JP2012081781A - ヘッドアップ表示灯 - Google Patents

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Hiroyuki Takahashi
浩幸 高橋
Hidetaka Maeda
英孝 前田
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Abstract

【課題】外光等によりヘッドアップ表示灯の部品の像がフロントウィンドウに映り出ないようにする。
【解決手段】ヘッドアップ表示灯1は、車両のフロントウィンドウ93の下方に配置される。ヘッドアップ表示灯1は、前に向かって発光する光源30と、光源30の前に配置され、光源30からの光を前方へ投射する投射光学系40と、投射光学系40の前に配置され、黒色であり、つや消し加工され、投射光学系40によって投射される光源の光を散乱させるようにしてフロントウィンドウ93に向けて反射させる前壁11と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヘッドアップ表示灯に関する。
従来、表示器から発した光を車両のフロントウィンドウに投射して、虚像の表示を行うヘッドアップディスプレイが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のヘッドアップディスプレイでは、ケース(25)がインストルメントパネルの内側に取り付けられ、そのケース(25)の上面に開口が形成され、そのケース(25)の内側に表示器(21)、反射ミラー(23)及び凸レンズ(22)が収容されている。表示器(21)から発した光が、反射ミラー(23)及び凸レンズ(22)によってケース(25)の上方のフロントウィンドウ(2)に投射される。また、ケース(25)の開口が透明なカバー(24)によって塞がれており、運転手がフロントウィンドウ(2)を見た場合に、カバー(24)によって反射した外光を視認できないようになっている。
特開2004−130892号公報
ところが、カバー(24)を透過した外光によってケース(25)の内側の表示器(21)、反射ミラー(23)及び凸レンズ(22)が照らされることがある。その場合、表示器(22)、反射ミラー(23)及び凸レンズ(22)の像がフロントウィンドウに映り出てしまう。その像を見た運転手に違和感を与えてしまう。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、外光等によりヘッドアップ表示灯の部品の像がフロントウィンドウに映り出ないようにすることである。
以上の課題を解決するため、本発明に係るヘッドアップ表示灯は、車両のフロントウィンドウの下方に配置されるヘッドアップ表示灯であって、前に向かって発光する光源と、前記光源の前に配置され、前記光源からの光を前方へ投射する投射光学系と、前記投射光学系の前に配置され、黒色であり、つや消し加工され、前記投射光学系によって投射される光源の光を散乱させるようにして前記フロントウィンドウに向けて反射させる前壁と、を備える。
好ましくは、前記ヘッドアップ表示灯が、前記前壁の後方に配置され、後ろ上りに傾斜した後壁を更に備え、前記光源が、前記後壁の下方において前記後壁の延長面よりも後ろに配置され、前記投射光学系が、前記後壁の下方において前記後壁に揃っているか、前記後壁の延長面よりも後ろに配置されている。
好ましくは、前記後壁が黒色であるとともにつや消し加工されている。
本発明によれば、光源から発した光が投射光学系によって前壁に投射されて、前壁に入射した光が前壁によって散乱するようにしてフロントウィンドウに反射されることによって、光の像がフロントウィンドウに映り出る。運転手はフロントウィンドウに映り出た光を視認することができる。
一方、前壁が黒色であってつや消し加工されているから、外光が前壁に入射しても、減衰するので、投射光学系や光源が明るく照らされない。そのため、外光による投射光学系や光源の像がフロントウィンドウに映り出ない。
本発明の実施形態に係るヘッドアップ表示灯の鉛直断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、ヘッドアップ表示灯1の断面図である。図1に示す断面は、車両の前後方向に沿った鉛直断面である。図1の紙面に垂直な方向を左右方向とする。
このヘッドアップ表示灯1は、車室内のインストルメントパネル91に取り付けられている。インストルメントパネル91は車両のフロントウィンドウ93の下方に位置しており、インストルメントパネル91の上面に開口92が形成されており、ヘッドアップ表示灯1が開口92内に配置されている。このヘッドアップ表示灯1は、フロントウィンドウ93に向けて照射し、その照射光を運転手に視認させるものである。ヘッドアップ表示灯1は、例えば警告灯に用いられ、警告を表示するものである。なお、ヘッドアップ表示灯1の点灯・消灯・点滅等による表示内容は、警告に限るものではない。
ヘッドアップ表示灯1は、第1のハウジング10、第2のハウジング20、光源30及び投射光学系40等を備える。
第1のハウジング10は中空を有した箱状に設けられ、前後方向に沿った第1のハウジング10の断面形状が楔状に設けられ、第1のハウジング10の上面が開口している。具体的には、第1のハウジング10は、前壁11、後壁12、側壁13、開口部14、取付穴15及びフランジ16を有する。
前壁11は第1のハウジング10の前面を構成したものであり、その前壁11がインストルメントパネル91の開口92の前縁から垂下している。前壁11は、水平面を基準として切り立っているとともに、前上りに傾斜している。
後壁12は第1のハウジング10の後面を構成したものであり、その後壁12がインストルメントパネル91の開口92の後縁から垂下している。後壁12は、水平面を基準として斜めに立っており、後ろ上りに傾斜している。
左右の側壁13は第1のハウジング10の左右側面を構成したものであり、側壁13がインストルメントパネル91の開口92の左右の縁から垂下している。左の側壁13が前壁11及び後壁12の左縁に連結し、右の側壁13が前壁11及び後壁12の右縁に連結している。これら前壁11、後壁12及び左右の側壁13によって囲われた中空がその上側で開放され、開口部14が形成されている。
前壁11、後壁12及び側壁13の上端には、開口部14の径方向に向けて突出したフランジ16が形成されている。前壁11、後壁12及び側壁13がインストルメントパネル91の開口92内に収容され、フランジ16が開口92の周囲でインストルメントパネル91に係止されている。
第1のハウジング10の内側の面が黒色であり、第1のハウジング10の内側の面には、つや消し加工(マット加工)が施されている。つまり、前壁11、後壁12及び側壁13の内面が黒色であるとともに、つや消し加工されている。
後壁12の下部には、取付穴15が開けられている。第2のハウジング20が、取付穴15を後ろから覆うようにして後壁12の下部外側に取り付けられている。第2のハウジング20は中空を有した箱状に設けられ、その前面が開口していて、第2のハウジング20の開口が取付穴15に連通している。第2のハウジング20の内側の面が黒色であり、第2のハウジング20の内側の面には、つや消し加工が施されている。
第2のハウジング20の内の後ろ側突き当り面には、基板31が敷設されている。基板31上には、光源30が搭載されている。光源30は、第1のハウジング10の後壁12の下方において後壁12の延長面よりも後ろに配置されている。そのため、後壁12に対して垂直な方向に見て、光源30が取付穴15内に配置されている。
光源30の発光の向き(最も発光強度が高くなる向き)は、前斜め上である。光源30は、発光ダイオード、レーザーダイオード、無機エレクトロルミネッセンス素子、有機エレクトロルミネッセンス素子その他の半導体発光素子である。基板31に搭載される光源30の数は、1又は複数である。光源30の数が2以上である場合、光源30が左右方向(紙面に垂直な方向)に一列又は複数列で配列されている。なお、光源30が、冷陰極管等の蛍光管であってもよい。
光源30の前斜め上方には、投射光学系40が配置されている。投射光学系40は、凸レンズであり、具体的にはフレネル凸レンズである。投射光学系40の光軸が光源30の発光の向きに平行であり、投射光学系40の焦点が光源30又はその近傍に設定されている。この投射光学系40は、光源30から発した光を前斜め上の前壁11に向けて投射するものである。なお、後壁12が投射光学系40の光軸に対して垂直であることが好ましい。
投射光学系40は、後壁12の延長面に揃っている。なお、投射光学系40が、後壁12の延長面よりも後ろ側であって第1のハウジング10の外側に位置していてもよい。
続いて、ヘッドアップ表示灯1の特性について説明する。
図1に示された光線L1は運転手の視野の上限を表し、光線L2は運転手の視野の下限を表す。
図1に示された光線L3のように、太陽光等の外光(特に、後ろ斜め上からの光)がフロントウィンドウ93を透過して、前壁11に入射する。前壁11が黒色のマット面であるから、前壁11に入射した外光が大きく減衰する。また、前壁11が切り立った状態に設けられているから、前壁11に入射した外光が前壁11で反射しても、その反射光が後壁12に入射する。後壁12が黒色のマット面であるから、後壁12に入射した外光の反射光が大きく減衰し、後壁12で光が反射しない。従って、外光がフロントウィンドウ93に投影されず、外光による運転手の眩惑が防止される。
また、前壁11で反射した外光が投射光学系40、光源30及び基板31等に入射して、投射光学系40、光源30及び基板31が照らされたとしても、投射光学系40、光源30及び基板31等の像がフロントウィンドウ93に映り出ない。前壁11で反射する外光が減衰しており、投射光学系40、光源30及び基板31の像が暗いためである。投射光学系40、光源30及び基板31の像がフロントウィンドウに映り出ないから、運転手に違和感を与えることがない。
また、後ろ斜め上から見て、投射光学系40、光源30及び基板31が後壁12の陰に隠れているから、後ろ斜め上からの外光によって投射光学系40、光源30及び基板31に直接照らされない。そのため、投射光学系40、光源30及び基板31の像がフロントウィンドウに映り出ない。
なお、真上や上斜め前からの外光が前壁11、投射光学系40、光源30又は基板31に入射すると、その反射光がフロントウィンドウ93に投射されるが、その投射位置が運転手の視野から外れている上、その光がフロントウィンドウ93で反射しても運転手に向かわないので、運転手の眩惑を引き起こすものではない。また、真上や上斜め前からの外光は、フロントウィンドウ93に投射される前壁11、投射光学系40、光源30又は基板31の反射光よりも強いので、運転手は、フロントウィンドウ93に映り出る前壁11、投射光学系40、光源30又は基板31の像を視認することができない。
図1に示す光線L4のように、光源30が発光すると、光源30から発した光が投射光学系40によって略平行光となって前壁11に投射される。前壁11に入射した光源30の光は、前壁11によってフロントウィンドウ93に向けて反射される。光源30の光がフロントウィンドウ93に映り出て、運転手はフロントウィンドウ93に映り出た光の像を視認することができる。前壁11が黒色のマット面であるから、前壁11に入射した光源30の光が散乱するように反射(拡散反射)するので、フロントウィンドウ93に映り出る光源30の光の像はボケた状態となり、その像は中央部で明るく、外側に向かうにつれて暗くなる。つまり、光源30の形状がそのままフロントウィンドウ93に映り出るわけではなく、局所的に明るくなったものではない。そのため、運転手が光源30の光によって眩惑しない。
本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
光源30の発光の向きが前向きであって、投射光学系40の光軸の向きが前向きであれば、水平面に対する投射光学系40の光軸の傾斜角は図1に限るものではない。但し、投射光学系40の光軸が水平に近づくにつれて、水平面に対する前壁11の勾配が緩くなり、投射光学系40の光軸が鉛直に近づくにつれて、水平面に対する前壁11の勾配が急になる。このようにすれば、投射光学系40の光軸の傾斜角が変化しても、前壁11によって反射する光源30の反射光の向きが一定である。
1 ヘッドアップ表示灯
10 ハウジング
11 前壁
12 後壁
30 光源
40 投射光学系

Claims (3)

  1. 車両のフロントウィンドウの下方に配置されるヘッドアップ表示灯であって、
    前に向かって発光する光源と、
    前記光源の前に配置され、前記光源からの光を前方へ投射する投射光学系と、
    前記投射光学系の前に配置され、黒色であり、つや消し加工され、前記投射光学系によって投射される光源の光を散乱させるようにして前記フロントウィンドウに向けて反射させる前壁と、を備えることをヘッドアップ表示灯。
  2. 前記前壁の後方に配置され、後ろ上りに傾斜した後壁を更に備え、
    前記光源が、前記後壁の下方において前記後壁の延長面よりも後ろに配置され、
    前記投射光学系が、前記後壁の下方において前記後壁に揃っているか、前記後壁の延長面よりも後ろに配置されていることを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップ表示灯。
  3. 前記後壁が黒色であるとともにつや消し加工されていることを特徴とする請求項2に記載のヘッドアップ表示灯。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016000592A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 矢崎総業株式会社 ベゼル体、インストルメントパネル、及び車両用表示装置
JP2019034568A (ja) * 2017-08-10 2019-03-07 ダイキョーニシカワ株式会社 車両の内装構造
US10551618B2 (en) 2014-06-12 2020-02-04 Yazaki Corporation Vehicle display device

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