JP2008516837A - 読書灯を備えた表示モニタを有する航空機座席 - Google Patents

Abstract

【課題】
【解決手段】 航空機座席（３）の個人用読書灯（１１）を開示する。読書灯は、座席の背もたれ（７）に取り付けられた個人用視覚表示モニタ組立体（５）の一部を構成する。読書灯は、背もたれに面している乗客のすぐ前の空間に光を後方に導くように取り付けられる。一実施形態では、組立体は、背もたれに対して調整可能であり、読書灯は、組立体の他の構成要素に対して調整可能である。その結果、光の向きをかなり変化させることができる。
【選択図】 図２

Description

本発明は、航空機内の乗客の個人用読書灯に関する。

本発明は、また、乗客の個人用読書灯を備えた航空機に関する。

航空機内に乗客の個人用読書灯を備えていることは知られている。

商業用航空機で広く使用されている乗客用読書灯の１つの既知のタイプは、航空機の客室の天井に取り付けられ、座席の乗客が座席のアームレスト上のスイッチによって操作できる各座席ごとの個別のライトを備えたものである。

天井に取り付けられた読書灯の１つの不都合は、読書灯が乗客から遠く離れていることにより生じる。その結果、読書灯が他の乗客からよく見え、乗客に迷惑なことがある。

天井に取り付けられた読書灯のもう１つの不都合は、各読書灯が照明する領域を照明が関連した特定の座席に制限しようとしても、その読書灯が、常に特定の座席よりも広い領域を照明してしまい、読書灯のすぐ近くの他の乗客に迷惑をかけることである。

以上の段落で説明した読書灯よりも個人用に構成され、商業用航空機でも使用されている他の既知のタイプの読書灯は、フレキシブルアームの端に取り付けられた形の読書灯である。このフレキシブルアームは、乗客が、一般に隣り合った座席間のスペース内の乗客の片側で且つ肩の後ろの非作動位置から、アームが乗客の肩の上から必要な方向に光を下方に導く作動位置に曲げることができる。

このタイプの読書灯は、航空機客室全体の乗客にはあまり見えず、特に読書灯のすぐ近くの乗客には影響を及ぼさない。

しかしながら、このタイプの読書灯は、光の強度が低い傾向があり、利用するためには乗客のすぐ近くになければならない。従って、このタイプの読書灯は、例えば乗客が光をトレーテーブル上に照射したいときなどの他の状況では、ほとんど利点がない。

特許文献に開示されている１つの他の既知のタイプの乗客用読書灯は、座席の背もたれに取り付けられており、背もたれのすぐ後ろの座席に座っている乗客の前の空間に光を後方に導くように構成されている。

このタイプの読書灯は、乗客の近くにあり、一般に航空機客室内の他の乗客に見えず、トレーテーブルを照明するのに適切に配置されている。更に、この読書灯は、隣り合った座席などの読書灯のすぐ近くにいる乗客に迷惑をかけることなく乗客が快適に読書することを可能にする限られた領域を照明することができる。

しかしながら、特許文献のこのタイプの読書灯の提案は、読書灯が背もたれに直接取り付けられるように構成されており、読書灯は調整ができず、従って読書灯からの光は、様々な乗客によって必要とされる領域に照射されるとは限らない。このタイプの読書灯の例は、Ｖｏｇｅｌ Ｉ．ＧｍｂＨの名義のベルギー特許出願８６８８６３号である。
ベルギー特許出願第８６８８６３号

本発明は、改善された個人用読書灯並びにその読書灯を備えた航空機を提供する。

本発明の個人用読書灯は、座席（「前座席」と呼ぶことができる）の背もたれに取り付けられ、前座席のすぐ後ろの座席（「後座席」と呼ぶことができる）に座っている乗客のすぐ前の空間内に光を後方に導くように配置されている前述のタイプのものである。詳細には、本発明の読書灯は、前座席の背もたれに取り付けられた個人用視覚表示モニタ組立体の一部を構成する。

一般には、本発明は、航空機客室と、客室内に列をなして配列された複数の座席とを有する航空機を提供し、少なくとも１台の座席は、その座席のすぐ後ろの座席に乗客が座ったときに乗客によって使用される、座席の背もたれに取り付けられた個人用視覚表示モニタ組立体を有し、視覚表示モニタ組立体は、背もたれに面している乗客のための個人用読書灯を有する。

詳細には、発明によれば、読書灯は、背もたれに面している乗客に必要な目視面積や前座席の傾斜角などの状況により必要に応じて読書灯からの光の向きを調整できるように調整可能である。

読書灯は、座席から背もたれに面している乗客のすぐ前の空間内に光を後方に導くように適応されることが好ましい。

読書灯は、読書灯からの光の向きを水平軸のまわりにある角度範囲内で上方と下方に調整できるように取り付けられることが好ましい。

読書灯は、視覚表示モニタ組立体の他の構成要素に対して調整可能であることが好ましく、それにより読書灯からの光の向きの調整が容易になる。

視覚表示モニタ組立体は、組立体が座席に対して調整可能であるように座席の背もたれに取り付けられることが好ましく、それにより読書灯からの光の向きの調整が容易になる。組立体が座席に対して調整可能に取り付けられるので、組立体が座席に対して固定された状態より広い角度範囲で読書灯からの光の向きを調整することができる。

視覚表示モニタ組立体は、座席に対して枢動するように取り付けられ、座席に対する組立体の位置は、組立体が座席の背もたれに対してほぼ平行な第１の格納位置と、組立体が座席の背もたれに対して傾斜した第２の枢動位置との間で枢動できることが好ましい。

読書灯は、適切な任意のタイプのものでよい。

読書灯は、複数の発光ダイオードを有することが好ましい。

より好ましくは、読書灯は、１列に配列された複数の発光ダイオードを有する。

読書灯は、１列の発光ダイオードのための管状ハウジングを有し、このハウジングは、管の長手方向の軸のまわりに回転するように座席の背もたれに取り付けられることが好ましく、それにより読書灯からの光の向きの調整が容易になる。

読書灯は、読書灯から照射された光を十分に画定された光線に制限するように適応されたマスクを有することが好ましい。実際には、このマスクは、画定された境界より外に迷光が放射されるのを防ぐ。

読書灯は、任意の所望の方向に集光をずらずイメージ誘導フィルムを有することが好ましい。イメージ誘導フィルムの一例は、Ｖｉｋｕｉｔｙ（商標）イメージ誘導フィルムと呼ばれる３Ｍ製品である。この製品は、任意のイメージ又は光源の向きを２０°変化させる厚さ０．１５ｍｍのフィルムである。

読書灯は、側面から外れて放射される無駄な光を集め、その光を所望の面に向け直すレンズを有することが好ましい。この特徴は、２つの課題、即ち迷光の減少と所望の面上の明るさの向上の課題を解決する。

視覚表示モニタ組立体は、液晶表示モニタ組立体を有することが好ましい。

視覚表示モニタ組立体と読書灯は、共通の電気回路から電力供給されることが好ましい。

更に、一般には、本発明は、乗客が座席のすぐ後ろの座席に座ったときにその乗客が使用するために、座席の背もたれに取り付けられた個人用視覚表示モニタ組立体を有する航空機用の座席を提供し、視覚表示モニタ組立体は、背もたれに面している乗客のための個人用読書灯を備える。

更に、詳細には、本発明によれば、読書灯は、背もたれに面している乗客に必要な視野領域や座席の傾斜角などの状況により必要に応じて読書灯からの光の向きを調整できるように調整可能である。

読書灯は、座席から背もたれに面している乗客のすぐ前の空間内に光を後方に導くように適応されることが好ましい。

読書灯は、読書灯からの光の向きを水平軸のまわりにある角度範囲内で上方と下方に調整できるように取り付けられることが好ましい。

読書灯は、視覚表示モニタ組立体の他の構成要素に対して調整可能であることが好ましく、それにより読書灯からの光の向きの調整が容易になる。

視覚表示モニタ組立体は、組立体が座席に対して調整可能なように座席の背もたれに取り付けられることが好ましく、それにより読書灯からの光の向きの調整が容易になる。組立体が座席に対して調整可能に取り付けられるので、読書灯からの光の向きを、組立体が座席に対して固定された状態よりも広い角度範囲にわたって調整することができる。

視覚表示モニタ組立体が、座席に対して枢動するように取り付けられ、座席に対する組立体の位置が、組立体が座席の背もたれとほぼ平行である第１の格納位置と、組立体が座席の背もたれに対して傾斜した第２の枢動位置との間で枢動できることが好ましい。

読書灯は、適切な任意のタイプのものでよい。

読書灯は、複数の発光ダイオードを有することが好ましい。

より好ましくは、読書灯は、１列に配列された複数の発光ダイオードを有する。

読書灯は、１列の発光ダイオード用の管状ハウジングを有し、このハウジングは、管の長手方向の軸のまわりに回転するように座席の背もたれに取り付けられることが好ましく、それにより読書灯からの光の向きの調整が容易になる。

読書灯は、読書灯から照射された光を十分に画定された光線に制限するように適応されたマスクを有することが好ましい。

読書灯は、任意の所望の方向に光の焦点をずらすイメージ誘導フィルムを有することが好ましい。

読書灯は、側面から外れて照射された無駄な光を収集しその光を所望の面に向け直すレンズを備えることが好ましい。

視覚表示モニタ組立体は、液晶表示モニタ組立体を備えることが好ましい。

視覚表示モニタ組立体と読書灯は、共通の電気回路から電力供給されることが好ましい。

本発明は、添付図面を参照して更に詳しく説明される。

図１は、１列になった３台の航空機座席３を示している。座席３は、航空機の客室の一部を構成する。航空機と航空機客室は任意の構成でよい。座席３は、座席３の背もたれ７が、直立位置（外側の２台の座席）と完全にリクライニングされた位置（中央の座席）の間で調整可能であるという点では、標準的な航空機用座席である。

座席３の１つの特徴は、座席３の背もたれ７に、全体を数字５で示した液晶表示モニタ組立体の形の視覚表示モニタが取り付けられていることであり、この特徴は、航空機座席のための比較的最近の技術革新であるが、航空機にますます多く利用されるようになってきている。

各液晶表示モニタ組立体５は、航空機の機内娯楽システムに結合されており、乗客の選択によって映画を見たりビデオゲームなどをしたりするためのモニタ９を有する。

各組立体５の上側端は、座席３に枢動可能に取り付けられており、それにより、組立体５は、図１に２台の外側の座席３によって示されているような組立体が背もたれ７と面一になる格納位置と、図１と図２に中央座席３によって示されているような組立体が背もたれ７に対して傾射した拡張位置との間で回動させることができる。

各組立体５と座席３の間の枢動機構は、任意の適切なタイプのものでよい。

図に示した構成では、背もたれ７は、組立体５の両側で背もたれ７に取り付けた１対の支持板２１を有し、各支持板２１は湾曲した穴１９を有する。更に、組立体５は、側部１５を備えたＵ字型の支持ブラケット１３を有し、各側部１５は、外方に突出するピン１７を有する。ブラケット１３の支持板２１と側部１５は、ピン１７が湾曲した穴１９内を通るように位置決めされる。穴１９は、ピン１７用の案内チャネルを画定する。この構成が組立体５を枢動するように支持し、この枢動範囲は、湾曲した穴１９の弧によって限定されることは容易に分かるであろう。

図では、湾曲した穴１９は、各組立体５が背もたれ７に対して３０°枢動することを可能にする。この枢動範囲は、図１に弧「α」で示されている。

図に示した本発明の実施形態によれば、各組立体５は、更に、全体を数字１１で示しモニタ９の下側端に取り付けられた読書灯を有する。

具体的には、各読書灯１１は、透明な管３３内に配置された一列の発光ダイオード３１を有する。

発光ダイオード３１は、モニタ９に電力を供給するのと同じ電気回路から電力供給される。

管３３は、ダイオード３１を収容し支持する。詳細には、管３３は、管３３の軸のまわりに回転しそれにより光をモニタ９に対して選択的に導くようにモニタ９に取り付けられる。枢動範囲は、図１に弧「β」で示されている。

更に、各読書灯１１は、図３に全体を数字３７で示しオン／オフボタンと明るさ調整ボタンを含む１列の押しボタンを有する。

各読書灯１１は、また、任意の所望の方向に集光をずらすイメージ誘導フィルム（ｉｍａｇｅ ｄｉｒｅｃｔｉｎｇ ｆｉｌｍ）（図示せず）を有する。イメージ誘導フィルムの一例は、Ｖｉｋｕｉｔｙ（商標）イメージ誘導フィルムと呼ばれる３Ｍ製品である。このフィルムは、任意のイメージ又は光源の向きを２０°だけ変化させる厚さ０．１５ｍｍのフィルムである。

以上の構成により、読書灯１１からの光の向きの調整は、組立体５のモニタ９に対する読書灯１１自体の調整と、座席３の背もたれ７に対する組立体５の調整によって可能である。この結果、乗客は、図１に示した中央の座席の背もたれの読書灯１１から広がる影付き領域によって示したように、拡張されたトレーテーブル３５などの必要な目視領域に限定された光線を正確に導くことができる。

本発明の精神及び範囲から逸脱することなく以上の発明の好ましい実施例に多くの修正を行なうことができる。

本発明の一実施形態による１列になった３台の航空機座席の背もたれの斜視図である。 図１に示した中央の座席の上側部分の側面図であり、図１に示した航空機座席の一部を構成する視覚表示モニタをモニタが拡張位置の状態でより詳細に示す。 図１と図２に示した視覚表示モニタの正面図である。 モニタが格納位置にある状態の図１から図３に示した視覚表示モニタの下面図である。 格納位置にある図４に示した視覚表示モニタの側面図である。

符号の説明

３ 航空機座席
７ 背もたれ
５ 視覚表示モニタ組立体
１１ 読書灯
３１ ダイオード
３３ 管

Claims (30)

1. 航空機客室と、前記客室内に列で配置された複数の座席とを有する航空機であって、少なくとも１台の座席は、乗客が前記座席のすぐ後ろの席に座ったときに前記乗客が使用するために、前記座席の背もたれに取り付けられた個人用視覚表示モニタ組立体を有し、前記視覚表示モニタ組立体は、前記背もたれに面している乗客のための個人用読書灯を有する航空機。
2. 前記読書灯は、前記読書灯からの光の向きを、前記乗客に必要な目視面積や前記座席の傾斜角などの状況により必要に応じて調整できるように調整可能である、請求項１に記載の航空機。
3. 前記読書灯は、前記座席から前記背もたれの方に面している前記乗客のすぐ前の空間内に後方に光を導くように適応された、請求項１または２に記載の航空機。
4. 前記読書灯は、前記読書灯からの光の向きを、ある角度範囲内で水平軸のまわりに上方と下方に調整することができるように取り付けられた、請求項１から３のいずれか１項に記載の航空機。
5. 前記読書灯は、前記視覚表示モニタ組立体の他の構成要素に対して調整可能であり、それにより前記読書灯からの光の向きの調整が容易になる、請求項１から４のいずれか１項に記載の航空機。
6. 前記視覚表示モニタ組立体は、前記組立体が前記座席に対して調整可能なように前記座席の前記背もたれに取り付けられ、それにより前記読書灯からの光の向きの調整が容易になる、請求項１から５のいずれか１項に記載の航空機。
7. 前記視覚表示モニタ組立体は、前記座席に対して枢動するように取り付けられ、前記座席に対する前記組立体の位置が、前記組立体が前記座席の前記背もたれとほぼ平行な第１の格納位置と、前記組立体が前記座席の前記背もたれ対して傾斜した第２の枢動位置との間で変化する、請求項１から６のいずれか１項に記載の航空機。
8. 前記読書灯は、複数の発光ダイオードを有する、請求項１から７のいずれか１項に記載の航空機。
9. 前記読書灯は、１列に配置された複数の発光ダイオードを有する、請求項１から８のいずれか１項に記載の航空機。
10. 前記読書灯は、前記１列の発光ダイオード用の管状ハウジングを有し、前記ハウジングは、前記管の長手方向に延在する軸のまわりに回転するように前記座席の前記背もたれに取り付けられ、それにより前記読書灯からの光の向きの調整が容易になる、請求項９に記載の航空機。
11. 前記読書灯は、前記読書灯によって照射された光を十分に画定された光線に制限するように適応されたマスクを有する、請求項１から１０のいずれか１項に記載の航空機。
12. 前記読書灯は、任意の所望の方向に集光をずらすイメージ誘導フィルムを有する、請求項１から１１のいずれか１項に記載の航空機。
13. 前記読書灯は、側面から外れて放射された無駄な光を集め、前記光を所望の面に向け直すレンズを有する、請求項１から１２のいずれか１項に記載の航空機。
14. 前記視覚表示モニタ組立体は、液晶表示モニタ組立体を有する、請求項１から１３のいずれか１項に記載の航空機。
15. 前記視覚表示モニタ組立体と読書灯は、共通電気回路から電力供給される、請求項１から１４のいずれか１項に記載の航空機。
16. 座席のすぐ後ろの座席に座ったときに乗客が使用するために前記座席の背もたれに取り付けられた個人用視覚表示モニタ組立体を有し、前記視覚表示モニタ組立体が、前記背もたれに面している前記乗客のための個人用読書灯を備えた、航空機用の座席。
17. 前記読書灯は、前記背もたれに面している前記乗客に必要な目視面積や前記座席の傾斜角などの状況により必要に応じて前記読書灯からの光の向きを調整できるように調整可能である、請求項１６に記載の記載の座席。
18. 前記読書灯は、前記座席から前記背もたれに面している前記乗客のすぐ前の空間内に後方に光を導くように適応されている、請求項１６又は１７に記載の座席。
19. 前記読書灯は、前記読書灯からの光の向きを水平軸のまわりにある角度範囲内で上方と下方に調整できるように取り付けられている、請求項１６から１８のいずれか１項に記載の座席。
20. 前記読書灯は、前記視覚表示モニタ組立体の他の構成要素に対して調整可能であり、それにより前記読書灯からの光の向きの調整が容易になる、請求項１６から１９のいずれか１項に記載の座席。
21. 前記視覚表示モニタ組立体は、前記組立体が前記座席に対して調整可能なように前記座席の前記背もたれに取り付けられ、それにより前記読書灯からの光の向きの調整が容易になる、請求項１６から２０のいずれか１項に記載の座席。
22. 前記視覚表示モニタ組立体は、前記座席に対して枢動するように取り付けられ、前記座席に対する前記組立体の位置は、前記組立体が前記座席の背もたれとほぼ平行な第１の格納位置と、前記組立体が前記座席の背もたれに対して傾斜している第２の枢動位置との間で枢動することができる、請求項１６から２１のいずれか１項に記載の座席。
23. 前記読書灯は、複数の発光ダイオードを有する、請求項１６から２２のいずれか１項に記載の座席。
24. 前記読書灯は、１列に配列された複数の発光ダイオードを有する、請求項１６から２３のいずれか１項に記載の座席。
25. 前記読書灯は、前記１列の発光ダイオード用の管状ハウジングを有し、前記ハウジングは、前記管の長手方向に延在する軸のまわりに回転するように前記客席の前記背もたれに取り付けられており、それにより前記読書灯からの光の向きの調整が容易になる、請求項２４に記載の座席。
26. 前記読書灯は、前記読書灯によって照射された前記光を十分に画定された光線に制限するように適応されたマスクを有する、請求項１６から２５のいずれか１項に記載の座席。
27. 前記読書灯は、任意の所望の方向に前記集光をずらすイメージ誘導フィルムを有する、請求項１６から２６のいずれか１項に記載の座席。
28. 前記読書灯は、側面から外れて放射された無駄な光を収集し、前記光を所望の面に向け直すレンズを有する、請求項１６から２７のいずれか１項に記載の座席。
29. 前記視覚表示モニタ組立体は、液晶表示モニタ組立体を有する、請求項１６から２８のいずれか１項に記載の座席。
30. 前記視覚表示モニタ組立体と前記読書灯が、共通の電気回路によって電力供給される、請求項１６から２９のいずれか１項に記載の座席。

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