JP5441588B2 - 布片折畳み装置 - Google Patents

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Description

本発明は、布片折畳み装置に関する。ランドリー工場などにおいては、シーツのような面積の広い布片を、洗濯・乾燥・プレス後に、順次小さく折畳み、この折畳み布片を所定枚数ずつ積層させた状態でホテルや病院などに出荷するようにしている。本発明は、このような、布片を順次折畳む布片折畳み装置に関する。
シーツのような面積の広い布片を小さく折畳むには、図10に示すように、プレス後の展張布片Y0を(A)、平行な3つの折り線aで細長く幅折りして元の1/4の大きさに折畳みY1(B)、次に長さ方向の中間bで2つ折りして元の1/8の大きさに折畳みY2(C)、続いて長さ方向の中間cで2つ折りして元の1/16の大きさに折畳みY3(D)、さらに長さ方向の中間dで2つ折りして元の1/32の大きさまで折り畳むY(E)ようにする。
このように布片を折畳む従来の布片折畳み装置として、特許文献1の技術がある。
図11および図12に示すように、従来の布片折畳み装置は、展張布片Y0を所定小面積の折畳み布片Yまで折畳む布片折畳み部110と、布片折畳み部110で折畳まれた折畳み布片Yを所定枚数ずつ積層させる折畳み布片積層部140と、布片折畳み部110で折畳まれた折畳み布片Yを折畳み布片積層部140に受け渡す受渡部130を備えている。
この布片折畳み装置では、布片展張機で展張され、プレス機でプレス処理された布片Y0がプレス機側の排出コンベア161から順次に布片折畳み部110の第1コンベア111の始端部上に供給される。そして、第1コンベア111の始端部上に供給された布片Y0は、布片折畳み部110の第1から第9の各コンベア111〜119で搬送される途中で第1から第5の各折装置121〜125により順次に小さく折り畳まれて折畳み布片Yとされる。そして、折畳み布片Yの状態で受渡部130により折畳み布片積層部140まで搬送され、続いて送込コンベア143により両ゲート板141,141を跨がる所定位置まで送り込まれる。ついで両ゲート板141,141が開放されて、折畳み布片Yが積層コンベア144上の定位置に落下する。同様に、後続の折畳み布片Yが順次ゲート板141,141部分から落下し、積層コンベア144上に折畳み布片Yが所定枚数(例えば7〜10枚)だけ積層され積層布片Zが得られる。すると、積層コンベア144が排出動作をして、積層布片Zが更に排出コンベア145を経てテーブル146まで移送されるようになっている。
上記布片折畳み装置で折畳む布片には大小の2種類がある。そのうち大布片はWベッドのシーツなどであって、およそ3m×3mの大きさを有している。そして小布片は布団カバーや包布などであって、幅寸法が大布片の半分位(3m×1.5m)である。これら大布片と小布片に対して専用の折畳み装置を別々に設置すると設備費が高くなってしまうため、一台で大布片と小布片の折畳みができる兼用機が考案されている。
兼用機の場合、第3折装置123とその下方に設けられた一対の第6コンベア116および第7コンベア117は、それらを1組として3組が第5コンベア115に沿って並んで設けられている。
この兼用機で大布片を折畳む場合、大布片Y0は一枚ずつ第1コンベア111に供給され、4つ折りにされた状態Y1で第5コンベア115に搬送される。そして中央の中央第3折装置123aによって長さ方向の中間で2つ折りされ8折布片Y2にされる。その後、第4折装置124で16折布片Y3に、第5折装置125で32折布片Yにされる。
一方、小布片を折畳む場合には、小布片Y0は二枚ずつ横並びの状態で第1コンベア111に供給され、4つ折りにされた小布片Y1,Y1’は横並びの状態のまま第5コンベア115に搬送される。そして左側第3折装置123bによって第5コンベア115の左側に搬送された小布片が8つ折Y2にされ、右側第3折装置123cによって第5コンベア115の右側に搬送された小布片が8つ折Y2’にされる。その後、8つ折にされたそれぞれの小布片Y2,Y2’は第8コンベア118と第9コンベア119との間を素通りし、第5折装置125で16折Y3,Y3’にされる。
しかるに、このような兼用機の場合、右側第3折装置123cを通った小布片Y2’が第8コンベア118と第9コンベア119との間を素通りするためには、第9コンベア119は右側第3折装置123cよりも右側に設置する必要がある。そうすると、布類折畳み部110と受渡部130との間にスペースLを設けざるを得ず、布片折畳み装置の幅方向の床占有面積が大きくなってしまうという問題がある。
特開2007−105067号公報
本発明は上記事情に鑑み、幅方向の床占有面積が小さい布片折畳み装置を提供することを目的とする。
第1発明の布片折畳み装置は、大布片と、幅寸法が該大布片の半分である小布片を所定小面積の折畳み布片に折畳む布片折畳み装置であり、前記大布片を細長く幅折りした後に長さ方向の中間で2つ折りする中央折装置を備え、前記小布片を細長く幅折りした後に長さ方向の中間で2つ折りする右側折装置と左側折装置を備え、前記中央折装置は布片折畳み装置の幅方向中央に設けられており、前記右側折装置と前記左側折装置は前記中央折装置の両側に布片折畳み装置の幅方向に並んで設けられており、前記中央折装置で2つ折りされた前記大布片のみを再度長さ方向の中間で2つ折りする再折装置を備える布片折畳み装置であって、前記再折装置と協動し、前記大布片を挾持して搬送する一対の挾持コンベアを備え、前記一対の挾持コンベアは第1挾持コンベアと第2挾持コンベアとからなり、該第1挾持コンベアと該第2挾持コンベアは、それぞれの挾持端部が対向して設けられており、前記中央折装置、前記右側折装置および前記左側折装置の下方に水平に設けられており、前記挟持端部は、前記中央折装置と前記右側折装置または前記左側折装置との間に配置されていることを特徴とする。
第2発明の布片折畳み装置は、大布片と、幅寸法が該大布片の半分である小布片を所定小面積の折畳み布片に折畳む布片折畳み装置であり、前記大布片を細長く幅折りした後に長さ方向の中間で2つ折りする中央折装置を備え、前記小布片を細長く幅折りした後に長さ方向の中間で2つ折りする右側折装置と左側折装置を備え、前記中央折装置は布片折畳み装置の幅方向中央に設けられており、前記右側折装置と前記左側折装置は前記中央折装置の両側に布片折畳み装置の幅方向に並んで設けられており、前記中央折装置で2つ折りされた前記大布片のみを再度長さ方向の中間で2つ折りする再折装置を備える布片折畳み装置であって、前記再折装置と協動し、前記大布片を挾持して搬送する一対の挾持コンベアを備え、前記一対の挾持コンベアは第1挾持コンベアと第2挾持コンベアとからなり、該第1挾持コンベアと該第2挾持コンベアは、それぞれの挾持端部が対向して設けられており、前記中央折装置、前記右側折装置および前記左側折装置の下方に水平に設けられており、前記第1挾持コンベアの挾持端部の先が前記第2挾持コンベアの下方に延び、該第1挾持コンベアの先端部に前記大布片を次工程に搬送する搬送コンベアが接続されており、前記搬送コンベアは前記第2挾持コンベアの下方に設けられ、前記第2挾持コンベアの挾持端部とは反対側の端部との段差が小さくなるように傾斜していることを特徴とする。
第3発明の布片折畳み装置は、第1または第2発明において、前記対向する挾持端部の間の隙間を開閉する乗継板を備えることを特徴とする。
第1発明によれば、一対の挾持コンベアが水平に設けられているので、右側折装置または左側折装置で2つ折りされた小布片をその一対の挾持コンベア上に載せて次工程に搬送することができる。そして、小布片を第1挾持コンベアと第2挾持コンベアとの間に素通りさせなくとも次工程に搬送することができるから、挾持端部を中央折装置に近づけることができ、布片折畳み装置の幅方向の床占有面積を小さくすることができる。
第2発明によれば、搬送コンベアと第2挾持コンベアの端部との段差が小さいので、第2挾持コンベア上を搬送される小布片が搬送コンベアに乗り移るときに型崩れし難い。
第3発明によれば、挾持端部の間の隙間を開閉する乗継板を備えているので、再折装置および挾持コンベアと協動して乗継板を開閉することにより、大布片を長さ方向の中間で2つ折りすることができる。また、乗継板を閉じることにより、小布片を第1挾持コンベアから第2挾持コンベアへ乗り移し、次工程に搬送することができる。
本発明の一実施形態に係る布片折畳み装置の正面図である。 本発明の一実施形態に係る布片折畳み装置の側面図である。 本発明の一実施形態に係る布片折畳み装置における大布片の折畳み方法の説明図であり、(A)図は大布片が第5コンベアに搬送されたとき、(B)図は大布片が中央第3折装置により2つ折りされるときを示す。 同説明図であり、(C)図は大布片が第8コンベアおよび第9コンベア上を搬送されるとき、(D)図は大布片が第4折装置により2つ折りされるときを示す。 同説明図であり、(E)図は大布片が第10コンベア上を搬送されるとき、(F)図は大布片が第5折装置により2つ折りされるときを示す。 同説明図であり、(G)図は大布片が布片積層部で積層されるときを示す。 本発明の一実施形態に係る布片折畳み装置における小布片の折畳み方法の説明図であり、(A)図は小布片が第5コンベアに搬送されたとき、(B)図は小布片が左側第3折装置により2つ折りされるときを示す。 同説明図であり、(C)図は小布片が第8コンベアおよび第9コンベア上を搬送されるとき、(D)図は小布片が第9コンベアから第10コンベアに乗り移るときを示す。 同説明図であり、(E)図は小布片が第4折装置により2つ折りされるとき、(F)図は小布片が布片積層部で積層されるときを示す。 布片の折畳み状態の説明図である。 従来技術の布片折畳み装置の正面図である。 従来技術の布片折畳み装置の側面図である。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
本発明の一実施形態に係る布片折畳み装置Aは、図1および図2に示すように、展張布片Y0(図10参照)を所定小面積の折畳み布片Yまで折畳む布片折畳み部10と、布片折畳み部10で折畳まれた折畳み布片Yを所定枚数ずつ積層させる折畳み布片積層部40と、布片折畳み部10で折畳まれた折畳み布片Yを折畳み布片積層部40に受け渡す受渡部30を備えている。
布片折畳み部10には、プレス機の排出コンベア61から展張布片Y0を受け取って後送させる第1コンベア11、第1コンベア11の終端部に設けた第2コンベア12、第1コンベア11の下面走行部に接触状態で設けた第3コンベア13、第3コンベア13の下面走行部に接触状態で設けた第4コンベア14、第4コンベア14に連続する第5コンベア15、第5コンベア15において4折布片Y1を挟持する3対の第6コンベア16a,16b,16cおよび第7コンベア17a,17b,17c、それら第6,第7コンベア16,17の下方に設けた第8コンベア18および第9コンベア19、第8コンベア18に接続し第9コンベア19の下方に設けた第10コンベア20を有している。
また、第1コンベア11の終端部と第2コンベア12の始端部間に展張布片Y0を2つ折りするための第1折装置21、第3コンベア13の終端部と第4コンベア14の始端部間に2つ折り布片を4つ折りY1するための第2折装置22、第5コンベア15上に搬送される4折布片Y1を8つ折りY2するための3つの第3折装置23a,23b,24c、第8コンベア18と第9コンベア19との間に8折布片Y2を16折りY3するための第4折装置24、受渡部30の始端部に16折布片Y3を32折りYするための第5折装置25を有している。
なお、各折装置21〜25は、エアシリンダで押し板を進退操作させることで、それぞれ布片を搬送方向の1/2長さ部分で2つ折りするものである。
布片折畳み装置Aにおいて、折畳む対象となる布片には大小の2種類がある。そのうち大布片はWベッドのシーツなどであって、およそ3m×3mの大きさを有している。そして小布片は布団カバーや包布などであって、幅寸法が大布片の半分位(3m×1.5m)である。
前述のとおり、布片折畳み装置Aには3つの第3折装置23a,23b,23cが設けられている。そのうち第5コンベア15の幅方向中央に設けられているのが中央第3折装置23aであり、中央第3折装置23aは4つ折りにされた大布片Y1を8つ折りY2にするために用いられる。中央第3折装置23aの図1における左側には左側第3折装置23bが設けられ、右側には右側第3折装置23cが設けられている。これら左側第3折装置23bおよび右側第3折装置23cは、それぞれ4つ折りにされた小布片Y1を8つ折りY2にするために用いられる。
そして中央第3折装置23aの下方には対となる中央第6コンベア16aおよび中央第7コンベア17aが、左側第3折装置23bの下方には対となる左側第6コンベア16bおよび左側第7コンベア17bが、右側第3折装置23cの下方には対となる右側第6コンベア16cおよび右側第7コンベア17cが設けられている。
第8コンベア18は中央第3折装置23aおよび左側第3折装置23bの下方に水平に設けられており、中央第3折装置23aと右側第3折装置23cとの間に挾持端部18aを有する。より詳細には、中央第3折装置23aと挾持端部18aとの間は、8つ折りにされた大布片Y2の半分の長さより少し短い間隔を有する。第9コンベア19は右側第3折装置23cの下方に水平に設けられており、その挾持端部19aが第8コンベア18の挾持端部18aと対向して設けられている。
第8コンベア18の挾持端部18aと第9コンベアの挾持端部19aとの間には隙間が開いており、その隙間に押し板を進退操作させるように第4折装置24が設けられている。さらに、その隙間を開閉する乗継板26が設けられている。この乗継板26はエアシリンダによって進退され、挾持端部18a,19aの隙間を開閉できるようになっている。
第8コンベア18は挾持端部18aの先が第9コンベア19の下方に延び、その先端部18bには第10コンベア20が接続されている。第10コンベア20は第9コンベア19の下方に設けられ、図1における右側に行くに従い上方に傾斜している。したがって、第9コンベアの端部19bとの段差が小さくなるようになっている。第10コンベア20は受渡部30の始端部下方まで延びている。
受渡部30は、一対の挟持コンベア31,32を有し、受渡部30の始端部において第5折装置25で32折りされた折畳み布片Yを両挟持コンベア31,32間に挟んだ状態で折畳み布片積層部40に移送するようになっている。なお、この受渡部30は、布片折畳み装置Aの機枠内に収容した状態で設置されている。すなわち、布片折畳み部10と受渡部30とは接しており、それらの間に余分なスペースはない。
折畳み布片積層部40は、一対のゲート板41,41と、該両ゲート板を開閉する開閉装置42と、両ゲート板41,41上に折畳み布片Yを送込むための送込コンベア43とを有している。又、両ゲート板41,41の直下離間位置には、折畳み布片Yを落下・積層させるための積層コンベア44を設けている。この積層コンベア44の終端部には、排出コンベア45が接続されており、さらに排出コンベア45の終端部には作業テーブル46が設置される。
なお、本実施形態における「中央第3折装置23a」「左側第3折装置23b」「右側第3折装置23c」「第4折装置24」「第8コンベア18」「第9コンベア19」「第10コンベア20」は、それぞれ特許請求の範囲における「中央折装置」「左側折装置」「右側折装置」「再折装置」「第1挾持コンベア」「第2挾持コンベア」「搬送コンベア」に相当する。
つぎに、図3から図6に基づき、布片折畳み装置Aにおける大布片の折畳み方法について説明する。
布片折畳み装置Aで大布片を折畳む場合、展張された大布片Y0は一枚ずつ第1コンベア11に供給される。そして、第1から第4コンベア11〜14で搬送される途中で第1,第2折装置21,22によって4折布片Y1にされ、第5コンベア15に搬送される(図3(A)参照)。
第5コンベア15に搬送された大布片Y1は、中央第3折装置23aの押し板が下方に駆動することにより、長さ方向の中間で2つ折りされ8折布片Y2となり、中央第6コンベア16aと中央第7コンベア17aに挾持されつつ下方の第8コンベア18に搬送される(図3(B)参照)。
つぎに、大布片Y2は第8コンベア18および第9コンベア19上を図4における右方向に搬送される。このとき乗継板26は閉状態となっており、挾持端部18a,19aの隙間が閉じられているので、大布片Y2は第8コンベア18から第9コンベア19へ乗り継ぐことができる。大布片Y2が第8コンベア18から第9コンベア19へ乗り継いだ後に乗継板26は開状態となる(図4(C)参照)。
大布片Y2の長さ方向の中間部分が挾持端部18a,19aと同位置に達した時点で、第4折装置24の押し板が下方に駆動する。そうすると大布片Y2は長さ方向の中間で2つ折りされ16折布片Y3となり、第8コンベア18と第9コンベア19に挾持され下方に搬送される(図4(D)参照)。このように、第4折装置24および第8,第9コンベア18,19と協動して乗継板26を開閉することにより、大布片Y2を長さ方向の中間で2つ折りすることができる。
16折りされた大布片Y3は、第8コンベア18から第10コンベア20に乗り移り、受渡部30の始端部まで搬送される(図5(E)参照)。
受渡部30の始端部では、第5折装置25の押し板が上方に駆動することにより、大布片Y3が長さ方向の中間で2つ折りされ36折布片Yとなり、挟持コンベア31,32に挾持されつつ、布片積層部40に移送される(図5(F)参照)。
そして、所定小面積に折畳まれた大布片Yは布片積層部40で所定枚数だけ積層される(図6(G)参照)。
つぎに、図7から図9に基づき、布片折畳み装置Aにおける小布片の折畳み方法について説明する。
布片折畳み装置Aで小布片を折畳む場合、展張された小布片Y0は二枚ずつ横並びの状態で第1コンベア11に供給される。そして、第1から第4コンベア11〜14で搬送される途中で第1,第2折装置21,22によって4折布片Y1,Y1’にされ、横並びの状態のまま第5コンベア15に搬送される(図7(A)参照)。
まず、第5コンベア15の左側に搬送された小布片Y1の折畳み方法について説明する。
第5コンベア15の左側に搬送された小布片Y1は、左側第3折装置23bの押し板が下方に駆動することにより、長さ方向の中間で2つ折りされ8折布片Y2となり、左側第6コンベア16bと左側第7コンベア17bに挾持されつつ下方の第8コンベア18に搬送される(図7(B)参照)。
つぎに、小布片Y2は第8コンベア18および第9コンベア19上を図8における右方向に搬送される。このとき乗継板26は閉状態となっており、挾持端部18a,19aの隙間が閉じられているので、小布片Y2は第8コンベア18から第9コンベア19へ乗り継ぐことができる(図8(C)参照)。小布片の場合は第4折装置24で16折り操作をしない。これは、小布片は幅寸法が大布片の半分位であるため、1工程少なくすれば最終的な折畳み布片の大きさが、大布片の場合と同程度となるためである。そのため、小布片Y2は、第4折装置24を素通りし、そのまま第9コンベア19上を右方向に搬送される。
右方向に搬送された小布片Y2は第9コンベア19の端部19bから垂れ下り、第10コンベア20に乗り移る(図8(D)参照)。そして第10コンベア20上を受渡部30の始端部まで搬送される。第10コンベア20は第9コンベアの端部19bとの段差が小さくなるように傾斜しているので、小布片Y2は第9コンベア19から第10コンベア20に乗り移るときに型崩れし難い。
受渡部30の始端部では、第5折装置25の押し板が上方に駆動することにより、小布片Y2が長さ方向の中間で2つ折りされ16折布片Y3となり、挟持コンベア31,32に挾持されつつ、布片積層部40に移送される(図9(E)参照)。
そして、所定小面積に折畳まれた小布片Y3は布片積層部40で所定枚数だけ積層される(図9(F)参照)。
一方、第5コンベア15の右側に搬送された小布片Y1’は、右側第3折装置23cの押し板が下方に駆動することにより、長さ方向の中間で2つ折りされ8折布片Y2’となり、右側第6コンベア16cと右側第7コンベア17cに挾持されつつ下方の第9コンベア19に搬送される。その後の動作については第5コンベア15の左側に搬送された小布片Y1の場合と同様であり、第9コンベア19から第10コンベア20へ乗り移り、第5折装置25で16折布片Y3’となり、受渡部30を経て布片積層部40で所定枚数だけ積層される。
以上のように、布片折畳み装置Aは第8コンベア18および第9コンベア19が水平に設けられているので、左側第3折装置23bまたは右側第3折装置23cで8つ折りされた小布片Y2,Y2’を、第8,第9コンベア18,19上に載せて次工程に搬送でき、第8コンベア18と第9コンベア19との間に素通りさせなくともよい。そのため第9コンベア19は右側第3折装置23cの位置に関係なく、中央第3折装置23aに近づけて設置することができる。そうすると、第10コンベア20や第5折装置25を布片折畳み部10から突出して設ける必要がなく、受渡部30を布片折畳み部10と接して設けることができる。その結果、布片折畳み装置Aの幅方向の床占有面積を小さくすることができる。また、幅方向の占有面積を小さくすることでランドリー工場におけるレイアウトの自由度が高くなる。
10 布片折畳み部
11〜20 第1から第10コンベア
21〜25 第1から第5折装置
26 乗継板
30 受渡部
40 折畳み布片積層部

Claims (3)

  1. 大布片と、幅寸法が該大布片の半分である小布片を所定小面積の折畳み布片に折畳む布片折畳み装置であり、
    前記大布片を細長く幅折りした後に長さ方向の中間で2つ折りする中央折装置を備え、
    前記小布片を細長く幅折りした後に長さ方向の中間で2つ折りする右側折装置と左側折装置を備え、
    前記中央折装置は布片折畳み装置の幅方向中央に設けられており、
    前記右側折装置と前記左側折装置は前記中央折装置の両側に布片折畳み装置の幅方向に並んで設けられており、
    前記中央折装置で2つ折りされた前記大布片のみを再度長さ方向の中間で2つ折りする再折装置を備える布片折畳み装置であって、
    前記再折装置と協動し、前記大布片を挾持して搬送する一対の挾持コンベアを備え、
    前記一対の挾持コンベアは第1挾持コンベアと第2挾持コンベアとからなり、
    該第1挾持コンベアと該第2挾持コンベアは、それぞれの挾持端部が対向して設けられており、前記中央折装置、前記右側折装置および前記左側折装置の下方に水平に設けられており、
    前記挟持端部は、前記中央折装置と前記右側折装置または前記左側折装置との間に配置されている
    ことを特徴とする布片折畳み装置。
  2. 大布片と、幅寸法が該大布片の半分である小布片を所定小面積の折畳み布片に折畳む布片折畳み装置であり、
    前記大布片を細長く幅折りした後に長さ方向の中間で2つ折りする中央折装置を備え、
    前記小布片を細長く幅折りした後に長さ方向の中間で2つ折りする右側折装置と左側折装置を備え、
    前記中央折装置は布片折畳み装置の幅方向中央に設けられており、
    前記右側折装置と前記左側折装置は前記中央折装置の両側に布片折畳み装置の幅方向に並んで設けられており、
    前記中央折装置で2つ折りされた前記大布片のみを再度長さ方向の中間で2つ折りする再折装置を備える布片折畳み装置であって、
    前記再折装置と協動し、前記大布片を挾持して搬送する一対の挾持コンベアを備え、
    前記一対の挾持コンベアは第1挾持コンベアと第2挾持コンベアとからなり、
    該第1挾持コンベアと該第2挾持コンベアは、それぞれの挾持端部が対向して設けられており、前記中央折装置、前記右側折装置および前記左側折装置の下方に水平に設けられており、
    前記第1挾持コンベアの挾持端部の先が前記第2挾持コンベアの下方に延び、
    該第1挾持コンベアの先端部に前記大布片を次工程に搬送する搬送コンベアが接続されており、
    前記搬送コンベアは前記第2挾持コンベアの下方に設けられ、前記第2挾持コンベアの挾持端部とは反対側の端部との段差が小さくなるように傾斜している
    ことを特徴とする布片折畳み装置。
  3. 前記対向する挾持端部の間の隙間を開閉する乗継板を備える
    ことを特徴とする請求項1または2記載の布片折畳み装置。
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