JPS6147607B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6147607B2 JPS6147607B2 JP54028700A JP2870079A JPS6147607B2 JP S6147607 B2 JPS6147607 B2 JP S6147607B2 JP 54028700 A JP54028700 A JP 54028700A JP 2870079 A JP2870079 A JP 2870079A JP S6147607 B2 JPS6147607 B2 JP S6147607B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- straightened
- roller
- elongation
- tension
- crimping
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Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 49
- 238000002788 crimping Methods 0.000 claims description 22
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 9
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 9
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 238000005097 cold rolling Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000013000 roll bending Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、テンシヨンレベラーに係り、特に、
被矯正材の両端部降状点が、圧延履歴、熱処理等
の影響によつて他の部分に比して極端に異なる場
合に、その形状不良を修正するに好適なテンシヨ
ンレベラーに関する。
被矯正材の両端部降状点が、圧延履歴、熱処理等
の影響によつて他の部分に比して極端に異なる場
合に、その形状不良を修正するに好適なテンシヨ
ンレベラーに関する。
最近、薄板は家具、弱電器具、配電盤もしくは
折り曲げ加工程度のパネル等として用いられてお
り、極度な平坦度が要求されることから、冷間圧
延後にテンシヨンレベラーによつて矯正処理され
ている。
折り曲げ加工程度のパネル等として用いられてお
り、極度な平坦度が要求されることから、冷間圧
延後にテンシヨンレベラーによつて矯正処理され
ている。
一般に、冷寒圧延された薄板は、圧延履歴、熱
処理過程における不均一加熱冷却等に起因し、巾
方向の降状点に不均一を生じており、そのような
不均一な降状点分布を有するストリツプを巾方向
に一様な張力によつて伸ばす場合には巾方向に歪
差を生ずる。すなわち、第1図に示されるよう
に、被矯正材1の板巾Bに対して降状点応力分布
がその中央部において極大となつている場合に
は、被矯正材1の端部が伸ばされすぎることとな
り、第2図に示されるような端伸び2を生ずる。
また、第3図に示されるように被矯正材1の板巾
中央部における降状点が極小となつている場合に
は、中央部が伸ばされすぎて、第4図に示される
ような中伸び3を生ずる。
処理過程における不均一加熱冷却等に起因し、巾
方向の降状点に不均一を生じており、そのような
不均一な降状点分布を有するストリツプを巾方向
に一様な張力によつて伸ばす場合には巾方向に歪
差を生ずる。すなわち、第1図に示されるよう
に、被矯正材1の板巾Bに対して降状点応力分布
がその中央部において極大となつている場合に
は、被矯正材1の端部が伸ばされすぎることとな
り、第2図に示されるような端伸び2を生ずる。
また、第3図に示されるように被矯正材1の板巾
中央部における降状点が極小となつている場合に
は、中央部が伸ばされすぎて、第4図に示される
ような中伸び3を生ずる。
このような形状不良を修正する手段として、ロ
ールベンド方式、ロールになめらかなクラウン加
工を施したクラウンローラ方式等が提案されてい
る。しかしながら、実際の被矯正材1の降状点応
力分布は、第5図に示されるように、その両端側
のリム層bにおいて極度に低くなつている。ロー
ルベンド方式もしくはクラウンローラ方式等は、
被矯正材1に曲げ張力差をなめらかな分布で与え
ることはできるが、被矯正材1の両端部のみに曲
げ張力差を与えることはできず、上記リム層bを
持つような被矯正材1の形状不良修正は困難であ
る。
ールベンド方式、ロールになめらかなクラウン加
工を施したクラウンローラ方式等が提案されてい
る。しかしながら、実際の被矯正材1の降状点応
力分布は、第5図に示されるように、その両端側
のリム層bにおいて極度に低くなつている。ロー
ルベンド方式もしくはクラウンローラ方式等は、
被矯正材1に曲げ張力差をなめらかな分布で与え
ることはできるが、被矯正材1の両端部のみに曲
げ張力差を与えることはできず、上記リム層bを
持つような被矯正材1の形状不良修正は困難であ
る。
そこで、従来の他の形状不良修正手段として、
両端部にテーパ加工を施したワークローラを用い
るテーパワークローラ方式、もしくは、ワークロ
ーラの片側端部にのみテーパ加工を施し、複数の
ワークローラをそれぞれのテーパ部が相互にロー
ラ軸反対側に位置するようにし、板巾に応じてロ
ーラ軸方向にスライド可能としたテーパワークロ
ーラスライド方式等が提案されている。
両端部にテーパ加工を施したワークローラを用い
るテーパワークローラ方式、もしくは、ワークロ
ーラの片側端部にのみテーパ加工を施し、複数の
ワークローラをそれぞれのテーパ部が相互にロー
ラ軸反対側に位置するようにし、板巾に応じてロ
ーラ軸方向にスライド可能としたテーパワークロ
ーラスライド方式等が提案されている。
しかしながら、前者のテーパワークローラ方式
は、被矯正材の板巾の変化に応じ、ラインを停止
して、板巾に適合する長さのワークローラを交換
設置する必要がある。
は、被矯正材の板巾の変化に応じ、ラインを停止
して、板巾に適合する長さのワークローラを交換
設置する必要がある。
また、後者のテーパワークローラスライド方式
においては、近年におけるラインの高速化、ワー
クローラの小径化等に基づくワークローラの高速
回転化に対し、スライド部の軸受構造、さらには
スライド時のワークローラのバツクリング等の問
題がある。
においては、近年におけるラインの高速化、ワー
クローラの小径化等に基づくワークローラの高速
回転化に対し、スライド部の軸受構造、さらには
スライド時のワークローラのバツクリング等の問
題がある。
さらに、上記テーパワークローラ方式、テーパ
ワークローラスライド方式のように、ワークロー
ラの端部にテーパ加工を施す場合には、以下に述
べる理由により、リム層等に起こる端伸びを抑制
することができない。すなわち、被矯正材の中央
部と両端部における塑性伸びと、その伸び差との
関係式は次式によつて表わされる。
ワークローラスライド方式のように、ワークロー
ラの端部にテーパ加工を施す場合には、以下に述
べる理由により、リム層等に起こる端伸びを抑制
することができない。すなわち、被矯正材の中央
部と両端部における塑性伸びと、その伸び差との
関係式は次式によつて表わされる。
Δε/ε=ΔσS/σS+ΔK/K+Δσt/σt
………(1) ここで、εは塑性伸び、Δεは塑性伸びの差、
σSは被矯正材の降状点、ΔσSは被矯正材の降状
点の差、Kはローラ部の曲げ曲げ率、ΔK:両端
テーパ部の曲げ曲率の差、σtは張力、Δσtは張
力の差を表わす。この(1)式において、右辺の第1
項は被矯正材の降状点分布により、第2項はワー
クローラ中央部の曲げ曲率とテーパ部の曲げ曲率
により、第3項は張力によりそれぞれ決定され
る。ここで、被矯正材に機械的歪差を与え、形状
不良修正を行なうためには、(1)式の第2項と第3
項とを変化させることが必要である。外径φ30前
後のワークローラ両端部にテーパ部を設ける方式
は、テーパ部を設けることにより、被矯正材両端
部に作用する張力を中央部に比して低下させ、両
端部の張力変化による塑性伸びを抑制することを
目的とするものである。しかしながら、ワークロ
ーラの両端テーパ部中央部よりさらに直径が小さ
くなることから、被矯正材の両端部には中央部に
比して曲率変化に基づく塑性伸びが発生しやすく
なる。従つて、従来のテーパワークローラ方式、
テーパワークローラスライド方式において、被矯
正材の両端部に作用する張力を低下させ、降状点
の低い被矯正材の両端部リム層における伸びと中
央部の伸びとを同一化するという効果が、ワーク
ローラの曲率変化による両端部でのより大きな塑
性伸びの発生により相殺され、被矯正材リム層に
おける端伸びを抑制することができないという問
題点がある。
………(1) ここで、εは塑性伸び、Δεは塑性伸びの差、
σSは被矯正材の降状点、ΔσSは被矯正材の降状
点の差、Kはローラ部の曲げ曲げ率、ΔK:両端
テーパ部の曲げ曲率の差、σtは張力、Δσtは張
力の差を表わす。この(1)式において、右辺の第1
項は被矯正材の降状点分布により、第2項はワー
クローラ中央部の曲げ曲率とテーパ部の曲げ曲率
により、第3項は張力によりそれぞれ決定され
る。ここで、被矯正材に機械的歪差を与え、形状
不良修正を行なうためには、(1)式の第2項と第3
項とを変化させることが必要である。外径φ30前
後のワークローラ両端部にテーパ部を設ける方式
は、テーパ部を設けることにより、被矯正材両端
部に作用する張力を中央部に比して低下させ、両
端部の張力変化による塑性伸びを抑制することを
目的とするものである。しかしながら、ワークロ
ーラの両端テーパ部中央部よりさらに直径が小さ
くなることから、被矯正材の両端部には中央部に
比して曲率変化に基づく塑性伸びが発生しやすく
なる。従つて、従来のテーパワークローラ方式、
テーパワークローラスライド方式において、被矯
正材の両端部に作用する張力を低下させ、降状点
の低い被矯正材の両端部リム層における伸びと中
央部の伸びとを同一化するという効果が、ワーク
ローラの曲率変化による両端部でのより大きな塑
性伸びの発生により相殺され、被矯正材リム層に
おける端伸びを抑制することができないという問
題点がある。
本発明は上記従来の問題点に鑑みなされたもの
であつて、被矯正材のリム層等に起因する平坦不
良を抑制し矯正して、被矯正材を平坦形状とする
ことができるテンシヨンレベラーを提供すること
を目的とする。
であつて、被矯正材のリム層等に起因する平坦不
良を抑制し矯正して、被矯正材を平坦形状とする
ことができるテンシヨンレベラーを提供すること
を目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、被矯正
材に伸びを発生させるワークローラに隣接して、
被矯正材に伸びを発生させないアンチクリンピン
グローラを配設するテンシヨンレベラーにおい
て、アンチクリンピングローラの少なくとも一端
側に、ローラ外径が端部に向つて漸次小径となる
小径部を形成するようにしたものである。
材に伸びを発生させるワークローラに隣接して、
被矯正材に伸びを発生させないアンチクリンピン
グローラを配設するテンシヨンレベラーにおい
て、アンチクリンピングローラの少なくとも一端
側に、ローラ外径が端部に向つて漸次小径となる
小径部を形成するようにしたものである。
以下、本発明の具体的内容を図面を参照して説
明する。
明する。
第6図A,Bは、本発明に係るテンシヨンレベ
ラーの原理を示す説明図であり、ワークローラ1
1の隣接位置に配設されているアンチクリンピン
グローラ12の端部にテーパ状の小径部13を設
けたものである。ヤング率をE、板厚をhとする
場合に、ワークローラ11の曲げ曲率Kは、 KσS 2/hEσt ………(2) であるのに対し、アンチクリンピングローラ12
の曲げ曲率Kは、 K<σS 2/hEσt ………(3) とされており、アンチクリンピングローラ12に
おいて被矯正材1に伸びを発生することがない。
すなわち、本発明に係るテンシヨンレベラーは、
前記(1)式における第3項のσtなる張力差のみを
変化させるために、そのローラでの塑性伸びを殆
ど発生させることのない、外径がφ150ないしφ
200程度のアンチクリンピングローラ12の両端
部にテーパ状の小径部13を施し、被矯正材1の
リム層の巾に応じてローラ軸方向にスライドさせ
ることによつて、リム層を持つ被矯正材1の形状
不良修正を確実に行なうことができるようにした
ものである。すなわち、アンチクリンピングロー
ラ12の端部に小径部13を設けたことにより、
被矯正材の中央部の道程L1に比して、端部の道
程L2が短くなり、被矯正材1の両端部張力が低
下される。このように、中央部張力と両端部張力
とが異なる被矯正材1を、ローラ軸方向に外径が
一様とされているワークローラ11で曲げを与え
ることとなり、被矯正材1の中央部と両端部に伸
び差を生ずることとなる。その伸び差Δεは、 Δε=Δσt/σtε ………(4) となり、被矯正材1の降状点応力差に応じて、(4)
式のΔσtを変化させることによつて、被矯正材
1の中央部と両端部との伸び差を自由に調整し、
リム層における端伸び発生を抑制することが可能
となる。尚、(4)式におけるΔσtは、被矯正材1
の道程L1,L2の関係によつて算出され、アン
チクリンピングローラ12をその軸方向にスライ
ドさせたり、小径部13のテーパ角を変えること
によつて容易に調整可能である。
ラーの原理を示す説明図であり、ワークローラ1
1の隣接位置に配設されているアンチクリンピン
グローラ12の端部にテーパ状の小径部13を設
けたものである。ヤング率をE、板厚をhとする
場合に、ワークローラ11の曲げ曲率Kは、 KσS 2/hEσt ………(2) であるのに対し、アンチクリンピングローラ12
の曲げ曲率Kは、 K<σS 2/hEσt ………(3) とされており、アンチクリンピングローラ12に
おいて被矯正材1に伸びを発生することがない。
すなわち、本発明に係るテンシヨンレベラーは、
前記(1)式における第3項のσtなる張力差のみを
変化させるために、そのローラでの塑性伸びを殆
ど発生させることのない、外径がφ150ないしφ
200程度のアンチクリンピングローラ12の両端
部にテーパ状の小径部13を施し、被矯正材1の
リム層の巾に応じてローラ軸方向にスライドさせ
ることによつて、リム層を持つ被矯正材1の形状
不良修正を確実に行なうことができるようにした
ものである。すなわち、アンチクリンピングロー
ラ12の端部に小径部13を設けたことにより、
被矯正材の中央部の道程L1に比して、端部の道
程L2が短くなり、被矯正材1の両端部張力が低
下される。このように、中央部張力と両端部張力
とが異なる被矯正材1を、ローラ軸方向に外径が
一様とされているワークローラ11で曲げを与え
ることとなり、被矯正材1の中央部と両端部に伸
び差を生ずることとなる。その伸び差Δεは、 Δε=Δσt/σtε ………(4) となり、被矯正材1の降状点応力差に応じて、(4)
式のΔσtを変化させることによつて、被矯正材
1の中央部と両端部との伸び差を自由に調整し、
リム層における端伸び発生を抑制することが可能
となる。尚、(4)式におけるΔσtは、被矯正材1
の道程L1,L2の関係によつて算出され、アン
チクリンピングローラ12をその軸方向にスライ
ドさせたり、小径部13のテーパ角を変えること
によつて容易に調整可能である。
第7図A,Bは、本発明の第1実施例を示す説
明図であり、ワークローラ11の前後に、テーパ
状の小径部13が被矯正材1の中心線に対して相
互に反対側に位置する、一対のアンチクリンピン
グローラ12を配設したものである。アンチクリ
ンピングローラ12は、ローラ軸方向にスライド
可能となつており、被矯正材1の板巾Bが変化し
た場合にスライドされ、その小径部13を常にリ
ム層bに一致させることができるようになつてい
る。すなわち、この実施例によれば、被矯正材1
に作用する張力を板巾方向で不均一とし、リム層
bの曲げ張力を低下して、板巾方向の全長に渡る
伸び量を一定として、形状不良修正を行なうよう
にしたものである。
明図であり、ワークローラ11の前後に、テーパ
状の小径部13が被矯正材1の中心線に対して相
互に反対側に位置する、一対のアンチクリンピン
グローラ12を配設したものである。アンチクリ
ンピングローラ12は、ローラ軸方向にスライド
可能となつており、被矯正材1の板巾Bが変化し
た場合にスライドされ、その小径部13を常にリ
ム層bに一致させることができるようになつてい
る。すなわち、この実施例によれば、被矯正材1
に作用する張力を板巾方向で不均一とし、リム層
bの曲げ張力を低下して、板巾方向の全長に渡る
伸び量を一定として、形状不良修正を行なうよう
にしたものである。
第8図A,Bは、本発明の第2実施例を示す説
明図である。伸びローラ21Aおよび21Bのそ
れぞれの前後に、アンチクリンピングローラ22
を一対づつ配設し、伸びローラ21Aの前後に配
設されるアンチクリンピングローラ22の小径部
23と、伸びローラ21Bの前後に配設されるア
ンチクリンピングローラ22の小径部23とを、
被矯正材1の中心線に対して反対側に配置させる
ようにしたものである。尚、図において24は反
り修正ローラ、25は出側固定アンチクリンピン
グローラを示している。この実施例によつても、
被矯正材1は、その板巾方向の伸びが均一化さ
れ、リム層の端伸びが抑性される。
明図である。伸びローラ21Aおよび21Bのそ
れぞれの前後に、アンチクリンピングローラ22
を一対づつ配設し、伸びローラ21Aの前後に配
設されるアンチクリンピングローラ22の小径部
23と、伸びローラ21Bの前後に配設されるア
ンチクリンピングローラ22の小径部23とを、
被矯正材1の中心線に対して反対側に配置させる
ようにしたものである。尚、図において24は反
り修正ローラ、25は出側固定アンチクリンピン
グローラを示している。この実施例によつても、
被矯正材1は、その板巾方向の伸びが均一化さ
れ、リム層の端伸びが抑性される。
第9図A,Bは、本発明の第3実施例を示す説
明図である。この実施例においては、小径部23
を順次反対側に配置する3本のアンチクリンピン
グローラ22の中間部位置に、伸びローラ21
A,21Bを配設するようにしたものであり、前
記各実施例におけると同様に、被矯正材1の板巾
方向の伸びを均一化し、リム層での端伸びの発生
を抑制することができる。
明図である。この実施例においては、小径部23
を順次反対側に配置する3本のアンチクリンピン
グローラ22の中間部位置に、伸びローラ21
A,21Bを配設するようにしたものであり、前
記各実施例におけると同様に、被矯正材1の板巾
方向の伸びを均一化し、リム層での端伸びの発生
を抑制することができる。
尚、前記各実施例においては、ローラ軸方向の
一端側にのみ小径部を設けたアンチクリンピング
ローラをワークローラに隣接して設ける場合につ
いて説明したが、被矯正材の板巾が変化しない場
合においても、ローラ軸方向の両端部に小径部を
形成したアンチクリンピングローラをワークロー
ラに隣接して配設するようにしてもよい。さら
に、被矯正材のリム層の深さが、左右で非対称と
なつている場合には、アンチクリンピングローラ
と小径部が被矯正材と接触するローラ軸方向長さ
を、左右において異ならしめる必要がある。
一端側にのみ小径部を設けたアンチクリンピング
ローラをワークローラに隣接して設ける場合につ
いて説明したが、被矯正材の板巾が変化しない場
合においても、ローラ軸方向の両端部に小径部を
形成したアンチクリンピングローラをワークロー
ラに隣接して配設するようにしてもよい。さら
に、被矯正材のリム層の深さが、左右で非対称と
なつている場合には、アンチクリンピングローラ
と小径部が被矯正材と接触するローラ軸方向長さ
を、左右において異ならしめる必要がある。
以上のように、本発明に係るテンシヨンレベラ
ーによれば、リム層を持つ被矯正材の形状不良を
抑制し、平坦形状の薄板を得ることができるとい
う効果を有する。
ーによれば、リム層を持つ被矯正材の形状不良を
抑制し、平坦形状の薄板を得ることができるとい
う効果を有する。
第1図は被矯正材の降状点応力分布状態図、第
2図は端伸びの発生状態を示す説明図、第3図は
被矯正材の他の降状点応力分布状態図、第4図は
中伸びの発生状態を示す説明図、第5図は被矯正
材のさらに他の降状点応力分布状態図、第6図A
は本発明の原理を示す平面図、第6図Bは同側面
図、第7図Aは本発明の第1実施例を示す平面
図、第7図Bは同側面図、第8図Aは本発明の第
2実施例を示す平面図、第8図Bは同側面図、第
9図Aは本発明の第3実施例を示す平面図、第9
図Bは同側面図である。 1……被矯正材、11……ワークローラ、1
2,22……アンチクリンピングローラ、13,
23……小径部、21A,22B……伸びロー
ラ。
2図は端伸びの発生状態を示す説明図、第3図は
被矯正材の他の降状点応力分布状態図、第4図は
中伸びの発生状態を示す説明図、第5図は被矯正
材のさらに他の降状点応力分布状態図、第6図A
は本発明の原理を示す平面図、第6図Bは同側面
図、第7図Aは本発明の第1実施例を示す平面
図、第7図Bは同側面図、第8図Aは本発明の第
2実施例を示す平面図、第8図Bは同側面図、第
9図Aは本発明の第3実施例を示す平面図、第9
図Bは同側面図である。 1……被矯正材、11……ワークローラ、1
2,22……アンチクリンピングローラ、13,
23……小径部、21A,22B……伸びロー
ラ。
Claims (1)
- 1 被矯正材に伸びを発生させるワークローラに
隣接して、被矯正材に伸びを発生させないアンチ
クリンピングローラを配設するテンシヨンレベラ
ーにおいて、アンチクリンピングローラは、ロー
ラ軸方向にスライド可能となつておりその片側端
部にのみローラ外径が端部に向つて漸次小径とな
る小径部が形成され、複数のアンチクリンピング
ローラをそれぞれの小径部が相互にローラ軸反対
側に位置するように配設したことを特徴とするテ
ンシヨンレベラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2870079A JPS55122629A (en) | 1979-03-14 | 1979-03-14 | Tension leveller |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2870079A JPS55122629A (en) | 1979-03-14 | 1979-03-14 | Tension leveller |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20277687A Division JPS63126616A (ja) | 1987-08-14 | 1987-08-14 | テンシヨンレベラ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55122629A JPS55122629A (en) | 1980-09-20 |
JPS6147607B2 true JPS6147607B2 (ja) | 1986-10-20 |
Family
ID=12255733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2870079A Granted JPS55122629A (en) | 1979-03-14 | 1979-03-14 | Tension leveller |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55122629A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56128624A (en) * | 1980-03-13 | 1981-10-08 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | Strip leveling method in tension leveling equipment |
JPS56128623A (en) * | 1980-03-13 | 1981-10-08 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | Tension leveling plant |
US4528830A (en) * | 1982-06-30 | 1985-07-16 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Method for changing widthwise distribution of thickness of metal strip |
GB8506119D0 (en) * | 1985-03-08 | 1985-04-11 | British Steel Corp | Tension levelling strip material |
JPS62168614A (ja) * | 1986-01-22 | 1987-07-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | テンシヨンレベラ |
FR2617744B1 (fr) * | 1987-07-08 | 1994-05-20 | Clecim | Procede et installation de planage d'une bande metallique |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS518830A (ja) * | 1974-07-09 | 1976-01-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Kiokuseigyosochi |
JPS53117709A (en) * | 1977-03-24 | 1978-10-14 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Dummy resistor on-off circuit |
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1979
- 1979-03-14 JP JP2870079A patent/JPS55122629A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS518830A (ja) * | 1974-07-09 | 1976-01-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Kiokuseigyosochi |
JPS53117709A (en) * | 1977-03-24 | 1978-10-14 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Dummy resistor on-off circuit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55122629A (en) | 1980-09-20 |
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