JP2008295566A - パチンコ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】光反射シートを用いることなく、光源からの光を反射させて光源収容部内全体が光っているように遊技者に見せる電飾装置を備えたパチンコ機を提供する。
【解決手段】パチンコ機は、電飾装置を備え、前記電飾装置は、光源46と対向して配置され、光源からの光が反射され、光源側に膨出された曲面状の第1の反射面61aと、第1の反射面と連設され、光源からの光が反射される第2の反射面51aと、第1の反射面及び第2の反射面それぞれと連設され、光源からの光が反射される第3の反射面60aと、第1乃至第3の反射面及び電飾基板45によって設けられた開口と、を具備し、光源からの光が第1の反射面によって反射された第1光、光源からの光が第2の反射面によって反射された第2光、及び光源からの光が第3の反射面によって反射された第3光それぞれが前記開口を通過するように、光源、第1乃至第3の反射面それぞれは配置されている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、光反射シートを用いることなく、光源からの光をリフレクタで反射させて光源収容部内で光が分散しているように遊技者に見せる電飾装置を備えたパチンコ機に関する。
従来のパチンコ機には、フロントパネルに様々な表示部が備えられるとともに、この表示部に光源を配置し、これにより遊技者に現在の状況等を知らせるとともに、パチンコ機の興味を引くようにしている。
従来のパチンコ機に用いられる照明具では、正面側及び裏面側それぞれに開口を有する光源収容部を備えており、この光源収容部を仕切り壁で仕切って複数の部屋を形成し、各部屋には正面側の開口に光を照射可能な配置で光源としての一つのLEDが収容されている。このLEDは各部屋の裏面側の開口に配置され、正面側の開口の前側には、受けた光の方向を変更可能な光透過型の光反射シートが設けられている。これにより、LEDから発せられた光を光反射シートによって拡散させて、正面側の開口全体を光らせることができる(例えば特許文献1参照)。
登実3090451(0025〜0030段落、図2)
ところで、上述した光反射シートを用いることなく、正面側の開口において光源からの光を複数に分散させて遊技者に見せようとした場合、リフレクタを用いることが考えられる。例えば、遊技者から直接見えない位置(例えば底面)に光源としての一つのLEDを配置し、そのLEDからの光をリフレクタによって正面側の開口へ反射させることが考えられる。
しかし、LEDの光源は点光源であるために、単純に一枚のリフレクタによって光を反射させるだけでは、開口から外部へ照射される光は点でしか写らない。従って、正面側の開口において散らばった光を遊技者に見せるのは困難であった。
本発明は上記のような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、光反射シートを用いることなく、光源からの光をリフレクタで反射させて光源収容部内で光が分散しているように遊技者に見せる電飾装置を備えたパチンコ機を提供することにある。
本発明に係るパチンコ機は、電飾装置を備え、前記電飾装置は、光源を配置した電飾基板と、前記光源と対向して配置され、前記光源から発せられた光が反射され、前記光源側に膨出された曲面状の第1の反射面と、前記第1の反射面と前記光源との間の空間の一部を覆うように配置され、前記電飾基板上に立設され、前記第1の反射面と連設され、前記光源から発せられた光が反射される第2の反射面と、前記空間の一部を覆うように配置され、前記電飾基板上に立設され、前記第1の反射面及び前記第2の反射面それぞれと連設され、前記光源から発せられた光が反射される第3の反射面と、前記第1乃至第3の反射面及び前記電飾基板によって設けられた開口と、を具備し、前記光源から発せられた光が前記第1の反射面によって反射された第1光、前記光源から発せられた光が前記第2の反射面によって反射された第2光、及び前記光源から発せられた光が前記第3の反射面によって反射された第3光それぞれが前記開口を通過するとともに、前記光源から発せられた光が前記第2の反射面によって反射された後に前記第1の反射面によって反射された第4光、及び前記光源から発せられた光が前記第3の反射面によって反射された後に前記第1の反射面によって反射された第5光それぞれが前記開口を通過するように、前記光源、前記第1乃至第3の反射面それぞれは配置されていることを特徴とする。
上記パチンコ機の電飾装置によれば、光源からの光を反射させて前記開口において光が分散しているように遊技者に見せることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
1.パチンコ機の機械的構成および電気的構成について
図1は、本発明の実施の形態による遊技盤を示す前面図である。図2は、本発明の実施の形態による遊技機の全体構成を示す前面図である。図3は、本発明の実施の形態による遊技機の全体構成を示す後面図である。図2に示す左方向の矢印は遊技盤の正面に向かって左方向を示す記載であり、図3に示す右方向の矢印は遊技盤の正面に向かって右方向を示す記載である。
パチンコホールの台島には、図2および図3に示すように、外枠1が設置されている。この外枠1は前後面が開口する四角筒状をなすものであり、外枠1の前端面には前枠2が左側辺部の垂直な軸を中心に回動可能に装着されている。この前枠2の前面には、下端部に位置して横長な長方形状の下皿板3が固定されており、下皿板3の前面には上面が開口する下皿4が固定されている。また、前枠2の前面には下皿板3の上方に位置して上皿板5が装着されており、上皿板5の前面には上面が開口する上皿6が固定されている。この上皿板5の後面には右端部に位置してスピーカ7が固定されており、スピーカ7の駆動時にはスピーカ7から前方の遊技者に遊技音が出力される。
下皿板3の前面には右端部に位置してハンドル台8が固定されており、ハンドル台8には発射ハンドル9が前後方向へ延びる水平な軸を中心に回動可能に装着されている。この発射ハンドル9の後方には、図3に示すように、発射モータ10が固定されており、発射モータ10の回転軸には、図2に示すように、打球槌11が連結されている。この発射モータ10は打球槌11の駆動源に相当するものであり、発射ハンドル9が図2の時計回り方向へ回動操作されたときには発射モータ10に駆動電源が与えられ、打球槌11が駆動することに基づいて上皿6内のパチンコ球を上皿6内から弾き出す。
前枠2の前面には、図2に示すように、矩形状の窓枠12が左側辺部の垂直な軸を中心に回動可能に装着されており、窓枠12の内周面には透明なガラス窓13が固定されている。また、前枠2の後面には額縁状の機構盤が固定されている。この機構盤には正方形状の遊技盤14(図1参照)が着脱可能に装着されており、遊技盤14は窓枠12のガラス窓13により前方から覆われている。
遊技盤14の前面には、図1に示すように、外レール15および内レール16が固定されている。これら外レール15および内レール16間には左側部に位置して発射通路17が形成されており、打球槌11が弾いたパチンコ球は発射通路17内を通って上昇する。また、遊技盤14には遊技領域18が形成されており、遊技領域18内には複数の障害釘19が打込まれている。この遊技領域18は外レール15および内レール16によって囲まれた円形領域(発射通路17を除く残余領域)を称するものであり、発射通路17内を上昇するパチンコ球は発射通路17の出口20から遊技領域18内に放出され、障害釘19に当りながら遊技領域18内を落下する。即ち、遊技領域18は発射通路17の出口20から放出されたパチンコ球が転動可能な最大範囲である転動領域に相当する。
窓枠12には、図2に示すように、ガラス窓13の外周部に位置して複数のランプカバー21が固定されており、各ランプカバー21の後方には複数のLED22が配置されている。これら各LED22は窓枠21に固定されたものであり、各ランプカバー21は後方のLED22が発光することに基づいて照明される。ガラス窓13の下方には、操作スイッチ78が設けられている。この操作スイッチ78は、図2に示すように、上皿6に前方から操作可能に固定された自己復帰形のプッシュスイッチからなるものである。
遊技盤14の前面には、図1に示すように、遊技領域18内に位置する図柄表示装置23が設けられている。この図柄表示装置23には、遊技情報などの映像が映し出される表示器25(例えば、LCDなど)が備えられている。さらに、かかる図柄表示装置23には、パトランプ24が設けられている。このパトランプ24は、その上方に板状の突起物が設けられており、遊技盤14(図1、図2参照)を落下転動するパチンコ球が衝突することが殆どないので、パチンコ球の落下転動とは無関係の遊技上の装飾物である。
図柄表示装置23の後面には図柄基板ケースが固定されており、図柄基板ケース内には図4に示す図柄制御基板30が収納されている。この図柄制御基板30には、図柄表示制御手段に相当する図柄表示制御用CPU31や、図柄表示制御用ROM32、図柄表示制御用RAM33、入力・出力ポート34、VDP35などが搭載されており、図柄表示制御用CPU31は、図柄表示制御用ROM32及び図柄表示制御用RAM33などに記憶された制御方法その他の技術情報に基づいて、VDP35に接続された表示器25(図1参照)の表示内容を制御する。
遊技盤14の遊技領域18内には、図1に示すように、上面が開口するポケット状の始動口26が設けられている。また、遊技領域18内には、始動口26の下方に位置して前面が開口する四角筒状の大入賞口27が設けられている。
遊技盤14の後面には、図3に示すように、センタカバー41が着脱可能に装着されている。このセンタカバー41は前面が開口する容器状をなすものであり、図柄表示装置23および図柄基板ケースは後方からセンタカバー41によって覆われている。
前枠2の後面には、メインセット54が着脱可能に装着されている。このメインセット54はセンタカバー41を囲う矩形枠状をなすものであり、センタカバー41はメインセット54の内周部に収納されている。このメインセット54の後面には上端部に位置して球タンク55が固定されており、球タンク55内にはパチンコ球が貯溜されている。また、メインセット54の後面にはタンクレール56が固定されている。このタンクレール56は傾斜樋状をなすものであり、タンクレール56の右端部は球タンク55内に接続されている。
メインセット54の左側部には賞球払出装置57が着脱可能に装着されている。この賞球払出装置57は、パチンコ球が始動口26内および大入賞口27内に入賞することに基づいてパチンコ球を賞品球として放出する。
メインセット54の後面には、図3に示すように、メイン基板ケース59の前方に位置して払出基板ケース66が固定されている。
また、メインセット54の後面には、図3に示すように、センタカバー41の下方に位置してメイン基板ケース59が固定されている。このメイン基板ケース59内には、図4に示すようにメイン制御基板28が収納されており、メイン制御基板28には、当落判定手段、可変情報選択手段などのメイン制御手段に相当するメイン制御用CPU29や、メイン制御用ROM36、メイン制御用RAM37、入力・出力ポート38などが搭載されている。メイン制御基板28には図柄制御基板30が電気的に接続されており、図柄制御基板20には電飾装置制御基板40が電気的に接続されている。
また、電飾装置制御基板40には、電飾装置制御手段に相当する電飾装置制御用CPU39や、電飾装置制御用ROM42、電飾装置制御用RAM43、入力・出力ポート44、などが搭載されており、電飾装置制御用CPU39は、電飾装置制御用ROM42及び電飾装置制御用RAM43などに記憶された制御方法その他の技術情報に基づいて、入力・出力ポート44に接続された電飾装置であるパトランプ24(図1参照)の動作内容を制御する。
さらに、図4のブロック図においては、3つの入力・出力ポート38,34,44を介して、メイン制御用CPU29と、図柄表示制御用CPU31、電飾装置制御用CPU39がそれぞれ接続されている。従って、メイン制御用CPU29は、図柄表示制御用CPU31及び電飾装置制御用CPU39を介して、表示器25の表示内容に合わせてパトランプ24の動作内容を制御することができる。
2.パチンコ機の遊技機能について
遊技者が上皿6内にパチンコ球を投入して発射ハンドル9を時計回り方向へ回動操作すると、遊技盤14内にパチンコ球が発射され、障害釘19に当りながら落下する。このパチンコ球が始動口26内に入賞すると、賞球払出装置57から設定個数のパチンコ球が上皿6内に賞品球として払出されるとともに、図柄遊技が開始される。この後、遊技者の期待度を高めたいときにパトランプ24が点灯する。
3.電飾装置であるパトランプの構造について
図5〜図9は、図1に示すパトランプ24の外観及び内部構造の詳細を示すものである。図5はパトランプを示す正面図であり、図6はパトランプの内部構造を示す正面図であり、図7は図5に示すA−A線によって切断した断面図であり、図8はパトランプの内部構造を斜め下方から視た斜視図であり、図9はパトランプの内部構造を斜め上方から視た斜視図である。図10はパトランプのリフレクタを示す斜視図である。
図5〜図10に示すように、パトランプ24は電飾基板45を有しており、この電飾基板45の表面には第1乃至第4の光源(例えばLED)46〜49が配置されている。つまり、電飾基板45は第1乃至第4の光源46〜49それぞれから光を発する基板である。この電飾基板45の上にはリフレクタ50が配置されており、電飾基板45及びリフレクタ50の側面には板状部材62が配置されている。尚、板状部材62は反射部材に変更しても良い。また、リフレクタ50の表面には、光を反射させる機能を付与するために金属めっきが施されている。尚、リフレクタ50の表面には光を反射させる機能が付与されていれば良いので、金属めっきを施す方法以外の方法を用いても良く、例えば、光の反射率が高い白色等の不透明の樹脂でリフレクタの表面を形成しても良い。
また、リフレクタ50は、図10に示すように、第1乃至第5の反射板51〜53,58,60と、膨出部材61とを有している。詳細に説明すると、第1の光源46と第2の光源47との間の電飾基板45上には第1の反射板51が立設されており、第2の光源47と第3の光源48との間の電飾基板45上には第2の反射板52が立設されており、第3の光源48と第4の光源49との間の電飾基板45上には第3の反射板53及び第4の反射板58が立設されており、第4の光源49と第1の光源46との間の電飾基板45上には第5の反射板60が立設されている。
第2の反射板52と第1の反射板51とが作る角度、第1の反射板51と第5の反射板60とが作る角度、及び、第5の反射板60と第4の反射板58とが作る角度それぞれは鋭角であり、これら3つの角度の和は約180°である(図7参照)。第2の反射板52と第3の反射板53とが作る角度、及び、第3の反射板53と第4の反射板58とが作る角度それぞれは約90°であり、これら2つの角度の和は約180°である(図7参照)。
また、反射部材62は、第3の反射板53と電飾基板45の側面とが接するように配置されている。また、膨出部材61は、第1乃至第4の光源46〜49それぞれに対向するように配置され、且つ第1乃至第5の反射板51〜53,58,60それぞれに連設されている。膨出部材61は、第1乃至第4の光源46〜49それぞれの側に膨出した形状を有している。この膨出した面は、光を反射する曲面を有しており、同一球面の一部に相当することが好ましい。膨出した面を同一球面の一部に相当するような形状とすることにより、膨出した面の加工を比較的容易に実施することができる。
[第1光源収容部]
図6に示すように、第1の光源46と対向する位置にあり且つ第1の光源46から発せられた光を反射する膨出部材61の曲面には第1の反射面61aが形成されており、第1の反射面61aの中央付近63で第1の光源46からの光を反射するようになっている。
第1の反射面61aと第1の光源46との間の第1空間の一部を覆うように第1の反射板51が配置されており、第1の反射板51は第1の反射面61aと連設されており、第1の光源46から発せられた光を第1の反射板51の第2の反射面51aの下方付近64で反射するようになっている。また、第1の反射板51は、電飾基板45に対して垂直に立設されてなく、第2の光源47側へやや傾いた状態で立設されている(図8〜図10参照)。
第1の反射面61aと第1の光源46との間の第1空間の一部を覆うように第5の反射板60が配置されており、第5の反射板60は第1の反射面61a及び第1の反射板51それぞれと連設されており、第1の光源46から発せられた光を第5の反射板60の第3の反射面60aの下方付近65で反射するようになっている。また、第5の反射板60は、電飾基板45に対して垂直に立設されてなく、第4の光源49側へやや傾いた状態で立設されている(図8〜図10参照)。
また、第1の光源46から発せられた光が第2の反射面51aによって反射された後に第1の反射面61aの左側付近67で反射するようになっており、第1の光源46から発せられた光が第3の反射面60aによって反射された後に第1の反射面61aの右側付近68で反射するようになっている。
前記第1空間は、第1乃至第3の反射面61a,51a,60a及び電飾基板45によって囲まれており、前記第1空間を開放する第1開口が第1乃至第3の反射面61a,51a,60a及び電飾基板45によって設けられている。
第1の光源46、第1乃至第3の反射面61a,51a,60aそれぞれは、次の条件を満たすように配置されている。この条件とは、第1の光源46から発せられた光が第1の反射面61aによって反射された第1光、第1の光源46から発せられた光が第2の反射面51aによって反射された第2光、及び第1の光源46から発せられた光が第3の反射面60aによって反射された第3光それぞれが前記第1開口を通過すること、第1の光源46から発せられた光が第2の反射面51aによって反射された後に第1の反射面61aによって反射された第4光、及び第1の光源46から発せられた光が第3の反射面60aによって反射された後に第1の反射面61aによって反射された第5光それぞれが前記第1開口を通過することである。これにより、一つの光源である第1の光源46から発せられた光を前記第1開口を通して5つの光に増やすことができる。つまり、従来技術の光反射シートを用いることなく、光源からの光を第1乃至第3の反射面61a,51a,60aで反射させて第1光源収容部内(前記第1空間の全体)で光が分散しているように遊技者に見せることができる。
他の光源収容部においても上述した構成とほぼ同じような構成をとることにより、上述した効果と同様の効果を得るようにしている。以下に詳細に説明する。
[第2光源収容部]
第2の光源47と対向する位置にあり且つ第2の光源47から発せられた光を反射する膨出部材61の曲面には第4の反射面61bが形成されており、第4の反射面61bの中央付近で第2の光源47からの光を反射するようになっている。
第4の反射面61bと第2の光源47との間の第2空間の一部を覆うように第2の反射板52が配置されており、第2の反射板52は第4の反射面61bと連設されており、第2の光源47から発せられた光を第2の反射板52の第5の反射面52aの下方付近で反射するようになっている。また、第2の反射板52は、電飾基板45に対して垂直に立設されてなく、第2の光源47側へやや傾いた状態で立設されている(図8、図9参照)。
第4の反射面61bと第2の光源47との間の第2空間の一部を覆うように第1の反射板51が配置されており、第1の反射板51は第4の反射面61b及び第2の反射板52それぞれと連設されており、第2の光源47から発せられた光を第1の反射板51の第6の反射面51bの下方付近で反射するようになっている。
また、第2の光源47から発せられた光が第5の反射面52aによって反射された後に第4の反射面61bの左側付近で反射するようになっており、第2の光源47から発せられた光が第6の反射面51bによって反射された後に第4の反射面61bの右側付近で反射するようになっている。
前記第2空間は、第4乃至第6の反射面61b,52a,51b及び電飾基板45によって囲まれており、前記第2空間を開放する第2開口が第4乃至第6の反射面61b,52a,51b及び電飾基板45によって設けられている。
第2の光源47、第4乃至第6の反射面61b,52a,51bそれぞれは、次の条件を満たすように配置されている。この条件とは、第2の光源47から発せられた光が第4の反射面61bによって反射された第6光、第2の光源47から発せられた光が第5の反射面52aによって反射された第7光、及び第2の光源47から発せられた光が第6の反射面51bによって反射された第8光それぞれが前記第2開口を通過すること、第2の光源47から発せられた光が第5の反射面52aによって反射された後に第4の反射面61bによって反射された第9光、及び第2の光源47から発せられた光が第6の反射面51bによって反射された後に第4の反射面61bによって反射された第10光それぞれが前記第2開口を通過することである。これにより、一つの光源である第2の光源47から発せられた光を前記第2開口を通して5つの光に増やすことができる。
[第3光源収容部]
第3の光源48と対向する位置にあり且つ第3の光源48から発せられた光を反射する膨出部材61の曲面には第7の反射面(図示せず)が形成されており、第7の反射面の中央付近で第3の光源48からの光を反射するようになっている。
第7の反射面と第3の光源48との間の第3空間の一部を覆うように第3の反射板53が配置されており、第3の反射板53は第7の反射面と連設されており、第3の光源48から発せられた光を第3の反射板53の第8の反射面53aの下方付近で反射するようになっている(図7参照)。また、第3の反射板53は、電飾基板45に対して垂直に立設されてなく、第3の光源48とは逆側へやや傾いた状態で立設されている。
第7の反射面と第3の光源48との間の第3空間の一部を覆うように第2の反射板52が配置されており、第2の反射板52は第7の反射面及び第3の反射板53それぞれと連設されており、第3の光源48から発せられた光を第2の反射板52の第9の反射面52bの下方付近で反射するようになっている。
また、第3の光源48から発せられた光が第8の反射面53aによって反射された後に第7の反射面の左側付近で反射するようになっており、第3の光源48から発せられた光が第9の反射面52bによって反射された後に第7の反射面の右側付近で反射するようになっている。
前記第3空間は、第7乃至第9の反射面53a,52b及び電飾基板45によって囲まれており、前記第3空間を開放する第3開口が第7乃至第9の反射面53a、52b、反射部材62及び電飾基板45によって設けられている。
第3の光源48、第7乃至第9の反射面53a,52bそれぞれは、次の条件を満たすように配置されている。この条件とは、前述した第2及び第3光源収容部と同様である。
[第4光源収容部]
第4の光源49と対向する位置にあり且つ第4の光源49から発せられた光を反射する膨出部材61の曲面には第10の反射面(図示せず)が形成されており、第10の反射面の中央付近で第4の光源49からの光を反射するようになっている。
第10の反射面と第4の光源49との間の第4空間の一部を覆うように第5の反射板60が配置されており、第5の反射板60は第10の反射面と連設されており、第4の光源49から発せられた光を第5の反射板60の第11の反射面60bの下方付近で反射するようになっている(図7参照)。
第10の反射面と第4の光源49との間の第4空間の一部を覆うように第4の反射板58が配置されており、第4の反射板58は第10の反射面及び第5の反射板60それぞれと連設されており、第4の光源49から発せられた光を第4の反射板58の第12の反射面58aの下方付近で反射するようになっている。また、第4の反射板58は、電飾基板45に対して垂直に立設されてなく、第4の光源49とは逆側へやや傾いた状態で立設されている。
また、第4の光源49から発せられた光が第11の反射面によって反射された後に第10の反射面の左側付近で反射するようになっており、第4の光源49から発せられた光が第12の反射面58aによって反射された後に第10の反射面の右側付近で反射するようになっている。
前記第4空間は、第10乃至第12の反射面60b,58a及び電飾基板45によって囲まれており、前記第4空間を開放する第4開口が第10乃至第12の反射面60b,58a及び電飾基板45によって設けられている。
第4の光源49、第10乃至第12の反射面60b,58aそれぞれは、次の条件を満たすように配置されている。この条件とは、前述した第2及び第3光源収容部と同様である。
また、前記第1乃至第4開口それぞれには透明カットレンズ70が嵌め込まれている。
また、リフレクタ50の第1乃至第5の反射板51〜53,58,60それぞれと電飾基板45との間には隙間が設けられている。このため、第1乃至第4の光源46〜49それぞれから発せられる光を、前記隙間を介して隣の空間(隣の光源収容部)へ少し漏れるようにすることができ、それにより光源収容部が連続的に光っているように見せることができる。例えば、第1乃至第4の光源46〜49それぞれに流す電流量を0−Low−High のように順次制御することにより、光源収容部が連続的に光っているように見せることもできるが、そのような制御をしなくても、前記隙間を介して隣の空間へ光が少し漏れるようにすることで、光源収容部が連続的に光っているように見せることができる。
上記実施の形態によれば、水平に置かれた1枚の電飾基板45上に第1乃至第4の光源46〜49を配置し、各光源毎に区切られたリフレクタ50を配置し、リフレクタ50の天井面を曲面状にすることにより、各光源からの光の反射光を複数得ることができる。従って、1枚の電飾基板45と少ない光源によって光源収容部内で光が分散しているように遊技者に見せることができる。
また、膨出部材61の膨出した面を曲面とすることにより、前記膨出した面を平面とした場合に比べて、パトランプ24が光っていることを遊技者が見られる視野角を広くすることができる。
また、第1乃至第4の光源46〜49を発光させるタイミングを電飾装置制御基板40によって様々に変更することにより、パトランプ24が光るパターンを様々に変更することができる。
また、複数の光源収容部を設けた場合、膨出部材61の膨出した面を1つの曲率の球面にすることにより、膨出した面の加工が容易になる。
尚、本発明は上記の実施の形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが可能である。例えば、光源の数は3つ以下でも良いし、5つ以上でも良い。
また、上記実施の形態から把握できる技術的思想について以下に記載する。
(1) 電飾装置を備えたパチンコ機において、
前記電飾装置は、
第1の光源と第2の光源を配置した電飾基板と、
前記第1の光源と対向して配置され、前記第1の光源から発せられた光が反射され、前記第1の光源側に膨出された曲面状の第1の反射面と、
前記第1の反射面と前記第1の光源との間の第1空間の一部を覆うように配置され、前記電飾基板上に立設され、前記第1の反射面と連設され、前記第1の光源から発せられた光が反射される第2の反射面と、
前記第1空間の一部を覆うように配置され、前記電飾基板上に立設され、前記第1の反射面及び前記第2の反射面それぞれと連設され、前記第1の光源から発せられた光が反射される第3の反射面と、
前記第1乃至第3の反射面及び前記電飾基板によって設けられた第1開口と、
前記第2の光源と対向して配置され、前記第2の光源から発せられた光が反射され、前記第2の光源側に膨出された曲面状の第4の反射面と、
前記第4の反射面と前記第2の光源との間の第2空間の一部を覆うように配置され、前記電飾基板上に立設され、前記第4の反射面と連設され、前記第2の光源から発せられた光が反射される第5の反射面と、
前記第2空間の一部を覆うように配置され、前記電飾基板上に立設され、前記第4の反射面及び前記第5の反射面それぞれと連設され、前記第2の光源から発せられた光が反射される第6の反射面と、
前記第4乃至第6の反射面及び前記電飾基板によって設けられた第2開口と、を具備し、
前記第1の光源から発せられた光が前記第1の反射面によって反射された第1光、前記第1の光源から発せられた光が前記第2の反射面によって反射された第2光、及び前記第1の光源から発せられた光が前記第3の反射面によって反射された第3光それぞれが前記第1開口を通過するとともに、前記第1の光源から発せられた光が前記第2の反射面によって反射された後に前記第1の反射面によって反射された第4光、及び前記第1の光源から発せられた光が前記第3の反射面によって反射された後に前記第1の反射面によって反射された第5光それぞれが前記第1開口を通過するように、前記第1の光源、前記第1乃至第3の反射面それぞれは配置されており、
前記第2の光源から発せられた光が前記第4の反射面によって反射された第6光、前記第2の光源から発せられた光が前記第5の反射面によって反射された第7光、及び前記第2の光源から発せられた光が前記第6の反射面によって反射された第8光それぞれが前記第2開口を通過するとともに、前記第2の光源から発せられた光が前記第5の反射面によって反射された後に前記第4の反射面によって反射された第9光、及び前記第2の光源から発せられた光が前記第6の反射面によって反射された後に前記第4の反射面によって反射された第10光それぞれが前記第2開口を通過するように、前記第2の光源、前記第4乃至第6の反射面それぞれは配置されていることを特徴とするパチンコ機。
(2)技術思想(1)において、前記第1の反射面と前記第2の反射面は同一球面の一部に相当することを特徴とするパチンコ機。
本発明の実施の形態による遊技盤を示す前面図。 本発明の実施の形態による遊技機の全体構成を示す前面図。 本発明の実施の形態による遊技機の全体構成を示す後面図。 図1〜図3に示す遊技機の制御部を示すブロック図。 図1に示すパトランプを示す正面図。 図1に示すパトランプの内部構造を示す正面図。 図5に示すA−A線によって切断した断面図。 図1に示すパトランプの内部構造を斜め下方から視た斜視図。 図1に示すパトランプの内部構造を斜め上方から視た斜視図。 図1に示すパトランプのリフレクタを示す斜視図。
符号の説明
45…電飾基板、46…第1の光源、47…第2の光源、51a…第2の反射面、51b…第6の反射面、52a…第5の反射面、60a…第3の反射面、膨出部材61、61a…第1の反射面、61b…第4の反射面

Claims (1)

  1. 電飾装置を備えたパチンコ機において、
    前記電飾装置は、
    光源を配置した電飾基板と、
    前記光源と対向して配置され、前記光源から発せられた光が反射され、前記光源側に膨出された曲面状の第1の反射面と、
    前記第1の反射面と前記光源との間の空間の一部を覆うように配置され、前記電飾基板上に立設され、前記第1の反射面と連設され、前記光源から発せられた光が反射される第2の反射面と、
    前記空間の一部を覆うように配置され、前記電飾基板上に立設され、前記第1の反射面及び前記第2の反射面それぞれと連設され、前記光源から発せられた光が反射される第3の反射面と、
    前記第1乃至第3の反射面及び前記電飾基板によって設けられた開口と、を具備し、
    前記光源から発せられた光が前記第1の反射面によって反射された第1光、前記光源から発せられた光が前記第2の反射面によって反射された第2光、及び前記光源から発せられた光が前記第3の反射面によって反射された第3光それぞれが前記開口を通過するとともに、前記光源から発せられた光が前記第2の反射面によって反射された後に前記第1の反射面によって反射された第4光、及び前記光源から発せられた光が前記第3の反射面によって反射された後に前記第1の反射面によって反射された第5光それぞれが前記開口を通過するように、前記光源、前記第1乃至第3の反射面それぞれは配置されていることを特徴とするパチンコ機。
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