JPH07174714A - 布片欠陥検出装置 - Google Patents

布片欠陥検出装置

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JPH07174714A
JPH07174714A JP31932793A JP31932793A JPH07174714A JP H07174714 A JPH07174714 A JP H07174714A JP 31932793 A JP31932793 A JP 31932793A JP 31932793 A JP31932793 A JP 31932793A JP H07174714 A JPH07174714 A JP H07174714A
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JP
Japan
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cloth
washing
conveyor
defect
piece
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Withdrawn
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JP31932793A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Ishihara
秀俊 石原
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 布片のしみの種類を判定し、これに適した洗
剤或いは助剤を選択し、汚れ部分のみを自動的に洗い落
とすことによって経済的で、かつ確実にしみを除去でき
るようにした布片欠陥検出装置を提供する。 【構成】 ロールアイロナ3に続く搬送コンベヤ51に
設けられ、布片10の位置検出を行う位置検出手段41
と、布片10に残っているしみ、付着物、破れ等の欠陥
を検出する検出手段42,43と、バイパスコンベヤ5
5と、同バイパスコンベヤ55の上部に横1列に配置さ
れた複数の洗・助剤噴射手段61と、前記布片10の位
置検出手段41と欠陥検出手段42,43とから発せら
れた位置及び欠陥検出信号を記憶し、欠陥布片10′の
みを折畳み工程53を経ずに通過させて前記バイパスコ
ンベヤ55に移載し、同バイパスコンベヤ55上を送ら
れている布片10′の欠陥部分に最適のタイミングで洗
・助剤を噴射するように前記複数の洗・助剤噴射手段6
1を制御装置40とで構成してなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシーツ、包布、テーブル
クロス等の布片の被洗物の洗濯ラインにおいて、ロール
アイロナの工程後、被洗物の汚れ破損等を検出してこれ
らの検出物を工程の流れからバイパスし、部分的に洗・
助剤添加を行う布片欠陥検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、ロールアイロナ3の
後端部に布片10の有無を検知する布片検知器412
と、前記布片10の表面状態を検出して映像信号とする
ラインイメージセンサ414と、前記映像信号を入力し
て布片の欠陥判別を行い、合否信号を出力する信号処理
器415と、同信号処理器415からの不合格信号41
7を受けて、前記ロールアイロナ3のコンベヤ410上
の布片を後工程である折畳み機5に通過させないよう排
除するリジェクタ416とを具備してなる従来の布片の
欠陥検査装置4が、例えば実開平4−7100号公報に
おいて提案されている。なお、図中413は照明装置で
ある。
【0003】図6,図7はこのような布片の欠陥検査装
置4に採用されている従来のロールアイロナにおける布
片の処理フローを示すブロック図である。従来のロール
アイロナでは、同ロールアイロナに送り込まれた布片は
乾燥処理された後に排出され、図6に示す場合は図5に
示すものと同じように、欠陥のチェックは折畳み機の手
前で行われ、しみ、汚れのある不良品は折畳み機を経る
ことなく排除されて再洗いへと回される。また図7に示
すものは、ロールアイロナの手前で作業者の目視判定に
より欠陥判別をしている例であり、この場合も合否の信
号はロールアイロナで処理された後の布片に作用して、
不良品は折畳み機を経ることなく排出される。なお、図
6,図7に示されている張り広げ機は、シーツ等の布片
を開いてロールアイロナに仕掛け易くする装置、折畳み
機は乾燥処理された布片が自動的に折畳まれる装置であ
るが、ここでは詳細な説明は省略する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は前記の如く、し
み、破れを目視或いは検出装置により検知すると、これ
らを不良品として自動的に排出するものの、これに続く
後工程では、作業者がしみのある布片に対してしみの部
分を見つけ直してしみ抜き処理後、もう一度洗い直す
か、又は高濃度の洗剤溶液中で再度洗浄してしみの除去
をしていた。 而して布片、例えばシーツの寸法は一般
に2m×3mもあり、この大きな布片の中から小さなし
み(例えば直径3〜4mmの円形)を見つけ出すには、人
手による多くの労力と時間を要し、また作業者の労力を
減らすために、しみを見つけ出す作業を省略し、布片全
体を高濃度の洗剤溶液の中で洗い直すことによってしみ
の除去をしようとすると、布片の傷みが早くなり、かつ
そのための洗剤の費用が嵩んで不経済であるという欠点
があった。従ってこのようなしみ、破れの検出と、しみ
取り処理の自動化が待望されていた。本発明は前記従来
の布片欠陥検出装置における諸課題を解決しようとする
もので、布片のしみの種類を判別して、これに適した洗
剤或いは助剤を選択し、汚れ部分のみを自動的に洗い落
とすことによって、経済的で確実にしみを除去しようと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、洗濯
後の被洗物を乾燥してアイロン掛けを行うロールアイロ
ナに続く搬送コンベヤ及び布片折畳み機が設けられた設
備において、前記搬送コンベヤに設けられ、布片の位置
検出を行う位置検出手段と、搬送コンベヤ上を搬送され
ている布片に残っているしみ、付着物、破れ等の欠陥を
検出する検出手段と、前記欠陥を有する布片を前記折畳
み工程を経ずに通過させるバイパスコンベヤと、同バイ
パスコンベヤの上部に設置された複数の洗・助剤噴射手
段と、前記布片の位置検出手段と欠陥検出手段とから発
せられた位置及び欠陥検出信号を記憶し、欠陥布片のみ
を折畳み工程を経ずに通過させて前記バイパスコンベヤ
に移載し、同バイパスコンベヤ上を送られている布片の
欠陥部分に最適のタイミングで洗・助剤を噴射するよう
に前記複数の洗・助剤噴射手段を制御する制御装置とか
らなるものであり、また前記の布片欠陥検出装置とし
て、搬送コンベヤに異なる波長スペクトルの光線を使用
する複数の光学的欠陥検出装置を設けてなるもので、こ
れを課題解決のための手段とするものである。
【0006】更に前記の布片欠陥検出装置として、前記
バイパスコンベヤの上部にコンベヤの流れと直角方向に
複数列設置され、各列に複数の噴射ノズルが等配され、
前記の各列毎に異なる種類の洗・助剤を噴射する洗・助
剤噴射手段と、前記洗・助剤の種類に見合う数の洗・助
剤用タンク及びポンプとを備えてなるもので、これを課
題解決のための手段とするものである。また洗濯後の被
洗物を乾燥してアイロン掛けを行うロールアイロナに続
く搬送コンベヤ及び布片折畳み機が設けられた設備にお
いて、前記搬送コンベヤに設けられ、布片の位置検出を
行う位置検出光センサと、搬送コンベヤ上を搬送されて
いる布片の決められた幅に亙って残っているしみ、付着
物、破れ等の欠陥を検出する検出手段である照明灯及び
ラインイメージセンサと、前記欠陥を有する布片を前記
折畳み工程を経ずに通過させるバイパスコンベヤと、同
バイパスコンベヤの上部に設置された複数の洗・助剤噴
射ノズルと、同洗・助剤噴射ノズルを個々に開閉する複
数の電磁制御弁と、前記バイパスコンベヤの周辺に設置
された前記洗・助剤噴射ノズルに洗・助剤を送り込むタ
ンク及びポンプとからなる洗・助剤噴射手段と、前記布
片位置検出光センサと欠陥検出センサから発せられた欠
陥検出信号を記憶し、欠陥布片のみを折畳み工程を経ず
に通過させて前記バイパスコンベヤに移載し、同バイパ
スコンベヤ上を送られている布片の欠陥部分に最適のタ
イミングで洗・助剤を噴射するように前記制御弁を制御
し、破れた布片には洗・助剤を噴射せず、同布片を前記
バイパスコンベヤの下流において他の布片と分別する制
御機能を有する制御装置とからなるもので、これを課題
解決のための手段とするものである。
【0007】
【作用】本発明において、洗濯後の被洗物である布片は
ロールアイロナで乾燥され、アイロン掛けされて、搬送
コンベヤに移載される。前記搬送コンベヤ上を送られて
来る布片の前縁辺を位置検出光センサが感知し、その信
号を制御装置に伝える。布片は照明灯に照明され、布片
の送り方向は小幅で、これと直角方向は全幅の細長い映
像をラインイメージセンサに映しながら移動し、布片の
全長を通過させることにより布片の全表面が検査され
る。前記ラインイメージセンサの映像信号は順次制御装
置に送られ、布幅方向の位置軸及び時間軸に対して記憶
されるので、映像信号の中のしみ、破れ等の欠陥信号も
布幅方向の位置軸及び時間軸で記録される。なお、布片
の破れは、下側のコンベヤ部の色調を選ぶことにより、
ラインイメージセンサの信号のレベルによって、しみと
区別することができる。
【0008】次の布片折畳み工程において、布片が欠陥
のないものであればそのまま折畳まれて正常のラインに
載せられるが、制御装置に欠陥信号が送られたものは、
広げられた状態のまま折畳み機内を通過し、バイパスコ
ンベヤに移載される。バイパスコンベヤに移載された布
片が移動する間に、制御装置において記憶された欠陥の
布幅方向の位置により、複数の制御弁の中から布片の欠
陥位置に対応する制御弁を選び、コンベヤ速度から布片
の欠陥の移動方向の位置を算定して、布片の欠陥部分に
最適のタイミングに選択された制御弁に電流を送り、洗
・助剤を瞬間的にスポット噴射する。この洗・助剤のス
ポット噴射は、予めしみ又は付着物を布片から取り易い
ようにするための再洗前処理手段である。ラインイメー
ジセンサ43が破れと判断した布片には、洗・助剤の噴
射の信号が発せられず、前記バイパスコンベヤの下流に
おいて他の布片と分別される。
【0009】また前記の布片欠陥検出装置において、搬
送コンベヤ上の布片を異なる波長スペクトルの光源(例
えば通常の可視光線と紫外線)で照らし、ラインイメー
ジセンサを設けた布片欠陥手段を併設しておけば、しみ
の色調による判別がより明瞭となり、しみ取り用洗剤の
選択が容易となる。更にしみは、有機的な汚れ、油性の
もの、付着物等により洗剤、或いは助剤の種類を替えた
い場合がある。このようなとき、バイパスコンベヤの上
部に設置された異なる複数種類の洗剤、或いは助剤を取
扱う噴射系統を備えていれば、制御装置いおいて、前記
ラインイメージセンサの映像から、しみの種類を判定
し、これに適した洗剤、或いは助剤を選択して、その特
定の洗剤、又は助剤をしみに向かって噴射することがで
きる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面について説明す
る。先ず本発明の布片欠陥検出装置の第1実施例を図1
及び図2によって説明すると、洗濯後のシーツ10(布
片)は、ロールアイロナ3において乾燥、アイロン掛け
を行った後、これに続く搬送コンベヤ51及びシーツ折
畳み機5に送られ、ここでシーツ10が折畳まれて良品
排出コンベヤ53に排出される。図2に示すように搬送
コンベヤ51に設置された支台48にシーツ10の位置
検出を行う位置検出光センサ41と照明灯42が取付け
られ、同様に搬送コンベヤ51に設置された架台49に
ラインイメージセンサ43が取付けてある。照明灯42
は搬送コンベヤ51上を搬送されているシーツ10の送
り方向に狭く光を集中させて全幅を照明し、ラインイメ
ージセンサ43にこの照明されたシーツ10の全幅に亙
る細長い映像(図中Aで示したハッチング部)を映し、
この映像にしみ11、破れ等の欠陥が映っていれば、ラ
インイメージセンサ43においては各画素で走査してい
るので、欠陥によって生ずる明暗は電気信号に変換して
順次制御装置40(図1)に送られ、同制御装置40に
時間軸と各画素の位置で欠陥位置が記憶される。またラ
インイメージセンサ43に映しだされた欠陥の明暗の程
度と信号の形によって欠陥の種類を判定することができ
る。即ち、破れはシーツ10のバックを黒色にしておけ
ば、信号は急速な立ち上がりによる高いものとなり、し
みは立ち上がりは緩やかで高さも低くなる。欠陥を有す
ると判定されたシーツ10は、制御装置40の折畳み機
5への指令によって、折畳み作動をさせずに通過させバ
イパスコンベヤ55に移動させる。
【0011】バイパスコンベヤ55上では、同バイパス
コンベヤ55に取付けられた支台69の上部に、洗・助
剤樋67が設置され、この洗・助剤樋67に、複数の洗
・助剤噴射ノズル61と、同洗・助剤噴射ノズル61を
個々に開閉する同数の電磁制御弁62とが1列に等ピッ
チに並べて配設されている。またバイパスコンベヤ55
の周辺には、洗・助剤噴射ノズル61に高濃度の洗剤、
又は助剤を送り込む洗・助剤タンク63及びポンプ64
が設置されている。そして同ポンプ64によって送られ
た洗・助剤は逆止弁を通って洗・助剤樋67に貯留す
る。同洗・助剤樋67には、その液圧力を保持するため
のヘッダー66が結合されている。前記噴射ノズル61
からの洗・助剤噴射は瞬間的に行われ、シーツ10′上
の洗・助剤の塗布範囲は図中Bで示された範囲であり、
隣接するノズル61の塗布範囲と若干重なるようにセッ
トされている。またバイパスコンベヤ55の終端部に
は、欠陥シーツ10′の収容箱56が配置されている。
同収容箱56は2つに仕切られ、図1に示されたよう
に、破れはC側、しみ付きシーツ10′はD側に収容さ
れる。また同仕切りの上側には制御装置40の指令によ
って作動する切換板57が設けられ、これによってシー
ツ10′の分別をする。
【0012】次にこのように構成された第1実施例の作
用を説明する。洗濯後のシーツ10はロールアイロナ3
で乾燥してアイロン掛けされ、搬送コンベヤ51に移載
される。搬送コンベヤ51上を送られてくるシーツ10
の前縁辺を位置検出光センサ41が感知し、その位置信
号を前記の制御装置40に伝えて記憶させる。照明灯4
2に照明されたシーツ10の全幅の映像をラインイメー
ジセンサ43に映しながらシーツ10を移動し、シーツ
10の全長を通過させることによってシーツ10の全表
面を走査して検査する。ラインイメージセンサ43の映
像信号は制御装置40に送られた布幅方向の位置軸及び
時間軸に対して記憶されるので、映像信号の中のしみ、
破れ等の欠陥信号も布幅方向の位置軸及び時間軸で記録
される。なお、シーツ10の破れは、下側のコンベヤ部
の色調を選ぶことにより、ラインイメージセンサ43に
おいてしみと区別することができる。
【0013】次にシーツ折畳み機5において、シーツ1
0が欠陥のないものであればそのまま折畳まれて良品の
排出コンベヤ53に載せられるが、制御装置40に欠陥
信号が送られたものは、制御装置40からの指令によ
り、広げられた状態のまま折畳み機5内を通過し、バイ
パスコンベヤ55上に移載される。同バイパスコンベヤ
55に移載された欠陥を有するシーツ10′が移動する
間に、制御装置40において記憶された欠陥11′の布
幅方向の位置により、横に並んだ複数の制御弁62の中
からシーツ10′の欠陥位置に対応する制御弁62を選
び、コンベヤ速度から移動するシーツ10′の欠陥の位
置を算定して、シーツ10′の欠陥部分に最適のタイミ
ングで制御装置40から選択された制御弁62に作動電
流を送り、洗剤又は助剤ノズル61から瞬間的に噴射さ
せる。ラインイメージセンサ43が破れと判断したシー
ツ10′には、洗・助剤の噴射の信号が発せられず、前
記バイパスコンベヤ55の下流において、図1に示した
ように、切換板57によってシーツ10′は分別され、
破れたものは収容箱56のC側、しみ付きシーツ10′
は収容箱56のD側に収容される。また洗剤又は助剤を
染み込ませ、しみ及び付着物を布辺から浮遊させて緩め
る前処理をしたシーツ10′は再度洗濯に回される。
【0014】次に本発明の布片欠陥検出装置の第2実施
例を図3について説明する。前記第1実施例では、搬送
コンベヤ51上に1組の光学的欠陥検出装置を設けてあ
るのに対し、本第2実施例では異なる波長スペクトルの
光線を使用する2組の光学的欠陥検出装置を設けてあ
る。即ち、図3において、架台49に2組のラインイメ
ージセンサ43,43′が取付けられ、シーツ10の照
明も照明灯42と照明灯42′と2組設けられ、同2組
の照明灯42,42′の中間に遮光板45が設けられて
いる。2組の照明灯42,42′は照射する光の波長ス
ペクトルの異なった光源を使用し、欠陥の程度及び種類
を判別することができる。例えば、照明灯42は白色
光、照明灯42′は紫外線を含む青色とすれば、照明灯
42′はシーツ10の黄色、薄茶色など白色光では判別
し難いしみを検出することができる。
【0015】次に本発明の布片欠陥検出装置の第3実施
例を図4について説明する。本第3実施例では前記第1
実施例のものに2組の洗・助剤噴射系統を設置したもの
である。図4に示すように、バイパスコンベヤの55の
上部に、異なる2種類の洗剤又は助剤を噴射できるよう
に噴射ノズル61,61′が等分に配置された2組の洗
・助剤噴射系統を設置し、この2組の洗・助剤噴射系統
はそれぞれが独立に機能するように、2組の洗・助剤タ
ンク63,63′、ポンプ64,64′、ヘッダー6
6,66′、洗・助剤樋67,67′、洗・助剤噴射ノ
ズル61,61′及び電磁弁62,62′とを備えたも
のである。図は2組の洗・助剤噴射系統を示している
が、多数の洗剤噴射系統を設置することも可能である。
しみは、有機的な汚れ、油性のもの、付着物等により分
類され、これら欠陥の程度及び種類により洗剤又は助剤
(例えば漂白剤)の種類や濃度を替えたい場合がある。
このようなとき、バイパスコンベヤ55の上部に設置さ
れた異なる複数種類の洗・助剤を取扱う噴射系統を備え
ていれば、制御装置において、前記ラインイメージセン
サの映像からしみの種類を判定し、これに適した洗・助
剤を選択し、コンベヤの速度から噴射のタイミングを算
定して、特定の洗剤又は助剤をしみに向かって噴射する
ことができる。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明によれ
ば、布片のしみ、破損等の欠陥をラインイメージセンサ
の映像として記憶し、欠陥のある布片をバイパスコンベ
ヤに導いて、ここで前記記憶した布片の欠陥位置に洗剤
又は助剤をスポット噴射するように自動制御したもので
あり、一定基準以下の布片の欠陥を確実に検出してバイ
パスラインに載せ、再洗前処理として、しみに洗剤又は
助剤を染み込ませることが自動的にできるので、従来の
ような作業者が布片からしみの部分を見つけ出してしみ
抜きする手数がなくなる。また従来のような作業者の労
力を減らすために、布片全体を高濃度の洗剤溶液の中で
洗い直す必要もなくなり、洗剤の費用が少なくて済み経
済的である。更にラインイメージセンサに布片の映像を
映すとき、紫外線等の光源を併用すれば、黄色系統のし
みは、より鮮明に映しだすことができ、検出の確度が改
善される。更にまた、洗・助剤の噴射系統を複数持つこ
とにより、ラインイメージセンサでのしみの種類の判定
結果から、しみの種類に適した洗剤又は助剤を選択して
スポット噴射することができるので、しみをより確実に
除去することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る布片欠陥検出装置の
系統図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る布片欠陥検出装置の
斜視図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る布片欠陥検出装置の
要部のみ示す系統図である。
【図4】本発明の第3実施例に係る布片欠陥検出装置の
要部の側面図である。
【図5】従来の布片欠陥検出装置を示す系統図である。
【図6】従来のロールアイロナにおける布片の第1の処
理フローを示すブロック図である。
【図7】従来のロールアイロナにおける布片の第2の処
理フローを示すブロック図である。
【符号の説明】
3 ロールアイロナ 5 折畳み機 10 シーツ(布片) 40 制御装置 41 シーツ位置検出センサ 42 照明灯 43 ラインイメージセンサ 53 良品排出コンベヤ 55 バイパスコンベヤ 61 噴射ノズル 62 電磁弁 63 高濃度洗剤タンク 64 ポンプ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯後の被洗物を乾燥してアイロン掛け
    を行うロールアイロナに続く搬送コンベヤ及び布片折畳
    み機が設けられた設備において、前記搬送コンベヤに設
    けられ、布片の位置検出を行う位置検出手段と、搬送コ
    ンベヤ上を搬送されている布片に残っているしみ、付着
    物、破れ等の欠陥を検出する検出手段と、前記欠陥を有
    する布片を前記折畳み工程を経ずに通過させるバイパス
    コンベヤと、同バイパスコンベヤの上部に横1列に配置
    された複数の洗・助剤噴射手段と、前記布片の位置検出
    手段と欠陥検出手段とから発せられた位置及び欠陥検出
    信号を記憶し、欠陥布片のみを折畳み工程を経ずに通過
    させて前記バイパスコンベヤに移載し、同バイパスコン
    ベヤ上を送られている布片の欠陥部分に最適のタイミン
    グで洗・助剤を噴射するように前記複数の洗・助剤噴射
    手段を制御する制御装置とにより構成してなることを特
    徴とする布片欠陥検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の布片欠陥検出装置におい
    て、欠陥の程度及び種類を判別するために搬送コンベヤ
    に異なる波長スペクトルの光線を使用する光学的欠陥検
    出装置を設けたことを特徴とする布片欠陥検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の布片欠陥検出装置におい
    て、欠陥の程度及び種類に対応するために前記バイパス
    コンベヤの上部にコンベヤの流れと直角方向に複数列設
    置され、各列に複数の噴射ノズルが等配され、前記の各
    列毎に異なる種類の洗・助剤を噴射する洗・助剤噴射手
    段と、前記の洗・助剤の種類に見合う数の洗・助剤用タ
    ンク及びポンプとを備えてなることを特徴とする布片欠
    陥検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項2及び3記載の布片欠陥検出装置
    において、位置検出手段と欠陥検出手段からの検出信号
    によって判別された欠陥の位置と程度に応じて、これに
    対応する洗・助剤噴射ノズルを噴射させるようにした制
    御装置を備えてなることを特徴とする布片欠陥検出装
    置。
  5. 【請求項5】 洗濯後の被洗物を乾燥してアイロン掛け
    を行うロールアイロナに続く搬送コンベヤ及び布片折畳
    み機が設けられた設備において、前記搬送コンベヤに設
    けられ、布片の位置検出を行う位置検出光センサと、搬
    送コンベヤ上を搬送されている布片の決められた幅に亙
    って残っているしみ、付着物、破れ等の欠陥を検出する
    検出手段である照明灯及びラインイメージセンサと、前
    記欠陥を有する布片を前記折畳み工程を経ずに通過させ
    るバイパスコンベヤと、同バイパスコンベヤの上部に設
    置された複数の洗・助剤噴射ノズルと、同洗・助剤噴射
    ノズルを個々に開閉する複数の電磁制御弁と、前記バイ
    パスコンベヤの周辺に設置された前記洗・助剤噴射ノズ
    ルに洗・助剤を送り込むタンク及びポンプとからなる洗
    ・助剤噴射手段と、前記布片位置検出光センサと欠陥検
    出センサから発せられた欠陥検出信号を記憶し、欠陥布
    片のみを折畳み工程を経ずに通過させて前記バイパスコ
    ンベヤに移載し、同バイパスコンベヤ上を送られている
    布片の欠陥部分に最適のタイミングで洗・助剤を噴射す
    るように前記制御弁を制御し、破れた布片には洗・助剤
    を噴射せず、同布片を前記バイパスコンベヤの下流にお
    いて他の布片と分別する制御機能を有する制御装置とで
    構成してなることを特徴とする布片欠陥検出装置。
JP31932793A 1993-12-20 1993-12-20 布片欠陥検出装置 Withdrawn JPH07174714A (ja)

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JP31932793A JPH07174714A (ja) 1993-12-20 1993-12-20 布片欠陥検出装置

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