JP5467248B2 - 遊技機及び演出表示装置 - Google Patents

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この発明は、遊技機の正面に装着される演出用デバイスを搭載した装飾体に関するものである。
従来より、スロットマシンなどの遊技機においては、前扉の上部にアーチランプや液晶などが取り付けられており、これらを用いて種々の演出が行われるように形成されている。そして、特許文献1に示すように、遊技機の演出用デバイスとして回転灯装置を用いたものが知られている。
特開2004−73325号公報
しかし、従来は、回転灯装置のランプを光らせたり回転反射板を回したりという、単純な演出しか行われていなかった。
そこで、本願発明は、演出用の回転灯をより効果的に使用することができる遊技機及び演出表示装置を提供することを目的とする。
各請求項に記載された発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、本発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、括弧内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、正面に演出表示装置(遮蔽反射板ユニット70)が取り付けられた遊技機であって、前記演出表示装置(70)は、光源(電球65)の周囲を旋回可能に設けられた回転反射板(64)、及び前記光源(65)と回転反射板(64)を内部に位置させて光源(65)が発する照射光を外部に照射可能な透光性を有するカバー部(レンズ63)を少なくとも備える回転灯装置(回転灯ユニット60)と、この回転灯装置(60)の外側を覆うことができる移動カバー体(開閉部材71、遮蔽部材76)と、この移動カバー体(71,76)を位置移動させるための移動装置(回転駆動装置80)とから構成されている。
本発明に係る遊技機は、遊技場に設置される遊技機、例えばスロットマシンやそれに類する遊技機である。
ここで、前記遊技機は、筐体(1)や前扉(3)、筐体(1)の内部に収納される遊技装置としてのリールユニット(20)や制御装置などを備えており、本発明に係る演出表示装置(70)は、遊技機の正面のいずれかの場所、例えば前扉(3)に取り付けられるものである。
前記回転灯装置(60)は、上記構成の他に、回転反射板(64)を回転させるための駆動装置(68)を有している。前記カバー部(63)は、椀型の着色カバーとすることができ、例えば回転灯装置(60)の本体部(61)に形成されたネジ部に螺合させて取り付け取り外しができるようになっているものとすることができる。あるいは、本体部(61)に連結されたつなぎ部(62)を介して、カバー部(63)が本体部(61)に着脱自在となっていてもよい。なお、前記「光源」は、照射光を発する発光体であれば、電球(65)には限られない。
前記カバー体(71,76)は、例えば半筒形の板部材とすることができ、好ましくは、回転
灯装置(60)の少なくともカバー部(63)の上下方向をすっぽりと覆い隠すことができる大きさを備えているものである。すなわち、カバー部(63)の左右方向は少なくとも半分を覆える大きさであればよい。「回転灯装置(60)の外側」とは、回転灯装置(60)の正面側、側面側、背面側を含むものである。
なお、移動カバー体(71,76)は、複数あってもよく、この場合には複数の移動カバー体(71,76)が例えば横方向に並ぶことにより、回転灯装置(60)が覆われるようにすることができる。
前記移動装置(80)は、駆動モータ(82)やソレノイドの作動によってカバー体(71,76)を位置移動させるための装置であり、ラックギア機構、ベルト機構など、物を移動させるための手段であればどのような構成を有していても構わない。また「移動」には、回転、回動、旋回、揺動、摺動などが含まれる。
そして、本発明においては、前記移動装置(80)は、前記移動カバー体(71,76)が前記回転灯装置(60)の正面側に位置し前記回転灯装置(60)の前面を全て覆い隠す隠蔽位置と、前記移動カバー体(71,76)が前記回転灯装置(60)の背面側に位置し前記回転灯装置(60)の前面を全て視認可能とする開放位置との間で、前記移動カバー体(71,76)を移動及び移動停止させることができる。また、前記移動カバー体(71,76)は、前記回転灯装置(60)の照射光を反射するための反射板(73,78)を備えるとともに、位置移動しても前記反射板(73,78)が常に前記回転灯装置(60)と対向するように形成されており、前記移動カバー体(41,76)が隠蔽位置にあるときには、前記移動カバー体(71,76)が前記回転灯装置(60)を覆ってその照射光を正面側から視認不能とし、前記移動カバー体(71,76)が開放位置にあるときには、前記反射板(73,78)によって前記回転灯装置(60)の照射光を正面側に反射するように形成されていることを特徴とする。
ここで、前記移動装置(80)は、移動カバー体(71,76)を隠蔽位置から開放位置まで移動させることができるとともに、開放位置から遮蔽位置まで移動させることも当然可能である。さらに、隠蔽位置及び開放位置において移動カバー体(71,76)の移動を停止させることもでき、隠蔽位置及び開放位置以外の位置(例えばその中間の位置)で移動カバー体(71,76)の移動を停止させることもできる。
またここで、「位置移動しても反射板(73,78)が常に前記回転灯装置(60)と対向するように形成されている」とは、移動装置(80)の作動による移動カバー体(71,76)の移動態様がそのような動きとなるように移動カバー体(71,76)が配置され、あるいはそのような動きを可能とするよう移動カバー体(71,76)が所定の支持部(例えば前扉(3)や演出用装飾体の枠体)に支持されていることを含むものである。
(作用)
本発明において、移動カバー体(71,76)が回転灯装置(60)を隠蔽しているときには、回転灯装置(60)の照射光はカバー体(71,76)によって遮られ、遊技機の正面側から見ることができない。そして、所定の契機、例えば内部当選や特定の遊技が開始されたような場合には、移動装置(80)が作動して、移動カバー体(71,76)を開放位置に移動させる。移動カバー体(71,76)は、反射板(73,78)を回転灯装置(60)に対面させたまま、回転灯装置(60)の側方あるいは下方を、回転灯装置(60)の背面側まで移動する。移動カバー体(71,76)が開放位置に到達すると、反射板(73,78)が正面側を向くので、回転灯装置(60)から照射される光線は手前側に向かって反射される。
本発明によれば、移動カバー体(71,76)の移動により、回転灯装置(60)を隠したり出現させたりすることができ、演出表現の幅を広げることができる。
(請求項2)
(特徴点)
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項2記載の発明は、前記移動カバー体として、垂直軸を中心に前記回転灯装置(60)の周囲を回転移動可能であり垂直軸に対して対称に形成された二個の開閉部材(71)が設けられ、前記移動装置(80)は、前記開閉部材(71)をそれぞれ逆方向に回転移動可能に形成され、前記二個の開閉部材(71)が前記回転灯装置(60)の正面側に位置し各開閉部材(71)の側端部が当接しているときには前記回転灯装置(60)が隠蔽され、前記回転灯装置(60)が隠蔽されている状態で各開閉部材(71)がそれぞれ逆方向に移動することにより、二個の開閉部材(71)の隙間から前記回転灯装置(60)が視認可能となることを特徴とする。
発明においては、カバー体(71)は、例えば、回転灯装置(60)の垂直軸を中心として、その周囲を旋回又は回動可能に支持されている。
そして、本発明は、正面側から見るとカバー体が左右に割れて回転灯装置(60)が出現するように形成したものである。
ここで、前記移動装置(80)は、各開閉部材(71)にそれぞれ設けてもよいし、単一の移動装置(80)で二つの開閉部材(71)が同時に逆方向に移動するように形成してもよい。
本発明においては、二つの開閉部材(71)が回転灯装置(60)を覆っている状態から開閉部材(71)をそれぞれ逆方向(回転灯装置(60)の中心から離れる方向)に移動させることにより、開閉部材(71)の間の隙間から回転灯装置(60)が徐々に姿を現すようにすることができ、この際、回転灯装置(60)を点灯させていれば、より演出効果が高まるものである。
(請求項3)
(特徴点)
請求項記載の発明は次の点を特徴とする。
すなわち、請求項記載の発明は、遊技機の正面に取り付けられる演出表示装置(70)であって、光源(65)の周囲を旋回可能に設けられた回転反射板(64)、及び前記光源(65)と回転反射板(64)を内部に位置させて光源(65)が発する照射光を外部に照射可能な透光性を有するカバー部(63)を少なくとも備える回転灯装置(60)と、この回転灯装置(60)の外側を覆うことができる移動カバー体(71,76)と、この移動カバー体(71,76)を位置移動させるための移動装置(80)とから構成され、前記移動装置(80)は、前記移動カバー体(71,76)が前記回転灯装置(60)の正面側に位置し前記回転灯装置(60)の前面を全て覆い隠す隠蔽位置と、前記移動カバー体(71,76)が前記回転灯装置(60)の背面側に位置し前記回転灯装置(60)の前面を全て視認可能とする開放位置との間で、前記移動カバー体(71,76)を移動及び移動停止させることができ、前記移動カバー体(71,76)は、前記回転灯装置(60)の照射光を反射するための反射板(73,78)を備えるとともに、位置移動しても前記反射板(73,78)が常に前記回転灯装置(60)と対向するように形成されており、前記移動カバー体(71,76)が隠蔽位置にあるときには、前記移動カバー体(71,76)が前記回転灯装置(60)を覆ってその照射光を正面側から視認不能とし、前記移動カバー体(71,73)が開放位置にあるときには、前記反射板(73,78)によって前記回転灯装置(60)の照射光を正面側に反射するように形成されていることを特徴とする。
本発明は、以上のように構成されているので、演出用の回転灯をより効果的に使用することができる遊技機及び演出表示装置を提供することができる。
本発明を実施するための最良の形態を、遊技機としてスロットマシンを例に、第一及び第二の実施の形態に分けて、図面に基づき説明する。
(第一の実施の形態)
(図面の説明)
図1乃至図8は、本発明の第一の実施の形態を示すものである。
図1はスロットマシンの正面図、図2及び図3は上部装飾体を表す図、図4乃至図6は可動役物ユニットを表す図、図7及び図8は可動役物ユニットの作動を表す図である。
本実施の形態におけるスロットマシンSは、図1に示すように、筐体1と、筐体1の正面開口を開閉可能に塞ぐ前扉3とから構成されている。
前記筐体1の内部には、表面に複数の図柄が表示された回転リール20を備えるリールユニット2と、ホッパーユニット5と、特に図示しない電源ユニットが設置されている。リールユニット2は、スロットマシンSの主たる遊技装置であって、特に図示しない支持枠に駆動モータを固定し、駆動モータの駆動軸に回転リール20を軸着したものである。またリールユニット2の支持枠には、これも特に図示しないが、スロットマシンSの作動を制御するための制御装置が設けられている。ホッパーユニット5はメダルを貯留するとともに入賞時等にはメダルを払い出す払い出し装置である。
前扉3は、筐体1のヒンジに回転自在に軸支された板状の扉であり、図1に示すように、略中央部は操作部3Aとなっており、操作部3Aの上方には正面パネル30が設けられている。この正面パネル30には、回転リール20の図柄を視認可能な図柄表示窓31が形成されている。また、前扉3の下部は、ホッパーユニット5から払い出されるメダルを貯留するための下皿3Cが設けられており、前記操作部3Aと下皿3Cとの間には、下パネル3Bが設けられている。そして、正面パネル30の上側には、上部装飾体6が設けられている。
前記操作部3Aは、正面パネル30よりも手前側に張り出して形成されたカウンター状の段部であって、操作部3Aの上面右端にはメダル投入口34が設けられ、上面左側にはベットスイッチ35、正面側にはスタートスイッチ36及びストップスイッチ37が設けられている。また、前記メダル投入口34の下方であって前扉3の裏側には、投入されたメダルを誘導しながらメダルの正偽を判断するためのメダルセレクター4が設けられている。ここで、ベットスイッチ35は、クレジットとして貯留扱いになっているメダルをメダル投入に代えるためのものであり、スタートスイッチ36及びストップスイッチ37は、回転リール20の回転を開始及び停止させるためのものである。
なおスロットマシンSは、制御装置により行われる当選判定の抽選結果が所定の当選役に当選し、前記ストップスイッチ37の操作により当選図柄が入賞の態様となるように回転リール20を停止させることができると入賞となり、ホッパーユニット5からメダルが払い出されたり、ボーナスゲームなどの有利な遊技が開始されるようになっている。
(上部装飾体6)
次に、上部装飾体6の詳細な構成を、図2乃至図6に基づき説明する。
上部装飾体6は、図1及び図3に示すように、前扉3の正面上部に着脱自在に固定される演出用ブロックであって、空間部51を有する中空箱形の本体枠50に種々の演出用デバイスを取り付けた構造になっている。具体的には、図2及び図3に示すように、本体枠50の正面上側中央部及び正面上側角隅部にはランプ32が、正面下側の左右にはスピーカボックス40がそれぞれ設けられている。また、本体枠50の内部には、可動役物ユニット7が設けられ、可動役物ユニット7の背面側には、背面板ユニット90が設けられている。
そして、本体枠50の正面は、透明なプラスチックにより成型した正面視略Y字型の正面カバー54により覆われており、図2に示すように、この正面カバー54を通して、正面側から前記可動役物ユニット7及び背面板ユニット90の正面側を見ることができるようになっている。
本体枠50の空間部51の下側中央部、すなわち二つのスピーカボックス40の間には、下方に窪んだ凹部52が形成されている。そして、凹部52の両側、すなわち二つのスピーカボックス40の上側は、一段高くなった段部であるステージ部53となっている。なお、図示した例ではステージ部53の上には何も設置されていないが、ステージ部53にフィギアを設置したりジオラマを形成したりしてもよい。さらに、本体枠50の内部には、図3に示すように、後述する可動役物ユニット7の回転灯ユニット60を固定するための回転灯固定板55と、同じく可動役物ユニット7の遮蔽反射板ユニット70を吊り下げ支持するためのガイドレール56と、遮蔽反射板ユニット70を移動させるための回転駆動装置80が固定される支持板57が設けられている。
前記スピーカボックス40は、図2に示すように、正面に多数の音通小孔を有する中空の箱体であって、前扉3の上方左右に配置されたスピーカ装置33から出力される音声を、正面側に放出させるためのものである。
前記背面板ユニット90は、本体枠50の背面開口を背面側から塞ぐ板状の演出表示ユニットであり、絵柄を表示した表示フィルムの裏面側に、蛍光ランプ灯や導光板を配置して、表示フィルムを裏側から照射するように形成したものとすることができる。あるいは、液晶表示装置を用いて、動画を表示させるようにしてもよい。
(可動役物ユニット7)
可動役物ユニット7は、本体枠50の空間部51の中央に設置される演出表示装置であって、回転灯ユニット60と、この回転灯ユニット60を隠蔽したり出現させたりするための遮蔽反射板ユニット70とから構成されている。本実施の形態においては、回転灯ユニット60を正面側から覆い隠すことができる遮蔽反射板ユニット70を二つに分割し、各分割部分が回転灯ユニット60の周囲を垂直軸中心に回転することにより、回転灯ユニット60を隠したり出現させたりすることができるようになっている。
(回転灯ユニット60)
回転灯ユニット60は、図3に示すように、本体枠50の回転灯固定板55に固定される演出用ユニットであって、図6に示すように、本体ケース61と、つなぎ部62と、回転反射板64及び電球65が内装されるレンズ63を有している。ここで、本体ケース61は回転反射板64を回転させるための駆動装置としてのモータ(図示せず)等の部品を収納するためのケースであり、レンズ63は内蔵される電球65の光を透過させる断面略U字型の着色カバーである。また、つなぎ部62は、本体ケース61にレンズ63を取り付けるためのものである。そして、レンズ63の内部に配置された回転反射板64を旋回させることにより、電球65の光が投射される方向を回転変位させることができるようになっている。
前記本体ケース61の上面及び両側面(本体枠50への取り付け時において左右となる側面)には、貫通孔を有する固定部66が設けられている。そして、回転灯ユニット60は、図3に示すように、本体枠50の上面から垂下する回転灯固定板55に固定部66を背面側から当接させ、固定部66の貫通孔を通して背面側からネジを螺合することにより、空間部51の略中央部に吊り下げ固定される。
(遮蔽反射板ユニット70)
遮蔽反射板ユニット70は、図5及び図6に示すように、二つの開閉部材71から成る。開閉部材71は、横半分に割ったカプセルを縦に四等分した八分割カプセル型の外形形状をしており、図5(A)に示すように、一方(正面左側に配置される)の開閉部材71Aと、他の一方(正面左側に配置される)の開閉部材71Bの側端部を接合させることにより、正面視略U字型、平面視略半円形(図4(A)参照)、側面視半U字型の四分割カプセル型になるように形成されている。そして、各開閉部材71は、前記したような八分割カプセル型の外カバー72と、外カバー72の湾曲凹面に固定された反射板73とから構成されている。
前記外カバー72は、上側に筒状の湾曲面、下側に球状の湾曲面を有しており、上端部外周には、図5及び図6に示すように、ラック74が形成されている。このラック74は、本体枠50の支持板57に固定された回転駆動装置80のギア81と噛合可能に形成されている。また、外カバー72の上端面には、図4(A)及び図6に示すように、本体枠50のガイドレール56に係合可能なガイドローラ75が設けられている。ガイドローラ75は、図5(A)(C)に示すように、外カバー72の上端面から上側に突設され上部が内側(凹面側)に張り出す鉤型の支持軸に、回転中心軸が外カバー72の湾曲面と直交する方向となるよう取り付けられている。
前記反射板73は、図4(A)及び図6に示すように、外カバー72の湾曲凹面に頂点が接する平面視山型に屈曲した板部材であり、下側は外カバー72の球凹面部に添って内側(外カバー72の反対側)に折れ曲がっている。反射板73の内側面には、鏡面加工が施されており、照射された光を反射することができるようになっている。また、開閉部材71Aの外カバー72と開閉部材71Bの外カバー72は同一形状をしているが、開閉部材71Aの反射板73と開閉部材71Bの反射板73は、対称に形成されている。すなわち、反射板73は、図6に示すように、長辺面73aと短辺面73bを有しており、図4(A)に示すように、開閉部材71Aを湾曲凹面側から見たときには長辺面73aが向かって左側に位置し、開閉部材71Bを湾曲凹面側から見たときには長辺面73aが向かって右側に位置するようになっている。
そして、各開閉部材71は、図3に示すように、本体枠50のガイドレール56に吊り下げ支持されている。ここで、ガイドレール56は、図3及び図4に示すように、本体枠50の空間部51に吊り下げられたリング状のガイド部材であり、図5(C)に示すように、断面略コ字型に形成されている。また、ガイドレール56は、その中心に回転灯ユニット60が位置するように設置される。そして、ガイドローラ75をレール部56Aに載置することにより、開閉部材71は落下することなく空間部51の中心部に保持される。
一方、本体枠50の空間部51には、図3に示すように、前記ガイドレール56の下側に、略水平に設置された支持板57が設けられている。支持板57には、図4(A)に示すように、円形の開口部57Aが形成されており、この開口部57Aの内部に、ガイドレール56に吊り下げられた開閉部材71が位置するようになっている。また、支持板57には、モータ82と、モータ軸に取り付けられたギア81を有する二個の回転駆動装置80が設けられている。具体的には、図5(A)に示すように、開口部57Aの左側の縁部の近傍に、開閉部材71Aを移動させるための回転駆動装置80Aが、開口部57Aの右側の縁部の近傍には、開閉部材71Bを移動させるための回転駆動装置80Bが、それぞれ設けられている。各回転駆動装置80は、図5(B)に示すように、支持板57の下側にモータ82が固定され、支持板56の上側にギア81が位置している。
そして、開閉部材71をガイドレール56に吊り下げ支持させた状態で、開閉部材71のラック74とギア81とが噛合し、モータ82を駆動させることにより、開閉部材71が回転灯ユニット60の周囲を水平方向に回転移動するものとなる。すなわち、開閉部材71は、反射板73が常に回転灯ユニット60と対面した状態で、開口部57Aの垂直中心軸(あるいは回転灯ユニット60の垂直中心軸)を回転中心として、回転灯ユニット60の周囲を回動可能となる。この二つの開閉部材71を回動させることによって、二つの開閉部材71が回転灯ユニット60の正面側で閉じたり開いたりする作動を行うことができるものである。
ここで、開閉部材71のラック74は、図4(A)及び図6に示すように、開閉部材71の本体の側端部よりも水平方向に若干張り出しているとともに、ラック74の高さ位置は、開閉部材71Aよりも開閉部材71Bの方が上側となるように形成されている(逆でも良い)。これは、開閉部材71が最大回転可能角度である90度回転したときに、ギア81とラック74との噛合が外れないようにするためのものである。そして、二つの開閉部材71の側端面が接合している場合(図8(A)(C)参照)には、図4(B)に示すように、各開閉部材71のラック74の部分のみが重複するようになっている。
なお、回転灯固定板55は、その横幅をリング状のガイドレール56の内径よりも小さく形成してあるので、開閉部材71の回動に支障はない。また、外カバー72及び反射板73は、軽量化に鑑み合成樹脂製とするのが好ましい。
(可動役物ユニット7の作動)
次に、上記構成を有する可動役物ユニット7の作動について、図7及び図8に基づいて説明する。
まず、初期状態においては、図7(A)に示すように、開閉部材71は回転灯ユニット60を正面側から覆う位置にある。このとき、左側の開閉部材71Aと右側の開閉部材71Bの側端面はぴったりと隙間無く接合しており、正面側からは、中央に縦線の入ったカプセル様の外カバー72の表面が視認できる。このとき、外カバー72の裏側にある反射板73は、図8(A)に示すように、開閉部材71Aの反射板73の長辺面73aと右側の開閉部材71Bの反射板73の長辺面73aとが隣り合う位置となっている。
次に、回転駆動装置80のモータ82を駆動させて、ギア81を開閉部材71が開く方向に回転させる。すなわち、ギア81が図8(A)に示す矢印方向に回転するように、モータ82の駆動軸を回転させる。このとき、二つの回転駆動装置80を同時に同じ回転速度で駆動させると、開閉部材71Aと開閉部材71Bとが徐々に回動し、カプセルが中央から縦に割れるように見える。さらにこの際、回転灯ユニット60を点灯しておくことにより、割れ目から回転灯ユニット60の光が漏れて、演出効果を高めることができる。
回転駆動装置80の作動により、開閉部材71が45度回転して図8(B)の位置になると、図7(B)に示すように、正面側からは回転灯ユニット60のレンズ63のほぼ全体が視認できるとともに、左右の開閉部材71の外面と内部の反射板73が視認できる。この段階では、反射板73はレンズ63の側面側に位置しているため、回転灯ユニット60の発光は正面側にはそれほど反射されない。
そして、さらに回転駆動装置80を作動させて、各開閉部材71を初期位置から90度回転させると、図7(C)に示すように、正面側からは回転灯ユニット60の後方に反射板73全面を見ることができる。このとき、図8(C)に示すように、開閉部材71Aの反射板73の短辺面73bと右側の開閉部材71Bの反射板73の短辺面73bとが隣り合う位置となり、短辺面73bは正面側に向き、長辺面73aは斜め正面側を向いている。従って、回転灯ユニット60の背面方向に照射される光線が正面側に反射され、回転灯ユニット60の周囲が光り輝いているように見える。
開閉部材71を閉じる場合には、モータ82を上記した方向と反対方向に回転させればよい。上記した作動の他に、開閉部材71を片方だけ開いたり、少し開いた状態で再び閉じたりするような作動を行わせることもできる。さらに、回転灯ユニット60を点灯させずに開閉部材71を開閉作動させたり、回転灯ユニット60を点灯させずに回転反射板64のみを回転させて開閉部材71を開閉作動させることもできる。これらの作動態様によって、遊技機の内部状態、例えばボーナス内部当選や特定の遊技区間中であることの報知を行うことができる。
以上のように、本実施の形態によれば、複数の開閉部材71で回転灯ユニット60を覆い隠したり出現させたりすることにより、通常の回転灯ユニット60を用いた演出に比べてインパクトのある演出を行うことができる。
なお、上記した実施の形態では、回転駆動装置80を複数設けて、それぞれが開閉部材71を回転させるように形成してあったが、単一の回転駆動装置80によって開閉部材71が開閉作動するように形成してもよい。例えば、特に図示しないが、一方の開閉部材71はモータ81の駆動によりギア81とラック74によって回転し、もう一方の開閉部材71はギア81又はモータ軸と連結手段(ベルトやチェーン)によって連結された他のギアによって、一方の開閉部材71と同じ速度で反対方向に回転するように形成することができる。
さらに、上記した実施の形態では、回転駆動装置80が開閉部材71A,71Bをそれぞれ逆方向に移動させるようにしてあったが、開閉部材71A,71Bを同一方向に移動可能に形成してもよい。そして、開閉部材71が中心から割れて回転灯ユニット60が現れる場合と、開閉部材71が側方に開いて回転灯ユニット60が現れる場合とを、スロットマシンSの内部状態等に応じて使い分けるようにしてもよい。
(第二の実施の形態)
(図面の説明)
図9乃至図13は、本発明の第二の実施の形態を示す図である。図9及び図10は上部装飾体を表す図、図11は可動役物ユニットを表す斜視図、図12及び図13は可動役物ユニットの作動を表す図である。
なお、本実施の形態におけるスロットマシンSの基本的構成は、第一の実施の形態と同様であるため記載を省略し、本実施の形態の特徴点のみ説明する。
(上部装飾体6)
上部装飾体6の構成は、第一の実施の形態とほぼ同様であるが、本実施の形態においては、空間部51が3つの空間に分割されている。すなわち、図9に示すように、空間部51のうち、ステージ部53の上方の空間部51Aは、本体枠50の正面側を覆う目隠しカバー58によって覆われていると共に、この目隠しカバー58の中心側端部から奥方向に折れ曲がった側壁58A(図11参照)によって、凹部52の上方の空間部51Bと隔てられている。また、空間部51Bは、正面側から透明な正面カバー54によって覆われている。
ここで、前記目隠しカバー58は、遮光性の有色アクリル板により形成したり正面側の表面(または裏面)に表示シートを貼り付けたりして、空間部51Aを正面側から視認不能にすることができる。この場合、本体枠50の背面側には背面板ユニット90を設けず、代わりに単なる塞ぎ板で塞ぐようにしてもよい。あるいは、目隠しカバー58の少なくとも正面側をマジックミラーにして、背面板ユニット90を発光させることにより内部が視認可能となるように形成してもよい。いずれにしても、本体枠50については、第一の実施の形態で使用したとの同様のものを使用することができる。
(可動役物ユニット7)
可動役物ユニット7は、回転灯ユニット60と、この回転灯ユニット60を遮蔽したり出現させたりするための遮蔽反射板ユニット70とから構成されている。本実施の形態においては、遮蔽反射板ユニット70が水平軸を中心に前後方向に回転することにより、回転灯ユニット60を隠したり出現させたりすることができるようになっている。
(回転灯ユニット60)
回転灯ユニット60の構成及び取り付けに関しては、第一の実施の形態と同様である。
(遮蔽反射板ユニット70)
遮蔽反射板ユニット70は、図9及び図11に示すように、単一の遮蔽部材76を有している。そして、遮蔽部材76は、四分割カプセル型の外カバー77と、外カバー77の湾曲凹面に固定された反射板78とから構成されている。
前記外カバー77は、一方の端部側が筒状の湾曲面、他方の端部側が球状の湾曲面になっており、湾曲面の相対向する側端部には、図11に示すように、角穴79Aを有する突片状の軸支部79が設けられている。
前記反射板78は、図11に示すように、外カバー77の湾曲凹面に頂点が接する断面略台形の板部材であり、外カバー77の球状湾曲面側は球凹面部に添って内側に折れ曲がっている。反射板77の内側面には、鏡面加工が施されており、照射された光を反射することができるようになっている。
そして、遮蔽部材76は、図9に示すように、二つの目隠しカバー58の側壁58Aの間に、回転駆動装置80の回転軸84によって軸支される。
ここで、回転駆動装置80は、図9に示すように、目隠しカバー58の側壁58Aの内側(空間部51A側)に、空間部51Bを挟んで相対向するように二個設けられている。また本実施の形態における回転駆動装置80は、図11に示すように、駆動軸にギア81が固定されたモータ82と、前記ギア81と噛合し回転軸84を有する連結ギア83とから構成されている。モータ82は、図示しない固定板により側壁58Aに固定されており、連結ギア83は、回転軸84を側壁58Aの外側(空間部51B側)に貫通させて側壁58Aに回転可能に取り付けられている。側壁58Aから露出している回転軸84は角軸になっており、回転軸84を外カバー77の軸支部79の角穴79Aに嵌入させることにより、遮蔽部材76が空間部51B内に支持されるとともに、モータ82の駆動に基づく回転軸84の回転によって、遮蔽部材76が前後方向に回転するようになっている。
(可動役物ユニット7の作動)
次に、上記構成を有する可動役物ユニット7の作動について、図12及び図13に基づいて説明する。
まず、初期状態においては、図12(A)に示すように、遮蔽部材76は回転灯ユニット60を正面側から覆う位置にある。このとき、外カバー77の球状湾曲面側が下側にあり、正面側からは、カプセル状の表面が視認できる。
次に、回転駆動装置80のモータ82を駆動させて、ギア81を遮蔽部材76が開く方向に回転させる。すなわち、連結ギア83が図11に示す矢印方向に回転するように、モータ82の駆動軸を回転させる。二つの回転駆動装置80を同時に同じ回転速度で駆動させると、遮蔽部材76は回転軸84を中心に回動し、外カバー77の球状湾曲面側が奥方向に移動し、筒状湾曲面側が手前側下方向に移動する。このため、回転灯ユニット60はレンズ63の上の部分から徐々に現れる。この際、回転灯ユニット60を点灯しておくことにより、遮蔽部材76と本体枠50の隙間から回転灯ユニット60の光が漏れて、演出効果を高めることができる。
回転駆動装置80の作動により、遮蔽部材76が90度回転して図13(B)に示す水平位置になると、図12(B)に示すように、正面側からは回転灯ユニット60のレンズ63の全体が視認できるとともに、遮蔽部材76の筒状湾曲面端部が視認できる。この段階では、反射板78はレンズ63の下側に位置しているため(図10において二点鎖線で示した図参照)、回転灯ユニット60の発光は正面側にはそれほど反射されない。
そして、さらに回転駆動装置80を作動させて、遮蔽部材76を初期位置から180度回転させると、図12(C)及び図13(C)に示すように、外カバー77の球状湾曲面側が上側となり、正面側からは回転灯ユニット60の後方に反射板73全面を見ることができる。このとき、図10の一点鎖線に示すように、反射板78は回転灯ユニット60の背面側となる。従って、回転灯ユニット60の背面方向に照射される発光が正面側に反射され、回転灯ユニット60の周囲が光り輝いているように見える。
回転灯ユニット60を再び隠す場合には、モータ82を上記した方向と反対方向に回転させればよい。上記した作動の他に、遮蔽部材76が90度回転したところで元の位置に戻ったり(回転灯ユニット60の背面側まで回転しない)、初期状態からわずかに回転したところで再び元の位置に戻ったりするような作動を行わせることもできる。さらに、回転灯ユニット60を点灯させずに遮蔽部材76を回転作動させたり、回転灯ユニット60を点灯させずに回転反射板64のみを回転させて遮蔽部材76を回転作動させることもできる。これらの作動態様によって、遊技機の内部状態、例えばボーナス内部当選や特定の遊技区間中であることの報知を行うことができる。
以上のように、本実施の形態によれば、単一の遮蔽部材76で回転灯ユニット60を覆い隠したり出現させたりすることにより、通常の回転灯ユニット60を用いた演出に比べてインパクトのある演出を行うことができる。
なお、上記した第一及び第二の実施の形態の他にも、図11に示すような四分割カプセル型のカバー体を、第一の実施の形態のように空間部51に吊り下げ支持させて、回転駆動装置80によって回転させることにより回転灯ユニット60を隠蔽及び出現させるように形成してもよい。つまり、第一の実施の形態は開閉部材71を「両開き」にするものであったが、「片開き」にしてもよい。あるいは、四分割カプセル型のカバー体を水平方向に分割し、分割された開閉部材が上下に移動(回動又はスライド)するように形成してもよい。この場合、下側の開閉部材は水平軸を中心に前後に回動させ、上側の開閉部材は上下にスライドするように形成すれば、回転灯ユニット60と干渉することがない。
本発明はスロットマシン以外の遊技機にも応用できるものである。本発明に係る演出表示装置は、筐体に取り付けてもよい。また、本発明に係る演出表示装置を用いた演出表示の態様も上述したものに限られず、種々の演出用ユニットや役物を組み合わせて、様々な態様で実施可能であることはいうまでもない。
本発明の第一の実施の形態であって、スロットマシンの外観斜視図である。 本発明の第一の実施の形態であって、上部装飾体の正面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、図2のIII−III断面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、可動役物ユニットの平面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、可動役物ユニットの正面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、可動役物ユニットの分解斜視図である。 本発明の第一の実施の形態であって、可動役物ユニットの作動を示す正面図である。 本発明の第一の実施の形態であって、可動役物ユニットの作動を示す概略平面図である。 本発明の第二の実施の形態であって、上部装飾体の正面図である。 本発明の第二の実施の形態であって、図9のX−X断面図である。 本発明の第二の実施の形態であって、可動役物ユニットの分解斜視図である。 本発明の第二の実施の形態であって、可動役物ユニットの作動を示す正面図である。 本発明の第二の実施の形態であって、可動役物ユニットの作動を示す概略側面図である。
符号の説明
S スロットマシン(遊技機)
1 筐体 2 リールユニット
3 前扉 3A 操作部
3B 下パネル 3C 下皿
4 電源ユニット 5 ホッパーユニット
6 上部装飾体 7 可動役物ユニット
20 回転リール
30 上パネル 31 図柄表示窓
32 ランプ 33 スピーカ装置
34 メダル投入口 35 ベットスイッチ
36 スタートスイッチ 37 ストップスイッチ
40 スピーカボックス
50 本体枠 51 空間部
52 凹部 53 ステージ部
54 正面カバー 55 回転灯固定板
56 ガイドレール 57 支持板
58 目隠しカバー 58A 側壁
60 回転灯ユニット(回転灯装置) 61 本体ケース
62 つなぎ部 63 レンズ(カバー部)
64 回転反射板 65 電球(光源)
66 固定部
70 遮蔽反射板ユニット 71 開閉部材(移動カバー体)
72 外カバー 73 反射板
74 ラック 75 ガイドローラ
76 遮蔽部材(移動カバー体) 77 外カバー
78 反射板 79 軸支部
80 回転駆動装置 81 ギア
82 モータ 83 連結ギア
84 回転軸
90 背面板ユニット

Claims (3)

  1. 正面に演出表示装置が取り付けられた遊技機であって、
    前記演出表示装置は、
    光源の周囲を旋回可能に設けられた回転反射板、及び前記光源と回転反射板を内部に位置させて光源が発する照射光を外部に照射可能な透光性を有するカバー部を少なくとも備える回転灯装置と、
    この回転灯装置の外側を覆うことができる移動カバー体と、
    この移動カバー体を位置移動させるための移動装置とから構成され、
    前記移動装置は、前記移動カバー体が前記回転灯装置の正面側に位置し前記回転灯装置の前面を全て覆い隠す隠蔽位置と、前記移動カバー体が前記回転灯装置の背面側に位置し前記回転灯装置の前面を全て視認可能とする開放位置との間で、前記移動カバー体を移動及び移動停止させることができ、
    前記移動カバー体は、前記回転灯装置の照射光を反射するための反射板を備えるとともに、位置移動しても前記反射板が常に前記回転灯装置と対向するように形成されており、
    前記移動カバー体が隠蔽位置にあるときには、前記移動カバー体が前記回転灯装置を覆ってその照射光を正面側から視認不能とし、前記移動カバー体が開放位置にあるときには、前記反射板によって前記回転灯装置の照射光を正面側に反射するように形成されていることを特徴とする遊技機
  2. 前記移動カバー体として、垂直軸を中心に前記回転灯装置の周囲を回転移動可能であり垂直軸に対して対称に形成された二個の開閉部材が設けられ、
    前記移動装置は、前記開閉部材をそれぞれ逆方向に回転移動可能に形成され、
    前記二個の開閉部材が前記回転灯装置の正面側に位置し各開閉部材の側端部が当接しているときには前記回転灯装置が隠蔽され、前記回転灯装置が隠蔽されている状態で各開閉部材がそれぞれ逆方向に移動することにより、二個の開閉部材の隙間から前記回転灯装置が視認可能となることを特徴とする請求項1記載の遊技機
  3. 遊技機の正面に取り付けられる演出表示装置であって、
    光源の周囲を旋回可能に設けられた回転反射板、及び前記光源と回転反射板を内部に位置させて光源が発する照射光を外部に照射可能な透光性を有するカバー部を少なくとも備える回転灯装置と、
    この回転灯装置の外側を覆うことができる移動カバー体と、
    この移動カバー体を位置移動させるための移動装置とから構成され、
    前記移動装置は、前記移動カバー体が前記回転灯装置の正面側に位置し前記回転灯装置の前面を全て覆い隠す隠蔽位置と、前記移動カバー体が前記回転灯装置の背面側に位置し前記回転灯装置の前面を全て視認可能とする開放位置との間で、前記移動カバー体を移動及び移動停止させることができ、
    前記移動カバー体は、前記回転灯装置の照射光を反射するための反射板を備えるとともに、位置移動しても前記反射板が常に前記回転灯装置と対向するように形成されており、
    前記移動カバー体が隠蔽位置にあるときには、前記移動カバー体が前記回転灯装置を覆ってその照射光を正面側から視認不能にし、前記移動カバー体が開放位置にあるときには、前記反射板によって前記回転灯装置の照射光を正面側に反射するように形成されていることを特徴とする遊技機の演出表示装置。
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