JPH06191797A - 産業車両のルーフ構造 - Google Patents

産業車両のルーフ構造

Info

Publication number
JPH06191797A
JPH06191797A JP34784192A JP34784192A JPH06191797A JP H06191797 A JPH06191797 A JP H06191797A JP 34784192 A JP34784192 A JP 34784192A JP 34784192 A JP34784192 A JP 34784192A JP H06191797 A JPH06191797 A JP H06191797A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sunroof
roof structure
driver
industrial vehicle
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34784192A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Masuda
英夫 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP34784192A priority Critical patent/JPH06191797A/ja
Publication of JPH06191797A publication Critical patent/JPH06191797A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】運転者の視界を広くするとともに、美観及び作
業性に優れたルーフ構造を提供する。 【構成】サンルーフ9を円弧状に湾曲させ、該サンルー
フ9の前端部が前面ガラス10と略面一に形成する。従
って、運転者の斜め上方から上方にかけての視界が確保
される。さらに、サンルーフ9の前端部と前面ガラス1
0は略面一の状態にあるので、美観的にもよい。また、
サンルーフ9下部に補強材5を配設されている。従っ
て、運転者と補強材5との距離が近くなり、その分視界
が広くなる。さらに、補強材5によって美観を損ねるこ
となくルーフ構造を補強することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は産業車両におけるルーフ
構造に係り、詳しくは広視界を有するルーフ構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術として、図4,図5
に示す産業車両のルーフ構造が提案されている。
【0003】産業車両の図示しないボディには、左右一
対のフロントピラー31と左右一対のリヤピラー32と
が互いに前後方向に対向する位置に立設されている。こ
れら前後方向に互いに対向配置されたフロントピラー3
1とリヤピラー32との上端間には、ヘッドガード33
がそれぞれ架設されている。これらヘッドガード33の
前端部間には、フロント板34が連結されている。そし
て、フロントピラー31及びフロント板34の前面には
前面ガラス35が取着されている。また、これらヘッド
ガード33間には、前端がフロント板34に固着された
天井板36が挟着されている。この天井板36は前後方
向における略中央部において下方に屈曲されて段差部3
7を形成している。さらに、この天井板36には、この
段差部37より前部において、略長方形状の窓38が形
成されている。この窓38にはガラス39が嵌着され、
この窓38及びガラス39によって、サンルーフ40が
形成されている。
【0004】また、サンルーフ40の上方において、前
記フロント板34と段差部37との間には、等間隔に複
数本の補強材41が架設されている。この補強材41は
ルーフ構造を補強するとともに、上方からワーク等の物
体が落下した場合において、荷がサンルーフ40のガラ
ス39を割って産業車両内に侵入して、該産業車両内の
運転者等を傷つけることを防止するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示すように、サンルーフ40の外側に複数の補強材41
が配置されているため、即ち、運転者の目の位置から補
強材41までの距離が比較的に離れているため、運転者
が頭等を動かして補強材41の間から見える斜め上方又
は上方の視界も狭くなるという問題がある。
【0006】また、サンルーフ40は補強材41の下
方、即ち、運転席側に設けられているため、サンルーフ
40が外面に表れず、美観的にも不利であった。本発明
は上記問題点を解決するためになされたものであって、
その目的は運転者の視界を広くするとともに、美観及び
作業性に優れたルーフ構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、第1の発明は、サンルーフを円弧状に湾曲させ、該
サンルーフの前端部が前面ガラスと略面一に形成したこ
とをその要旨とする。
【0008】第2の発明は、サンルーフ下部に補強材を
配設したことをその要旨とする。
【0009】
【作用】従って、第1の発明によれば、サンルーフを湾
曲させたので、運転者の斜め上方から上方にかけての視
界が確保される。また、サンルーフの前端部と前面ガラ
スは略面一の状態にあるので、美観的にもよい。
【0010】第2の発明によれば、サンルーフの下部に
補強材を配設したので、運転者と補強材との距離が近く
なり、その分視界が広くなる。また、補強材は美観を損
ねることなくルーフ構造を補強する。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1,
図2に従って説明する。図2は、本ルーフ構造の概略を
示す斜視図である。
【0012】産業車両の図示しないボディには、左右一
対のフロントピラー1が立設されている。このフロント
ピラー1は斜め上方に向かって斜状に延びるとともに、
該フロントピラー1の前方上部において緩やかに円弧状
に湾曲し、前方上部から後端部にかけて、前後方向に対
して水平状態に形成されている。また、前記ボディには
左右一対のリヤピラー2が立設され、これらリヤピラー
2の上端はそれぞれフロントピラー1の後端部と連結さ
れている。
【0013】図1に示すように、これらフロントピラー
1の上部後方側面間には、断面正方形状の第1のパイプ
3が架設されている。また、フロントピラー1の湾曲さ
れた部位の下部側面間には断面長方形状の第2のパイプ
4が架設されている。この第1,第2のパイプ3,4の
側面間には、フロントピラー1と同様に湾曲形成された
複数本の補強材5が等間隔に架設されている。
【0014】さらに、補強材5の上部におけるのフロン
トピラー1の側面間には、該フロントピラー1間を覆う
ように、天井板6が配設されている。即ち、この天井板
6は前部が第2のパイプ4の上面に固着されている。そ
して、天井板6は第2のパイプ4からフロントピラー1
の側面に沿って円弧状に湾曲しながら後方に向かって延
びている。さらに、天井板6は前記第1のパイプ3と干
渉する位置において、該第1のパイプ3に沿って上方に
折曲し、第1のパイプ3の上面まで延び、その位置で再
度後方に折曲することによって、段差部7を形成してい
る。その後、天井板6は第1のパイプ3の上面と当接し
ながら後方に向かってフロントピラー1の後端部まで延
びている。このとき、天井板6の側部はフロントピラー
1の側面に固着されている。
【0015】また、天井板6の段差部7の前部には窓8
が形成され、該窓8を介して運転者が前記補強材5間か
ら斜め上方及び上方が目視できるようになっている。図
1,図2に示すように、フロントピラー1の上部間に
は、天井板6の段差部7から該フロントピラー1に沿っ
て前方に向かって配設され、円弧状に湾曲形成されたサ
ンルーフ9が嵌着されている。尚、サンルーフ9の前端
部は前記第2のパイプ4の前面まで延びている。そし
て、そのサンルーフ9の前端部を除く外周はモール11
を介してフロントピラー1及び段差部7と連結されてい
る。このサンルーフ9はポリカーボネート等の強化プラ
スチックからなり、ワーク等の物体が落下しても、撓む
だけで割れないようになっている。
【0016】また、フロントピラー1の前側間におい
て、サンルーフ9の前端部から該フロントピラー1に沿
って下方に向かって前面ガラス10が嵌着されている。
そして、サンルーフ9と前面ガラス10とはモール11
aを介して連結されている。このとき、サンルーフ9の
前端部と前面ガラス10は略面一状態となっている。さ
らに、これらサンルーフ9と前面ガラス10は、フロン
トピラー1の上面に対して略面一の状態で配設され、フ
ロントピラー1に対してモール11を介して連結されて
いる。
【0017】モール11,11aは確実にサンルーフ9
及び前面ガラス10をフロントピラー1間及び天井板6
の段差部7とを連結するとともに、その連結部から、雨
等の水が産業車両内に侵入しないようにシールするよう
になっている。また、サンルーフ9及び前面ガラス10
のモール11近傍には、ウィンドダム12が取着され、
該ウィンドダム12によってサンルーフ9及び前面ガラ
ス10は天井板6又は第2のパイプ4等に一定の間隔を
保持した状態で固着されている。このとき、サンルーフ
9と前面ガラス10とを連結するモール11aは第2の
パイプ4と運転者の目の位置との延長上にくるように配
されている。
【0018】従って、産業車両に乗車して、上方の隙間
が少ない場所で作業する場合でも、運転者はサンルーフ
9から確実に上方の状態を確認することができる。ま
た、サンルーフ9の内側に複数の補強材5が配置されて
いるため、即ち、運転者の目の位置から補強材5までの
距離が比較的近いので運転者が頭等を動かして補強材5
の間から見える斜め上方又は上方の視界も比較的広くす
ることができる。
【0019】加えて、サンルーフ9を強化プラスチック
により成形したので、物体が落下しても、撓むだけであ
る。従って、サンルーフ9が割れることを防止すること
ができる。
【0020】さらに、補強材5をサンルーフ9の下部に
設けたので、美観を損ねることなく、ルーフ構造を補強
することができる。そして、サンルーフ9上に物体が落
下し、サンルーフ9が撓むことによってモール11から
外れた場合においても、前記補強材5により、サンルー
フ9及び物が運転者に衝突することを防止することがで
きる。
【0021】また、サンルーフ9と前面ガラス10との
つぎ目がパイプ4のかげになるので、斜め情報の視界が
良好である。尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の一部
を適宜に変更して次のように実施することもできる。
【0022】(1)上記実施例において、前面ガラス1
0をサンルーフ9同様ポリカーボネード等の強化プラス
チックにより形成してもよい。 (2)上記実施例において、図3に示すように、サンル
ーフ9を拡開可能に設けてもよい。
【0023】即ち、第2のパイプ4に代えて、略L字状
に折曲された板材13,14を組み合わせパイプ15を
形成し、このパイプ15をフロントピラー1間に架設す
る。このとき、天井板6は板材13に固着されている。
【0024】さらに、板材13上にヒンジ16の一端を
固着し、他端をサンルーフ9の前端部に固着する。つま
り、サンルーフ9はこのヒンジ16を中心に回動可能に
設けられている。
【0025】また、補強材5の少なくともいずれか一本
に孔17を形成するとともに、その孔17を形成した補
強材5に、薄板18を固着する。この薄板18に軸19
を中心に回動可能にレバー20を取着する。このレバー
20の先端部に軸21を中心に回動可能に押板22を設
け、この押板22の一端を前記サンルーフ9の後部に固
着する。
【0026】従って、運転者がレバー20を矢印Aに示
す方向に軸21を中心に回動させる。すると、押板22
はサンルーフ9を上方へ押し上げる。このため、サンル
ーフ9はヒンジ16を中心に回動し拡開する。
【0027】また、運転者がレバー20を反矢印A方向
に回動させることによって、サンルーフ9を閉じる。こ
のように、サンルーフ9を拡開可能に設けたルーフ構造
において、前記パイプ15に代えて第2のパイプ4を使
用し、該第2のパイプ4上にヒンジ16を固着すること
によってサンルーフ9を拡開可能に設けてもよい。
【0028】(3)上記実施例では、サンルーフ9の前
端部と前面ガラス10とを面一の状態に形成したが、人
の視覚にはサンルーフ9の前端部と前面ガラス10とが
面一の状態に見えるように、サンルーフ9の前端部に対
して前面ガラス10が後方に若干ズレた状態で配設して
もよい。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、運
転者の視界を広くすることができるとともに、美観及び
作業性に優れた産業車両のルーフ構造を提供することが
できる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施例におけるルーフ構
造を示す断面図である。
【図2】一実施例におけるルーフ構造の概略を示す斜視
図である。
【図3】別例におけるルーフ構造を示す断面図である。
【図4】従来例におけるルーフ構造を示す斜視図であ
る。
【図5】従来例におけるルーフ構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1…フロントピラー、4…パイプとしての第2のパイ
プ、5…補強材、9…サンルーフ、10…前面ガラス。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンルーフを円弧状に湾曲させ、該サン
    ルーフの前端部が前面ガラスと略面一に形成された産業
    車両のルーフ構造。
  2. 【請求項2】 サンルーフ下部に補強材を配設した産業
    車両のルーフ構造。
  3. 【請求項3】 左右一対のフロントピラーの間を結ぶパ
    イプと、サンルーフの前端部と前面ガラスとの接合部
    と、運転者の目の位置とを、直線上に配置した産業車両
    のルーフ構造。
JP34784192A 1992-12-28 1992-12-28 産業車両のルーフ構造 Pending JPH06191797A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34784192A JPH06191797A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 産業車両のルーフ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34784192A JPH06191797A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 産業車両のルーフ構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06191797A true JPH06191797A (ja) 1994-07-12

Family

ID=18392973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34784192A Pending JPH06191797A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 産業車両のルーフ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06191797A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1068969A1 (en) * 1999-07-14 2001-01-17 Glaverbel Glass roof with an impact resistant protection
JP2002249074A (ja) * 2001-02-27 2002-09-03 Kubota Corp トラクターの運転キャビン
JP2006021754A (ja) * 2004-06-11 2006-01-26 Komatsu Ltd 建設機械のキャブ
WO2014083659A1 (ja) * 2012-11-29 2014-06-05 ニチユ三菱フォークリフト株式会社 フォークリフトのヘッドガード構造

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1068969A1 (en) * 1999-07-14 2001-01-17 Glaverbel Glass roof with an impact resistant protection
JP2002249074A (ja) * 2001-02-27 2002-09-03 Kubota Corp トラクターの運転キャビン
JP2006021754A (ja) * 2004-06-11 2006-01-26 Komatsu Ltd 建設機械のキャブ
JP4596982B2 (ja) * 2004-06-11 2010-12-15 株式会社小松製作所 建設機械のキャブ
WO2014083659A1 (ja) * 2012-11-29 2014-06-05 ニチユ三菱フォークリフト株式会社 フォークリフトのヘッドガード構造
CN104520227A (zh) * 2012-11-29 2015-04-15 力至优三菱叉车株式会社 叉车的护顶结构
JPWO2014083659A1 (ja) * 2012-11-29 2017-01-05 ニチユ三菱フォークリフト株式会社 フォークリフトのヘッドガード構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4226562B2 (ja) 車体構造
CN101578217B (zh) 汽车的立柱结构
JPH08310313A (ja) 自動車用ピラーガーニッシュ支持構造
JP2007302073A (ja) 車体構造
US7001032B2 (en) Automotive rear view mirror
JPH06191797A (ja) 産業車両のルーフ構造
JPH09267767A (ja) 自動車の車体構造
JP4655820B2 (ja) 車両のミラー構造
JPH1016816A (ja) 車体骨格部材の結合構造
JP3279114B2 (ja) 自動車用フロントピラーガーニッシュ
CN212828691U (zh) 包裹型侧围结构、车身顶盖与侧围连接结构及汽车
JPH0329610B2 (ja)
JP3175754B2 (ja) 自動車のリヤピラー構造
JP3201857B2 (ja) サッシュレスドア型車のウエザーストリップ取付構造
JP3769785B2 (ja) 自動車のルーフ後部構造
JPH04297355A (ja) 車両のワイパ−装置
JPH08198012A (ja) 自動車のサイドミラー
KR200143006Y1 (ko) 도어패널접합구조
JP2002036982A (ja) 車両用バンパフェイシャ
JPH09142229A (ja) 自動車の車体上部のモール構造
JPS6121288Y2 (ja)
JPS597178Y2 (ja) 自動車のボンネットヒンジ構造
JPH0237619Y2 (ja)
JP2002002545A (ja) 車両のフードヒンジ構造
JPH07186725A (ja) 車両用ドアサッシュ及びその重合溶接方法