JP7105548B2 - 車両の内装構造 - Google Patents
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Description
基材の表面に発泡層を有するインストルメントパネルの上面に、貫通孔としての照射開口部が形成され、
前記インストルメントパネル内に、前記照射開口部を通してフロントウインドガラスに向けて照射を行うヘッドアップディスプレイが配設され、
前記照射開口部と前記ヘッドアップディスプレイとの間に、前壁部と該前壁部よりも車両後方側に位置される後壁部と車両の左右方向に隔置された左右一対の側壁部とを有して、全体として環状のベゼルが配設され、
前記インストルメントパネルのうち前記照射開口部の車両前方側を閉じている部位となる前側内周面部と該照射開口部の車両後方側を閉じている部位となる後側内周面部とが、上方に向かうにつれて車両後方側に位置するように傾斜して形成され、
前記前側内周面部が水平面に対してなす前傾斜角度が鋭角とされる一方、前記後側内周面部が水平面に対してなす後傾斜角度が鈍角となるように設定され、
前記インストルメントパネルの上面の前記発泡層が、前記照射開口部内に向けて延長されて、該延長された発泡層が該照射開口部の内周面部を形成しており、 前記発泡層によって前記ベゼルの上端部が覆われて、前記照射開口部を前記ヘッドアップディスプレイの照射方向と反対方向から見たときに該ベゼルが目視できないようにされている、
ようにしてある。
前記ベゼルの前記後壁部は、その上端部が前記インストルメントパネルの表面側に位置された状態で、該インストルメントパネルの裏面側に対して固定具によって固定され、
前記ベゼルの前記後壁部の上端部が、前記発泡層に対して、前記固定具による固定方向と略同一方向から当接されている、
ようにしてある(請求項2対応)。この場合、固定具による固定を行うだけで、ベゼルにおける後壁部の上端部を、発泡層に対して精度よく位置決めされた状態でもってこの発泡層に当接させることができる。
前記ベゼルの前記後壁部の上端部が、前記発泡層のうち前記薄肉部よりも厚肉な厚肉部で覆われている、
ようにしてある(請求項3対応)。この場合、発泡層の厚肉部でもってベゼルの後端部の上端部を十分に覆うことができる。また、固定具による固定を行う際に、発泡層が邪魔になることもない。
前記ベゼルの前記前壁部の上端部が、前記薄肉部と前記厚肉部との段差部でもって覆われている、
ようにしてある(請求項5対応)。この場合、薄肉部と厚肉部との段差を有効に利用して、ベゼルの前壁部の上端部を覆うことができる。
前記左右一対の前記側壁部の上端部が、前記発泡層の厚肉部でもって覆われている、
ようにしてある(請求項6対応)。この場合、薄肉部でシール作用を得つつ、厚肉部でもって側壁部の上端部を十分に覆うことができる。
外光が前記照射開口部を通して前記ヘッドアップディスプレイに入射されたときに、該ヘッドアップディスプレイでの外光の反射光が前記膨出部に向かうようにされている、
ようにしてある(請求項7対応)。この場合、発泡層を有効に利用して、ヘッドアップディスプレイに入射された外光の反射光がフロントウインドガラスへ向かうのを防止あるいや抑制することができる。
前記ヘッドアップディスプレイの脱着軌跡が、前記クロスカービームよりも車両前方側の前方空間を通るように設定されている、
ようにしてある(請求項8対応)。この場合、大型部材となるヘッドアップディスプレイを、クロスカービームの前方空間を有効に利用して脱着させることができる。
β:フロントウインドガラスでの反射部
γ:フロントウインドガラスからの反射光
δ:固定具による後壁部の固定方向
1:フロントウインドガラス
2:運転席
10:インストルメントパネル
11:基材
11a:三角リブ
12:表皮層
13:発泡層
13a:薄肉部(発泡層形成時のシール部)
13b:厚肉部(一般部)
13c:段差部
13d:膨出部
20:照射開口部
30:ヘッドアップディスプレイ
40:クロスカービーム
50:ベゼル
50a:前壁部
50b:後壁部
50c:側壁部
50d:固定部
60:固定具
70:成形型
71:固定型
72:移動型
73:キャビティ
Claims (8)
- 基材の表面に発泡層を有するインストルメントパネルの上面に、貫通孔としての照射開口部が形成され、
前記インストルメントパネル内に、前記照射開口部を通してフロントウインドガラスに向けて照射を行うヘッドアップディスプレイが配設され、
前記照射開口部と前記ヘッドアップディスプレイとの間に、前壁部と該前壁部よりも車両後方側に位置される後壁部と車両の左右方向に隔置された左右一対の側壁部とを有して、全体として環状のベゼルが配設され、
前記インストルメントパネルのうち前記照射開口部の車両前方側を閉じている部位となる前側内周面部と該照射開口部の車両後方側を閉じている部位となる後側内周面部とが、上方に向かうにつれて車両後方側に位置するように傾斜して形成され、
前記前側内周面部が水平面に対してなす前傾斜角度が鋭角とされる一方、前記後側内周面部が水平面に対してなす後傾斜角度が鈍角となるように設定され、
前記インストルメントパネルの上面の前記発泡層が、前記照射開口部内に向けて延長されて、該延長された発泡層が該照射開口部の内周面部を形成しており、 前記発泡層によって前記ベゼルの上端部が覆われて、前記照射開口部を前記ヘッドアップディスプレイの照射方向と反対方向から見たときに該ベゼルが目視できないようにされている、
ことを特徴とする車両の内装構造。 - 請求項1において、
前記ベゼルの前記後壁部は、その上端部が前記インストルメントパネルの表面側に位置された状態で、該インストルメントパネルの裏面側に対して固定具によって固定され、
前記ベゼルの前記後壁部の上端部が、前記発泡層に対して、前記固定具による固定方向と略同一方向から当接されている、
ことを特徴とする車両の内装構造。 - 請求項2において、
前記ベゼルの前記後壁部の上端部と前記固定具による固定部との間に、前記発泡層のシール部となる薄肉部が位置され、
前記ベゼルの前記後壁部の上端部が、前記発泡層のうち前記薄肉部よりも厚肉な厚肉部で覆われている、
ことを特徴とする車両の内装構造。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、
前記ヘッドアップディスプレイの照射方向において、前記前側内周面部の長さが前記後側内周面部の長さよりも長くされている、ことを特徴とする車両の内装構造。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、
前記前側内周面部に位置する前記発泡層が、薄肉部と該薄肉部の上側に位置する厚肉部とを有しており、
前記ベゼルの前記前壁部の上端部が、前記薄肉部と前記厚肉部との段差部でもって覆われている、
ことを特徴とする車両の内装構造。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、
前記ベゼルの左右一対の前記側壁部の外面に、前記発泡層の薄肉部の先端部が当接され、
前記左右一対の前記側壁部の上端部が、前記発泡層の厚肉部でもって覆われている、
ことを特徴とする車両の内装構造。 - 請求項1ないし請求項6のいずれか1項において、
前記前側内周面部に位置する前記発泡層が、厚肉部によって形成されて上方に向かうにつれて車両後方側に位置するように大きく膨出する膨出部を有するように形成され、
外光が前記照射開口部を通して前記ヘッドアップディスプレイに入射されたときに、該ヘッドアップディスプレイでの外光の反射光が前記膨出部に向かうようにされている、
ことを特徴とする車両の内装構造。 - 請求項1ないし請求項7のいずれか1項において、
前記ヘッドアップディスプレイよりも車両後方側に、車幅方向に延びるクロスカービームが配設され、
前記ヘッドアップディスプレイの脱着軌跡が、前記クロスカービームよりも車両前方側の前方空間を通るように設定されている、
ことを特徴とする車両の内装構造。
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