JP2008295053A - マルチチューナ型受信機 - Google Patents
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Abstract
【課題】レシーバにおいて、2つのチューナは、相互に異なる信号の同時受信を実現する。
【解決手段】2つのチューナは、一つのモジュール(MOD)に併合される。これは、相互干渉を生じるであろう。しかしながら、このような相互干渉に対して費用の面で効果的な種々の対策が存在する。このような対策の一つは、2つのチューナにおける発信周波数が、対応する他のチューナが受信した信号の無線周波数若しくはその高調波に同調させないというものである。
【選択図】図1
【解決手段】2つのチューナは、一つのモジュール(MOD)に併合される。これは、相互干渉を生じるであろう。しかしながら、このような相互干渉に対して費用の面で効果的な種々の対策が存在する。このような対策の一つは、2つのチューナにおける発信周波数が、対応する他のチューナが受信した信号の無線周波数若しくはその高調波に同調させないというものである。
【選択図】図1
Description
本発明は相互に異なる信号を同時受信する少なくとも2つのチューナを備える受信機に関する。また本発明はマルチメディア装置及びそうした受信機を備えるアドオン・カードに関する。
(公序良俗違反につき、不掲載)は、2つの相互に異なるテレビ番組の同時表示を可能とするために2つのチューナ・モジュールを備える。テレビ番組は、例えば45MHzから860MHzまでの範囲内の様々な無線周波数で放送されている。テレビ番組放送は、テレビ受像機に無線周波数インレット(inlet)を介して入力し、該テレビ受像機におけるスプリッタを介して2つのチューナ・モジュールに供給される。これら2つのチューナ・モジュールは、それぞれ、遮蔽されたケージングを有して、該ケージングが無線周波数を中間周波数、即ち40MHzへ変換する発振器及びミキサーを収容している。各発振器は、調整可能な発振周波数を有する。発振周波数は、どの無線周波数、即ちどの放送テレビ番組を、表示させるべく更なる処理のために40MHzの中間周波数に変換するかを決定する。もし発振周波数が例えば500MHzであれば、460MHzの無線周波数で放送されているテレビ番組は40MHzの中間周波数へ変換されて、その結果として表示されることが可能となる。
本発明は、中でも、背景技術に対してより費用面で効率的な実施が可能な上述したタイプの受信機を提供することを目的とする。請求項1及び8は本発明に従った受信機を定義している。請求項9、10、11、並びに12は、それぞれが全て本発明による、マルチメディア装置、アドオン・カード、並びに、単一遮蔽ケージングを受容する方法を定義している。本発明を有利又は有益に実施すべく任意に用いることができる更なる特徴は、従属項で定義されている。
本発明は以下の局面を考慮に入れている。現在まで相互に異なる信号を同時に受信できる受信機の需要は比較的少なかった。一例を挙げれば、市販されたテレビ受像機の全個数の内の比較的小さなパーセンテージだけが、例えばピクチャー・イン・ピクチャー(PIP)機能を提供すべく2つのチューナを有している。
このため、従来技術通りにPIPテレビ受像機を実施することは、現在、費用面で効率的である。即ち、多くの他のタイプのテレビ受像機にも個々別々に適用できる2つの別個のチューナ・モジュールが用いられており、それらが比較的大量に生産されており、それが比較的安価であることを意味する。
しかしながら、将来は状況が異なり得る。消費者に対して提供される情報及びエンターテイメントの量が急激に増大しつつある。これはまた、情報及びエンターテイメントは、衛星、ケーブルTVネットワーク、並びに、電話網等々を介してアナログ形態或はディジタル形態の内の何れかの形式で伝達されるが、その伝達形式の数も増大する。更にマルチメディアは、テキスト、データ、オーディオ、並びに、ビジュアル情報等の様々なタイプの情報に集中する傾向がある。こうした観点から、相互に異なる信号を同時に受信できる受信機の需要は、従来技術による解決策以外の解決策がより費用面で効率的であり得るレベルまで増大する可能性がある。
本発明によれば、2つ或はそれ以上のチューナが1つのモジュール内に合併される。
もしそうした2つ以上のチューナが合併されると、クリスタル(水晶振動子)、集積回路、プリント配線基板、金属製品、コネクタ、並びにピンブロック等々の様々な構成要素がそうした2つ以上のチューナによって共有され得ることになる。もし様々な構成要素が共有されたならば節約されるであろうコストは、ひとたび議諭の対象となっているタイプの受信機の需要が充分に満たされたあかつきには、2つ以上のチューナを1つのモジュール内へ合併させることに関連するコストにまさることが可能である。
本発明や、本発明を有利に実施するために任意に用いられる付加的な特徴は、以下に説明される図面から明らかとなると共に同図面を参照して解明されるであろう。
先ず参照符号の使用について幾つかの言及を行なう。同様の要素は複数の図面を通じて同一の文字符号で示されている。単一の図面において、様々な同様要素は示されることがある。そうした場合、番号がその文字符号に付加されて、そうした要素を相互に識別している。更には、もし1つの要素がより高順位の要素の一部を形成していれば、対象となっている要素の参照記号における番号が、それがより高順位の要素に属して、該高順位の要素がその参照記号中に同一番号を有することを示している。記載及び請求の範囲において、参照記号における任意の番号は、可能であれば省略され得る。
第1図は本発明の基本原理を示す。第1図において少なくとも2つのチューナTUN1,TUN2が1つのモジュールMOD内に合併されている。第1図ではこれら2つのチューナTUN1,TUN2を示しているが、更なるチューナを同一のモジュールMOD内に合併させることもできる。
第2図はこれら2つのチューナTUN1,TUN2の各々が、無線周波数の信号を中間周波数に変換するミキサMIXに結合された発振器OSCを有していることを示す。また第2図は以下の付加的な特徴を示している。2つのチューナ各々の発振器は発振周波数Fosc1或はFosc2を有し、該発振周波数が個々の異なるチューナによって受信された信号の無線周波数RF2またはRF1、或はその無線周波数の如何なる低高調波にも一致していない。これは、好ましくは、2つのチューナTUN1,TUN2の実質的な各同調範囲にわたって適用される。
第2図の特徴は以下の思想に基づく。1つのモジュールに合併されている2つのチューナTUN1,TUN2は相互に干渉(混信)し得る。特に2つのチューナの内の一方における発振器は他方のチューナによって受信される信号と干渉し得る。発振器信号は多くの異なる方法で受信機内における様々な点への伝搬が可能である。例えば、金属部晶での誘導や、例えばスイッチング信号及びヴァリキャップ電圧(varicap voltage)を運ぶプリント回路基板トラック内へのクロストーク等によって伝搬し得る。発振器信号が被る全体的な伝搬減衰は、しばしば、非常に予想し難く、更には周波数の関数として強力に変化し得る。これは重要な事実であり、その理由は発振器信号が基本周波数成分のみを含むばかりではなく、高調波周波数成分をも同じように含み得るからである。それ故に、高調波周波数成分の振幅は受信機における一定の点で基本周波数の振幅よりも大きいことがあり得る。
上記の相互干渉(又は混信)に対抗する方法は種々存在する。1つの解決策は発振器信号を充分に低いレベルに保持することであろう。しかしながら、もし発振器信号レベルが低減されると、これはノイズ及び周波数安定性の点での性能を一般的に劣化することになる。
他の解決策は発振器を電磁気的に遮蔽することであろう。しかしながら、遮蔽を為すことは比較的高価であり、幾つかの場合にはそれが効果の面で不充分ですらあり得る。以下の例は例示的目的で挙げられている。TV(テレビ)受信において、少なくとも60dBの干渉距離が望ましい。チューナによって受信されるTV信号のレベルが典型的な値である1mVであると仮定すると、干渉信号のレベルは1μVを越える可能性がない。他方のチューナでの発振器信号のレベルが典型的な値である1Vであると仮定すると、120dB減衰がこれら2つのチューナ間で必要とされる。もしこれら2つのチューナが1つのモジュール内に合併されると、そうした減衰をもたらす内部遮蔽は、もし少しでも実現可能であれば、費用がかかると共に設計が難しいものとなるであろう。
更なる他の解決策は、2つのチューナTUN1,TUN2が相互に干渉する異なる無線周波数の組み合わせの受信をブロックすることであろう。これは、例えば、これら2つのチューナTUN1,TUN2を制御すべく適切にプログラムされたコンピュータによって達成可能である。しかしながら、またも発振器信号の高調波周波数成分を考慮に入れる必要性があるので、比較的多くの無線周波数の組み合わせに対する受信をブロックする必要性があるかもしれない。その場合、エンドユーザは同時に受信され得る信号の比較的制約された種類から逃れられなくなる。
もし第2図の特徴が適用されたならば、2つのチューナTUN1,TUN2の何れかにおける発振器信号の基本周波数成分或は高調波周波数成分は、個々の異なるチューナTUN1或はTUN2によって受信される信号と直に干渉しなくなる。それ故に、発振器OSC1,OSC2はノイズ及び安定性の面で満足いく性能を提供する信号レベルでの動作が許容される。その上重要なことは、これは比較的精密な遮蔽を何等要求せず、比較的多くの無線周波数の組み合わせに対する受信をブロックすることも要求しないことである。よって、第2図の特徴は、組み合わせ状態で或はそれ自体で、受信の品質及び万能性や費用面で効率性に寄与する。
第2図の特徴は、共通ターミナルから信号を2つのチューナTUN1,TUN2へ付与すべくスプリッタが用いられれば、更なる長所を提供することになる。その場合、スプリッタは、相互干渉を防止するために2つのチューナTUN1,TUN2間での大きな減衰を提供する必要性がない。その理由のため、スプリッタは比較的小数の能動構成要素で実現可能であるか、或は、何等能動構成要素なしに実現できる可能性すらある。能動構成要素は電力を消費し、ノイズ及び歪を作り出す。よって、第2図の特徴は比較的に電力効率がよく、ノイズがなく、そして歪がないスプリッタであり得る。留意すべきことは、もし2つのチューナが従来技術におけるように別個であってもこれら長所が得られることである。
第3a図は以下の付加的特徴を示す。チューナTUN1における発振周波数Fosc1は、チューナTUN2が受信できる可能性がある最も高い無線周波数FRmax2を越える。これは、好ましくは、チューナTUN1の同調範囲に実質的にわたって適用される。
第3a図の特徴は以下の思想に基づく。もしチューナTUN1が比較的広範な同調範囲にわたって同調可能である必要性があれば、発振周波数Fosc1がチューナTUN2によって受信される信号の無線周波数RF2或は該無線周波数RF2の任意の低高調波と一致しないような回避は難しい可能性がある。比較的複雑であり、よって高価な方策がそうした一致を回避すべく必要となり得る。しかしながら、もし第3a図の特徴が適用されたならば、如何なるそうした一致も定義によって排除されることになる。よって、第3a図の特徴は費用面で効率に寄与しており、もしチューナTUN1が比較的広範な同調範囲にわたって同調させられる必要性があれば特に当てはまる。
第3b図は以下の付加的な特徴を示す。2つのチューナ各々における発振周波数、Fosc1或はFosc2は、他方のチューナが受信できる可能性がある最も高い周波数、RFmax2或はRFmax1を越える。第3b図の特徴は第3a図の特徴に対する効果的な付加物となる。この付加物は、チューナTUN2における発振周波数Fosc2も、チューナTUN1が受信できる可能性がある最も高い無線周波数RFmax1を越えることである。よって、第3b図の特徴は費用面で効率に寄与しており、もし2つのチューナTUN1,TUN2双方が比較的広範な同調範囲にわたって同調させられる必要性があれば特に当てはまる。
以下の注意は第3a図及び第3b図の特徴に対して為されている。第3a図の特徴が適用されると、チューナTUN1がより低い無線周波数の信号を受信し、その結果としてチューナTUN2がより高い無線周波数の信号を受信するような準備が為され得る。もし、追加的に、チューナTUN2における発振周波数fosc2がこのチューナによって受信される信号の無線周波数RF2以上であれば、チューナTUN1によって受信される信号の無線周波数RF1を越えることが予想される。全体的な結果は2つのチューナの各々における発振周波数fosc1或はfosc2が、他方チューナによってそれぞれ受信される無線周波数RF2或はRF1を越えることになることである。よって、発振信号の基本成分及び任意の高調波成分の双方とも受信される信号と干渉できない。よって、第3a図の特徴は第3b図の特徴と同様な長所を提供できる。
上記にもかかわらず、第3b図の特徴は以下の理由によって第3a図の特徴よりも好ましい可能性がある。2つの信号S(X)及びS(Y)が同時に受信されると仮定すると、信号S(Y)は信号S(x)よりも高い無線周波数を有することになる。受信信号S(Y)は、S(x)よりも低い無線周波数を有する異なる信号S(Z)のために中断させられる必要性がある。以下は上述した準備が為された第3a図の場合に生ずることになる。チューナTUN2は、チューナTUN1から、維持されている信号S(x)の受信を引き継がなければならない。そうした引継ぎは、より高い-より低い無線周波数関係の観点から必要とされている。引継ぎはS(X)の受信において妨害を生ずる可能性がある。しかしながら対照的に、もし第3b図の特徴が適用されたならば引継ぎは何等必要とされなくなる。こうして、第3図の特徴は、任意の同時受信を変更する一方で絶え間ない受信を可能としている。
第4図は以下の付加的な特徴を示す。2つのチューナTUN1,TUN2における発振周波数Fosc1及びFosc2間の差ΔFoscは中間周波数帯域幅BWIFを越えている。これは、好ましくは、2つのチューナTUN1,TUN2の各同調範囲にわたって実質的に適用される。
第4図の特徴は以下の考察に基づく。発振器OSC1,OSC2は相互電磁気結合の結果として相互に位相変調する可能性がある。これは発振器信号に側波帯を具備させることになる。第4図は、発振器OSC1に属する側波帯Fsb+1,Fsb−1と、発振器OSC2に属する側波帯Fsb+2,Fsb−2とを示す。これら側波帯は発振周波数Fosc1,Fosc2から+ΔFosc及び−ΔFoscの所に配置している。各発振器信号の側波帯は受信された各信号と混合されることになる。その結果、各中間周波数へ変換された受信信号も、これら各中間周波数から+ΔFosc及び−ΔFoscの所に配置された側波帯を有することになる。
もし第4図の特徴が適用されたならば、これら側波帯は受信された各信号と直に干渉しなくなる。よって、第4図の特徴は、それら発振器相互の電磁気的な結合の結果として生じ得る2つのチューナTUN1,TUN2間の相互干渉を打破する。結果的に、例えば、内部的な遮蔽を提供するか或は発振器タンク回路のQを改善する等の方策でそうした相互の電磁気結合を打破する必要性が比較的低くくなる。そうした方策は比較的高価であり、特に比較的高い周波数の場合に高価である。このようにして、第4図の特徴は費用面で効率に寄与する。
以下の付加的な注意は第4図の特徴に対して為されている。側波帯Fsb+,Fsb−は受信を害する可能性がある相互変調積を生じ得る。しかしながら、各側波帯は、相互干渉のこの形態が多くの場合に無視され得るような小振幅を一般的には有することになる。更には、各側波帯Fsb+,Fsb−の振幅は、発振器周波数Fosc1,Fosc2間の差ΔFoscが増大するにつれて減少することになる。
2つのチューナTUN1,TUN2の一方がオートサーチ・モードで動作する際、相互位相変調が生じ得る周波数範囲は例えばソフトウェアの方策によってスキップすることが有益である。その点に関して、発振周波数Fosc1,Fosc2の如何なる高調波も、発振器OSC1,OSC2の如何なる相互位相変調に対して実質的に寄与しないことに留意されたい。こうして、もし発振器周波数Fosc1,fosc2の内の一方が各他方の発振器周波数Fosc2或はFosc1の調波に比較的より密接していれば、相互位相変調は殆どないか或は全くなくなるであろう。結果として、もし発振器OSC1,OSC2の周波数範囲が部分的に重複していなければ、オートサーチ中の如何なるスキップも不必要となる。
第5a図は以下の付加的な特徴を示す。周波数ドライバDIV1は、チューナTUN1における発振器OSC1及びミキサMIX1の間に結合されている。この特徴の何等かの長所を議論する前に、以下を留意されたい。周波数ディバイダDIV1は発振器信号の低調波を発生する。基本的には、低調波は第5a図に示されていないチューナTUN2によって受信された信号と干渉し得る。よって、ディバイダDIV1及びそれをミキサMIX1に結合している何等かの回路は潜在的に干渉する送信器と見なされるべきである。しかしながら、適切な設計によって、これら潜在的な干渉送信器は、もし本発明が使用されなければ発振器OSC1になったであろう潜在的な干渉送信器より相当弱くなるであろう。結果として、第5a図の特徴は、背景技術では可能ではないような方式で2つのチューナを合併するという範囲に収っていない。
第5a図の特徴の長所は、第5b図を参照して説明される。第5b図は無線周波数RF1、発振周波数Fosc1、並びに混合周波数Fmix1を示す周波数線図である。混合周波数Fmix1は、周波数ディバイダDIV1の分割係数であるN1で分割された発振周波数Fosc1である。第5b図は、混合周波数Fmix1及び無線周波数RF1の差である中間周波数IF1も示している。
中間周波数IF1が、好ましくは、特定の所望値、例えばTV受信の場合に40MHzを有すると仮定すると、第5a図の特徴の長所は以下の通りである。2つのチューナTUN1,TUN2間の相互干渉が、上述したように、周波数ディバイダDIV1の分割係数N1の適切な選択によって打破され得ることが発振周波数Fosc1に許容されている。もし、更に周波数ディバイダが、全て第1図に示されているように、チューナTUN2における発振器OSC2及びミキサMIX2間にも結合されたならば、これは相互干渉を打破するより多くの可能性を提供することになる。後者のディバイダの分割係数は、そのまま、これを達成するための追加自由度を導入する。
以下の付加的な注意は第5a図の特徴に対して為されている。第5a図の特徴は本発明にとって本質的でなものでもなく、また上述した他の特徴にとっても本質的なものでもない。第5b図に示された発振周波数Fosc1は、何等周波数分割なしにミキサMIX1に直に付与され得る。しかしながらその場合、中間周波数は発振周波数Fosc1及び無線周波数RF1間の差となるであろう。結果として、中間周波数はより高くなる。比較的高い中間周波数信号を処理する回路は比較的高価であり、大電力消費であり、重要であり、或は、その内の何れかである。結果として、第5a図の特徴は比較的低い中間周波数を許容するので、費用面で効率的、エネルギー面で効率的、並びに、頑強である。
第6図は以下の付加的な特徴を示す。第5a図に示される周波数ディバイダDIV1の分割係数N1は調整可能である。第6図は、もし発振器OSC1が1000MHzと2000MHzとの間で同調可能である場合、N1=2,3,4,6,8,12,16の分割係数に伴って得られる様々な混合周波数範囲R2,R3,R4,R6,R8,R12,R16を示す。よって、もし周波数ディバイダDIV1がこれら分割係数の何れかを有するように調整可能であれば、62.5MHzから1000MHzまでの範囲にわたっての周波数混合が許容される。しかしながら、もし分割係数N1が固定されたならば、発振器OSC1は、混合周波数の同様な選択を可能とすべく、よい広範な範囲にわたって同調可能でなければならない。これは発振器OSC1を実現することをより難しくするか、或は不可能にすることすらあり得る。1つの解決策として、幾つかの同調可能な発振器が用いることであり、各同調可能な発振器は混合周波数の範囲の特定の部分をカバーしている。この解決策は、例えば発振器がVHF低、VHF高、並びに、UHFの各帯域に用いられているTVに共通している。しかしながら、第6図の特徴は、比較的狭い周波数範囲にわたって同調することだけが必要とされている単一発振器に対して、比較的広い周波数範囲にわたって同調させることを可能としている。結果的に、第6図の特徴は費用面で効率に寄与している。
また第6図は以下の有益で付加的な特徴を示す。混合周波数範囲の実質的な部分にわたって、即ち83.33MHz及び666.67MHzの間にわたって、特定の混合周波数を獲得できる2つ以上の発振器周波数がある。言い換えれば、特定の混合周波数に対して発振器周波数の選択肢がある。この選択肢はチューナTUN1における発振器周波数Fosc1がチューナTUN2における発振器周波数よりも比較的遠方へ移動されることを許容しており、それによって相互干渉を打破している。発振器OSC1,OSC2が部分的に重複する各周波数範囲で動作することはここでは問題ではない。適切に選択された分割係数N1は発振器OSC1,OSC2が周波数に関して相互にあまりにも接近することを防止できる。更に、もし、チューナTUN2における発振器OSC2及びミキサMIX2間に調整可能な周波数ディバイダをも結合されたならば、発振周波数Fosc1,Fosc2を分離状態に保持する更により大きな選択肢になる。適切なソフトウェアを、所与の場合に最適分割係数或は複数の分割係数を選択すべく用いることができる。
第6図において、2つの周波数範囲、即ち83.33MHz以下の周波数範囲と666.67MHz以上の周波数範囲とが残存しており、発振周波数に関して選択の余地がない。もしこれらの周波数範囲内において選択肢があれば有益であるが、選択肢が全くなくとも殆ど場合に顕著な相互干渉に至ることにならない。
第一に、2つのチューナは一般的には同一無線周波数或は殆ど同一の無線周波数を同時に受信する必要性はなく、その場合、各発振周波数Fosc1,Fosc2は一致或は略一致することになる。更には、2つの隣接する無線周波数チャネルが使用可能な信号によって占有されることが殆どなく、それ故に、2つの隣接する無線周波数チャネルを介しての同時受信が要求されるような変化は非常に僅かである。万一、そうした受信が必要となる場合には、発振周波数Fosc1,Fosc2は、2つの隣接無線周波数チャネル間の距離N倍の量だけ離間されることになり、ここでのNとしてはディバイダDIV1,DIV2の分割係数と同等である。よって、発振周波数Fosc1,Fosc2は分割されると、それらは比較的広く離間されて、如何なる側波帯も、例え同等の分割係数が用いられたとしても、相互位相変調の結果としての中間周波数帯域幅の外側になる。
第7図は、以下の付加的な特徴を示す。ミキサMIX1及び周波数ディバイダDIV1は集積回路MOIC1の一部を形成する。従って、発振信号の低調波Fosc1÷N1を搬送する回路は小さな形状を有する。その結果、チューナTUN2によって受信される信号と潜在的に干渉し得る低調波Fosc1÷N1の如何なる輻射も比較的に控えめとなる。結果として、第7図の特徴は2つのチューナTUN1,TUN2が合併され得る程度を向上する。
以下の追加的な着目点は第7図の特徴に対して為されている。先ず第一に、ミキサMIX1は、好ましくは、平衡化された回路の形態で実施される。これが提供するものは、ミキサ回路MIX1の入力及び出力におけるあらゆる発振器低調波残余の固有の抑制である。好ましくは、ディバイダDIV1もまた平衡化された回路の形態で実施される。第二として留意すべきことは、集積回路MOIC1が更なる回路を含み得ることである。第7図における破線は、発振器OSC1が全体的或は部分的に集積回路MOIC1内に含有され得ることを示している。もしチューナTUN2もミキサMIX2及び発振器OSC2間に結合された周波数ディバイダを含めば、これら回路も集積回路MOIC1の一部を形成し得る。更なる例として、集積回路MOIC1も位相ロック(同期)ループ回路をも含み得る。
第8図は本発明に従った受信機であり、第2図乃至第7図の追加的な特徴を含む受信機の一例を示す。第8図の受信機は、2つの相互に異なるTV局、或は2つの相互に異なるFMラジオ局、或は1つのTV局及び1つのFMラジオ局を同時に受信できる二重TV/FM受信機である。これを満たすべく、受信機は2つの相互に異なる無線周波数信号Si1(RF)及びSi2(RF)を、それぞれ、中間周波数信号So1(IF)及びSo2(IF)へ同時に変換する2つのチューナTUN1,TUN2を備える。無線周波数信号Si1(RF)及びSi2(RF)の何れかはTV局か或はFMラジオ局の何れかであり得て、無線周波数インレットI(TV)及びI(FM)でそれぞれ受信される。
第8図において、2つのチューナTUN1,TUN2の各々は、スイッチSW、3つの無線周波数入力回路RFIL、RFIM、RFIH、並びに、集積回路MOICを含む。無線周波数入力回路RFIL、RFIM、RFIHはVHF‐低帯域、VHF−高帯域、並びにUHF帯域内の信号をそれぞれ処理するように配列されている。集積回路MOICはミキサMIX、ディバイダDIV、並びに、発振器OSCの増幅器部分AMPを収容している。発振器OSCの共振器部分RESは集積回路MOICの外部にある。集積回路MOICの各々は、位相ロック(同期)ループ回路PLL及びディジタルーアナログ変換構成DACを更に収容している。2つのチューナTUN1,TUN2はメモリ回路MEMと基準周波数Frefで共振するクリスタルXTLとを共有している。
2つのチューナTUN1,TUN2の各々は以下の如くに動作する。スイッチSWは、TV局或はFMラジオ局の何れの受信が所望されるかに依存して、位置TV或は位置FMの何れかに設定される。前者の場合、その無線周波数信号Si(RF)は3つの無線周波数入力回路RFIL、RFIM、或はRFIHの内の何れかで処理され得る。後者の場合、その無線周波数信号Si(RF)はVHF-低帯域に対する無線周波数入力回路RFILによって処理される。関連する無線周波数入力回路は適切に処理された無線周波数信号Sp(RF)を、全ての場合において、集積回路MOIC内のミキサMIXへ供給する。
無線周波数入力回路RFIL、RFIM、並びにRFIHは、図示の簡略化のために示されていない同調可能な帯域フィルタを備える。その同調可能な帯域フィルタを制御する同調電圧VTは以下のようにして得る。所望された無線周波数についての情報を含む制御データCONは、ディジタル−アナログ変換構成DACへの供給のためにメモリMEMから読み取られる何れかの同調データTDを効果的に選択する。選択された同調データTDによって、関連される無線周波数入力回路が所望された無線周波数信号Si(RF)を正式な方法で処理できるような同期電圧VTをディジタル−アナログ変換構成DACが提供することになる。従って、適切な同期データがメモリMEM内に記憶されている場合、帯域フィルタは、VHF−低、VHF−高、並びにUHFの各帯域にわたって満足いく同期を為すことができる。帯域フィルタ相互の同期における如何なる収差も手動調整で低減され得る。
集積回路MOICにおけるミキサMIXは、適切に処理された無線周波数信号Sp(RF)に混合周波数Fmixを有する混合信号Smixを効果的に掛ける。基本的には、混合周波数は所望局の無線周波数と所望中間周波数との合計或は差の何れかであり得る。第8図の受信機の場合、混合周波数は合計である。所望中間周波数は、例えばFM−ラジオ受信の場合には40MHzであり、TV−受信の場合には10.7MHzである。一例として、もし受信が所望された210MHz無線周波数を有するTV局であれば、混合周波数は250MHzになる必要性がある。他の例として、もし受信が所望された89.3MHz無線周波数を有するFM−ラジオ局であれば、混合周波数は100MHzになる必要性がある。
混合周波数Fmixを有する混合信号Smixは以下の如くに得られる。発振器OSCは、1000MHzと2000MHzとの間の範囲内で変動し得る発振周波数Foscで発振信号Soscを提供する。発振周波数Foscは、制御データCONに従うと共に、例えば4MHzである基準周波数Frefに基づく位相同期ループ回路PLLによって制御される。周波数ディバイダDIVは発振信号Soscを調整可能な周波数分割係数Nによって分割して、混合信号SmiXを得る。調整可能な分割係数Nは、2、3、4、6、8、12、或は16の内の何れかであることが可能である。よって、第6図の周波数線図は、第8図の受信機のチューナTUN1,TUN2の双方に適用される。一例を挙げれば、混合周波数を250MHzに設定するには3つの選択肢がある。第1の選択肢はFosc=1000MHz及びN=4であり、第2の選択肢はFosc=1500MHz及びN=6であり、第3の選択肢はFosc=2000MHz及びN=8である。
以下の注意点は第8図の受信機に対して為されている。発振周波数Foscと、無線周波数入力回路RFIL,RFIM,RFIHにおける帯域フィルタ中心周波数との間には何等固定された関係はない。例えば、もし210MHzの無線周波数を有するTV局の受信が所望されたならば、関連される無線周波数入力回路における帯域フィルタはその無線周波数に同調することになるが、発振周波数は、1000MHz、1500MHz、或は2000MHzの何れかであり得る。むしろ複雑となり、それ故に高価となることは、同調電圧VTが発振器OSCに印加された同調電圧から引き出された場合であり、その理由は分割係数Nが考慮されるからである。よって、同調電圧VTが第8図の受信機において生成される方法は比較的費用面で効率的である。
シンガポール特許出願第9600125.5号、第9600123.5号、並びに、第9600124.3号(それぞれの代理人整理番号が、PHN15647、PHN15648、並びに、PHN15649)は、第8図の受信機を有益に実施すべく任意に使用され得る特徴を説明している。上記出願は、その対応出願の全てと共に、引用することでここに合体させる。
第9図は、本発明に従ったマルチメディア装置の一例を示す。第9図のマルチメディア装置は、ボックスBOX及びピクチャー・ディスプレイPDDを備える。ボックスBOXは図示しないが様々なデータ処理回路を収容すると共に、単一の遮蔽ケージングSSE内に配置されている2つのチューナTUN1,TUN2を具備するアドオン・カードAOCを収容する。これら2つのチューナTUN1,TUN2はTV局及びFM−ラジオ局のそれぞれを受信するための無線周波数インレットI(TV)及びI(FM)を有する。2つのチューナTUN1,TUN2は、例えば第8図に示されるように実施され得る。2つのチューナTUN1,TUN2は、例えば2つの相互に異なるTV局P1及びP2の同時表示を許容する。これら2つのチューナTUN1,TUN2を制御するソフトウェアは如何なるタイプのメモリ内にもロードされ、該メモリはこのマルチメディア装置の一部を形成している。そうしたソフトウェアは、例えば第8図に示されるような2つのチューナTUN1或はTUN2の内の何れかに含まれる任意の周波数ディバイダDIVに対する適切な分割係数を例えば選択すべく使用可能である。
図面及びそれら図面の上述の説明は本発明を限定するよりは、例示するものである。明らかに、添付の請求の範囲内に入る数多くの代替例が存在する。以下の最終的な注意はその点に関して為されている。
様々なユニットにわたって複数の機能或は機能的要素を物理的に拡張するには数多くの方法がある。添付図面はその点に関して大いに図表的であり、本発明の1つの可能性ある実施例のみを表わしている。更には、本発明は幾つかの個別の要素を含むハードウェアによってや、少なくとも部分的には適切にプログラムされたコンピュータによって実施され得る。
本発明はマルチメディア装置において著しく有益に使用され得る一方で、他のタイプの装置における適用を決して排除するものではない。本発明は、例えばテレビ(TV)受像機、ビデオテープレコーダ(VCR)、並びにTV/VCRの組み合わせ機等において著しく有益に使用され得る。本発明はそうした装置に、例えば、PIP、スプリット・スクリーン、並びに、分離テレテキスト等の特徴を持たせることができる。
TV及びFM−ラジオ受信の例が挙げられたが、他のタイプの受信を決して排除するものではない。本発明は、例えば広帯域データキャストの受信にも使用可能である。
2つの合併されたチューナの例が挙げられたが、3つ以上のチューナを1つのモジュール内に合併させることができる。後者の場合、図6に示される以上の発振周波数に関してのより多くの選択肢がある場合により好ましい。これは、例えばより多くの相互に異なる分割係数を提供することによって、発振周波数範囲を増大することによって、或はその両方によって達成可能である。
2、4、8、16と、3、6、12との二進法及び非二進法の分割係数の例が挙げられたが、1.5等の小数分割係数も使用可能である。後者の場合、好ましくはフィルタがディバイダ及びミキサの間に結合される。小数ディバイダは、比較的非対称的なデューティ・サイクルを有する信号を一般的には提供する。その結果、ノイズ及び信号取扱いという点でのミキサ性能は低下させられる可能性がある。フィルタはデューティ・サイクルにおける如何なる非対称性をも低減し、結果としてそうした低下に打破することになる。
請求の範囲においての括弧書きの参照符号等は、請求の範囲を何等制限するものとして解釈されるべきではない。
Claims (1)
- 相互に異なる信号を同時受信する少なくとも2つのチューナ(TUN1,TUN2)を備える受信機であって、これら少なくとも2つのチューナが1つのモジュール(MOD)内に合併され、前記2つのチューナ(TUN1,TUN2)の各々が、無線周波数での信号を中間周波数へ変換するミキサ(MIX)に結合されている発振器(OSC)を有しており、前記2つのチューナの各々における前記発振器が、各他方のチューナによって受信される信号の無線周波数(RF2或はRF1)、或は該無線周波数の如何なる低調波にも一致しない発振周波数(Fosc1或はFosc2)を有する受信機において、前記2つのチューナ(TUN1,TUN2)における前記発振周波数(Fosc1及びFosc2)間の差(ΔFosc)は中間周波数帯域幅(BWIF)を越えていることを特徴とする受信機。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081209 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090512 |