JP5953741B2 - フィルム状部材の折り曲げ加工装置及び折り曲げ加工方法 - Google Patents
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Description
ヒートシール部を備えたフィルム状部材(例えば、複数のフィルムで構成されたパウチ)を前記ヒートシール部の端縁と平行に搬送する搬送機構と、
加熱されながら前記搬送機構によって搬送されるフィルム状部材に対して、該フィルム状部材の搬送方向と平行な折り曲げ線にて、該ヒートシール部の内側の部位を折り曲げる金型と、
を備えるフィルム状部材の折り曲げ加工装置であって、
前記金型は、搬送するフィルム状部材の前記ヒートシール部が通過する隙間を有してお
り、該隙間の位置が前記搬送方向の上流側から下流側に向かって変化するように構成されることによって、搬送するフィルム状部材に折り曲げ加工を施すように構成されると共に、
前記金型は、搬送するフィルム状部材における前記ヒートシール部の端縁よりも内側の位置でのみ該フィルム状部材に対して両面側から接触させる(言い換えれば、ヒートシール部の端縁においては、金型は接しないか、片面側のみ接している)構造であることを特徴とする。
フィルム状部材の折り曲げ方向の外側に設けられる外型と、
フィルム状部材の折り曲げ方向の内側に設けられる内型と、
を備え、
これら外側と内型との間に前記隙間が形成されるとよい。
ヒートシール部を備えたフィルム状部材を前記ヒートシール部の端縁と平行に加熱しながら搬送させつつ、該フィルム状部材の搬送方向と平行な折り曲げ線にて、前記ヒートシール部の内側の部位に折り曲げ加工を施す、フィルム状部材の折り曲げ加工方法であって、
前記搬送方向の上流側から下流側に向かって、その位置が変化する隙間を有する金型を、フィルム状部材の搬送経路内に設置しておき、
フィルム状部材の前記ヒートシール部が前記隙間を通過するように、該フィルム状部材を搬送させることによって、前記隙間の位置の変化に伴って、該フィルム状部材に折り曲げ加工を施すもので、折り曲げ加工時には、搬送するフィルム状部材における前記ヒートシール部の端縁よりも内側の位置でのみ該フィルム状部材に対して両面側から金型を接触させる(言い換えれば、ヒートシール部の端縁においては、金型は接しないか、片面側のみ接している)ことを特徴とする。
図1〜図6を参照して、本発明の実施例に係るフィルム状部材の折り曲げ加工装置及び折り曲げ加工方法について説明する。なお、本実施例においては、フィルム状部材の一例として、パウチを例にして説明する。より具体的には、各部にヒートシール加工が施されて袋状となっているパウチの中間製品Pに対して、両サイドを、ヒートシール部HSの内側の部位にて折り畳むように折り曲げ加工を施す場合を説明する。
特に、図1及び図2を参照して、本発明の実施例に係るフィルム状部材の折り曲げ加工装置全体の構成について説明する。図1及び図2は、本発明の実施例に係るフィルム状部材の折り曲げ加工装置全体の概略構成図であり、図1は側面側から見た図、図2は上面側から見た図である。ただし、図2においては、後述するパウチフィーダー100及びプレヒータ400については省略している。
図3〜図6を参照して、本発明の実施例に係る金型210について、より詳細に説明す
る。
示している。図5中の(b)及び図6(b)は中間製品Pの端部が45°折り曲げられた状態を示している。図5中の(c)及び図6(c)は中間製品Pの端部が135°折り曲げられた状態を示している。図5中の(d)及び図6(d)は中間製品Pの端部がほぼ180°折り曲げられた状態を示している。図5中の(e)及び図6(e)は中間製品Pの端部が180°折り曲げられて、折り畳まれた状態を示している。
特に、図1を参照して、加熱機構300について説明する。上記の通り、加熱機構30
0は、一対の回転機構300a,300bを備えている。これら回転機構300aと回転機構300bは、同様の構成であり、中間製品Pの搬送方向Xの上流側に設けられる従動スプロケット311と、下流側に設けられる駆動スプロケット312と、これら従動スプロケット311と駆動スプロケット312によって図1中矢印R方向に回転する無端状のチェーン320とを備えている。
本実施例によれば、パウチの中間製品Pを搬送しながら、当該中間製品Pに対して折り曲げ加工を施すことができるため、生産性が高い。また、金型210に設けられた隙間(型本体(外型213及び内型214)に設けられた隙間)に中間製品Pの端部を通過させるだけで、折り曲げ加工を施すことができ、装置の構成も簡易なもので済む。
上記実施例においては、折り曲げ加工の対象となるフィルム状部材の例として、パウチの場合を挙げて説明したが、本発明は、その他のフィルム状部材についても適用可能である。また、本実施例においては、両サイドに対称の折り曲げ加工を行う場合を示したが、そのような場合に限らず、本発明は片方だけを折り曲げる場合にも適用可能である。
200 折り曲げ加工機構
210 金型
211 上フレーム
212 下フレーム
213 外型
213a テフロン部
214 内型
214a テフロン部
215 搬送ガイド
216 ヒータ
220 搬送ローラ
300 加熱機構
300a,300b 回転機構
311 従動スプロケット
312 駆動スプロケット
320 チェーン
330 加熱ブロック
340 ヒータ
350 磁力反発レール
400 プレヒータ
K 空間部
L 折り曲げ線
P 中間製品
Claims (3)
- ヒートシール部を備えたフィルム状部材を前記ヒートシール部の端縁と平行に搬送する搬送機構と、
加熱されながら前記搬送機構によって搬送されるフィルム状部材に対して、該フィルム状部材の搬送方向と平行な折り曲げ線にて、該ヒートシール部の内側の部位を折り曲げる金型と、
を備えるフィルム状部材の折り曲げ加工装置であって、
前記金型は、搬送するフィルム状部材の前記ヒートシール部が通過する隙間を有しており、該隙間の位置が前記搬送方向の上流側から下流側に向かって変化するように構成されることによって、搬送するフィルム状部材に折り曲げ加工を施すように構成されると共に、
前記金型は、搬送するフィルム状部材における前記ヒートシール部の端縁よりも内側の位置でのみ該フィルム状部材に対して両面側から接触させる構造であることを特徴とするフィルム状部材の折り曲げ加工装置。 - 前記金型は、
フィルム状部材の折り曲げ方向の外側に設けられる外型と、
フィルム状部材の折り曲げ方向の内側に設けられる内型と、
を備え、
これら外側と内型との間に前記隙間が形成されることを特徴とする請求項1に記載のフィルム状部材の折り曲げ加工装置。 - ヒートシール部を備えたフィルム状部材を前記ヒートシール部の端縁と平行に加熱しながら搬送させつつ、該フィルム状部材の搬送方向と平行な折り曲げ線にて、前記ヒートシール部の内側の部位に折り曲げ加工を施す、フィルム状部材の折り曲げ加工方法であって、
前記搬送方向の上流側から下流側に向かって、その位置が変化する隙間を有する金型を、フィルム状部材の搬送経路内に設置しておき、
フィルム状部材の前記ヒートシール部が前記隙間を通過するように、該フィルム状部材を搬送させることによって、前記隙間の位置の変化に伴って、該フィルム状部材に折り曲げ加工を施すもので、折り曲げ加工時には、搬送するフィルム状部材における前記ヒートシール部の端縁よりも内側の位置でのみ該フィルム状部材に対して両面側から金型を接触させることを特徴とするフィルム状部材の折り曲げ加工方法。
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