JP2008305137A - バーコード生成システム、バーコード生成プログラムおよび印刷装置 - Google Patents

バーコード生成システム、バーコード生成プログラムおよび印刷装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザ個々の使用条件に合致した適切なバーコードの生成を、短時間且つ最小限のインクや用紙の消耗で実現することができるバーコード生成システムを提供する。
【解決手段】バーコード用の黒バーおよび白バーを、それぞれ複数の異なるドット数の幅で印刷するためのテストチャート画像706に基づいて、印刷装置200でテストチャートを印刷し、出力されたテストチャート704をイメージスキャナ110で読み取る。情報処理装置100は、この読み取られたイメージを解析して、関係テーブル800を生成する。さらに、バーコードの種別や細バー幅等の情報に基づき、関係テーブル800を参照して、当該バーコードを構成するバー要素の幅の補正値(バーコード補正値707)を求める。
【選択図】図7

Description

本発明は、インクジェット記録方式の記録ヘッドを用いて画像の記録を行うインクジェット印刷装置およびこの印刷装置でバーコードを印刷するためのデータを生成するバーコード生成システム、バーコード生成プログラムおよび印刷装置に関する。
一般に、インクジェット記録ヘッドを用いたバーコード生成システムでは、紙面上でインク滴が滲む現象により、バーコードの黒バーが太く白バー(実際にはスペース)が細くなる傾向にある。このバーの太り細りはバーコードの読取り精度に大きく影響し、時には読取り不可能なバーコードになってしまうという問題があった。
この問題を解決するために、予めドットの滲みを見越してバーコードの白バーを太くするバーコード補正方法や、黒バー部分を滲みにくくする技術が提案されている(特許文献1)。
また、このインクの滲む度合いは紙の素材に大きく起因する為、ある紙の種類(紙種)では読めるバーコードが他の紙種では読めなくなる、という問題もあった。
この問題に対しては、紙種ごとに黒バーおよび白バーのドット数を予めテーブルとして用意することで紙種の違いをカバーする技術が提案されている(特許文献2)。
さらに、インクの滲み具合に関わる要因は紙の素材だけでなく、インクの種類や記録ヘッドの個体差、使用環境など様々な要因が関与し合っており、これら使用条件の違いによっても印刷されたバーコードが読めなくなる場合があるという問題もあった。
この問題に対しては、補正値の異なるバーコードを幾つも作成して実際に印刷し、バーコード検証機で読み取ることにより個々の使用環境に合ったバーコード生成を可能にする技術が提案されている(特許文献3)。
特開2003−237059号公報 特開平08−123886号公報 特開平08−044807号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、ドットの滲み具合が予め判っている場合は有効であるが、紙種の変更などに対応できないという課題が残っている。
また、特許文献2記載の技術は、紙種を考慮しているが、紙種が新規追加される度に、ソフトウェアのバーコード補正テーブルを追加しなければならないという問題があった。
さらに、特許文献3記載の技術は、実際に使用するバーコードの条件、つまりEAN128やCODE39などのバーコード種類や、バーコード化する数値の桁数やサイズなどの各パラメータに対して補正値を微調整した非常に多くのバーコードを作成して印刷し、検証機による読取り結果を比較する手法であり、最適なバーコード条件を決定する為には印刷に使用する用紙や時間を多く浪費するという問題があった。また、従来の条件と滲み率が大きく異なる用紙が追加されると、補正範囲を広げた検証用バーコードをさらに追加する必要があり、検証パターンのメンテナンス面での課題もあった。
本発明はこのような背景においてなされたものであり、その目的は、ユーザ個々の使用条件に合致した適切なバーコードの生成を、短時間に且つ最小限のインクや用紙の消耗で実現することができるバーコード生成システムを提供することにある。
本発明によるバーコード生成システムは、バーコードを印刷するためのバーコードデータを生成するためのバーコード生成システムであって、バーコード用の黒バーおよび白バーを、それぞれ複数の異なるドット数の幅で印刷するためのテストチャートの画像データを記憶する手段と、前記テストチャートの画像データに基づいて特定の印刷装置で印刷されたテストチャートのイメージに基づいて、前記バーコード用の黒バーおよび白バーの幅を測定する測定手段と、前記測定手段の測定結果に基づいて、印刷後のバーコードの黒バー幅と白バー幅が規定の大きさとなるように、印刷時に設定されるべき黒バー幅と白バー幅のドット数をバーコード補正値として求めるバー幅補正手段とを備えたことを特徴とする。
測定手段により、ある印刷装置およびある種類の用紙等の条件下で印刷されたテストチャートから、さまざまなドット幅(指示値)で印刷したバー要素(黒バーおよび白バー)の実際の幅の実測値を得ることにより、その条件下でのドット幅と実際の幅の関係が把握される。この関係から、例えば、5ドットで構成された黒バー幅と8ドットで構成された白スペース幅が、紙面上の実サイズとしては同じになる、というような事実が判明する。そこで、バー幅補正手段は、印刷後のバーコードの黒バー幅と白バー幅が規定の大きさとなるように、印刷時に設定されるべき黒バー幅と白バー幅のドット数をバーコード補正値として求めることができる。このバーコード補正値を用いて、当該条件下でバーコードを印刷すれば、バーコードの要素幅にドットの滲み等の幅変動要因があっても、適正な要素幅でのバーコードを印刷することが可能となる。
本発明によるバーコード生成プログラムは、バーコードを印刷するためのバーコードデータを生成するためのバーコード生成プログラムであって、バーコード用の黒バーおよび白バーを、それぞれ複数の異なるドット数の幅で印刷するためのテストチャートの画像データに基づいて特定の印刷装置で印刷されたテストチャートのイメージから、前記バーコード用の黒バーおよび白バーの幅を測定するステップと、この測定結果に基づいて、印刷後のバーコードの黒バー幅と白バー幅が規定の大きさとなるように、印刷時に設定されるべき黒バー幅と白バー幅のドット数をバーコード補正値として求めるステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明による印刷装置は、バーコードを印刷することが可能な印刷装置であって、バーコードの黒バーおよび白バーを規定の幅で印刷するテストチャートの画像データを外部装置から受け取って印刷する印刷手段を有し、前記印刷手段で印刷したテストチャートの黒バーおよび白バーの幅の実測値から補正値を算出し、その補正値に基づきバーコードを印刷することを特徴とする。このように、黒バーおよび白バーの幅の実測値から補正値を算出を印刷装置自身で行うことも可能である。
本発明によれば、印刷装置の設置環境や装置の個体差、使用する紙の種類などユーザ個々の使用条件に合致した最適なバーコードの生成が、短時間に且つ最小限のインクや用紙の消耗で実現できる。
さらに本発明は、テストチャートの解析でドットの太り細りを測定する手法なので、バーコードの種類や用紙の種類が増えても、ソフトウェア自体を変更する必要はなく、システムのメンテナンスが不要である。
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照しながら説明する。以下に記載されている構成はあくまで例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1に、本実施の形態におけるバーコード生成システムの概略図を示す。このシステムは情報処理装置100とイメージスキャナ110と印刷装置200とを備える。印刷装置200は、熱エネルギーを利用したインク吐出方式を採用したインクジェット印刷装置であり、記録媒体の一種としての用紙103を搬送する搬送ユニット106と、用紙103の搬送速度を検出するエンコーダ104と、画像データを記録するインクジェット記録を行う記録ユニット101で構成される。この記録ユニット101は、USBなどのインタフェースケーブル102を介して情報処理装置100と接続されている。情報処理装置100はパーソナルコンピュータ(PC)などの装置であり、この装置から印刷装置200に対して、画像データの転送やクリーニングなどの制御コマンドの転送が行われる。情報処理装置100には、その周辺装置の一つとして、後述するパターンを記録したテストチャートを光学的に読み取るためのイメージスキャナ110が接続される。
記録ユニット101による画像データの記録は、搬送ユニット106の用紙検出信号をトリガにして、エンコーダ104の用紙速度信号に同期しながら、搬送された用紙103に対してインク滴を吐出することにより為される。記録内容は、任意であるが、図1の例では1次元バーコード105である。
図2は、図1のシステムにおける情報処理装置100と印刷装置200の制御ハードウェアの構成例を示すブロック図である。
情報処理装置100は、中央処理装置(CPU)等により構成される制御部111を備え、この制御部111により記憶部112に格納されている制御プログラムを実行し、各部を制御する。記憶部112は、ROM,RAM,HDD等を含みうる。表示部113はLCD,CRT等のディスプレイを含み、ユーザに対して情報を表示する。操作部114は、キーボード、マウス等を含み、ユーザからの操作や情報の入力を受け付ける。USBインタフェース115は、情報処理装置100を印刷装置200と接続するためのプリンタインタフェースの一例として示してある。プリンタインタフェースはUSBに限るものではない。
印刷装置200の制御部201は、中央処理装置(CPU)202を備え、このCPU202により不揮発性メモリ(ROM)203に格納されている制御プログラムを実行し、各部を制御する。また、制御部201は、CPU202により各種データ処理のワークエリアや受信バッファとして使用されるメモリ(RAM)204や、制御回路209を介して、画像展開部として使用されるイメージメモリ205を備える。更に、CPU202は、制御回路209を介して、記録ヘッド214〜217を駆動するヘッド駆動回路210や、各記録ヘッドを記録に最適な状態に保つためのクリーニング動作や記録動作を制御する各種モータ206を駆動するモータドライバ211、記録ヘッド下に給紙を行うための用紙搬送部207の入出力インターフェース制御部(I/O)212を制御する構成となっている。
また、印刷装置200は、基本的に、外部装置である情報処理装置100から送信された画像データやクリーニングコマンドなどを、USBなどのインタフェースによるプリンタケーブル102を介して受信するUSBコントローラ208を有し、この受信した各種コマンド命令に従って動作する。
図3は、記録ユニット101でバーコードのような、黒バーと白スペースで構成されるパターンを記録した場合のパターンの拡大図を示す。黒バーは黒インクで記録された直線要素であり、白スペースは記録の空白部で構成される直線要素であり、白バーともいう。
印刷装置200により記録されるドットサイズは、使用環境や記録ヘッドの個体差、インクの種類などの条件に依存するインクの吐出量と、用紙の素材に依存する滲み率とによって変化する。理想的なドットサイズのパターン301に対して、インクの吐出量が大きい場合、または滲み率が大きい場合には、パターン302のように黒バーが太く、白スペースが細くなる。(図では太い実線が実際に記録されたドットサイズを示している。)逆に、吐出量が小さい場合、または滲み率が小さい場合には、パターン303のように黒バーが細く、白スペースが太くなる。
このような黒バー/白スペースの太り細りは、バーコードの読取り精度に大きな影響を及ぼし、理想的なドットサイズのパターン301と比較して、パターン302および303では読取り品位が低下し、最悪の場合にはバーコードが読めなくなってしまう。
図4は、本実施の形態における黒バーの太り細りの状態を確認可能とするために印刷されるテストチャートの一例を示す。このテストチャート400は、各黒バーが用紙搬送方向に対して垂直なストレート方向に延びた黒バー群401と、各黒バーが用紙搬送方向と平行なコンベックス方向に延びた黒バー群402とを含む。黒バー群401,402は、図の例ではそれぞれ1〜10ドットの幅(ドットサイズ幅)を有する10本の黒バー群からなる。
図5は、本実施の形態における白スペースの太り細りの状態を確認可能とするために印刷されるテストチャートの一例を示す。テストチャート500は、各白スペースが用紙搬送方向に対して垂直なストレート方向に延びた白スペース群501と、各白スペースが用紙搬送方向と平行なコンベックス方向に延びた白スペース群501とを含む。白スペース群501,502は、図の例ではそれぞれ1〜10ドットの幅を有する10本の白スペース群からなる。
図6(a)(b)は、それぞれ、図4および図5に示したテストチャートが印刷されたときの黒バーおよび白スペースの紙面上の各ドットサイズ(バー幅およびスペース幅)を実測することにより得られた、記録されたバーのドット数と紙面上の実ドットサイズ(実測値)の関係を示したグラフである。つまり、実際の使用条件(装置、環境、用紙等)で本実施の形態のテストチャートを印刷すれば、記録ヘッドの個体差に起因する吐出量の違いや、用紙の種類に起因する滲み率の違いを考慮した実ドットサイズを知ることができ、その実ドットサイズに応じて黒バー/白スペースのサイズを補正したバーコードデータを生成することが可能である。テストチャートの解析手法に関しては後述する。
図7は、本実施の形態におけるバーコード生成システムの構成図を示す。
図4および図5で示した黒バー群401,402および白スペース群501,502を含むテストチャート704の印刷出力は、情報処理装置100の記憶部112に格納されたテストチャート画像データ706が、情報処理装置100からUSBケーブル705を介して印刷装置200に転送されることによって得られる。印刷装置200における記録ユニット101(図1)によるテストチャート704の印刷は、前述したように、実際の使用条件(印刷装置、印刷環境、使用用紙等)と同じ条件下で行うことによって、最大限の効果が得られる。用紙上に印刷出力されたテストチャート704はイメージスキャナ110にセットされて読み取られる。情報処理装置100はこの読み取られたイメージ情報をUSBケーブル705を介して受信し、制御部111が、本発明の測定手段として、テストチャート704の各幅のバー要素の印刷による実ドットサイズ情報を得る。制御部111はまた、バー幅補正手段として、この実ドットサイズ情報に基づいて後述するバーコード補正値707を生成し、記憶部112に格納する。記憶部112には、後述する関係テーブル800も記憶される。
図8は、テストチャートから得られた、ドット数と黒バー幅および白スペース幅との関係を示す関係テーブル800を例示したものである。このデータは、テストチャート704をイメージスキャナ110で読み取ることにより得られた画像データ上の各ドット数(単位ドット)について、実際に紙面上に着弾し滲んだ黒バー幅および白スペース幅の実ドットサイズ(単位はマイクロメートル)を測定することによって得られた結果を示している。したがって、関係テーブル800は実際の異なる使用条件毎に作成される。具体的には、例えば、10ドットで構成した黒バー幅は、紙面上で465μmであり、同じ10ドットの白スペース幅は335μmになっていることが示されている。なお、図8に示したデータは図6に示したグラフの結果と一致するべきものであるが、本例では便宜上、その整合性を図ってはいない。
ところで、1次元バーコードは、大きく分けてバイナリレベルとマルチレベルの2種類に分類できる。バイナリレベルのバーコードとは、2種類の黒バーと2種類の白スペースで構成されたバーコードである。2種類の黒バーの幅は1:2の比率で構成される。白バーについても同様である。代表的なバイナリレベルのバーコードとしては、Code39、ITFなどがある。マルチレベルのバーコードとは、4種類の黒バーと4種類の白スペースで構成されたバーコードである。4種類の黒バーの幅は、1:2:3:4の比率で構成される。白バーについても同様である。代表的なマルチレベルのバーコードとしては、JAN、EAN128、Code128などがある。
例えば、マルチレベルのバーコードを補正する場合、図8で示した黒バーと白スペースの関係から、実ドットサイズが1:2:3:4となる黒バーのドット数を選び、且つ黒バーと白スペースの実サイズ幅が同じとなるドット数を選ぶことによって読取り品位の高い最適なバーコードを作成することが可能である。
以下、図8および図9を用いて、バイナリレベルのバーコードCode39およびマルチレベルのバーコードEAN128の補正値決定方法をそれぞれ具体的に説明する。
図9は、図7のバーコード補正値707の例としての、補正値テーブル901,902を示している。図9(a)に示した補正値テーブル901は、規格上、細バー幅(NB)5ドットのCode39の補正されたドット構成を示す。この補正ドット構成は次のようにして得られる。細バー幅5ドットは、図8に示した関係テーブル800から、その黒バー幅は250μmである。細スペースは、細バーと同じ250μmとなるドット数を関係テーブル800から探し出すことにより、8ドットと決定される。これにより、5ドットで構成された黒バー幅と8ドットで構成された白スペース幅が、紙面上の実サイズとしては同じになる。太バーおよび太スペースは、細太比1:2により、250μm×2=500μmに最も近い幅に対応するドット数を関係テーブル800から探し出し、実際の黒バー幅が500μmに最も近い505μmである太バー11ドット、実際の白スペース幅が500μmに最も近い505μmである太スペース14ドットと決定される。これにより、バーコード読取り率の重要ファクターの一つである『細バー×2=太バー』および『黒バー幅=白スペース』という規格条件を紙面上の実サイズで保証することができる。
図9(b)に示した補正値テーブル902は、規格上、細バー幅(NB)4ドットのEAN128の補正されたドット構成を示す。この補正ドット構成は次のようにして得られる。細バー幅4ドットは、関係テーブル800から実際の黒バー幅で210μmなので、1:2:3:4となる4値の各黒バーのドットサイズは、計算上、それぞれ210μm、420μm、630μm、840μmである。そこで、上記と同様の手法で、図8の関係テーブル800から各々のドットサイズとなるドット数は、4ドット、9ドット、14ドット、19ドットと決定される。同様に、210μm、420μm、630μm,840μmのスペース幅は、7ドット、12ドット、17ドット、22ドットと決定できる。これにより、バーコード読取り率の重要ファクターの一つである『1:2:3:4の比率』および『黒バー幅=白スペース』という規格条件を、紙面上の実サイズで保証することができる。
情報処理装置100の記憶部112に、これらの補正値テーブル901,902はバーコードの種別情報ととともに保存される。
図10は、本実施の形態のバーコード生成システムの動作を説明する為の図である。
情報処理装置100上で実行されるバーコード作成アプリケーションの入力画面1000は、バーコードの種類を選択肢の中から選択するバーコード種類選択欄1001と、基準となるバーの幅情報としての細バー(ナローバー)のドット数を入力するドット数入力欄1002と、テストチャートを読み取ることを指示する「チャート読込」ボタン1003と、「バーコード生成」ボタン1004と、「終了」ボタンとで構成される。バーコード作成アプリケーションは、「チャート読込」ボタン1003がユーザにより指示されると、イメージスキャナ110にセットされたテストチャート704の印刷出力を読み取り、読み取ったイメージに基づく各要素幅のドット数と実測値に基づいて図8に示したような関係テーブル800を作成する。さらに、「バーコード生成」ボタン1004がユーザにより指示されると、入力画面1000でユーザが指定したバーコード種類と細バーのドット数に合致した最適なバーコード補正値を求めて、バーコード補正値画面1005を出力する。バーコード補正値画面1005は、バイナリレベルのバーコードの場合は、細バー1006、細スペース1007、太バー(ワイドバー)1008、太スペース(ワイドスペース)1009の各表示欄に最適な構成ドット数を表示する。バーコード作成アプリケーションがバーコード印刷機能も備える場合には、情報処理装置100内の記憶部112に当該最適な構成ドット数が記憶され、以降のバーコード印刷に利用される。また、バーコード補正値画面1005上の各表示欄はユーザによる修正入力を受け付けるようにしてもよい。例えば、バーコードの品位は低下するが、バーコードの小サイズ化のためにユーザがドット幅を例えば1ドット小さくするような微調整入力を行えるようにしてもよい。
なお、バーコード作成アプリケーションがバーコード印刷機能を備えない場合には、バーコード補正値画面1005はユーザが補正値を確認するために利用することができる。確認した後は、一般的なバーコード生成ソフトウェアのドット構成入力欄(図示せず)に、それらのバー幅およびスペース幅を設定することができる。その結果、読取り率の高い最適なバーコード生成が可能となる。
マルチレベルのバーコードの場合には、図示しないが同様に、4値の各バー/スペースの表示欄に最適な構成ドット数を表示する。
図11は、本実施の形態のバーコード生成システムによる最適バーコード生成処理を表したフローチャートを示す。この処理は、情報処理装置100の制御部111が記憶部112に格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現される。この処理は、バーコードの印刷の度に行う必要はなく、バーコードの印刷機や紙種の変更などの実使用環境の変更時のみ行えば足りる。
この処理は、ユーザの指示に応じて開始され、まず、実使用環境におけるテストチャートを印刷出力する(S11)。印刷したテストチャートはユーザによりイメージスキャナ110にセットされる。印刷装置200がスキャナ機能を備える場合にはユーザによるこの作業は不要である。このテストチャートはイメージスキャナで読み込まれる(S12)。
ついで、バーコード作成アプリケーションの入力画面1000(図10)からユーザによるバーコードの種類(1001)や細バーの条件(1002)を入力を受け付けて、これらの条件を設定する(S13)。ユーザによるバーコードの読取指示(「チャート読込」ボタン1003の指示)があれば(S14,Yes)、イメージスキャナによりテストチャートの画像が読み取られる。そこで、読取結果(イメージ)を解析して関係テーブル800を生成し、記憶部112内に保存する(S16)。その後、バーコード生成の指示(「バーコード生成」ボタン1004の指示)があれば(S17,Yes)、上記指定された条件のバーコードが、読取り可能な品位として生成可能かどうか判断する(S18)。この判断はバーコードのランク(読取りランク)の判定に基づいて行われる。ランクの判定の詳細については後述する。バーコード全体のサイズに関しては予め固定か、ユーザが指定できるものとする。ユーザが指定する場合には、例えば入力画面1000においてその入力欄を追加し、ステップS13において入力を受け付けるようにしてもよい。
生成したバーコードの読取り品位があるレベルに達しないと判断された場合には、ユーザにその旨を報知する(S19)。この報知は、テキストや記号、画像等、任意のメッセージの表示または音によるものが考えられる。読取り品位があるレベル以上となると判断された場合には、最適なバーコードを生成するためのバーコード補正値(構成ドット数)を求めて、バーコード補正値画面1005を表示する(S20)。また、このアプリケーションがバーコード印刷機能を有する場合にはこのバーコード補正値を、以後のバーコードの印刷に反映するよう記憶部112に保存する。
実使用環境が変わらず、バーコード種別やナローバー幅のみの変更の場合には、テストチャートの印刷やスキャンは不要であり、ステップS13のバーコード種類、ナローバー設定から実行すればよい。
以上説明した実施の形態に示したテストチャートでは、1〜10ドットで構成された黒バーおよび白スペースを例に挙げたが、ドット数と実サイズの関係は、図6に示したように概略比例関係にあり、例えば5ドット、10ドットなど、黒バーおよび白スペースの各々について実測値は少なくとも2点あれば図6のグラフが得られる。もちろん、ドット構成範囲内のすべてのドット数について実測値を求めてもよい。より品位の高いバーコードを生成する為にドット構成範囲を1〜100ドットなどと広げてもよい。
また、図10のドット数入力欄1002で示したようにナローバーサイズを入力してバーコードを生成したが、図12に示したようにバーコード1201の描画範囲(描画領域)1202を指定し、指定された領域内に収まる最適なバーコードを生成するようにしてもよい。この際、入力された領域内では読取りランクを満足し得るバーコードが生成できない場合には、その旨をユーザに報知することが望ましい。
さらに、図10のバーコード補正値画面1005に示したように、出力情報としてバーコードの構成ドット数を用いる例を挙げたが、バーコードの画像そのものを表すビットマップデータを出力するようにしてもよい。この場合、図10のバーコード作成アプリケーションの入力画面1000には、バーコードで表す文字列、バーコードの領域のサイズ(バーコードの高さおよび長さに対応)を入力する入力欄を設けてもよい。ユーザは、表示されたバーコードの画像をコピー&ペースト等の操作により利用することが可能である。
次に、バーコードのランクについて説明する。
上記の説明から推測されるように、関係テーブル800で整数値のドット数を決定する際にはバー幅の理論値と完全に一致する実測値のドット数が存在するとは限らない。すなわち、選択されたドット数は最大0.5ドットの誤差が存在しうる。したがって、「最適な補正値」といっても誤差があり、実際には1:2:3:4の比率が理想であっても例えば0.9:2.1:3.0:3.9など理想に近い補正値を提示しているに過ぎない。このような観点から、生成されるバーコードのランクを推測しうる。ランクの詳細はISO/IEC15416,ANSI X3.182,JIS X0520などに記載されている。実際には、反射率やデコーダビリティなど幾つもの評価項目から決定されている。
一般に、バーコード品位は、読取りランク0.0〜4.0で表現される。また読取りランク0.0〜4.0を5段階に分割してA,B,C,D,Eとアルファベットで表現する場合もある。ランクの品質としては、一般的には下記のような目安となっている。
ランクA:1回のスキャンだけで読める品質
ランクB:同一場所を複数スキャンで読める品質
ランクC:異なる場所をスキャンすることにより読める品質
ランクD: 異なる場所を複数回スキャンして読める品質、リーダーによっては読めない場合もある。
ランクE: 欠陥バーコード。リーダーによってはその能力で読める場合もあるが、システムには利用しない方がよい。
次に、このようなランクに関連した本発明の他の実施の形態について説明する。この実施の形態におけるシステムの構成および動作は実質的に上述した実施の形態と同様であり、重複した説明は省略する。
バーコードを印刷する際には、バーコードの種類やナローバーのドット数だけでなく、バーコード全体のサイズも重要な要因となる。したがって、上述したようにバーコードを印刷する領域(バーコードの高さおよび長さに対応)を指定する場合がある。一般的に、ナローバーの構成ドット数が小さければ、全体として小さいバーコードが生成可能となる。ある領域にバーコードを納めることを優先しようとした場合(領域優先)、バーコードのサイズを小さくすることによりその品位(ランク)が犠牲になる。逆に構成ドット数を大きくすればバーコードは大きくなるが品位(ランク)は向上する。
実際上、ラベルのデザインやバーコード化したい桁数などの条件から、省スペースにしたい場合もあれば、ある程度余裕のあるスペースが許される場合もある。したがって、バーコードの品位(ランク)においても、Bランク以上を要求する場合もあれば、読めれば良い(例えばランクD)場合もありうる。そこで、本実施の形態では、ユーザの要請や用途によって、領域優先とするかランク優先(すなわち品位優先)とするかの選択肢を設け、ユーザが選択できるようにする。
そこで、図11のステップS13において、バーコード種類およびナローバー設定だけでなく、バーコードの領域のサイズや領域優先/ランク優先の選択を受け付けるようにする。
図13は、領域優先とランク優先の違いを具体的に説明するための図である。領域優先では、バーコードの高さおよび幅で指定された領域1301に収容されるように、バーコード補正値が決定され、このバーコード補正値で生成したバーコード1302についてそのランクが推測される。このように領域を優先すると、生成されるバーコードのランクが犠牲となりうる。すなわち、ユーザが指定したナローバーのドット数がシステムにより自動的に削減される場合がありうる。あるいは、システムが、指定されたドット数で生成されるバーコードが、指定された領域内に収納され得ないと判断された場合に、警告メッセージ等の出力により、ユーザにナローバーのドット数を小さくするよう促す構成であってもよい。図の例では領域指定により生成されるバーコードのランクがランクD(ランク1.0)と推測された場合を示している。このような生成されるバーコードのランクはユーザが表示画面で確認できる。この際、図12に示したようなバーコードのイメージをランクとともに表示するようにしてもよい。
図13において、ランク優先とした場合には、ユーザが指定したナローバーのドット数がそのまま利用される。ただし、生成されるバーコード1303が領域1301からはみ出す場合もありうる。図の例ではランク指定により生成されるバーコードのランクがランクDよりも品位の高いランクC(ランク1.7)と推測された場合を示している。
図14は、図10のバーコード作成アプリケーションの入力画面1000に代えて、本実施の形態において用いる入力画面1400の一例を示している。図14では、図10に示した要素と同様の要素には同じ参照番号を付して、重複した説明を省略する。この入力画面1400においては、バーコードの領域を指定するためのバーコード高さおよびバーコード長さの入力欄1401,1403、横向きバーコードか否かのチェック欄1403、当該種類のバーコードに対応した桁数の標準的な文字列の入力欄1404、領域優先かランク優先かの選択欄1405が設けられている。
また、図14は、図10のバーコード補正値画面1005に代えて、本実施の形態において用いるバーコード補正値画面1410の一例を示している。バーコード補正値画面1410において、選択された優先種別1411と、このバーコード補正値で生成されるバーコードのランク1412を同時に表示するようにしている。ユーザはこのバーコード補正値画面1410の結果に不満の場合には「戻る」ボタン1010でバーコード補正値画面1410に戻って設定を変更し、再度、バーコード補正値画面1410を得て、試行錯誤することもできる。この際、実使用環境が同じであれば、再度のチャートの印刷および読込は不要である。
図14の入力画面1400で領域優先かランク優先かの選択欄1405を設けずに、デフォルトの設定をランク優先とし、ユーザにより指定されたナローバーのドット数で生成されるバーコードが、指定された領域内に収納されないことをシステムが検出した場合に、警告メッセージ等の出力により、その旨をユーザに報知する構成としてもよい。ユーザはこれに応じて、優先種別を領域優先に変更したり、領域を拡大したりすることができる。
逆にデフォルトで領域優先としておき、領域優先としたために、決定されたバーコード補正値で生成されるバーコードのランクが低下したことをシステムが検出した場合に、警告メッセージ等の出力により、その旨をユーザに報知する構成としてもよい。
以上、本実施の形態の好適な実施の形態について説明したが、上記で言及した以外にも種々の変形、変更を行うことが可能である。例えば、読み取り装置としてイメージスキャナを採用したが、バーコードリーダやバーコード検証機などバーコードに特化した光学的な検出器を用いてもよい。
2次元バーコードの場合には、単位矩形のサイズが最小の基本サイズとみなせるので、次元の増加に対応すれば、上記と同様に本発明を適用することが可能である。したがって、本発明のバーコードには2次元バーコードも含みうる。
また、上記説明では、イメージスキャナで読み取られたテストチャートの画像の解析およびバーコード補正値の決定は、情報処理装置100の機能として説明したが、この機能を印刷装置自体が備えてもよい。
さらには、バーコードのみならず、罫線や枠線などのドットサイズ幅にも応用できる。
印刷装置の記録ヘッドは4本用いる例を示したが、個数は1本でも4本以外の複数本でもよい。
記録方式としてはインクジェットを例に挙げたが、本発明は、記録サイズが使用条件によって異なるような任意の記録方式に適用可能である。
本発明の実施の形態におけるバーコード生成システムの概略図を示す図である。 本発明の実施の形態に係る印刷装置の制御ハードウェアの構成例を示すブロック図である。 図1内に示した記録ユニットで黒バーと白スペースで構成されるパターンを記録した場合のパターンの拡大図である。 本発明の実施の形態において黒バーの太り細りの状態を確認可能とするために印刷されるテストチャートの一例を示す図である。 本発明の実施の形態における白スペースの太り細りの状態を確認可能とするために印刷されるテストチャートの一例を示す図である。 図4および図5に示したテストチャートに基づいて得られた、印刷されたドット数と紙面上の実ドットサイズの関係を示したグラフである。 本発明の実施の形態におけるバーコード生成システムの構成図である。 本発明の実施の形態におけるテストチャートから得られた、ドット数と黒バー幅および白スペース幅との関係を示す関係テーブルの構成例を示した図である。 図7のバーコード補正値の例としての、2種類のバーコードの補正値テーブルを示す図である。 本発明の実施の形態のバーコード生成システムの動作を説明する為の図である。 本発明の実施の形態のバーコード生成システムによる最適バーコード生成処理を表したフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるバーコードの描画領域を示す図である。 本発明の実施の形態における領域優先とランク優先の違いを説明するための図である。 本発明の他の実施の形態において用いる入力画面の一例を示す図である。
符号の説明
100…情報処理装置
101…記録ユニット
103…用紙
104…エンコーダ
105…1次元バーコード
106…搬送ユニット
110…イメージスキャナ
200…印刷装置
201…制御部
205…イメージメモリ
206…各種モータ
207…用紙搬送部
208…USBコントローラ
209…制御回路
214〜217…記録ヘッド
400…テストチャート
401,402…黒バー群
500…テストチャート
501,502…白スペース群
704…テストチャート
706…テストチャート画像データ
707…バーコード補正値
800…関係テーブル
901,902…補正値テーブル
1000…入力画面
1001…バーコード種類選択欄
1002…ドット数入力欄
1005…バーコード補正値画面
1400…入力画面
1410…バーコード補正値画面
1411…優先種別
1412…ランク

Claims (14)

  1. バーコードを印刷するためのバーコードデータを生成するためのバーコード生成システムであって、
    バーコード用の黒バーおよび白バーを、それぞれ複数の異なるドット数の幅で印刷するためのテストチャートの画像データを記憶する手段と、
    前記テストチャートの画像データに基づいて特定の印刷装置で印刷されたテストチャートのイメージに基づいて、前記バーコード用の黒バーおよび白バーの幅を測定する測定手段と、
    前記測定手段の測定結果に基づいて、印刷後のバーコードの黒バー幅と白バー幅が規定の大きさとなるように、印刷時に設定されるべき黒バー幅と白バー幅のドット数をバーコード補正値として求めるバー幅補正手段と、
    を備えたことを特徴とするバーコード生成システム。
  2. 前記テストチャートの印刷は、実際の使用条件と同じ条件下で行うことを特徴とする請求項1に記載のバーコード生成システム。
  3. 前記バー幅補正手段は、前記測定手段の測定結果に基づいて、印刷した黒バーおよび白バーの幅のドット数と、実際に印刷されて測定された前記黒バーおよび白バーの幅の実測値とを対応づけた関係テーブルを生成する請求項1に記載のバーコード生成システム。
  4. 前記白バーは記録されないスペースにより構成される請求項1または3に記載のバーコード生成システム。
  5. 前記バー幅補正手段は、バーコードの種類および基準となるバーの幅情報の入力を受け付ける手段を有し、前記受け付けたバーコードの種類および基準となるバーの幅情報に基づいて、前記関係テーブルを参照し、当該種類の印刷後のバーコードのすべての黒バーおよび白バーの幅が規定の大きさに一致または近づくように、印刷時に設定されるべき黒バー幅と白バー幅のドット数を選定する請求項3に記載のバーコード生成システム。
  6. 前記バー幅補正手段は、当該種類のバーコードに対応した桁数の標準的な文字列の入力を受け付ける手段と、生成されるバーコードのサイズの入力を受ける手段と、前記基準となるバーの幅情報に関わらず、生成されるバーコードが当該サイズに対応した領域に収容されることを優先するか、当該領域に収容されるか否かに関わらず前記基準となるバーの幅情報に基づいて生成されるバーコードの品位を優先するかをユーザに選択させる手段とを有し、この選択結果に応じて前記バーコード補正値を求める請求項5に記載のバーコード生成システム。
  7. 前記印刷装置はインクジェット記録方式を採用した印刷装置である請求項1〜6のいずれかに記載のバーコード生成システム。
  8. 前記受け付けた種類のバーコードについて、前記求められたバーコード補正値で前記入力された文字列を変換した当該バーコードのビットマップイメージを生成する手段と、この生成されたビットマップイメージを表示する手段とを備えた請求項6に記載のバーコード生成システム。
  9. バーコードを印刷するためのバーコードデータを生成するためのバーコード生成プログラムであって、
    バーコード用の黒バーおよび白バーを、それぞれ複数の異なるドット数の幅で印刷するためのテストチャートの画像データに基づいて特定の印刷装置で印刷されたテストチャートのイメージから、前記バーコード用の黒バーおよび白バーの幅を測定するステップと、
    この測定結果に基づいて、印刷後のバーコードの黒バー幅と白バー幅が規定の大きさとなるように、印刷時に設定されるべき黒バー幅と白バー幅のドット数をバーコード補正値として求めるステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするバーコード生成プログラム。
  10. 前記測定結果に基づいて、印刷した黒バーおよび白バーの幅のドット数と、実際に印刷されて測定された黒バーおよび白バーの幅の実測値とを対応づけた関係テーブルを生成するステップをさらに実行させる請求項9に記載のバーコード生成プログラム。
  11. バーコードの種類および基準となるバーの幅情報の入力を受け付けるステップと、
    前記受け付けたバーコードの種類および基準となるバーの幅情報に基づいて、前記関係テーブルを参照し、当該種類の印刷後のバーコードのすべての黒バーおよび白バーの幅が規定の大きさに一致または近づくように、印刷時に設定されるべき黒バー幅と白バー幅のドット数を選定するステップと
    をさらに実行させる請求項10に記載のバーコード生成プログラム。
  12. 当該種類のバーコードに対応した桁数の標準的な文字列の入力を受け付けるステップと、
    生成されるバーコードのサイズの入力を受けるステップと、
    前記基準となるバーの幅情報に関わらず、生成されるバーコードが当該サイズに対応した領域に収容されることを優先するか、当該領域に収容されるか否かに関わらず前記基準となるバーの幅情報に基づいて生成されるバーコードの品位を優先するかをユーザに選択させるステップと、
    この選択結果に応じて前記バーコード補正値を生成するステップと
    をさらに実行させる請求項11に記載のバーコード生成プログラム。
  13. 前記受け付けた種類のバーコードについて、前記求められたバーコード補正値で前記入力された文字列を変換した当該バーコードのビットマップイメージを生成するステップと、
    この生成されたビットマップイメージを表示するステップと
    をさらに実行させる請求項12に記載のバーコード生成プログラム。
  14. バーコードを印刷することが可能な印刷装置であって、
    バーコードの黒バーおよび白バーを規定の幅で印刷するテストチャートの画像データを外部装置から受け取って印刷する印刷手段を有し、
    前記印刷手段で印刷したテストチャートの黒バーおよび白バーの幅の実測値から補正値を算出し、その補正値に基づきバーコードを印刷することを特徴とする印刷装置。
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