JPS62168614A - テンシヨンレベラ - Google Patents
テンシヨンレベラInfo
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- JPS62168614A JPS62168614A JP1145286A JP1145286A JPS62168614A JP S62168614 A JPS62168614 A JP S62168614A JP 1145286 A JP1145286 A JP 1145286A JP 1145286 A JP1145286 A JP 1145286A JP S62168614 A JPS62168614 A JP S62168614A
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- Japan
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- roll
- width direction
- strip
- shape
- steel strip
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- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 7
- 238000009826 distribution Methods 0.000 abstract description 18
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 abstract description 7
- 239000010959 steel Substances 0.000 abstract description 7
- 229910001327 Rimmed steel Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 12
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 2
- 241001122767 Theaceae Species 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000009828 non-uniform distribution Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、特に板幅方向の降伏点応力分布が不均一なス
トリップの形状矯正に用いられるテンションレヘラに関
するものである。
トリップの形状矯正に用いられるテンションレヘラに関
するものである。
(従来の技術)
圧延鋼板等の帯鋼(ストリップ)の中には、板幅方向の
機械的性質(ここでは特に降伏点応力)の分布が不均一
なものがあり、特にリムド鋼板のように、板の両端部(
例えば幅方向で約100fiの部分)の降伏点応力が板
幅中央部にくらべて低い(例えば2〜5 kg / m
rd低い)、いわゆるリム層が存在するものがある。
機械的性質(ここでは特に降伏点応力)の分布が不均一
なものがあり、特にリムド鋼板のように、板の両端部(
例えば幅方向で約100fiの部分)の降伏点応力が板
幅中央部にくらべて低い(例えば2〜5 kg / m
rd低い)、いわゆるリム層が存在するものがある。
かかるストリップをテンションレベラにより形状矯正を
行なう場合、降伏点の低い両端部の方が中央部よりも大
きく伸びるため、矯正後に板両端部に部分伸び(耳伸び
)が残り、完全に平坦な形状に矯正することが困難であ
った。
行なう場合、降伏点の低い両端部の方が中央部よりも大
きく伸びるため、矯正後に板両端部に部分伸び(耳伸び
)が残り、完全に平坦な形状に矯正することが困難であ
った。
そこでその対応手段として、本出願人は先に特開昭55
−153622号公報に示すストリップ形状矯正機を提
案した。
−153622号公報に示すストリップ形状矯正機を提
案した。
前記公報に示すものは、ストリップに張力を付加した状
態で繰り返し曲げを与え、永久伸びを生じさせて形状矯
正を行なうテンションレベラにおいて、少なくとも2個
のデフレクタロールを有し、同デフレククロールは互い
に反対位置の一方端にクラウニングを施行すると共に、
ストリップの幅寸法及び幅方向の機械的性質(特に降伏
点応力)、厚さ等の分布量に応じてストリップの幅方向
に、それぞれ単独に移動可能に構成されていることを特
徴とするものである。この従来装置の概略構成を第2図
及び第3図により説明する。
態で繰り返し曲げを与え、永久伸びを生じさせて形状矯
正を行なうテンションレベラにおいて、少なくとも2個
のデフレクタロールを有し、同デフレククロールは互い
に反対位置の一方端にクラウニングを施行すると共に、
ストリップの幅寸法及び幅方向の機械的性質(特に降伏
点応力)、厚さ等の分布量に応じてストリップの幅方向
に、それぞれ単独に移動可能に構成されていることを特
徴とするものである。この従来装置の概略構成を第2図
及び第3図により説明する。
第2図は前記従来装置のロール配列を示す正面図、第3
図はその平面図を示し、図中1はストリップ、2.2a
、2bはワークロール、3゜3a、3bはバンクアンプ
ロール、4,5.6はデフレクタロールを示す。通常、
ストリップ1の上側のワークロール2aと、バックアッ
プロール3aのユニットと、デフレクタロール4゜5.
6は固定され、下側のワークロール2と、バンクアップ
ロール3のユニットと、ワークロール2bと、バンクア
ップロール3bのユニットは、それぞれ単独に矢印a方
向に移動可能であり、この移動によりストリップ1の曲
げ量を調整できるように構成されている。
図はその平面図を示し、図中1はストリップ、2.2a
、2bはワークロール、3゜3a、3bはバンクアンプ
ロール、4,5.6はデフレクタロールを示す。通常、
ストリップ1の上側のワークロール2aと、バックアッ
プロール3aのユニットと、デフレクタロール4゜5.
6は固定され、下側のワークロール2と、バンクアップ
ロール3のユニットと、ワークロール2bと、バンクア
ップロール3bのユニットは、それぞれ単独に矢印a方
向に移動可能であり、この移動によりストリップ1の曲
げ量を調整できるように構成されている。
デフレクタロール5.6はストリップ1を挟んで、ワー
クロール2bに対向して配列されると共に、それぞれの
一方の端部にクラウニング5′及び6′を施すと共に、
これらのクラウニング5’、6’部は互いに反対側にな
る如くする。さらに両デフレククロール5.6は、第3
図に示す矢印方向、すなわち板幅方向に自在に移動可能
に構成されている。なお、図中b1はデフレクタロール
5のクラウニング5′部がストリップ1の幅に影響する
範囲、b2はデフレクタロール6のクラウニング6′部
が影響する範囲を示す。
クロール2bに対向して配列されると共に、それぞれの
一方の端部にクラウニング5′及び6′を施すと共に、
これらのクラウニング5’、6’部は互いに反対側にな
る如くする。さらに両デフレククロール5.6は、第3
図に示す矢印方向、すなわち板幅方向に自在に移動可能
に構成されている。なお、図中b1はデフレクタロール
5のクラウニング5′部がストリップ1の幅に影響する
範囲、b2はデフレクタロール6のクラウニング6′部
が影響する範囲を示す。
以上の構成からなる本装置を使用して、前記の如き、両
端部にリム層を有するストリップの形状矯正作用を説明
すると、矢印Z方向に進行するストリップ1は、図示し
ない張力付加装置(第2図の前後に配置される)により
張力を付加された状態で、千鳥状配列のワークロール2
゜2a、2bにより順次繰り返し曲げを加えられること
により、形状矯正のために必要な永久伸びが付加されて
、中伸び、耳伸び等の部分伸びや、幅方向ならびに長手
方向の曲がり等の形状不良が矯正される。
端部にリム層を有するストリップの形状矯正作用を説明
すると、矢印Z方向に進行するストリップ1は、図示し
ない張力付加装置(第2図の前後に配置される)により
張力を付加された状態で、千鳥状配列のワークロール2
゜2a、2bにより順次繰り返し曲げを加えられること
により、形状矯正のために必要な永久伸びが付加されて
、中伸び、耳伸び等の部分伸びや、幅方向ならびに長手
方向の曲がり等の形状不良が矯正される。
この場合、ストリップ1の両端部の降伏点応力が中央部
にくらべて低いため、ワークロール2.2aを通過した
ストリップ1両端のリム層部分に耳伸びが残った状態で
、次のデフレクタロール4及び5に進入することになる
。しかしながら、デフレクタロール5.6の一方端は互
いに反対側にクラウニング5’、6’が施行されている
から、ストリップ1はデフレクタロール5からワークロ
ール2bを経て最終列のデフレクタロール6を通過する
間に、クラウニング部に係合するストリップで両端部b
x、b2の通板長さは、板幅方向各部で中央部よりも適
宜短く変化させられることになる。従って、クラウニン
グ5’、6’の程度を適宜選定することにより、板幅方
向の張力分布を任意に得ることができる。
にくらべて低いため、ワークロール2.2aを通過した
ストリップ1両端のリム層部分に耳伸びが残った状態で
、次のデフレクタロール4及び5に進入することになる
。しかしながら、デフレクタロール5.6の一方端は互
いに反対側にクラウニング5’、6’が施行されている
から、ストリップ1はデフレクタロール5からワークロ
ール2bを経て最終列のデフレクタロール6を通過する
間に、クラウニング部に係合するストリップで両端部b
x、b2の通板長さは、板幅方向各部で中央部よりも適
宜短く変化させられることになる。従って、クラウニン
グ5’、6’の程度を適宜選定することにより、板幅方
向の張力分布を任意に得ることができる。
一方、ストリップ1の幅寸法及び幅方向の降伏点分布の
変化、ならびに幅方向の厚さ分布の変化等に対しては、
デフレクタロール5,6を板幅寸法に対応させて板幅方
向へ移動調整することにより、幅方向への任意の張力分
布を与える作用を維持しつつ、デフレクタロール5.6
を交換することなく、これに対処して所要の平坦度に形
状矯正することができる。
変化、ならびに幅方向の厚さ分布の変化等に対しては、
デフレクタロール5,6を板幅寸法に対応させて板幅方
向へ移動調整することにより、幅方向への任意の張力分
布を与える作用を維持しつつ、デフレクタロール5.6
を交換することなく、これに対処して所要の平坦度に形
状矯正することができる。
ところが本出願人は、前記第2図及び第3図に例示した
装置の実機における、各種ストリップ、特にリム層部を
有するストリップの形状矯正データから、クラウニング
部を有するデフレクタロール5.6及びワークロール2
bによる形状矯正、特に耳伸び矯正の効果が十分に所期
の機能を発揮していないことが判明した。これを第5図
に示す代表的な形状矯正の実績データによって説明する
。
装置の実機における、各種ストリップ、特にリム層部を
有するストリップの形状矯正データから、クラウニング
部を有するデフレクタロール5.6及びワークロール2
bによる形状矯正、特に耳伸び矯正の効果が十分に所期
の機能を発揮していないことが判明した。これを第5図
に示す代表的な形状矯正の実績データによって説明する
。
このデータにおけるストリップの仕様及び運転条件はつ
ぎのとおりである。即ち、板幅Bニア7EIWm、厚さ
t : 0.152 tea、板幅中央部の降伏点応力
σyp: 91 kg/mrd、両端部の降伏点応力σ
ypのうち作業側Ws : 86kg/mn(、駆動側
D s : 84 kg/m+yr、伸び率10.07
%。
ぎのとおりである。即ち、板幅Bニア7EIWm、厚さ
t : 0.152 tea、板幅中央部の降伏点応力
σyp: 91 kg/mrd、両端部の降伏点応力σ
ypのうち作業側Ws : 86kg/mn(、駆動側
D s : 84 kg/m+yr、伸び率10.07
%。
0.13%、0.25%、シフ)MS:36vnである
。
。
なお、デフレクタロール5.6のクラウニング効果を急
峻度:λ=□で示す。但し、h:形状不良における波の
高さ、e:形状不良における波の長さである。
峻度:λ=□で示す。但し、h:形状不良における波の
高さ、e:形状不良における波の長さである。
図示のように、ストリップ1の両端部の降伏点応力σy
ρが、中央部に対して低い〔作業側Wsで5 kg /
m rd、駆動側Dsで7 kg / m rd低い
〕リム層材の原板Aを、3種類の伸率εで形状矯正を行
なった結果、データ■、■、■の急峻度λのうち、作業
側Ws端部は原板Aの急1唆度にくらべて、いずれの場
合も、大きな変化はなく、形状矯正効果が見られないが
、反対の駆動側Ds端部は、いずれの場合もほぼ零%に
近く、完全に形状が矯正されている。
ρが、中央部に対して低い〔作業側Wsで5 kg /
m rd、駆動側Dsで7 kg / m rd低い
〕リム層材の原板Aを、3種類の伸率εで形状矯正を行
なった結果、データ■、■、■の急峻度λのうち、作業
側Ws端部は原板Aの急1唆度にくらべて、いずれの場
合も、大きな変化はなく、形状矯正効果が見られないが
、反対の駆動側Ds端部は、いずれの場合もほぼ零%に
近く、完全に形状が矯正されている。
このことから、ストリップ1の進行方向Zに対し、ワー
クロール2bの入側のデフレクタロール5におけるクラ
ウニング5′部の形状矯正効果はほとんど発揮されてい
ないが、ワークロール2bの出側のデフレクタロールの
タラウニング部は所期の矯正効果を発揮していることが
判明した。
クロール2bの入側のデフレクタロール5におけるクラ
ウニング5′部の形状矯正効果はほとんど発揮されてい
ないが、ワークロール2bの出側のデフレクタロールの
タラウニング部は所期の矯正効果を発揮していることが
判明した。
(発明が解決しようとする問題点)
前記従来のテンションレベラでは、ワークロールの入側
のデフレクタロールにおけるタラウニング部の形状矯正
効果は殆んど発揮されないなどの問題点があった。本発
明は前記の問題点を解決するために、板幅方向に機械的
性質の分布が不均一なストリップの形状を完全に矯正す
るのみならず、ストリップの幅寸法の変化、ならびに幅
方向の厚さ分布の変化に対しても容易に対処して形状矯
正が可能なテンションレベラを提供せんとするものであ
る。
のデフレクタロールにおけるタラウニング部の形状矯正
効果は殆んど発揮されないなどの問題点があった。本発
明は前記の問題点を解決するために、板幅方向に機械的
性質の分布が不均一なストリップの形状を完全に矯正す
るのみならず、ストリップの幅寸法の変化、ならびに幅
方向の厚さ分布の変化に対しても容易に対処して形状矯
正が可能なテンションレベラを提供せんとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段)
このため本発明は、ストリップに張力を付加した状態で
繰り返し曲げを与え、永久伸びを生しさせて形状矯正を
行なうテンションレベラにおいて、板幅方向に移動可能
、かつ一方端部にクラウニングを施したデフレクタロー
ルを対向するワークロールの出側に有するロールユニッ
トと、板幅方向に移動可能、かつ前記デフレクタロール
とは反対側端部にクラウニングを施したデフレクタロー
ルを対向するワークロールの出側に有するロールユニッ
トとを具備してなるもので、これを問題点解決のための
手段とするものである。
繰り返し曲げを与え、永久伸びを生しさせて形状矯正を
行なうテンションレベラにおいて、板幅方向に移動可能
、かつ一方端部にクラウニングを施したデフレクタロー
ルを対向するワークロールの出側に有するロールユニッ
トと、板幅方向に移動可能、かつ前記デフレクタロール
とは反対側端部にクラウニングを施したデフレクタロー
ルを対向するワークロールの出側に有するロールユニッ
トとを具備してなるもので、これを問題点解決のための
手段とするものである。
(作用)
板幅方向の降伏点応力分布が不均一なストリップの形状
矯正に際しては、ストリップの幅寸法及び幅方向の降伏
点応力分布の変化、ならびに幅方向の厚み分布変化等に
対応した適正な矯正条件を任意に選定することによって
、良好な平坦な形状を得ることができる。
矯正に際しては、ストリップの幅寸法及び幅方向の降伏
点応力分布の変化、ならびに幅方向の厚み分布変化等に
対応した適正な矯正条件を任意に選定することによって
、良好な平坦な形状を得ることができる。
(実施例)
以下本発明を図面の実施例により説明すると、第1図は
本発明の1実施例に係るテンションレベラのロール配列
を示す正面図、第4図は他の実施例に係る正面図を示す
が、図中従来装置(第2図及び第3図)と同一部材は同
一符号を付し、詳細構成の説明は省略する。
本発明の1実施例に係るテンションレベラのロール配列
を示す正面図、第4図は他の実施例に係る正面図を示す
が、図中従来装置(第2図及び第3図)と同一部材は同
一符号を付し、詳細構成の説明は省略する。
さて第1図に示す如く、ワークロール群2゜2aの後段
において、ワークロール2bと2本のデフレクタロール
7a、5が、ストリップ1を挟んで上下に互いに対向し
て配列された第10−ルユニントAと、同ロールユニッ
トへの後段にあって、ワークロール2Cと2本のデフレ
クタロール7b、6がストリップ1を挟んで上下に対向
して配列された第2のロールユニットBを設置する。そ
して各ロールユニットA、 Bにおけるワークロール2
b、2cの出側のデフレクタロール(以下シフトロール
と呼ぶ)5゜6は従来装置と同一構成のクラウニング5
’、6’部を有すると共に、ストリップ1の幅方向に移
動可能である。
において、ワークロール2bと2本のデフレクタロール
7a、5が、ストリップ1を挟んで上下に互いに対向し
て配列された第10−ルユニントAと、同ロールユニッ
トへの後段にあって、ワークロール2Cと2本のデフレ
クタロール7b、6がストリップ1を挟んで上下に対向
して配列された第2のロールユニットBを設置する。そ
して各ロールユニットA、 Bにおけるワークロール2
b、2cの出側のデフレクタロール(以下シフトロール
と呼ぶ)5゜6は従来装置と同一構成のクラウニング5
’、6’部を有すると共に、ストリップ1の幅方向に移
動可能である。
また、デフレクタロール7aとシフトロール5及びワー
クロール2cとバックアップロール3 c、、3 cか
らなるユニットは、上下方向(矢印a方向)の移動は固
定され、デフレクタロール7bとシフトロール6は、ワ
ークロール2゜2bと同様に矢印方向aへ移動可能であ
り、ストリップ1の曲げ量を調整できる如く構成されて
いる。その他の構成に関しては従来装置と同一である。
クロール2cとバックアップロール3 c、、3 cか
らなるユニットは、上下方向(矢印a方向)の移動は固
定され、デフレクタロール7bとシフトロール6は、ワ
ークロール2゜2bと同様に矢印方向aへ移動可能であ
り、ストリップ1の曲げ量を調整できる如く構成されて
いる。その他の構成に関しては従来装置と同一である。
以上の構成からなる本発明の実施例を使用して、例えば
リム層をリムド鋼板等の板幅方向の降伏点応力分布が不
均一なストリップの形状矯正に際しては、従来装置にお
ける手順に順して、ストリップ1の幅寸法及び幅方向の
降伏点応力分布の変化、ならびに幅方向の厚み分布変化
等に対応した適正な矯正条件を任意に選定することによ
って、例えば第5図の実績データにおけるストリップの
駆動側Ds端部の惣峻度λのような良好な平坦な形状を
得ることができる。
リム層をリムド鋼板等の板幅方向の降伏点応力分布が不
均一なストリップの形状矯正に際しては、従来装置にお
ける手順に順して、ストリップ1の幅寸法及び幅方向の
降伏点応力分布の変化、ならびに幅方向の厚み分布変化
等に対応した適正な矯正条件を任意に選定することによ
って、例えば第5図の実績データにおけるストリップの
駆動側Ds端部の惣峻度λのような良好な平坦な形状を
得ることができる。
第1図ではシフトロールを含む2組のロールユニットA
、Bが、それぞれ2本のデフレクタロール7a、5及び
7b、6で構成されているロール配置を示したが、第4
図ではワークロール2b、2cの入側のデフレクタロー
ルを廃止して成る第1及び第20−ルユニソトA’、B
’と、最終段に一対のデフレクタロール8a、8bと、
ストリップ1を挟んで同デフレククロール対に対向する
ワークロール2dから成る第3のロールユニットCを配
置した場合を示すが、シフトロール5,6の作用効果に
おいては、前記第1実施例と差異はない。ここで第4図
中3dはバンクアップロールを示す。なお、前記例示の
装置では、シフトロールとワークロールから成るロール
ユニットが2組の場合について説明したが、2組以上あ
っても本発明の効果が失われるものではない。
、Bが、それぞれ2本のデフレクタロール7a、5及び
7b、6で構成されているロール配置を示したが、第4
図ではワークロール2b、2cの入側のデフレクタロー
ルを廃止して成る第1及び第20−ルユニソトA’、B
’と、最終段に一対のデフレクタロール8a、8bと、
ストリップ1を挟んで同デフレククロール対に対向する
ワークロール2dから成る第3のロールユニットCを配
置した場合を示すが、シフトロール5,6の作用効果に
おいては、前記第1実施例と差異はない。ここで第4図
中3dはバンクアップロールを示す。なお、前記例示の
装置では、シフトロールとワークロールから成るロール
ユニットが2組の場合について説明したが、2組以上あ
っても本発明の効果が失われるものではない。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように本発明は構成されているので
、ストリップの幅寸法及び幅方向の機械的性質、幅方向
の厚さ分布等の変化に対応して適正な矯正条件を任意に
選定することが可能となり、特に幅方向の降伏点応力分
布が不均一なストリップの形状を、従来装置にくらべて
著しく良好に矯正することが可能である。
、ストリップの幅寸法及び幅方向の機械的性質、幅方向
の厚さ分布等の変化に対応して適正な矯正条件を任意に
選定することが可能となり、特に幅方向の降伏点応力分
布が不均一なストリップの形状を、従来装置にくらべて
著しく良好に矯正することが可能である。
第1図は本発明の1実施例に係るテンションレベラの正
面図、第2図は従来のテンションレベラの正面図、第3
図はその平面図、第4図は本発明装置の他の実施例を示
す正面図、第5図は従来のテンションレベラにおける矯
正効果の説明図である。 図の主要部分の説明 1−ストリップ 2、2a、 2b、 2cm ワークロール5.6−デ
フレクタロール(シフトロール)7a、7b−デフレク
タロール 5’、6’−−−クラウニング
面図、第2図は従来のテンションレベラの正面図、第3
図はその平面図、第4図は本発明装置の他の実施例を示
す正面図、第5図は従来のテンションレベラにおける矯
正効果の説明図である。 図の主要部分の説明 1−ストリップ 2、2a、 2b、 2cm ワークロール5.6−デ
フレクタロール(シフトロール)7a、7b−デフレク
タロール 5’、6’−−−クラウニング
Claims (1)
- ストリップに張力を付加した状態で繰り返し曲げを与え
、永久伸びを生じさせて形状矯正を行なうテンションレ
ベラにおいて、板幅方向に移動可能、かつ一方端部にク
ラウニングを施したデフレクタロールを対向するワーク
ロールの出側に有するロールユニットと、板幅方向に移
動可能、かつ前記デフレクタロールとは反対側端部にク
ラウニングを施したデフレクタロールを対向するワーク
ロールの出側に有するロールユニットとを具備したこと
を特徴とするテンションレベラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1145286A JPS62168614A (ja) | 1986-01-22 | 1986-01-22 | テンシヨンレベラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1145286A JPS62168614A (ja) | 1986-01-22 | 1986-01-22 | テンシヨンレベラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62168614A true JPS62168614A (ja) | 1987-07-24 |
Family
ID=11778489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1145286A Pending JPS62168614A (ja) | 1986-01-22 | 1986-01-22 | テンシヨンレベラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62168614A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55122629A (en) * | 1979-03-14 | 1980-09-20 | Hitachi Ltd | Tension leveller |
-
1986
- 1986-01-22 JP JP1145286A patent/JPS62168614A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55122629A (en) * | 1979-03-14 | 1980-09-20 | Hitachi Ltd | Tension leveller |
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