸エステルのヒドロカルビルラジカルは、アミド及びアルコキシ部分のようなその他の適合性のある官能基を含むか、又はそこへ共有結合することができる(例えばエトキシ又はエーテル結合等)。
iv.フッ素化コンディショニング化合物
有機コンディショニングオイルとして毛髪又は皮膚にコンディショニングを提供するのに好適なフッ素化化合物としては、ペルフルオロポリエーテル、過フッ化オレフィン、前述したシリコーン流体のような流体又はエラストマーの形態を取り得るフッ素系特製ポリマー、及び過フッ化ジメチコンが挙げられる。
v.脂肪族アルコール
本発明のパーソナルケア組成物に用いるのに好適なその他の有機コンディショニングオイルとしては、少なくとも約10個の炭素原子、より好ましくは約10〜約22個の炭素原子、最も好ましくは約12〜約16個の炭素原子を有する脂肪族アルコールが挙げられるが、これらに限定されない。
vi.アルキルグルコシド及びアルキルグルコシド誘導体
本発明のパーソナルケア組成物に用いるのに好適な有機コンディショニングオイルとしては、アルキルグルコシド及びアルキルグルコシド誘導体が挙げられるが、これらに限定されない。好適なアルキルグルコシド及びアルキルグルコシド誘導体の具体的かつ非限定的な例としては、アマコール(Amerchol)から市販されているグルカム(Glucam)E−10、グルカム(Glucam)E−20、グルカム(Glucam)P−10、及びグルククワット(Glucquat)125が挙げられる。
c.その他のコンディショニング剤
i.第四級アンモニウム化合物
本発明のパーソナルケア組成物にコンディショニング剤として用いるのに好適な第四級アンモニウム化合物としては、アミド部分のようなカルボニル部分、又はリン酸エステル部分若しくは類似の親水性部分を有する長鎖置換基を有する親水性第四級アンモニウム化合物が挙げられるが、これらに限定されない。
有用な親水性第四級アンモニウム化合物の例としては、CTFA化粧品用語集(CTFA Cosmetic Dictionary)において、リシノールアミドプロピルトリモニウムクロライド、リシノールアミドトリモニウムエチルサルフェート、ヒドロキシステアルアミドプロピルトリモニウムメチルサルフェート、及びヒドロキシステアルアミドプロピルトリモニウムクロライドと指定される化合物、又はこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。
ii.ポリエチレングリコール
コンディショニング剤として本明細書で有用な追加の化合物としては、CTFA名称PEG−200、PEG−400、PEG−600、PEG−1000、PEG−2M、PEG−7M、PEG−14M、PEG−45Mなどの、分子量が約2,000,000以下のポリエチレングリコール及びポリプロピレングリコール、及びこれらの混合物が挙げられる。
2.天然カチオン沈着ポリマー
本発明のパーソナルケア組成物はまた、天然カチオン沈着ポリマーを含有していてもよい。一般に、このような天然カチオン沈着ポリマーは、組成物の約0.05重量%〜約5重量%の濃度で存在できる。好適な天然カチオン沈着ポリマーの分子量は約5,000より大きい。更に、このような天然沈着ポリマーの電荷密度は、パーソナルケア組成物の使用目的のpH下において約0.5meq/g〜約4.0meq/gであり、前記pHは一般にpH約3〜pH約9、好ましくはpH約4〜pH約8である。本発明の組成物のpHは非希釈状態で測定する。
好適な天然カチオン沈着ポリマーには、次の式に従うものが含まれる。
Figure 2008518037
式中、Aはセルロースアンヒドログルコース残基などのアンヒドログルコース残基であり、Rはアルキレンオキシアルキレン、ポリオキシアルキレン、又はヒドロキシアルキレン基、もしくはこれらの組み合わせであり;R1、R2、及びR3は独立して、アルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、アルコキシアルキル、もしくはアルコキシアリール基であり、各基は約18個までの炭素原子を含有し、各カチオン性部分の炭素原子の総数(即ち、R1、R2、及びR3にある炭素原子の合計)は、好ましくは約20以下であり、Xはアニオン性対イオンである。このような対イオンの非限定的な例としては、ハロゲン化物(例えば、塩素、フッ素、臭素、ヨウ素)、サルフェート及びメチルサルフェートが挙げられる。これらの多糖ポリマーのカチオン置換度は、一般に無水グルコース単位当たりのカチオン性基が約0.01〜約1である。
本発明の実施形態の1つでは、天然カチオン沈着ポリマーは、トリメチルアンモニウム置換エポキシドと反応したヒドロキシエチルセルロースの塩であり、当業界(CTFA)ではポリクオタニウム10と呼ばれており、アマコール(Amerchol Corp.)(米国、ニュージャージー州エジソン)から入手可能である。
好適な天然カチオン性ポリマーとしてはまた、カチオン性加水分解デンプンポリマー、例えば分解カチオン性メイズデンプン、カチオン性タピオカ、カチオン性ポテトデンプン、及びこれらの混合物から選択されるポリマーが挙げられる。
3.合成カチオン沈着ポリマー
本発明のパーソナルケア組成物は、更に合成カチオン沈着ポリマーを含有していてもよい。一般に、このような合成カチオン沈着ポリマーは、組成物の約0.025重量%〜約5重量%の濃度で存在できる。このような合成カチオン沈着ポリマーの分子量は約1,000〜約5,000,000である。更に、このような合成カチオン沈着ポリマーの電荷密度は約0.5meq/g〜約10meq/gである。
好適な合成カチオン沈着ポリマーとしては、水溶性又は分散性のカチオン性非架橋コンディショニングコポリマーのうち、(i)1以上のカチオン性モノマー単位、及び(ii)1以上の非イオン性モノマー単位又は末端に負電荷を有するモノマー単位を有し、前記コポリマーが更に正味の正電荷、約0.5〜約10meq/gのカチオン電荷密度、及び約1,000〜約5,000,000の平均分子量を有するものが挙げられる。
好適な合成カチオン沈着ポリマーの非限定的な例は、米国特許出願公開US2003/0223951A1号(ゲアリ(Geary)ら)に記載されている。
4.抗ふけ活性物質
本発明の組成物はまた、抗ふけ活性物質を含有してもよい。抗ふけ活性物質の好適な非限定的な例としては、ピリジンチオン塩、アゾール、硫化セレン、粒子状イオウ、角質溶解剤、及びこれらの混合物が挙げられる。このような抗ふけ活性物質は、物理的及び化学的に組成物の必須成分と適合すべきであり、さもなければ過度に製品の安定性、審美性、又は性能を損なうべきではない。
ピリジンチオン抗菌剤及び抗ふけ剤は、例えば、米国特許第2,809,971号、米国特許第3,236,733号、米国特許第3,753,196号、米国特許第3,761,418号、米国特許第4,345,080号、米国特許第4,323,683号、米国特許第4,379,753号、及び米国特許第4,470,982号に記載されている。
アゾール抗菌剤には、クリンバゾール及びケトコナゾールなどのイミダゾールが含まれる。
硫化セレン化合物は、例えば、米国特許第2,694,668号、米国特許第3,152,046号、米国特許第4,089,945号、及び米国特許第4,885,107号に記載されている。
イオウもまた、本発明の抗菌性組成物において粒子状抗菌性/抗ふけ剤として使用することができる。
本発明は、サリチル酸のような1以上の角質溶解剤を更に含んでいてもよい。
本発明の追加の抗菌活性物質は、コバノブラッシノキ(ティートリー)及び炭の抽出物を含んでいてもよい。
組成物中に抗ふけ活性物質が存在する場合、抗ふけ活性物質は組成物の約0.01重量%〜約5重量%、好ましくは約0.1重量%〜約3重量%、及びより好ましくは約0.3重量%〜約2重量%の量で含まれる。
5.粒子
本発明の組成物は、任意に粒子を含有していてもよい。本発明に有用な粒子は、無機、合成、又は半合成にすることができる。本発明の組成物には、組成物の約20重量%以下、より好ましくは約10重量%以下、及び更に好ましくは2重量%以下の分散した非水溶性粒子を添加することが好ましい。本発明の実施形態では、粒子の平均粒径は約300μm未満である。
無機粒子の非限定例としては、コロイド状シリカ、ヒュームドシリカ、沈殿シリカ、シリカゲル、ケイ酸マグネシウム、ガラス粒子、タルク、雲母、絹雲母が挙げられ、及び、ベントナイト、ヘクトライト、及びモンモリロナイトなどの種々の天然及び合成粘土が挙げられる。
合成粒子の例として、シリコーン樹脂、ポリ(メタ)アクリレート、ポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリアミド(例えばナイロン(登録商標))、エポキシ樹脂、尿素樹脂、及びアクリル粉末などが挙げられる。
混合粒子の非限定例としては、絹雲母及び架橋ポリスチレンの混合粉末、雲母及びシリカの混合粉末が挙げられる。
6.乳白剤
本発明の組成物は、更に1以上の乳白剤を含有していてもよい。乳白剤は、一般に組成物に色や真珠光沢などの望ましい審美利益を付与するために洗浄組成物で使用されるものである。本発明の組成物には、組成物の約20重量%以下、より好ましくは約10重量%以下、及び更に好ましくは2重量%以下の乳白剤を添加することが好ましい。
好適な乳白剤としては、例えば、ヒュームドシリカ、ポリメチルメタクリレート、微粉化テフロン(登録商標)、窒化ホウ素、硫酸バリウム、アクリレートポリマー、ケイ酸アルミニウム、オクテニルコハク酸デンプンアルミニウム、ケイ酸カルシウム、セルロース、チョーク、コーンスターチ、珪藻土、フラー土、グリセリルスターチ、水和シリカ、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、三ケイ酸マグネシウム、マルトデキストリン、微結晶セルロース、コメデンプン、シリカ、二酸化チタン、ラウリン酸亜鉛、ミリスチン酸亜鉛、ネオデカン酸亜鉛、ロジン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛、ポリエチレン、アルミナ、アタパルジャイト、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、デキストラン、ナイロン、シリル化シリカ、シルクパウダー、大豆粉、酸化第一スズ、水酸化チタン、リン酸三マグネシウム、クルミ殻粉末、又はこれらの混合物が挙げられる。上述の粉末は、レシチン、アミノ酸、鉱油、シリコーンオイル、又は単独のもしくは組み合わせによる様々なその他の剤により表面処理されてもよく、これらは粉末表面をコーティングし粒子を性質上疎水性にする。
乳白剤は、更に種々の有機及び無機顔料を含有していてもよい。有機顔料は、一般に、アゾ、インジゴイド、トリフェニルメタン、アントラキノン、キサンチン染料などの種々の芳香族種である。無機顔料としては、酸化鉄、ウルトラマリン、及びクロム、又は水酸化クロムカラー、及びこれらの混合物が挙げられる。
7.懸濁剤
本発明の組成物は、非水溶性物質を組成物中に分散させた形態で懸濁するために、又は組成物の粘度を変性するために有効な濃度で、懸濁剤を更に含んでもよい。かかる濃度は、一般に組成物の約0.1重量%〜約10重量%、好ましくは約0.3重量%〜約5.0重量%の懸濁剤の範囲である。
本明細書で有用な懸濁剤としては、アニオン性ポリマー及び非イオン性ポリマーが挙げられる。本明細書で有用な懸濁剤は、架橋アクリル酸ポリマー(CTFA名称カルボマー)などのビニルポリマーである。
その他の任意の懸濁剤としては、アシル誘導体、長鎖アミンオキシド、及びこれらの混合物として分類され得る結晶性懸濁剤が挙げられる。これらの懸濁剤は、米国特許第4,741,855号に記載されている。これらの好ましい懸濁剤には、好ましくは約16〜約22個の炭素原子を有する脂肪酸のエチレングリコールエステルが挙げられる。より好ましいのは、モノステアレート及びジステアレート両方のエチレングリコールステアレートであるが、特に約7%未満のモノステアレートを含有するジステアレートが好ましい。
他の好適な懸濁剤には、好ましくは約16〜約22個の炭素原子、より好ましくは約16〜18個の炭素原子を有する脂肪酸のアルカノールアミドが挙げられ、その好ましい例には、ステアリンモノエタノールアミド、ステアリンジエタノールアミド、ステアリンモノイソプロパノールアミド、及びステアリンモノエタノールアミドステアレートが挙げられる。
その他の長鎖アシル誘導体としては、長鎖脂肪酸の長鎖エステル(例えば、ステアリルステアレート、セチルパルミテートなど);長鎖アルカノールアミドの長鎖エステル(例えば、ステアラミドジエタノールアミドジステアレート、ステアラミドモノエタノールアミドステアレート);及びグリセリルエステル(例えば、グリセリルジステアレート、トリヒドロキシステアリン、トリベヘニン)が挙げられ、その市販例はレオックス社(Rheox,Inc.)より入手可能なチキシン(Thixin)Rである。長鎖アシル誘導体、長鎖カルボン酸のエチレングリコールエステル、長鎖アミンオキシド、及び長鎖カルボン酸のアルカノールアミドは上記に列挙した好ましい物質に加えて、懸濁剤として用いられ得る。
8.パラフィン系炭化水素
本発明の組成物は、1以上のパラフィン系炭化水素を含有してもよい。本発明の組成物に用いるのに好適なパラフィン系炭化水素としては、毛髪ケア組成物又はその他のパーソナルケア組成物での使用に既知の物質、例えば約21℃(約70°F)以上において、0.1MPa(1atm)の蒸気圧を有するものが挙げられる。非限定的な例としては、ペンタン及びイソペンタンが挙げられる。
9.噴射剤
本発明の組成物はまた、1以上の噴射剤を含有してもよい。本発明の組成物に用いるのに好適な噴射剤としては、毛髪ケア組成物又はその他のパーソナルケア組成物での使用に既知の物質(液化ガス噴射剤及び圧縮ガス噴射剤など)が挙げられる。好適な噴射剤は、約21℃(約70°F)未満において0.1MPa(1atm)の蒸気圧を有する。好適な噴射剤の非限定的な例は、アルカン、イソアルカン、ハロアルカン、ジメチルエーテル、窒素、亜酸化窒素、二酸化炭素、及びこれらの混合物である。
10.その他の任意成分
本発明の組成物は、芳香剤を含有していてもよい。
本発明の組成物は、ビタミンB1、B2、B6、B12、C、パントテン酸、パントテニルエチルエーテル、パンテノール、ビオチン、及びこれらの誘導体、並びにビタミンA、D、E、及びそれらの誘導体などの水溶性及び非水溶性ビタミンを含有していてもよい。また、本発明の組成物は、アスパラギン、アラニン、インドール、グルタミン酸、及びそれらの塩、並びにチロシン、トリプタミン、リジン、ヒスタジン、及びこれらの塩などの水溶性及び非水溶性アミノ酸を含有していてもよい。
本発明の組成物は、塩化ナトリウムなどの一価又は二価の塩を含有していてもよい。
本発明の組成物はまた、キレート剤を含有してもよい。
本発明の組成物は、更に脱毛防止及び発毛促進剤又は発毛剤に有用な物質を含有していてもよい。
E.製造方法
本発明の組成物は一般に、室温又は高温、例えば約72℃のいずれかにおいて、成分を共に混合することにより製造されてもよい。固体成分が組成物中に存在する場合のみ熱を使用する必要がある。成分は、バッチ加工温度で混合する。電解質、ポリマー、芳香剤、及び粒子を含む追加成分は、室温で製品に添加してもよい。
F.毛髪又は皮膚を処置する方法
本発明のパーソナルケア組成物は、従来の方法で、毛髪又は皮膚を洗浄及びコンディショニングするために用いられる。一般に、本発明の毛髪又は皮膚を処置する方法には、本発明のパーソナルケア組成物を毛髪又は皮膚に適用する工程が含まれる。更に詳細には、パーソナルケア組成物の有効量を好ましくは水でぬらした毛髪又は皮膚に適用して、その後、パーソナルケア組成物を洗い流す。前記有効量は、一般に約1g〜約50g、好ましくは約1g〜約20gの範囲である。毛髪への適用は、典型的には、ほとんど又はすべての毛髪が組成物と接触するように組成物を毛髪全体に行き渡らせることを含む。
毛髪又は皮膚を処置するための本方法は、(a)毛髪又は皮膚を水で濡らす工程;(b)この毛髪又は皮膚に有効量のパーソナルケア組成物を適用する工程、及び(c)この皮膚又は毛髪の適用された領域を水ですすぐ工程を含む。これらの工程は、所望の洗浄及びコンディショニング利益を達成するために所望する場合は何度も繰り返すことができる。
本発明のパーソナルケア組成物は、添加された噴射剤と共に加圧容器に入れられた液体、固体、半固体、フレーク、ジェルとして、又はポンプ式スプレーの形態で使用することができる。製品の粘度は、望ましい形態に対応するように選択することができる。
非限定的な実施例
以下の実施例に示す組成物は、本発明の組成物の具体的な実施形態を説明したものであるが、これらに限定することを意図したものではない。その他の修正は、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、当業者により実行され得る。例示したこれら本発明の組成物の実施形態は、コンディショニング剤の毛髪及び/又は皮膚への付着を増大させる。
次の実施例で説明される組成物は、従来の配合及び混合方法によって調製するが、その例は上に記載してある。例示したすべての量は重量パーセントで記載され、特に指定されない限り、希釈剤、防腐剤、着色剤溶液、イメージ成分、植物などの微量物質は除外してある。
以下の実施例は、本発明のシャンプー組成物の代表的なものである。
Figure 2008518037
1 カチオン性ガラクトマンナン、MW=200,000;CD=2.4meq/g
2 カチオン性ガラクトマンナン、MW=200,000;CD=3.0meq/g
3 両性ガラクトマンナン、MW=200,000
4 29%活性のラウレス硫酸ナトリウム、供給元:P&G
5 29%活性のラウリル硫酸ナトリウム、供給元:P&G
6 ミラノール(Miranol)C2M、Conc NP、40%活性、供給元:ロディア(Rhodia)。
7 テゴベタイン(Tegobetaine)F−B、30%活性、供給元:ゴールドシュミット・ケミカルズ(Goldschmidt Chemicals)
8 プロミディアム(Promidium)2、供給元ユニケマ(Unichema)
9 塩化ナトリウムUSP(食品等級)、供給元モートン(Morton)
Figure 2008518037
1 カチオン性ガラクトマンナン、MW=200,000;CD=2.4meq/g
2 カチオン性ガラクトマンナン、MW=200,000;CD=3.0meq/g
3 両性ガラクトマンナン、MW=200,000
4 29%活性のラウレス硫酸ナトリウム、供給元:P&G
5 29%活性のラウリル硫酸ナトリウム、供給元:P&G
6 ダウ・コーニング・シリコーン・マイクロエマルション(Dow Corning Silicone Micro−emulsion)DC−1870:内相粘度=72Pa・s(72,000cps);粒径30nmのジメチコノールでTEAドデシルベンゼンスルホネート及びラウレス23を主要界面活性剤として使用、25%活性シリコーン
7 ダウ・コーニング実験用サンプル(Dow Corning Experimental Sample)2−1865バッチ#19238−8:内相粘度=44Pa・s(44,000cps);粒径30nmのジメチコノールでTEAドデシルベンゼンスルホネート及びラウレス23を主要界面活性剤として使用、25%活性シリコーン
8 ダウ・コーニング実験用サンプル(Dow Corning Experimental Sample)2−1865バッチ#19238−7:内相粘度=34Pa・s(34,000cps);粒径30nmのジメチコノールでTEAドデシルベンゼンスルホネート及びラウレス23を主要界面活性剤として使用、25%活性
9 実験用マイクロエマルション内相粘度=25.4Pa・s(25,400cps);粒径30nmのジメチコノール、ダウ・コーニング(Dow Corning)水蒸気ストリッピング方法により得られた<1%D4、25%活性シリコーン、供給元:ダウ・コーニング(DowCorning)
10 ミラノール(Miranol)C2M、Conc NP、40%活性、供給元:ロディア(Rhodia)。
11 テゴベタイン(Tegobetaine)F−B、30%活性、供給元:ゴールドシュミット・ケミカルズ(Goldschmidt Chemicals)
12 プロミディアム(Promidium)2、供給元ユニケマ(Unichema)
13 モナミド(Monamid)CMA、供給元ゴールドシュミット・ケミカル(Goldschmidt Chemical)
14 塩化ナトリウムUSP(食品等級)、供給元モートン(Morton)。
Figure 2008518037
1 カチオン性ガラクトマンナン、MW=200,000;CD=2.4meq/g
2 カチオン性ガラクトマンナン、MW=200,000;CD=3.0meq/g
3 29%活性のラウレス硫酸ナトリウム、供給元:P&G
4 29%活性のラウリル硫酸ナトリウム、供給元:P&G
5 ダウ・コーニング(Dow Corning)ジメチコンエマルションDC−1664;3ミクロン粒径;50%活性
6 ミラノール(Miranol)C2M、Conc NP、40%活性、供給元:ロディア(Rhodia)。
7 テゴベタイン(Tegobetaine)F−B、30%活性、供給元:ゴールドシュミット・ケミカルズ(Goldschmidt Chemicals)
8 プロミディアム(Promidium)2、供給元ユニケマ(Unichema)
9 エチレングリコールジステアレート、EGDSピュア(EGDS Pure)、供給元ゴールドシュミット・ケミカル(Goldschmidt Chemical)
10 塩化ナトリウムUSP(食品等級)、供給元モートン(Morton)。
Figure 2008518037
1 カチオン性ガラクトマンナン、MW=200,000;CD=2.4meq/g
2 カチオン性ガラクトマンナン、MW=200,000;CD=3.0meq/g
3 29%活性のラウレス硫酸ナトリウム、供給元:P&G
4 29%活性のラウリル硫酸ナトリウム、供給元:P&G
5 47.3%活性のアルキルグリセリル硫酸ナトリウム、供給元:P&G
6 ジメチコンガム・ビスカシル(Viscasil)330M;3ミクロン粒径;50%活性、供給元ゼネラル・エレクトリック(General Electric)
7 ミラノール(Miranol)C2M、Conc NP、40%活性、供給元:ロディア(Rhodia)。
8 テゴベタイン(Tegobetaine)F−B、30%活性、供給元:ゴールドシュミット・ケミカルズ(Goldschmidt Chemicals)
9 プロミディアム(Promidium)2、供給元ユニケマ(Unichema)
10 エチレングリコールジステアレート、EGDSピュア(EGDS Pure)、供給元ゴールドシュミット・ケミカル(Goldschmidt Chemical)
11 塩化ナトリウムUSP(食品等級)、供給元モートン(Morton)。
Figure 2008518037
1 カチオン性ガラクトマンナン、MW=200,000;CD=2.4meq/g
2 カチオン性ガラクトマンナン、MW=200,000;CD=3.0meq/g
3 ポリクオタニウム10ポリマー、MW=2.0MM、電荷密度=0.7
4 ユーケアポリマー(UCare Polymer)JR30M、MW=2.0MM、電荷密度=1.32meq/g、供給元:ダウ・ケミカルズ(Dow Chemicals)
5 ユーケアポリマー(UCare Polymer)KG30M、MW=2.0MM、電荷密度=1.96meq/g、供給元ダウ・ケミカルズ(Dow Chemicals)
6 ジャガー・エクセル(Jaguar Excel)、供給元:ロディア(Rhodia)。
7 29%活性のラウレス硫酸ナトリウム、供給元:P&G
8 29%活性のラウリル硫酸ナトリウム、供給元:P&G
9 ダウ・コーニング・シリコーン・マイクロエマルション(Dow Corning Silicone Micro−emulsion)DC−1870:内相粘度=72Pa・s(72,000cps);粒径30nmのジメチコノールでTEAドデシルベンゼンスルホネート及びラウレス23を主要界面活性剤として使用、25%活性シリコーン
10 ダウ・コーニング実験用サンプル(Dow Corning Experimental Sample)2−1865バッチ#19238−8:内相粘度=44Pa・s(44,000cps);粒径30nmのジメチコノールでTEAドデシルベンゼンスルホネート及びラウレス23を主要界面活性剤として使用、25%活性シリコーン
11 ダウ・コーニング実験用サンプル(Dow Corning Experimental Sample)2−1865バッチ#19238−7:内相粘度=34Pa・s(34,000cps);粒径30nmのジメチコノールでTEAドデシルベンゼンスルホネート及びラウレス23を主要界面活性剤として使用、25%活性
12 実験用マイクロエマルション内相粘度=25.4Pa・s(25,400cps);粒径30nmのジメチコノール、ダウ・コーニング(Dow Corning)水蒸気ストリッピング方法により得られた<1%D4、25%活性シリコーン、供給元:ダウ・コーニング(Dow Corning)
13 ミラノール(Miranol)C2M、Conc NP、40%活性、供給元:ロディア(Rhodia)。
14 テゴベタイン(Tegobetaine)F−B、30%活性、供給元:ゴールドシュミット・ケミカルズ(Goldschmidt Chemicals)
15 プロミディアム(Promidium)2、供給元ユニケマ(Unichema)
16 塩化ナトリウムUSP(食品等級)、供給元モートン(Morton)。
Figure 2008518037
1 カチオン性ガラクトマンナン、MW=200,000;CD=2.4meq/g
2 29%活性のラウレス硫酸ナトリウム、供給元:P&G
3 29%活性のラウリル硫酸ナトリウム、供給元:P&G
4 アミノシリコーン;供給元ゼネラル・エレクトリック(General Electric);末端アミノプロピル置換、
Figure 2008518037
5 DC2−8194アミノシリコーン:供給元ダウ・コーニング(Dow Corning)、粒径 〜30nm
6 クロモルリエント(Cromollient)SCE、供給元クローダ(Croda)
7 モナミド(Monamid)CMA、供給元ゴールドシュミット・ケミカル(Goldschmidt Chemical)
8 ミラノール(Miranol)C2M、Conc NP、40%活性、供給元:ロディア(Rhodia)。
9 テゴベタイン(Tegobetaine)F−B、30%活性、供給元:ゴールドシュミット・ケミカル(Goldschmidt Chemical)
10 プロミディアム(Promidium)2、供給元ユニケマ(Unichema)
11 エチレングリコールジステアレート、EGDSピュア(EGDS Pure)、供給元ゴールドシュミット・ケミカル(Goldschmidt Chemical)
12 塩化ナトリウムUSP(食品等級)、供給元モートン(Morton)。
「発明を実施するための最良の形態」で引用したすべての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に関して先行技術であることを容認するものとして解釈されるべきではない。この文書における用語のあらゆる意味又は定義が、参考として組み込まれる文献における用語のあらゆる意味又は定義と対立する範囲内においては、本文書における用語に与えられた意味又は定義が適用される。
本発明の特定の実施形態が例示及び説明されてきたが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を行えることが当業者には明白であろう。従って、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。

Claims (10)

  1. a)0.01重量%〜10重量%のガラクトマンナンポリマー誘導体であって、モノマー対モノマーベースでマンノースとガラクトースとの比が2:1より大きく、該ガラクトマンナンポリマー誘導体が、カチオン性ガラクトマンナンポリマー誘導体及び正味の正電荷を有する両性ガラクトマンナンポリマー誘導体から成る群から選択されるガラクトマンナンポリマー誘導体;
    i)該ガラクトマンナンポリマー誘導体は1,000〜10,000,000の分子量を有し;及び
    ii)該ガラクトマンナンポリマー誘導体は0.7meq/g〜7meq/gのカチオン電荷密度を有する;
    b)5重量%〜35重量%のアニオン性界面活性剤系であって、該アニオン性界面活性剤系が少なくとも1つのアニオン性界面活性剤を含み、エトキシレートレベル及びアニオンレベルを有するアニオン性界面活性剤系、
    i)該エトキシレートレベルは1〜6であり、及び
    ii)該アニオンレベルは1.5〜6である;並びに
    c)水性キャリア、
    を含むパーソナルケア組成物。
  2. 前記ガラクトマンナンポリマー誘導体が0.9meq/g〜7meq/gのカチオン電荷密度を有する、請求項1に記載のパーソナルケア組成物。
  3. 前記ガラクトマンナンポリマー誘導体が5,000〜3,000,000の分子量を有する、請求項1又は2に記載のパーソナルケア組成物。
  4. 前記アニオン性界面活性剤がサルフェート、スルホネート、スルホサクシネート、イセチオネート、カルボキシレート、ホスフェート、及びホスホネートから成る群から選択されるアニオンを含む、好ましくはサルフェートから選択されるアニオンを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
  5. 更に、分子量が5,000を越え、電荷密度が0.5meq/g〜4.0meq/gである天然カチオン沈着ポリマーを0.05重量%〜5重量%含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
  6. 更に、分子量が1,000〜5,000,000、電荷密度が0.5〜10meq/gの合成カチオン沈着ポリマーを0.025重量%〜5重量%含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
  7. コンディショニング剤、抗ふけ活性物質、粒子、乳白剤、懸濁剤、パラフィン系炭化水素、噴射剤、及び一価塩又は二価塩から成る群から選択される1以上の追加成分を更に含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
  8. 前記コンディショニング剤と前記ガラクトマンナンポリマー誘導体との重量比が少なくとも2:1である、請求項7に記載のパーソナルケア組成物。
  9. 前記コンディショニング剤が、シリコーンコンディショニング剤、炭化水素油、ポリオレフィン、脂肪酸エステル、及びこれらの混合物から成る群から選択される、請求項7又は8に記載のパーソナルケア組成物。
  10. a)前記毛髪又は皮膚に請求項1〜9のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物を適用する工程;及び
    b)前記毛髪又は皮膚を水ですすぐ工程を含む、
    毛髪又は皮膚を処置する方法。
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