JP5386592B2 - 車両用内装材 - Google Patents

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Description

本発明は、ウインドシールドガラスの車室内の下方に配置されるインストルメントパネル等の車両用内装材に関し、特に、その上面に微細な凹凸が設けられた車両用内装材に関する。
本願は、2009年10月05日に、日本国に出願された特願2009−231699号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
車両の内装材の多くは、表面に皮革パターンや幾何学パターン等のしぼ加工が施されている。このしぼ加工は、内装材の表面の意匠性や質感を向上させるほか、成形後の製品表面のヒケやウェルドマークを目立たなくする等の目的で行われる。
製品の表面に設けられるしぼ構造は、所定のパターンで設けられた凸部と凹部とからなる。しぼ構造を成す部分の材質や、凸部や凹部の表面粗さを適宜調整することによって、製品の質感の向上や擦れに対する耐久性の向上が図れている。一般には、製品の表面光沢度をある程度下げることによって、製品に高い質感を持たせることができる。しかしながら、表面光沢度を下げすぎると、表面が擦れたときに痕が残ったり、表面が白化する等の傾向がみられる。そのため、これらのバランスを考慮しつつ表面光沢度が調整される(特許文献1参照)。
日本国特開2007−314909号公報
しかし、車両用内装材の表面に一般に用いられるしぼ構造においては、内装材の材質と表面粗さの設定によって表面光沢度を調整するため、擦れに対する耐久性を低下させずに表面光沢度を下げるのには限界があった。
車両のウインドシールドガラスの下方に設置されるインストルメントパネル等の内装材は、ウインドシールドガラスが傾斜しているために、内装材の表面で反射した光が再度ウインドシールドガラスに入射し、ウインドシールドガラスに写り込むことがある。この内装材の写り込みはウインドシールドガラスを通した乗員視界を妨げる可能性があるため、より抑制することが望まれている。
この内装材の写り込みを抑制するには、内装材の表面光沢度を下げることが有効である。しかしながら、この表面光沢度の抑制には前述のように限界があり、別の有効な手段の案出が望まれている。
そこでこの発明は、ウインドシールドガラスへの写り込みを有効に抑制でき、前方視認性の向上が図れる車両用内装材の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用した。
(1)本発明の一態様に係る車両用内装材は、ウインドシールドガラスの車室内の下方に配置され、上面に凸部と凹部からなるしぼ構造が設けられた車両用内装材であって、前記しぼ構造の前記凸部に、前記しぼ構造の上部一般面に対して傾斜する拡散反射面が設けられ、前記ウインドシールドガラスに近接する側である車両用内装材の前方側の拡散反射面は、車両用内装材の後方側の拡散反射面よりも前記上部一般面に対する傾斜角度が大きく設定されている。
これにより、ある入射角をもって車両用内装材の上面に入射した光は、しぼ構造の凸部の拡散反射面にて入射角よりも大きな反射角をもって反射する。このため、拡散反射面で反射した光がウインドシールドガラスの内面に反射しにくくなる。
(2)上記(1)に記載の車両用内装材では、前記拡散反射面は、前記しぼ構造の一つの前記凸部の上面に複数設けられていてもよい。
これにより、ある入射角をもって車両用内装材の上面に入射した光は、一つの凸部上に設けられた複数の拡散反射面にて入射角よりも大きな反射角をもって反射するようになる。
(3)上記(1)または(2)に記載の車両用内装材では、前記ウインドシールドガラスがフロントウインドシールドガラスであり、前記拡散反射面が、車両の前方から後方に向かって傾斜していてもよい。
これにより、内装材の上面で反射した光がフロントウインドシールドガラスよりも後方側に指向し、内装材がフロントシールドガラスに写り込むのを抑制できる。
上記(1)に記載の車両用内装材によれば、しぼ構造の凸部に、しぼ構造の上部一般面に対して傾斜する拡散反射面を設けたため、ある入射角をもって入射した光を、凸部上の拡散反射面でその入射角よりも大きな反射角をもって反射させられる。その結果、凸部の上面にて反射した光がウインドシールドガラスに入射し、車両用内装材がウインドシールドガラスに写り込むのを抑制できる。
上記(2)の場合、しぼ構造の一つの凸部の上面に、しぼ構造の上部一般面に対して傾斜する複数の拡散反射面を設けたため、上面に入射した光を、凸部上の複数の拡散反射面にて入射角よりも大きな反射角をもって反射させられる。これにより、反射光がウインドシールドガラスに入射して内装材がウインドシールドガラスに写り込むのを抑制できる。そして、この場合、拡散反射面を一つの凸部の上面に複数設けたことから、凸部の形状やサイズの制限が少なくなり、種々のしぼパターンに容易に適用できるという利点がある。
上記(3)の場合、拡散反射面で反射した光は、その大半がフロントウインドシールドガラスよりも後方側に向かって反射するようになる。その結果、内装材が、更にフロントウインドシールドガラスに映り込みにくくなり、前方の視認性の向上が図れる。
この発明の第1の実施形態の内装材を適用した車両の車室内前部の模式的な断面図である。 同実施形態の内装材の拡大断面図である。 この発明の第2の実施形態の内装材の拡大平面図である。 同実施形態の内装材の図3のA−A断面に対応する断面図である。 同実施形態の内装材の図4のB部の拡大断面図である。 同実施形態の内装材の変形例を示す拡大平面図である。
以下、この発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明においては、特別に断らない限り、上下と前後については車両に対しての上下と前後を意味する。
最初に、図1,図2に示すこの発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、車両用内装材であるインストルメントパネル1をフロントウインドシールドガラス2とともに車体の前後方向に沿って切ったときの模式的な断面図である。図2は、インストルメントパネル1の上部の拡大断面図である。
フロントウインドシールドガラス2は、車体のルーフ部から車体前方側に向かって下方に傾斜して設けられている。車室内のインストルメントパネル1の上壁は、フロントウインドシールドガラス2の前部領域の下方に配置されている。インストルメントパネル1は、複数の樹脂パネルが積層されてなり、その表皮側の樹脂パネル1aの外面には、皮革パターンや幾何学パターン等のしぼ加工が施されている。
樹脂パネル1aの上面側のしぼ構造は、図2に示すようになっている。
このしぼ構造は、ベース面となる凹部3と、この凹部3の間に点在した複数の凸部4とから成る。ベース面となる凹部3の上面には、極微細の凹凸がエッチングによって形成されている。この極微細の凹凸により、凹部3のグロス値(表面光沢度)が、凸部4、及びエッチング処理を施さない場合の凹部のグロス値よりも比較的低くなるように設定されている。また、凸部4の上面はスクラッチレジスタント処理が施されている。これにより、凸部4のグロス値が、凹部3、及びスクラッチレジスタント処理を施さない場合の凸部のグロス値よりも比較的高く設定されている。
ここで、樹脂パネル1aの上壁上面をマクロ的に見たときの平均的な面を上部一般面5と呼ぶ(図1及び図2参照)。しぼ構造の各凸部4の上面は、上部一般面5に対して全体が後部下方に向かって設定角度γだけ傾斜する拡散反射面6とされている。そのため、樹脂パネル1aの上部一般面5に光が入射角βをもって入射したときに、その光が出射角β+γをもって上部一般面5(拡散反射面6)から出射される。拡散反射面6の傾斜角度γは、樹脂パネル1aの上面に光が前方側から入射したときに、その光の大半がフロントウインドシールドガラス2に指向しない方向に反射するように(フロントウインドシールドガラス2よりも後方側に向かって反射するように)設定されている。
したがって、車両の前方側から凸部4上の拡散反射面6に光が当たると、その殆どはフロントウインドシールドガラス2の内面方向に反射せず、樹脂パネル1aの上面はフロントウインドシールドガラス2に映り込みにくくなる。その結果、前方視認性の向上が図れる。
設定角度γは、ンストルメントパネル1上の拡散反射面6の位置に応じて、その角度変更されている。インストルメントパネル1のうち、車両の前方に位置する部位では、光をより後方に反射する必要がある。そのため、車両前方に形成された凸部4の設定角度γは、車両後方側に形成された凸部の設定角度γよりも大きく設定されている。この際、インストルメントパネル1上の位置に応じて、設定角度γを段階的に変更してもよいし、リニアに変更してもよい。これにより、インストルメントパネル1がフロントウインドシールドガラス2に映りこむのをより効果的に抑制でき、更に視認性の向上が図れる。
以上のように、この実施形態で採用したインストルメントパネル1においては、上面のしぼ構造の凸部4のグロス値(表面光沢度)を比較的高く設定したまま、凸部4の上面に設けた拡散反射面6によって大半の入射光をフロントウインドシールドガラス2よりも後方側に反射させる。そのため、擦れに対する耐久性(傷つきや白化に対する防止性能)を充分に高く維持しつつ、インストルメントパネル1がフロントウインドシールドガラス2へ写り込むのを抑制できる。
また、この実施形態の場合、しぼ構造の凸部4のグロス値が比較的高く設定される一方で、凹部3のグロス値が比較的低く設定されている。そのため、しぼ模様の立体感が際立ち、外観の質感がより高まるという利点がある。
つづいて、図3〜図5に示す第2の実施形態に係る車両用内装材について説明する。
図3は、車両用内装材であるインストルメントパネル101の上面を拡大して見たときの図である。図4は、インストルメントパネル101の上部の拡大断面図である。図5は、図4のさらに一部を拡大した断面図である。
この実施形態のインストルメントパネル101の場合も、表皮側の樹脂パネル101aの外面に、皮革パターンや幾何学パターン等のしぼ加工が施されている。
インストルメントパネル101のしぼ構造は、第1の実施形態と同様に、ベース面となる凹部3と、凹部の間に点在した複数の凸部104とから成る。凹部3の上面には極微細の凹凸がエッチングによって形成されている。これにより、凹部3のグロス値(表面光沢度)が、凸部4及び極微細の凹凸が形成されていない場合の凹部のグロス値よりも比較的低くなるように設定されている。
一方、各凸部104の上面には、セレーション加工によって、後部下方に向かって傾斜する複数の拡散反射面106が連続して形成されている。この各拡散反射面106は、樹脂パネル101aの上部一般面5に対して設定角度γだけ後部下方に傾斜している。拡散反射面6のこの傾斜角度γは、樹脂パネル101aの上面に光が前方側から入射したときに、その光の大半がフロントウインドシールドガラス2に指向しない方向に反射するように(フロントウインドシールドガラス2よりも後方側に向かって反射するように)設定されている。
各凸部104の上面に設けられる複数の拡散反射面106は、各反射面106の頂部を結ぶ面が上部一般面5と平行になるように設定しても良いが、図5に示すように、各反射面106の頂部を結ぶ面が車体後方側に向かって下方傾斜するように設定しても良い。また、複数の拡散反射面106を形成するために各凸部104の上面に形成されるセレーションの断面形状は、拡散反射面106を成す車体後方に向かって下方傾斜する面106aと、上部一般面5に対して略直交する面106bとを有する略三角形状であることが望ましい。
以上のように、本実施形態のインストルメントパネル101は、その上面のしぼ構造の各凸部104に、上部一般面5に対して後部下方に向かって傾斜する複数の拡散反射面106が設けられている。そのため、車体前方側からインストルメントパネル101の上面に当たった入射光の大半を複数の拡散反射面106でフロントウインドシールドガラス2よりも後方側に反射させることができる。したがって、インストルメントパネル101の上面に当たった光の反射による、インストルメントパネル101のフロントウインドシールドガラス2への写り込みを抑制することができる。
また、この実施形態の場合、各凸部104の上面に複数の拡散反射面106を設けるためのセレーションの粗さを調整することにより、形成される拡散反射面106のピッチや、表面粗さを調整し、凸部104の上面の擦れに対する耐久性を充分に高く維持することができる。
本実施形態においても、上述の第1の実施形態と同様に、設定角度γは、インストルメントパネル1上の拡散反射面106の位置に応じて、その角度変更されている。この場合も、同様な効果が得られる。
図6は、この第2の実施形態の変形例のインストルメントパネル201の上面を拡大して見たときの図である。
この変形例のインストルメントパネル201は凸部204によってベース面が構成され、その凸部204の中に複数の凹部203が点在するように設けられている。すなわち、この例の場合、凸部204による枠内に表面パターンを形成する複数の凹部203が設けられている。この変形例の場合も、各凹部203の上面には極微細の凹凸がエッチングによって形成され、凸部204の上面には、セレーション加工によって、後部下方に向かって傾斜する複数の拡散反射面(詳細な図示は省略)が連続して形成されている。
各拡散反射面は、上記第2の実施形態と同様に、樹脂パネル201aの上部一般面に対して設定角度だけ後部下方に傾斜し、インストルメントパネル201の上面に当たる大半の入射光をフロントウインドシールドガラス2よりも後方側に向かって反射する。したがって、この変形例の場合も同様に、ウインドシールドガラスへのインストルメントパネル201の写り込みを防止することができる。
以上のように、この第2の実施形態及び第2の実施形態の変形例の場合では、しぼ構造の凸部104,204の上面全体を一枚の拡散反射面とするのではなく、凸部104,204の上面に微細な複数の拡散反射面106を設けた構造とした。そのため、図6に示すような連続した大形の凸部204であっても、容易に本実施形態のしぼ構造を適用することができる。したがって、この実施形態においては、種々のしぼパターンに容易に適用することができ、適用の自由度が高いという利点がある。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、上記の実施形態は、車両用内装材がインストルメントパネル1である場合であるが、この発明を適用する車両用内装材はインストルメントパネル1に限るものでなく、ウインドシールドガラスの下方に配置される車室内側の部材であれば、その他の部材であっても良い。また、ウインドシールドガラスはフロントウインドシールドガラスに限らず、ドアガラス(特にフロントドアガラス)や、テールゲートガラス等の前席前方以外のガラスであっても良い。この場合、拡散反射面の角度は、反射した光が各ガラス方向へ指向しないよう適宜設定すればよい。
本発明の一態様に係る車両用内装材によれば、車両用内装材がウインドシールドガラスに写り込むのを抑制でき、車外への視認性の向上が図れる。
1,101,201…インストルメントパネル(車両用内装材)
2…ウインドシールドガラス
3,203…凹部
4,104,204…凸部
5…上部一般面
6,106…拡散反射面

Claims (3)

  1. ウインドシールドガラスの車室内の下方に配置され、上面に凸部と凹部からなるしぼ構造が設けられた車両用内装材であって、
    前記しぼ構造の前記凸部に、前記しぼ構造の上部一般面に対して傾斜する拡散反射面が設けられ、
    前記ウインドシールドガラスに近接する側である車両用内装材の前方側の拡散反射面は、車両用内装材の後方側の拡散反射面よりも前記上部一般面に対する傾斜角度が大きく設定されていることを特徴とする車両用内装材。
  2. 前記拡散反射面は、前記しぼ構造の一つの前記凸部の上面に複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用内装材。
  3. 前記ウインドシールドガラスがフロントウインドシールドガラスであり、前記拡散反射面が、車両の前方から後方に向かって傾斜していることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用内装材。
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