JP2008304188A - ランドリモニタシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】システム制御部182は、ランドリモニタ10の不良品払出スイッチが押されたならば不良品の衣類等を汚染品であると代替して識別して識別データを出力し、折り畳み機20は、この識別データに基づいて、不良品の衣類等を汚染品バスケットに収容する、ようなランドリモニタシステム1とした。
【選択図】図2
Description
ランドリモニタ内に衣類等を挿入している最中に検査員が目視等により衣類等が不良品であると判断したとき、検査員が作業服をコンベアの搬送方向と逆方向(自分側の方向)に引くとコンベアなどに負荷が掛かり装置の故障、作業服の断裂などを生じる場合がある。そこで、(1)そのまま通常搬送するか、または、(2)測定中断スイッチを押す、という処理を行うこととなる。しかしながら、(1),(2)の処理のいずれにも問題がある。
通常搬送するとランドリモニタにより不良品の衣類等に対して正常品か汚染品かが判定される検査工程が行われ、不良品ではあるが放射能汚染のない正常品である場合にはその後に折り畳み機による作業服の折りたたみ工程が行われる。折り畳み完了までかなりの時間を要するため、不良品の払い除けが完了するまで時間を要するという問題がある。
また、折り畳んだ不良品を払い除ける必要があるが、払い除けるのを忘れると次工程に不良品が正常品として搬送されるためこの点でも問題がある。
非常停止スイッチを押すと、ランドリモニタおよび折り畳み機の両者が停止する。ランドリモニタ内にある衣類等は排出口から引っ張り出すことは容易であるが、折り畳み機内に停滞している衣類等は、特許文献1の図1で示す第1折りナイフで第1折り工程中、第2折りに搬送するコンベアに挟まれて停止中、または、第2折りナイフで第2折り工程中など様々な状態で停止することがある。衣類等を取り出すには、装置の各カバーを外して手動でコンベアを送ったり、ナイフを戻したりして、取り出しやすい位置まで衣類等を搬送してから手作業で取り出すので、かなりの時間を費やしてしまう。
原子力発電所等の放射性物質取扱施設内で作業した業務従事者が着用した衣類等を搬送部が搬送し、放射線検出部が衣類等の放射能汚染の有無を検出して検出データを出力するランドリモニタと、
ランドリモニタからの検出データに基づいて、放射能汚染がない正常品の衣類等であるか放射能汚染がある汚染品の衣類等であるかを識別するための識別データを出力するシステム制御部と、
システム制御部からの識別データに基づいて、ランドリモニタから搬送された正常品の衣類等を折り畳んで正常品バスケットに収容し、また、汚染品の衣類等をそのまま汚染品バスケットに収容する折り畳み機と、
を有するランドリモニタシステムであって、
ランドリモニタは、搬送部の搬入側付近に不良品を払い出すための不良品払出スイッチを備え、
システム制御部は、ランドリモニタの不良品払出スイッチが押されたならば不良品の衣類等を汚染品であると代替して識別して識別データを出力する出力手段として機能し、
折り畳み機は、この識別データに基づいて、不良品の衣類等を汚染品バスケットに収容する、
ことを特徴とする。
請求項1に記載のランドリモニタシステムにおいて、
前記ランドリモニタは、衣類等が本体内から排出されたことを検出する出口側のセンサを備え、
前記システム制御部の出力手段は、ランドリモニタの不良品払出スイッチが押され、かつ出口側のセンサが排出を検出したならばランドリモニタから排出された不良品の衣類等を汚染品であると代替して識別して識別データを出力する手段であることを特徴とする。
請求項1または請求項2に記載のランドリモニタシステムにおいて、
前記システム制御部は、
衣類等が正常品であると判断された場合に正常品カウントデータを1繰り上げ、また、衣類等の汚染品であると判断された場合に汚染品カウントデータを1繰り上げるよう管理する枚数管理手段と、
不良品払出スイッチが押された場合には正常品カウントデータおよび汚染品カウントデータを加増せずそのまま維持するキャンセル手段と、
として機能する。
ランドリモニタ10は、図2で示すような外観を有し、また、図1,図4で示すように、放射性物質取扱施設で作業した業務従事者が着用した衣類等の一例である作業服30が、洗濯後(除染後)に本体内へ搬送され、その放射能汚染の有無を検査する装置である。
折り畳み機20は、図1で示すように、ランドリモニタ10の識別結果に基づいて正常品の作業服30を折り畳んで正常品バスケット270に回収し、また、汚染品である作業服30を折り畳むことなくそのままの状態で汚染品バスケット280に回収する装置である。
ランドリモニタ10は、外観上は図2で示すように、被検物である作業服30を搬送するための搬送部100と、装置を操作するためのスイッチ類や表示器等を備えた操作パネル110と、メンテナンス時に開けられるメンテナンス扉120と、「挿入可」表示灯130と、音声発生部140と、不図示の表示灯付き運用モード切換スイッチが収納される運用モードスイッチ収納部150と、プリンタ160と、非常停止スイッチ170と、が設けられている。
そして、ランドリモニタ10の内部構造では、図4で示すように、さらに制御駆動部181と、システム制御部182と、作業服30からの放射線を検出する放射線検出部190と、を備えている。なお、システム制御部182はランドリモニタ10内に設置されているが、ランドリモニタシステム1全体を制御するものとする。また、システム制御部182を折り畳み機20側に配置したり、別置きとするようにしても良い。
出口側光電センサ106も同様に、それぞれ投光器および受光器からなる。例えば上側が投光器で下側が受光器というものである。出口側光電センサ106も投光器と受光器との間の作業服30の有無を検出する。
「挿入可」表示灯130は、被検物たる作業服30の装置内部滞留等の異常がない場合に点灯される。
運用モードスイッチ収納部150は、不図示の表示灯付き運用モード切換スイッチを収納しており、運用モードが、通常測定用の自動モード、線源を用いた放射線検出器の校正時等に適用される校正モード、またはメンテナンス時に適用される手動モードに切り替えられる。
非常停止スイッチ170は、非常停止が必要なときに押下して搬送を停止させる。操作パネル110の非常停止スイッチ113と併用することができる。
制御駆動部181は、上記した搬送部100を駆動制御する。
システム制御部182は、制御駆動部181と、操作パネル110と、「挿入可」表示灯130と、音声発生部140と、不図示の表示灯付き運用モード切換スイッチと、プリンタ160と、非常停止スイッチ170と、放射線検出部190と、折り畳み機20が内蔵する不図示の制御部と、が接続されている。このシステム制御部182により後述するような随時制御や情報処理という一連の処理が行なわれる。
放射線検出部190は、プラスチックシンチレータ検出器191と、これを囲む鉛シールド192と、不図示の信号処理回路とで構成されている。
汚染品バスケット280は、汚染品の作業服30を収容する。
10:ランドリモニタ
100:搬送部
101:下側駆動ローラ
102:上側駆動ローラ
103:下側ベルト
104:上側ベルト
105:入口側光電センサ
106:出口側光電センサ
110:操作パネル
111:操作部スイッチ
112:不良品払出スイッチ
113:非常停止スイッチ
114:操作表示器
120:メンテナンス扉
130:「挿入可」表示灯
140:音声発生部
150:運用モードスイッチ収納部
160:プリンタ
170:非常停止スイッチ
181:制御駆動部
182:システム制御部
190:放射線検出部
191:プラスチックシンチレータ検出器
192:鉛シールド
20:折り畳み機
200:搬入コンベア
210:第1折りナイフ
220:折り畳みコンベア
230:第2折りナイフ
240:第2折りコンベア
250:スタッカコンベア
260:バタフライ板
270:正常品バスケット
280:汚染品バスケット
290:補助コンベア
A:衣類搬入位置
B:正常衣類搬出方向
C,C1:汚染衣類搬出方向
Claims (3)
- 原子力発電所等の放射性物質取扱施設内で作業した業務従事者が着用した衣類等を搬送部が搬送し、放射線検出部が衣類等の放射能汚染の有無を検出して検出データを出力するランドリモニタと、
ランドリモニタからの検出データに基づいて、放射能汚染がない正常品の衣類等であるか放射能汚染がある汚染品の衣類等であるかを識別するための識別データを出力するシステム制御部と、
システム制御部からの識別データに基づいて、ランドリモニタから搬送された正常品の衣類等を折り畳んで正常品バスケットに収容し、また、汚染品の衣類等をそのまま汚染品バスケットに収容する折り畳み機と、
を有するランドリモニタシステムであって、
ランドリモニタは、搬送部の搬入側付近に不良品を払い出すための不良品払出スイッチを備え、
システム制御部は、ランドリモニタの不良品払出スイッチが押されたならば不良品の衣類等を汚染品であると代替して識別して識別データを出力する出力手段として機能し、
折り畳み機は、この識別データに基づいて、不良品の衣類等を汚染品バスケットに収容する、
ことを特徴とするランドリモニタシステム。 - 請求項1に記載のランドリモニタシステムにおいて、
前記ランドリモニタは、衣類等が本体内から排出されたことを検出する出口側のセンサを備え、
前記システム制御部の出力手段は、ランドリモニタの不良品払出スイッチが押され、かつ出口側のセンサが排出を検出したならばランドリモニタから排出された不良品の衣類等を汚染品であると代替して識別して識別データを出力する手段であることを特徴とするランドリモニタシステム。 - 請求項1または請求項2に記載のランドリモニタシステムにおいて、
前記システム制御部は、
衣類等が正常品であると判断された場合に正常品カウントデータを1繰り上げ、また、衣類等の汚染品であると判断された場合に汚染品カウントデータを1繰り上げるよう管理する枚数管理手段と、
不良品払出スイッチが押された場合には正常品カウントデータおよび汚染品カウントデータを加増せずそのまま維持するキャンセル手段と、
として機能することを特徴とするランドリモニタシステム。
Priority Applications (1)
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JP2007148758A JP2008304188A (ja) | 2007-06-05 | 2007-06-05 | ランドリモニタシステム |
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- 2007-06-05 JP JP2007148758A patent/JP2008304188A/ja active Pending
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