JP2003079478A - 背もたれ付き椅子 - Google Patents

背もたれ付き椅子

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JP2003079478A JP2001280525A JP2001280525A JP2003079478A JP 2003079478 A JP2003079478 A JP 2003079478A JP 2001280525 A JP2001280525 A JP 2001280525A JP 2001280525 A JP2001280525 A JP 2001280525A JP 2003079478 A JP2003079478 A JP 2003079478A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】背もたれの裏側にハンドルを設けて、このハン
ドルに、衣服掛け機能や移動用把手機能、或いは背もた
れに対するプロテクター機能を保持せしめるにおいて、
それらの機能を向上させる。 【手段】ハンドル59の端部を平面視コ字状に形成して、
ハンドル59の水平端部59bを背もたれ5の側面箇所に位
置させる。ハンドル59は背もたれ5のバックフレーム22
を囲う状態になるため、左右長さが長くなって各種機能
を向上できる。ハンドル49の水平端部49bはランバーサ
ポート装置25の回動部材59に締結されており、ハンドル
49を回動操作させると、押圧アーム47による背もたれ板
21の押し出し量を調節できる。また、ハンドル49をある
程度の力で上下方向に押し引きすると、ランバーサポー
ト装置25を高さ調節できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、背もたれを備えた
椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、椅子の背もたれは突起物がない
状態に構成されているが、椅子の移動を容易ならしめた
り、タオルや衣服を仮掛けしたりするためのハンドル
(フレーム)があると便利である。
【0003】この点について実公昭44−7776号公
報には、木製の椅子において、背もたれの上端にハンガ
ー状の上桟を形成してこれに上衣を掛けることができる
ようにすると共に、背もたれの背面に、左右一対の後ろ
向きブラケットを介して棒状のズボン掛けを設けること
が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、背もたれの
背面に設けたハンドルに衣類などを掛ける場合、ハンド
ルの左右長さはできるだけ長いのが好ましい。また、ハ
ンドルを椅子に対するプロテクターとして機能させるこ
とがあり、この場合も、ハンドルで背もたれを広くカバ
ーするのが好ましい。
【0005】しかし、前記公報のように背もたれの背面
から後ろ向きに突設したブラケットにハンドルを取付け
た構成では、ハンドルの左右長さは必然的に背もたれの
左右巾よりも小さくなるため、ハンドルに掛けることの
できる衣類の量を多くすることができないとばかりか、
背もたれのガード機能が低いという問題があった。
【0006】他方、背もたれに、背もたれ板のうち主と
して着座した人の腰に当たる部分を前向きに押し出すラ
ンバーサポート装置を設けることが行われており、その
例として、特許第3038174号公報には、背支杆
(バックフレーム)に側面視前向き凸で緩く湾曲した突
出部材を上下動自在に設けることが記載されている。
【0007】しかし、この構成では、突出部材による背
もたれ板の押し出し量は一定であるため、着座した人の
体格や好みに応じて腰部を的確に支持することが困難で
あった。また、突出部材の高さ調節は、当該突出部材に
手をかけて直接に押し引きするものであるため、突出部
材を強く掴みにくく、このため高さ調節が面倒であっ
た。
【0008】また、特開平10−211049号公報に
は、背もたれにおける表皮材とクッションとの間に形成
された隙間にベルト状のランバーサポートを設けること
が記載されているが、この場合は、表皮材を押し出す量
は一定であるため、着座した人の体格や好みに応じて的
確に腰を支持することが難しかった。
【0009】また、この特開平10−211049号公
報では、ランバーサポートの裏側にクッションが配置さ
れているため、クッションを設けたことの意味が減殺さ
れる点でも問題があった。
【0010】本発明は上記のような実情を改善すること
を課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項の1発明に係る椅
子は、座と、背もたれと、前記背もたれの背面と間隔を
空けた状態で左右方向に延びるように配置したフレーム
状又はバー状のハンドルとを備えており、前記ハンドル
は、その左右両端が背もたれの左右側面部に位置するよ
うに形成されている。
【0012】請求項2の発明では、請求項1において、
前記ハンドルの左右両端部を平面視でコ字状に曲がった
状態に形成することにより、ハンドルは、背もたれの左
右端面から外向きに延びたのち背もたれの背面を囲う形
態になっている。
【0013】請求項3の発明では、請求項1又は請求項
2において、前記背もたれは、人の背中が当たる背もた
れ板と、背もたれ板の後方に間隔を空けた状態で配置し
た裏カバーとを備えており、前記背もたれ板と裏カバー
との間に、背もたれ板のうち主として着座した人の腰に
当たる部分を前向きに押し出すランバーサポート装置を
高さ位置変更自在に配置している。そして、このランバ
ーサポート装置の高さ調節と背もたれ板の押し出し操作
とが前記ハンドルによって行われるようになっている。
【0014】請求項4の発明では、請求項3において、
前記ランバーサポート装置は、背もたれ板を前向きに押
し出す押圧部材と、回動によって前記押圧部材を前向き
に押し出す駆動部材とを備えており、前記ハンドルの端
部を駆動部材に連結することにより、ハンドルの回動操
作によって駆動部材を回動操作できると共に、ハンドル
に上下方向の力を掛けるとランバーサポート装置を高さ
調節できるようになっている。
【0015】請求項5の発明では、請求項4において、
前記ハンドルは、左右両端部に上向きに延びる立ち上が
り部が形成されて正面視略上向き開口コ字状になってお
り、このハンドルの立ち上がり部の上端を前記駆動部材
に固定している。
【0016】
【発明の作用・効果】本発明では、ハンドルは背もたれ
の背面の左右全長にわたって延びているため、実公昭4
4−7776号公報に比べてハンドルの左右長さを長く
することができる。
【0017】このため、衣類などを掛ける場合にはその
量を多くすることができると共に、ハンドルを背もたれ
に対するプロテクター(保護部材)として機能させる場
合は保護機能を向上させることができ、更に、ハンドル
を椅子移動用の把手として利用する場合は広い範囲から
ハンドルに手を掛けることができるというように、ハン
ドルの機能を向上させることができる。
【0018】ところで、実公昭44−7776号公報の
場合、ブラケットを背もたれに一体成形した場合は、ハ
ンドルを必要としなくなった場合にブラケットが邪魔に
なり、さりとてブラケットを背もたれとは別体に構成し
てこれをねじで背もたれに固定すると、ブラケットを取
り外した後にねじ穴が露出して美感が悪化する。
【0019】これに対して本願発明は、ハンドルの両端
が背もたれの側端面に位置しているため、仮にハンドル
を取り去っても背もたれの裏側に障害物が残ったり取付
け穴が残ったりすることはなく、ハンドルを取り去った
場合の問題が生じることはない。
【0020】なお、実公昭44−7776号公報では、
上衣をかける上桟のうち背もたれの側面から張り出して
いる部分を水平回動式とすることにより、ハンガーとし
て使用しないときに背もたれの側面から障害物が突出し
ないように配慮されており、従って、ズボン掛け部(ハ
ンドル)やブラケットを背もたれの左右外側に突出させ
るという技術的思想は開示されていない。
【0021】請求項2のように構成すると、ハンドルは
背もたれの左右外側に張り出した状態になるため、上記
したハンドルとしての機能を一層向上できる。
【0022】請求項3〜5のように構成すると、着座し
た人の体格等に応じて腰部を的確に支持することができ
る。そして、押圧部材の操作と高さ調節とをハンドルに
よって行うものであるため、それだけ構造を簡単化する
ことができる。また、ハンドルはしっかりと握ることが
できるため、操作を軽い力で行える利点もある。
【0023】特に、請求項4のように構成すると、ハン
ドルの回動操作によって背もたれ板の押し出し調節を行
えるため、背もたれ板の押し出し操作をより軽快に行え
て好適である。
【0024】ところで、押圧部材の突出量調節及び高さ
調節は着座した状態で行うのが普通であり、この場合、
両手(又は片手)を背もたれの裏側に伸ばしてハンドル
の操作を行うことになるが、請求項5のように構成する
と、ハンドルのうち人の手が掛かる部分は下部に位置し
ているため、非着した人は腕を大きく曲げる必要はな
く、このためハンドルの操作をより快適に行える利点で
ある。
【0025】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。
【0026】(1).概要(図1〜図5) 先ず、図1〜図5に基づいて椅子の概要を説明する。図
1は右側面図、図2は正面図、図3(A)は背面図、図
4は部材の分離斜視図、図5は部分的な縦断側面図であ
る。
【0027】本発明は回転椅子に適用しており、この椅
子は、脚支柱(ガスシリンダ)1を立設したキャスター
付きの脚2と、座3と、肘掛け装置4と、背もたれ5
と、ヘッドレスト6とを備えている。脚支柱1の上端に
は上向きに開口したベース7が固定されており、ベース
7の上方に正面視で翼状に広がる中間部材8と、座3と
が配置されている。
【0028】詳細は省略するが、座3は、合成樹脂製の
座板(座インナー部材)にクッションを張った構造にな
っており、詳細は省略するが、座板の左右両側部を中間
部材に対して前後動自在に装着している。
【0029】中間部材8の前部と後部とには、左右一対
ずつのブラケット部8a,8bを下向きに突設してお
り、前ブラケット部8aを左右長手の第1軸9でベース
7に連結されている。第1軸9がベース7に嵌まる穴1
0は前後長手の長穴になっている。
【0030】ベース7の前後略中間部には、揺動フレー
ム11の前部が左右長手の第2軸12によって連結され
ている。また、揺動フレーム11の前後中途部には、中
間部材8の後部ブラケット8bが左右長手の第3軸13
によって連結されている。
【0031】図4及び図5に示すように、第2軸12の
うちベース7の内部に位置した部位には弾性支持手段の
一例として、左右2本のねじりばね(キックばね)14
が振り分けて配置されており、これらねじりばね14の
一端部を受け部材15で上方から支持し、ねじりばね1
4の他端には中間部材8の後部ブラケット8bが上方か
ら当たっている。
【0032】従って、揺動フレーム11はねじりばね1
4の弾性に抗して後傾し、かつ、中間部材8及び座3は
揺動フレーム11の後傾動に連動して後傾しつつ後退す
る(すなわち、座3が背もたれ5にシンクロする)。ね
じりばね14の初期弾性力は、受け部材15に係合した
つまみ16で調節できる。
【0033】揺動フレーム11は、後部に立ち上がり部
11aを有する側面視略L字状に形成されており、本実
施形態では、アルミのような軽合金(鉄のような他の金
属でも良い)のダイキャストや合成樹脂の成形によって
製造されている。
【0034】そして、後ろ向き傾斜部は断面略三角形状
で内向きに開口しており、内部に補強リブ17を設けて
いる。また、立ち上がり部11aは傾斜部とスムースに
連続するように平面視で三角形状(或いは涙滴状)に形
成されており、その前後両面に凹所18を形成し、凹所
18にリブ19を多段に設けている。
【0035】背もたれ5は、揺動フレーム11に取付け
たバックフレーム20(背支持枠)20と、バックフレ
ーム20の手前側に配置した背もたれ板(背インナー部
材)21と、バックフレーム20の裏側に配置した裏カ
バー(背アウター部材)22とを備えている。背もたれ
板21の前面にはクッション23を張っている。
【0036】次に、図6以下の図面に基づいて背もたれ
5の詳細を説明する。図6は背もたれ板21を省略した
状態での背もたれ5の正面図、図7は背もたれの縦断側
面図、図8はクッション23を省略した状態での縦断側
面図、図9(A)はバックフレーム20と揺動フレーム
11の分離正面図、図10はバックフレーム20と背も
たれ板21と裏カバー22との分離側断面図、図11及
び図12は背もたれ板21の取付け状態を示す斜視図、
図13のうち(A)は平面図、(B)は背もたれ板21
と裏カバー22との分離平面図である。
【0037】(2).背もたれの基本構造 既述のとおり、背もたれ5は、金属製のバックフレーム
20と合成樹脂製の背もたれ板21と同じく合成樹脂製
の裏カバー22とを備えており、バックフレーム20に
は、ランバーサポート機構25が上下動自在に取付けら
れている。
【0038】例えば図9や図10に示すように、バック
フレーム20は左右の支柱20aを備えており、左右の
支柱20aは上部横杆20bと下部横杆20cとで連結
されている。更に中間横杆を配置しても良い。
【0039】バックフレーム20の左右支柱20aの下
端部は、揺動フレーム11の立ち上がり部11aに設け
た穴に嵌め込まれており、ねじ26で固定されている。
この場合、凹所18の箇所においてねじ26をねじ込ん
でおり、このため、ねじ26の頭が目立たずに体裁が良
い。
【0040】例えば図6に示すように、裏カバー22の
上部には前向きに突出した左右長手の水平リブ27を形
成しており、この水平リブ27に連設した状態で左右一
対の下向き開口筒部28が形成されており、この下向き
開口筒部28に、バックフレーム20の支柱20aの上
端を嵌め込み、ねじ29で固定している。
【0041】また、図6〜8、図10に示すように、裏
カバー22の下部には、バックフレーム20の下部横杆
20cに上方から嵌合するブラケット部30を一体に設
け、ブラケット部30を下部横杆20cにねじ31で固
定している。
【0042】既述の通り、背もたれ板21の前面にはク
ッション23が張られており、クッション23の表面は
クロス(布等の表皮材)32で覆われている。
【0043】また、例えば図7,8,10,11に示す
ように、背もたれ板21の上部には、裏カバー22の水
平リブ27よりも上方に位置する左右長手の水平片35
を後ろ向きに突設しており、水平片35の左右両端部
に、円柱状の上取付け部34を下向きに突設し、これ
を、裏カバー22の水平リブ27に連設した円筒状の上
受け部35に上方から嵌め込んでいる。
【0044】この場合、上取付け部34と背もたれ板2
1とは補強のために板状部34aによって一体に接続さ
れている一方、裏カバー22の上受け部35には、板状
部34aが嵌合するスリット36を形成している。
【0045】また、上取付け部34の先端には、上受け
部35の下端面に引っ掛かり係合する上係合爪37を一
体に設けている。このため、上取付け部34を上受け部
35に嵌め込むと、背もたれ板21は上向き抜け不能に
保持される。図11に黒抜き矢印で示すように、係合爪
37を外側から内側に押しやった状態で背もたれ板21
を上向きに押し上げると、背もたれ板21を取り外すこ
とができる。
【0046】裏カバー22の左右両側部には、背もたれ
板21の裏面に向けて突出する縦リブ38が形成されて
いるが、係合爪37の箇所では、縦リブ38はごく低い
引くさになっていて(途切れていても良い)、係合爪3
7の押し曲げ操作に支障が無いように配慮されている。
【0047】背もたれ板21の下部には、バックフレー
ム20の下部横杆20cと裏カバー22との間の空間に
上方から入る下取付け部39を一体に形成している。下
取付け部39は、背もたれ板21が手前側に移動し得る
ように上下方向に長く延びており、その下端に、バック
フレーム20の下部横杆20cに引っ掛かることによっ
て背もたれ板21の前向き移動限度を規制する爪39c
を設けている。
【0048】また、図12に示すように、背もたれ板2
1には下取付け部39の上部を囲うようなスリット40
が形成されており、このため、下取付け部38を前後移
動させるように容易に変形させることができる。換言す
ると、下取付け部39を下部横杆20cに係合させた状
態で、背もたれ板21の下部を手前に押しやるように容
易に撓み変形させることができる。また、背もたれ板2
1の取り外しに際しても、下取付け部39を簡単におし
やることができる。
【0049】背もたれ板21を取付ける場合は、先に下
取付け部39を下部横杆20cと裏カバー22との間に
挿入してから、上部取付け部34を裏カバー22の上受
け部35に弾性に抗して嵌め込むことになる。取り外し
は逆の手順で行う。
【0050】背もたれ板21の背面と下取付け部39と
の間の間隔はバックフレーム20の下部横杆20cの直
径よりも大きいため、背もたれ板20がその下部におい
て前後動することが許容されており、このため、背もた
れ板20は側面視でも撓み変形が可能なっており、その
結果、着座した人に対して高いフィット感を与えること
ができる。
【0051】クッション23を覆うクロス32は背もた
れ板21の裏面の全体を覆うように袋状に形成されてお
り、クロス32から水平リブ27や下取付け部39が露
出した状態になっている。また、背もたれ板21の水平
片35には左右に長いスリット41が形成されており、
このスリット41に、クロス32の縁部32aを差し込
むことにより、水平片35の箇所でクロス32を美麗に
処理している。
【0052】ヘッドレスト6は左右の支柱42を備えて
おり、左右の支柱42は、裏カバー22の前面に設けた
上下一対ずつの受け筒部45に差し込み装着されてお
り、図示しない爪式き係合手段で抜け不能に保持されて
いる。
【0053】(3).ランバーサポート機構の構造 次に、図14以下の図面も参照してランバーサポート機
構25について説明する。
【0054】図14のうち(A)は部分平面図、(B)
は部分正面図,(C)は部分的な右側面図、図15は要
部の正面図、図16は背もたれ板21の側縁部の正面
図、図17は図15のXVII−XVII視断面図、図18のう
ち(A)は図15の XVIII-XVIII視断面図、(B)は部
材の分離図、(C)は(A)の部分的な破断図、図19
は図18のXIX−XIX視断面図、図20は図18のXX−
XX視断面図、図21のうち(A)は図19の XXI-XXI視
断面図、(B)は作用を示す概略図である。
【0055】ランバーサポート機構25は、背もたれ板
21のうち特に着座した人の腰に当たる部分を前向き突
出させることにより、着座した人に、その体格に応じた
正しい姿勢を採れるようにするためのものである。
【0056】ランバーサポート機構25は、バックフレ
ーム20の支柱20aに上下動自在に装着したスライド
ケース(昇降手段の一例)45と、左右のスライドケー
ス45を一体に連結する連結体(連結手段の一例)46
と、と、スライドケース45に設けた押圧アーム(押圧
手段の一例)47と、左右の押圧アーム47を一緒に回
動させるための連動軸(連動手段の一例)48と、左右
の押圧アーム47を同時に操作する操作手段の一例であ
るハンドル49とを備えている。
【0057】図19に示すように、スライドケース45
の内部には合成樹脂製の2つ割り式のスライダー50が
装着されている。また、図15及び図17に示すよう
に、スライダー50には下向き(上向きでも良い)に延
びる片持ち梁状で先端が側断面山形に形成された撓み爪
51を設ける一方、裏カバー22のうちスライドケース
45の後方位置に設けたリブ52に、前記撓み爪51が
係合する側面視鋸歯状の凹凸部52aを形成している。
【0058】従って、スライドケース45に対して上向
き又は下向きのある程度の力を掛けると、撓み爪51を
弾性変形させてランバーサポート機構25を上下動させ
ることができ、かつ、上下方向の外力がなくなると、ラ
ンバーサポート機構25はその高さに停止する。これに
より、身長の違いに関係なく、着座した人の腰を的確に
支持することができる。
【0059】スライドケース45及びスライダー50に
は、連動軸48の左右端部が回転可能に貫通している。
連動軸48は左右スライドケース45の間でクランク状
に曲げられており、図18(C)に示すように、連動軸
48のクランク部を連結板46に当てることにより、一
方方向の回転限度が規制されている。
【0060】図21に示すように、スライドケース45
の左右側面部には、平断面略コ字状で上下に延びる受け
ケース53が固定されており、この受けケース53に平
断面略コ字状の前記押圧アーム47が前方から被さって
いる。そして、押圧アーム47の上部に前記連動軸48
の左右端部が貫通しており、連動軸48に押圧アーム4
7を固定している。
【0061】従って、押圧アーム47は連動軸48と一
体に回動する。連動軸48の端部は受けケース53に貫
通しており、受けケース53は連動軸48に対する軸受
けの役割も果たしている。
【0062】受けケース53の上下中途部には、左右長
手の支軸54により、歯車55とカム56とが回転自在
に支持されている。支軸54と歯車55とカム56と一
体に回転するようになっている。
【0063】図21に示すように、カム56の外周面で
押圧アーム47を支持するようになっているが、カム5
6の外周面に軸心からの距離が異なる複数(6個)のカ
ム面56aが形成することにより、カム56が回転する
と押圧アーム47における連動軸48の端部を中心にし
て回動するように設定している。
【0064】押圧アーム47の下端には、背もたれ板2
1の背面に当たるローラ57を設けている。背もたれ板
21は平面視で前向き凹状に湾曲しているため、図20
に示すように、ローラ57はテーパ状に形成されてい
る。
【0065】また、図16に示すように、背もたれ板2
1の左右側部には階段状に屈曲したスリット58が多段
に形成されており、スリット58のうち階段状の部分が
ローラ57に当たるように設定している。
【0066】図18に示すように、受けケース53の内
部には、駆動部材の一例として、連動軸48の端部に固
定されたシーソー式回動部材59が配置されており、回
動部材59に、歯車55に噛合する爪材60を取付けて
いる。従って、連動軸48を中心にして回動部材59を
回動させると、歯車55とカム56とを回転させること
ができる。
【0067】この場合、回動部材59を黒抜き矢印方向
に回動させると歯車55が右側面視で半時計回り方向の
みに間欠的に回転するように、歯車55の歯を非対称状
台形に形成して、かつ、受けケース53に、歯車55の
逆転を阻止する弾性ストッパー61を取付けている。
【0068】そして、左右の回動部材59にハンドル4
9の左右端部をねじ62で固定している。ハンドル49
は裏カバー22を後ろ側から囲うように端部が平面視コ
字状に形成されており、ハンドル49と裏カバー22の
背面との間には、当該ハンドル49を人が握ったり、ハ
ンドル49に服やタオルなどを掛けたりすることのでき
る程度の空間が空いている。
【0069】また、ハンドル49の左右端部に立ち上が
り部49aを設け、立ち上がり部49aの上端に水平端
部49bを設け、この水平端部49bを前記回動部材5
9に固定している。なお、水平端部49bを基準にする
と、立ち上がり部49aは垂下部として表現される。
【0070】(4).ランバーサポート機構の動き ハンドル49を手で持って手前側に回動させると、回動
部材59が回動してカム56が位置方向に間欠的に回転
するため、すなわち、カム56はロータリー式になって
いるため、押圧アーム47が回動することによって背も
たれ板21を少しずつ押し出せるとと共に、背もたれ板
21を最大突出位置まで押し出してから次にハンドル4
9を回動させると、背もたれ板21は最も後退している
位置に戻る。
【0071】また、ハンドル49を手で持ってある程度
の力を掛けて上下方向に押し引きすると、前記した撓み
爪51と凹凸部52aとの作用により、ランバーサポー
ト機構25をごく細かいピッチで上下動させることがで
きる。
【0072】本実施形態のようにハンドル49の左右端
部に立ち上がり部(端部から見ると垂下部となる)49
aを設けると、着座した状態でハンドル49を簡単に掴
むことができるため、着座した状態のままでランバーサ
ポート機構25の高さ調節や突出量調節を簡単に行うこ
とができる利点がある。なお、本実施形態では、ハンド
ル49の操作は、上半身を背もたれ5から浮かした状態
で行う。
【0073】前記特許第3038174号の場合、背も
たれ板の左右中間部が突起で支持されているに過ぎない
ため、背もたれ板21が平面視で後ろ向き凹状に撓み変
形することはなく、このためフィット感に乏しいという
問題がある。
【0074】これに対して本願発明では、背もたれ板2
1の左右両端部を押圧アーム47で押し出すものである
ため、背もたれ板21は平面視で後ろ向きに突出するよ
うに撓み変形することができ、このため、フィット性と
クッション性とに優れている。
【0075】本実施形態のように背もたれ板21のうち
ローラ57が当たる部分にスリット58を設けると、背
もたれ板21の撓みを容易ならして、ランバーサポート
機能を向上できる。
【0076】この場合、スリット58を階段状に形成し
て、段違い部をローラ57で支持しているため、スリッ
ト58を設けたものでありながら、背もたれ板21がロ
ーラ57で押し破られるような状態になることを防止し
て、背もたれ板21を的確に押し出すことができる。
【0077】(5).実施形態の利点 左右縦リブ38は、ハンドル49の水平端部49bと干
渉しないように、ハンドル49の端部が上下動する範囲
でごく低い高さの切り欠き部38aになっている(全く
なくても良い)。このようにすると、ハンドル49の上
下動操作機能を損なうことなく、背もたれ板21と裏カ
バー22との間の空間が外側に過度に露出することを防
止して、美感を向上できると共に安全性を確保できる。
【0078】図18から容易に理解できるように、ロー
ラ57を押圧アーム47に取付けるに当たっては、押圧
アーム47の左右側板に形成したくびれ状穴63にボス
64を強制的に嵌め込んでおり、このため、ローラ57
をワンタッチ的に取付けることができる。
【0079】なお、必ずしもローラ57を設ける必要は
なく、押圧アーム47を背もたれ板21に当てるだけで
も良いが、ローラ47を使用すると上下高さ調節をスム
ースに行える利点がある。
【0080】(6).その他 本発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。
裏カバーや背もたれ板も、デザイン等の必要に応じて様
々に具体化することができる。ハンドルの断面形状も必
要に応じて選択できる。
【0081】ランバーサポート装置は背もたれ板の左右
両側部を押し出す構造には限らず、背もたれ板の左右中
間部を押し出す構造としたり、中間部と左右両端部との
3ヶ所を押し出す構造とすることも可能である。ランバ
ーサポート装置を裏カバーに取り付けてもよい。
【0082】更に、ランバーサポートの高さ調節手段や
背もたれ板の押し出し手段は、図示した構造の他の様々
の構造を採用することができる。例えばくさび作用を利
用するなどして、背もたれ板の押し出し量を無段階調節
することも可能である。
【0083】なお、請求項3〜4のランバーサポート装
置はそれ自体が独立した発明として成立し得るものであ
り、この場合は必ずしもハンドルが背もたれの背面にそ
って一連に延びている必要はなく、左右のハンドルが連
続することなく分断されていたり、背もたれの左右両側
部のうち片側だけにハンドルを設けたりすることも可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】椅子の右側面図である。
【図2】椅子の正面図である。
【図3】 (A)は椅子の背面図、 (B)は裏カバーの部分背
面図、 (C)は (B)の C-C視断面図である。
【図4】ベースと中間部材との分離斜視図である。
【図5】部分的な縦断側面図である。
【図6】背もたれ板を省略した状態での背もたれの正面
図である。
【図7】背もたれの縦断側面図である。
【図8】クッションを省略した状態での縦断側面図であ
る。
【図9】 (A)はバックフレーム20と揺動ハンドルの分
離正面図、 (B)は (A)の B-B視断面図である。
【図10】背もたれの分離側断面図である。
【図11】背もたれ板の上部の取付け状態を示す斜視図で
ある。
【図12】背もたれ板の下部の取付け状態を示す斜視図で
ある。
【図13】 (A)は背もたれの概略平面図、 (B)は背もたれ
板と裏カバーとの分離平面である。
【図14】 (A)は部分平面図、 (B)は部分正面図、 (C)は
部分的な右側面図である。
【図15】ランバーサポート機構の要部の正面図である。
【図16】背もたれ板の側縁部の正面図である。
【図17】図15のXVII−XVII視断面図である。
【図18】 (A)は図15の XVIII-XVIII視断面図、 (B)は
部材の分離図、 (C)は(A)の部分的な破断図である。
【図19】図18のXX-XIX視断面図である。
【図20】図18のXX−XX視断面図である。
【図21】 (A)は図19の XXI-XXI視断面図、 (B)は作用を
示す概略図である。
【符号の簡単な説明】
5 背もたれ 20 バックフレーム 21 背もたれ板 22 裏カバー 25 ランバーサポート装置 45 スライドケース 46 連結板 47 押圧部材の一例としての押圧アーム 48 連動軸 49 ハンドル 55 歯車 56 カム 57 ローラ 59 駆動部材の一例としての回動部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座と、背もたれと、前記背もたれの背面と
    間隔を空けた状態で左右方向に延びるように配置したフ
    レーム状又はバー状のハンドルとを備えており、 前記ハンドルは、その左右両端が背もたれの左右側面部
    に位置するように形成されている、背もたれ付き椅子。
  2. 【請求項2】前記ハンドルの左右両端部を平面視でコ字
    状に曲がった状態に形成することにより、ハンドルは、
    背もたれの左右端面から外向きに延びたのち背もたれの
    背面を囲う形態になっている、請求項1に記載した背も
    たれ付き椅子。
  3. 【請求項3】前記背もたれは、人の背中が当たる背もた
    れ板と、背もたれ板の後方に間隔を空けた状態で配置し
    た裏カバーとを備えており、 前記背もたれ板と裏カバーとの間に、背もたれ板のうち
    主として着座した人の腰に当たる部分を前向きに押し出
    すランバーサポート装置を高さ位置変更自在に配置して
    おり、このランバーサポート装置の高さ調節と背もたれ
    板の押し出し操作とが前記ハンドルによって行われるよ
    うになっている、請求項1又は請求項2に記載した背も
    たれ付き椅子。
  4. 【請求項4】前記ランバーサポート装置は、背もたれ板
    を前向きに押し出す押圧部材と、回動によって前記押圧
    部材を前向きに押し出す駆動部材とを備えており、前記
    ハンドルの端部を駆動部材に連結することにより、ハン
    ドルの回動操作によって駆動部材を回動操作できると共
    に、ハンドルに上下方向の力を掛けるとランバーサポー
    ト装置を高さ調節できるようになっている、請求項3に
    記載した背もたれ付き椅子。
  5. 【請求項5】前記ハンドルは、左右両端部に上向きに延
    びる立ち上がり部が形成されて正面視略上向き開口コ字
    状になっており、このハンドルの立ち上がり部の上端を
    前記駆動部材に固定している、請求項4に記載した背も
    たれ付き椅子。
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