JP5615060B2 - 前部座席用カップホルダー装置 - Google Patents

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    • B60Q3/225Small compartments, e.g. glove compartments
    • B60Q3/229Cup holders

Description

本発明は、光表示部を有する自動車の前部座席用カップホルダー装置に関する。
自動車の内装の一つに、搭乗者が使用する飲料容器を載置するカップホルダー装置がある。
そして、このカップホルダー装置には、夜間走行時において、視認性を向上させ、操作性を高めるために、光表示部が設けられていることが多い。
図8は、従来の光表示部を備えたカップホルダー装置100の側方断面図である。このカップホルダー装置100は、スライド式であり、使用時に手前へスライドして引き出される。図8(a)は格納時の側方断面図を示しており、図8(b)は使用時の引き出された状態の側方断面図を示している。
図8(a)、(b)に示されるように、このカップホルダー装置100には、下方に一つの光源130が備えられている。そして、スライドトレー120には、フロントパネル側に光源130から発せられる光を導く導光体150を備えるとともに、カップホルダー140の後方側に導光体160が備えられている。これら導光体150、160は、蛍光剤や散乱剤などが混入されており、それぞれの端面である光表示部150a、160aで光が散乱することにより光表示部として機能する。
図8(a)に示すように、格納状態においては、光源130の上方に導光体150が位置し、これにより、光表示部150aが発光してスライドトレー120のフロントパネルの位置の視認性が向上する。また、図8(b)に示すように、使用状態においては、光源130の上方に導光体160が位置し、光表示部160aが発光することにより、カップホルダー140の飲料容器載置部分の視認性が向上する。
このように、飲料容器の載置場所等に光表示部を備えたカップホルダー装置は、例えば、特許文献1に開示されている。
このようなカップホルダー装置に載置する飲料容器としては、最近では、ペットボトルの使用が増加し、車内で使用されることが多い。図8(b)には、ペットボトル170がカップホルダー140に載置された使用状態の例が示されている。
ところが、この図8(b)にて明らかなように、カップホルダー140の位置を示す光表示部160aは、スライドトレー120のフロントパネル越しに視認が容易となるよう、発光面がやや上向きに設置される場合が多い。
これにより、ペットボトル170が載置された場合には、やや上向きに発せられた光が透明なペットボトル170の本体の上部領域190に向かって入射される。ただしここでは、概念を説明することを目的としているので、ペットボトルの表面の形状、その他飲料の屈折率等の影響については詳細な条件を考慮していない。
上述のようにペットボトル170に対してやや上向きに入射された光は、ペットボトル170の上部領域190に向かって進み、内部で反射や散乱を生じ、一部は本体の外部へ出射される。この結果、上部領域190を中心として広範囲に光が回り込むので、ペットボトル170の本体が発光する。
一方、インストルメントパネルは運転に必要な計器類で占められているので、上記のような運転に必要のないカップホルダー装置は脇に配置される場合が多い。また、運転席側と助手席側との間に干渉が生じると運転に支障があるので、運転席用及び助手席用のいずれのカップホルダー装置も、それぞれの側のフロントピラー近傍に配置されることが多い。
ところが、上述のように、発光したペットボトルがフロントピラー近傍に配置されると、サイドミラーの視認性が低下する虞がある。この状態を図9に示す。
図9は、運転席側に配置されたカップホルダー装置100にペットボトル170が載置された状態が示されている。この図に示すように、運転席側フロントピラー200の近傍に発光体があると、サイドウインドウ210に映り込みが生じ易い。特に、夜間走行時においては、外部が暗くなるので、この影響は顕著となり、運転者の視線によっては、ドアミラー220に移った鏡像と、サイドウインドウ210に映り込んだペットボトルの像170aとが重なってしまう場合がある。このように、ドアミラー220の鏡像とサイドウインドウ上に映り込んだ像170aとが重なると、後方確認に支障が生じ、安全性が損なわれ兼ねない。
そこで、このような、サイドウインドウへの映り込みによる運転への影響を低減するために、先ず、光源の光量を抑えることが考えられる。これにより、サイドウインドウに反射する光の量を低減することができる。
また、映り込みが生じるほどの強い光を発する場合であっても、その映り込んだ像がドアミラーと重ならない位置にカップホルダー装置を配置することが考えられる。
特開2003−159978号公報
しかしながら、上述のように光源の光量を少なく抑えると、サイドガラスへの映り込みは抑えられるものの、本来の目的である視認性を高めるという光表示の機能が犠牲になってしまう。
また、上述のように、運転席周りには、運転に必要な装備が集められており、カップホルダー装置を配置する場所を自由に選択することはできない。
そして、運転状況によっては、座席をスライドさせたり、背もたれの傾きを変えることも少なくない。さらに、運転者が入れ替わる場合もあり、このような場合には運転者それぞれの目線が異なるため、映り込みの影響も異なったものとなる。
このように、考え得るすべての場合に対して映り込みの影響を最小限に抑え、条件を満たすことは、殆ど不可能に近いと言える。
そこで、本発明では、上記課題を解決するために、光表示部の視認性を低下させることなく、且つ、サイドウインドウへの映り込みを抑えることのできる前部座席用カップホルダー装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の前部座席用カップホルダー装置は、車両の前部座席の中心よりもアウタ側のインストルメントパネルの計器盤に設置される前部座席用カップホルダー装置において、車両後方への向きで且つ斜め上方に向かって光軸が固定された光源と、光源からの照射光を背面側に受ける位置に配置され、前面側で飲料容器を支える支持部とを備え、支持部は、背面側と前面側とを結ぶ方向に形成される貫通細孔の集まりからなる光表示部を、照射光による照射位置に有し、貫通細孔は、光源の光軸の仰角よりも小さい仰角で、車両後方へ向かって斜め上方へ延びるように形成されていることを特徴とする。
このように構成すると、光源から支持部上の光表示部に照射された照射光は、貫通細孔内に入射した後、内壁に反射して前面側へ出射される。
これにより、光源からの照射光の一部が貫通細孔の内壁に反射して前面側に出射されるので、光源から前面側に出射される直接光が削減される。このように、サイドウインドウを直接照射する直接光が削減されるので、運転席側の計器盤上に配置された光表示部が運転席側のサイドウインドウへ映り込むことによるドアミラーの視認性の低下を最小限に抑えることができ、安全性を確保することが可能である。そして、貫通細孔を通過する光は、空間を伝搬する光であるため、光の強度の低下を抑えることができ、光表示に十分な光量が確保される。
以上述べたように、光源からの照射光が光表示部を介して直接出射される光が削減されるので、高強度の光が光表示部より発せられることはなく、サイドウインドウへの映り込みを生じ難くすることができる。これにより、特に、夜間走行時においては、ドアミラーの視認性の低下を抑えることができ、安全性を確保することが可能となる。また、従来映り込みが生じ易い位置にもカップホルダー装置を配置することが可能となり、配置変更などの際の設計自由度が向上する。
本発明の第1の実施の形態に係るカップホルダー装置を示す斜視図である。 図1のカップホルダー装置のA−A断面であり、使用状態を示す図である。 図2の光表示部周辺の拡大図である。 映り込みの位置関係を示した、前部座席周辺の平面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るカップホルダー装置の光表示部周辺拡大図である。 本発明の第3の実施の形態に係るカップホルダー装置の光表示部周辺拡大図である。 本発明の第4の実施の形態に係るカップホルダー装置の光表示部周辺拡大図である。 従来のカップホルダー装置の側方断面図であり、(a)は格納状態を、また、(b)は使用状態を示す図である。 従来のカップホルダー装置の使用の際の映り込み状態を示した斜視図である。
以下、本発明の前部シート用カップホルダー装置の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態における前部座席用のカップホルダー装置の斜視図である。これはインストルメントパネル(計器盤)内に埋設されるスライド式のカップホルダー装置1である。本体2の部分がインストルメントパネル内に埋設され、この本体2に対してスライドトレー4がスライド自在に取り付けられている。格納時には、スライドトレー4のフロントパネル4aがインストルメントパネル面の一部を形成する。そして、この格納状態において、フロントパネル4aの中央に設けられた光表示部4bが発光し、カップホルダー装置1の位置が示される。
使用時には、図1に示すような状態にスライドトレー4が引き出される。本実施の形態におけるカップホルダー装置1は、折り畳み式のカップホルダー5が内蔵されており、スライドトレー4の引き出しとともに自動的に組み上がる。カップホルダー5は、後側支持部5aと前側支持部5bとから構成されている。そして、後側支持部5aには光表示部6が備えられている。この光表示部6は前後方向に貫通した貫通細孔7の集まりから構成されており、この貫通細孔7の組合せにより様々なデザインが施される。例えばカップにストローを入れたように貫通細孔7を配置する等である。次にこのカップホルダー装置1のA−A断面を用いて光表示部6の周辺について説明する。
図2は、図1のカップホルダー装置のA−A断面図である。ここでは、使用状態の一例として、ペットボトル20が載置された状態が示されている。カップホルダー装置1は下方に光表示のための光源としてLED8を備えている。このLED8は、使用者にとって手前方向、すなわち、車両後方への向きで且つ斜め上方に向かってその光軸8aを固定されている。LED8から発せられた光は光表示部6の背面側に照射され、この光表示部6に形成された貫通細孔7を通じて前面側へ出射される。ここで、光が貫通細孔7を通過する際、光軸8aが下方に曲げられる。次に、この貫通細孔7の周辺の詳細について説明を行う。
図3は、光表示部6に形成された貫通細孔7の周辺の拡大図である。この図3にて明らかなように、貫通細孔7の細孔形成方向9は光軸8aとは異なっており、本実施の形態では、前面側へ向かう方向に対する仰角は、光軸8aよりも細孔形成方向9の方が小さくなるよう設定されている。これにより、LED8からの入射光12は、貫通細孔7の内壁に反射し、反射光14として前面側へ出射される。また、貫通細孔7のそれぞれは管状に形成されているので、反射光14の方向のみならず紙面に対して垂直な方向成分を含む様々な反射光を生じる。また、これに加えて、貫通細孔7の開口エッジ等により乱反射した光も含めて、前面側へ散乱光14bが出射される。このように、正面側へ向かう反射光14とともに、貫通細孔7を光が通過する際に様々な方向へ向かう散乱光14bが生じるので、光表示部6の位置が明確に浮かび上がり、光表示の効果が得られる。
ここで図2に戻って説明する。上述のように、貫通細孔7の内壁に反射して光軸8aよりも下方に向けられた反射光14は、ペットボトル20内をほぼ水平に進む。そして、このように入射した光はペットボトル20内で反射(例えば14a)及び屈折を繰り返し、一部は外に出射され、一部はペットボトル20の上方にも回り込む。もし、LED8からの光が直接ペットボトル20に入射すると、ペットボトル20内部で光は反射を繰り返すだけでなく、ペットボトル全体を照明する。そのため特に夜間では、ペットボトル全体が、ライトのように明るくなり、サイドウインドウに反射し、運転者のサイドミラーへの視認性を著しく妨げることとなる。
しかし、本実施の形態におけるカップホルダー装置1では、ペットボトル20の上部の発光は抑えられる。すなわち、本実施のカップホルダー装置1では、まず、光表示部6の貫通細孔7を通過する際に光量が絞られる。そして、貫通細孔7の内壁に反射した際に、様々な方向へ反射及び散乱されることにより、更に光量が絞られる。このように、本実施の形態における光表示部6は上方に向かう散乱光を削減することにより、ペットボトル20の発光を抑えている。また、ペットボトル20を載置していない場合であっても、上方への散乱光が抑えられるので、サイドウインドウを照射する光は低減され、映り込みを防止することができる。
ただし、上述のように光量が絞られても、LED8から光表示部6までの間は、導光体を用いることなく減衰の少ない空間伝搬により光が到達するので、光表示に十分な散乱光14bを生じさせることは可能である。次に、サイドウインドウへの映り込みについて説明を行う。
図4は、車両21の前部座席周辺を示した平面図である。運転席22aに搭乗する運転者の視点28からの視線は、運転席22a側のドアミラー26aに対する方を視線30aとし、また、助手席22b側のドアミラー26bに対する方を視線30bとして、それぞれ一点鎖線で表されている。
ここで、運転席22a側において映り込みを生じるのは、一点鎖線36a上及びこの近傍に発光対象物が配置された場合である。すなわち、図4に示すように、運転席22a側のサイドウインドウ24aに対する視線30aの方向の入射角32aと、一点鎖線36aの方向の入射角34aとが等しくなる場合に映り込みが生じる。
また、助手席22b側においては、一点鎖線36b上及びこの近傍に発光対象物が配置された場合に映り込みが生じる。この場合、図4に示すように、運転席22b側のサイドウインドウ24bに対する視線30bの方向の入射角32bと、一点鎖線36bの方向の入射角34bとが等しくなる場合に映り込みが生じる。
図4にて明らかなように、車両21の前部座席の運転席22a側については、本発明の第一の実施の形態におけるカップホルダー装置1は、インストルメントパネル42に重なる一点鎖線36a上及びこの近傍であっても映り込みを最小限に抑え、ドアミラー26aの視認性を阻害することを防止することができる。すなわち、運転席22aの中心線40aよりもアウタ側(ドア側)に本発明のカップホルダー装置1を配置しても、ドアミラー26aの視認性を阻害しない。
また、助手席22b側については、インストルメントパネル42に重なる一点鎖線36b上及びこの近傍であっても、同様に運転者からみて、ドアミラー26bの視認性を阻害することを防止することができる。すなわち、助手席22bの中心線40bよりもアウタ側(ドア側)に本発明のカップホルダー装置1を配置しても、運転者のドアミラー26bの視認性を阻害しない。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について、図5を用いて説明する。
図5は、本実施の形態におけるカップホルダー装置の後側支持部5cに形成された光表示部の拡大断面図を示している。
この後側支持部5cに形成された貫通細孔7aは、第1の実施の形態において図3に示した貫通細孔7よりも径が大きいことを特徴としている。
このため、この貫通細孔7aを通過して出射される光のうち、貫通細孔7aの内壁に対して反射した反射光14dが前面側に出射されるところは共通しているが、一部反射することなく通過する出射光14cが含まれる点において、第1の実施の形態とは異なる。
このような形態の貫通細孔7aは、省電力型の装置において光源の光量が小さい場合に有効である。これにより、通過する光量は径の大きさで調節でき、大幅な改造コストは発生しない。また、上方へ向かう光の一部は反射により下方へ向けられるので、第1の実施の形態と同様に、ペットボトルが載置された場合であっても、必要以上にペットボトルの上部が発光することを防止することが可能である。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について、図6を用いて説明する。
図6は、本実施の形態におけるカップホルダー装置の後側支持部5dに形成された光表示部の拡大断面図を示している。
この後側支持部5dに形成された貫通細孔7bは、第1の実施の形態において図3に示した貫通細孔7よりも細孔形成長が長いことを特徴としている。
このため、第2の実施の形態において図5に示した例のように、反射を伴わずに貫通細孔7bを通過する光はなく(反射光14e参照)、第1の実施の形態よりも反射の回数が多くなる。
このような形態の貫通細孔7bは、光源に近い場所に光表示部が設けられる場合や、光源の光量が大きい場合に、反射の回数を増加させることにより光量を低減することができる。
本実施の形態においても、貫通細孔7bを通過して出射される光は十分に減衰されているので、ペットボトル内に入射された場合であっても必要以上にペットボトルを発光させることはない。
(第4の実施の形態)
次に、本発明の第4の実施の形態について、図7を用いて説明する。
図7は、本実施の形態におけるカップホルダー装置の後側支持部5eに形成された光表示部の拡大断面図を示している。
この後側支持部5eに形成された貫通細孔7cは、第1の実施の形態において図3に示した貫通細孔7よりも細孔形成方向と光軸8aとのなす角が大きくなるように設定されていることを特徴としている。
このような形態の貫通細孔は、この貫通細孔を通過する光のうち、反射光14fのように下方寄りに出射する光の割合を増加させることができる。これにより、ペットボトルの発光に対する影響をより小さく抑えることができる。
尚、以上述べてきたように、上記の各実施の形態においては、光軸の仰角よりも、貫通細孔の形成される方向の仰角の方が小さく設定される構成について説明したが、これに限らず、光軸の方向と異なっていれば、貫通細孔の形成される方向は他の方向でも構わない。例えば、窓側に出射する散乱光の成分を減らし、車内側に向かう散乱光の割合を増加するために、車両後方に向かうにつれて内側に寄るような角度に形成することも可能である。
また、貫通細孔の内壁の形状については特に詳細に述べていなかったが、後方側から前方側へ貫通していれば、円筒型に刳り貫かれていても、三角形型に刳り貫かれていても構わない。
本発明のカップホルダー装置は、車両前部用であって、窓側のインストルメントパネルに配置させる場合に好適に利用することができる、だけでなく、船舶、航空機といった前面にガラスの風防が配置された運転席用のカップホルダー装置としても利用できる。
1 カップホルダー装置
5a、5c、5d、5e 後側支持部(支持部)
6 光表示部
7、7a、7b、7c 貫通細孔
8 LED(光源)
8a 光軸
12 入射光(照射光)
22a 運転席
22b 助手席
42 インストルメントパネル(計器盤)

Claims (1)

  1. 車両の前部座席の中心よりもアウタ側のインストルメントパネルの計器盤に設置される前部座席用カップホルダー装置において、
    車両後方への向きで且つ斜め上方に向かって光軸が固定された光源と、
    前記光源からの照射光を背面側に受ける位置に配置され、前面側で飲料容器を支える支持部とを備え、
    前記支持部は、背面側と前面側とを結ぶ方向に形成される貫通細孔の集まりからなる光表示部を、前記照射光による照射位置に有し、
    前記貫通細孔は、前記光源の光軸の仰角よりも小さい仰角で、前記車両後方へ向かって斜め上方へ延びるように形成されている
    ことを特徴とする前部座席用カップホルダー装置。
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