JP2008288512A - 電磁コイルおよびその製造方法、ならびに電磁コイルに用いられるリード線およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】防水性・耐湿性・耐候性に優れるとともに、リード線に引張り加重が加わっても断線することがなく、生産コストを抑えることのできる電磁コイルおよびその製造方法、ならびに電磁コイルに用いられるリード線およびその製造方法を提供する。
【解決手段】ボビンに巻回されたコイルのコイル端子とリード線とを導通可能に接続し、前記コイルとリード線とをコイル用封止樹脂で一体的に封止してなる電磁コイルおよび電磁コイルに用いられるリード線において、前記リード線が、内部に空間を有するリード線ホルダに設けられたリード線挿通穴に挿通されているとともに、前記リード線ホルダの空間内においてリード線の芯線の露出部分と被覆部材とがリード線用封止樹脂で封止されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、防水性・耐湿性が要求される、例えば、冷蔵・冷凍サイクルの電磁弁、電磁比例弁などに好適な電磁コイルおよび電磁コイルに用いられるリード線に関し、特に構造の改良に関する。
従来より、電磁弁などに電磁コイルが用いられ、使用する環境下に合わせて様々な改良がなされている。特に、冷蔵・冷凍サイクル(例えば冷蔵・冷凍庫、自動販売機)などに用いられる電磁弁、電磁比例弁に組み込まれる電磁コイルは、高温、低温、高湿など過酷な環境下にされされるため、防水性・耐湿性・耐候性を有することが求められている。
例えば特許文献1では、図5に示したように、コイルボビン102にコイル104が巻回され、このコイル104のコイル端子106に絶縁片108を介してリード線110が接続され、リード線110は、コイルボビン102の上下に位置するフランジ状部112,112の一方側(図5では下方側)に設けられたリード線引出し部114から引き出され、この状態でコイル104とリード線110とを封止樹脂116で一体的に樹脂封止することで、防水性を高めた電磁コイル100としている。
さらに、特許文献2では、別々に樹脂封止したコイルとリード線とを、脱着自在に係合し、係合部分を防水構造とした電磁コイルが開示されている。
また、特許文献3では、コイルとリード線とを一体的に樹脂封止する際に、コイル端子とリード線の接続部分のみを枠で囲っておき、後から枠内に防水性に優れた別の封止樹脂を充填して樹脂封止することにより、防水性などの品質を高めた電磁コイルが開示されている。
また、自動車の燃料供給路など、高温下にさらされる電磁コイルにおいては、コイルとリード線との接続の際に、封止樹脂となる樹脂の樹脂温度に耐え得るだけの耐熱性を有するグロメットをリード線に装着し、この状態でコイルとリード線とグロメットとを一体的に樹脂封止することで、優れた耐熱性を有するようにした電磁コイルが特許文献4に開示されている。
特開平8−78222号公報 特開平8−51744号公報 特開2001−76927号公報 特開2004−79628号公報
しかしながら、このような従来の電磁コイルには、様々な問題点があった。
特に特許文献1に記載されているような電磁コイルは、リード線がコイル端子と絶縁片を介して接続され、この上から樹脂封止がされているだけであるため、リード線に引張り加重が加わると断線してしまう場合があり、製品安定性の面で問題があった。
また、コイルとリード線とを一体的に樹脂封止する際、封止樹脂の温度に耐え得るだけの耐熱グレードを有したリード線を使用する必要があり、コスト高を生ずるものであった。さらに、このような封止樹脂は、リード線との接着性・密着性が悪く、封止性が充分ではないものもあり、これを補うため、リード線引出し部に目止め剤を塗布する必要があった。
また、特許文献2に記載されているような電磁コイルは、コイル部分とリード線部分とが着脱自在であるが故に、やはり微小な隙間を有し、湿度の高い環境下での使用に耐え得る充分な防水性・耐湿性を得ることはできないものであった。
さらに、特許文献3に記載されているような電磁コイルは、コイル部を樹脂成形する際に、リード線固定部の形状をリード線の径サイズに合わせるために、異なる金型を用意して行う必要があるため、生産設備のコスト高を生ずるものであった。
また、コイルとリード線との樹脂封止と、この後に行われるコイル端子とリード線との接続部分の封止樹脂の硬化は、コイルとリード線とが接続された状態で行われるものであり、かなりの時間を要し、封止樹脂の液面を上向きに並べる必要があるため、硬化槽内の大スペースを使用することとなり、製造コストを高めてしまうものであった。
さらに、コイル端子とリード線の接続部分にのみ用いられる封止樹脂は、その表面が露出された状態であるが、このような封止樹脂は密着性に優れるものの、耐候性に優れるものではないため、使用環境によって封止樹脂の剥離や割れなどが発生してしまう場合があった。
また、特許文献4に記載されているような電磁コイルは、リード線とコイルとをそのまま接続しているだけであるため、多湿で温度変化を有する環境下では、コイルの呼吸作用によってリード線の芯線からコイル側へ水分が浸水してしまい、ショートを起こしたり、腐食が生じて性能を維持できない場合があった。
さらに、この電磁コイルもリード線をコイルとともにそのまま樹脂封止しているため、表面材質が高耐熱グレードのリード線を用いる必要があり、コスト高を生ずるものであった。
本発明はこのような現状に鑑み、防水性・耐湿性・耐候性に優れるとともに、リード線に引張り加重が加わっても断線することのない電磁コイルおよびその製造方法、ならびに電磁コイルに用いられるリード線およびその製造方法を提供することを目的とする。
さらに、封止樹脂の温度に耐え得る高グレードのリード線を使用する必要がなく、リード線の樹脂封止に金型を用いる必要がなく、生産性の良好な電磁コイルおよびその製造方法、ならびに電磁コイルに用いられるリード線およびその製造方法を提供することを目的とする。
また、リード線の芯線を伝ってコイル側へ水分が浸水することのない電磁コイルおよびその製造方法、ならびに電磁コイルに用いられるリード線およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、前述したような従来技術における課題および目的を達成するために発明されたものであって、本発明のリード線は、
ボビンに巻回されたコイルのコイル端子とリード線とを導通可能に接続し、前記コイルとリード線とをコイル用封止樹脂で一体的に封止してなる電磁コイルに用いられるリード線であって、
前記リード線は、
内部に空間を有するリード線ホルダに設けられたリード線挿通穴に挿通されているとと
もに、前記リード線ホルダの空間内においてリード線の芯線の露出部分と被覆部材とがリード線用封止樹脂で封止されていることを特徴とする。
このように構成されていれば、リード線が完全にリード線用封止樹脂で封止され、さらにリード線の芯線を伝って芯線の露出部分から水分が浸出することがなく、リード線の製品性能を良好に保つことができ、防水性・耐湿性に優れたリード線とすることができる。さらに、リード線をリード線用封止樹脂で樹脂封止した状態でコイルとは別々の取扱いが可能であるため、部品保管や製品輸送などの際における取扱いが良好である。
また、本発明のリード線は、
前記リード線ホルダが、
略有底筒状の形状を有するとともに、前記リード線挿通穴が前記リード線ホルダの底部に設けられていることを特徴とする。
このように構成されていれば、リード線ホルダでリード線をしっかりと保持することができるとともに、リード線を全周にわたってリード線用封止樹脂でしっかりと封止することができる。
また、本発明のリード線は、
少なくとも前記コイル端子と接続されるコイル端子接続部と、前記芯線の露出部分と接続される芯線接続部とを有する端子接続部材によって、
前記コイルのコイル端子とリード線とを、導通可能に接続するよう構成されていることを特徴とする。
このように端子接続部材を用いてコイル端子とリード線とが接続されていれば、リード線の芯線とコイル端子とが直接に接続されないため、リード線の芯線を伝って芯線の露出部分から水分が浸出することがなく、防水性・耐湿性の高いリード線とすることができる。
また、本発明のリード線は、
前記端子接続部材が、
前記リード線の被覆部材と接続される被覆部材接続部と、
前記リード線ホルダのリード線挿通穴よりリード線が抜け落ちないよう、リード線ホルダの底部と当接する抜け止め部と、
を有することを特徴とする。
このように端子接続部材に抜け止め部が設けられ、リード線ホルダの底部に抜け止め部を当接させるようにすれば、リード線に対してリード線挿通穴から引き抜く方向に加重が加わっても、リード線がリード線挿通穴から抜け落ちてしまうことがなく、製品強度を向上させることができ、信頼性の高いリード線とすることができる。
また、本発明のリード線は、
前記リード線ホルダが、
金型を用いて、前記コイルとリード線とをコイル用封止樹脂で一体的に封止する際に、
前記金型内で位置決めがなされるよう位置決め部を有することを特徴とする。
このようにリード線ホルダに位置決め部が設けられていれば、コイルとリード線との樹脂封止における金型への装着が容易であり、作業能率が向上するとともに、常に製品形状を安定させることができる。
また、本発明の電磁コイルは、
上記いずれかに記載されたリード線により、前記コイルとリード線とをコイル用封止樹脂で一体的に封止してなることを特徴とする。
このように上記したリード線を用いた電磁コイルであれば、防水性・耐湿性に優れ、リード線の引き抜きに対する強度が強く、生産性が良好である。
また、リード線の露出部分を完全に樹脂封止した状態で、コイルとリード線との樹脂封止が行われるため、リード線と直接にコイル用封止樹脂が触れることはない。このため高耐熱グレードのリード線を使用する必要がなく、生産コストを抑えることができる。
さらに、リード線は、予めユニット化された状態でコイルと接続されるため、生産スピードが向上され、従来に比べて製造コストを抑えることができる。
また、リード線アッシーとしての取扱いとなるため、コイル用封止樹脂による樹脂封止の際に、金型で直接リード線を保持する必要がなく、リード線ホルダを固定してコイル用封止樹脂を射出注入させるだけで樹脂封止が可能である。
また、本発明のリード線の製造方法は、
ボビンに巻回されたコイルのコイル端子とリード線とを導通可能に接続し、前記コイルとリード線とをコイル用封止樹脂で一体的に封止してなる電磁コイルに用いられるリード線の製造方法であって、
前記リード線を準備する工程と、
略有底筒状のリード線ホルダの底部に設けられたリード線挿通穴に、前記リード線を挿通する工程と、
少なくとも前記コイル端子と接続されるコイル端子接続部とリード線の芯線の露出部分と接続される芯線接続部とを有する端子接続部材を準備し、前記芯線接続部にリード線の芯線の露出部分と接続する工程と、
前記リード線ホルダ内に液状のリード線用封止樹脂を流入してさらに硬化させることで、前記リード線の芯線の露出部分と被覆部材とをリード線用封止樹脂で封止する工程と、
を有することを特徴とする。
このような工程を経てリード線を製造すれば、防水性・耐湿性に優れ、リード線の引き抜きに対する強度が強く、生産性が良好である。さらに、リード線ホルダ内に溶融されたリード線用封止樹脂の硬化の際、ユニット化されたリード線だけを硬化槽内に並べて硬化させれば良いため、従来に比べて設置スペースが小さくて済み、製造コストを抑えることができる。
また、本発明の電磁コイルの製造方法は、
上記の製造方法で製造されたリード線を準備する工程と、
ボビンに巻回され、コイル端子を有するコイルを準備する工程と、
前記コイルのコイル端子に、前記リード線と接続された端子接続部材のコイル端子接続部を接続し、コイルとリード線とを導通可能に接続する工程と、
前記コイル端子と前記リード線ホルダとの間であって、リード線用封止樹脂で封止されていない箇所を、前記コイルの中心軸と同じ方向に折り曲げ、前記リード線をコイルの側面に位置させる工程と、
前記コイルとリード線とを金型内に配置し、この状態で金型内に溶融されたコイル用封止樹脂を射出注入して硬化させることで、前記コイルとリード線とをコイル用封止樹脂で一体的に封止する工程と、
を有することを特徴とする。
このような工程を経て電磁コイルを製造すれば、防水性・耐湿性に優れ、リード線の引
き抜きに対する強度が強く、生産性が良好である。
また、コイル端子とリード線ホルダとの間をコイルの中心軸と同じ方向に折り曲げることで、リード線がコイルの側面に位置するため、コイル用封止樹脂での樹脂封止の際に使用する樹脂量を、折り曲げない場合と比べて少なくすることができる。
また、リード線の径が変わっても、リード線ホルダの金型は、リード線挿通穴の径を変えるためのピンの差し替えで済む。
さらに、コイル用封止樹脂の樹脂封止に使用する金型は、リード線の径が変わっても、リード線ホルダをインサートするための外形寸法(金型へのインサート部寸法)を同一にすることにより、一つの金型だけで、コイル用封止樹脂の樹脂封止ができ、生産コストを抑えることができる。
本発明によれば、防水性・耐湿性・耐候性に優れるとともに、リード線に引張り加重が加わっても断線することのない電磁コイルおよびその製造方法、ならびに電磁コイルに用いられるリード線およびその製造方法を提供することができる。
さらに、封止樹脂の温度に耐え得る高グレードのリード線を使用する必要がなく、リード線の樹脂封止に金型を用いる必要がなく、生産性の良好な電磁コイルおよびその製造方法、ならびに電磁コイルに用いられるリード線およびその製造方法を提供することができる。
また、リード線の芯線を伝ってコイル側へ水分が浸水することのない電磁コイルおよびその製造方法、ならびに電磁コイルに用いられるリード線およびその製造方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいてより詳細に説明する。
図1は、本発明の電磁コイルの概略断面図、図2は、本発明の電磁コイルに用いられるリード線の概略断面図、図3は、本発明の電磁コイルに用いられるリード線をリード線用封止樹脂で樹脂封止する方法を説明する説明図、図4は、本発明の電磁コイルの製造方法を説明する説明図である。
図1に示したように、本発明の電磁コイル80は、ボビン52に巻回されたコイル50のコイル端子54と、リード線10とが、端子接続部材30を介して電気的に接続され、この状態でコイル用封止樹脂70で一体的に封止してなるものである。なお、コイル50とリード線10との樹脂封止は、例えば、使用環境によって生じ得る結露や水滴から、電磁コイル80を保護するために行われるものである。
このような電磁コイル80において、ボビン52の材質としては、例えばポリスチレン(PS)樹脂、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂、ポリアミド(PA)樹脂、PPS樹脂などの熱可塑性樹脂を用いることが好ましい。
また、コイル用封止樹脂70としては、ボビン52と同種の熱可塑性樹脂を用いる。
このような電磁コイル80のコイル端子54と端子接続部材30を介して接続されたリード線10は、図2に示したように、芯線12とこの芯線12を覆うように形成された被覆部材14とから成るものである。なお、リード線10と端子接続部材30とは、リード線10の芯線12部分を端子接続部材30の芯線接続部34で圧着し、リード線10の被覆部材14部分を被覆部材接続部36で圧着することで、接続がなされている。
なお、リード線10は、後述するようにリード線封止を射出成形でなく、液状の熱硬化性樹脂の注入で行うため、被覆部材14が通常の塩化ビニル材からなる比較的安価なリード線10の使用が可能である。
そして、リード線ホルダ20のリード線挿通穴26に挿通されたリード線10は、前述のように端子接続部材30で圧着され、リード線ホルダ20の底部24と端子接続部材30の下端部とが当接するように配置されている。
端子接続部材30の下端部は、リード線ホルダ20の底部24と当接することで、リード線10に引張り方向の加重が加わっても、リード線挿通穴26から抜け落ちることがないよう、抜け止め部38としての役割をなしている。また、端子接続部材30は、端子接続部材30の抜け止め部38がリード線ホルダ20の底部24と当接することで、常にリード線ホルダ20の所定の位置にリード線10が位置するようになっており、位置決めの役割もなしている。
なお、このようなリード線ホルダ20の材質としては、上記したボビン52の材質と同種の熱可塑性樹脂を用いる。
また、リード線ホルダ20のリード線挿通穴26の径は、挿通されるリード線10の径によって適宜サイズ変更がされるものであるが、後述するリード線用封止樹脂40が、リード線挿通穴26とリード線10との間から外方へ流出しないよう、リード線10の径と略同径か一部を径方向に突起状にして若干小径とすることが好ましい。
リード線挿通穴26は、リード線ホルダ20の下端側に向かって拡径する形状となっており、このような拡径形状部27を有することで、リード線挿通穴26へのリード線10の挿通を効率良く行えるようになっている。
また、リード線ホルダ20には、後述するコイル50との樹脂封止の際に金型内で位置決めがなされるよう、位置決め部28が形成されている。
そして、リード線ホルダ20のホルダ内部22の端子接続部材30で圧着されたリード線10の芯線12と被覆部材14とが、リード線用封止樹脂40で樹脂封止されている。
このようなリード線用封止樹脂40としては、リード線ホルダ20、リード線10との密着性が良好で、可撓性を有する樹脂を用いることが好ましく、例えばウレタン樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂を用い、リード線ホルダ20とリード線10との隙間から流出しない粘度のものを選択することが好ましい。
可撓性を有する熱硬化性樹脂は、リード線に引張り方向の加重が加わると剥離や割れが生ずる場合があるが、本願では端子接続部材30の抜け止め部38がリード線ホルダ20の底部24と当接しているため、リード線に引張り方向の加重が加わっても移動せず、リード線用封止樹脂40に剥離や割れを生ずることがないようになっている。
また、リード線用封止樹脂40は、図1からも明らかなように、最終的な形態としてはコイル用封止樹脂70でその表面が封止されている。リード線用封止樹脂40の表面が露出していると、樹脂劣化や割れを生ずる場合があるが、本願発明の電磁コイル80では、リード線用封止樹脂40の表面がコイル用封止樹脂70で完全に封止されているため、太陽光等による樹脂劣化や割れの問題が生ずることが少ない。
さらに、リード線用封止樹脂40の表面がコイル用封止樹脂70で完全に封止されているため、リード線用封止樹脂40として強度を有する樹脂を選択する必要がなく、リード線10やリード線ホルダ20との密着性が良好な可撓性を有する熱硬化性樹脂を選択する
ことができる。
なお、本願発明における電磁コイル80では、コイル50とリード線10との接続に際し、リード線10がコイル50の中心軸60と同じ方向と成るように、端子接続部材30を途中で折り曲げている。
このように折り曲げを行うと、全体の形状を小さくでき、コイル用封止樹脂70で封止する際に、使用する樹脂量を抑えることができ、コスト削減の面から好ましい。
しかしながら、例えばコイル50の中心軸60に対して略垂直な方向にリード線10を配置することも可能であり、コイル50に対してリード線10をどのように配置するかについては、設計変更事項であって適宜選択が可能なものである。
また、本実施例では、コイル50とリード線10との接続について、端子接続部材30による圧着によって行っているが、他にもカシメ、半田付け、溶接、嵌合など種々の接合方法を用いることができるものである。
このように本発明の電磁コイルおよび電磁コイルに用いられるリード線は、リード線ホルダ内のリード線用封止樹脂に、可撓性を有する熱硬化性樹脂を使用することができるため、リード線、リード線ホルダとの密着性を良好にすることができる。しかも、コイルとリード線とを一体的にコイル用封止樹脂で封止する際、コイル用封止樹脂も同種の熱可塑性樹脂とすることで、封止性も良好である。
次に、リード線およびこのリード線を用いた電磁コイルの製造方法について説明する。
なお、以下の説明において、リード線が端子接続部材で圧着され、リード線ホルダ内にてリード線用封止樹脂によって樹脂封止された状態を、便宜上「リード線アッシー」と呼ぶ場合がある。
電磁コイル80に用いられるリード線10は、まず図3(a)に示したように、リード線ホルダ20のリード線挿通穴26に挿通された状態とする。
次いで、図3(b)に示したようにリード線10に端子接続部材30を圧着させる。この際、リード線10の芯線12を端子接続部材30の芯線接続部34で圧着し、被覆部材14を被覆部材接続部36で圧着する。
さらに、図3(c)に示したようにリード線ホルダ20の底部24に、端子接続部材30の抜け止め部38が当接する位置までリード線10を移動させる。
この状態でリード線ホルダ20のホルダ内部22に、リード線10の芯線12の端部と被覆部材14とが完全に覆われる位置までリード線用封止樹脂40を流入させ、これを硬化槽(図示せず)内で所定時間経過させることによって、リード線用封止樹脂40が硬化し、図2に示したような状態とすることができる。
なお、硬化槽でのリード線用封止樹脂40の硬化は、図3(c)に示したような状態のリード線10を、フックで吊るすなど簡単な設備で行うことができるため、小スペースで行うことができる。
また、後述するコイル用封止樹脂70の樹脂充填の際に金型内で位置決めに用いられるリード線ホルダ20の位置決め部28と合致するような凹部(図示せず)を複数有する台(図示せず)を予め作成しておき、この凹部にリード線10のリード線ホルダ20を挿入して、リード線用封止樹脂40の硬化を行うようにしても良い。
このようにして形成された図2の状態をリード線アッシー90と呼ぶ。
次いで、図4(a)に示したように、ボビン52に巻回されコイル端子54を有するコイル50を準備する。
そして、図4(b)に示したように、コイル50のコイル端子54と、リード線アッシー90のリード線10に圧着された端子接続部材30のコイル端子接続部32とを圧着する。
次いで、図4(c)に示したように、リード線アッシー90のリード線10と圧着された端子接続部材30の一部を折り曲げ、コイル50の中心軸60と同じ方向にリード線10が位置するようにする。
なお、端子接続部材30の折り曲げ方法については、特に限定されるものではないが、折り曲げ用治具(図示せず)を用いて行えば、常に同じ位置での折り曲げが可能であるため好ましい。
そして、このようにコイル50とリード線アッシー90とが接続された状態のものを、金型(図示せず)内に配置する。
なお、金型内にはボビン52を保持するためのボビン保持芯(図示せず)が設けられているとともに、リード線ホルダ20を保持するためのホルダ保持部(図示せず)が形成されており、このボビン保持芯にボビン52を挿通させ、ホルダ保持部にリード線ホルダ20の位置決め部28を合致させることにより、金型内での位置決めがなされるようになっている。
そして、金型内にコイル用封止樹脂70を充填し、硬化させることにより、図1に示したような電磁コイル80が完成される。
なお、コイル用封止樹脂70による樹脂封止の際には、リード線ホルダ20の端面の突起部分29が溶融して一体化し、これによってコイル用封止樹脂70とリード線ホルダ20との間において、封止性が向上されるようになっている。
以上、本発明の好ましい形態について説明したが、本発明は上記の形態に限定されるものではないものである。
例えば、本実施例において、リード線ホルダの形状は略有底筒状としたがこれに限定されるものではなく、矩形状であっても良いものである。つまり、リード線を挿通して、抜け止めができ、リード線用封止樹脂によるリード線の封止ができれば、どのような形状であってもかまわないものであって、本発明の目的を逸脱しない範囲での種々の変更が可能なものである。
図1は、本発明の電磁コイルの概略断面図である。 図2は、本発明の電磁コイルに用いられるリード線の概略断面図である。 図3は、本発明の電磁コイルに用いられるリード線をリード線用封止樹脂で樹脂封止する方法を説明する説明図であって、図3(a)はリード線ホルダのリード線挿通穴にリード線を挿通した状態を説明する説明図、図3(b)はリード線に端子接続部材を圧着した状態を説明する説明図、図3(c)はリード線ホルダの内部にリード線用封止樹脂を流入した状態を説明する説明図である。 図4は、本発明の電磁コイルの製造方法を説明する説明図であって、図4(a)はボビンに巻回されたコイルを用意した状態を説明する説明図、図4(b)はコイルのコイル端子とリード線とを接続した状態を説明する説明図、図4(c)はリード線をコイルの中心軸と同じ方向に折り曲げた状態を説明する説明図である。 図5は、従来の電磁コイルの概略断面図である。
符号の説明
10・・・リード線
12・・・芯線
14・・・被覆部材
20・・・リード線ホルダ
22・・・ホルダ内部
24・・・底部
26・・・リード線挿通穴
27・・・拡径形状部
28・・・位置決め部
29・・・突起部分
30・・・端子接続部材
32・・・コイル端子接続部
34・・・芯線接続部
36・・・被覆部材接続部
38・・・抜け止め部
40・・・リード線用封止樹脂
50・・・コイル
52・・・ボビン
54・・・コイル端子
60・・・中心軸
70・・・コイル用封止樹脂
80・・・電磁コイル
90・・・リード線アッシー
100・・・電磁コイル
102・・・コイルボビン
104・・・コイル
106・・・コイル端子
108・・・絶縁片
110・・・リード線
112・・・フランジ状部
114・・・リード線引き出し部
116・・・封止樹脂

Claims (8)

  1. ボビンに巻回されたコイルのコイル端子とリード線とを導通可能に接続し、前記コイルとリード線とをコイル用封止樹脂で一体的に封止してなる電磁コイルに用いられるリード線であって、
    前記リード線は、
    内部に空間を有するリード線ホルダに設けられたリード線挿通穴に挿通されているとともに、前記リード線ホルダの空間内においてリード線の芯線の露出部分と被覆部材とがリード線用封止樹脂で封止されていることを特徴とするリード線。
  2. 前記リード線ホルダが、
    略有底筒状の形状を有するとともに、前記リード線挿通穴が前記リード線ホルダの底部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のリード線。
  3. 少なくとも前記コイル端子と接続されるコイル端子接続部と、前記芯線の露出部分と接続される芯線接続部とを有する端子接続部材によって、
    前記コイルのコイル端子とリード線とを、導通可能に接続するよう構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のリード線。
  4. 前記端子接続部材が、
    前記リード線の被覆部材と接続される被覆部材接続部と、
    前記リード線ホルダのリード線挿通穴よりリード線が抜け落ちないよう、リード線ホルダの底部と当接する抜け止め部と、
    を有することを特徴とする請求項3に記載のリード線。
  5. 前記リード線ホルダが、
    金型を用いて、前記コイルとリード線とをコイル用封止樹脂で一体的に封止する際に、
    前記金型内で位置決めがなされるよう位置決め部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のリード線。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載されたリード線により、前記コイルとリード線とをコイル用封止樹脂で一体的に封止してなることを特徴とする電磁コイル。
  7. ボビンに巻回されたコイルのコイル端子とリード線とを導通可能に接続し、前記コイルとリード線とをコイル用封止樹脂で一体的に封止してなる電磁コイルに用いられるリード線の製造方法であって、
    前記リード線を準備する工程と、
    略有底筒状のリード線ホルダの底部に設けられたリード線挿通穴に、前記リード線を挿通する工程と、
    少なくとも前記コイル端子と接続されるコイル端子接続部とリード線の芯線の露出部分と接続される芯線接続部とを有する端子接続部材を準備し、前記芯線接続部にリード線の芯線の露出部分と接続する工程と、
    前記リード線ホルダ内に液状のリード線用封止樹脂を流入してさらに硬化させることで、前記リード線の芯線の露出部分と被覆部材とをリード線用封止樹脂で封止する工程と、
    を有することを特徴とするリード線の製造方法。
  8. 請求項7に記載の製造方法で製造されたリード線を準備する工程と、
    ボビンに巻回され、コイル端子を有するコイルを準備する工程と、
    前記コイルのコイル端子に、前記リード線と接続された端子接続部材のコイル端子接続部を接続し、コイルとリード線とを導通可能に接続する工程と、
    前記コイル端子と前記リード線ホルダとの間であって、リード線用封止樹脂で封止されていない箇所を、前記コイルの中心軸と同じ方向に折り曲げ、前記リード線をコイルの側面に位置させる工程と、
    前記コイルとリード線とを金型内に配置し、この状態で金型内に溶融されたコイル用封止樹脂を射出注入して硬化させることで、前記コイルとリード線とをコイル用封止樹脂で一体的に封止する工程と、
    を有することを特徴とする電磁コイルの製造方法。
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