JP6453261B2 - 包装品処理装置 - Google Patents
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Description
物品が所定間隔毎に供給された筒状フィルムの物品を挟む前後に横シール装置のシール手段で横シール・切断を施して包装品を得る横形製袋充填機を備える包装品処理装置であって、
前記包装品の重量を検査する重量検査装置が、前記横シール装置の包装品の搬送方向下流側に近接して配置され、
前記重量検査装置から搬送される包装品の通過を許容する入口と出口とが形成されたカバー内を搬送コンベヤにより包装品が搬送されるよう構成されて該包装品を検査する金属検査装置が、前記重量検査装置の搬送方向下流側に近接して配置され、
前記金属検査装置から搬送される包装品の通過を許容する入口と出口とが形成されたカバー内を搬送コンベヤにより包装品が搬送されるよう構成されて該包装品を検査するX線検査装置が、前記金属検査装置の搬送方向下流側に近接して配置され、
前記横シール装置で横シール・切断が施される際に筒状フィルムを支持する搬出コンベヤで搬送される包装品を、前記重量検査装置における包装品の搬送路を構成する重量検査用コンベヤに受け渡すよう構成し、
前記横形製袋充填機で得られる包装品の良・不良を判定する判定手段で不良と判定されて前記重量検査装置に到来した包装不良品を搬送路外に排除する第1排除手段を備えると共に、
前記重量検査装置と金属検査装置とX線検査装置の検出情報に基づいて不良と判定されて前記X線検査装置の下流に到来した包装不良品を搬送路外に排除する第2排除手段を備えることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、横形製袋充填機の下流側に、重量検査装置、金属検査装置およびX線検査装置の順で3種類の検査装置を相互に近接して配設したので、横シール装置の動作に伴う金属検査装置の誤検出を防止しつつ装置の全長を短かくすることができる。例えば、横形製袋充填機の運転前にテストサンプルを用いて各検査装置をテストするに際し、重量検査用コンベヤにテストサンプルを載置することで下流側の金属検査装置およびX線検査装置までテストサンプルを搬送してテストすることができるので、金属検査装置およびX線検査装置の両カバーの間にテストサンプルを挿入可能な長さの隙間を確保する必要はなく、テストサンプルの長さに関係なく隙間を小さくすることで包装品処理装置の全長を短かくすることができる。
また、重量検査装置まで到来した、例えば、印字不良や新旧フィルムの継ぎ目箇所が存在するフィルムなどからなる包装不良品を、その下流側に搬送する前に排除することができ、金属検査装置やX線検査装置において包装不良品に起因する搬送不良が発生するのを防ぐことができると共に、金属検査装置およびX線検査装置による不要な検査を省くことができる。
請求項2に係る発明によれば、金属検査装置に発生する磁界に影響を与えることなく包装不良品を排除することができるので、金属検査装置の検査精度が低下するのを防ぐことができる。
前記保護カバーには、包装品の搬送方向と交差する左右方向の一側に、前記判定手段で不良と判定された包装不良品を外部に排出するための排出口が設けられていることを特徴とする。
請求項3に係る発明によれば、保護カバーで搬送路内に手指が進入するのを防止しつつ、包装不良品を外部に排出することができる。
前記一対のシール体は、搬送路を挟んで相互に離間する初期位置から相互に近接して筒状フィルムを挟持し、挟持状態で下流側に向けて移動した後に、相互に離間し上流側に復帰するボックスモーションを行うよう構成され、
前記横シール装置を挟んで搬送方向の上流側に配設された搬入コンベヤおよび下流側に配設された前記搬出コンベヤを備え、一対のシール体が離間しているときには搬入コンベヤおよび搬出コンベヤの対向端部を相互に近接させ、一対のシール体が近接したときには搬入コンベヤおよび搬出コンベヤの対向端部を相互に離間させるよう構成されたことを特徴とする。
請求項4に係る発明によれば、良質な横シールを施し得ると共に、高さ寸法が大きな物品などを包装するに際して有利であるボックスモーション式のシール手段では、該シール手段の動作に起因して一対のシール体が搬送方向下流に向けて移動することになるにも関わらず、重量検査装置より搬送下流に金属検査装置が配設されていることから、該金属検査装置の検査精度が低下するのを防ぐことができる。
本発明は実施例の構成に限定されるものではなく、例えば、以下のようにも変更実施可能である。また、以下の変更例に限らず、実施例に記載した構成については、本発明の主旨の範囲内において種々の実施形態を採用し得る。
(1) 第1排除装置36を、第2排除装置52のような排除バー等からなる可動部を動作して包装不良品を搬送路外に排除する構成を採用することができるが、この場合には金属検査装置40が発生する磁界に影響を与えることがないよう可動部を樹脂材等の非磁性体で構成することが好ましい。
(2) 横シール装置12のシール手段14は、筒状フィルムの上下で、フィルム搬送方向に交差する方向に延在する回転軸に支持された各シール体が夫々自転して筒状フィルムに横シール・切断を施す構成を採用することができる。
(3) 実施例では、保護カバー32の閉鎖状態でのみ包装運転が許容されるよう構成したが、包装運転の運転スイッチのON−OFFに連動して保護カバー32を閉鎖状態でロックしたりロック解除するロック手段を設け、運転スイッチのOFF(包装運転の停止時)にのみ保護カバー32の開放が許容される構成を採用することができ、この構成によってもシール手段14の動作中にその動作領域に作業者の手指が進入することを防止し得る。
(4) 横シール装置12におけるシール手段14の動作中にその動作領域に作業者の手指が進入することを防止する保護手段としては、安全距離に相当する範囲をカバー20,32で覆う手段に代えて、赤外線、超音波、サーモグラフィー等を用いて人の手指等を感知可能な感知センサを設け、シール手段14の動作領域周辺に作業者の手指が接近したことを感知センサが感知したことを条件として包装機10の運転を停止(シール手段14の動作を停止)する手段を採用可能である。
(5) 金属検査装置40およびX線検査装置46で検査される包装品を搬送する搬送コンベヤ42,50は、1つの連続する搬送コンベヤで構成することができる。
14a シール体,16 搬入コンベヤ,18 搬出コンベヤ,26 判定手段
28 重量検査装置,30 重量検査用コンベヤ,32 保護カバー
34a 排出口,36 第1排除装置(第1排除手段),40 金属検査装置
42 第1搬送コンベヤ(搬送コンベヤ),44 金属検査用カバー(カバー)
46 X線検査装置,48 保護カバー(カバー)
50 第2搬送コンベヤ(搬送コンベヤ),52 第2排除装置(第2排除手段)
Claims (4)
- 物品が所定間隔毎に供給された筒状フィルムの物品を挟む前後に横シール装置(12)のシール手段(14)で横シール・切断を施して包装品を得る横形製袋充填機(10)を備える包装品処理装置であって、
前記包装品の重量を検査する重量検査装置(28)が、前記横シール装置(12)の包装品の搬送方向下流側に近接して配置され、
前記重量検査装置(28)から搬送される包装品の通過を許容する入口と出口とが形成されたカバー(44)内を搬送コンベヤ(42)により包装品が搬送されるよう構成されて該包装品を検査する金属検査装置(40)が、前記重量検査装置(28)の搬送方向下流側に近接して配置され、
前記金属検査装置(40)から搬送される包装品の通過を許容する入口と出口とが形成されたカバー(48)内を搬送コンベヤ(50)により包装品が搬送されるよう構成されて該包装品を検査するX線検査装置(46)が、前記金属検査装置(40)の搬送方向下流側に近接して配置され、
前記横シール装置(12)で横シール・切断が施される際に筒状フィルムを支持する搬出コンベヤ(18)で搬送される包装品を、前記重量検査装置(28)における包装品の搬送路を構成する重量検査用コンベヤ(30)に受け渡すよう構成し、
前記横形製袋充填機(10)で得られる包装品の良・不良を判定する判定手段(26)で不良と判定されて前記重量検査装置(28)に到来した包装不良品を搬送路外に排除する第1排除手段(36)を備えると共に、
前記重量検査装置(28)と金属検査装置(40)とX線検査装置(46)の検出情報に基づいて不良と判定されて前記X線検査装置(46)の下流に到来した包装不良品を搬送路外に排除する第2排除手段(52)を備える
ことを特徴とする包装品処理装置。 - 前記第1排除手段(36)は、エアーまたは非磁性体からなる排除バーによって、前記包装不良品を搬送路外に排除するよう構成したことを特徴とする請求項1記載の包装品処理装置。
- 前記重量検査装置(28)における包装品の搬送路を覆う閉鎖位置と該搬送路を開放する開放位置との間を開閉動し得る保護カバー(32)を備え、
前記保護カバー(32)には、包装品の搬送方向と交差する左右方向の一側に、前記判定手段(26)で不良と判定された包装不良品を外部に排出するための排出口(34a)が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の包装品処理装置。 - 前記横シール装置(12)のシール手段(14)は、筒状フィルムの搬送路を挟んで上下に対向する一対のシール体(14a,14a)を備え、
前記一対のシール体(14a,14a)は、搬送路を挟んで相互に離間する初期位置から相互に近接して筒状フィルムを挟持し、挟持状態で下流側に向けて移動した後に、相互に離間し上流側に復帰するボックスモーションを行うよう構成され、
前記横シール装置(12)を挟んで搬送方向の上流側に配設された搬入コンベヤ(16)および下流側に配設された前記搬出コンベヤ(18)を備え、一対のシール体(14a,14a)が離間しているときには搬入コンベヤ(16)および搬出コンベヤ(18)の対向端部を相互に近接させ、一対のシール体(14a,14a)が近接したときには搬入コンベヤ(16)および搬出コンベヤ(18)の対向端部を相互に離間させるよう構成されたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の包装品処理装置。
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