JP2008287860A - メモリセルの消去速度の偏差を減らすフラッシュメモリ装置及びその消去方法 - Google Patents

メモリセルの消去速度の偏差を減らすフラッシュメモリ装置及びその消去方法 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体メモリ装置、特に、フラッシュメモリ装置及びその消去方法を提供する。
【解決手段】本発明のフラッシュメモリ装置は、複数のワードラインを有するセルアレイと、消去動作時に、前記複数のワードラインに少なくとも2個の互いに異なる電圧を提供する電圧供給及び選択部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体メモリ装置に係り、さらに具体的には、フラッシュメモリ装置及びその消去方法に関する。
半導体メモリ装置は、大きく揮発性半導体メモリ装置と不揮発性半導体メモリ装置とに区分される。揮発性半導体メモリ装置は、読み書き速度が速いが、外部電源の供給が断絶されると、格納された内容が消えてしまうという短所がある。これに対し、不揮発性半導体メモリ装置は、外部電源の供給が中断されてもその内容を格納する。そのため、不揮発性半導体メモリ装置は、電源の供給有無に無関係に格納されるべき内容を記憶させるのに使用される。不揮発性半導体メモリ装置には、MROM(Mask read−only memory)、プログラム可能なPROM(Programmable read−only memory)、消去及びプログラム可能なEPROM(Erasable programmable read−only memory)、電気的に消去及びプログラム可能なEEPROM(Electrically erasable programmable read−only memory)などがある。
一般に、MROM、PROM及びEPROMは、システム自体が消去及び書き込みを自由に行うことができないので、一般ユーザが記憶内容を更新するのが容易でない。これに対し、EEPROMは、電気的に消去及び書き込みが可能なために、継続的な更新が必要なシステムプログラミング又は補助記憶装置としての応用が拡大されつつある。特に、フラッシュEEPROMは、従来のEEPROMに比べて集積度が高く、大容量補助記憶装置としての応用に極めて有利である。フラッシュEEPROMの中でもNAND型フラッシュEEPROM(以下、NAND型フラッシュメモリと略す)は、他のフラッシュEEPROMに比べて集積度が極めて高いという長所を有する。フラッシュメモリ装置は、情報を格納することができ、必要なとき毎に情報を読み出すことができる集積回路である。フラッシュメモリ装置は、再書き込みが可能な複数のメモリセルを含む。メモリセル各々は、1ビットデータ又はマルチビットデータを格納する。フラッシュメモリ装置は、順次高集積化及び大容量化、そしてチップサイズが増加するにつれて、高機能化されている。
最近になって、メモリ装置に対する高容量要求が高まるにつれて、一つのメモリセルにマルチビットデータを格納するマルチビットメモリ装置が研究されている。一つのメモリセルに1ビットデータを格納する場合に、メモリセルは、2個のしきい電圧分布、すなわちデータ「1」とデータ「0」のうちのいずれか一つに対応するしきい電圧分布を有する。これに対して、一つのメモリセルに2ビットデータを格納する場合に、メモリセルは、4個のしきい電圧分布のうちの何れか一つに属するしきい電圧を有する。また、一つのメモリセルに3ビットデータを格納する場合には、メモリセルは、8個のしきい電圧分布のうち、いずれか一つに含まれるしきい電圧を有する。さらに、一つのメモリセルに4ビットデータを格納するための多様な技術が盛んに研究されているのが現状である。しかしながら、マルチビットフラッシュメモリ装置では、限定されたしきい電圧ウィンドウ内で格納されるデータのビット数の自乗に該当するしきい電圧状態が含まれなければならない。したがって、一つのメモリセルにマルチビットデータをプログラムするための多様な技術は紹介されているが、消去に関連した技術は、相対的に頻繁に議論されていないのが実情である。狭いしきい電圧状態へのプログラムのために、プログラム以前の消去状態に対応するしきい電圧分布も、プログラム性能に直接的に影響を及ぼす。したがって、狭い消去状態に対応するしきい電圧分布への消去動作は、マルチビットフラッシュメモリ装置のプログラム動作において信頼性を高めるための重要な技術に間違いない。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、高い消去効率を有するフラッシュメモリ装置及びその消去方法を提供することにある。
上記の目的を達成すべく、本発明によるフラッシュメモリ装置は、複数のワードラインを有するセルアレイと、消去動作時に、前記複数のワードラインに少なくとも2個の互いに異なる電圧を提供する電圧供給及び選択部と、を備える。
この実施の形態において、前記複数のワードラインは、消去速度の速いメモリセルに接続する第1ワードラインと、消去速度が前記メモリセルより遅い他のメモリセルに接続する第2ワードラインと、を備える。
この実施の形態において、前記消去動作時に、前記電圧供給及び選択部は、前記第1ワードラインには、第1ワードライン電圧を、前記第2ワードラインには、前記第1ワードラインより低い第2ワードライン電圧を提供する。
この実施の形態において、前記電圧供給及び選択部は、前記第1ワードライン電圧及び前記第2ワードライン電圧を生成する電圧発生器と、
消去動作モード信号に応答して、前記第1ワードライン電圧を前記第1ワードラインに、前記第2ワードライン電圧を前記第2ワードラインに伝達するスイッチ端と、を備える。
この実施の形態において、前記電圧供給及び選択部は、前記スイッチ端から伝達される第1〜第2ワードライン電圧を前記複数のワードラインに選択的に提供するデコーダをさらに備える。
この実施の形態において、前記電圧供給及び選択部は、前記消去動作時に前記消去動作モード信号を前記スイッチ端に提供する制御ロジックをさらに備える。
この実施の形態において、前記セルアレイは、メモリブロックである。
この実施の形態において、前記メモリブロックは、前記複数のワードラインの最外部に位置し、前記メモリブロックを選択するための第1選択ライン及び第2選択ラインをさらに備える。
この実施の形態において、前記第1選択ラインは、ストリング選択ラインに対応し、前記第2選択ラインは、接地選択ラインに対応する。
この実施の形態において、前記第2ワードラインは、前記第1選択ライン又は前記第2選択ラインに隣接したワードラインである。
この実施の形態において、前記セルアレイのバルク領域には、消去電圧(Vers)が提供される。
上記の目的を達成すべく、本発明のフラッシュメモリ装置の消去方法は、互いに異なるワードライン電圧を生成するステップと、消去電圧(Vers)をメモリセルのバルクに印加し、前記互いに異なるワードライン電圧を前記複数のワードラインに選択的に供給するステップと、を含む。
この実施の形態において、前記複数のワードラインは、消去速度の速いメモリセルに接続する第1ワードラインと消去速度が前記メモリセルより遅い他のメモリセルに接続する第2ワードラインと、を備える。
この実施の形態において、前記互いに異なるワードライン電圧は、前記第1ワードラインに提供される第1ワードライン電圧と、前記第2ワードラインに提供される第2ワードライン電圧と、を含み、前記第1ワードライン電圧は、前記第2ワードライン電圧より高い。
この実施の形態において、前記第2ワードラインは、ストリング選択ライン又は接地選択ラインに隣接したワードラインに備えられる。
上記の目的を達成すべく、本発明の少なくとも2個のワードラインを備えるフラッシュメモリ装置の消去方法は、前記2個のワードラインのうち、第1ワードラインとバルクとの間に第1電界を印加し、前記2個のワードラインのうち、第2ワードラインと前記バルクとの間に第2電界を印加し、前記第1電界と前記第2電界は、互いに異なる強度である。
この実施の形態において、前記第2ワードラインは、ストリング選択ライン又は接地選択ラインに隣接したワードラインのうち、何れか一つに対応する。
この実施の形態において、前記バルクには、消去電圧(Vers)が印加される。
この実施の形態において、前記第1ワードラインには、第1電圧が、前記第2ワードラインには、前記第1電圧より低い第2電圧が印加される。
この実施の形態において、前記第1電界は、前記第1電圧と前記バルクとの間の電位差に起因する。
この実施の形態において、前記第2電界は、前記第2電圧と前記バルクとの間の電位差に起因する。
この実施の形態において、前記第1電界と前記第2電界は、前記第1ワードラインと前記第2ワードラインに接続した各メモリセルの消去速度の差を減少させるように設定される。
上記の目的を達成すべく、本発明のメモリシステムは、複数のワードラインを有するセルアレイと、消去動作時に前記複数のワードラインに少なくとも2個の互いに異なる電圧を提供する電圧供給部を含むフラッシュメモリ装置と、前記フラッシュメモリ装置を制御するためのメモリコントローラと、を備える。
上記の目的を達成すべく、本発明のコンピュータシステムは、複数のワードラインを有するセルアレイと消去動作時前記複数のワードラインとに少なくとも2個の互いに異なる電圧を提供する電圧供給部を備えるフラッシュメモリ装置と、前記フラッシュメモリ装置を制御するためのメモリコントローラを備える半導体ディスク装置と、前記半導体ディスク装置を装着するホストシステムと、を含む。
以上の構成及び方法によると、メモリセルの消去速度が均一なフラッシュメモリ装置及びメモリシステムを提供することができる。
本発明によると、本発明のフラッシュメモリ装置及びメモリシステムは、消去動作時に互いに異なるワードライン電圧を提供して、メモリセルの消去状態に対応するしきい電圧の分布を改善することができる。
前述の一般的な説明及び後述の詳細な説明は、すべて例示的なものと理解すべきであり、請求される発明の付加的な説明が提供されるものと見なされなければならない。参照符号は、本発明の好ましい実施の形態に詳細に表示されており、その例が参照図面に表示されている。同一参照番号は、同一又は類似の部分を参照するために説明及び図面に使用される。
以下では、本発明の特徴及び機能を説明するための一例として、NAND型フラッシュメモリ装置が使用される。しかしながら、この技術分野に精通した人は、ここに記載された内容から本発明の他の利点及び性能を容易に理解できるはずである。本発明は、他の実施の形態により具現されるか、又は適用されうる。その上、詳細な説明は、本発明の範囲、技術的思想、そして他の目的の範囲内で観点及び応用によって修正又は変更されうる。以下、本発明の実施の形態を添付した図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明によるフラッシュメモリ装置の消去方法を簡略に示す図である。図1に示すように、フラッシュメモリ装置の特定メモリセルは、大部分のメモリセルとは異なる消去速度を有する。このような消去速度の差は、主にワードラインの形成に伴う消去カップリング比(Coupling ratio)の差から引き起こされる。消去カップリング比の差は、通常、工程の変化、メモリブロックでのワードラインの位置などに起因する。本発明による消去方法によると、一つのメモリブロック内でメモリセルの消去速度の偏差を画期的に減少させることができる。さらに詳細に説明すると、以下のとおりである。
プログラム状態30に対応するしきい電圧でプログラムされたメモリセルは、消去動作によって消去状態に対応するしきい電圧を有する。しかしながら、メモリセルの中には、消去カップリング比が相対的に大きいメモリセルが存在する。このようなメモリセルは、同じバイアス条件で消去されても、しきい電圧の移動が相対的に遅い。このようなセルを遅いセル(Slow cell)と称する。これに対し、相対的に消去速度の速いセルを速いセル(Fast cell)と称する。消去速度の速いセルと消去速度の遅いセルの存在によって、同じバイアス条件及び消去時間に応じる消去動作によって、セルは、互いに異なるしきい電圧を有するようになる。
また、図面を参照すると、同じ消去時間及びバイアス条件下で行われる消去動作では、速いセル10と遅いセル20との消去速度の差を減らすことができない。しかし、本発明の消去方法によると、消去動作時に、速いセル10の消去速度と遅いセル20の消去速度とを一致させることができる。すなわち、消去動作時に印加される速いセル10のワードライン電圧を遅いセル20のワードライン電圧より相対的に高く制御する。結局、速いセル10のフローティングゲートに誘発される電界(Electirc field)の強度を正常な電界の強度より減少させることによって、消去速度は減少する。消去動作時に、本発明による消去動作によって速いセル10のしきい電圧の移動速度を遅いセル20のしきい電圧移動速度と同一になるようにワードライン電圧を制御する。
このような消去方法によって、メモリセルの消去状態に対応するしきい電圧の分布は、電圧範囲ΔV1から電圧範囲ΔV2にしきい電圧分布が改善されうる。消去状態に対応するしきい電圧分布の改善によって、以後になされる効率的なプログラム条件を提供できる。図1の消去方法において、速いセル10の消去速度を遅いセル20の消去速度に合わせて減少させることを説明した。しかしながら、本発明は、これに限定されないことは、この分野における通常の知識を有した者にとって自明である。すなわち、消去動作時に遅いセル20の消去速度を速いセル10の消去速度に合わせて増加するように、バイアス条件を提供することができる。
図2は、図1の消去方法によってメモリセルを消去するための本発明のフラッシュメモリ装置100を示すブロック図である。図2に示すように、本発明のフラッシュメモリ装置100は、消去動作時に速いセル10(図1参照)に印加されるワードライン電圧を提供するための高電圧発生器153を備える。また、消去動作時に高電圧発生器153から生成されるワードライン電圧を提供される複数のメモリブロック110、120、130が備えられる。
複数のメモリブロック110、120、130は、それぞれ行デコーダ140からのブロック選択信号BLKWLによって選択される。消去動作時に、行デコーダ140からのブロック選択信号BLKWLに応答して、高電圧スイッチ端111がターンオンする。このとき、選択信号SS、GS及びワードライン電圧S<0>〜S<31>が選択ラインSSL、GSL及びワードラインWL<0>〜WL<31>に伝達される。
行デコーダ140は、行アドレスR_Addに応答して、メモリブロックを選択する。消去、プログラム及び読み出し動作などのために、行デコーダ140は、選択されるメモリブロックのブロック選択信号BLKWLをアクティブにする。ブロック選択信号BLKWLがアクティブになると、メモリブロックの高電圧スイッチ端111がターンオンする。高電圧スイッチ端111がターンオンすることにより、選択信号SS、GS及びワードライン電圧S<0>〜S<31>が、対応するメモリブロックの選択ラインSSL、GSL及びワードラインWL<0>〜WL<31>に供給されうる。
電圧供給部150は、選択ラインSSL、GSL及びワードラインWL<0>〜WL<31>に供給される電圧を生成する。消去動作時に、本発明による電圧供給部150は、ワードラインWL<0>〜WL<31>に少なくとも2個のレベルを有する電圧を同時に提供できる。例えば、電圧供給部150は、速いセルに対応するワードラインには、相対的に高いワードライン電圧を、遅いセルに対応するワードラインには、相対的に低いワードライン電圧を提供できる。電圧供給部150の詳細な構成は、以下のとおりである。
接地選択信号発生器151は、接地選択信号GSに対応する電圧レベルVGSを生成する。接地選択信号発生器151から生成された接地選択信号に対応する電圧VGSは、接地選択信号ドライバ152を介してメモリブロックの接地選択ラインGSLに伝達される。
高電圧発生器153及びワードラインデコーダ154は、メモリブロック110、120、130のワードライン電圧を供給する。特に、消去動作時に本発明による高電圧発生器153及びワードラインデコーダ154は、選択ラインSSL、GSLと隣接したワードライン(例えば、WL<0>及びWL<31>)には、0.3Vを供給する。同時に、高電圧発生器153及びワードラインデコーダ154は、選択ラインSSL、GSLと隣接しないワードライン(例えば、WL<1>〜WL<30>)には、上述した0.3Vより高い約1Vのワードライン電圧を供給する。高電圧発生器153は、消去動作時に遅いセルに対応するワードライン及び速いセルに対応するワードラインに供給される互いに異なるレベルの電圧を生成する。
すなわち、高電圧発生器153は、遅いセルのワードラインに供給されるワードライン電圧V<S0&S31>と速いセルのワードラインに供給されるワードライン電圧V<S1−S30>とを同時に生成する。ワードラインデコーダ154は、消去動作時に高電圧発生器153から提供される互いに異なるレベルのワードライン電圧を対応するワードラインに伝達する。このようなワードライン電圧の供給により、相対的に速い消去速度を有するメモリセルの消去速度を減速できる。したがって、ワードラインに応じて発生する消去速度の偏差を減少させることができる。
ここで、複数のワードラインのうち、遅いセルに対応するワードラインをワードラインWL<0>及びワードラインWL<31>と記述したが、これは例示的なものにすぎない。すなわち、工程特性に応じて遅いセルに対応するワードラインは、任意に選択することができ、ワードラインデコーダ154の設定に応じて、消去動作時に低いワードライン電圧を提供することができる。この場合に、遅いセルに対応するワードライン又は速いセルに対応するワードラインに対する情報は、テスト動作から検出することができ、検出されたデータを参照してワードラインデコーダ154が設定されうる。
ストリング選択信号発生器155は、ストリング選択信号SSに対応するレベルの電圧を生成する。そして、生成されたストリング選択信号SSをメモリブロックに伝達するためのストリング選択信号ドライバ156が電圧供給部150に備えられる。
制御ロジック160は、プログラム、消去及び読み出し動作のような各動作モードに応じて、選択信号SS、GS及びワードライン電圧S<0>〜S<31>の生成を制御する。このような動作のために、制御ロジック160は、接地選択信号発生器151、ストリング選択信号発生器155及び高電圧発生器153を制御する。特に、消去動作時に制御ロジック160は、高電圧発生器153が互いに異なるレベルのワードライン電圧を提供するように制御する。
上述した行デコーダ140と電圧供給部150は、複数のメモリブロック110、120、130のワードラインに電圧を生成して選択的に提供する電圧供給及び選択部と称することができる。
以上の構成により、本発明のフラッシュメモリ装置100は、消去動作時にワードラインに互いに異なるレベルのワードライン電圧を提供できる。特に、速いセルに対応するワードラインには、遅いセルに対応するワードラインより高いワードライン電圧を提供して、消去速度の偏差を最小化できる。
図3は、図2の高電圧発生器153の構成を簡略に示すブロック図である。図3に示すように、高電圧発生器153は、プログラム、読み出し及び消去に必要なワードライン電圧を生成する。そして、高電圧発生器153は、消去動作時に速いセルのワードラインには、1Vを、遅いセルのワードラインには、0.3Vのワードライン電圧を提供できる。
直流電圧発生器1530は、動作モードの各々に応答して選択されたワードラインに供給される直流電圧を生成する。直流電圧発生器1530は、動作モード(プログラム、消去、読み出し等)に応答して、高電圧を生成するように構成され、プログラム動作モード時にワードライン電圧としてプログラム及びパス電圧Vpgm、Vpassを発生する。周知のように、直流電圧発生器1530は、高電圧イネーブル区間の間に電荷ポンプを利用して高電圧(VPP)を発生し、高電圧(VPP)は、レギュレータを利用して要求される電圧(例えば、Vpgm、Vpass)に調整される。
本発明の直流電圧発生器1530は、プログラム動作モード時には、選択ワードラインに供給されるプログラム電圧Vpgmを生成する。そして、直流電圧発生器1530は、プログラム動作モード時に、非選択ワードラインに供給されるパス電圧Vpass(約8V)を生成する。このとき、選択ワードラインに伝達されるプログラム電圧Vpgmと非選択ワードラインに提供されるパス電圧Vpassとは、スイッチの選択信号EN1、EN2によって制御される。しかし、消去動作時に、本発明による直流電圧発生器1530は、速いセルのワードラインに供給される電圧1Vと遅いセルのワードラインに供給される電圧0.3Vを同時に生成する。
このとき、速いセルに対応するワードライン(例えば、WL<1>〜WL<30>)に提供される1Vを伝達するために、第4スイッチ1531がターンオンする。第4スイッチ1531をターンオンするために、イネーブル信号EN5がアクティブになる。同時に、遅いセルに対応するワードライン(例えば、WL<0>及びWL<31>)に0.3Vを提供するために、第9スイッチ1532がターンオンする。第9スイッチ1532をターンオンするために、イネーブル信号EN6がアクティブになる。したがって、消去動作時に速いセルに対応するワードラインWL<1>〜WL<30>には、1Vが伝達される。これに対し、遅いセルに対応するワードラインには、0.3Vが提供されて、消去されるメモリセルの消去速度の偏差を最小化できる。
図4は、上述した図2のA−A′線に沿う断面図である。図4に示すように、一つのセルストリングに含まれるセルトランジスタ220、230、240がビットラインBL及び共通ソースラインCSLから形成されるコンタクトプラグ(Contact plug:斜線領域)の間に形成される。セルトランジスタ220、230、240は、ストリング選択トランジスタ250によってビットラインBLと接続される。また、セルトランジスタ220、230、240は、接地選択トランジスタ210によって共通ソースラインCSLと接続される。
消去動作時に、バルク領域(Pウェル及びNウェル)には、約20Vの消去電圧Versが印加される。同時に、上述した電圧供給部150(図3参照)から提供されるワードライン電圧によって、ワードラインWL<1>〜WL<30>は、約1V、ワードラインWL<0>及びWL<31>には、約0.3Vが印加される。選択トランジスタ210、250は、フローティング(Floating)状態にバイアスされる。このようなバイアス状態で、各セルトランジスタ220、230、240の制御ゲートとチャネルとの間には、約20Vの電位差に対応する電界が発生する。したがって、フローティングゲートに注入された電子がチャネルに離脱されることによって、セルトランジスタ220、230、240は、消去される。
図示の断面図に示されているように、選択トランジスタ210、250は、ビットラインBL又は共通ソースラインCSLとの接続のために、セルトランジスタとは異なるサイズを有する。選択トランジスタ210、250は、接地選択信号GS又はストリング選択信号SSに応答して、セルストリングをアクティブにする。このとき、ストリングを構成するセルのチャネルに流れるようになる相対的に大きい電流をスイッチングしなければならない。また、選択トランジスタ210、250は、セルトランジスタ220、230、240と同じ構造を有するが、制御ゲートとフローティングゲートとを接続するための追加的な工程が必要である。すなわち、選択トランジスタ210、250の制御ゲートとフローティングゲートとを接続するためには、フォトレジスタ工程及びエッチング工程が追加される。
したがって、選択トランジスタ210、250のサイズは、セルトランジスタに比べて相対的に大きくならざるをえない。したがって、選択トランジスタ210、250と隣接したセルトランジスタ220、240は、選択トランジスタ210、250と隣接しないセルトランジスタ230とは異なる大きさのカップリング比を有する。したがって、消去動作時にセルトランジスタ220、240は、一般にセルトランジスタ230に比べて消去速度が遅い。選択トランジスタ210、250のそれぞれに隣接したメモリセルが特にこのような消去速度特性を有する。消去速度のみでなく、選択トランジスタ210、250のそれぞれに隣接したメモリセルは、プログラム速度でも差を持たざるをえない。
しかしながら、本発明による消去方法によると、消去動作時にセルトランジスタ230に対応するワードラインWL<1>〜WL<30>に0.3Vより大きい電圧が印加される。例えば、消去動作時に速いセルに対応するセルトランジスタ230のワードラインには、約1Vのワードライン電圧が提供される。そして、遅いセルに対応するセルトランジスタ220、240のワードラインには、0.3Vを提供する。このような消去バイアス条件でバルク領域(Pウェル、Nウェル)に高圧の消去電圧Versが提供されると、速いセルの消去速度は低減される。したがって、遅いセルと速いセルとの間の消去速度の差は、減少しうる。ここで、速いセルのワードラインに提供される電圧が1Vと記述されたが、これは、例示的なものに過ぎず、消去速度の差を最小化できる最適電圧が任意に選択されうることは、この分野における通常の知識を有した者にとっては自明である。
図5は、上述した図1で説明された消去方法を具現するためのバイアス条件を簡略に示すタイミング図である。図5に示すように、消去動作時に速いセルに対応するワードラインWL<1>〜WL<30>と遅いセルに対応するワードラインWL<0>及びWL<31>には、互いに異なる電圧が印加される。さらに詳細に説明すると、以下のとおりである。
消去動作が始まると、選択されたメモリブロックのバルク領域Pウェル、Nウェルには、消去電圧Versが印加される。同時に、選択トランジスタ220、240(図4参照)に選択信号を提供するストリング選択ラインSSL及び接地選択ラインGSLは、フローティング状態にバイアスされる。また、ビットラインBLと共通ソースラインCSLも、フローティング状態にバイアスされる。そして、消去のために選択されたメモリブロックの以外のメモリブロックに対応するワードラインも、フローティング状態にバイアスされる。しかしながら、消去のために選択されたメモリブロックから遅いセルに対応するワードラインWL<0>及びWL<31>には、0.3Vが印加される。
そして、消去のために選択されたメモリブロックの速いセルに対応するワードラインWL<1>〜WL<30>は、遅いセルのワードライン電圧より高い約1Vのワードライン電圧にバイアスされる。上述した消去バイアス条件に応じて、速いセルのチャネルと制御ゲートとの間に形成される電界の強度は、すべてのワードラインが同じ電圧にバイアスされる場合に比べて減少する。したがって、速いセルの消去速度は減少し、遅いセルの消去速度と一致することができる。消去のために、選択されないメモリブロックのワードラインは、フローティング状態に設定され、消去電圧印加時にカップリングによって、ワードライン電圧は消去電圧の近くに上昇する。したがって、選択されないメモリブロックのセルは、F−Nトンネリングによるフローティングゲートの電子離脱が遮断される。
以上のバイアス条件によると、消去動作時に速いセルに対応するワードラインWL<1>〜WL<30>に相対的に高い電圧が印加され、遅いセルに対応するワードラインWL<0>及びWL<31>には、相対的に低い電圧が印加される。しかしながら、遅いセルに対応するワードラインWL<0>及びWL<31>に提供されるワードライン電圧のみを低く提供することによって、上述した効果を期待できることは、この分野における通常の知識を有した者にとっては自明である。
図6は、本発明のフラッシュメモリ装置を備えるメモリカード300の一例を簡略に示すブロック図である。図6に示すように、高容量のデータ格納能力を支援するためのメモリカード300は、本発明によるフラッシュメモリ装置310を装着する。本発明によるメモリカード300は、ホスト(Host)とフラッシュメモリ装置310との間の諸般のデータ交換を制御するメモリコントローラ320を備える。
SRAM321は、プロセシングユニット322の動作メモリとして使用される。ホストインタフェース323は、メモリカード300と接続するホストのデータ交換プロトコルを備える。エラー訂正ブロック324は、マルチビットフラッシュメモリ装置310から読み出されたデータに含まれるエラーを検出及び訂正する。メモリインタフェース325は、本発明のフラッシュメモリ装置310とインタフェースする。プロセシングユニット322は、メモリコントローラ320のデータ交換のための諸般の制御動作を行う。たとえ図面には示されていなくても、本発明によるメモリカード300は、ホストとのインタフェースのためのコードデータを格納するROM(図示せず)などがさらに提供されうることは、この分野における通常の知識を有した者にとって自明である。
以上の本発明のフラッシュメモリ装置及びメモリカード又はメモリシステムによると、消去特性が改善されたフラッシュメモリ装置310により、信頼性の高いメモリシステムを提供することができる。特に、最近、盛んに進められる半導体ディスク装置(Solid State Disk:以下、SSDとする)装置のようなメモリシステムにおいて本発明のフラッシュメモリ装置を備えることができる。この場合に、プログラム特性を効果的に改善することができる。
図7は、本発明によるフラッシュメモリ装置を装着するコンピュータシステム400を簡略に示すブロック図である。図7に示すように、モバイル機器やデスクトップコンピュータのようなコンピュータシステム400において、本発明のフラッシュメモリシステム410が装着される。本発明によるコンピュータシステム400は、メモリコントローラ412及びフラッシュメモリ装置411で構成されるフラッシュメモリシステム410、それぞれバス460に電気的に接続した中央処理装置430、RAM440、ユーザインタフェース450、モデム420を備える。
フラッシュメモリシステム410は、先に言及したフラッシュメモリシステム300(図3参照)と実質的に同様に構成される。フラッシュメモリ装置411には、ユーザインタフェース450を介して提供されるか、又は中央処理装置430によって処理されたデータがメモリコントローラ412を介して格納される。ここで、フラッシュメモリシステム410は半導体ディスク装置(SSD)に装着されうる。たとえ図面には示されていなくても、本発明によるコンピュータシステム400には、アプリケーションチップセット(Application Chipset)、カメライメージプロセッサ(Camera Image Processor)などがさらに提供されうることは、この分野における通常の知識を有した者にとって自明である。
上述した本発明の好ましい実施形態は、例示の目的のために開示されたものであり、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で、様々な置換、変形、及び変更が可能であり、このような置換、変更などは、特許請求の範囲に属するものである。
本発明による消去方法を示す図である。 本発明のフラッシュメモリ装置を示すブロック図である。 図2の高電圧発生器の構成を示すブロック図である。 図2のA−A´線に沿う断面図である。 本発明による消去動作時にバイアス条件を示す波形図である。 本発明によるメモリカードを示すブロック図である。 本発明によるコンピュータシステムを簡略に示すブロック図である。
符号の説明
110、120、130 メモリブロック
111 高電圧スイッチ端
112、113、114、115 セルストリング
140 行デコーダ
150 電圧供給部
151 接地選択信号発生器
152 接地信号ドライバ
153 高電圧発生器
154 ワードライン電圧デコーダ
155 ストリング選択信号発生器
156 ストリング信号ドライバ
160 制御ロジック
1530 直流電圧発生器
310 フラッシュメモリ
320 メモリコントローラ
321 SRAM
322 プロセシングユニット
323 ホストインタフェース
324 エラー訂正コードブロック
325 メモリインタフェース
410 メモリシステム
420 モデム
430 中央処理装置
440 RAM
450 ユーザインタフェース

Claims (24)

  1. 複数のワードラインを有するセルアレイと、
    消去動作時に、前記複数のワードラインに少なくとも2個の互いに異なる電圧を提供する電圧供給及び選択部と、を備えることを特徴とするフラッシュメモリ装置。
  2. 前記複数のワードラインは、
    消去速度の速いメモリセルに接続する第1ワードラインと、
    消去速度が前記メモリセルより遅い他のメモリセルに接続する第2ワードラインと、を備えることを特徴とする請求項1に記載のフラッシュメモリ装置。
  3. 前記消去動作時に、前記電圧供給及び選択部は、前記第1ワードラインには、第1ワードライン電圧を、前記第2ワードラインには、前記第1ワードラインより低い第2ワードライン電圧を提供することを特徴とする請求項2に記載のフラッシュメモリ装置。
  4. 前記電圧供給及び選択部は、
    前記第1ワードライン電圧及び前記第2ワードライン電圧を生成する電圧発生器と、
    消去動作モード信号に応答して、前記第1ワードライン電圧を前記第1ワードラインに、前記第2ワードライン電圧を前記第2ワードラインに伝達するスイッチ端と、を備えることを特徴とする請求項3に記載のフラッシュメモリ装置。
  5. 前記電圧供給及び選択部は、前記スイッチ端から伝達される第1〜第2ワードライン電圧を前記複数のワードラインに選択的に提供するデコーダをさらに備えることを特徴とする請求項4に記載のフラッシュメモリ装置。
  6. 前記電圧供給及び選択部は、前記消去動作時に前記消去動作モード信号を前記スイッチ端に提供する制御ロジックをさらに備えることを特徴とする請求項4に記載のフラッシュメモリ装置。
  7. 前記セルアレイは、メモリブロックであることを特徴とする請求項2に記載のフラッシュメモリ装置。
  8. 前記メモリブロックは、前記複数のワードラインの最外部に位置し、前記メモリブロックを選択するための第1選択ライン及び第2選択ラインをさらに備えることを特徴とする請求項7に記載のフラッシュメモリ装置。
  9. 前記第1選択ラインは、ストリング選択ラインに対応し、前記第2選択ラインは、接地選択ラインに対応することを特徴とする請求項8に記載のフラッシュメモリ装置。
  10. 前記第2ワードラインは、前記第1選択ライン又は前記第2選択ラインに隣接したワードラインであることを特徴とする請求項8に記載のフラッシュメモリ装置。
  11. 前記セルアレイのバルク領域には、消去電圧(Vers)が提供されることを特徴とする請求項2に記載のフラッシュメモリ装置。
  12. 複数のワードラインを含むフラッシュメモリ装置の消去方法であって、
    互いに異なるワードライン電圧を生成するステップと、
    消去電圧(Vers)をメモリセルのバルクに印加し、前記互いに異なるワードライン電圧を前記複数のワードラインに選択的に供給するステップと、を含むことを特徴とする消去方法。
  13. 前記複数のワードラインは、消去速度の速いメモリセルに接続する第1ワードラインと消去速度が前記メモリセルより遅い他のメモリセルに接続する第2ワードラインと、を備えることを特徴とする請求項12に記載の消去方法。
  14. 前記互いに異なるワードライン電圧は、
    前記第1ワードラインに提供される第1ワードライン電圧と、前記第2ワードラインに提供される第2ワードライン電圧と、を含み、前記第1ワードライン電圧は、前記第2ワードライン電圧より高いことを特徴とする請求項13に記載の消去方法。
  15. 前記第2ワードラインは、ストリング選択ライン又は接地選択ラインに隣接したワードラインに備えられることを特徴とする請求項13に記載の消去方法。
  16. 少なくとも2個のワードラインを備えるフラッシュメモリ装置の消去方法であって、
    前記2個のワードラインのうち、第1ワードラインとバルクとの間に第1電界を印加し、
    前記2個のワードラインのうち、第2ワードラインと前記バルクとの間に第2電界を印加し、前記第1電界と前記第2電界とは、互いに異なる強度であることを特徴とする消去方法。
  17. 前記第2ワードラインは、ストリング選択ライン又は接地選択ラインに隣接したワードラインのうち、何れか一つに対応することを特徴とする請求項16に記載の消去方法。
  18. 前記バルクには、消去電圧(Vers)が印加されることを特徴とする請求項17に記載の消去方法。
  19. 前記第1ワードラインには、第1電圧が、前記第2ワードラインには、前記第1電圧より低い第2電圧が印加されることを特徴とする請求項18に記載の消去方法。
  20. 前記第1電界は、前記第1電圧と前記バルクとの間の電位差に起因したことを特徴とする請求項19に記載の消去方法。
  21. 前記第2電界は、前記第2電圧と前記バルクとの間の電位差に起因したことを特徴とする請求項19に記載の消去方法。
  22. 前記第1電界と前記第2電界とは、前記第1ワードラインと前記第2ワードラインとに接続した各メモリセルの消去速度の差を減少させるように設定される電界の強度を有することを特徴とする請求項16に記載の消去方法。
  23. フラッシュメモリ装置と、
    前記フラッシュメモリ装置を制御するためのメモリコントローラと、を備え、前記フラッシュメモリ装置が、請求項1に記載のフラッシュメモリ装置であることを特徴とするフラッシュメモリシステム。
  24. 半導体ディスク装置と、
    前記半導体ディスク装置を装着するホストシステムと、を備え、前記半導体ディスク装置が、請求項23に記載のフラッシュメモリシステムであることを特徴とするコンピュータシステム。
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