JP2007105067A - 布片折畳み積層処理機 - Google Patents

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哲也 中原
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Abstract

【課題】 シーツのような大面積布片を小さく折畳み、その折畳み布片を所定枚数ずつ積層させて排出するようにした布片折畳み積層処理機において、公知のものでは折畳み布片積層装置が布片折畳み装置の幅方向外側面からはみ出してしまい、処理機の幅方向の床占有面積が大きくなっていた。
【解決手段】 大面積の展張布片を所定小面積まで折畳む布片折畳み装置1と、折畳まれた折畳み布片を所定枚数ずつ積層させる折畳み布片積層装置4とを備えた布片折畳み積層処理機において、折畳み布片積層装置4を布片折畳み装置1の上面より上方で且つ平面視において布片折畳み装置1に重合する位置に設置していることにより、布片折畳み積層処理機の床占有面積を小さくし得るようにした。
【選択図】 図1

Description

本願発明は、シーツや包布のような大面積の展張布片を所定小面積まで折畳み、その折畳み布片を所定枚数ずつ積層させて積層布片にするようにした布片折畳み積層処理機に関するものである。
ランドリー工場においては、シーツ(又は包布)のような大面積布片は、洗濯・乾燥・プレス後に、図4の(A)〜(F)に示すように順次小さく折畳み、この折畳み布片を所定枚数ずつ(例えば7〜10枚ずつ)積層させた状態で出荷するようにしている。図4の例では、特大サイズのシーツを折畳む場合を示しており、図4(A)の展張布片Y0では、長手方向長さWが約3mである。
そして、この種の大面積布片を小さく折畳むには、プレス後の展張布類Y0をまず図4(A)の3つの折り線aで幅折りして図4(B)に示すように元の1/4の大きさの折畳み布類Y1とし、次に図4(B)の折り線bで長さ方向に2つ折りして図4(C)に示すように元の1/8の大きさの折畳み布類Y2とし、続いて図4(C)の折り線cで長さ方向に2つ折りして図4(D)に示すように元の1/16の大きさの折畳み布類Y3とし、さらに図4(D)の折り線dで長さ方向に2つ折りして図4(E)に示すように元の1/32の大きさまで折畳み(折畳み布類Yとなる)、その最終折畳み布類Yを図4(F)に示すように順次積層コンベア44上に積層する。尚、その積層布類Zは、例えば7〜10枚程度ずつ一まとめにして次の工程(例えば梱包工程)に搬送される。
ところで、本件出願人は、この種の布片折畳み積層処理機として、図5〜図6に示すものを既に提案している(例えば特許文献1の特開2004−184126号公報)。尚、この種の布片折畳み積層処理機X1は、ランドリー工場内において図7に示すように布片展張機5及びプレス機6に1列状態で連続して設置される。そして、洗濯・乾燥済みの大面積布片を布片展張機5で展張し、その展張布片をプレス機6でプレス処理した後にその排出コンベア61から布片折畳み積層処理機X1の布片折畳み装置1に供給されるようになっている。
図5〜図6に示す公知の布片折畳み積層処理機X1は、展張布片Y0(図4(A)の状態)を所定小面積の折畳み布片Y(図4(E)の状態)まで折畳む布片折畳み装置1と、該布片折畳み装置1で折畳まれた折畳み布片Yを所定枚数ずつ積層させる折畳み布片積層装置4と、布片折畳み装置1で折畳まれた折畳み布片Yを折畳み布片積層装置4側に受け渡す受け渡し装置3を備えている。
布片折畳み装置1には、図5及び図6に示すように、プレス機6の排出コンベア61から展張布片Y0(図4)を受け取って後送させる第1コンベア11、第1コンベア11の終端部に設けた第2コンベア12、第1コンベア11の下面走行部に接触状態で設けた第3コンベア13、第3コンベア13の下面走行部に接触状態で設けた第4コンベア14、第4コンベア14に連続する第5コンベア15、第5コンベア15の中間部において折畳むべき布片(図4(B)の4つ折り布片Y1)を挟持する一対の第6コンベア16及び第7コンベア17、該両コンベア16,17の下方に設けた第8コンベア18、第8コンベア18の上面近傍位置に設けた第9コンベア19、の合計9つのコンベアを有している。
第1〜第5の各コンベア11〜15は、機枠10の左右各側壁で支持されている。尚、第1〜第5の各コンベア11〜15は、折畳むべき展張布片(図4(A)の符号Y0)の長辺長さW(約3m)よりやや長いものが使用される関係で、機枠10の左右各側壁の外面間隔W0(図5、図7)はかなりの幅(W0=約4m)になる。
又、この布片折畳み装置1には、第1コンベア11の終端部と第2コンベア12の始端部間に展張布片Y0を2つ折りするために第1折り装置21(図6)、第3コンベア13の終端部と第4コンベア14の始端部間に2つ折り布片を4つ折りする(図4(B)の符号Y1)ための第2折り装置22(図6)、第5コンベア15上を搬送される4つ折り布片Y1を8つ折りする(図4(C)の符号Y2)ための第3折り装置23、第8コンベア18と第9コンベア19との間に8つ折り布片Y2を16折りする(図4(D)の符号Y3)ための第4折り装置24、受け渡し装置3(一対の挟持コンベア31,32)の始端部に16折り布片Y3を32折りする(図4(E)の符号Y)ための第5折り装置25、の5つの折り装置を有している。
各折り装置21〜25は、エアシリンダで押し板を進退操作させることで、それぞれ布片を搬送方向の1/2長さ部分で2つ折りし得るものである。又、第4折り装置24(図5)は、布片(特大サイズ)を合計5回折畳む(32折りする)ときに使用するもので、その場合には第9コンベア19側への移乗装置26(図5)を機能させて第8コンベア18上から第9コンベア19上に8つ折り布片Y2の始端側を1/2長さだけ移乗させた状態で、第4折り装置24を作動させる。尚、展張布片Y0を合計4回折り(16折り)するだけの場合は、移乗装置26及び第4折り装置24を機能させずに8つ折り布片Y2を第8コンベア18と第9コンベア19との間に素通りさせる。
受け渡し装置3は、一対の挟持コンベア31,32を有し、受け渡し装置3の始端部において第5折り装置25で32折りされた折畳み布片Yを両挟持コンベア31,32間に挟んだ状態で折畳み布片積層装置4側に移送し得るようになっている。
折畳み布片積層装置4は、一対のゲート板41,41と、該両ゲート板を開閉する開閉装置42と、両ゲート板41,41上に折畳み布片Yを送込むための送込コンベア43とを有している。又、両ゲート板41,41の直下離間位置には、折畳み布片Yを落下・積層させるための積層コンベア44を設けている。この積層コンベア44の終端部には、排出コンベア45が接続されており、さらに排出コンベア45の終端部には作業テーブル46が設置される。
折畳み布片積層装置4の幅W1(図5、図7)は約1mであるが、この折畳み布片積層装置4は、布片折畳み装置1の機枠10の側壁外面10aに隣接して設置されている。従って、この公知の布片折畳み積層処理機X1では、展張布片の搬送方向と直交する方向(図5の左右方向)の全幅W2(W0+W1)が約5mとなる。
ところで、図5〜図6に示す公知の布片折畳み積層処理機X1は、ランドリー工場内において図7に示すように布片展張機5及びプレス機6に1列状態で連続して設置される。他方、布片展張機5及びプレス機6の各幅は、布片折畳み装置1部分の幅W0とほぼ同じであり、従って、布片展張機5とプレス機6と布片折畳み装置1の左右各側面はほぼ面一状に揃うことになる。
そして、図5〜図7に示す公知の布片折畳み積層処理機X1では、布片展張機5で展張されプレス機6でプレス処理された展張布片Y0が順次布片折畳み装置1の第1コンベア11の始端部上に供給されるが、第1コンベア11の始端部上に供給された展張布片Y0は、布片折畳み装置1の各コンベア11〜19で搬送される途中で第1〜第5の各折り装置21〜25により順次所定小面積まで折畳まれ(折畳み布片Y)、その展張布片Y0の状態で受け渡し装置3により折畳み布片積層装置4部分まで搬送され、続いて送込コンベア43により両ゲート板41,41を跨がる所定位置まで送り込まれた状態で両ゲート板41,41が開作動されて、折畳み布片Yが積層コンベア44上の定位置に落下する。同様に、後続の折畳み布片Yが順次ゲート板41,41部分から落下し、積層コンベア44上に折畳み布片Yが所定枚数(例えば7〜10枚)だけ積層される。すると、積層コンベア44が排出動作をして、該積層コンベア44の積層布片Zが排出コンベア45を経て作業テーブル46まで移送されるようになっている。
特開2004−184126号公報
ところで、図5〜図7に示す公知の布片折畳み積層処理機X1では、設置状態において折畳み布片積層装置4(幅W1)が布片折畳み装置1の機枠外側面10aからはみ出しており、布片折畳み積層処理機X1の全幅W2が大きくなっている(W2=約5m)。従って、布片折畳み積層処理機X1の幅方向の床占有面積が大きくなる。
他方、布片展張機5及びプレス機6の各幅は、布片折畳み装置1部分の幅W0とほぼ同じであるため、布片展張機5とプレス機6と布片折畳み積層処理機X1からなる一連の布片処理機の設置状態では、布片展張機5から布片折畳み積層処理機X1までの全長L1(約10m)に亘って折畳み布片積層装置4の幅W1(約1m)だけデッドスペースになる可能性がある。
このように、図5〜図7に示す公知の布片折畳み積層処理機X1では、折畳み布片積層装置4が布片折畳み積層処理機X1の幅方向外方にはみ出していることにより、上記したように幅方向の床占有面積が大きくなる問題、あるいは大きなデッドスペースができる問題等が発生する。
そこで、本願発明は、布片折畳み装置と折畳み布片積層装置を有する布片折畳み積層処理機において、全幅(展張布片の搬送方向とは水平直交方向の全幅)を小さくし得るようにすることを目的としてなされたものである。
本願発明は、上記課題を解決するための手段として次の構成を有している。
本願発明は、シーツのような大面積の展張布片を所定小面積まで折畳む布片折畳み装置と、布片折畳み装置で折畳まれた折畳み布片を所定枚数ずつ積層させる折畳み布片積層装置とを備えた布片折畳み積層処理機を対象にしている。
布片折畳み装置は、上記公知例(図5、図6)のものと同じものを使用できる。即ち、この布片折畳み装置は、プレス機から供給される展張布片を受け取って搬送させる複数のコンベアと、各コンベアで搬送される布片を順次所定小面積まで折畳む複数の折り装置を有している。尚、本願で使用する布片折畳み装置は、折畳むべき大面積布片の大きさによって折畳み回数を4回(16折り)と5回(32折り)とに切り替えて使用できるようにしてもよい。
布片折畳み装置で所定小面積に折畳まれた折畳み布片は、受け渡し装置(一対の挟持コンベアが使用される)によって折畳み布片積層装置部分まで搬送される。
折畳み布片積層装置も、上記公知例(図5、図6)のものと同じものを使用できる。即ち、この折畳み布片積層装置は、受け渡し装置で搬送されてきた折畳み布片を送込コンベアで一対のゲート板上まで送込み、両ゲート板を開閉装置で開操作することで、折畳み布片を下方に設置している積層コンベア上に落下・積層させ得る機能を有する。
そして、本願発明の布片折畳み積層処理機では、折畳み布片積層装置を布片折畳み装置の上面より上方で且つ平面視において布片折畳み装置に重合する位置に設置している。
この場合、平面視において折畳み布片積層装置の全面積が布片折畳み装置の機枠の左右外側面間に完全重合するように設置することが好ましいが、折畳み布片積層装置の一部が布片折畳み装置の機枠外側面から若干はみ出すものでもよい。
このように、折畳み布片積層装置を布片折畳み装置の上方重合位置に設置すると、布片折畳み積層処理機の設置面積(床占有スペース)が小さくなる。尚、折畳み布片積層装置を布片折畳み装置の上方重合位置に設置すると、布片折畳み積層処理機の全体高さが2m程度にまで達するが、ランドリー工場内の上方空間はほとんど利用されていない余剰空間であるために、特に差し障りはない。
ところで、この種の布片折畳み積層処理機は、布片展張機及びプレス機に1列状態で連続して設置されるが、布片展張機とプレス機と布片折畳み積層処理機の布片折畳み装置部分のそれぞれ機枠幅(展張布片の搬送方向とは水平直交方向の幅)はほぼ同じになっている。そして、本願発明の布片折畳み積層処理機では、折畳み布片積層装置が布片折畳み装置の機枠から幅方向外方にはみ出さない(又はほとんどはみ出さない)ので、布片展張機とプレス機と布片折畳み積層処理機からなる一連の布片処理機を設置した状態では、布片展張機から布片折畳み積層処理機までの全長に亘ってそれらの側部外方に床占有部分が存在しなくなる。
本願発明の布片折畳み積層処理機では、上記のように折畳み布片積層装置を布片折畳み装置の上方の重合位置に設置しているので、布片折畳み積層処理機の設置面積(床占有スペース)が小さくなり、工場内の余剰床面積を広くできるという効果がある。
又、この種の布片折畳み積層処理機は、布片展張機及びプレス機に1列状態で連続して設置されるが、布片展張機とプレス機と布片折畳み積層処理機の布片折畳み装置部分のそれぞれ機枠幅はほぼ同じであるので、本願の布片折畳み積層処理機を用いた一連の布片処理機では、布片展張機から布片折畳み積層処理機までの全長に亘ってそれらの幅方向外側面がほぼ面一状に揃うようになる。従って、本願の布片折畳み積層処理機を用いた一連の布片処理機では、それらの幅方向外方にはみ出し部分がないので、布片折畳み積層処理機の幅方向外方部分だけでなく、布片展張機やプレス機の幅方向外方部分の床面も利用し易くなるという効果がある。
以下、図1〜図3(図4を併用)を参照して本願実施例の布片折畳み積層処理機Xを説明する。
図1〜図3に示す本願実施例の布片折畳み積層処理機Xは、展張布片Y0(図4)を所定小面積まで折畳むための布片折畳み装置1と、該布片折畳み装置1で折畳まれた折畳み布片Y(図4)を所定枚数ずつ積層するための折畳み布片積層装置4と、折畳み布片Yを布片折畳み装置1の終端部から折畳み布片積層装置4の始端部まで搬送するための受け渡し装置3とを備えている。
尚、本願実施例の布片折畳み積層処理機Xにおける布片折畳み装置1、折畳み布片積層装置4、及び受け渡し装置3の各基本構成は、上記公知例(図5、図6)のものとそれぞれ同じであり、説明が上記公知例のものと重複するが、本願実施例の各構成についても以下に説明する。
布片折畳み装置1には、図1及び図2に示すように、プレス機6の排出コンベア61から展張布片Y0(図4)を受け取って後送させる第1コンベア11、第1コンベア11の終端部に設けた第2コンベア12、第1コンベア11の下面走行部に接触状態で設けた第3コンベア13、第3コンベア13の下面走行部に接触状態で設けた第4コンベア14、第4コンベア14に連続する第5コンベア15、第5コンベア15の中間部において折畳むべき布片(図4(B)の4つ折り布片Y1)を挟持する一対の第6コンベア16及び第7コンベア17、該両コンベア16,17の下方に設けた第8コンベア18、第8コンベア18の上面近傍位置に設けた第9コンベア19、の合計9つのコンベアを有している。
第1〜第5の各コンベア11〜15は、機枠10の左右各側壁で支持されている。尚、第1〜第5の各コンベア11〜15は、折畳むべき展張布片(図4(A)の符号Y0)の長辺長さW(約3m)よりやや長いものが使用される関係で、機枠10の左右各側壁の外面間隔W0(図5、図7)はかなりの幅(W0=約4m)になる。
又、この布片折畳み装置1には、第1コンベア11の終端部と第2コンベア12の始端部間に展張布片Y0を2つ折りするために第1折り装置21(図2)、第3コンベア13の終端部と第4コンベア14の始端部間に2つ折り布片を4つ折りする(図4(B)の符号Y1)ための第2折り装置22(図2)、第5コンベア15上を搬送される4つ折り布片Y1を8つ折りする(図4(C)の符号Y2)ための第3折り装置23、第8コンベア18と第9コンベア19との間に8つ折り布片Y2を16折りする(図4(D)の符号Y3)ための第4折り装置24、受け渡し装置3(一対の挟持コンベア31,32)の始端部に16折り布片Y3を32折りする(図4(E)の符号Y)ための第5折り装置25、の5つの折り装置を有している。
各折り装置21〜25は、エアシリンダで押し板を進退操作させることで、それぞれ布片を走行方向の1/2長さ部分で2つ折りし得るものである。又、第4折り装置24(図1)は、布片(特大サイズ)を合計5回折畳む(32折りする)ときに使用するもので、その場合には第9コンベア19側への移乗装置26(図1)を機能させて第8コンベア18上から第9コンベア19上に8つ折り布片Y2の始端側を1/2長さだけ移乗させた状態で、第4折り装置24を作動させる。尚、展張布片Y0を合計4回折り(16折り)するだけの場合は、移乗装置26及び第4折り装置24を機能させずに8つ折り布片Y2を第8コンベア18と第9コンベア19との間に素通りさせる。
受け渡し装置3は、一対の挟持コンベア31,32を有し、受け渡し装置3の始端部において第5折り装置25で32折りされた折畳み布片Yを両挟持コンベア31,32間に挟んだ状態で折畳み布片積層装置4側に移送し得るようになっている。尚、この受け渡し装置3は、布片折畳み装置1の機枠10内に収容した状態で設置されている。
この布片折畳み積層処理機Xでは、折畳み布片積層装置4を布片折畳み装置1の上面より上方で且つ平面視において布片折畳み装置1に重合する位置に設置している。この実施例では、図3に示す平面視において、折畳み布片積層装置4の全面積が布片折畳み装置1の機枠10の外側面10aから外方にはみ出さないように設置しているが、他の実施例では、折畳み布片積層装置4の一部が布片折畳み装置1の機枠外側面10aから若干はみ出すように設置してもよい。
尚、この実施例の布片折畳み積層処理機Xでは、折畳み布片積層装置4を布片折畳み装置1の上方に設置している関係で該布片折畳み積層処理機Xの全高が2m程度になるが、工場内における2m程度の高さ位置は何も利用しない余剰空間であるため、布片折畳み積層処理機Xの全高が2m程度になっても何ら差し支えがない。
折畳み布片積層装置4は、一対のゲート板41,41と、該両ゲート板を開閉する開閉装置42と、両ゲート板41,41上に折畳み布片Yを送込むための送込コンベア43とを有している。両ゲート板41,41の直下離間位置には、落下する折畳み布片Yを積層させるための積層コンベア44を設けている。この積層コンベア44は、展張布片Y0の搬送方向(第1コンベア11の走行方向)と同方向に向けて設置している。
積層コンベア44の終端部には、排出コンベア45が接続されており、さらに排出コンベア45の終端部には作業テーブル46が設置される。尚、他の実施例では積層コンベア44と排出コンベア45を一連のコンベアで構成してもよい。
積層コンベア44は、布片折畳み装置1の第1コンベア11の上方に位置するためにかなりの高さ位置(床面から120〜130cmの高さ位置)にあり、他方、作業テーブル46は作業性の点で床面から60〜70cmの高さに設置される関係で、積層コンベア44と作業テーブル46間の排出コンベア45は、緩やかな傾斜状態で設置される。従って、この実施例の布片折畳み積層処理機Xでは、図3に示す平面視において排出コンベア45及び作業テーブル46が設置される部分が布片折畳み装置1の前方(第1コンベア11の走行方向の前方)の床面積を占有することになる。
図1〜図3に示す実施例の布片折畳み積層処理機Xでは、布片展張機5で展張されプレス機6でプレス処理された展張布片Y0がプレス機側排出コンベア61から順次布片折畳み装置1の第1コンベア11の始端部上に供給される。そして、第1コンベア11の始端部上に供給された展張布片Y0は、布片折畳み装置1の各コンベア11〜19で搬送される途中で第1〜第5の各折り装置21〜25により順次所定小面積まで折畳まれ(折畳み布片Y)、その展張布片Y0の状態で受け渡し装置3により折畳み布片積層装置4部分まで搬送され、続いて送込コンベア43により両ゲート板41,41を跨がる所定位置まで送り込まれた状態で両ゲート板41,41が開作動されて、折畳み布片Yが積層コンベア44上の定位置に落下する。同様に、後続の折畳み布片Yが順次ゲート板41,41部分から落下し、積層コンベア44上に折畳み布片Yが所定枚数(例えば7〜10枚)だけ積層される。すると、積層コンベア44が排出動作をして、該積層コンベア44の積層布片Zが排出コンベア45を経てテーブル46まで移送されるようになっている。
この実施例の布片折畳み積層処理機Xでは、折畳み布片積層装置4を布片折畳み装置1の上方重合位置に設置しているので、折畳み布片積層装置4が布片折畳み装置1の機枠10の外側面10aからはみ出さないようになっている。従って、布片折畳み積層処理機Xの全幅は布片折畳み装置1の幅W0となり、布片折畳み積層処理機Xによる幅方向の床占有面積を小さくできる。
他方、この実施例の布片折畳み積層処理機Xも、図3に示すように布片展張機5及びプレス機6に1列状態で連続して設置されるが、布片展張機5とプレス機6と布片折畳み積層処理機Xの布片折畳み装置1部分のそれぞれ機枠幅W0はほぼ同じになっている。そして、この布片折畳み積層処理機Xでは、折畳み布片積層装置4が布片折畳み装置1の機枠10の外側面10aから幅方向外方にはみ出さないので、布片展張機5とプレス機6と布片折畳み積層処理機Xからなる一連の布片処理機を設置した状態(図3)では、布片展張機5から布片折畳み積層処理機Xまでの全長Lに亘ってそれらの側部外方に床占有部分が存在しなくなる。従って、ランドリー工場内に布片展張機5とプレス機6と布片折畳み積層処理機Xからなる一連の布片処理機を設置したときに、布片折畳み積層処理機Xの幅方向外方部分だけでなく、布片展張機5やプレス機6の幅方向外方部分の床面も利用し易くなる。
尚、この実施例の布片折畳み積層処理機Xでは、折畳み布片積層装置4の積層コンベア44が第1コンベア11の上方に設置されることにより、排出コンベア45及び作業テーブル46が布片折畳み装置1の前方の床面積を占有することになるが、この排出コンベア45及び作業テーブル46の床占有部分は、布片展張機5とプレス機6と布片折畳み積層処理機Xからなる一連の布片処理機の連続方向に延長上にあるので、布片折畳み積層処理機Xの幅W0を大きくする要因にはならない。
本願実施例の布片折畳み積層処理機の正面図である。 図1のII−II矢視図である。 図1及び図2の布片折畳み積層処理機の設置状態平面図である。 処理対象である布片の折畳み工程の説明図である。 公知の布片折畳み積層処理機の正面図である。 図5のVI−VI矢視図である。 図5及び図6の布片折畳み積層処理機の設置状態平面図である。
符号の説明
1は布片折畳み装置、3は受け渡し装置、4は折畳み布片積層装置、5は布片展張機、6はプレス機、10は機枠、11〜19はコンベア、21〜25は折り装置、31,32は挟持コンベア、41はゲート板、44は積層コンベアである。

Claims (1)

  1. 大面積の展張布片(Y0)を所定小面積まで折畳む布片折畳み装置(1)と、該布片折畳み装置(1)で折畳まれた折畳み布片(Y)を所定枚数ずつ積層させる折畳み布片積層装置(4)とを備えているとともに、
    前記折畳み布片積層装置(4)は、前記布片折畳み装置(1)の上面より上方で且つ平面視において布片折畳み装置(1)に重合する位置に設置している、
    ことを特徴とする布片折畳み積層処理機。
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