JP5151381B2 - 遊技機用回転灯 - Google Patents

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本発明は、遊技機用回転灯に関する。
従来の遊技機には役物として回転灯を用いたものがある。そして、抽選遊技の進行状況に応じて回転灯を点灯させて、遊技者に抽選遊技の結果に期待を持たせることを行っている。また、この遊技機には、前記回転灯に加えて、可動することで遊技者に抽選遊技の結果に期待を持たせる可動役物が設けられている(例えば非特許文献1参照)。
パチンコ必勝ガイド(平成18年8月20日発行、発行所:株式会社白夜書房、6頁)
上記従来の遊技機における回転灯は、回転灯として通常用いられる機能、即ち光を灯して遊技者に遊技の行方を注意喚起して抽選遊技の結果に期待を持たせる機能を有するだけであって、可動することで遊技者に抽選遊技の結果に期待を持たせる機能は、回転灯ではなく別の可動役物に委ねている。
本発明は上記のような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、光を灯して抽選遊技の結果に期待を持たせるだけでなく、可動することで遊技者に遊技の抽選結果に期待を持たせる機能を兼ね備えた遊技機用回転灯を提供することにある。
本発明に係る遊技機用回転灯は、遊技機に用いられて遊技の演出を行うための回転灯であって、光源と、該光源が発する光を反射する回転可能なリフレクタと、該リフレクタを覆う光透過性を有するカバーとを備え、前記リフレクタを回転させることで、該リフレクタからの反射光線を旋回させる遊技機用回転灯において、
前記光透過性を有するカバーが、内側に収容空間を有する立体形状を有し、該収容空間に前記リフレクタが収容され、
前記光透過性を有するカバーを前記リフレクタの回転中心軸線に対して相対移動可能に配置するとともに、この相対移動可能範囲内で該光透過性を有するカバーを揺動させるカバー駆動手段を備えたことを特徴とする。
上記遊技機用回転灯によれば、カバー駆動手段によってカバーをリフレクタの回転中心軸線に対して相対移動可能範囲内で該カバーを揺動させることができる。従って、可動することで遊技者に抽選遊技の結果に期待を持たせる機能を兼ね備えた遊技機用回転灯を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
1.パチンコ機の機械的構成および電気的構成について
図1は、本発明の実施の形態による遊技盤を示す前面図である。図2は、本発明の実施の形態による遊技機の全体構成を示す前面図である。図3は、本発明の実施の形態による遊技機の全体構成を示す後面図である。図2に示す左方向の矢印は遊技盤の正面に向かって左方向を示す記載であり、図3に示す右方向の矢印は遊技盤の正面に向かって右方向を示す記載である。
パチンコホールの台島には、図2および図3に示すように、外枠1が設置されている。この外枠1は前後面が開口する四角筒状をなすものであり、外枠1の前端面には前枠2が左側辺部の垂直な軸を中心に回動可能に装着されている。この前枠2の前面には、下端部に位置して横長な長方形状の下皿板3が固定されており、下皿板3の前面には上面が開口する下皿4が固定されている。また、前枠2の前面には下皿板3の上方に位置して上皿板5が装着されており、上皿板5の前面には上面が開口する上皿6が固定されている。この上皿板5の後面には右端部に位置してスピーカ7が固定されており、スピーカ7の駆動時にはスピーカ7から前方の遊技者に遊技音が出力される。
下皿板3の前面には右端部に位置してハンドル台8が固定されており、ハンドル台8には発射ハンドル9が前後方向へ延びる水平な軸を中心に回動可能に装着されている。この発射ハンドル9の後方には、図3に示すように、発射モータ10が固定されており、発射モータ10の回転軸には、図2に示すように、打球槌11が連結されている。この発射モータ10は打球槌11の駆動源に相当するものであり、発射ハンドル9が図2の時計回り方向へ回動操作されたときには発射モータ10に駆動電源が与えられ、打球槌11が駆動することに基づいて上皿6内のパチンコ球を上皿6内から弾き出す。
前枠2の前面には、図2に示すように、矩形状の窓枠12が左側辺部の垂直な軸を中心に回動可能に装着されており、窓枠12の内周面には透明なガラス窓13が固定されている。また、前枠2の後面には額縁状の機構盤が固定されている。この機構盤には正方形状の遊技盤14(図1参照)が着脱可能に装着されており、遊技盤14は窓枠12のガラス窓13により前方から覆われている。
遊技盤14の前面には、図1に示すように、外レール15および内レール16が固定されている。これら外レール15および内レール16間には左側部に位置して発射通路17が形成されており、打球槌11が弾いたパチンコ球は発射通路17内を通って上昇する。また、遊技盤14には遊技領域18が形成されており、遊技領域18内には複数の障害釘19が打込まれている。この遊技領域18は外レール15および内レール16によって囲まれた円形領域(発射通路17を除く残余領域)を称するものであり、発射通路17内を上昇するパチンコ球は発射通路17の出口20から遊技領域18内に放出され、障害釘19に当りながら遊技領域18内を落下する。即ち、遊技領域18は発射通路17の出口20から放出されたパチンコ球が転動可能な最大範囲である転動領域に相当する。
窓枠12には、図2に示すように、ガラス窓13の外周部に位置して複数のランプカバー21が固定されており、各ランプカバー21の後方には複数のLED22が配置されている。これら各LED22は窓枠21に固定されたものであり、各ランプカバー21は後方のLED22が発光することに基づいて照明される。ガラス窓13の下方には、操作スイッチ78が設けられている。この操作スイッチ78は、図2に示すように、上皿6に前方から操作可能に固定された自己復帰形のプッシュスイッチからなるものである。
遊技盤14の前面には、図1に示すように、遊技領域18内に位置する図柄表示装置23が設けられている。この図柄表示装置23には、遊技情報などの映像が映し出される表示器25(例えば、LCDなど)が備えられている。さらに、かかる図柄表示装置23には、回転灯24が設けられている。この回転灯24は、その上方に板状の突起物が設けられており、遊技盤14(図1、図2参照)を落下転動するパチンコ球が衝突することが殆どないので、パチンコ球の落下転動とは無関係の遊技上の装飾物である。
図柄表示装置23の後面には図柄基板ケースが固定されており、図柄基板ケース内には図4に示す図柄制御基板30が収納されている。この図柄制御基板30には、図柄表示制御手段に相当する図柄表示制御用CPU31や、図柄表示制御用ROM32、図柄表示制御用RAM33、入力・出力ポート34、VDP35などが搭載されており、図柄表示制御用CPU31は、図柄表示制御用ROM32及び図柄表示制御用RAM33などに記憶された制御方法その他の技術情報に基づいて、VDP35に接続された表示器25(図1参照)の表示内容を制御する。
遊技盤14の遊技領域18内には、図1に示すように、上面が開口するポケット状の始動口26が設けられている。また、遊技領域18内には、始動口26の下方に位置して前面が開口する四角筒状の大入賞口27が設けられている。
遊技盤14の後面には、図3に示すように、センタカバー41が着脱可能に装着されている。このセンタカバー41は前面が開口する
容器状をなすものであり、図柄表示装置23の後面および図柄基板ケースは後方からセンタカバー41によって覆われている。
前枠2の後面には、メインセット54が着脱可能に装着されている。このメインセット54はセンタカバー41を囲う矩形枠状をなすものであり、センタカバー41はメインセット54の内周部に収納されている。このメインセット54の後面には上端部に位置して球タンク55が固定されており、球タンク55内にはパチンコ球が貯溜されている。また、メインセット54の後面にはタンクレール56が固定されている。このタンクレール56は傾斜樋状をなすものであり、タンクレール56の右端部は球タンク55内に接続されている。
メインセット54の左側部には賞球払出装置57が着脱可能に装着されている。この賞球払出装置57は、パチンコ球が始動口26内および大入賞口27内に入賞することに基づいてパチンコ球を賞品球として放出する。
メインセット54の後面には、図3に示すように、メイン基板ケース59の前方に位置して払出基板ケース66が固定されている。
また、メインセット54の後面には、図3に示すように、センタカバー41の下方に位置してメイン基板ケース59が固定されている。このメイン基板ケース59内には、図4に示すようにメイン制御基板28が収納されており、メイン制御基板28には、当落判定手段、可変情報選択手段などのメイン制御手段に相当するメイン制御用CPU29や、メイン制御用ROM36、メイン制御用RAM37、入力・出力ポート38などが搭載されている。メイン制御基板28には図柄制御基板30が電気的に接続されており、図柄制御基板20には電飾装置制御基板40が電気的に接続されている。
また、電飾装置制御基板40には、電飾装置制御手段に相当する電飾装置制御用CPU39や、電飾装置制御用ROM42、電飾装置制御用RAM43、入力・出力ポート44、などが搭載されており、電飾装置制御用CPU39は、電飾装置制御用ROM42及び電飾装置制御用RAM43などに記憶された制御方法その他の技術情報に基づいて、入力・出力ポート44に接続された電飾装置である回転灯24(図1参照)の動作内容を制御する。
さらに、図4のブロック図においては、3つの入力・出力ポート38,34,44を介して、メイン制御用CPU29と、図柄表示制御用CPU31、電飾装置制御用CPU39がそれぞれ接続されている。従って、メイン制御用CPU29は、図柄表示制御用CPU31及び電飾装置制御用CPU39を介して、表示器25の表示内容に合わせて回転灯24の動作内容を制御することができる。
2.パチンコ機の遊技機能について
遊技者が上皿6内にパチンコ球を投入して発射ハンドル9を時計回り方向へ回動操作すると、遊技盤14内にパチンコ球が発射され、障害釘19に当りながら落下する。このパチンコ球が始動口26内に入賞すると、賞球払出装置57から設定個数のパチンコ球が上皿6内に賞品球として払出されるとともに、図柄遊技が開始される。この後、遊技者の期待度を高めたいときに回転灯24のランプカバーを振動させる。尚、ランプカバーを振動させながら回転灯24を点灯しても良い。また、スポットライトのように回転灯24を点灯させることもできる。
3.電飾装置である回転灯の構造について
図5及び図6は、図1に示す回転灯24の外観及び内部構造の詳細を示すものである。図5(A),図6(A)は回転灯を示す正面図であり、図5(B),図6(B)は回転灯を示す上面図である。但し、図5(B),図6(B)は、カバーを振動させる振動機構が省略されている。
図5は、第1のリフレクタが正面を向いている状態を示しており、図6は、図5に示す第1のリフレクタの位置から該リフレクタが90°回転した状態を示している。尚、回転灯24の光は正面側に発せられ、遊技者は正面側から光を見ることになる。
図7(A)は、図5(A)及び図6(A)に示す回転灯のカバーを振動又は揺動させる振動機構における変換機構であって、回転機構による回転動作を往復振動動作に変換する変換機構を分解した図である。図7(B)は、変換機構におけるガイド機構であって回転灯のカバーが往復動作するようにガイドするガイド機構を示す上面図である。図7(C)は、変換機構によって回転動作を往復振動動作に変換している様子を示す図である。
図5及び図6に示すように、回転灯24はベース部材45を有しており、このベース部材45上には駆動源であるモータ46が配置されている。このモータ46は回転軸46aを回転させるものであり、この回転軸46aの先端には第1ギア47が取り付けられている。第1ギア47の隣には、第1ギア47に噛合うように第2ギア51が配置されている。第2ギア51上には第1のリフレクタ52が立てた状態で取り付けられている。第1ギア47の回転力を第2ギア51に伝え、第2ギア51を回転させることにより、第1のリフレクタ52を回転させるようになっている。
図5(A),図6(A)及び図7(A)に示すように、第2ギア51の下には第3ギア71が取り付けられており、第3ギア71の隣には、第3ギア71に噛合うように第4ギア72が配置されている。第4ギア72の下には、第4ギア72の回転中心軸から偏心した偏心ピン73が取り付けられている。この偏心ピン73は第1の摺動リング74に摺動可能な状態で挿入されている。また、レンズカバー65の内側には取付部材75の一端が取り付けられ又は繋げられており、取付部材75の他端には固定ピン76が設けられている。この固定ピン76は第2の摺動リング77に摺動可能な状態で挿入されている。第2の摺動リング77はクランクプレート78の一端に摺動可能な状態で取り付けられており、第1の摺動リング74はクランクプレート78の他端に摺動可能な状態で取り付けられている。
図5(A),図6(A)及び図7(B)に示すように、レンズカバー65の内側にはガイドレール79の一端が取り付けられている。ガイドレール79の一方側には第1及び第2のガイドローラ80,81が配置されており、ガイドレール79の他方側には第3のガイドローラ82が配置されている。これにより、ガイドレール79は、第1乃至第3のガイドローラ80〜82によって矢印のようなガイドレールの長手方向にのみ移動可能とされている。従って、レンズカバー65は、ガイドレールの長手方向にのみ移動可能な状態とされている。
上述したようなカバー駆動手段により第1のリフレクタの回転中心軸線に対して相対移動可能な範囲内でレンズカバー65を揺動させることができる。詳細には次のとおりである。モータ46の回転軸46aを回転させることにより第1ギア47を回転させ、第1ギア47の回転力が第2ギア51及び第3ギア71に伝えられ、第3ギア71の回転力が第4ギア72に伝えられ、第4ギア72を回転させることにより、図7(C)に示すように偏心ピン73を回転させる。これにより、クランクプレート78の他端は第4ギア72の回転中心軸を中心として回転され、この回転動作はクランクプレート78の一端の固定ピン76に矢印のような往復動作に変換して伝えられる。このような直線状の往復動作に変換されるのは、図7(B)に示すガイド機構によってレンズカバー65が往復動作するようにガイドされているからである。そして、固定ピン76がレンズカバー65に取り付けられていることによって、レンズカバー65を往復振動動作させることができる。
図5(B)に示すように第1のリフレクタ52が正面を向いている状態において第1のリフレクタ52の形状などを説明する。第1のリフレクタ52は湾曲した形状を有しており、この湾曲した内側の面52aが光を反射するように構成されている。第1のリフレクタ52が正面を向いている状態とは、湾曲した内側の反射面52aが正面を向いている状態である。この状態における反射面52aと対向し且つ第2ギア51の回転中心軸線51aの近傍には主光源としての第1のLED53a,53bが二つの光源として並べて固定されており、第1のLED53a,53bは第1のリフレクタ52の側を向いている。このため、第1のリフレクタ52が正面を向いている状態では、第1のLED53a,53bから発せられた光が直接第1のリフレクタ52に照射され、その照射された光が第2のリフレクタ52によって反射され、その反射された光が正面側の遊技者に照射されるようになっている。
第1のLED53a,53bは第1のLED基板58に取り付けられている。第1のLED基板58及び第1のLED53a,53bは固定されていて回転されることはない。第1のリフレクタ52の背面側(正面側とは逆側)には第2のリフレクタ60が固定されている。第2のリフレクタ60は湾曲した形状を有しており、この湾曲した内側の面(反射面)60aが光を反射するように構成されている。第2のリフレクタ60の反射面60aは第1のリフレクタ52より大きく形成されており、反射面60aが正面側に向いた状態で第2のリフレクタ60は固定されている。
第2のリフレクタ60には第1〜第4の開口部62a〜62dが設けられており、第1〜第4の開口部62a〜62dはそれぞれの開口中心を結んだ線が長方形となるように配置されている。図5(B)に示すように第1のリフレクタ52が正面を向いている状態において正面側から第1〜第4の開口部62a〜62dを視た場合、第1〜第4の開口部はその大部分が第1のリフレクタ52によって隠れるように位置されている(図5(A)参照)。
第2のリフレクタ60の背面側には第2のLED基板63が配置されており、第2のLED基板63には補助光源としての第2のLED64a〜64dが四つの光源として実装されている。つまり、第2のLED64a〜64dは、モータ46、第1ギア47、第2ギア51などの回転機構によって第1のリフレクタ52を回転させた際の第1のリフレクタ52の軌跡52bの外側に配置されている。第2のLED64a,64dは、第1のリフレクタ52を回転させた際の回転中心軸線51aと、この回転中心軸線51aから遊技機の背面に延ばされた垂線51bとを含む平面で仕切られる一方の空間に配置されており、第2のLED64b,64cは、前記平面で仕切られる他方の空間に配置されている。また、第2のLED64a〜64dそれぞれは第2のリフレクタの第1〜第4の開口部62a〜62dに対向するように配置されており、第2のLED64a〜64dそれぞれから発せられた第2の光は第1〜第4の開口部62a〜62dを通り抜けて正面側に照射されるようになっている。
第1及び第2のリフレクタ52,60、第1及び第2のLED53a,53b,64a〜64dの正面側はレンズカバー65によって覆われている。このレンズカバー65は例えば赤、青、緑のいずれかの色が付されていることが好ましい。
次に、図5及び図6に示す回転灯を灯す機構について説明する。
モータ46の回転軸46aを回転させることにより第1ギア47を回転させ、第1ギア47の回転力が第2ギア51に伝えられ、第2ギア51を回転させることにより、第1のリフレクタ52を回転させる。これと共に、第1及び第2のLED53a,53b,64a〜64dを点灯させる。
そして、図5に示すように第1のリフレクタ52の反射面52aが正面を向いている時には、補助光源としての第2のLED64a〜64dそれぞれから発せられた第2の光が第1〜第4の開口部62a〜62dを通って正面側に照射され、この照射された第2の光は第1のリフレクタ52によって遮られる。この際、第1のリフレクタで遮られなかった光が僅かに漏れて、この漏れた光がレンズカバー65を通して正面側の遊技者に向けて照射される。これと共に、主光源としての第1のLED53a,53bそれぞれから背面(正面とは逆側)に第1の光が発せられ、その第1の光が第1のリフレクタ52の反射面52aによって反射され、その反射光がレンズカバー65を通して正面側の遊技者に向けて照らされる。従って、遊技者に照射される大部分の光は主光源からの第1の光となる。このため、第1のリフレクタの反射面52aが正面を向いているときは、補助光源からの第2の光を第1のリフレクタ52によって遮ることで、遊技者へ照射される全体の光量を低減させることができる。
また、図6に示すように第1のリフレクタ52が図5に示す時から90°回転した時には(第1のリフレクタ52の反射面52aが側方を向いている時には)、主光源としての第1のLED53a,53bそれぞれから発せられた第1の光が第2のリフレクタ60の反射面60aの他方側(即ち、回転中心軸線51aから遊技機の背面に延ばされた垂線51bとを含む平面で仕切られる他方側)及び第1のリフレクタの反射面52aの一方側(即ち、反射面52aにおける第2のリフレクタ60側)によって反射され、その反射光がレンズカバー65を通して正面側の遊技者に向けて照射される。この際、第1のLED53a,53bそれぞれから発せられた第1の光は第1のリフレクタ52によって遮られることで第2のリフレクタ60の反射面60aの一方側(即ち、回転中心軸線51aから遊技機の背面に延ばされた垂線51bとを含む平面で仕切られる一方側)には到達しない。これと共に、補助光源としての第2のLED64a〜64dそれぞれから発せられた第2の光が第1〜第4の開口部62a〜62dを通って正面側に照射され、この照射された光はレンズカバー65を通して正面側の遊技者に向けて照射される。この際、第1のリフレクタ52が側方を向いているため、第2のLED64a〜64dそれぞれから発せられた光が第1のリフレクタ52によって遮られることはない。その結果、遊技者からは、前記垂線51bとを含む平面で仕切られる他方側が明るく見える。従って、遊技者からは、主光源からの反射光と補助光源からの第2の光とが相俟って明るく見える。
以上のことから、光の道筋が回転しているように見える回転灯としての役割を果たすことができる。
次に、回転灯としての役割について図8を参照しつつより詳細に説明する。
図8(A)〜(H)は、図5(B)及び図6(B)に示す回転灯において第1のリフレクタを回転させた時の第1及び第2のLEDそれぞれと第1のリフレクタとの位置関係を模式的に示す図であり、上方視で第1のリフレクタを反時計回りに回転させている様子が順に示されている。
図8(A),(B),(H)に示すように、第1のリフレクタ52の反射面52aが正面又は略正面を向いている時には、補助光源としての第2のLED64a,64bそれぞれから発せられた第2の光が正面側に照射され、この照射された第2の光は第1のリフレクタ52によって遮られる。これと共に、主光源としての第1のLED53aから背面(正面とは逆側)に第1の光が発せられ、その第1の光が第1のリフレクタ52の反射面52aによって反射され、その反射光が正面側の遊技者に向けて照射される。
図8(C)に示すように、第1のリフレクタ52の反射面52aが側方(右側)を向いている時には、補助光源である第2のLED64a,64bから発せられた光は第1のリフレクタ52によって遮られることはない。このため、右側の補助光源である第2のLED64aから発せられた右側の光と、第1のリフレクタの反射面52aによって主光源からの光が反射された右側への反射光とが相俟って、左側の補助光源である第2のLED64bから発せられた左側の光に比べて右側から照射される光の方が遊技者には強く見える。
図8(D)〜図8(F)に示すように、第1のリフレクタ52の反射面52aが背面又は略背面を向いている時には、補助光源としての第2のLED64a,64bそれぞれから発せられた第2の光が正面側に照射され、この照射された第2の光は第1のリフレクタ52によって遮られる。これと共に、主光源としての第1のLED53aから発せられた第1の光も第1のリフレクタ52によって遮られる。
図8(G)に示すように、第1のリフレクタ52の反射面52aが側方(左側)を向いている時には、補助光源である第2のLED64a,64bから発せられた光は第1のリフレクタ52によって遮られることはない。このため、左側の補助光源である第2のLED64bから発せられた左側の光と、第1のリフレクタの反射面52aによって主光源からの光が反射された左側への反射光とが相俟って、右側の補助光源である第2のLED64aから発せられた右側の光に比べて左側から照射される光の方が遊技者には強く見える。
以上のことから、光の道筋が回転しているように見える回転灯としての役割を果すことができる。
上記実施の形態によれば、図7に示す変換機構によって回転機構による回転動作を往復振動動作に変換し、この変換した往復振動動作をレンズカバー65に伝えることによりレンズカバー65を振動させることができる。これに加え、回転灯を灯す機構を有するため、回転灯を灯しながらレンズカバー65を振動させることも可能となる。従って、レンズカバー65を振動させたり、回転灯を灯しながらレンズカバー65を振動させることにより、遊技者に抽選遊技の結果に期待を持たせることができる。
また、上記実施の形態では、主光源である第1のLED53a,53bに対向する第1の反射面52aを有する第1のリフレクタ52を配置し、第1のリフレクタ52を回転機構によって第1のLED53a,53bの周囲を回転させた際の第1のリフレクタ52の軌跡52bの外側に補助光源である第2のLED64a〜64dを配置し、この軌跡52bと第2のLEDとの間で且つ軌跡52bと対向する第2の反射面60aを有する第2のリフレクタ60を固定し、第2のLEDから発せられる光が通り抜ける開口部62a〜62dを第2のリフレクタ60に設けている。このように回転灯から発する光の量を主光源と補助光源とで分割することにより、従来技術のような一つの主光源だけを用いた回転灯に比べて遊技者が眩しく感じることを抑制することができる。これに加えて、第1のリフレクタ52を主光源の周囲を回転させながら補助光源を点灯させることにより、光の道筋が回転しているように遊技者に見せることが可能となる。従って、遊技者が眩しく感じることなく光の道筋が回転しているように見せることができる。
尚、本発明は上記の実施の形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが可能である。例えば、回転灯の点灯方法は遊技機の遊技状態に応じて種々変更することが可能である。例えば通常の遊技状態では、第1のリフレクタ52を回転させることなく第1のLED53a,53bと第2のLED64a〜64dの少なくとも一方を点灯させておき、大当り遊技中に第1及び第2のLEDを点灯させ且つ第1のリフレクタを回転させるという点灯方法を採用することも可能である。
また、上記実施の形態では、回転機構によって第1のリフレクタ52を回転させることとしているが、第1のリフレクタの動きは回転に限定されるものではなく、種々のタイミングで回転方向を変えることも可能であり、また、第1のリフレクタを一回転未満回転させた後、逆方向に一回転未満回転させるという動作を繰り返すことも可能であり、この場合は光の道筋をスポットライトのようなものとすることが可能となる。
また、本発明の変更例としては、例えば、図5、図6及び図8に示す第1のリフレクタ52の形状を、図9に示すような断面が円形からなる形状を有する第1のリフレクタに変更することも可能である。つまり、第1のリフレクタの形状は主光源である第1のLED52aを反射させることができる形状であれば種々の形状に変更して実施することが可能である。
以下、図8に示す例について説明する。
図9は、(A)〜(H)は、図8(A)〜(H)に対応する図面であって、回転灯において第1のリフレクタ52を回転させた時の第1及び第2のLED53a,64a,64bそれぞれと第1のリフレクタ52との位置関係を模式的に示す図であり、上方視で第1のリフレクタ52を反時計回りに回転させている様子が順に示されている。
第1のリフレクタ52の横断面を真円にすることにより、第1のリフレクタが反時計回りに回転移動して、図9(C)に示すように、第1のリフレクタの反射面が右側を向いたときには、右側の補助光源である第2のLED64aが現出するとともに左側の補助光源である第2のLED64bが隠れるので、図7に示す回転灯とは異なる光の道筋を表現することができる。詳細には、第1のリフレクタによって左側の補助光源が隠されることで左側の補助光源から正面側に照射する光が遮られ、右側の補助光源から正面側に照射する光が遮られないことから、右側が明るく、左側が暗いという明暗差が強調される。つまり、第1のリフレクタの形状を変更することにより、光の道筋を種々変更することが可能となる。
また、上記実施の形態では、図5及び図6に示すように、第1のリフレクタ52を回転させた際の回転中心軸線51aと、この回転中心軸線51aから遊技機の背面に延ばされた垂線51bとを含む平面で仕切られる一方の空間に、補助光源である第2のLED64a,64dを配置し、前記平面で仕切られる他方の空間に、補助光源である第2のLED64b,64cを配置しているが、第2のLEDの配置及び数はこれに限定されるものではなく、種々変更して実施することも可能である。例えば、図10に示すように、前記平面で仕切られる一方の空間に第2のLED64aを配置し、前記平面で仕切られる他方の空間には第2のLEDを配置しないこととすることも可能である。
以下、図10に示す例について説明する。
図10(A)〜(E)は、図8(A)〜(E)に対応する図面であって、回転灯において第1のリフレクタ52を回転させた時の第1及び第2のLED53a,64aそれぞれと第1のリフレクタ52との位置関係を模式的に示す図であり、上方視で第1のリフレクタ52を反時計回りに回転させている様子が順に示されている。
図10(A),(B)に示すように、第1のリフレクタ52の反射面52aが正面又は正面近傍を向いているときは、補助光源である第2のLED64aが正面から見ている遊技者に第1のリフレクタ52によって隠されることになるので、遊技者から見えるのは主光源である第1のLED53aからの光だけになり、その結果、回転灯から発せられる全体の光を第2のLEDからの光の分だけ低減させることができる。
図10(C)に示すように、第1のリフレクタの反射面52が側方を向いているときは、第1のリフレクタの反射面52aによって反射された反射光と第2のLED64aからの光とが相俟って明るく見える。そして、図10(D),(E)に示すように、第1のリフレクタ52が背面又は背面近傍を向いているときは、第1及び第2のLED53a,64aの両者(主光源と補助光源の両者)が正面から見ている遊技者に第1のリフレクタ52によって隠されることになるので、回転灯から発せられる全体の光をより低減させることができる。
このようにして光の道筋が回転しているように見える回転灯としての役割を果たすことができる。
また、図10に示す例では、回転機構によって第1のリフレクタ52を回転させることとしているが、第1のリフレクタの動きは回転に限定されるものではなく、種々のタイミングで回転方向を変えることも可能であり、また、第1のリフレクタを一回転未満回転させた後、逆方向に一回転未満回転させるという動作を繰り返すことも可能であり、この場合は光の道筋をスポットライトのようなものとすることが可能となる。
本発明の実施の形態による遊技盤を示す前面図。 本発明の実施の形態による遊技機の全体構成を示す前面図。 本発明の実施の形態による遊技機の全体構成を示す後面図。 図1〜図3に示す遊技機の制御部を示すブロック図。 (A)は回転灯を示す正面図、(B)は回転灯を示す上面図。 (A)は回転灯を示す正面図、(B)は回転灯を示す上面図。 (A)〜(C)は、回転機構による回転動作を往復振動動作に変換する変換機構及び回転灯のカバーが往復動作するようにガイドするガイド機構を示す図。 (A)〜(H)は、上方視で第1のリフレクタを反時計回りに回転させている様子を示す図。 (A)〜(H)は、上方視で変更した第1のリフレクタを反時計回りに回転させている様子を示す図。 (A)〜(E)は、補助光源の変更例であって、上方視で第1のリフレクタを反時計回りに回転させている様子を示す図。
符号の説明
24…回転灯、46…モータ、47…第1ギア、51…第2ギア、51a…回転中心軸線、51b…回転中心軸線から遊技機の背面に延ばされた垂線、53a,53b…第1のLED、52…第1のリフレクタ、52a…第1の反射面、52b…第1のリフレクタの回転軌跡、60…第2のリフレクタ、60a…第2の反射面、62a〜62d…第1〜第4の開口部、64a〜64d…第2のLED、65…レンズカバー、71…第3ギア、72…第4ギア、73…偏心ピン、74…第1の摺動リング、75…取付部材、76…固定ピン、77…第2の摺動リング、77…クランクプレート、79…ガイドレール、80〜82…第1〜第3のガイドローラ

Claims (1)

  1. 遊技機に用いられて遊技の演出を行うための回転灯であって、光源と、該光源が発する光を反射する回転可能なリフレクタと、該リフレクタを覆う光透過性を有するカバーとを備え、前記リフレクタを回転させることで、該リフレクタからの反射光線を旋回させる遊技機用回転灯において、
    前記光透過性を有するカバーが、内側に収容空間を有する立体形状を有し、該収容空間に前記リフレクタが収容され、
    前記光透過性を有するカバーを前記リフレクタの回転中心軸線に対して相対移動可能に配置するとともに、この相対移動可能範囲内で該光透過性を有するカバーを揺動させるカバー駆動手段を備えたことを特徴とする遊技機用回転灯。
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