JP2008512532A - 疎水性に変性されたポリカルボキシレートを含有する透明なリンス剤 - Google Patents

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Abstract

本発明は、成分として、a)疎水性に変性されたポリカルボキシレート1〜20質量%、b)弱発泡性非イオン界面活性剤1〜30質量%、c)非水性溶剤0〜50質量%、d)可溶化剤0〜15質量%。e)酸性化剤0〜15質量%、f)アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性イオン界面活性剤および両親媒性界面活性剤、染料、芳香剤および腐食防止剤のような1種以上の付加的添加剤0〜10質量%、g)水を含有し、合計して100質量%になる食器洗い機用の透明リンス剤組成物に関する。

Description

本発明は食器洗い機用の透明リンス剤に関する。
食器洗い機中で食器を洗浄する洗浄サイクルの経過中に、脂肪および油脂成分を含む広い範囲の食品残留物からなる汚れを除去する。分離した汚れ粒子および成分を引き続く洗浄の経過中に食器洗い機の洗浄水に供給する。澄んだリンスサイクルの前に、大量の水を交換する。しかし水に分散した汚れを有するかなり少ない量の水が透明リンスサイクル中に残留し、付加的に導入される水と一緒に、イオン交換体を使用しない場合は、食器洗い機に新しい硬度のイオンが導入することがある。
リンス剤は主洗浄プログラム後に一般に自動的に供給される。他の可能性は、ツー・イン・ワン(2−in−1)またはスリー・イン・ワン(3−in−1)系と呼ばれるものを使用することである。これらの系において、透明リンスサイクルに必要であり、例えば洗剤タブレット中のリンス剤コアの形で洗剤に配合される成分を、すでに洗浄サイクルの開始時に食器洗い機に導入し、透明なリンスサイクルに必要な成分を前記サイクルに導入する。
透明リンスサイクルにおいて、乾燥の経過中に、水が平坦に、できるだけ食器から残留物なしに流れ、食器の表面が洗浄プログラムの終了時に残留物を含まず、汚れなく輝くことを保証することが目的である。
しかし透明リンスサイクルにおいて、同様に導入される汚れ残留物が十分に分散および乳化されない場合は、食器に再び沈積する。これに魅力のない沈積および表面上の皮膜形成が随伴する。更に汚れ成分の薄い沈積物がこれらの表面上の透明リンスサイクルで流出特性に不利に作用し、結果として汚れが増加することがある。これは水が食器から皮膜として急速に流れる代わりに、液滴を残し、乾燥後に汚れを形成し、しまを形成することを意味する。これらの汚れおよびしまは一方で汚れ残留物からなる。他方で、付加的に、水の硬度の結果として残留物の乾燥が生じることがある。
米国特許第5739099号は非イオン界面活性剤、ヒドロトロープおよびアリルアルコールアルコキシレートとアクリル酸のコポリマーを有するリンス剤組成物を開示する。
欧州特許第0851021号は低発泡性非イオン界面活性剤、ヒドロトロープ、ポリカルボキシレート、および燐酸エステルを有するリンス剤組成物を開示する。記載されるポリカルボキシレートはアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸およびイタコン酸のホモポリマーまたはコポリマーを含む。
ドイツ特許第19532542号は非イオン界面活性剤、有機カルボン酸および所定のカチオンポリマーを有するリンス剤を開示する。
ドイツ特許第20019913号は非イオン界面活性剤、溶剤、ヒドロトロープ、酸性化剤および不飽和カルボン酸およびスルホン酸基含有モノマーのコポリマーを有するリンス剤を開示する。
従って、一方で、食器洗いで一般的な単純ポリカルボキシレートのように、水の硬度を生じる金属イオン(カルシウムおよびマグネシウムイオン)の不溶性塩を分散できるポリマーに対する要求が存在する。しかし、これに加えて、ポリマーは食器洗い中に一般的な汚れを有効に分散または乳化することができるべきである。
本発明の課題は、食器洗い機中で汚れがなく、沈積物がない食器を生じる、透明リンス剤組成物を提供することである。
前記課題は、成分として、
a)以下の
a1)モノエチレン性不飽和C〜C10−モノカルボン酸またはジカルボン酸またはその無水物からなる群からの少なくとも1種のモノマー20〜80質量%、有利に30〜70質量%、
a2)一般式(I):
Figure 2008512532
(式中、
、RおよびRは互いに独立にH、CHまたはCであり、
は1〜6個の炭素原子を有する直鎖状、分枝状または環状の基または6〜10個の炭素原子を有する芳香族基である)の少なくとも1種のモノマー10〜80質量%、有利に10〜50質量%、および
a3)10個以上の炭素原子を有するオレフィンまたはその混合物および平均して12〜100個の炭素原子を有する反応性ポリイソブテンからなる群から選択される他のモノマー0〜80質量%、有利に5〜20質量%
からなるコポリマー1〜20質量%、
b)低発泡性非イオン界面活性剤1〜30質量%、有利に5〜15質量%、
c)非水性溶液0〜50質量%、有利に5〜40質量%、
d)可溶化剤0〜15質量%、有利に1〜10質量%、
e)酸性化剤0〜15質量%、有利に1〜10質量%、
f)アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性イオン界面活性剤および両親媒性界面活性剤、染料、芳香剤および腐食防止剤のような1種以上の他の添加剤0〜10質量%、
g)水を含有し、合計して100質量%になる食器洗い機用の透明リンス剤組成物により解決される。
前記課題は、更に汚れ形成および沈積を減少するための食器洗い機用のリンス剤への前記のコポリマーa)の使用により解決される。
本発明により使用される疎水性に変性されたポリカルボキシレートが洗浄結果を著しく高めることが判明した。低い皮膜形成および沈積物および改良された流出特性が見出される。該当するポリカルボキシレートは付加的に疎水性モノマーを含む。ポリアクリレートホモポリマーまたはマレイン酸−アクリル酸コポリマーのような通常のポリアクリレートが水の硬度をきわめて有効に分散するが、食器洗い機の進行中に生じる典型的な汚れとのその相互作用は最小である。本発明により使用されるコポリマーは食器洗い中の汚れの分散を促進し、これにより皮膜形成および沈積物が減少する。更に前記ポリマーは洗浄水または食品残留物に存在する水不溶性塩の分散を促進する。これらの塩は、例えば炭酸カルシウムまたは炭酸マグネシウムまたは燐酸カルシウムまたは燐酸マグネシウムである。
本発明の透明リンス剤組成物は家庭用途および工業的用途の両方に使用できる。洗剤組成物はこの関係で適当でない。燐酸塩ベース系および燐酸塩不含の洗剤の両方をリンス助剤組成物と組み合わせて使用できる。リンス助剤組成物はそれ自体食器洗い機用洗剤組成物の部分であることができる。
適当なモノマーa1)は例えばマレイン酸、無水マレイン酸、アクリル酸、メタクリル酸、フマル酸、イタコン酸、およびシトラコン酸である。有利なコポリマーa)はモノマーa1)としてマレイン酸、無水マレイン酸およびアクリル酸からなる群から選択されるモノマーを含有する。
適当なモノマーa2)は例えばイソブテン、ジイソブテン、ブテン、ペンテン、ヘキセン、およびスチレンである。他の有利なコポリマーa)はモノマーa2)としてイソブテン、ジイソブテン(2−メチル−3,3−ジメチル−1−ブテン)およびスチレンからなる群から選択されるモノマーを含有する。
適当なモノマーa3)は少なくとも10個、一般に10〜26個の炭素原子を有する。適当なモノマーa3)は、例えば1−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘキサデセン、1−オクタデセン、1−エイコセン、1−ドコセン、1−テトラコセン、および1−ヘキサコセンである。他の有利なコポリマーa)はモノマーa3)として1−ドデセン、1−オクタデセン、C22α−オレフィン、C20〜C24α−オレフィンおよび平均して12〜100個の炭素原子を有するポリイソブテンからなる群から選択されるモノマーを含有する。
特に有利にコポリマーa)はマレイン酸、無水マレイン酸、およびアクリル酸から選択されるモノマーa1)だけでなく、イソブテン、ジイソブテンおよびスチレンから選択されるモノマーa2)および1−ドデセン、1−オクタデセン、C22α−オレフィン、C20〜C24α−オレフィンの混合物および平均して12〜100個の炭素原子を有するポリイソブテンからなる群から選択されるモノマーa3)も含有する。モノマーa1)としてマレイン酸および無水マレイン酸30〜70質量%、モノマーa2)としてイソブテン20〜40質量%およびモノマーa3)としてオクタデセン5〜20質量%からなるコポリマーが特に有利である。
本発明の透明リンス剤組成物は成分b)として低発泡性非イオン界面活性剤を含有する。
適当な非イオン界面活性剤は一般式(II)
−O−(CHCHO)−(CHRCHO)−R (II)
(式中、
は8〜22個の炭素原子を有する直鎖状または分枝状アルキル基であり、
およびRは互いに独立に水素または1〜10個の炭素原子を有する直鎖状または分枝状アルキル基であるかまたはHであり、Rは有利にメチルであり、pおよびmは互いに独立に0〜300であり、有利にpは1〜50であり、mは0〜30である)を含有する。
式(II)の界面活性剤はランダムコポリマーおよびブロックコポリマーであってもよいが、有利にブロックコポリマーである。
更にエチレンオキシドおよびプロピレンオキシドから形成されるジブロックコポリマーおよび多ブロックコポリマーを使用することができ、これらのコポリマーは例えばPluronic(登録商標)(BASF社)またはTetronic(登録商標)(BASF社)の名称で販売されている。更にソルビタンエステルとエチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドとの反応生成物を使用することができる。アミンオキシドまたはアルキルグリコシドも同様に適している。適当な非イオン界面活性剤の概要は欧州特許第851023号およびドイツ特許第19819187号に示される。
付加的に使用できる他の適当な非イオン界面活性剤はアルキルグリコシド、アミンオキシド、脂肪酸アルカノールアミドおよびポリヒドロキシ脂肪酸アミドであり、例えばドイツ特許第20019913号に記載されている。
米国特許第4366326号、4624803号、4280919号、4340766号、3956401号、5200236号、5425894号、および5294365号は、Surfactants Science Series、Martin J.Schick、Nonionic Surfactants、19および23巻に記載されるように、本発明のリンス剤組成物に成分(a)として使用できる、適当な低発泡性非イオン界面活性剤を詳細に記載する。
本発明の透明リンス剤組成物は、成分c)として非水性溶剤を含有する。
適当な非水性溶剤は、一価アルコールまたは多価アルコール、アルカノールアミン、またはグリコールエーテルであり、有利にエタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール、エチレングリコール、プロパンジオール、ブタンジオール、グリセリン、ジグリコール、プロピルジグリコール、ブチルジグリコール、ヘキシレングリコール、エチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、プロピレングリコールメチルエーテル、プロピレングリコールエチルエーテル、またはプロピレングリコールプロピルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、メトキシトリグリコール、エトキシトリグリコール、ブトキシトリグリコール、1−ブトキシエトキシ−2−プロパノール、3−メチル−3−メトキシブタノール、プロピレングリコールt−ブチルエーテル、およびこれらの溶剤の2個以上の混合物である。
本発明の透明リンス剤組成物は成分d)として可溶化剤(ヒドロトロープ)を含有する。
適当な可溶化剤はC〜Cアルキルにより1〜5箇所置換されたベンゼンスルホネート、例えばトルエンスルホネート、クメンスルホネート、またはキシレンスルホネート、ジヘキシルスルホスクシネート、および短鎖アルキルスルフェートである。適当な可溶化剤は米国特許第3563901号および米国特許第4443270号に記載されている。
本発明の透明リンス剤組成物は成分e)として酸性化剤を含有する。
適当な酸性化剤は有機酸または無機酸、有利に固体のモノカルボン酸、オリゴカルボン酸、またはポリカルボン酸、またはスルホン酸であり、例はクエン酸、酒石酸、コハク酸、マロン酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸、蓚酸、ポリアクリル酸、アミドスルホン酸、その混合物であり、1つの例はコハク酸、グルタル酸およびアジピン酸の混合物であり、商標名Sokalan(登録商標)DCSとして、BASF社から販売されている。
本発明の透明リンス剤組成物は成分f)として他の添加剤、例えばアニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性イオン界面活性剤、または両親媒性界面活性剤、染料、芳香剤、および腐食防止剤を含有できる。
適当なアニオン界面活性剤の例はアルキル硫酸ナトリウム、アルキル硫酸カリウム、特にC〜C18アルコールの硫酸処理により得られるもの、例えば獣脂油またはやし油のグリセリドから得られるものを含む。他の例はアルキル鎖中に9〜15個の炭素原子を有するアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムおよびアルキルベンゼンスルホン酸カリウムであり、アルキル基中に11〜13個の炭素原子を有する直鎖状アルキルベンゼンスルホネートが特に有利である。
他の適当なアニオン界面活性剤はアルキルグリセリルエーテルスルホネート、特に獣脂油またはやし油から得られる高級アルコールのエーテルのスルホネート、およびやし油脂肪酸モノグリセリドのスルホネートおよびスルフェート、1〜10個のエチレンオキシド単位およびアルキル基に8〜12個の炭素原子を有するアルキルフェノールエーテルスルフェート、1〜25個のエチレンオキシド単位およびアルキル基に10〜20個の炭素原子を有するアルキルエーテルスルフェートおよび脂肪酸アルキル基に6〜20個の炭素原子を有し、エステル基に1〜10個の炭素原子を有するα−スルホン化脂肪酸エステルおよびアルキル基に9〜23個の炭素原子を有し、アシル基に8〜20個の炭素原子を有する2−アシルオキシアルカンスルホン酸である。
特に有利なアニオン界面活性剤はC11〜C13−アルキルベンゼンスルホネートのアルカリ金属塩、C12〜C18−アルキルスルフェートおよび1〜10モルのエチレンオキシドを有するC12〜C18−アルキルエーテルスルフェートである。
他の適当なアニオン界面活性剤はスルホコハク酸と脂肪アルコールまたはエトキシル化脂肪アルコールのモノエステルおよび/またはジエステルであるスルホスクシネートである。有利なスルホスクシネートはC〜C18−脂肪アルコール残基を有する。適当なアニオン界面活性剤は石けんを含み、例はラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、水素化エルカ酸、ベヘン酸の塩であり、天然脂肪酸混合物、例えばココヤシ核または獣脂脂肪酸から誘導される混合物である。
石けんを含むアニオン界面活性剤はナトリウム塩、カリウム塩またはアンモニウム塩の形でおよびモノエタノールアミン、ジエタノールアミンまたはトリエタノールアミンのような有機塩基の可溶性塩として存在することができ、有利にナトリウム塩、カリウム塩、特にナトリウム塩の形で存在する。
本発明を以下の実施例により説明する。
透明なリンス効果を試験するために、試験すべきコポリマーを透明リンス組成物に混合した。標準条件下で、3°dH(ドイツ硬度)で、IKWバラスト汚れを添加して、SOEFW Journal、Volume124、14/98、1029頁により、主洗浄サイクルおよび透明リンスサイクル中で試験を実施した。
使用した洗剤は以下の組成であった。
トリポリ燐酸ナトリウム(Na10・6HO) 50質量%
炭酸ナトリウム 27質量%
二珪酸ナトリウム(xNaO・ySiO:x/y=2.65:80%形) 3質量%
過炭酸ナトリウム(NaCO・1.5HO) 6質量%
テトラアセチレンジアミン(TAED) 2質量%
脂肪アルコールアルコキシレートベース低発泡性非イオン界面活性剤 2質量%
脂肪アルコールアルコキシレートベース低発泡性非イオン界面活性剤 3質量%
硫酸ナトリウム 5質量%
ポリアクリル酸ナトリウム塩(Mw8000) 2質量%。
コポリマーを以下の透明リンス組成物に使用した。
脂肪アルコールアルコキシレートベース低発泡性非イオン界面活性剤 20質量%
ヒドロトロープ(クメンスルホネート) 10質量%
イソプロパノール 5質量%
コポリマー 4質量%
水 61質量%。
以下のコポリマー1〜3を試験した。
ポリマー1:分子量12000g/モルを有するマレイン酸とジイソブテンの質量比51:49のコポリマー、
ポリマー2:分子量3000g/モルを有する無水マレイン酸、イソブテンおよびC18オレフィンの質量比65:26:9のコポリマー、
ポリマー3:分子量4000g/モルを有するマレイン酸とイソブテンの質量比68:32のコポリマー。
以下の条件下で洗浄試験を実施した。
食器洗い機:MieleG686SC
洗浄サイクル:1洗浄サイクル55℃標準(前リンスなし)
食器:ナイフ(WMFテーブルナイフ、Berlin、monobloc)、グラス(Willy Becher、0.3リットル)、黒いプラスチック板、黒いサイドプレート:EMSA Superline box(ふた青いPE、本体透明PP)
洗剤:21g
バラスト汚れ:主洗浄で50g、透明リンスで2g
透明リンス温度:65℃
リンス助剤の供給量:1g
水硬度:3°dH(ドイツ硬度、CaCO53mg/水1kgに相当する)
洗浄サイクルが終了後、ドアを開放し、食器洗い機のドアを開放して60分間食器を乾燥した。引き続き食器を、黒い被膜を有し、ハロゲンスポットライトおよび穿孔プレートを装備した明るい箱中で、0(きわめて劣る、きわめて激しい皮膜形成、きわめて激しい汚れ形成、表面の50%より多くが汚れで覆われた)から4(きわめて良好、皮膜形成なし、汚れなし)までの評価尺度を使用して、目視により評価した。
結果を以下の表に記載する。
Figure 2008512532

Claims (4)

  1. 成分として、
    a)以下の
    a1)モノエチレン性不飽和C〜C10−モノカルボン酸またはジカルボン酸またはその無水物からなる群からの少なくとも1種のモノマー20〜80質量%、
    a2)一般式(I):
    Figure 2008512532
    (式中、
    、RおよびRは互いに独立にH、CHまたはCであり、
    は1〜6個の炭素原子を有する直鎖状、分枝状または環状の基または6〜12個の炭素原子を有する芳香族基である)の少なくとも1種のモノマー10〜80質量%、および
    a3)10個以上の炭素原子を有するオレフィンまたはその混合物および平均して12〜100個の炭素原子を有する反応性ポリイソブテンからなる群から選択される少なくとも1種の他のモノマー0〜80質量%
    からなるコポリマー1〜20質量%、
    b)低発泡性非イオン界面活性剤1〜30質量%、
    c)非水性溶剤0〜50質量%、
    d)可溶化剤0〜15質量%、
    e)酸性化剤0〜15質量%、
    f)アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性イオン界面活性剤および両親媒性界面活性剤、染料、芳香剤および腐食防止剤のような1種以上の他の添加剤0〜10質量%、
    g)水を含有し、合計して100質量%になる、食器洗い機用のリンス剤組成物。
  2. コポリマーa)においてモノマーa1)がマレイン酸、無水マレイン酸、およびアクリル酸からなる群から選択され、モノマーa2)がイソブテン、ジイソブテン、およびスチレンからなる群から選択され、モノマーa3)が1−ドデセン、1−オクタデセン、C22α−オレフィン、C20〜C24α−オレフィンの混合物および平均して12〜100個の炭素原子を有するポリイソブテンからなる群から選択される請求項1記載のリンス剤組成物。
  3. 汚れ形成および沈積物を減少するための食器洗い機用のリンス剤への請求項1のコポリマーa)の使用。
  4. 食器洗い機用洗剤組成物の成分としての請求項1記載のリンス剤組成物の使用。
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