JP2002307994A - 容器ホルダ - Google Patents

容器ホルダ

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JP2002307994A
JP2002307994A JP2001112808A JP2001112808A JP2002307994A JP 2002307994 A JP2002307994 A JP 2002307994A JP 2001112808 A JP2001112808 A JP 2001112808A JP 2001112808 A JP2001112808 A JP 2001112808A JP 2002307994 A JP2002307994 A JP 2002307994A
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JP2001112808A
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Hiroshi Suzuki
浩 鈴木
Masahiro Muramatsu
正博 村松
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Inoac Corp
Yazaki Corp
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Inoue MTP KK
Inoac Corp
Yazaki Corp
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60N3/10Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated
    • B60N3/102Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated storable or foldable in a non-use position
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q3/00Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors
    • B60Q3/20Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors for lighting specific fittings of passenger or driving compartments; mounted on specific fittings of passenger or driving compartments
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    • B60Q3/229Cup holders

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  • Transportation (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源および導光部材を装備することで、乗員
室内が暗くても配設位置の視認性を向上させる。 【解決手段】 収容ケース11の所要位置に、発光面を
収容空間16へ指向させた光源30を配設する。容器保
持部材12に、光透過性材料から所要形状に成形された
導光部材40を装着する。この導光部材40は、容器保
持部材12を収容ケース11から引出した際に光源30
の発光面に臨む受光部41と、容器受容部13に臨んで
受光部41で受けた光源30からの光を容器収容部13
へ照射する出光部43を有する。従って、容器保持部材
12を収容ケース11から引出した際には、光源30か
らの光が導光部材40を介して容器収容部13に伝達さ
れるので、該容器受容部13の配設位置の視認性向上を
図り得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、容器ホルダに関
し、更に詳細には、車両内装部材の所要位置に組付けら
れる収容ケースと、該収容ケース内部の収容空間にスラ
イド可能に配設され、飲料容器を着脱自在に受容する容
器受容部を設けた容器保持部材とからなり、常には容器
保持部材を収容ケース内へ格納しておき、使用時には容
器保持部材を収容ケースから引出して、外方に臨む前記
容器受容部へ飲料容器を受容させ得るよう構成した容器
ホルダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】乗用車等の乗員室内には、インストルメ
ントパネルやフロアコンソール等の各種車両内装部材が
配設されている。そして、乗員室内の快適性を向上させ
るための内装備品の一つとして、コーヒーやジュース等
の各種飲料水を収容した紙コップ、カンおよびペットボ
トル等の各種飲料容器を受容保持可能な容器ホルダが、
前記車両内装部材の所要位置(少なくとも乗員の手が届
く範囲)に配設されている。この容器ホルダは、飲料容
器の使用時にのみ必要とされるものであるから、前記車
両内装部材に対して取出し(引出し)可能な格納形態に設
計し、常には車両内装部材へ押込んで格納しておき、使
用時には車両内装部材から引出して容器受容部へ飲料容
器を受容保持させ得るようになっている。なお前記容器
ホルダは、主にPPやABS等の合成樹脂を材質とした
インジェクション成形製のものが好適に実施されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述した
容器ホルダを、夜間やトンネル内等で使用する場合に
は、乗員室内が暗いために次のような問題を内在してい
た。先ず、容器ホルダの使用中においては、該容器ホル
ダにおける容器受容部の配設位置が容易に確認できない
から、手に持っていた飲料容器を容器受容部へ収容する
際や、容器受容部に収容保持された飲料容器を取上げる
際に手間取ってしまうことが多い。しかも、前記容器受
容部へ飲料容器を収容する時では、確実に収容されない
状態で手を離すことで飲料容器が倒れて飲料水を零して
しまう不都合があり、また容器受容部に受容保持された
飲料容器の取上げる時には、指先が不意に接触すること
で飲料容器が倒れて飲料水を零してしまう不都合があっ
た。
【0004】一方、前記車両内装部材に格納されていた
容器ホルダを引出して使用を開始する場合では、車両内
装部材における当該容器ホルダ自体の配設位置が容易に
確認できないから、容器ホルダを引出すことに手間取っ
てしまうことが多かった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を好適に解決す
るために提案されたものであって、光源および導光部材
を装備することで、乗員室内が暗くても配設位置の視認
性を向上させ得るよう構成した容器ホルダを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、所期
の目的を達成するため本発明は、車両内装部材の所要位
置に組付けられる収容ケースと、該収容ケース内部の収
容空間にスライド可能に配設され、飲料容器を着脱自在
に受容する容器受容部を設けた容器保持部材とからな
り、常には容器保持部材を収容ケース内へ格納してお
き、使用時には容器保持部材を収容ケースから引出し
て、外方に臨む前記容器受容部へ飲料容器を受容させ得
るよう構成した容器ホルダにおいて、前記収容ケースの
所要位置に配設され、発光面を前記収容空間へ指向させ
た光源と、光透過性材料から所要形状に成形されて前記
容器保持部材に装着され、該容器保持部材を収容ケース
から引出した際に前記光源の発光面に臨む受光部、並び
に前記容器受容部に臨み、前記受光部で受けた前記光源
からの光を該容器収容部へ照射する出光部を有する導光
部材とからなり、前記容器保持部材を前記収容ケースか
ら引出した際に、前記光源からの光が前記導光部材を介
して前記容器収容部に伝達されることで、該容器受容部
の配設位置の視認性を向上させ得るよう構成したことを
特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る容器ホルダに
つき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら
以下説明する。図1は、本発明の好適な実施例に係る容
器ホルダ10を、収容ケース11から引出した容器保持
部材12の容器受容部13に飲料容器Dを受容した使用
状態で示す側断面図、図2は該容器ホルダ10を、収容
ケース11に容器保持部材12を格納した非使用状態で
示す側断面図、また図3は、図1に示した容器ホルダ1
0の各構成部材を分解して示す斜視図である。ここで、
符号55は車両内装部材であって、例えばインストルメ
ントパネルやフロアコンソール等である。なお、説明の
便宜上、図1における右側を容器ホルダ10の前側、同
図における左側を容器ホルダ10の後側とする。
【0008】本実施例の容器ホルダ10は、前記車両内
装部材55の所要位置に設けたホルダ設置部56に組付
けられる収容ケース11と、該収容ケース11内部の収
容空間16にスライド可能に配設され、飲料容器Dを着
脱自在に受容する容器受容部13を設けた容器保持部材
12とを主体としている。そして常には(非使用時)に
は、容器保持部材12を収容ケース11内へ押込んで格
納しておき、使用時には容器保持部材12を収容ケース
11から前方へ引出して、車両内装部材55の前面外方
に臨む前記容器受容部13,13へ各種の飲料容器Dを
受容させ得るように構成されている。
【0009】前記収容ケース11は、例えばPPやAB
S等の合成樹脂材料をインジェクション成形したもの
で、前記容器保持部材12の挿通を許容し得るサイズで
横長矩形状の挿通口15を前側に形成した嵩低の角筒体
とされ、その内部に該挿通口15に連通すると共に前記
容器保持部材12の格納を許容する収容空間16が画成
されている。そして、収容ケース11の左側面、右側面
および底面の各外壁面には別途形成された取付ブラケッ
ト14,14,14がビス固定され、これら取付ブラケッ
ト14,14,14を介して前記車両内装部材55に組付
けられるようになっている。また収容ケース11の上面
には、前記容器保持部材12に形成した係合片21,2
1が係脱可能に係合する第1係合口17,17および第
2係合口18,18が開設されている。
【0010】前記容器保持部材12は、例えばPPやA
BS等の合成樹脂材料をインジェクション成形したもの
で、前記収容ケース11に完全に収容可能なサイズの矩
形トレー状とされ、前側に指先を掛止可能な手掛部20
が形成されている。そして容器保持部材12の上面に
は、2つの円形状開口部が左右横並び状に開設されて各
開口部が前記容器受容部13,13として機能するよう
になっており、例えば紙コップ、350ccのジュース
カン、500ccのペットボトル等の各種飲料容器D
を、上方から受容し得るサイズとされている。また容器
保持部材12の上面には、上方へ突出した係合片21,
21が弾性変形可能に一体成形されており、該容器保持
部材12を前記収容ケース11内へ押込んで格納した際
には、これら係合片21,21が前記第1係合口17,1
7へ対応的に係合し、該容器保持部材12を前記収容ケ
ース11から引出した際には、前記各係合片21,21
が前記第2係合口18,18へ対応的に係合するように
なっており、容器保持部材12は格納位置および引出位
置の何れに位置しても適切に保持されるようになってい
る。
【0011】また、容器保持部材12の左・右側面に支
持孔22,22が対向的に穿設されており、これら支持
孔22,22に容器受部材26の支持軸27,27を対応
的に係合させることで、該容器受部材26が容器保持部
材12の下側に揺動可能に組付けられている。この容器
受部材26は、前記容器受容部13,13に受容した飲
料容器Dを下側から当受けて支持するもので、容器保持
部材12を収容ケース11に押込んだ際には、該保持部
材12の下面に略密着するように揺動変位し(図2)、ま
た容器保持部材12を収容ケース11から引出した際に
は、該保持部材12の下面から離間して適宜の傾斜角度
に揺動変位するようになっている(図1)。そして容器受
部材26は、容器保持部材12の裏面および収容ケース
11の前端縁に当接することで、図1に示した傾斜状態
以上に下方へ揺動変位することが規制されるようになっ
ており、容器受容部13,13へ収容した飲料容器Dを
適切に支持するようになる。
【0012】更に、前記手掛部20の前面中央には横長
矩形状の開口部23が開設され、該開口部23の前側に
は、ポリカーボネート等の透光性材料から形成されたシ
ート状の表示プレート24が装着されている。この表示
プレート24には、例えば「CUP HOLDER」等
の文字が透光性塗料により印刷されており、後述する如
く背面側から照明されて、車両内装部材55における容
器ホルダ10の配設位置の視認性を向上させるために供
されるようになっている。
【0013】このようなスライド形式とされる実施例の
容器ホルダ10では、更に次のような各構成部材を追加
装備することで、夜間やトンネル内等で乗員室内が暗か
ったとしても、容器受容部13,13や容器保持部材1
2の配設位置の視認性を向上させ得るように構成されて
いる。すなわち実施例の容器ホルダ10は、前記収容ケ
ース11の所要位置に配設された光源30と、光透過性
材料から所要形状に成形されて前記容器保持部材12に
装着された導光部材40とを有している。
【0014】前記光源30は、例えば発光ダイオードか
らなるLEDランプであり、前記収容ケース11の上面
前側に設けた基板設置部35に設置されるランプ基板3
1の下面に、所要間隔をおいて2個配設されている。前
記ランプ基板31は、コネクタ32に接続されるハーネ
ス33を介して例えば当該車両のヘッドライトユニット
の回路部(図示せず)等に電気的に接続されており、これ
により前記LEDランプ30,30は、例えばスモール
ランプおよび/またはベッドライトの点灯操作と連動し
て点灯制御されるようになっている。また前記収容ケー
ス11では、前記基板設置部35に関連して、前記各L
EDランプ30,30用の挿通口36,36が開設される
と共に、前記ランプ基板31を係止固定する合計4個の
係止片37が立設形成されている。これにより、前記ラ
ンプ基板31を前記各係止片37を利用して基板設置部
35に固定した際には、各LEDランプ30,30は対
応の挿通口36,36を介して垂直下向に設置され、そ
の発光面を収容ケース11の前記収容空間16へ指向さ
せている(図1および図2)。
【0015】前記導光部材40は、図3および図4に示
すように、例えば無色透明なアクリル樹脂材料をインジ
ェクション成形したもので、前記容器保持部材12の下
面に凹設した導光部材設置部50に密着的に装着される
薄肉異形板状とされている。既知の如く、光透過性材料
としてのアクリル樹脂は、図6に示すように、アクリル
樹脂と空気との境界面(外表面)AR〜47°50′の角
度範囲Aにおいて該アクリル樹脂内部から境界面ARに
到達した内部光(図示実線)を、この境界面ARで全反射
されて再びアクリル樹脂内部へ進行させるようになり、
また47°50′〜90°の角度範囲Bにおいて該アク
リル樹脂内部から境界面ARに到達した内部光(図示破
線)を、この境界面ARから外方へそのまま突き抜けて
進行させる特性を具有している。従って実施例の容器ホ
ルダ10では、このような特性を有するアクリル樹脂か
らなる導光部材40を利用したもとで、収容ケース11
の上面に配設した前記LEDランプ30,30からの光
を容器受容部13,13または前記表示プレート24へ
伝達させることで、これら容器受容部13,13や表示
プレート24を照射するようになっている。
【0016】先ず、前記導光部材40には、図4および
図5に示すように、前記容器保持部材12を収容ケース
11から引出した際に前記各LEDランプ30,30の
発光面に整合して臨むようになる第1の受光部41,4
1と、前記各容器受容部13,13の内縁に沿って延在
するようにリング部42,42に設けられて該容器受容
部13,13に臨み、前記第1の受光部41,41で受け
た前記LEDランプ30,30からの光を該容器受容部
13,13へ照射させる第1の出光部43,43とを有し
ている。そして導光部材40の下面には、前記第1の受
光部41,41下側に対応する部位に第1反射面44が
形成されていると共に、前記リング部42,42下側に
対応する部位にリング状の白色印刷45,45が施され
ている。
【0017】従って、各第1の受光部41,41へ照射
された前記各LEDランプ30,30の光は、該第1の
受光部41,41から導光部材40の内部へ入射されて
前記第1反射面44,44で全反射され、更に該導光部
材40の内部で全反射を繰返しながら前記リング部4
2,42の近傍に回り込んだ後、前記白色印刷45を照
らし乱反射されて、第1の出光部43,43へ伝達され
るようになる。これにより、容器保持部材12を収容ケ
ース11から引出した際には、各LEDランプ30,3
0からの光が導光部材40を介して夫々の容器受容部1
3,13に伝達されるようになり、乗員室内が暗い場合
でも該容器受容部13,13の配設位置の視認性を向上
させることができる。
【0018】更に、前記導光部材40には、図4および
図5に示すように、前記容器保持部材12を収容ケース
11へ格納した際に前記LEDランプ30,30の発光
面に整合して臨むようになる第2の受光部46,46
と、該容器保持部材12の手掛部20に設けた前記開口
部23に整合する前端部47に設けられて該開口部23
に臨み、前記第2の受光部46,46で受けた前記LE
Dランプ30,30からの光を開口部23に装着した前
記表示プレート24へ照射させる第2の出光部48とを
有している。そして導光部材40の下面には、前記第2
の受光部46,46下側に対応する部位に第2反射面4
9が形成されている。
【0019】従って、各第2の受光部46,46へ照射
された前記各LEDランプ30,30の光は、該第2の
受光部46,46から導光部材40の内部へ入射されて
前記第2反射面49,49で全反射され、更に該導光部
材40の内部で全反射を繰返しながら前記第2の出光部
48へ集約的に伝達されるようになる。これにより、容
器保持部材12を収容ケース11へ押込んで格納した際
には、各LEDランプ30,30からの光が導光部材4
0を介して前記開口部23および前記表示プレート24
に伝達されるようになり、乗員室内が暗い場合でも容器
保持部材12(容器ホルダ10)の配設位置の視認性を向
上させることができる。
【0020】なお前記容器保持部材12では、前記導光
部材設置部50に関連して、前記第1の受光部41,4
1に整合する位置に第1挿通口51,51が開設される
と共に、前記第2の受光部46,46に整合する位置に
第2挿通口52,52が開設されている。これにより、
前記導光部材40を前記導光部材設置部50に固定した
際には、前記第1の受光部41,41は、第1挿通口5
1,51を介して容器保持部材12の上面側へ露出する
と共に、前記第2の受光部46,46は、第2挿通口5
2,52を介して該容器保持部材12の上面側へ露出す
るようになり、該容器保持部材12の格納位置または引
出位置において前記LEDランプ30,30の発光面の
下方へ臨むようになる(図1および図2)。
【0021】
【実施例の作用】次に、前述のように構成された本実施
例の容器ホルダ10の作用につき説明する。
【0022】実施例の容器ホルダ10は、常には(非使
用時には)容器保持部材12を収容ケース11内に押込
んで格納しておくことにより、手掛部20のみが該車両
内装部材55の外面に臨んでいる。この状態で前記LE
Dランプ30,30が点灯した際には、該LEDランプ
30,30からの照明光が、前記導光部材40において
第2の受光部46,46から第2の出光部48に伝達さ
れるから、前記手掛部20に装着された前記表示プレー
ト24が照射される。従って乗員室内が暗い場合でも、
車両内装部材55における容器保持部材12(容器ホル
ダ10)の配設位置の視認性が好適に向上しているか
ら、容器保持部材12の配設位置を即座に確認すること
ができ、前記手掛部20へ指先を適切に掛けて容器保持
部材12を迅速に引出すことが可能となる。
【0023】そして、容器ホルダ10を使用するため
に、前記LEDランプ30,30が点灯している状態で
容器保持部材12を収容ケース11から引出した際に
は、前記LEDランプ30,30からの光は、前記導光
部材40において第1の受光部41,41から第1の出
光部43,43へ伝達されるようになるから、前記各容
器受容部13,13がリング状に照射される。従って乗
員室内が暗い場合でも、容器保持部材12における容器
受容部13,13の配設位置の視認性が好適に向上して
いるから、容器受容部13,13の配設位置を即座に確
認することができ、手に持っている飲料容器Dを容器受
容部13,13へ適切に受容させることが可能となる。
また、容器受容部13,13に受容されている飲料容器
Dを確実に掴んで取上げることも可能となる。従って、
飲料容器Dの取上げ時や受容時に該飲料容器Dを倒して
飲料を零してしまう等の不都合が好適に回避される。
【0024】ここで前記導光部材40は、光透過性に優
れたアクリル樹脂から成形されているから、前記第1の
受光部41,41で受けたLEDランプ30,30からの
光を前記第1の出光部43,43へ適切に伝達させるこ
とができ、容器受容部13,13の適切な照明がなされ
て視認性を好適に向上させ得る。また、前記第2の受光
部46,46で受けたLEDランプ30,30からの光を
前記第2の出光部48へ適切に伝達させることができ、
開口部23に装着した表示プレート24の適切な照明が
なされて視認性を好適に向上させ得る。
【0025】また、光源としてLEDランプ30,30
を使用したことにより、容器受容部13,13または表
示プレート24を照明するに適切な光が、第1の受光部
41,41または第2の受光部46,46へ照射される。
【0026】そして実施例の容器ホルダ10では、収容
ケース11に配設したLEDランプ30,30からの光
を、容器保持部材12に装着した薄板状の前記導光部材
40を介して容器受容部13,13または表示プレート
24へ伝達するようになっており、照明機能を付加した
にも拘らず従来の容器ホルダと略同一の外形サイズとさ
れている。すなわち、容器受容部13,13に隣接した
部位に適宜のランプを配設して該容器受容部13,13
を直接的に照明する構造や、前記表示プレート24の後
側に適宜ランプを配設して該表示プレート24を直接的
に照明する構造とした場合、該ランプの配設スペースを
確保することにより前記容器保持部材12の厚み寸法が
大きくなるから、これによる容器ホルダの外形サイズの
大型化が危惧される。しかしながら実施例の容器ホルダ
10では、実質的には外形サイズが殆ど大きくなってい
ないから、従来の容器ホルダと同程度の設置スペースを
車両内装部材55の所要位置に確保すればよく、従って
配設部位の制約等を受けることもない。
【0027】なお前記導光部材40は、アクリル樹脂以
外の光透過性材料から形成するようにしてもよい。ま
た、無色透明以外の適宜着色されたアクリル樹脂から形
成してもよい。更に、光源30としては、前記LEDラ
ンプ以外の適宜ランプを採用してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係る容器
ホルダによれば、容器保持部材を収容ケースから引出し
た際には、光源からの光を導光部材を介して容器受容部
へ伝達するよう構成したから、乗員室内が暗い場合でも
前記容器受容部の配設位置の視認性が好適に向上し、該
容器受容部の配設位置を即座に確認し得る利点がある。
従って、手に持っている飲料容器を容器受容部へ適切に
収容することができる一方、容器受容部に収容されてい
る飲料容器を確実に掴むこともでき、飲料容器を倒して
飲料を零してしまう等の不都合が好適に回避される。ま
た容器保持部材を収容ケースに格納してある際には、光
源からの光を導光部材を介して該容器保持部材の前面に
設けた開口部へ伝達するよう構成したから、乗員室内が
暗い場合でも前記容器保持部材の配設位置の視認性が好
適に向上し、車両内装部材における該容器保持部材の配
設位置を即座に確認し得る利点がある。従って、容器ホ
ルダを使用したい場合には、容器保持部材を迅速に引出
すことが可能となる。なお、導光部材はアクリル樹脂か
ら形成されているから、光源からの光を容器受容部また
は容器保持部材の前面へ適切に伝達させ得る。また、光
源としてLEDランプが使用されるので、容器受容部ま
たは表示プレートを適切に照明させ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る容器ホルダを、収
容ケースから引出した容器保持部材の容器受容部に飲料
容器を受容した使用状態で示す側断面図である。
【図2】図1に示した容器ホルダを、収容ケースに容器
保持部材を格納した非使用状態で示す側断面図である。
【図3】図1に示した容器ホルダの各構成部材を分解し
て示す斜視図である。
【図4】実施例の容器ホルダに装着される導光部材の概
略斜視図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】導光部材を形成する光透過性部材としてのアク
リル樹脂の特性を示す説明断面図である。
【符号の説明】
11 収容ケース, 12 容器保持部
材 13 容器受容部, 16 収容空間 23 開口部, 24 表示プレー
ト 30 LEDランプ(光源), 40 導光部材 41 第1の受光部(受光部), 43 第1の出光
部(出光部) 46 第2の受光部, 48 第2の出光
部 55 車両内装部材, D 飲料容器
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 浩 愛知県安城市今池町3丁目1番36号 株式 会社イノアックコーポレーション安城事業 所内 (72)発明者 村松 正博 静岡県島田市横井1丁目7番1号 矢崎計 器株式会社内 Fターム(参考) 3B088 LA01 LB01 LB05 3D022 CA16 CC02 CD02 CD06 CD28

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内装部材(55)の所要位置に組付けら
    れる収容ケース(11)と、該収容ケース(11)内部の収容空
    間(16)にスライド可能に配設され、飲料容器(D)を着脱
    自在に受容する容器受容部(13,13)を設けた容器保持部
    材(12)とからなり、常には容器保持部材(12)を収容ケー
    ス(11)内へ格納しておき、使用時には容器保持部材(12)
    を収容ケース(11)から引出して、外方に臨む前記容器受
    容部(13,13)へ飲料容器(D)を受容させ得るよう構成した
    容器ホルダにおいて、 前記収容ケース(11)の所要位置に配設され、発光面を前
    記収容空間(16)へ指向させた光源(30,30)と、 光透過性材料から所要形状に成形されて前記容器保持部
    材(12)に装着され、該容器保持部材(12)を収容ケース(1
    1)から引出した際に前記光源(30,30)の発光面に臨む受
    光部(41,41)、並びに前記容器受容部(13,13)に臨み、前
    記受光部(41,41)で受けた前記光源(30,30)からの光を該
    容器収容部(13,13)へ照射する出光部(43,43)を有する導
    光部材(40)とからなり、 前記容器保持部材(12)を前記収容ケース(11)から引出し
    た際に、前記光源(30,30)からの光が前記導光部材(40)
    を介して前記容器収容部(13,13)に伝達されることで、
    該容器受容部(13,13)の配設位置の視認性を向上させ得
    るよう構成したことを特徴とする容器ホルダ。
  2. 【請求項2】 前記導光部材(40)は、前記容器収容部材
    (12)を収容ケース(11)へ格納した際に前記光源(30,30)
    の発光面に臨む第2の受光部(46,46)、並びに前記容器
    保持部材(12)の前面に設けた開口部(23)に臨み、前記第
    2の受光部(46,46)で受けた前記光源(30,30)からの光を
    該開口部(23)へ照射する第2の出光部(48)を更に有し、 前記容器保持部材(12)を前記収容ケース(11)へ格納した
    際に、前記光源(30,30)からの光が前記導光部材(40)を
    介して前記開口部(23)に伝達されることで、該容器保持
    部材(12)の配設位置の視認性を向上させ得るよう構成し
    た請求項1記載の容器ホルダ。
  3. 【請求項3】 前記導光部材(40)はアクリル樹脂材から
    成形される請求項1または2記載の容器ホルダ。
  4. 【請求項4】 前記光源(30,30)はLEDランプである
    請求項1〜3の何れかに記載の容器ホルダ。
  5. 【請求項5】 前記開口部(23)に、光透過性材料から形
    成された表示プレート(24)が装着される請求項1〜4の
    何れかに記載の容器ホルダ。
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