JP2008510841A5 - - Google Patents

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  1. 式I:
    Figure 2008510841
    [式中、
    1は、H、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、−C(O)(C1−C10アルキル)、−(CH2)t(C6−C10アリール)、−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)、−C(O)(CH2)t(C6−C10アリール)、又は−C(O)(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)(ここで、tは0〜5の整数である)であり;上記アルキル基は、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテロ部分構造を含み、但し、2個のO原子、2個のS原子、又はO及びS原子は、互いに直接に結合しておらず;上記アリール及びヘテロ環式R1基は、場合によりC6−C10アリール基、C5−C8飽和環式基、又は4〜10員ヘテロ環式基に縮合しており;上記ヘテロ環式部分構造中の1又は2個の炭素原子は、場合によりオキソ(=O)部分構造で置換されており;そしてH以外の上記R1基は、場合により1〜3個のR4基で置換されており;
    2は、R1の定義に与えた置換基のリスト、−SO2(CH2)t(C6−C10アリール)、−SO2(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)、及び−OR5から選択され、tは0〜5の整数であり、そして上記R2基は、場合により1〜3個のR4基で置換されており;
    又は、R1及びR2は、それぞれが結合している窒素と一緒になって、4〜10員の飽和単環式若しくは多環式環又は5〜10員ヘテロアリール環を形成してもよく、ここで、上
    記飽和及びヘテロアリール環は、R1及びR2が結合している窒素に加えて、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテロ原子を含み、上記−N(R6)−は、R1及びR2が上記ヘテロアリール基として一緒になっているときには、場合により=N−又は−N=であり、上記飽和環は、場合により1又は2個の炭素−炭素二重結合を含むことにより部分不飽和であってよく、そして上記飽和及びヘテロアリール環は、上記−N(R6)−のR6基を含めて、場合により1〜3個のR4基で置換されており;
    3は、H、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、−(CH2)t(C6−C10アリール)、又は−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)(ここで、tは0〜5の整数である)であり;上記アルキル基は、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテロ部分構造を含み、但し、2個のO原子、2個のS原子、又はO及びS原子は互いに直接に結合しておらず;上記アリール及びヘテロ環式R3基は、場合によりC6−C10アリール基、C5−C8飽和環式基、又は4〜10員ヘテロ環式基に縮合しており;上記ヘテロ環式部分構造中の1又は2個の炭素原子は、場合によりオキソ(=O)部分構造で置換されており;上記R3基の−(CH2)t−部分構造は、tが2〜5の整数であるときには、場合により炭素−炭素二重又は三重結合を含み、そして上記R3基は、場合により1〜5個のR4基で置換されており;
    各R4は、独立して、ハロ、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、ニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アジド、−OR5、−NR6C(O)OR5、−NR6SO25、−SO2NR56、−NR6C(O)R5、−C(O)NR56、−NR56、−S(O)j7(ここで、jは0〜2の整数である)、−NR5(CR67)tOR6、−(CH2)t(C6−C10アリール)、−SO2(CH2)t(C6−C10アリール)、−S(CH2)t(C6−C10アリール)、−O(CH2)t(C6−C10アリール)、−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)、及び−(CR67)mOR6(ここで、mは1〜5の整数であり、そしてtは0〜5の整数である)から選択され;上記アルキル基は、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテロ部分構造を含み、但し、2個のO原子、2個のS原子、又はO及びS原子は、互いに直接に結合しておらず;上記アリール及びヘテロ環式R4基は、場合によりC6−C10アリール基、C5−C8飽和環式基、又は4〜10員ヘテロ環式基に縮合しており;上記ヘテロ環式部分構造中の1又は2個の炭素原子は、場合によりオキソ(=O)部分構造で置換されており;そして上記R4基のアルキル、アリール及びヘテロ環式部分構造は、場合によりニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR6SO25、−SO2NR56、−NR6C(O)R5、−C(O)NR56、−NR56、−(CR67)mOR6(ここで、mは1〜5の整数である)、−OR5及びR5の定義に挙げた置換基から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されており;
    各R5は、独立して、H、C1−C10アルキル、−(CH2)t(C6−C10アリール)、及び−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)(ここで、tは0〜5の整数である)から選択され;上記アルキル基は、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテロ部分構造を含み、但し、2個のO原子、2個のS原子、又はO及びS原子は、互いに直接に結合しておらず;上記アリール及びヘテロ環式R5基は、場合によりC6−C10アリール基、C5−C8飽和環式基、又は4〜10員ヘテロ環式基に縮合しており;そしてH以外の上記R5置換基は、場合によりニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR6C(O)R7、−C(O)NR67、−NR67、ヒドロキシ、C1−C6アルキル、及びC1−C6アルコキシから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されており;そして
    各R6及びR7は、独立して、H又はC1−C6アルキルである]
    の化合物又はその医薬上許容される塩、プロドラッグ、水和物若しくは溶媒和物の製造方法であって、この方法は、式II:
    Figure 2008510841
    [式中、R8は、H、C1−C10アルキル、−C(O)(C1−C10アルキル)、−C(O)(C6−C10アリール)、−C(O)(4〜10員ヘテロ環式)、−(CH2)t(C6−C10アリール)、−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)、−C(O)O(C1−C10アルキル);−C(O)O(C6−C10アリール)、−C(O)O(4〜10員ヘテロ環式)(ここで、tは0〜5の整数である)であり;上記アリール及びヘテロ環式R8基は、場合によりC6−C10アリール基に縮合しており;そして上記アリール及びヘテロ環式R8基は、場合によりハロゲン、トリフルオロメチル、C1−C6アルコキシ、C1−C6アルキル、及びニトロ基から独立して選択される1〜2個の置換基で置換されており;そしてR1、R2、R3、R4、R5、R6及びR7は、式Iの化合物についての上記定義の通りである]の化合物を、溶剤中でアンモニア源と反応させて式Iの化合物を得ることを含む、上記方法。
  2. 式Iの化合物が、下記の化合物:
    3−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−[3−(4−ピロリジン−1−イル−ブチル)−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    5−{3−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−プロピル]−ウレイド}−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(4−クロロ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−(3−{4−[エチル−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−ブチル}−ウレイド)−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(2−フルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−{3−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−プロピル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(2,5−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−(3−4−[4−(2−ヒドロキシ−エチル)−ピペラジン−1−イル]−ブチル}−ウレイド)−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(2,5−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−[3−(6−ジメチルアミノ−ヘキシル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(2−フルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−[3−(5−イソプロピルアミノ−ペンチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−[3−(4−ピロリジン−1−イル−ブチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸アミドの塩酸塩;
    3−(4−クロロ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−[3−(4−ピロリジン−1−イル−ブチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(4−クロロ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−{3−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−プロピル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(4−クロロ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−{3−[2−(1−メチル−ピロリジン−2−イル)−エチル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(2,6−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−[3−(4−ピロリジン−1−イル−ブチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(2,6−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−[3−{4−[4−(2−ヒドロキシ−エチル)−ピペラジン−1−イル]−ブチル}−ウレイド)−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(4−クロロ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−[3−(3−ヒドロキシ−5−ピロリジン−1−イル)−ペンチル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(2,5−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−{3−[4−(3,4−ジヒドロキシ−ピロリジン−1−イル)−ブチル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(4−クロロ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−{3−[4−(3,4−ジヒドロキシ−ピロリジン−1−イル)−ブチル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(2,5−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−{3−[4−(2−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−イル)−ブチル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(4−クロロ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−{3−[4−(2−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−イル)−ブチル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(2,5−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−{3−[4−(3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−イル)−ブチル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−[3−(4−ピロリジン−1−イル−ブチル)−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(2,6−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−[3−(4−ヒドロキシ−5−ピペリジン−1−イル−ペンチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(2,5−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−{3−[4−(3−ヒドロキシ−5−ピペリジン−1−イル−ペンチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(4−クロロ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−{3−[4−(2−ヒドロキシメチル−ピペリジン−1−イル)−ブチル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(2,5−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−(3−{4−[エチル−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−ブチル}−ウレイド)−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(4−クロロ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−[3−(5−ヒドロキシ−6−ピペリジン−1−イル)−ヘキシル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(4−ブロモ−2,3,6−トリフルオロ−ベンジルオキシ)−5−{3−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−プロピル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(2,6−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−{3−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−プロピル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(2,6−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−[3−(3−ヒドロキシ−5−ピロリジン−1−イル−ペンチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    5−[3−(4−ピロリジン−1−イル−ブチル)−ウレイド]−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    5−[3−(3−ヒドロキシ−5−ピロリジン−1−イル−ペンチル)−ウレイド]−
    3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(4−クロロ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−{3−[3−(5−メチル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル)−プロピル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(4−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−ベンジルオキシ)−5−{3−[3−(5−メチル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル)−プロピル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(4−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−ベンジルオキシ)−5−{3−[2−(1−メチル−ピロリジン−2−イル)−エチル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(4−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−ベンジルオキシ)−5−[3−(4−ピロリジン−1−イル−ブチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(4−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−ベンジルオキシ)−5−{3−[4−(2−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−イル)−ブチル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    5−{3−[2−(1−メチル−ピロリジン−2−イル)−エチル]−ウレイド}−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    5−[3−(4−ジメチルアミノ−ブチル)−ウレイド]−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    5−[3−(3−ジメチルアミノ−プロピル)−ウレイド]−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    5−[3−(3−ヒドロキシ−5−イソプロピルアミノ−ペンチル)−ウレイド]−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    5−[3−(3−イソプロピルアミノ−プロピル)−ウレイド]−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    5−{3−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−ブチル]−ウレイド}−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    5−(3−{4−[4−(2−ヒドロキシ−エチル)−ピペラジン−1−イル]−ブチル}−ウレイド)−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    5−[3−(3−ピロリジン−1−イル−プロピル)−ウレイド]−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    5−[3−(4−ヒドロキシ−5−ピペリジン−1−イル−ペンチル)−ウレイド]−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(4−クロロ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−[3−(4−イミダゾール−1−イル−ブチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    5−(3−{4−[エチル−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−ブチル}−ウレイド)−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(4−クロロ−(2,3,6−トリフルオロ−ベンジルオキシ)−5−{3−[4−(2−ヒドロキシメチル−ピペリジン−1−イル)−ブチル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(4−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−ベンジルオキシ)−5−[3−(3−ヒドロキシ−5−ピロリジン−1−イル−ペンチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−
    カルボン酸アミド;
    3−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−{3−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−プロピル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(2,6−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−{3−[2−(1−メチル−ピロリジン−2−イル)−エチル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(2,6−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−[3−(4−ジメチルアミノ−ブチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(2,6−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−[3−(3−ジメチルアミノ−プロピル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(4−ブロモ−2,3,6−トリフルオロ−ベンジルオキシ)−5−[3−(4−ピロリジン−1−イル−ブチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(4−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−ベンジルオキシ)−5−[3−(4−イミダゾール−1−イル−ブチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(4−クロロ−2,3,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−(3−{3−[エチル−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−プロピル}−ウレイド)−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(4−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−ベンジルオキシ)−5−(3−{3−[エチル−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−プロピル}−ウレイド)−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    5−[3−(3−メチルアミノ−プロピル)−ウレイド]−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    5−[3−(3−アミノ−プロピル)−3−メチル−ウレイド]−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    5−[3−(4−ジエチルアミノ−ブチル)−ウレイド]−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(2,6−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−[3−(3−ピロリジン−1−イル−プロピル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    3−(3−クロロ−2,6−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−[3−(4−ジメチルアミノ−ブチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    5−(3−{4−[ビス−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−ブチル}−ウレイド)−3−(2,6−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸アミド;
    並びに上記化合物の医薬上許容される塩、プロドラッグ、水和物及び溶媒和物からなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
  3. 式II:
    Figure 2008510841
    [式中、
    1は、H、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、−C(O)(C1−C10アルキル)、−(CH2)t(C6−C10アリール)、−(CH2)t(4〜10員ヘテ
    ロ環式)、−C(O)(CH2)t(C6−C10アリール)、又は−C(O)(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)(ここで、tは0〜5の整数である)であり;上記アルキル基は、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテロ部分構造を含み、但し、2個のO原子、2個のS原子、又はO及びS原子は、互いに直接に結合しておらず;上記アリール及びヘテロ環式R1基は、場合によりC6−C10アリール基、C5−C8飽和環式基、又は4〜10員ヘテロ環式基に縮合しており;上記ヘテロ環式部分構造中の1又は2個の炭素原子は、場合によりオキソ(=O)部分構造で置換されており;そしてH以外の上記R1基は、場合により1〜3個のR4基で置換されており;
    2は、R1の定義に与えた置換基リスト、−SO2(CH2)t(C6−C10アリール)、−SO2(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)、及び−OR5から選択され、tは0〜5の整数であり、そして上記R2基は、場合により1〜3個のR4基で置換されており;
    又は、R1及びR2は、それぞれが結合している窒素と一緒になって、4〜10員の飽和単環式若しくは多環式環又は5〜10員ヘテロアリール環を形成してもよく、ここで、上記飽和及びヘテロアリール環は、R1及びR2が結合している窒素に加えて、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテロ原子を含み、上記−N(R6)−は、R1及びR2が上記ヘテロアリール基として一緒になっているときには、場合により=N−又は−N=であり、上記飽和環は、場合により1又は2個の炭素−炭素二重結合を含むことにより部分不飽和であってよく、そして上記飽和及びヘテロアリール環は、上記−N(R6)−のR6基を含めて、場合により1〜3個のR4基で置換されており;
    3は、H、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、−(CH2)t(C6−C10アリール)、又は−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)(ここで、tは0〜5の整数である)であり;上記アルキル基は、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテロ部分構造を含み、但し、2個のO原子、2個のS原子、又はO及びS原子は互いに直接に結合しておらず;上記アリール及びヘテロ環式R3基は、場合によりC6−C10アリール基、C5−C8飽和環式基、又は4〜10員ヘテロ環式基に縮合しており;上記ヘテロ環式部分構造中の1又は2個の炭素原子は、場合によりオキソ(=O)部分構造で置換されており;上記R3基の−(CH2)t−部分構造は、tが2〜5の整数であるときには、場合により炭素−炭素二重又は三重結合を含み、そして上記R3基は、場合により1〜5個のR4基で置換されており;
    各R4は、独立して、ハロ、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、ニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アジド、−OR5、−NR6C(O)OR5、−NR6SO25、−SO2NR56、−NR6C(O)R5、−C(O)NR56、−NR56、−S(O)j7(ここで、jは0〜2の整数である)、−NR5(CR67)tOR6、−(CH2)t(C6−C10アリール)、−SO2(CH2)t(C6−C10アリール)、−S(CH2)t(C6−C10アリール)、−O(CH2)t(C6−C10アリール)、−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)、及び−(CR67)mOR6(ここで、mは1〜5の整数であり、そしてtは0〜5の整数である)から選択され;上記アルキル基は、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテロ部分構造を含み、但し、2個のO原子、2個のS原子、又はO及びS原子は、互いに直接に結合しておらず;上記アリール及びヘテロ環式R4基は、場合によりC6−C10アリール基、C5−C8飽和環式基、又は4〜10員ヘテロ環式基に縮合しており;上記ヘテロ環式部分構造中の1又は2個の炭素原子は、場合によりオキソ(=O)部分構造で置換されており;そして上記R4基のアルキル、アリール及びヘテロ環式部分構造は、場合によりニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR6SO25、−SO2NR56、−NR6C(O)R5、−C(O)NR56、−NR56、−(CR67)mOR6(ここで、mは1〜5の整数である)、−OR5及びR5の定義に挙げた置換基から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されており;
    各R5は、独立して、H、C1−C10アルキル、−(CH2)t(C6−C10アリール)、及び−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)(ここで、tは0〜5の整数である)から選択され;上記アルキル基は、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテ
    ロ部分構造を含み、但し、2個のO原子、2個のS原子、又はO及びS原子は、互いに直接に結合しておらず;上記アリール及びヘテロ環式R5基は、場合によりC6−C10アリール基、C5−C8飽和環式基、又は4〜10員ヘテロ環式基に縮合しており;そしてH以外の上記R5置換基は、場合によりニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR6C(O)R7、−C(O)NR67、−NR67、ヒドロキシ、C1−C6アルキル、及びC1−C6アルコキシから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されており;
    各R6及びR7は、独立して、H又はC1−C6アルキルであり、そして
    8は、H、C1−C10アルキル、−C(O)(C1−C10アルキル)、−C(O)(C6−C10アリール)、−C(O)(4〜10員ヘテロ環式)、−(CH2)t(C6−C10アリール)、−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)、−C(O)O(C1−C10アルキル);−C(O)O(C6−C10アリール)、−C(O)O(4〜10員ヘテロ環式)(ここで、tは0〜5の整数である)であり;上記アリール及びヘテロ環式R8基は、場合によりC6−C10アリール基に縮合しており;そして上記アリール及びヘテロ環式R8基は、場合によりハロゲン、トリフルオロメチル、C1−C6アルコキシ、C1−C6アルキル、及びニトロ基から独立して選択される1〜2個の置換基で置換されている]
    の化合物又はその医薬上許容される塩の製造方法であって、この方法は、(1)式IV:
    Figure 2008510841
    (式中、R3、R4、R5、R6、R7及びR8は、式IIの化合物についての上記定義の通りである)の化合物を、溶剤中で、塩基を加えるか若しくは加えることなく、カルボニル源と反応させ、次いで式III:
    HNR12 III
    (式中、R1及びR2は、式IIについての上記定義の通りである)の化合物を加えて式IIの化合物を得るか、又は、(2)式IIIの化合物を、溶剤中で、塩基を加えるか若しくは加えることなく、カルボニル源と反応させ、次いで式IVの化合物を加えて式IIの化合物を得ることを含む、上記方法。
  4. 式IIの化合物が、下記化合物:
    3−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−[3−(4−ピロリジン−1−イル−ブチル)−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    5−{3−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−プロピル]−ウレイド}−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(4−クロロ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−(3−{4−[エチル−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−ブチル}−ウレイド)−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(2−フルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−{3−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−プロピル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(2,5−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−(3−4−[4−(2−ヒドロキシ−エチル)−ピペラジン−1−イル]−ブチル}−ウレイド)−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(2,5−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−[3−(6−ジメチ
    ルアミノ−ヘキシル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(2−フルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−[3−(5−イソプロピルアミノ−ペンチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−[3−(4−ピロリジン−1−イル−ブチル)−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステルの塩酸塩;
    3−(4−クロロ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−[3−(4−ピロリジン−1−イル−ブチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(4−クロロ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−{3−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−プロピル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(4−クロロ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−{3−[2−(1−メチル−ピロリジン−2−イル)−エチル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(2,6−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−[3−(4−ピロリジン−1−イル−ブチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(2,6−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−(3−{4−[4−(2−ヒドロキシ−エチル)−ピペラジン−1−イル]−ブチル}−ウレイド)−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(4−クロロ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−[3−(3−ヒドロキシ−5−ピロリジン−1−イル)−ペンチル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(2,5−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−{3−[4−(3,4−ジヒドロキシ−ピロリジン−1−イル)−ブチル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(4−クロロ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−{3−[4−(3,4−ジヒドロキシ−ピロリジン−1−イル)−ブチル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(2,5−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−{3−[4−(2−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−イル)−ブチル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(4−クロロ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−{3−[4−(2−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−イル)−ブチル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(2,5−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−{3−[4−(3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−イル)−ブチル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−[3−(4−ピロリジン−1−イル−ブチル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(2,6−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−[3−(4−ヒドロキシ−5−ピペリジン−1−イル−ペンチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(2,5−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−{3−[4−(3−ヒドロキシ−5−ピペリジン−1−イル−ペンチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(4−クロロ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−{3−[4−(2−ヒドロキシメチル−ピペリジン−1−イル)−ブチル]−ウレイド}−イソチアゾール−
    4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(2,5−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−(3−{4−[エチル−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−ブチル}−ウレイド)−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(4−クロロ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−[3−(5−ヒドロキシ−6−ピペリジン−1−イル)−ヘキシル)−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(4−ブロモ−2,3,6−トリフルオロ−ベンジルオキシ)−5−{3−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−プロピル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(2,6−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−{3−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−プロピル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(2,6−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−[3−(3−ヒドロキシ−5−ピロリジン−1−イル−ペンチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    5−[3−(4−ピロリジン−1−イル−ブチル)−ウレイド]−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    5−[3−(3−ヒドロキシ−5−ピロリジン−1−イル−ペンチル)−ウレイド]−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(4−クロロ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−{3−[3−(5−メチル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル)−プロピル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(4−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−ベンジルオキシ)−5−{3−[3−(5−メチル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル)−プロピル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(4−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−ベンジルオキシ)−5−{3−[2−(1−メチル−ピロリジン−2−イル)−エチル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(4−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−ベンジルオキシ)−5−[3−(4−ピロリジン−1−イル−ブチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(4−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−ベンジルオキシ)−5−{3−[4−(2−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−イル)−ブチル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    5−{3−[2−(1−メチル−ピロリジン−2−イル)−エチル]−ウレイド}−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    5−[3−(4−ジメチルアミノ−ブチル)−ウレイド]−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    5−[3−(3−ジメチルアミノ−プロピル)−ウレイド]−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    5−[3−(3−ヒドロキシ−5−イソプロピルアミノ−ペンチル)−ウレイド]−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    5−[3−(3−イソプロピルアミノ−プロピル)−ウレイド]−3−(2,3,6−ト
    リフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    5−{3−[4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−ブチル]−ウレイド}−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    5−(3−{4−[4−(2−ヒドロキシ−エチル)−ピペラジン−1−イル]−ブチル}−ウレイド)−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    5−[3−(3−ピロリジン−1−イル−プロピル)−ウレイド]−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    5−[3−(4−ヒドロキシ−5−ピペリジン−1−イル−ペンチル)−ウレイド]−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(4−クロロ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−[3−(4−イミダゾール−1−イル−ブチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    5−(3−{4−[エチル−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−ブチル}−ウレイド)−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(4−クロロ−(2,3,6−トリフルオロ−ベンジルオキシ)−5−{3−[4−(2−ヒドロキシメチル−ピペリジン−1−イル)−ブチル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(4−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−ベンジルオキシ)−5−[3−(3−ヒドロキシ−5−ピロリジン−1−イル−ペンチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−{3−[3−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−プロピル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(2,6−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−{3−[2−(1−メチル−ピロリジン−2−イル)−エチル]−ウレイド}−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(2,6−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−[3−(4−ジメチルアミノ−ブチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(2,6−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−[3−(3−ジメチルアミノ−プロピル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(4−ブロモ−2,3,6−トリフルオロ−ベンジルオキシ)−5−[3−(4−ピロリジン−1−イル−ブチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(4−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−ベンジルオキシ)−5−[3−(4−イミダゾール−1−イル−ブチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(4−クロロ−2,3,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−(3−{3−[エチル−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−プロピル}−ウレイド)−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(4−クロロ−2,3,6−トリフルオロ−ベンジルオキシ)−5−(3−{3−[エチル−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−プロピル}−ウレイド)−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    5−[3−(3−メチルアミノ−プロピル)−ウレイド]−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル

    5−[3−(3−アミノ−プロピル)−3−メチル−ウレイド]−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    5−[3−(4−ジエチルアミノ−ブチル)−ウレイド]−3−(2,3,6−トリフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(2,6−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−[3−(3−ピロリジン−1−イル−プロピル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    3−(3−クロロ−2,6−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−5−[3−(4−ジメチルアミノ−ブチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    5−(3−{4−[ビス−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−ブチル}−ウレイド)−3−(2,6−ジフルオロ−4−メチル−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステル;
    及びそれらの医薬上許容される塩からなる群から選択される、請求項3に記載の方法。
  5. 式IV:
    Figure 2008510841
    [式中、
    3は、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、−(CH2)t(C6−C10アリール)、又は−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)(ここで、tは0〜5の整数である)であり;上記アルキル基は、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテロ部分構造を含み、但し、2個のO原子、2個のS原子、又はO及びS原子は互いに直接に結合しておらず;上記アリール及びヘテロ環式R3基は、場合によりC6−C10アリール基、C5−C8飽和環式基、又は4〜10員ヘテロ環式基に縮合しており;上記ヘテロ環式部分構造中の1又は2個の炭素原子は、場合によりオキソ(=O)部分構造で置換されており;上記R3基の−(CH2)t−部分構造は、tが2〜5の整数であるときには、場合により炭素−炭素二重又は三重結合を含み、そして上記R3基は、場合により1〜5個のR4基で置換されており;
    各R4は、独立して、ハロ、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、ニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アジド、−OR5、−NR6C(O)OR5、−NR6SO25、−SO2NR56、−NR6C(O)R5、−C(O)NR56、−NR56、−S(O)j7(ここで、jは0〜2の整数である)、−NR5(CR67)tOR6、−(CH2)t(C6−C10アリール)、−SO2(CH2)t(C6−C10アリール)、−S(CH2)t(C6−C10アリール)、−O(CH2)t(C6−C10アリール)、−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)、及び−(CR67)mOR6(ここで、mは1〜5の整数であり、そしてtは0〜5の整数である)から選択され;上記アルキル基は、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテロ部分構造を含み、但し、2個のO原子、2個のS原子、又はO及びS原子は、互いに直接に結合しておらず;上記アリール及びヘテロ環式R4基は、場合によりC6−C10アリール基、C5−C8飽和環式基、又は4〜10員ヘテロ環式基に縮合しており;上記ヘテロ環式部分構造中の1又は2個の炭素原子は、場合によりオキソ(=O)部分構造で置換されており;そして上記R4基のアルキル、アリール及びヘテロ環式部分構造は、場合によりニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオ
    ロメトキシ、アジド、−NR6SO25、−SO2NR56、−NR6C(O)R5、−C(O)NR56、−NR56、−(CR67)mOR6(ここで、mは1〜5の整数である)、−OR5及びR5の定義に挙げた置換基から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されており;
    各R5は、独立して、H、C1−C10アルキル、−(CH2)t(C6−C10アリール)、及び
    −(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)(ここで、tは0〜5の整数である)から選択され;上記アルキル基は、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテ
    ロ部分構造を含み、但し、2個のO原子、2個のS原子、又はO及びS原子は、互いに直接に結合しておらず;上記アリール及びヘテロ環式R5基は、場合によりC6−C10アリール基、C5−C8飽和環式基、又は4〜10員ヘテロ環式基に縮合しており;そしてH以外の上記R5置換基は、場合によりニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR6C(O)R7、−C(O)NR67、−NR67、ヒドロキシ、C1−C6アルキル、及びC1−C6アルコキシから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されており;
    各R6及びR7は、独立して、H又はC1−C6アルキルであり;
    8は、H、C1−C10アルキル、−C(O)(C1−C10アルキル)、−C(O)(C6−C10アリール)、−C(O)(4〜10員ヘテロ環式)、−(CH2)t(C6−C10アリール)、−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)、−C(O)O(C1−C10アルキル);−C(O)O(C6−C10アリール)、−C(O)O(4〜10員ヘテロ環式)(ここで、tは0〜5の整数である)であり;上記アリール及びヘテロ環式R8基は、場合によりC6−C10アリール基に縮合しており;そして上記アリール及びヘテロ環式R8基は、場合によりハロゲン、トリフルオロメチル、C1−C6アルコキシ、C1−C6アルキル、及びニトロ基から独立して選択される1〜2個の置換基で置換されている]
    の化合物又はその医薬上許容される塩の製造方法であって、この方法は、式V:
    Figure 2008510841
    (式中、R3、R4、R5、R6、R7及びR8は、上記定義の通りであり;
    9は、C1−C10アルキル、C6−C10アリール、4〜10員ヘテロ環式であり、上記アリール及びヘテロ環式R9基は、場合によりC6−C10アリール基に縮合しており;そして上記アリール及びヘテロ環式R9基は、場合によりハロゲン、トリフルオロメチル、C1−C6アルコキシ、C1−C6アルキル、及びニトロ基から独立して選択される1〜2個の置換基で独立して置換されており;そしてnは、0、1又は2である)の化合物を、溶剤中でアンモニア源と反応させて式IVの化合物を得ることを含む、上記方法。
  6. 式IVの化合物が、5−アミノ−3−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステルである、請求項5に記載の方法。
  7. 式V:
    Figure 2008510841
    [式中、
    3は、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、−(CH2)t(C6−C10アリール)、又は−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)(ここで、tは0〜5の整数である)であり;上記アルキル基は、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテロ部分構造を含み、但し、2個のO原子、2個のS原子、又はO及びS原子は互いに直接に結合しておらず;上記アリール及びヘテロ環式R3基は、場合によりC6−C10アリール基、C5−C8飽和環式基、又は4〜10員ヘテロ環式基に縮合しており;上記ヘテロ環式部分構造中の1又は2個の炭素原子は、場合によりオキソ(=O)部分構造で置換されており;上記R3基の−(CH2)t−部分構造は、tが2〜5の整数であるときには、場合により炭素−炭素二重又は三重結合を含み、そして上記R3基は、場合により1〜5個のR4基で置換されており;
    各R4は、独立して、ハロ、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、ニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アジド、−OR5、−NR6C(O)OR5、−NR6SO25、−SO2NR56、−NR6C(O)R5、−C(O)NR56、−NR56、−S(O)j7(ここで、jは0〜2の整数である)、−NR5(CR67)tOR6、−(CH2)t(C6−C10アリール)、−SO2(CH2)t(C6−C10アリール)、−S(CH2)t(C6−C10アリール)、−O(CH2)t(C6−C10アリール)、−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)、及び−(CR67)mOR6(ここで、mは1〜5の整数であり、そしてtは0〜5の整数である)から選択され;上記アルキル基は、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテロ部分構造を含み、但し、2個のO原子、2個のS原子、又はO及びS原子は、互いに直接に結合しておらず;上記アリール及びヘテロ環式R4基は、場合によりC6−C10アリール基、C5−C8飽和環式基、又は4〜10員ヘテロ環式基に縮合しており;上記ヘテロ環式部分構造中の1又は2個の炭素原子は、場合によりオキソ(=O)部分構造で置換されており;そして上記R4基のアルキル、アリール及びヘテロ環式部分構造は、場合によりニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR6SO25、−SO2NR56、−NR6C(O)R5、−C(O)NR56、−NR56、−(CR67)mOR6(ここで、mは1〜5の整数である)、−OR5及びR5の定義に挙げた置換基から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されており;
    各R5は、独立して、H、C1−C10アルキル、−(CH2)t(C6−C10アリール)、及び−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)(ここで、tは0〜5の整数である)から選択され;上記アルキル基は、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテロ部分構造を含み、但し、2個のO原子、2個のS原子、又はO及びS原子は、互いに直接に結合しておらず;上記アリール及びヘテロ環式R5基は、場合によりC6−C10アリール基、C5−C8飽和環式基、又は4〜10員ヘテロ環式基に縮合しており;そしてH以外の上記R5置換基は、場合によりニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR6C(O)R7、−C(O)NR67、−NR67、ヒドロキシ、C1−C6アルキル、及びC1−C6アルコキシから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されており;
    各R6及びR7は、独立して、H又はC1−C6アルキルであり;
    8は、H、C1−C10アルキル、−C(O)(C1−C10アルキル)、−C(O)(C6−C10アリール)、−C(O)(4〜10員ヘテロ環式)、−(CH2)t(C6−C10アリール)、−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)、−C(O)O(C1−C10アルキル);−C(O)O(C6−C10アリール)、−C(O)O(4〜10員ヘテロ環式)(ここで、tは0〜5の整数である)であり;上記アリール及びヘテロ環式R8基は、場合によりC6−C10アリール基に縮合しており;そして上記アリール及びヘテロ環式R8基は、場合によりハロゲン、トリフルオロメチル、C1−C6アルコキシ、C1−C6アルキル、及びニトロ基から独立して選択される1〜2個の置換基で置換されており;
    9は、C1−C10アルキル、C6−C10アリール、4〜10員ヘテロ環式であり;上記アリール基及びヘテロ環式R9基は、場合によりC6−C10アリール基に縮合しており;そ
    して上記アリール及びヘテロ環式R9基は、場合によりハロゲン、トリフルオロメチル、C1−C6アルコキシ、C1−C6アルキル、及びニトロ基から独立して選択される1〜2個の置換基で置換されており;そして
    nは、0、1又は2である]
    の化合物又はその医薬上許容される塩の製造方法であって、この方法は、式VII:
    Figure 2008510841
    (式中、n、R8及びR9は、上記定義の通りである)の化合物を、式VI:
    3X VI
    (式中、R3は上記定義の通りであり、そしてXは、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−C4アルキルスルホン酸エステル、アリールスルホン酸エステル又はイミデートである)の化合物と、酸、塩基、又はR’3P及びR”OC(O)N=NC(O)OR”(式中、各R'及びR”は独立して、C1−C4アルキル又は第一のC6−C10アリールであり、そして上記R'及びR”アルキル及びアリール基は、場合によりC1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、ニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、−OR5、−NR6C(O)OR5、−NR6SO25、−SO2NR56、−NR6C(O)R5、−C(O)NR56、−NR56、−S(O)j7(ここで、jは0〜2の整数である)、−NR5(CR67)tOR6、−(CH2)t(C6−C10アリール)、−SO2(CH2)t(C6−C10アリール)、−S(CH2)t(C6−C10アリール)、−O(CH2)t(C6−C10アリール)、−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)、及び−(CR67)mOR6(ここで、mは1〜5の整数であり、そしてtは0〜5の整数である)で置換されており;上記C1−C10アルキル基は、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテロ部分構造を含み、但し、2個のO原子、2個のS原子、又はO及びS原子は、互いに直接に結合しておらず;上記−(CH2)t(C6−C10アリール)、−SO2(CH2)t(C6−C10アリール)、−S(CH2)t(C6−C10アリール)、−O(CH2)t(C6−C10アリール)、−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)基は、場合により第二のC6−C10アリール基、C5−C8飽和環式基、又は4〜10員ヘテロ環式基に縮合しており;上記ヘテロ環式部分構造中の1又は2個の炭素原子は、場合によりオキソ(=O)部分構造で置換されており;そして上記の基中のアルキル、アリール及びヘテロ環式部分構造は、場合によりニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、−NR6SO25、−SO2NR56、−NR6C(O)R5、−C(O)NR56、−NR56、−(CR67)mOR6(ここで、mは1〜5の整数である)、−OR5及びR5の定義に挙げた置換基から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されており、ここで、R5、R6及びR7は、上記定義の通りであり、但し、R5、R6及びR7はHではあり得ない)と、溶剤中で反応させて式Vの化合物を得ることを含む、上記方法。
  8. 式Vの化合物が、3−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−メタンスルホニル−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステルである、請求項7に記載の方法。
  9. 式IIa:
    Figure 2008510841
    の化合物又はその医薬上許容される塩。
    式中、R1は、H、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、−C(O)(C1−C10アルキル)、−(CH2)t(C6−C10アリール)、−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)、−C(O)(CH2)t(C6−C10アリール)、又は−C(O)(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)(ここで、tは0〜5の整数である)であり;上記アルキル基は、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテロ部分構造を含み、但し、2個のO原子、2個のS原子、又はO及びS原子は、互いに直接に結合しておらず;上記アリール及びヘテロ環式R1基は、場合によりC6−C10アリール基、C5−C8飽和環式基、又は4〜10員ヘテロ環式基に縮合しており;上記ヘテロ環式部分構造中の1又は2個の炭素原子は、場合によりオキソ(=O)部分構造で置換されており;そしてH以外の上記R1基は、場合により1〜3個のR4基で置換されており;
    2は、R1の定義に与えた置換基のリスト、−SO2(CH2)t(C6−C10アリール)、−SO2(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)、及び−OR5から選択され、tは0〜5の整数であり、そして上記R2基は、場合により1〜3個のR4基で置換されており;
    又は、R1及びR2は、それぞれが結合している窒素と一緒になって、4〜10員の飽和単環式若しくは多環式環又は5〜10員ヘテロアリール環を形成してもよく、ここで、上記飽和及びヘテロアリール環は、R1及びR2が結合している窒素に加えて、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテロ原子を含み、上記−N(R6)−は、R1及びR2が上記ヘテロアリール基として一緒になっているときには、場合により=N−又は−N=であり、上記飽和環は、場合により1又は2個の炭素−炭素二重結合を含むことにより部分不飽和であってよく、そして上記飽和及びヘテロアリール環は、上記−N(R6)−のR6基を含めて、場合により1〜3個のR4基で置換されており;
    3は、H、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、−(CH2)t(C6−C10アリール)、又は−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)(ここで、tは0〜5の整数である)であり;上記アルキル基は、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテロ部分構造を含み、但し、2個のO原子、2個のS原子、又はO及びS原子は互いに直接に結合しておらず;上記アリール及びヘテロ環式R3基は、場合によりC6−C10アリール基、C5−C8飽和環式基、又は4〜10員ヘテロ環式基に縮合しており;上記ヘテロ環式部分構造中の1又は2個の炭素原子は、場合によりオキソ(=O)部分構造で置換されており;上記R3基の−(CH2)t−部分構造は、tが2〜5の整数であるときには、場合により炭素−炭素二重又は三重結合を含み、そして上記R3基は、場合により1〜5個のR4基で置換されており;
    各R4は、独立して、ハロ、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、ニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アジド、−OR5、−NR6C(O)OR5、−NR6SO25、−SO2NR56、−NR6C(O)R5、−C(O)NR56、−NR56、−S(O)j7(ここで、jは0〜2の整数である)、−NR5(CR67)tOR6、−(CH2)t(C6−C10アリール)、−SO2(CH2)t(C6−C10アリール)、−S(CH2)t(C6−C10アリール)、−O(CH2)t(C6−C10アリール)、−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)、及び−(CR67)mOR6(ここで、mは1〜5の整数であり、そしてtは0〜5の整数である)から選択され;上記アルキル基は、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテロ部分構造を含み、但し、2個のO原子、2個のS原子、又はO及びS原子は、互いに直接に結合しておらず;上記アリール及びヘテロ環式R4基は、場合によりC6−C10アリール基、C5−C8飽和環式基、又は4〜10員ヘテロ環式基に縮合しており;上記ヘテロ環式部分構造中の1又は2個の炭素原子は、場合によりオキソ(=O)部分構造で置換されており;そして上記R4基のアルキル、アリール及びヘテロ環式部分構造は、場合によりニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR6SO25、−SO2NR56、−NR6C(O)R5、−C(O)NR56、−NR56、−(CR67)mOR6(ここで、mは1〜5の整数である)、−OR5及びR5の定義に挙げた置換基から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されており;
    各R5は、独立して、H、C1−C10アルキル、−(CH2)t(C6−C10アリール)、及び−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)(ここで、tは0〜5の整数である)から選択され;上記アルキル基は、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテロ部分構造を含み、但し、2個のO原子、2個のS原子、又はO及びS原子は、互いに直接に結合しておらず;上記アリール及びヘテロ環式R5基は、場合によりC6−C10アリール基、C5−C8飽和環式基、又は4〜10員ヘテロ環式基に縮合しており;そしてH以外の上記R5置換基は、場合によりニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR6C(O)R7、−C(O)NR67、−NR67、ヒドロキシ、C1−C6アルキル、及びC1−C6アルコキシから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されており;
    各R6及びR7は、独立して、H又はC1−C6アルキルであり、そして
    8は、H、C1−C10アルキル、−C(O)(C1−C10アルキル)、−C(O)(C6−C10アリール)、−C(O)(4〜10員ヘテロ環式)、−(CH2)t(C6−C10アリール)、−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)、−C(O)O(C1−C10アルキル);−C(O)O(C6−C10アリール)、−C(O)O(4〜10員ヘテロ環式)(ここで、tは0〜5の整数である)であり;上記アリール及びヘテロ環式R8基は、場合によりC6−C10アリール基に縮合しており;そして上記アリール及びヘテロ環式R8基は、場合によりハロゲン、トリフルオロメチル、C1−C6アルコキシ、C1−C6アルキル、及びニトロ基から独立して選択される1〜2個の置換基で置換されており、但し、同時にR1がHであり、R2がピロリジン−1−イル−ブチルであり、かつR3がC1−C3アルキルであるときは、R8はエチルではない。
  10. 3−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−[3−(4−ピロリジン−1−イル−ブチル)−ウレイド]−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステルである、請求項9に記載の式IIaの化合物。
  11. 式IVa:
    Figure 2008510841
    の化合物又はその医薬上許容される塩。
    式中、R3は、H、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、−(CH2)t(C6−C10アリール)、又は−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)(ここで、tは0〜5の整数である)であり;上記アルキル基は、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテロ部分構造を含み、但し、2個のO原子、2個のS原子、又はO及びS原子は互いに直接に結合しておらず;上記アリール及びヘテロ環式R3基は、場合によりC6−C10アリール基、C5−C8飽和環式基、又は4〜10員ヘテロ環式基に縮合しており;上記ヘテロ環式部分構造中の1又は2個の炭素原子は、場合によりオキソ(=O)部分構造で置換されており;上記R3基の−(CH2)t−部分構造は、tが2〜5の整数であるときには、場合により炭素−炭素二重又は三重結合を含み、そして上記R3基は、場合により1〜5個のR4基で置換されており;
    各R4は、独立して、ハロ、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、ニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アジド、−OR5、−NR6C(O)OR5、−NR6SO25、−SO2NR56、−NR6C(O)R5、−C(O)NR56、−NR56、−S(O)j7(ここで、jは0〜2の整数である)、−NR5(CR67)tOR6、−(CH2)t(C6−C10アリール)、−SO2(CH2)t(C6−C10アリール)、
    −S(CH2)t(C6−C10アリール)、−O(CH2)t(C6−C10アリール)、−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)、及び−(CR67)mOR6(ここで、mは1〜5の整数であり、そしてtは0〜5の整数である)から選択され;上記アルキル基は、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテロ部分構造を含み、但し、2個のO原子、2個のS原子、又はO及びS原子は、互いに直接に結合しておらず;上記アリール及びヘテロ環式R4基は、場合によりC6−C10アリール基、C5−C8飽和環式基、又は4〜10員ヘテロ環式基に縮合しており;上記ヘテロ環式部分構造中の1又は2個の炭素原子は、場合によりオキソ(=O)部分構造で置換されており;そして上記R4基のアルキル、アリール及びヘテロ環式部分構造は、場合によりニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR6SO25、−SO2NR56、−NR6C(O)R5、−C(O)NR56、−NR56、−(CR67)mOR6(ここで、mは1〜5の整数である)、−OR5及びR5の定義に挙げた置換基から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されており;
    各R5は、独立して、H、C1−C10アルキル、−(CH2)t(C6−C10アリール)、及び−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)(ここで、tは0〜5の整数である)から選択され;上記アルキル基は、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテロ部分構造を含み、但し、2個のO原子、2個のS原子、又はO及びS原子は、互いに直接に結合しておらず;上記アリール及びヘテロ環式R5基は、場合によりC6−C10アリール基、C5−C8飽和環式基、又は4〜10員ヘテロ環式基に縮合しており;そしてH以外の上記R5置換基は、場合によりニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR6C(O)R7、−C(O)NR67、−NR67、ヒドロキシ、C1−C6アルキル、及びC1−C6アルコキシから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されており;
    各R6及びR7は、独立して、H又はC1−C6アルキルであり;そして
    8は、H、C1−C10アルキル、−C(O)(C1−C10アルキル)、−C(O)(C6−C10アリール)、−C(O)(4〜10員ヘテロ環式)、−(CH2)t(C6−C10アリール)、−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)、−C(O)O(C1−C10アルキル);−C(O)O(C6−C10アリール)、−C(O)O(4〜10員ヘテロ環式)(ここで、tは0〜5の整数である)であり;上記アリール及びヘテロ環式R8基は、場合によりC6−C10アリール基に縮合しており;そして上記アリール及びヘテロ環式R8基は、場合によりハロゲン、トリフルオロメチル、C1−C6アルコキシ、C1−C6アルキル、及びニトロ基から独立して選択される1〜2個の置換基で置換されており、但し、R3がC1−C3アルキルであるときは、R8はエチルではない。
  12. 5−アミノ−3−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−イソチアゾ
    ール−4−カルボン酸メチルエステルである、請求項11に記載の式IVaの化合物。
  13. 式Va:
    Figure 2008510841
    の化合物又はその医薬上許容される塩。
    式中、R3は、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、−(CH2)t(C6−C10アリール)、又は−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)(ここで、tは0〜5の整数である)であり;上記アルキル基は、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテロ部分構造を含み、但し、2個のO原子、2個のS原子、又
    はO及びS原子は互いに直接に結合しておらず;上記アリール及びヘテロ環式R3基は、場合によりC6−C10アリール基、C5−C8飽和環式基、又は4〜10員ヘテロ環式基に縮合しており;上記ヘテロ環式部分構造中の1又は2個の炭素原子は、場合によりオキソ(=O)部分構造で置換されており;上記R3基の−(CH2)t−部分構造は、tが2〜5の整数であるときには、場合により炭素−炭素二重又は三重結合を含み、そして上記R3基は、場合により1〜5個のR4基で置換されており;
    各R4は、独立して、ハロ、C1−C10アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、ニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アジド、−OR5、−NR6C(O)OR5、−NR6SO25、−SO2NR56、−NR6C(O)R5、−C(O)NR56、−NR56、−S(O)j7(ここで、jは0〜2の整数である)、−NR5(CR67)tOR6、−(CH2)t(C6−C10アリール)、−SO2(CH2)t(C6−C10アリール)、−S(CH2)t(C6−C10アリール)、−O(CH2)t(C6−C10アリール)、−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)、及び−(CR67)mOR6(ここで、mは1〜5の整数であり、そしてtは0〜5の整数である)から選択され;上記アルキル基は、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテロ部分構造を含み、但し、2個のO原子、2個のS原子、又はO及びS原子は、互いに直接に結合しておらず;上記アリール及びヘテロ環式R4基は、場合によりC6−C10アリール基、C5−C8飽和環式基、又は4〜10員ヘテロ環式基に縮合しており;上記ヘテロ環式部分構造中の1又は2個の炭素原子は、場合によりオキソ(=O)部分構造で置換されており;そして上記R4基のアルキル、アリール及びヘテロ環式部分構造は、場合によりニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR6SO25、−SO2NR56、−NR6C(O)R5、−C(O)NR56、−NR56、−(CR67)mOR6(ここで、mは1〜5の整数である)、−OR5及びR5の定義に挙げた置換基から独立して選択される1〜3個の置換基で置換されており;
    各R5は、独立して、H、C1−C10アルキル、−(CH2)t(C6−C10アリール)、及び−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)(ここで、tは0〜5の整数である)から選択され;上記アルキル基は、場合によりO、S及び−N(R6)−から選択される1又は2個のヘテロ部分構造を含み、但し、2個のO原子、2個のS原子、又はO及びS原子は、互いに直接に結合しておらず;上記アリール及びヘテロ環式R5基は、場合によりC6−C10アリール基、C5−C8飽和環式基、又は4〜10員ヘテロ環式基に縮合しており;そしてH以外の上記R5置換基は、場合によりニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アジド、−NR6C(O)R7、−C(O)NR67、−NR67、ヒドロキシ、C1−C6アルキル、及びC1−C6アルコキシから独立して選択される1〜3個の置換基で置換されており;
    各R6及びR7は、独立して、H又はC1−C6アルキルであり;
    8は、H、C1−C10アルキル、−C(O)(C1−C10アルキル)、−C(O)(C6−C10アリール)、−C(O)(4〜10員ヘテロ環式)、−(CH2)t(C6−C10アリール)、−(CH2)t(4〜10員ヘテロ環式)、−C(O)O(C1−C10アルキル);−C(O)O(C6−C10アリール)、−C(O)O(4〜10員ヘテロ環式)(ここで、tは0〜5の整数である)であり;上記アリール及びヘテロ環式R8基は、場合によりC6−C10アリール基に縮合しており;そして上記アリール及びヘテロ環式R8基は、場合によりハロゲン、トリフルオロメチル、C1−C6アルコキシ、C1−C6アルキル、及びニトロ基から独立して選択される1〜2個の置換基で置換されており;
    9は、C1−C10アルキル、C6−C10アリール、4〜10員ヘテロ環式であり、上記アリール及びヘテロ環式R9基は、場合によりC6−C10アリール基に縮合しており;そして上記アリール及びヘテロ環式R9基は、場合によりハロゲン、トリフルオロメチル、C1−C6アルコキシ、C1−C6アルキル、及びニトロ基から独立して選択される1〜2個の置換基で置換されており;そして
    nは、1又は2である。
  14. 3−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロ−ベンジルオキシ)−5−メタンスルホニル−イソチアゾール−4−カルボン酸メチルエステルである、請求項13に記載の式Vaの化合物。
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