JP2012254721A - 乗物用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】背面にディスプレイを備えた乗物用シートに、新たに照明装置を追加することなく後席の乗員の足元を照明することができる乗物用シートを提供する。
【解決手段】ディスプレイ本体部42は、移動手段にて、シートバック部の背面に格納される格納位置と、格納位置から移動した非格納位置に移動可能であり、格納位置に格納されたディスプレイ本体部の下方には開口部41Kが形成され、格納位置に格納されたディスプレイ本体部42の表示面42Aに対向する位置には、表示面から出力された光をディスプレイ本体部の下方に向けて反射するように下方に向けて所定角度に傾斜させた反射部材41D、あるいは表示面から出力された光をディスプレイ本体部の下方に向けて導光する導光部材44、の少なくとも一方が配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、背面にディスプレイ装置を備えた乗物用シートに関する。
近年の車両には、乗員が乗降する際に扉を開けると足元を照明し、乗降の際に乗員の足元を明るくして乗員がより安全に乗降できるようにしている車両がある。
例えば特許文献1に記載された従来技術には、折り畳んで収容可能なテーブルを背面に備えた乗物用シートが開示されている。当該テーブルには照明装置が設けられており、当該照明装置は、テーブルを利用する際にはテーブル上を照明し、テーブルを折り畳んで乗物用シートの背面に収容した場合には、後席の乗員の足元照明として利用できる構造を有している。
また近年では、特許文献2に記載された従来技術のように、背面にディスプレイを備えた種々の乗物用シートが開示されている。
特開2010−111345号公報 特開2010−241334号公報
特許文献2に記載された従来技術のように背面にディスプレイを備えた乗物用シートに、特許文献1に記載された従来技術のような足元照明の機能の追加を所望する場合、新たに照明装置を設ける必要があり、部品点数、配線、コスト等が増加するので、あまり好ましくない。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、背面にディスプレイを備えた乗物用シートに、新たに照明装置を追加することなく後席の乗員の足元を照明することができる乗物用シートを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る乗物用シートは次の手段をとる。
まず、本発明の第1の発明は、乗員が腰を下ろすシートクッション部と、前記乗員が背中を凭せ掛けるシートバック部と、前記シートバック部における前記乗員と反対の側である背面に設けられるディスプレイ本体部と、前記ディスプレイ本体部の位置を移動させる移動手段と、を備えた乗物用シートである。
前記ディスプレイ本体部は、前記移動手段にて、前記シートバック部の背面に格納される格納位置と、前記格納位置から移動した非格納位置に移動可能であり、前記格納位置に格納された前記ディスプレイ本体部の下方には、開口部が形成されている。
そして、前記格納位置に格納された前記ディスプレイ本体部の表示面に対向する位置には、前記表示面から出力された光を前記ディスプレイ本体部の下方に向けて反射するように下方に向けて所定角度に傾斜させた反射部材、あるいは前記表示面から出力された光を前記ディスプレイ本体部の下方に向けて導光する導光部材、の少なくとも一方が配置されている。
この第1の発明によれば、格納位置に格納されたディスプレイ本体部の表示面から出力される光を、反射部材にて下方に反射して、あるいは導光部材にて下方に導光して、開口部から出力することで、新たに照明装置を追加することなく後席の乗員の足元を照明することができる。これにより、照明装置、配線、コスト等の増加を抑制することができる。
次に、本発明の第2の発明は、上記第1の発明に係る乗物用シートであって、前記格納位置に格納された前記ディスプレイ本体部の前記表示面から出力された光が前記ディスプレイ本体部の下方に向けて出力されるまでの経路のいずれかの位置には、入射あるいは反射された光を拡散させる拡散部材が配置されている。
この第2の発明によれば、表示面から出力された光を拡散させて後席の乗員の足元の周囲を、明暗の差が少ない淡い光で照明することができるので、より視認性よく足元を照明することができる。
次に、本発明の第3の発明は、上記第1の発明または第2の発明に係る乗物用シートであって、更に、前記表示面に表示する表示画像を前記ディスプレイ本体部に出力する制御手段と、前記乗物用シートの後席への乗降を検出する後席乗員乗降検出手段と、を備え、前記制御手段は、前記後席乗員乗降検出手段を用いて前記後席への乗降を検出すると、予め設定された色彩の表示画像を前記ディスプレイ本体部の前記表示面から出力させる。
この第3の発明によれば、乗物用シートの後席への乗員の乗降を適切に検出し、適切なタイミングにて足元を照明することができる。
(A)は本発明の乗物用シート1に搭載されるディスプレイ本体部42が表示面42Aを後席に向けて格納位置に格納されている状態を示す図であり、(B)は(A)に示す状態のディスプレイ本体部42を非格納位置に移動させた状態を示す図である。 (A)は図1(B)に示す状態から表示面42Aが下向きとなるようにディスプレイ本体部42を回転させた状態を示す図であり、(B)は(A)に示す状態から表示面42Aをシートバック部20に向けてディスプレイ本体部42を格納位置に移動させた状態を示す図である。 ディスプレイ装置40の構造の第1の実施の形態を説明する図であり、(A)は各部材の外観を説明する斜視図であり、(B)は(A)の各部材を組み付けた状態を説明する図であり、(C)は他の例を説明する図である。 ディスプレイ装置40の構造の第2の実施の形態を説明する図であり、(A)は各部材の外観を説明する斜視図であり、(B)は(A)の各部材を組み付けた状態を説明する図であり、(C)は他の例を説明する図である。 ディスプレイ装置40の構造の第3の実施の形態を説明する図である。 制御手段51、後席乗員乗降検出手段52、前席の乗物用シート1に設けられたディスプレイ装置40を用いて、後席の乗物用シート101に乗降する乗員の足元を照明する様子を説明する図である。
以下に本発明を実施するための形態を図面を用いて説明する。以下、前席と後席を有する車両における前席の乗物用シートを例として説明する。
●[乗物用シート1へのディスプレイ装置40の搭載位置とディスプレイ本体部42の移動及び回転状態(図1、図2)と、ディスプレイ装置40の構造(図3)]
図1(A)、(B)及び図2(A)、(B)は本発明の乗物用シート1の側面図及びディスプレイ装置40の斜視図を示している。
本実施の形態にて説明する乗物用シート1は、乗員が腰を下ろすシートクッション部10と、当該乗員が背中を凭せ掛けるシートバック部20と、当該乗員が頭を凭せ掛けるヘッドレスト部30と、後席の乗員が視聴に利用するためのディスプレイ装置40と、を備えている。なお、ヘッドレスト部30は省略してもよい。
また図6に示すように、ディスプレイ装置40には、制御手段51が接続され、制御手段51には後席乗員乗降検出手段52が接続されている。制御手段51は、DVD再生装置からの映像情報や、TVチューナの映像情報等、種々の映像情報、画像情報を、ディスプレイ装置40に出力する。
本発明は、後席に乗員が着座している場合には、当該後席乗員がディスプレイ装置40をDVDの再生映像やTV放送の映像等の視聴用として普通に利用し、後席に乗員が乗降する際には、ディスプレイ装置40のバックライト照明を、乗降する乗員の足元照明として利用するものである。
図1〜図3に示すように、ディスプレイ装置40は、シートバック部20の背面に設けられており、ホルダ部材41、ディスプレイ本体部42、ホルダ部材41に対するディスプレイ本体部42の位置を移動させるアーム部材43等にて構成されている。なおホルダ部材41は、シートフレームや樹脂製シートバック等に取り付けられてシートバック部20の背面に固定されているが、樹脂製シートバックと一体品であっても良い。
次に図3(A)を用いてディスプレイ装置40の構造について簡単な説明をする。なお拡散部材45と導光部材44の説明は後述する。
一対のアーム部材43のそれぞれにおいて、一方端側の支持部43Aはホルダ部材41に形成された支持孔41Cに嵌め込まれる。またアーム部材43の他方端側の支持部43Bはディスプレイ本体部42に形成された支持孔42Cに嵌め込まれる。
またディスプレイ本体部42への配線50は、アーム部材43を利用して接続される。
ディスプレイ本体部42には、支持孔42Cの近傍に、ディスプレイ本体部42の回転角度範囲を規制する凸状の規制部42Bが形成されている。この規制部42Bにより、アーム部材43に対するディスプレイ本体部42の回転角度範囲は、図1(A)に示すようにアーム部材43の一方の縁部に規制部42Bが接触した状態から、図2(B)に示すようにアーム部材43の他方の縁部に規制部42Bが接触するまでの180度の範囲内に規制される。これにより、配線50が必要以上のねじれ荷重等を受けることがなくなる。
次に図1(A)、(B)及び図2(A)、(B)を用いて、ディスプレイ本体部42の移動及び回転状態について説明する。
図1(A)は、ディスプレイ本体部42が、表示面42Aをシートバック部20と反対の側に向けて、格納位置に格納されている状態を示す図である。この状態では、後席の乗員は、表示面42Aに表示される映像等を視聴することができる。
図1(B)は、図1(A)の状態からディスプレイ本体部42を引き出して、ディスプレイ本体部42を非格納位置に移動させた状態を示している。なお「非格納位置」とは、図1(A)及び図2(B)に示す「格納位置」以外の任意の位置を指す。この状態では、後席の乗員の視点の高さにより近い高さまでディスプレイ本体部42を移動させることができるとともにディスプレイ本体部42の傾斜角度を調整できるので、後席の乗員は、より快適に表示面42Aに表示される映像等を視聴することができる。
図2(A)は、図1(B)の状態から表示面42Aが真下を向くまでディスプレイ本体部42を回転させた状態を示している。この状態は、図2(B)に示す格納位置にディスプレイ本体部42を移動させるための準備となる状態であり、表示面42Aに表示される映像等を視聴することはできない。
図2(B)は、図2(A)の状態からディスプレイ本体部42を格納位置に移動させた状態を示しており、表示面42Aはシートバック部20の側に向けられている。この状態である場合に、表示面42Aから出力される光を、後席の乗員の足元に向けて出力する。
●[第1の実施の形態におけるディスプレイ装置40の詳細構造(図3)]
次に図3を用いて、ディスプレイ装置40の構造における第1の実施の形態について説明する。
上述したように、ディスプレイ本体部42は、アーム部材43を介してホルダ部材41に対して回転可能に支持されている。
図3(A)に示すように、ホルダ部材41は前面と底面が開口しており、前面の開口部はディスプレイ本体部42を出し入れ可能とするために開口されている。また底面の開口部41Kは、表示面42Aをホルダ背面41Dに対向させてディスプレイ本体部42を格納位置に格納させた場合において、表示面42Aから出力された光であって下方に向けて反射あるいは導光された光を出力するために開口されている。
なお、表示面42Aをシートバック部20の側に向けてディスプレイ本体部42を格納位置に格納すると、表示面42Aに対向する位置にはホルダ背面41Dが位置している。ホルダ背面41Dは、表示面42Aから出力される光を反射する樹脂材で形成、あるいは光を反射するコーティングが施され、あるいは光を反射するアルミ材等の板状部材が貼り付けられており、下方に向けて所定角度に傾斜するように配置されている。
また、ホルダ背面41Dに接触する位置には導光部材44が配置され、導光部材44におけるホルダ背面41Dと反対の側には導光部材44に接触する位置に拡散部材45が配置される。
導光部材44は、例えばアクリル等の材質にて形成されており、入射された光を、当該導光部材44の外部に漏れることを抑制しながら出射面44Mに導光する部材である。この導光部材44により、外部に漏れる光を低減し、より明るく足元を照明することができる。
また拡散部材45は、例えば拡散シート等であり、表示面42Aから出力されて入射あるいは反射された光をランダムな方向に拡散させる部材である。この拡散部材45により、ディスプレイ用のバックライト照明を、後席乗員の足元照明として適切な光である全体的に均一な淡い光に変換することができる。
図3(B)は、図3(A)に示したホルダ部材41、アーム部材43、ディスプレイ本体部42、導光部材44、拡散部材45を組み付けた状態を説明する図である。
表示面42Aをシートバック部20の側に向けて格納位置に格納されたディスプレイ本体部42の表示面42Aから出力された光は、拡散部材45にて拡散されて導光部材44に入射され、さらにホルダ背面41Dにて下方に向けて反射され、開口部41Kから下方に向けて出力される。この光を用いて後席の乗員の足元を照明する。
また図3(C)は、図3(B)における拡散部材45の配置位置を、開口部41Kの下方に移動した例を示している。拡散部材45は、表示面42Aから出力された光が、ディスプレイ本体部42の下方に向けて出力されるまでの経路のいずれかの位置に配置されていればよい。
●[第2の実施の形態におけるディスプレイ装置40の詳細構造(図4)]
次に図4を用いて、ディスプレイ装置40の構造における第2の実施の形態について、主に第1の実施の形態との相違点について説明する。
各部材の外観である図4(A)に示すように、第1の実施の形態では三角柱状であった導光部材44が、第2の実施の形態では板状の導光部材44Aに変更されている。また、ホルダ部材410には、ディスプレイ本体部42を格納位置に位置決めするための基準面41Eが形成されている点が異なる。
また、図4(A)に示したホルダ部材410、アーム部材43、ディスプレイ本体部42、導光部材44A、拡散部材45Bを組み付けた状態を図4(B)に示す。図4(B)に示すように、表示面42Aから拡散部材45Bまでの距離が大きい点、表示面42Aに対向する側の拡散部材45Bの面が下方に傾斜している点、表示面42Aに対向する側の導光部材44Aの面が下方に傾斜している点が異なる。
図4(B)は、図4(A)に示したホルダ部材41、アーム部材43、ディスプレイ本体部42、導光部材44A、拡散部材45Bを組み付けた状態を説明する図である。
導光部材44Aは板状であるため、ホルダ背面41Dに対してほぼ平行に配置される。そして拡散部材45Bも、板状であり、ホルダ背面41Dに対してほぼ平行に配置されている。
表示面42Aをシートバック部20の側に向けて格納位置に格納されたディスプレイ本体部42の表示面42Aから出力された光は、下方に向けて傾斜した拡散部材45Bにてランダムな方向に拡散され、下方に向けて反射及び拡散された光は開口部41Kから下方に向けて出力される。また拡散部材45Bを透過して拡散された後で導光部材44Aに導光された光は、反射部材であるホルダ背面41Dと導光部材44Aにて、導光部材44Aの底面の側に反射あるいは導光され、開口部41Kから出力される。この光を用いて後席の乗員の足元を照明する。
また図4(C)は、図4(B)における拡散部材45Bの配置位置を、開口部41Kの下方に移動した例、及び拡散部材45Bの配置位置を移動させるとともに導光部材44Aを省略した状態の例、を示している。拡散部材45Bは、表示面42Aから出力された光が、ディスプレイ本体部42の下方に向けて出力されるまでの経路のいずれかの位置に配置されていればよい。
●[第3の実施の形態におけるディスプレイ装置40の詳細構造(図5)]
次に図5を用いてディスプレイ装置40の第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態では、ディスプレイ本体部42は、格納位置42Zと非格納位置42Yの間を昇降する。
そして格納位置42Zに格納されたディスプレイ本体部の表示面42Aと対向する位置には導光部材44B、反射部材46が配置されており、下方の開口部41Lには拡散部材45Dが配置されている。
●[後席の乗員の乗降時の足元照明としての動作(図6)]
以上に説明した乗物用シート1の背面に備えたディスプレイ装置40を、当該乗物用シート1の後席の乗物用シート101に乗降する乗員の足元照明として使用する際の動作等について説明する。
後席の乗物用シート101に乗降する際に使用される後席ドアには、当該後席ドアの開閉を検出する後席乗員乗降検出手段52が設けられている。そして制御手段51は、後席乗員乗降検出手段52からの検出信号に基づいて、後席ドアの開閉を検出することができる。
制御手段51は、後席ドアが開状態であり、後席への乗降時であることを検出すると、ディスプレイ装置40に、所定の画像を出力させる信号を出力する。なお、ディスプレイ本体部42の表示面42Aがカラーディスプレイである場合、種々の色彩の光にて乗員の足元を照明することができる。
例えば利用者が、足元照明の色彩として予め制御手段51に緑色を設定しておけば、制御手段51から、緑色の表示画像をディスプレイ装置40に出力させることが可能であり、利用者の好みに合わせて、種々の色彩の光で足元を照明することができる。
以上、本実施の形態にて説明したディスプレイ装置40を備えた乗物用シート1では、新たに照明装置を追加することなく、後席の乗員の足元を適切に照明することができる。
また、シートバック部20のリクライニング角度を利用して、種々の角度で後席乗員の足元を照明することができる。
またアーム部材43によるリンク機構(移動手段に相当)にて、ディスプレイ本体部42の位置及び角度を、視聴しやすい位置及び角度に容易に調整することができるので、ディスプレイ装置40を通常の視聴用として利用する際も、非常に便利である。
本発明の乗物用シート1は、本実施の形態で説明した外観、構成、構造、形状等に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。
また、本実施の形態の説明では、反射部材と導光部材と拡散部材を備えた例を主に説明したが、表示面42Aに対向する位置に、光を下方に向けて反射する反射部材、光を下方に向けて導光する導光部材、の少なくとも一方を備えていれば良い。
また、本実施の形態にて説明した乗物用シートは、例えば車両用のシートに限定されず、種々の乗物のシートに適用することが可能である。
1 乗物用シート
10 シートクッション部
20 シートバック部
40 ディスプレイ装置
41 ホルダ部材
41C 支持孔
41D ホルダ背面(反射部材)
41K、41L 開口部
42 ディスプレイ本体部
42A 表示面
42B 規制部
42C 支持孔
43 アーム部材
43A、43B 支持部
44、44A、44B 導光部材
45、45B、45D 拡散部材
46 反射部材
51 制御手段
52 後席乗員乗降検出手段

Claims (3)

  1. 乗員が腰を下ろすシートクッション部と、
    前記乗員が背中を凭せ掛けるシートバック部と、
    前記シートバック部における前記乗員と反対の側である背面に設けられるディスプレイ本体部と、
    前記ディスプレイ本体部の位置を移動させる移動手段と、を備えた乗物用シートにおいて、
    前記ディスプレイ本体部は、前記移動手段にて、前記シートバック部の背面に格納される格納位置と、前記格納位置から移動した非格納位置に移動可能であり、
    前記格納位置に格納された前記ディスプレイ本体部の下方には、開口部が形成されており、
    前記格納位置に格納された前記ディスプレイ本体部の表示面に対向する位置には、前記表示面から出力された光を前記ディスプレイ本体部の下方に向けて反射するように下方に向けて所定角度に傾斜させた反射部材、あるいは前記表示面から出力された光を前記ディスプレイ本体部の下方に向けて導光する導光部材、の少なくとも一方が配置されている、
    乗物用シート。
  2. 請求項1に記載の乗物用シートであって、
    前記格納位置に格納された前記ディスプレイ本体部の前記表示面から出力された光が前記ディスプレイ本体部の下方に向けて出力されるまでの経路のいずれかの位置には、入射あるいは反射された光を拡散させる拡散部材が配置されている、
    乗物用シート。
  3. 請求項1または2に記載の乗物用シートであって、
    更に、前記表示面に表示する表示画像を前記ディスプレイ本体部に出力する制御手段と、
    前記乗物用シートの後席への乗降を検出する後席乗員乗降検出手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記後席乗員乗降検出手段を用いて前記後席への乗降を検出すると、予め設定された色彩の表示画像を前記ディスプレイ本体部の前記表示面から出力させる、
    乗物用シート。

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