JP2002505129A - 椅子の背もたれの構造 - Google Patents

椅子の背もたれの構造

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JP2002505129A
JP2002505129A JP2000534092A JP2000534092A JP2002505129A JP 2002505129 A JP2002505129 A JP 2002505129A JP 2000534092 A JP2000534092 A JP 2000534092A JP 2000534092 A JP2000534092 A JP 2000534092A JP 2002505129 A JP2002505129 A JP 2002505129A
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vertical
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ネイジェル、デュエイン・エフ
ビーマー、ダニエル・ピー
グローンダル、デイル・エム
ホール、ジェフリー・エイ
タイラー、エドワード・エル
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Steelcase Inc
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    • A47C7/00—Parts, details, or accessories of chairs or stools
    • A47C7/36—Support for the head or the back
    • A47C7/40—Support for the head or the back for the back
    • A47C7/46—Support for the head or the back for the back with special, e.g. adjustable, lumbar region support profile; "Ackerblom" profile chairs
    • A47C7/462—Support for the head or the back for the back with special, e.g. adjustable, lumbar region support profile; "Ackerblom" profile chairs adjustable by mechanical means
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00—Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02—Reclining or easy chairs
    • A47C1/022—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts
    • A47C1/023—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts being horizontally-adjustable seats ; Expandable seats or the like, e.g. seats with horizontally adjustable parts
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Abstract

(57)【要約】 椅子（２０）は、ベース（２１）、深さ調整のためにベース上に動作可能に支持された座部（２２）、および、ベースから延びる垂直部材（２４）によって動作可能に支持された、もたれるための背もたれ（２３）を含む。背もたれは、構造上の背中支持物（２５）、背中支持物の後部側をカバーする後部カバー（２６）、および、座部の後部と背中支持物の下方との間にある垂直部材をカバーして、背もたれと座部とが一体になった外観を提供する前部／下部凹形カバー（２７）を含む。凹形のカバーは、座部の後部（２９）を受けて深さ調整を容易にするような形状であるが、背もたれと座部とが一体になった外観は維持されるように、窪み（２８）を規定している。凹形のカバーは更に、背もたれの前側と係合する上向きに延びるタブ（９４）を含み、背中支持物の下端縁の周りを背中支持物の後面上へと包む下部を含み、凹形のカバーは、背中支持物の下端縁と重なって下部を下端縁に当たった状態で取り込む、上向きに対向するフランジ（９０）を含む。垂直に調整可能な腰部支持物（５６）が背中支持物上に動作可能に搭載されて垂直に移動し、腰部支持物の垂直な経路と平行でない経路に沿って背もたれの垂直な側縁に沿って動くハンドル（８２）が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の分野】
本発明は、椅子の背もたれの構造に関し、より詳細には、重役や管理職の椅子
に適した背もたれと座部とが一体になった外観を提供し、調整可能で組立が容易
な特徴を含む、背もたれの構造に関する。
【０００２】
【発明の背景】
異なる体型を有するユーザに合うように、そしてある特定の任務を果たしなが
ら快適さを最適にするように調整することができる、調整可能な背もたれおよび
座部を含む椅子は多い。現代の消費者は、また、特に、ステータスやスタイルが
重要な考慮の対象とされる、高度に様式化した管理職や重役用の「高級」椅子に
おいて、人を引きつける外観を要求する。具体的には、管理職や重役の椅子にお
いては、印象的な様式的な外観を提供するために、座部と背もたれとが一体にな
った外観が所望されることが多く、その椅子は、座部から背もたれの端まで連続
したラインが中断することなく延び、背もたれと座部との間の視覚効果が最小限
に抑えられるものである。このようなスタイルは、また、高価に見える重厚な外
観によって利益を得るかもしれない。しかし、座部と背もたれとが一体になった
外観では、座部の後部を受ける空間が背もたれの下の座部後方にないので、座部
の深さの調整が制限される。同時に、座部をあまり前方に置くことはできない。
でなければ、結果として生じる座部後方の空洞が、椅子の外観を損ねてしまう。
また、座部をあまり前方に置いてしまうと、特に座っているユーザの臀部が小さ
くて椅子にもたれている場合には、座部が座っているユーザを十分に支持しない
かもしれない。さらに、座部後方にスペースがないことによって、座部の角度調
整／前傾も制限される。なぜなら、座部の後部が背もたれの底部と噛み合って、
傾斜調整が充分にできないからである。背もたれと座部との間に間隙を有する椅
子には、深さを後方へ調整する場合に座部が入るスペースがあるが、それによっ
て作り出される透けて見える領域のために、「座部と背もたれとが一体になった
外観」は失われる、ということに注目すべきである。
【０００３】 高度に様式化した椅子についての他の問題は、腰部支持物を十分に調整可能に
することが必要だということである。管理職や重役は、一度に何時間も自分の椅
子に座っていることが多く、快適に仕事を行うには、十分な腰部支持物が不可欠
である。更に、座っているユーザの背中が疲労し背中支持の量および配分を変え
ることが必要になるにつれて支持を変化させることができるように、腰部支持物
は、調整可能でなければならない。しかし、様式化した椅子においては、背もた
れの側縁は垂直でも直線状でもないことが多い。この結果、腰部支持物の調整ハ
ンドルが単に垂直に動くということができないので、問題が生じる。なぜなら、
ハンドルが、ある位置においては、許容できない程の量だけ突き出てしまうから
である。調整可能な腰部支持物の垂直調整を可能にするのに、機構が用いられる
ことが多いが、そのような機構は、組立が高価であり、部品や部分が「多すぎ」
、保証の問題を免れない。更に、この機構は、感触が同様でないかもしれず、そ
のようなことは「高級」で高度に様式化した椅子においては許容できない。
【０００４】 従って、上述の各問題は解決し、競争の激しい椅子業界において必要である調
節可能性、低コスト、および組立容易性を提供する、背もたれの構造が所望され
ている。
【０００５】
【発明の概要】
本発明の一つの態様において、椅子は、座部と、座部を異なる深さ調整位置間
で動くように動作可能に支持するベースと、背もたれとを含む。背もたれは、座
っているユーザの背中を支持するようになっている背中支持物と、ベースから延
びてベース上の背中支持物を支持する垂直部材とを含む。背もたれは、さらに、
少なくとも背中支持物の前下部と垂直部材の後下部とをカバーして、背もたれと
座部とが一体になった外観を提供する凹形の下部カバーを含む。凹形の下部カバ
ーは、座部の後縁において窪みを規定し、座部が深さ調整位置の内の少なくとも
１つに動くと座部を受けるように構成されている。
【０００６】 本発明の他の態様において、椅子用の背もたれの構造は、下端縁を有する背中
支持物と、背中支持物の前側をカバーする柔軟性を有するシートと、背中支持物
の略下方に配置された硬いカバーとを含む。柔軟性を有するシートは、下端縁を
包む下部を有し、背中支持物の下後面上に延びる部分を有する。硬いカバーは、
下端縁に重なる上縁フランジを有し、上縁フランジは、柔軟性を有するシートの
下部の、下端縁上にある部分と係合する。より狭い態様において、硬いカバーは
、背中支持物の下端縁の嵌め合い開口部と係合し、更に背中支持物に取り付けら
れるタブを備える。
【０００７】 本発明の他の態様において、背もたれの構造は、構造上の背もたれと、垂直に
調整可能な腰部支持物と、腰部支持物を調整するハンドルとを含む。背中支持物
は、少なくとも１つの略垂直な軌道と、垂直な軌道と平行でない状態で延びてい
る端側縁と、端側縁の一部に沿って延びており垂直な軌道と平行でない状態で延
びている側面軌道とを有する。垂直に調整可能な腰部支持物は、少なくとも１つ
の垂直な軌道と動作可能に係合する従動部を有し、側面軌道に隣接して配置され
た端部を更に有する。ハンドルは、端部と入れ子式で係合するインボード部と、
側面軌道と係合する案内部と、横方向に延びるフィンガーグリップとを有する。
腰部支持物は、ハンドルで垂直に調整可能であり、フィンガーグリップは、腰部
支持物と平行でない状態で動き、フィンガーグリップは、端側縁に略沿って動く
。
【０００８】 本発明の他の態様において、椅子は、座部と、座部を異なる深さ調整位置間で
動くように動作可能に支持するベースと、座部に関して配置されて座っているユ
ーザを支持する背もたれとを含む。垂直部材が背もたれを座部に相互接続してお
り、この垂直部材は、座部の深さを後ろ方向に調整する場合に座部の後部を受け
るのに十分な距離を間に規定する１対の間隔を置いて配置した部材を有する。凹
形のカバーが垂直部材の一部をカバーしており、この凹形のカバーは、垂直部材
の前側に配置された第１の部分と、垂直部材の反対側に配置された第２の部分と
を有する。
【０００９】 これらのおよび他の発明の態様、目的、および利点は、当業者であれば、添付
の明細書、請求の範囲、および添付の図面を検討すれば、明白となろう。
【００１０】
【好適な実施例の詳細な説明】
本発明を実施する椅子２０（図１）は、ベース２１、深さ調整のためにベース
２１上に動作可能に支持された座部２２、および背もたれ２３を備えており、こ
の背もたれ２３は、ベース２１から延びて背もたれ２３を支持し背もたれ２３を
リクライニング位置から垂直位置に向かって偏倚する垂直部材２４によって動作
可能に支持される。背もたれ２３は、構造上の背中支持物２５、背中支持物２５
の後部側をカバーする後部カバー２６、および、前部／下部凹形カバー２７を含
み、この凹形のカバー２７は、垂直部材２４の、座部２２の後部と背中支持物２
５の下方との間に配置された部分をカバーして、背もたれと座部とが一体になっ
た外観を提供する。凹形のカバー２７は、座部２２の後部２９を受けて広範囲の
深さ調整を容易にするような形状であるが、椅子２０の、背もたれと座部とが一
体になった外観は維持されるように、窪み２８を規定している。
【００１１】 ベース２１（図１）は、脚の端にキャスターを有する脚が多数のベースフレー
ム３０と、ベースフレーム３０から制御装置３２内へと垂直に延びる入れ子式で
延ばせる中央管３１とを含む。図示の制御装置３２（図１０〜１２）は、リクラ
イニング中に座部２２と背もたれ２３とを同時に傾斜させるようになっており、
また、椅子２０が垂直位置にある場合には、座部の深さと座部の傾斜角の両方を
手動で調整することができるようにもなっている同時に傾斜させる制御装置であ
る。図示の制御装置３２は、座部と背もたれとを同時に傾斜させることによって
、以下で説明する他の発明の態様と組み合わせて、優れた利点を提供する。これ
らの利点を提供する制御装置３２の特徴および動作については、以下で十分詳細
に説明して、本発明の理解を与える。制御装置３２自体についてより理解したい
場合には、米国特許第５６３０６４７号において、制御装置３２が詳細に開示さ
れている、ということを留意されたい。開示した実施例は、特定の同時に傾斜さ
せる制御装置と組み合わせて説明しているが、本発明は、他の同時に傾斜させる
制御装置、同時に傾斜させる制御装置を有さない椅子、およびリクライニングで
きるか固定されているかどちらかの背もたれを有する椅子、を含むことが意図さ
れる、ということが理解されよう。
【００１２】 制御装置３２（図１０〜１２）は、中央管３１の上端をしっかりと収容するよ
うな形状の穴３４を有するハウジング３３を含む。ハウジング３３には、背もた
れを支持するブラケット３５が枢転可能に取り付けられており、このブラケット
３５は、垂直部材２４の箱形の端４４（図２）を収容する、後ろ向きに対向する
搭載スロート３６を含む。ハウジング３３（図１０〜１２）内には、背もたれを
支持するブラケット３５を垂直位置に向かって偏倚するばね（具体的には図示せ
ず）が、動作可能に搭載されている。背もたれを支持するブラケット３５には、
同時に傾斜させるブラケット３７が枢転可能に取り付けられており、ハウジング
３３に動作可能に移動可能に搭載されて、背もたれ２３をリクライニングすると
同時に座部２２に動きを与える。同時に傾斜させるブラケット３７上には、枢軸
３９において同時に傾斜させるブラケット３７に枢転可能に取り付けられた傾斜
可能なブラケット３８（図１２）と、側面フランジ４１において傾斜可能なブラ
ケット３８上に摺動可能に搭載された深さ調整可能なブラケット４０とを含む、
座部を支持する構造が搭載されている。制御装置３２の側面には、傾斜ラッチ機
構およびハンドル４２と深さ調整可能な機構およびハンドル４３とが搭載されて
いる。ブラケット４０には、座部２２が取り付けられている。
【００１３】 垂直部材２４（図２）は、制御装置３２上のスロート３６とぴったりと係合す
るように構成された、箱形の端部４４を含む。端部４４からは、１対の管状アー
ム４５が外向きに横方向に、そして次に上向きに延びている。それぞれのアーム
４５からは、それぞれのアーム４５の端４７から間隔を置いた位置において、穴
の開いたフランジ４６（図３）が延びている。それぞれの端４７は、背中支持物
２５内の材料４８のアーチ状にした部分によって形成された背中支持物２５内の
窪みに嵌まるように構成されている。同時に、それぞれの穴の開いたフランジ４
６は、取り付けねじ４９を収容する背中支持物２５の搭載ボスと整列して、アー
ムを背中支持物２５のそれぞれの側に固定する。
【００１４】 図示の座部２２（図１）は、椅子張り材料のシート等でクッションされカバー
されており、深さ調整可能なブラケット４０で深さ調整するために、深さ調整可
能ブラケット４０に取り付けられている。座部２２が後方に位置Ａ（図５）まで
深さ調整されると、座部２２の後部２９が窪み２８内へと延びる。最も後方の位
置において、座部２２は実際に凹形のカバー２７と係合するかもしれない。座部
２２が前方に位置Ｂ（破線を参照）まで深さ調整されると、座部２２の後部２９
は、窪み２８から出るが、凹形のカバー２７の窪みは、比較的暗い色であり、凹
形のカバー２７の輪郭が溶け込んでおり丸みが付いていて、窪み２８の存在を目
立たなくしているために、凹形のカバー２７は、背もたれと座部とが一体になっ
た外観を維持する。座部２２の後部２９は、また、座部２２が角度調整され傾斜
すると、前傾位置Ｃ（一点鎖線を参照）と後傾位置Ｄ（点線を参照）との間等、
窪み２８内で動く。
【００１５】 背中支持物２５（図２）は、Ｕ字型または台形の強化チャネル５２で相互接続
された平らな部分５１を有する中央領域と、中央領域の四辺総ての周りに延びて
いる比較的平らな周辺フランジ５３とを含む。具体的には、周辺フランジ５３は
、側部５３Ａおよび５３Ｂ、底部５３Ｃ、および頂部５３Ｄを含む。平らな領域
５１は、以下で説明するように、背もたれのクッション６１（図５）および腰部
支持物５６（図２）を支持する。強化チャネル５２は、背中支持物２５を選択的
に強化するように効果的に配置されているが、選択した方向に所望量の柔軟性を
背中支持物２５に与えて、座っているユーザがリクライニング時に椅子内で上体
を伸ばしたり捩ったりしたときに背もたれが座っているユーザの胴体と共に曲が
り、また、座っているユーザが十分な姿勢支持を受けるようになっている。アー
チ状にした部分４８は、周辺フランジ５３の真ん中から僅かに上部に配置されて
おり、周辺フランジ５３には開口部５４が形成されて、アーチ状にした部分の鋳
造を容易にしている。
【００１６】 強化チャネルの内の１つは、背中支持物２５の中央に配置され、略垂直に延び
て、垂直に調整可能な腰部支持物５６（図２）の動きを案内する垂直な軌道５５
を形成する。垂直な軌道５５は、平らでない表面とその中の隆起部５７を有し、
腰部支持物５６は、頂部および底部従動部５８を含み、これらの従動部５８は、
軌道５５と摩擦によって係合する平らでない表面５７と共に移動止めを形成して
腰部支持物５６を選択した垂直調整位置に保持する。注目すべきなのは、図２Ａ
に示すように、平らでない表面５７Ａは、軌道５５Ａの側であっても従動部５８
Ａの側であってもよく、更に、これらの表面に角度をつけて、座っているユーザ
が背もたれ２３にもたれると一緒になって楔のように嵌まり込むようにしてもよ
い、ということである。腰部支持物５６は、平らな領域５１の上方で摺動するよ
うな形状になっている平らな裏面を有する腰部クッション５９と、調整可能な最
適腰部支持を行うような形状になっている突出する前面６０とを含む。具体的に
は、突出する前面６０は、背中支持物２５の前側に配置された背もたれのクッシ
ョン６１（図５）と係合し、腰部支持物５６が調整されると背もたれのクッショ
ン６１の形状を変える。または、腰部支持物を、背もたれのクッションの前部で
背もたれ２３をカバーしている椅子張り材料の柔軟性を有するシート６２の下に
配置することができる、ということが意図される。他の強化チャネル６３が、背
中支持物２５のそれぞれの側の周辺フランジ５３のすぐ内側に配置されている。
垂直に長い開口部すなわちスロット６４が、チャネル６３の外壁に沿って形成さ
れており、開口部６５を形成している大きな頂部を有する。腰部支持物５６は、
横方向に延びる端部６６をそれぞれの側に含む。端部６６は、組立中に大きな開
口部６５を通って延びる形状になっている。端部６６は、狭くなった部分６７を
含み、この部分６７は、腰部端部６６が周辺フランジ５３の側部５３Ａおよび５
３Ｂ（図６）の下で摺動する状態で開口部６４に沿って摺動するような形状にな
っている。
【００１７】 後部カバー２６（図２）は、背もたれ２３の後部側を美しくカバーするような
形状の大きなパネル６８を含む。後部カバー２６は、背もたれ２３の側面を部分
的にカバーする側部６９Ａおよび６９Ｂ、頂部６９Ｃ、および底部６９Ｄを有す
る前方に延びる周辺／端フランジ６９を含む。後部カバー２６には、スナップ式
の留め具またはねじを受ける穴の開いたボス７０が形成されて、背中支持物２５
を貫いて取り付けられたスナップ式の留め具またはねじを受けて、後部カバー２
６を背中支持物２５に取り付ける。パネル６８および端フランジ６９上には、強
化リブ７１、７２、および７４が形成されて、後部カバー２６を強化する。後部
カバー２６上のリブ７２は、Ｓクリップ７３（図７）の片側を受けるように構成
されていて、凹形のカバー２７を後部カバー２６に保持する。後部カバー２６内
の４つの切り欠いたリブ７１および７４（図７）は、凹形のカバー２７上の曲線
をなすリブと係合するように構成されている。リブ７１、７４、および７５が係
合することによって、凹形のカバー２７を後部カバー２６に保持する助けとなり
、また、カバー２６の底縁とカバー２７の底縁との整列も行う。
【００１８】 後部カバー２６の周辺フランジ６９の側部６９Ａおよび６９Ｂのそれぞれの、
背中支持物２５の長い開口部６４に隣接する位置には、スロット７７（図２）が
形成されている。スロット７７は、背もたれ２３における側面軌道を形成してい
て、これは、背もたれ２３の周辺の部分に沿って延びる。背もたれ２３の周辺は
、曲線をなしており、側面軌道が垂直な中央の軌道と平行でない状態で延びるよ
うになっている。スロット７７のそれぞれには、トリムピース７８が取り付けら
れており、スロット７７を美しくカバーする弧を描いた本体７９を含み、スロッ
ト７７を貫いてスロット７７内にスナップで固定されるカギ状の脚７９’を更に
含む。トリムピース７８を周辺フランジ６９によりしっかりと固定することが望
ましい場合には、ねじ８０がトリムピース７８の両端のねじ穴８１を貫いて周辺
フランジ６９内へと延びてもよい。
【００１９】 ハンドル８２（図６）は、腰部支持物５６の端部６６と入れ子式で係合するイ
ンボード部８３を含む。ハンドル８２は、さらに、フィンガーグリップ８４を含
み、外向きに延びてユーザが掴んで腰部支持物５６を調整することができる。イ
ンボード部８３とフィンガーグリップ８４との間には、トリムピース７８および
スロット７７と摺動可能に係合する案内部８５を形成する中間部がある。案内部
８５は、スロット７７内の本体７９の対向する両側と係合するインボード突出部
８６およびアウトボード突出部すなわち壁８７を含む。従って、ユーザが腰部支
持物５６を垂直に調整したい場合には、ユーザは、ハンドル８２の内の一方また
は両方を掴んで、周辺フランジ６９に沿って上向きまたは下向きにハンドルを動
かす。ハンドル８２は、動くにつれて、入れ子式で腰部支持物５６の端部６６に
出入りし、同時に腰部支持物５６は、ハンドル５６と平行でない経路で垂直に動
く。頂部従動部５８と底部従動部５８との間に垂直方向の間隔があることによっ
て、ユーザが一方のハンドル８２のみをつかんで偏倚する場合であっても、腰部
支持物５６は止まったり傾くことなく動く。
【００２０】 凹形のカバー２７（図８）は、凹形の形状の本体パネル８９を有し、この本体
パネル８９は、上端フランジ９０、および本体パネル８９と略垂直に延びる下端
縁９１を有する。下端縁９１に沿って、曲線をなすリブ７５が延びている。下縁
９１の中央には、切り欠き９２が形成されて、垂直部材２４の箱形の端部４４を
受ける。下端縁９１に隣接して、Ｓクリップ７３と係合するリブ９３が形成され
ており、凹形のカバー２７を後部カバー２６（図７）に保持する。背中支持物２
５の底部に沿ったスロット９５に係合する複数の互いに間隔を置いて配置したタ
ブ９４が、上端フランジ９０に沿って形成されている。スロット９５は、底部水
平強化チャネル９６（すなわち強化チャネル６３の内で一番下にあるもの）の外
壁上に配置されており、周辺フランジ５３Ｃの中に配置されている。柔軟性を有
するシートの椅子張り材料６２の下部は、背中支持物２５の下端縁を包み、周辺
フランジ５３Ｃの下後面上に延びる「アップ」部９７を含む。凹形のカバー２７
の上端フランジ９０は、周辺フランジ５３Ｃの後部側上に重なり、シート６２の
「アップ」部９７に隣接して係合する。凹形のカバー２７の上端フランジ９０は
、柔軟性を有するシート６２（図５）の「アップ」部９７と、クランプで固定し
て、摩擦によって係合し、「アップ」部９７を保持するのに役立つ。これは、摩
擦によって「アップ」部９７を周辺フランジ５３Ｃに押し付けて、摩擦によって
保持するからであり、また、「アップ」部９７を貫いて周辺フランジ５３Ｃ内へ
と延びる、所定位置にあるいかなるステープルやその他機械的留め具も保持する
からでもある。注目すべきなのは、タブ９４が段９８（図８）を含んでおり、段
９８は、タブ９４’と共に、タブ９４をスロット９５内の適切な深さに配置し、
更に、凹形のカバー２７が傾いて摺動し背中支持物２５上の所定の位置になる時
に組立を容易にする、鈍角の前端９９（すなわち、タブ９４の残りの部分に対し
て約４５度の角度）を含む、ということである。
【００２１】 柔軟性を有するシート６２は、椅子張り材料、皮、織物、その他適当なカバー
材料であってもよい、ということに留意されたい。または、椅子の設計によって
は、柔軟性を有するシートは全く用いられなくてもよい。そのような場合には、
本発明は、フランジを重ねて光を遮って透けて見えることを防止するという利点
を提供すると考えられる。
【００２２】 本椅子は、深さ調整用に動作可能に支持された座部と、垂直位置とリクライニ
ング位置との間で動くように垂直部材によって動作可能に支持された、背もたれ
とを含む。背もたれは、構造上の背中支持物と、背中支持物の後部側をカバーす
る後部カバーと、座部の後方と背中支持物の下方との間に配置された垂直部材の
部分をカバーする前／下部の凹形のカバーとを含み、背もたれと座部とが一体に
なった外観を提供する。凹形のカバーは、座部の後部を受けて深さ調整を容易に
するような形状になっている窪みを規定しているが、背もたれと座部とが一体に
なった外観は維持される。凹形のカバーは更に、背中支持物の下縁に重なって、
透けて見えることを防止し、更に、背中支持物と係合して組立を容易にするタブ
を含み、更に、背中支持物の後部と係合し、背中支持物の下端縁を包む椅子張り
材料の下縁部を保持するのに役立つ。更に、背中支持物の後部をカバーする後部
カバーが設けられる。また、背中支持物内の垂直な軌道をたどる、垂直に調整可
能な腰部支持物が設けられ、腰部支持物を調整する横方向に延びるハンドルが設
けられる。ハンドルは、腰部支持物の動きと平行でない経路に沿って、背もたれ
の両側に沿って進む。
【００２３】 好適な実施例をいくらか詳細に説明したが、当業者であれば、以下の請求の範
囲によって説明される本発明を実施する様々な他に採り得るものを用いてもよい
、ということを理解するだろう。従って、これらの請求の範囲が不必要に限定を
行うものとして解釈されることは意図していない。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明を実施する椅子の斜視図である。
【図２】 背もたれのクッションと背もたれをカバーする柔軟性を有するシ
ートの椅子張り材料を取り除いて各構成要素をはっきり示した、図１に示す背も
たれの組立分解斜視図である。
【図２Ａ】 背中支持物上の変更した垂直な中央の軌道および腰部支持物上
の変更した従動部を水平に通る、組立分解断面図である。
【図３】 図２に示す背もたれの背面および側面図である。
【図４】 図２に示す背もたれの背面および側面図である。
【図５】 図１のＶ−Ｖ線に沿った垂直断面図である。
【図６】 図１のＶＩ−ＶＩ線に沿った水平断面図である。
【図７】 下部／前部凹形カバーの後部背もたれカバーへの組立を示す斜視
図である。
【図８】 背中支持物、背もたれのクッション、および背中支持物と背もた
れのクッションとをカバーする柔軟性を有するシートの椅子張り材料の組立と共
に図７に示す凹形のカバーの組立を含む背もたれの組立を示す斜視図である。
【図９】 背中支持物内への、間隔を置いて配置したアームの組立を含む、
図８の組立品への垂直部材の組立を示す斜視図である。
【図１０】 図９の垂直部材を支持する、図１に示す制御装置の斜視図であ
る。
【図１１】 図１０に示す制御装置の平面および側面図である。
【図１２】 図１０に示す制御装置の平面および側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ) ，ＡＬ，ＡＵ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＣＡ，ＣＮ， ＣＵ，ＣＺ，ＥＥ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＲ，ＨＵ，Ｉ Ｄ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＰ，ＫＲ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ ，ＬＴ，ＬＶ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ， ＰＬ，ＲＯ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＲ，ＴＴ，Ｕ Ａ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ (72)発明者 ビーマー、ダニエル・ピー アメリカ合衆国、ミシガン州、ワイオミン グ、サニーヌーク・コート・エス・ダブリ ュ 4941 (72)発明者 グローンダル、デイル・エム アメリカ合衆国、ミシガン州、ジェニソ ン、パインウッド 2528 (72)発明者 ホール、ジェフリー・エイ アメリカ合衆国、ミシガン州、グランド・ ラピッズ、プロスペクト・エヌ・イー 2107 (72)発明者 タイラー、エドワード・エル アメリカ合衆国、ミシガン州、カレドニ ア、ハンナ・レイク・ロード 6441 Ｆターム(参考） 3B084 HA02 HA06 【要約の続き】 し、腰部支持物の垂直な経路と平行でない経路に沿って 背もたれの垂直な側縁に沿って動くハンドル（８２）が 設けられる。

Claims (51)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 座部と、 該座部を異なる深さ調整位置間で動くように動作可能に支持するベースと、 該ベース上に動作可能に支持されたリクライニング可能な垂直部材、および、
    該垂直部材に取り付けられてリクライニング中の座っているユーザの上体を支持
    する背中支持物を含む背もたれであって、さらに、該背もたれは、少なくとも前
    記背中支持物の前下部と前記垂直部材の後下部とをカバーして、背もたれと座部
    とが一体になった外観を提供する凹形の下部カバーを含み、該凹形の下部カバー
    は、前記座部の後縁において窪みを規定し、前記座部が前記深さ調整位置のうち
    の少なくとも１つにある時に前記座部が前記窪み内に配置される、該背もたれと
    を含む椅子。
  2. 【請求項２】 前記下部カバーは、前記垂直部材の前側に配置された第１の
    部分と、前記垂直部材の後部側に配置された第２の部分とを含み、該第２の部分
    が前記窪みの一部を形成している請求項１記載の椅子。
  3. 【請求項３】 前記背もたれは、該背もたれの後面をカバーし前記下部カバ
    ーに取り付けられた後部カバーを含む請求項２記載の椅子。
  4. 【請求項４】 前記下部カバーは、前記背中支持物の下端縁に重なりその後
    方にある上端縁を含む請求項３記載の椅子。
  5. 【請求項５】 前記背もたれは、前記背中支持物の前領域をカバーする柔軟
    性を有するシートを含み、該柔軟性を有するシートは、前記下端縁を包み前記背
    中支持物の前記下端縁と前記下部カバーの前記上端縁との間を上向きに延びる下
    縁を含む請求項４記載の椅子。
  6. 【請求項６】 前記下部カバーは、前記背中支持物の下端縁に重なりその後
    方にある上端縁を含む請求項１記載の椅子。
  7. 【請求項７】 前記背中支持物は、垂直な中央の軌道を含み、さらに、該中
    央の軌道と動作可能に係合して垂直調整を行う従動部を有する垂直に調整可能な
    腰部支持物を含む請求項１記載の椅子。
  8. 【請求項８】 前記背もたれは、垂直位置とリクライニング位置との間で移
    動可能であり、前記ベースは、前記垂直部材と動作可能に係合して前記垂直部材
    を前記垂直位置に向かって偏倚する制御装置を含む請求項１記載の椅子。
  9. 【請求項９】 前記背中支持物は、１対の水平方向に間隔を置いて配置され
    た窪みを含み、前記垂直部材は、前記窪みと係合する端を有し、さらに、該端か
    ら間隔を置いて配置し該端から間隔を置いた位置において前記背中支持物に取り
    付けるように構成されたフランジを有する１対の間隔を置いて配置した構造上の
    アームを含む請求項１記載の椅子。
  10. 【請求項１０】 前記座部は、深さ調節と同様に角度調節もできるように前
    記ベース上に動作可能に支持される請求項１記載の椅子。
  11. 【請求項１１】 下端縁を有する背中支持物と、 該背中支持物の前側をカバーし、前記下端縁を包む下部を有し、前記背中支持
    物の下後面上に延びる部分を有する、柔軟性を有するシートと、 垂直方向および水平方向に凹形状の前部を有する硬いカバーであって、前記背
    中支持物の略下方に配置され、前記下端縁に重なり前記柔軟性を有するシートの
    前記下部のうちの前記下端縁上にある部分と係合する上縁フランジを有する、該
    硬いカバーとを含む椅子用の背もたれの構造。
  12. 【請求項１２】 前記硬いカバーは、前記背中支持物の前記下端縁の嵌め合
    い開口部と係合するタブを含む請求項１１記載の背もたれの構造。
  13. 【請求項１３】 前記タブの前端は、鈍角をなして延びて組立を容易にする
    請求項１２記載の背もたれの構造。
  14. 【請求項１４】 さらに、前記背中支持物の後部側をカバーする後部カバー
    を含み、前記硬いカバーは、前記後部カバーの下部に取り付けられた請求項１３
    記載の背もたれの構造。
  15. 【請求項１５】 さらに、前記背中支持物の前側に配置された垂直に調整可
    能な腰部支持物を含み、前記背中支持物は、垂直な軌道を含み、前記腰部支持物
    は、前記垂直な軌道と動作可能に係合して調整中に前記腰部支持物の動きを案内
    する従動部を有する請求項１１記載の背もたれの構造。
  16. 【請求項１６】 前記垂直な軌道は、前記従動部と摩擦によって係合し移動
    止めを行う平らでない表面を含む請求項１５記載の背もたれの構造。
  17. 【請求項１７】 前記背中支持物は、内部に規定された１対の垂直に長い開
    口部を有する端側縁を含み、前記腰部支持物は、垂直に摺動して移動するように
    前記長い開口部を貫いて動作可能に延びる端部を含み、さらに、該端部と入れ子
    式で係合し前記長い開口部のアウトボード部上に配置されたハンドルを含み、該
    ハンドルは、前記腰部支持物が垂直に調整される時に入れ子式で出入りして、前
    記背中支持物の前記端側縁に従う請求項１５記載の背もたれの構造。
  18. 【請求項１８】 さらに、前記背中支持物の後部側をカバーする後部カバー
    を含み、前記硬いカバーは、前記後部カバーの下部に取り付けられた請求項１１
    記載の背もたれの構造。
  19. 【請求項１９】 さらに、１対の間隔を置いて配置した垂直アームを有する
    垂直部材を含み、前記背中支持物は、前記垂直アームに取り付けられて座ってい
    るユーザの背中を構造上支持する請求項１１記載の背もたれの構造。
  20. 【請求項２０】 前記背中支持物は、１対の窪みを含み、前記垂直アームは
    、組立中に前記窪みと係合する端を有し、さらに、該端から間隔を置いて配置し
    組立中に前記背中支持物に取り付けられるフランジを含む請求項１９記載の背も
    たれの構造。
  21. 【請求項２１】 前記垂直部材は、椅子制御装置における嵌め合い窪みと嵌
    め合いで入れ子式で係合するように構成された箱形の下端を有する請求項１９記
    載の背もたれの構造。
  22. 【請求項２２】 さらに、前記背中支持物の前側で前記柔軟性を有するシー
    トの下方に配置されたクッションを含む請求項１１記載の背もたれの構造。
  23. 【請求項２３】 少なくとも１つの略垂直な軌道と、該少なくとも１つの垂
    直な軌道と平行でない端側縁と、該端側縁の一部に沿って延びており前記少なく
    とも１つの垂直な軌道と平行でない側面軌道とを有する背中支持物を備える、構
    造上の背もたれと、 前記少なくとも１つの垂直な軌道と動作可能に係合する従動部を有し、前記側
    面軌道に隣接して配置された端部を更に有する、垂直に調整可能な腰部支持物と
    、 前記端部と入れ子式で係合するインボード部と、前記側面軌道と係合する案内
    部と、横方向に延びるフィンガーグリップとを有するハンドルであって、それに
    よって、前記フィンガーグリップが前記腰部支持物と平行でない状態で動き前記
    フィンガーグリップが前記端側縁に略沿って動く間に前記腰部支持物が前記ハン
    ドルで垂直に調整可能である、該ハンドルとを含む椅子用の背もたれの構造。
  24. 【請求項２４】 前記構造上の背もたれは、前記第１に言及した端側縁と反
    対側の第２の端側縁と、これもまた前記少なくとも１つの垂直な軌道と平行でな
    い第２の側面軌道とを含み、前記腰部支持物は、前記第１に言及した端部と反対
    側の第２の端部を含み、該第２の端部と入れ子式で係合する第２のインボード部
    と、前記第２の側面軌道と動作可能に係合する第２の案内部と、前記第１に言及
    したフィンガーグリップと反対側に横方向に延び前記第２の端部と動作可能に係
    合する第２のフィンガーグリップとを有する第２のハンドルを含む請求項２３記
    載の背もたれの構造。
  25. 【請求項２５】 前記腰部支持物を前記背中支持物上に組み立てる間に前記
    第１に言及したおよび第２の端部を受ける１対の長い開口部が前記背中支持物内
    に形成された請求項２４記載の背もたれの構造。
  26. 【請求項２６】 前記長い開口部は、組立中に前記腰部支持物の前記端部を
    受ける大きくした端を含み、該大きくした端は、組立後前記端部を捕捉して、許
    容できない横への前記腰部調整の動きを防止する請求項２５記載の背もたれの構
    造。
  27. 【請求項２７】 前記少なくとも１つの垂直な軌道は、前記従動部と摩擦に
    よって係合する平らでない表面を含む請求項２３記載の背もたれの構造。
  28. 【請求項２８】 前記少なくとも１つの垂直な軌道は、前記背中支持物の略
    中央に配置されている請求項２３記載の背もたれの構造。
  29. 【請求項２９】 前記少なくとも１つの垂直な軌道は、前記背中支持物内に
    一体的に形成された溝を含む請求項２３記載の背もたれの構造。
  30. 【請求項３０】 前記構造上の背もたれは、前記背中支持物の後部側を美し
    くカバーする硬い後部カバーを含む請求項２３記載の背もたれの構造。
  31. 【請求項３１】 前記側面軌道は、前記硬い後部カバーと一体的に形成され
    る請求項３０記載の背もたれの構造。
  32. 【請求項３２】 長い開口部が前記背中支持物内に鋳造され、前記腰部支持
    物の前記端部は、前記腰部支持物の前記背中支持物上への取付中に、前記長い開
    口部を貫いてはまるように構成されている請求項３１記載の背もたれの構造。
  33. 【請求項３３】 前記硬い背もたれのカバーは、前記側面軌道を形成し前記
    ハンドルが垂直に動くように受けるようになっているスロットを有する側面フラ
    ンジを含む請求項３１記載の背もたれの構造。
  34. 【請求項３４】 さらに、前記スロットに沿って前記硬い後部カバーに取り
    付けられ前記スロットを美しくカバーするトリムピースを含む請求項３１記載の
    背もたれの構造。
  35. 【請求項３５】 前記ハンドル上の前記案内部は、インボードおよびアウト
    ボード側の前記側面軌道と摺動可能に係合する突出する部分を含み、前記腰部支
    持物が垂直に調整される時に前記フィンガーグリップが前記側面軌道に従うよう
    になっている請求項３４記載の背もたれの構造。
  36. 【請求項３６】 前記背中支持物は、間隔を置いて配置した窪みを含み、前
    記窪みと係合する端を有し前記背中支持物に取り付けるように構成されたフラン
    ジを有する間隔を置いて配置したアームを有する垂直部材を含む請求項２３記載
    の背もたれの構造。
  37. 【請求項３７】 さらに、前記背中支持物の下端縁と係合するタブを有する
    前下部カバーを含む請求項３６記載の背もたれの構造。
  38. 【請求項３８】 前記前下部カバーは、凹形の形状であり、前記垂直部材の
    前方に配置されて該垂直部材をカバーする第１の部分を含み、前記垂直部材の後
    方に配置されて椅子の座部の後部を受ける第２の部分を更に含む請求項３７記載
    の背もたれの構造。
  39. 【請求項３９】 前記構造上の背もたれは、前記背中支持物の後部側を美し
    くカバーする硬い後部カバーを含み、前記前下部カバーが前記硬い後部カバーに
    取り付けられる請求項３８記載の背もたれの構造。
  40. 【請求項４０】 座部と、 該座部を異なる深さ調整位置間で動くように動作可能に支持するベースと、 前記座部に関して配置されて座っているユーザを支持する背もたれと、 該背もたれを前記座部に相互接続し、前記座部の深さを後ろ方向に調整する場
    合に前記座部の後部を受けるのに十分な距離を間に規定する１対の間隔を置いて
    配置した部材を有する、垂直部材と、 該垂直部材の一部をカバーし、該垂直部材の前側に配置された第１の部分と、
    前記垂直部材の反対側に配置された第２の部分とを有する、凹形のカバーとを含
    む椅子。
  41. 【請求項４１】 前記背もたれは、該背もたれの後面をカバーし前記下部カ
    バーに取り付けられた後部カバーを含む請求項４０記載の椅子。
  42. 【請求項４２】 前記背もたれは、構造上の背中支持物を含み、前記凹形の
    カバーは、前記背中支持物の下端縁に重なり前記背中支持物の下端縁の後方にあ
    る上端縁を備える下部カバーを含む請求項４１記載の椅子。
  43. 【請求項４３】 前記背もたれは、前記背中支持物の前領域をカバーする柔
    軟性を有するシートを含み、該柔軟性を有するシートは、前記下端縁を包み前記
    背中支持物の前記下端縁と前記下部カバーの前記上端縁との間を上向きに延びる
    下縁を含む請求項４２記載の椅子。
  44. 【請求項４４】 前記背中支持物は、垂直な中央の軌道を含み、さらに、該
    中央の軌道と動作可能に係合して垂直調整を行う従動部を有する垂直に調整可能
    な腰部支持物を含む請求項４１記載の椅子。
  45. 【請求項４５】 下端縁を有する背中支持物と、 該背中支持物の前側をカバーし、前記下端縁を包む下部を有し、前記背中支持
    物の下後面上に延びる部分を有する、柔軟性を有するシートと、 前記背中支持物の略下方に配置された硬いカバーであって、前記下端縁に重な
    り前記柔軟性を有するシートの前記下部のうちの前記下端縁上にある部分と係合
    する上縁フランジを有し、さらに、前記背中支持物の前記下端縁のはめ合い開口
    部と係合するタブを有する、該硬いカバーとを含む椅子用の背もたれの構造。
  46. 【請求項４６】 前記タブの前端は、鈍角をなして延びて組立を容易にする
    請求項４５記載の背もたれの構造。
  47. 【請求項４７】 さらに、前記背中支持物の後部側をカバーする後部カバー
    を含み、前記硬いカバーは、前記後部カバーの下部に取り付けられた請求項４６
    記載の背もたれの構造。
  48. 【請求項４８】 垂直な軌道を含み、下端縁および端側縁を更に有する背中
    支持物であって、前記端側縁が、内部に規定された１対の垂直に長い開口部を有
    する、該背中支持物と、 前記背中支持物の前側に配置された垂直に調整可能な腰部支持物であって、該
    腰部支持物が、前記垂直な軌道と動作可能に係合して調整中に前記腰部支持物の
    動きを案内する従動部を含み、前記腰部支持物が、垂直に摺動して移動するよう
    に前記長い開口部を貫いて動作可能に延びる端部を含み、さらに、該端部と入れ
    子式で係合し前記長い開口部のアウトボード側の上に配置されたハンドルを含み
    、該ハンドルが、前記腰部支持物が垂直に調整される時に入れ子式で出入りして
    、前記背中支持物の前記端側縁に従う、該腰部支持物と、 該背中支持物の前側をカバーし、前記下端縁を包む下部を有し、前記背中支持
    物の下後面上に延びる部分を有する、柔軟性を有するシートと、 前記背中支持物の略下方に配置された硬いカバーであって、前記下端縁に重な
    り前記柔軟性を有するシートの前記下部のうちの前記下端縁上にある部分と係合
    する上縁フランジを有する、該硬いカバーとを含む椅子用の背もたれの構造。
  49. 【請求項４９】 １対の間隔を置いて配置した垂直アームを有する垂直部材
    と、 前記垂直アームに取り付けられて座っているユーザの背中を構造上支持し、下
    端縁を有する、背中支持物と、 該背中支持物の前側をカバーし、前記下端縁を包む下部を有し、前記背中支持
    物の下後面上に延びる部分を有する、柔軟性を有するシートと、 前記背中支持物の略下方に配置された硬いカバーであって、前記下端縁に重な
    り前記柔軟性を有するシートの前記下部のうちの前記下端縁上にある部分と係合
    する上縁フランジを有する、硬いカバーとを含む椅子用の背もたれの構造。
  50. 【請求項５０】 前記背中支持物は、１対の窪みを含み、前記垂直アームは
    、組立中に前記窪みと係合する端を有し、さらに、該端から間隔を置いて配置し
    組立中に前記背中支持物に取り付けられるフランジを含む請求項４９記載の背も
    たれの構造。
  51. 【請求項５１】 前記垂直部材は、椅子制御装置における嵌め合い窪みと嵌
    め合いで入れ子式で係合するように構成された箱形の下端を有する請求項４９記
    載の背もたれの構造。
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