JP2008515637A - 金属ストリップを連続的に引き伸ばすための装置とこのような装置を運転するための方法 - Google Patents
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Abstract
ストリップ移送方向(R)に、それぞれ少なくとも2つのローラ(8,9,10,11,12,13,14,15,16,17)を有する少なくとも3つのS字ローラユニット(3,4,5,6,7)を備える、金属ストリップ(2)を連続的に引き伸ばすための装置(1)において、ローラ(8,9,10,11,12,13,14,15,16,17)が、180°よりも大きいローラ周角度(α)に渡って金属ストリップ(2)に巻き付かれるように位置決めされており、少なくともストリップ移送方向(R)で第2のS字ローラユニット(4)が、その直径(D10,D11)が異なった大きさである2つのローラ(10,11)を備える。
Description
本発明は、ストリップ移送方向に、それぞれ少なくとも2つのローラを有する少なくとも3つのS字ローラユニットを備え、ローラが、180°よりも大きいローラ周角度に渡って金属ストリップに巻き付かれるように位置決めされている、金属ストリップを連続的に引き伸ばすための装置に関する。更に、本発明は、このような装置を運転するための方法に関する。
金属ストリップを引き伸ばすための装置とその運転をするための付属の方法は、特許文献1から公知である。伸ばすべき金属ストリップは、ここでは、相前後して配設された5つのローラユニットを通り、これらローラユニットは、金属帯をS字に巻き付け、ローラユニットのローラを相応に駆動することにより引張応力を金属ストリップに生じさせることができる。伸ばし工程の際に、ストリップ厚さ及びストリップ幅を縮小させる塑性的な伸びが生じる。
この場合、第1の引伸ばし領域で、金属ストリップに、ほぼ降伏点(δp0.2)にまで達するか、ましてやそれ以上にまで達する引張応力が生じさせられる。ストリップの応力が降伏点の若干下に留まっている場合には、S字ローラユニットのローラの有限の曲げ半径に関係して、ストリップ幅が弾性的に減少させられる予備伸ばしゾーンが形成される。本来の伸ばしは、金属ストリップの移送方向に後続の第2の引伸ばし領域で行なわれる。2つの領域に引伸ばしを分けることにより、引き伸ばした後の金属ストリップの平面度の結果は改善される。
この場合、前記特許文献1による解決策の場合、制動ローラセットと引張ローラセットの間で、ストリップを弾性変形させるためのストリップ張力が加えられる。その間に配設された引伸ばしローラ対において、ストリップを塑性変形させるためのストリップ張力が生じる。
特許文献2からは、制動ローラ対と中央に配設された伸ばしロールの間と、この伸ばしロールと後続の引張ローラセットの間に2つの伸ばしゾーンが構成される引伸ばし装置が公知である。
特許文献3からは、制動ローラセットと駆動されるローラの間と、このローラと引張ローラセットの間に2つの伸ばしゾーンが構成される装置が公知である。ここでは、第1と第2の伸ばし区間もしくは伸ばしゾーンの長さが、それぞれ最大のストリップ幅の少なくとも0.5倍であり、これにより、伸ばし工程の平面度の結果が改善される。
特許文献4には、S字ロール拘束スタンドを備え、伸ばし度調整ギヤとS費ロール牽引スタンドを備える伸ばし矯正装置が開示されている。この場合、同じ直径を有するロールは、共通の駆動モータによって駆動される。
最後に、特許文献5からは、小さいローラの回りの張力下で方向が変わる曲げ装置によりストリップを伸ばすことにより平面度改善作用が得られる引伸ばし装置が公知である。
金属ストリップを引き伸ばすための公知の装置と公知の方法は、既に金属ストリップの平面度の向上を可能にするが、金属ストリップに更に効果的に引伸ばし工程を受けさせることができる更に改善された装置と方法を提供する要求がある。
欧州特許第0 393 301号明細書
欧州特許第0 936 954号明細書
欧州特許出願公開第1 245 301号明細書
独国特許出願公開第21 18 051号明細書
独国特許第36 36 707号明細書
従って、本発明の根底にある課題は、引伸ばし工程を更に改善することができる、冒頭で述べた様式の引伸ばし装置と付属の引伸ばし方法を提供することにある。
本発明によるこの課題の解決策は、装置によれば、少なくとも引伸ばし装置のストリップ移送方向で第2のS字ローラユニットが、その直径が異なった大きさである2つのローラを備え、第2のS字ローラユニットのストリップ移送方向で後続のローラが、大きい直径を備え、S字ローラユニットの直径が大きいローラが、直径が小さいローラの少なくとも1.25倍の直径を備えることを特徴とする。
好ましくは、S字ローラユニットの直径が大きいローラが、直径が小さいローラの少なくとも1.5倍の直径を、好ましくは2倍の直径を備える。
後で更に分かるように、この措置によって、加工された金属ストリップの平面度を改善する引伸ばし工程の改善が得られる。
好ましい実施形によれば、装置は、それぞれ少なくとも2つのローラを有する5つのS字ローラユニットを有する。この場合、ストリップ移送方向で第4のS字ローラユニットは、その直径が異なった大きさである2つのローラを備える。更に、第4のS字ローラユニットのストリップ移送方向で後続のローラは、小さい直径を備える。
別の発展構成では、第3のローラユニットが、第2もしくは第4のローラユニットの大きいローラの直径に一致する直径を有する2つのローラを備える。更に、第1と第5のローラユニットは、第2もしくは第4のローラユニットの小さいローラの直径に一致する直径を有するそれぞれ2つのローラを備える。
ストリップ移送方向で第1のローラユニットの後に、金属ストリップ内を支配する張力を測定するための手段が配設されていてもよい。ストリップ移送方向で第2のS字ローラユニットは、ローラによって金属ストリップに加えられた張力を測定するための手段を備えていてもよい。更に、ストリップ移送方向で第4のS字ローラユニットは、ローラによって金属ストリップに加えられた張力を測定するための手段を備えていてもよい。
有利な「スピードマスター」モードは、ストリップ移送方向で第4のS字ローラユニットが、制御又は調整装置と接続している金属ストリップの移送速度を測定するための測定手段を備えており、制御又は調整装置が、測定した移送速度に従ってS字ローラユニットの少なくとも一部の駆動機構を制御又は調整する場合に実現することができる。
引伸ばし装置を運転するための本発明による方法は、ストリップ移送方向で第2のS字ローラユニットにおいて、金属ストリップに、金属ストリップの材料の降伏点の96%から100%の間にある引張応力が生じさせられることを特徴とする。好ましくは、引張応力は、材料の降伏点の96%から98%、即ち100%の若干下にある。
好ましくは、5つのS字ローラユニットを有する装置のストリップ移送方向で第3のS字ローラユニットにおいて、金属ストリップに、金属ストリップの材料の降伏点の100%以上にある引張応力が生じさせられる。
更に、ストリップ移送方向で第4のS字ローラユニットにおいて、金属ストリップに、金属ストリップの材料の降伏点の96%から100%の間もしくはその若干下(降伏点の99.8%まで)にある引張応力が生じさせられてもよい。これに対して選択的に、ストリップ移送方向で第4のS字ローラユニットにおいて、金属ストリップに、金属ストリップの材料の降伏点の100%以上にある引張応力が生じさせられてもよく、この場合は、即ち、金属ストリップは、更に塑性変形させられる。
図面には、本発明の一実施例が図示されている。図1は、側面図に、金属ストリップを引き伸ばすための装置を非常に概略的にのみ示すが、本質的に使用されるローラだけが図示されている。
図1に図示した引伸ばしをするための装置1で、金属ストリップ2が加工されるが、この金属ストリップは、薄い金属ストリップとすることができる。金属ストリップは、鋼、特殊鋼又はNEメタルから成るものである。典型的なストリップ厚さは、0.05〜0.5mmとすることができる。
引伸ばしをするための装置1は、相前後して配設された5つのS字ローラユニット3,4,5,6及び7を備える。各S字ローラユニット3,4,5,6,7は、2つのローラ8,9,10,11,12,13,14,15,16及び17を有し、この場合、ローラは、金属ストリップ2が少なくとも180°のローラ周角度αに渡りローラに巻き付くように、配設されている。ローラ8及び11について、ローラ周角度αが模範的に記入されており、このローラ周角度は、約210°である。ローラは、駆動可能であるので、ストリップ張力を金属帯2に加えることができる。
金属ストリップ2は、ストリップ移送方向Rに移送速度vで装置1を通過する。
入側の第1のS字ローラユニット3のストリップ張力は、周囲の装置の張力レベルより高くなる。S字ローラユニット3の後には、金属ストリップ2の張力を測定するための手段18が配設されている。S字ローラユニット3の後の張力は、コントロールされる別の張力構成のための張力レベルを定義し、次に制御もしくは調整することができるように、知っておく必要がある。
続くS字ローラユニット4は、著しく異なった直径、即ち直径D10もしくはD11を備える2つのローラ10及び11を備える。ローラ直径D10は、約600mm−400mm〜800mmの値が典型的であるが−であるのに対し、直径D11は、1200mmとすることができるが、この場合、1000mm〜1400mmの値が典型的である。この以場合、S字ローラユニット4の第1のローラ10は、第1のS字ローラユニット3のローラ8及び9と同じ直径を有する。
更に、第2のS字ローラユニット4は、金属ストリップ2の張力を測定するための手段19を備える(トルク測定装置)。ローラ10,11の図示されてない駆動機構を相応に制御することによりローラ10と11の間で調整されるストリップ張力は、伸ばすべきストリップの境界繊維の可塑化が計算上もう何も生じないようなレベルにある。S字ローラユニット4の後続のローラ11は、著しく大きい直径D11を備え、このローラ11は、降伏点張力の96%から100%の若干下までのレベルにストリップ張力を生じさせる。ローラ半径が有限であるので、ストリップの曲げによる境界繊維の伸びは排除することができないが、直径の寸法設定により許容範囲にまで低減することができる。
第2のS字ローラユニット4のローラ11と後続の第3のS字ローラユニット5のローラ12の間には、長いストリップ自由区間があり、このストリップ自由区間で、張力を高めることによりストリップ幅にわたる不均一な応力分布を補償することができる。この箇所で、不平面による応力ピークは、ミクロ的な可塑化を介して補償することができるが、この箇所では、未だ本来の伸ばし工程が行なわれない。
ここで、ストリップ移送方向Rに続くローラ11と同じ大きさの直径D12を有する次のローラ12により、ストリップ張力は、所望の伸ばし度のために必要なレベルに高められる。ストリップ張力の出側のレベルは既に非常に高いので、ローラ12に阻止されていた横方向の収縮によるマイナスの影響は、排除されたも同然である。この理由から、ローラ12と13の間の伸ばし区間は、応力補償が何ら必要ないので、非常に短くしてもよい。
続くS字ローラユニット6により、ストリップ張力をまた降伏点張力の96%から100%の若干下までのレベルに下げる可能性も、従って更なる伸ばしを何ら加えない可能性もある。これに対して選択的に、ここで適当に更なる伸ばし度を金属ストリップ2に課してもよい。ローラ13と14の間の弛緩長さもまた比較的大きいので、応力分布の最終的な不均一さを無くすことができる。
S字ローラユニット6は、また直径が大きいローラ14と後続の小さいローラ15によって構成されており、この場合、このローラユニット6は、引伸ばしローラ対12,13の前のS字ローラユニット4に対して鏡像対称に形成されている。
ストリップ張力を検出するため、S字ローラユニット6にも張力を測定するための手段20が設けられている。第4のS字ローラユニット6の直径が大きいローラ14の後で、ストリップ張力レベルが調整され、次に続く小さいローラ15に達した時に金属ストリップ2の可塑化が防止される。小さいローラ15は、ストリップ張力レベルを、次のストリップ張力測定のために要求されるレベルに調整する。ストリップ張力測定は、張力を測定するための手段23によって行なわれる。
最後の第5のS字ローラユニット7は、更にまた鏡像対称に第1のS字ローラユニット3に相当し、ローラ10もしくは15と同じ小さいローラ直径を備えるローラ16,17を備える。このS字ローラユニット7は、ストリップ張力を、続く装置部分にとって望まれるレベルもしくは必要なレベルに低下させる。
第4のS字ローラユニット6には、金属ストリップ2の移送速度vを検出する測定手段21が配設されている。測定手段21は、測定された値を制御又は調整装置22に転送し、この制御又は調整装置−これは非常に概略的にしか図示されていない−は、所望の速度が得られるように、S字ローラユニット3,4,5,6,7の駆動機構に作用する。すなわち、移送速度もしくはストリップ速度が測定されるローラ14は、後続の速度調整されるローラもしくは引張ローラセットの主駆動機構を有する「スピードマスター」として機能する。
即ち、ストリップ張力は、引伸ばしローラ対12,13の前で降伏点張力の96%から100%の若干下までのレベルに保たれ、引伸ばしローラ対12,13で、調整される伸ばし度を達成するために必要なストリップ張力の残余分が加えられる。引伸ばしローラ対12,13の後で、ストリップ張力は、再び降伏点張力の96%から100%の若干下までに低下させられるか、補足的な別の伸ばし度を得るために高められる。
引伸ばしローラ対12,13の前のS字ローラユニット4(制動ローラ段)の最後のローラ11と、後続のS字ローラユニット6(引張ローラ段)の第1のローラ14は、S字ローラユニット5の2つのローラ12,13と同じ直径を有する。この直径は、説明したように、全て同じ直径を備える残りのローラ8,9,10,15,16及び17の直径よりも本質的に大きい。
S字ローラユニット5の前のS字ローラユニット4と、S字ローラユニット5の後のS字ローラユニット6とにおけるストリップ張力は、そのローラでのストリップ張力測定及びトルク測定によって、S字ローラユニット4もしくは6に設置された2つのローラの小さいローラ10もしくは15において計算上何ら境界繊維の可塑化が行なわれないように調整される。
この実施例では、金属ストリップ2は、2つのローラ10と11の間で材料の降伏点の約55〜70%の応力を有する。ローラ11と12の間では、上で述べたように、降伏点の96%から100%の若干したまでの引張応力が支配しており、この領域が、予備伸ばしゾーンである。第1の主伸ばしゾーンは、ローラ12と13の間にある。第2の主伸ばしゾーンは、ローラ13と14の間の部分であり、ここでは、大抵は再び降伏点の96%から100%の若干下までの引張応力である。ローラ14と15の間では、再び−鏡像対称に−材料の降伏点の約55〜70%の引張応力である。
1 引伸ばしをするための装置
2 金属ストリップ
3 S字ローラユニット
4 S字ローラユニット
5 S字ローラユニット
6 S字ローラユニット
7 S字ローラユニット
8 ローラ
9 ローラ
10 ローラ
11 ローラ
12 ローラ
13 ローラ
14 ローラ
15 ローラ
16 ローラ
17 ローラ
18 張力を測定するための手段
19 張力を測定するための手段
20 張力を測定するための手段
21 測定手段
22 制御又は調整装置
23 張力を測定するための手段
R ストリップ移送方向
α ローラ周角度
D8 ローラ8の直径
D9 ローラ9の直径
D10 ローラ10の直径
D11 ローラ11の直径
D12 ローラ12の直径
D13 ローラ13の直径
D14 ローラ14の直径
D15 ローラ15の直径
D16 ローラ16の直径
D17 ローラ17の直径
v 移送速度
2 金属ストリップ
3 S字ローラユニット
4 S字ローラユニット
5 S字ローラユニット
6 S字ローラユニット
7 S字ローラユニット
8 ローラ
9 ローラ
10 ローラ
11 ローラ
12 ローラ
13 ローラ
14 ローラ
15 ローラ
16 ローラ
17 ローラ
18 張力を測定するための手段
19 張力を測定するための手段
20 張力を測定するための手段
21 測定手段
22 制御又は調整装置
23 張力を測定するための手段
R ストリップ移送方向
α ローラ周角度
D8 ローラ8の直径
D9 ローラ9の直径
D10 ローラ10の直径
D11 ローラ11の直径
D12 ローラ12の直径
D13 ローラ13の直径
D14 ローラ14の直径
D15 ローラ15の直径
D16 ローラ16の直径
D17 ローラ17の直径
v 移送速度
Claims (17)
- ストリップ移送方向(R)に、それぞれ少なくとも2つのローラ(8,9,10,11,12,13,14,15,16,17)を有する少なくとも3つのS字ローラユニット(3,4,5,6,7)を備え、ローラ(8,9,10,11,12,13,14,15,16,17)が、180°よりも大きいローラ周角度(α)に渡って金属ストリップ(2)に巻き付かれるように位置決めされている、金属ストリップ(2)を連続的に引き伸ばすための装置(1)において、
少なくともストリップ移送方向(R)で第2のS字ローラユニット(4)が、その直径(D10,D11)が異なった大きさである2つのローラ(10,11)を備えることを特徴とする装置。 - 第2のS字ローラユニット(4)のストリップ移送方向(R)で後続のローラ(11)が、大きい直径(D11)を備えることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 装置が、それぞれ少なくとも2つのローラ(8,9,10,11,12,13,14,15,16,17)を有する5つのS字ローラユニット(3,4,5,6,7)を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
- ストリップ移送方向(R)で第4のS字ローラユニット(6)が、その直径(D14,D15)が異なった大きさである2つのローラ(14,15)を備えることを特徴とする請求項3に記載の装置。
- 第4のS字ローラユニット(6)のストリップ移送方向(R)で後続のローラ(15)が、小さい直径(D15)を備えることを特徴とする請求項4に記載の装置。
- S字ローラユニット(4,6)の直径が大きいローラ(11,14)が、直径が小さいローラ(10,15)の少なくとも1.25倍の直径を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の装置。
- S字ローラユニット(4,6)の直径が大きいローラ(11,14)が、直径が小さいローラ(10,15)の少なくとも1.5倍の直径を、好ましくは2倍の直径を備えることを特徴とする請求項6に記載の装置。
- 第3のローラユニット(5)が、第2もしくは第4のローラユニット(4,6)の大きいローラ(11,14)の直径(D11,D14)に一致する直径(D12,D13)を有する2つのローラ(12,13)を備えることを特徴とする請求項3〜7のいずれか1つに記載の装置。
- 第1と第5のローラユニット(3,7)が、第2もしくは第4のローラユニット(4,6)の小さいローラ(10,15)の直径(D10,D15)に一致する直径(D8,D9,D16,D17)を有するそれぞれ2つのローラ(8,9,16,17)を備えることを特徴とする請求項3〜8のいずれか1つに記載の装置。
- ストリップ移送方向(R)で第1のローラユニット(3)の後に、金属ストリップ(2)内を支配する張力を測定するための手段(18)が配設されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の装置。
- ストリップ移送方向(R)で第2のS字ローラユニット(4)が、ローラ(10,11)によって金属ストリップ(2)に加えられた張力を測定するための手段(19)を備えていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載の装置。
- ストリップ移送方向(R)で第4のS字ローラユニット(6)が、ローラ(14,15)によって金属ストリップ(2)に加えられた張力を測定するための手段(20)を備えていることを特徴とする請求項3〜10のいずれか1つに記載の装置。
- ストリップ移送方向(R)で第4のS字ローラユニット(6)が、制御又は調整装置(22)と接続している金属ストリップ(2)の移送速度(v)を測定するための測定手段(21)を備えており、制御又は調整装置(22)が、測定した移送速度(v)に従ってS字ローラユニット(3,4,5,6,7)の少なくとも一部の駆動機構を制御又は調整することを特徴とする請求項3〜12のいずれか1つに記載の装置。
- ストリップ移送方向(R)に、それぞれ少なくとも2つのローラ(8,9,10,11,12,13,14,15,16,17)を有する少なくとも3つのS字ローラユニット(3,4,5,6,7)を備える、特に請求項1〜13のいずれか1つに記載の金属ストリップ(2)を連続的に引き伸ばすための装置(1)を運転するための方法において、
ストリップ移送方向(R)で第2のS字ローラユニット(4)において、金属ストリップ(2)に、金属ストリップ(2)の材料の降伏点の96%から100%の間にある引張応力が生じさせられることを特徴とする方法。 - 5つのS字ローラユニット(3,4,5,6,7)を有する装置のストリップ移送方向(R)で第3のS字ローラユニット(5)において、金属ストリップ(2)に、金属ストリップ(2)の材料の降伏点の100%以上にある引張応力が生じさせられることを特徴とする請求項14に記載の方法。
- ストリップ移送方向(R)で第4のS字ローラユニット(6)において、金属ストリップ(2)に、金属ストリップ(2)の材料の降伏点の96%から100%の間にある引張応力が生じさせられることを特徴とする請求項15に記載の方法。
- ストリップ移送方向(R)で第4のS字ローラユニット(6)において、金属ストリップ(2)に、金属ストリップ(2)の材料の降伏点の100%以上にある引張応力が生じさせられることを特徴とする請求項15に記載の方法。
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