JP2008119389A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】演出装置19の発光装置26は、前後に離間する第1発光手段24および第2発光手段25を備える。演出装置19の上方に、回転反射部材27が回転自在に配設される。回転反射部材27は、内面に反射面34,35,36を形成した反射部33を備え、反射面34,35,36で反射した反射光は側方開口部から外方に照射される。発光装置26および回転反射部材27の前後に、光透過カバー29と固定反射カバー28が配置される。第1発光手段24は、反射部33が前側に到来した状態においても、光透過カバー29に一部の光を直接照射し得る位置に配置される。第2発光手段25は、反射部33が前側に到来した状態においては、反射部33によって光透過カバー29への光の直接照射が遮られる位置に配置される。
【選択図】図6
Description
遊技盤(10)に演出装置(19)が配設された遊技機において、
前記演出装置(19)は、
第1発光手段(24)および該第1発光手段(24)の後方に配置された第2発光手段(25)を備える発光装置(26)と、
駆動手段(38)により上下方向の軸線回りに回転され、前記発光装置(26)からの光を反射可能な反射部(33)を備え、開口部(33a)を介して軸線と交差する方向への反射光の照射が許容される回転反射手段(27)と、
前記回転反射手段(27)の後方に配置され、該回転反射手段(27)からの反射光を少なくとも機前面側に向けて反射可能な固定反射手段(28)と、
前記回転反射手段(27)の前方に配置された光透過手段(29)とを備え、
前記第1発光手段(24)は、前記光透過手段(29)との間に前記回転反射手段(27)の反射部(33)が到来した状態においても、該光透過手段(29)に一部の光を直接照射し得る位置に配置され、
前記第2発光手段(25)は、前記光透過手段(29)との間に前記回転反射手段(27)の反射部(33)が到来した状態においては、該反射部(33)によって光透過手段(29)への光の直接照射が遮られる位置に配置されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、第2発光手段を発光させることにより、前方で発光する第1発光手段の発光色に強弱をつけることが可能となり、発光パターンのバリエーションが豊富になる。また、第1発光手段と光透過手段との間に回転反射手段の反射部が到来した状態においても、第1発光手段からの光の一部は光透過手段に直接照射されるから、回転反射手段の回転中において、光透過手段に対する発光が全く失われることはない。すなわち、機前面側に位置する遊技者に対し、常に発光演出を行なうことができる。
請求項2の発明によれば、第1発光手段による発光色を変更することができ、色の変化および光の強弱による発光パターンのバリエーションが更に増える。
前記複数の反射面(34,35)は、前記第1および第2発光手段(24,25)からの光を反射可能な位置を旋回するよう設定されることを要旨とする。
請求項3の発明によれば、傾斜角度が異なる複数の反射面により、反射光を上下方向に異なる角度で照射することができる。すなわち、遊技機で遊技を行なっている遊技者へ向けて発光するだけでなく、当該遊技機の前方を通過する歩行中の遊技者や遊技場従業員に対しても、発光演出が行なわれていることを認識させ得る。なお、発光演出を特別遊技状態において実行するよう設定している場合は、歩行中の遊技者に対しては、当該遊技機への関心を高めることができると共に、遊技場従業員に対しては、特別遊技状態となっていることを覚知させることが可能となる。
請求項4の発明によれば、回転反射手段の回転中において、発光手段からの光の照射位置が反射面から側部反射面または側部反射面から反射面に変わる際に光の反射が途切れることなく、反射面と側部反射面とで反射光の照射方向が変更されから、興趣の高い発光演出ができる。
次に、前述した実施例に係るパチンコ機の作用につき説明する。
本発明に係る遊技機としては、実施例のものに限られるものではなく、種々の変更が可能である。
(1) 実施例では、演出装置の上方に回転反射部材を配置した場合で説明したが、この構成に限定されるものではなく、ベース板の下面に発光手段を下向きに光を照射するよう配置すると共に、該ベース板の下方において、上下方向に延在する支持軸の上端に回転反射部材を実施例とは上下逆向きの姿勢で配設した構成としてもよい。
(2) 演出装置に配設される第1発光手段および第2発光手段の配設数は実施例に限られるものでなく、任意の数を選択することができる。また、第1発光手段を複数設ける場合の配列パターンに関しても、全ての第1発光手段を左右方向に整列して配置したり、あるいは千鳥状に配置する等、任意のパターンを採用し得る。
(3) 実施例では第1発光手段としてフルカラーLEDを採用し、第2発光手段として発光色が白色のLEDを採用したが、これに限定されるものではない。例えば、第1発光手段として発光色が単色のLEDやランプを採用したり、第2発光手段として発光色が単色のLEDやランプあるいはフルカラーLEDを採用することができる。この場合において、第1および第2発光手段の発光色の組合わせによって、前側に位置する第1発光手段の発光色に対し、第2発光手段の点灯、消灯により強弱を付けたり、第1発光手段の発光色を第2発光手段の発光色により色変化させることが可能となる。
(4) 回転反射部材における反射部に形成される反射面は上下方向に2つ形成される構成に限らず、1つあるいは3つ以上であってもよい。また、反射面の側縁に連なる側部反射面についても、相互に傾斜角度の異なる複数の側部反射面を形成する構成を採用し得る。
(5) 固定反射手段や光透過手段は、実施例の形状に限定されるものでなく、発光装置や回転反射手段からの光を反射または透過し得るものであれば、任意の形状を採用し得る。
(6) 上下方向に延在する支持軸に関しては、実施例では装置本体に鉛直姿勢で枢支した場合で説明したが、該支持軸は所定角度で傾斜した姿勢で装置本体に枢支されるものであってもよく、この場合に反射回転部材の反射部は傾斜した軸を中心として旋回する。
(7) 実施例では、演出装置をセンター役物に配設した場合で説明したが、これに限定されるものではなく、該演出装置を遊技盤の所要位置に配設するようにしてもよい。
(8) 遊技機としては、実施例に例示したパチンコ機に限られるものではなく、スロットマシン機やアレンジボール機、あるいはパチンコ式スロットマシン機等の従来公知の各種遊技機に採用可能である。
19 演出装置
24 第1発光手段
25 第2発光手段
26 発光装置
27 回転反射部材(回転反射手段)
28 固定反射カバー(固定反射手段)
29 光透過カバー(光透過手段)
33 反射部
33a 側方開口部(開口部)
34 第1反射面(反射面)
35 第2反射面(反射面)
36 側部反射面
38 モータ(駆動手段)
Claims (4)
- 遊技盤に演出装置が配設された遊技機において、
前記演出装置は、
第1発光手段および該第1発光手段の後方に配置された第2発光手段を備える発光装置と、
駆動手段により上下方向の軸線回りに回転され、前記発光装置からの光を反射可能な反射部を備え、開口部を介して軸線と交差する方向への反射光の照射が許容される回転反射手段と、
前記回転反射手段の後方に配置され、該回転反射手段からの反射光を少なくとも機前面側に向けて反射可能な固定反射手段と、
前記回転反射手段の前方に配置された光透過手段とを備え、
前記第1発光手段は、前記光透過手段との間に前記回転反射手段の反射部が到来した状態においても、該光透過手段に一部の光を直接照射し得る位置に配置され、
前記第2発光手段は、前記光透過手段との間に前記回転反射手段の反射部が到来した状態においては、該反射部によって光透過手段への光の直接照射が遮られる位置に配置されている
ことを特徴とする遊技機。 - 前記第1発光手段は、発光色が赤、緑および青の各発光素子を備え、前記第2発光手段は、発光色が白の発光素子を備える請求項1記載の遊技機。
- 前記回転反射手段の反射部には、軸線に対する傾斜角度が異なる複数の反射面が上下に連設され、
前記複数の反射面は、前記第1および第2発光手段からの光を反射可能な位置を旋回するよう設定される請求項1または2記載の遊技機。 - 前記回転反射手段の反射部には、前記反射面の側縁に所定角度で連なる側部反射面が設けられている請求項3記載の遊技機。
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