JP2008285171A - 包装袋の供給方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】包装機側に包装袋が供給されない空き工程を無くし、包装袋を頻繁に補給することなく連続供給可能な包装袋の供給方法を提供すること。
【解決手段】袋補給装置10は、複数のマガジン11を一平面内にて循環移動可能とし、給袋位置(イ)にあるマガジン内の包装袋が消費されて無くなったとき、連係用マガジン55から包装袋を一時的に供給するように切り替えると共に当該連係用マガジンによる給袋作業中に給袋位置に移動させた新たなマガジンから包装袋を供給するように切り替え、包装袋を供給した後の空のマガジンに対して補給位置にて包装袋を補給するようにされ、給袋装置70は、給袋位置にあるマガジン又は連係用マガジン内の包装袋を第1レバーにより吸着させて第2レバーに受け渡し、第2レバー77により吸着して持ち上げられた包装袋を上方に待機したクランプ対に挟持させ、そのクランプ対から包装機のグリップ対gに包装袋を送り込む。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動包装機に適用される包装袋の供給方法に関する。
従来の自動包装機の包装袋供給装置として、包装機の給袋工程に2台の袋供給マガジンを並べて配置し、一方の袋供給マガジンにより給袋が行なわれる間に、包装袋の無くなった側の他方の袋供給マガジンに人手により包装袋を補充して待機させ、一方の袋供給マガジンの包装袋が無くなった時に他方の袋供給マガジンに自動的に切換えて給袋を行なうというように、袋供給マガジンを交互に移動させて包装機側のグリップ対に包装袋を一枚ずつ連続的に供給する構造のものが使用されている。かかる形式の「袋台の自動交換装置」が、特開平6−156761号公報に記載されている。
従来の給袋装置において、2台の中の何れかの袋供給マガジンの包装袋が無くなって他の袋供給マガジンに切り替える際には、多少なりとも切り替え時間を必要とするため、包装機側に包装袋の供給されない空きステーションが2若しくは3袋分だけ生じてしまうことは否めない。かかる問題を鑑みて、本件出願人は給袋手段を2つの工程に夫々対応するように設置することにより、一方の給袋手段と他方の給袋手段による包装袋の供給動作を連係させて包装袋を連続的に供給する給袋手段(第3832657号特許公報に掲載)を提案している。
また、従来の包装袋の供給装置は、包装機の包装能力に見合うように設計されてはいるが、袋供給マガジンに収容可能な包装袋の枚数には当然のことながら限界がある。例えば、包装能力が毎分25〜30袋の一般的な包装機では、マガジン式包装袋供給装置における1台の袋供給マガジンのストック可能枚数は約500枚であるので包装袋が約17〜20分間で消化されてしまうことになる。このため、一方の袋供給マガジンにより給袋が行なわれる時間内に他方の袋供給マガジンに対して人手によって包装袋を補給しなければならないが、その補給作業は非常に慌しく煩わしい。
そこで、本件出願人は包装袋を途中で補給することなく2時間程度自動供給可能な包装袋補給方法(特開2007―8504号に掲載)を提案した。その方法は、多数の供給マガジンを一つの平面内にて循環移動可能とし、包装袋を収容した供給マガジンが給袋位置にある供給マガジンと当該供給マガジンに隣接する供給マガジンの少なくとも2台になったときに、空の供給マガジンのみを循環移動させつつ補給位置にて各々の供給マガジンに対して包装袋を順次補給し、全ての空の供給マガジンに包装袋が補給された後に全体の供給マガジンを給袋位置に向けて移動させるようにしている。
この包装袋補給方法によれば包装袋を頻繁に補給することは改善されるが、前述したように袋供給マガジンを切り替える際に、包装機側に包装袋が供給されない空きステーションを生じてしまうことは避けられない。
特開平6−156761号公報 第3832657号特許公報 特開2007―8504号公報
本発明の目的は、包装機側に包装袋が供給されない空き工程を無くし、包装袋を頻繁に補給することなく連続供給可能な包装袋の供給方法を提供することにある。
前記目的を達成するために請求項1に記載した発明の包装袋の供給方法は、多数の包装袋を積み重ねて収容可能な複数のマガジンを給袋位置と待機位置に移動自在とする袋補給手段と、その給袋位置にあるマガジン内の包装袋を包装機のグリップ対に一枚ずつ送り込む給袋手段とを用いる包装袋の供給方法であって、
前記袋補給手段については、前記マガジンを一つの平面内にて循環移動可能とし、前記給袋位置にあるマガジンに隣接して連係用マガジンを配置し、給袋位置にあるマガジン内の包装袋が消費されて無くなったときには、その連係用マガジンから包装袋を一時的に供給するように切り替えると共に当該連係用マガジンによる給袋作業中に、包装袋が収容された新たなマガジンを前記給袋位置に移動させ、ついで、その交換された新たなマガジンから包装袋を供給するように切り替えて連係用マガジンによる給袋作業を中止し、包装袋を供給した後の空のマガジンに対して補給位置にて包装袋を順次補給し、前記連係用マガジンを除く他のマガジンを給袋位置に向けて循環移動させるようになし、前記給袋手段については、前記給袋位置にあるマガジン又は連係用マガジン内の包装袋を第1レバーの吸盤により吸着させて第2レバーに受け渡し、第2レバーの吸盤により吸着して持ち上げられた包装袋を上方に待機したクランプ対に挟持させ、そのクランプ対から前記グリップ対に包装袋を送り込むようにしたことを特徴とする。
同様の目的を達成するために請求項2に記載した発明の包装袋の供給方法は、請求項1に記載の包装袋の供給方法において、前記第1レバーが、前記給袋位置のマガジンと連係用マガジン内の包装袋に対応するように夫々設けられていることを特徴とするものである。
同様の目的を達成するために請求項3に記載した発明の包装袋の供給方法は、請求項1又は2に記載の包装袋の供給方法において、前記第2レバーを取り付けた回転軸を軸方向に移動可能とし、その回転軸を駆動制御手段により移動させることにより第2レバーの位置を前記給袋位置のマガジンか連係用マガジンの何れかに切り替えるようにしたことを特徴とするものである。
(請求項1の発明)
この包装袋の供給方法は、給袋位置にあるマガジン内の包装袋が消費されて無くなったときに連係用マガジンから包装袋を一時的に供給するように切り替えるので、包装機側に包装袋の供給されない空き工程をなくすことができる。さらに、複数の供給マガジンを給袋位置に向けて順次移動させることにより、包装袋を今までよりも頻繁に補給することなく包装機に連続供給することが可能である。
(請求項2の発明)
この包装袋の供給方法は、第1レバーを給袋位置のマガジンと連係用マガジンの2箇所に設けているので、マガジン内の包装袋を一枚ずつ円滑に吸着して第2レバーに迅速に渡すことができる。
(請求項3の発明)
この包装袋の供給方法は、給袋手段の第2レバーを給袋位置のマガジンと連係用マガジンの何れにも対応可能に移動させるようにしているので、第2レバーとこれに対応するクランプ対も1組で済み、給袋手段の構成が簡素になり保守管理も行ない易くなる。
以下に、本発明の最良の形態例を図面に基づいて説明する。図1は本発明方法を適用したロータリー式包装機の平面図、図2は袋補給装置と給袋装置及びその周辺の平面図、図3はマガジンを除いた状態の袋補給装置の平面図、図4はマガジンを前後方向に移動させる第1移送機構の説明図、図5は移動板の突部がベースの固定用穴に遊嵌した状態を示す説明図、図6は爪がベースの係止穴に係合した状態を示す説明図、図7はストッパーピンがベースの固定用穴に遊嵌した状態を示す説明図、図8はマガジンを左右方向に移動させる第2移送機構の説明図、図9は移動板の突部がベースの固定用穴に遊嵌した状態を示す説明図、図10は給袋装置の側面図、図11はクランプ対の説明図、図12は図11のA−A線断面図、図13は袋補給装置におけるマガジンの連係動作を説明する模式図(1)〜(3)である。
本発明に係る包装袋の供給方法は、多数の包装袋を積み重ねて収容可能な複数のマガジン11を給袋位置(イ)と待機位置に移動自在とする袋補給装置(袋補給手段)10と、給袋位置(イ)にあるマガジン内の包装袋aを図1に示すロータリー式包装機Pのグリップ対gに一枚ずつ送り込む給袋装置(給袋手段)70を用いて構成されている。
(袋補給装置)
袋補給装置10は、包装機Pの機台1に付設された副機台5に設置されており、図13に示すように、田の字形状に4個に区画される一つの平面h内に、3台のマガジン11を給袋位置(イ)に向けて四辺形の軌跡を描くように循環移動可能に設けている。その給袋位置(イ)を除く箇所は待機位置(ロ)とされていて、待機位置(ロ)の中の一箇所を作業者によって包装袋を補給するための補給位置(ハ)としている。また、1個の連係用マガジン55が、給袋位置(イ)にあるマガジン11に隣接して配置されている(図1、図2)。
しかして、袋補給装置10においては、給袋位置(イ)にあるマガジン11内の包装袋が消費されて無くなったときには、連係用マガジン55から包装袋を一時的に供給するように切り替えると共に連係用マガジン55による給袋作業中に、包装袋が収容された新たなマガジン11を給袋位置(イ)に移動させ、ついで、その交換された新たなマガジン11から包装袋を供給するように切り替えて連係用マガジン55による給袋作業を中止し、包装袋を供給した後の空のマガジン11に対して補給位置(ハ)にて包装袋を順次補給し、連係用マガジン55を除く他のマガジン11を給袋位置(イ)に向けて循環移動させるようにしている。以下に、袋補給装置10の構造を詳しく説明する。
マガジン11は、図4、図5に示すように、長方形平板状のベース12の所定位置に形成された4個の固定用穴13に、底部に設けられた4箇所の支持部17の突部17aを夫々遊嵌させることにより同ベース12に上面を水平にして固定される移動板16を設けている。その移動板16には、包装袋の幅方向を規制する左右一対のガイド18と包装袋の底端を案内するガイド19を包装袋の大きさに合わせて調節可能に設けている。また、ベース12には、後記第1移送機構30の爪34が係脱する係止穴14aと、後記第2移送機構45の爪49が係脱する係止穴14bと、後記ストッパーピン44が係脱する左右一対の固定用穴15とが設けられている。20はベース12の前端に固定された包装袋の袋口側を案内するガイドである。マガジン11には、250枚程度の包装袋を積み重ねて収容可能である。
マガジン11は、副機台5の上に固定されたガイド21,22,23によりベース12を左右方向に案内され(図4)、ガイド24,25,26によりベース12を前後方向に案内されるように設けられている(図8)。また、隣り合うマガジン11、11のベース12、12の幅方向と長手方向の対向面は軽く接触しており、一方のマガジン11のベース12が移動するときに他方のマガジン11のベース12が案内機能を受け持つように設けられている。
図3に示すように、副機台5には、マガジン11を前後方向に移動させる第1移送機構30と、マガジンを左右方向に移動させる第2移送機構45とが設けられている。第1移送機構30は一方のガイド24側と他方のガイド26側の2箇所に設けられていてほぼ同一構成とされているので、一方のガイド24側のものについて説明し、他方のガイド26側のものについては同一符号を付して説明を省く。また、第2移送機構45についても、ガイド22の前側と後側の2箇所に設けられていてほぼ同一構成とされているので、前側のものについて説明する。
第1移送機構30のスライダ32は、図4に示すように、副機台5の天板6の下面に前後方向に平行に設けられた一対のガイドバー31に移動可能に設けられている。スライダ32の天板6に形成された長穴6aから上方に現れる部分32aには、軸33により上下方向に揺動可能に支持され、かつ、バネ(図示せず)により常に上方向に付勢された爪34を設けている。その爪34は、前記マガジン11の係止穴14aに係脱可能に設けられている(図7)。また、スライダ32の天板6の長穴6aから下方に現れる部分には、空圧シリンダ36のロッド36aに固定される連結片35の一端を取り付けている。その空圧シリンダ36は、ブラケット37により天板6の下方に取り付けられている。
しかして、爪34が係止穴14aに係合した状態で空圧シリンダ36の作動によりスライダ32が後方へ移動することにより、マガジン11を前進位置(f)から後退位置(r)へ移送させる第1移送機構30が構成される。なお、スライダ32が後退位置(r)から元の前進位置(f)に戻るときには、爪34が係止穴14aの内角部に当接して同係止穴14aから外れるように設けられている。
また、他方のガイド26側に配置される第1移送機構30の場合には、マガジン11を後退位置(r)から前進位置(f)に移送させるときに前記爪34を係止穴14aに係合させた状態に設ける。要するに、爪34の向きを一方のガイド24側の場合とは反対向きに設けるものとする。
給袋位置(イ)と待機位置(ロ)の4箇所には、マガジン11を固定する位置決め機構40を夫々配置している。42は天板6の下面にブラケット41により取り付けられたソレノイド等のアクチュエータである。アクチュエータ42のロッド42aに固定されたブロック43には、前記マガジン11の一対の固定用穴15に係脱可能な一対のストッパーピン44を設けている。
しかして、前進位置(f)と後退位置(r)において、ストッパーピン44がアクチュエータ42の作動により進出してマガジン11の固定用穴15に係合することにより同マガジン11を固定し(図6)、ストッパーピン44が固定用穴15から脱出することにより前記固定作用が解除されて同マガジン11を移動可能とする位置決め機構40が構成される。
第2移送機構45のスライダ47は、図8に示すように、天板6の下面に左右方向に平行に設けられた一対のガイドバー46に移動可能に設けられている。スライダ47の天板6の長穴6aから上方に現れる部分47aには、軸48により上下方向に揺動可能に支持され、かつ、バネ(図示せず)により常に上方向に付勢された爪49を設けている。その爪49は、前記マガジン11の係止穴14bに係脱可能に設けられている。また、スライダ47の天板6の長穴6aから下方に現れる部分には、空圧シリンダ51のロッド51aに固定される連結片50を取り付けている。その空圧シリンダ51は、ブラケット52により縦支持部材7に取り付けられている。
しかして、爪49が係止穴14bに係合した状態で空圧シリンダ51の作動によりスライダ47が左方へ移動することにより、マガジン11を待機位置(ロ)から給袋位置(イ)へ移送させる第2移送機構45が構成される。
なお、スライダ47が給袋位置(イ)から元の待機位置(ロ)に戻るときには、第1移送機構30と同様に、爪49が係止穴14bから外れるように設けられている。
また、ガイド22の後側に配置される第2移送機構45の場合には、マガジン11を待機位置(ロ)から補給位置(ハ)に移送させるときに前記爪49を係止穴14 bに係合させた状態に設ける。要するに、爪49の向きをガイド22の前側の第2移送機構45の場合とは反対向きに設けるものとする。
連係用マガジン55は、給袋位置(イ)にあるマガジン11に隣接して配置され(図2、図8)、マガジン11に準じた構造とされている。
即ち、連係用マガジン55は、図8、図9に示すように、長方形平板状のベース56の所定位置に形成された4個の固定用穴57に、底部に設けられた4箇所の支持部60の突部60aを夫々遊嵌させることにより同ベース56に上面を水平にして固定される移動板59を設けている。その移動板59には、包装袋の幅方向を規制する左右一対のガイド61と包装袋の底端を案内するガイド62を包装袋の大きさに合わせて調節可能に設けている。63はベース56の前端に固定された包装袋の袋口側を案内するガイドである。このマガジン55には、250枚程度の包装袋を積み重ねて収容可能である。
給袋位置(イ)にあるマガジン11と連係用マガジン55に収容された包装袋が上から一枚ずつ消費されて減ると、図示しない公知の昇降機構によって各々の移動板16、移動板59を所定高さまで上昇させるように自動制御される。このときに、移動板16、移動板59は昇降機構の昇降自在に制御される4本のロッド65により持ち上げられてベース12、ベース56から夫々離脱するように設けられている。
なお、上記昇降機構については、本件出願人に係る特許第3832657号公報に記載された昇降機構に準じた構造とする。
(給袋装置)
給袋装置70の概要については、給袋位置(イ)にあるマガジン11又は連係用マガジン55内の包装袋aを第1レバー71の吸盤72により吸着させて第2レバー77に受け渡し、第2レバー77の吸盤78により吸着して持ち上げた包装袋aを斜め上方位置に待機したクランプ対86に挟持させ、同クランプ対86からグリップ対gに包装袋を送り込むようにされている。
なお、給袋工程(1)に間欠停止するグリップ対gについては、給袋位置(イ)のマガジン11と連係用マガジン55の中間位置に配置されている。
図示しないレバー機構により揺動自在とされた2組の一対の第1レバー71は、給袋位置(イ)のマガジン11と連係用マガジン55内の包装袋に対応するように夫々設けられている。各々の第1レバー71の先端には、吸盤72が取り付けられている。そして、マガジン11又は連係用マガジン55内の包装袋aの袋口側を吸盤72,72により吸着して所定位置まで持ち上げるように設けられている(図10)。
なお、マガジン11内の包装袋をクランプ対86に供給する場合には、連係用マガジン55に対応する吸盤72の真空吸引作用を停止させるように制御する。他方、連係用マガジン55内の包装袋をクランプ対に供給する場合には、マガジン11に対応する吸盤72の真空吸引作用を停止させるように制御するように構成する。
図10において、機台1に立設されたスタンド75には、一対の第2レバー77を取り付けた回転軸76を軸方向に移動可能に設けている。先端に吸盤78を取り付けた第2レバー77の位置は、図示しない駆動制御手段により回転軸76を軸方向に移動させることにより給袋位置(イ)のマガジン11か連係用マガジン55の何れかに切り替えられるように設けられている。その駆動制御手段については、図示しないモータ装置により回転作動するネジ軸に可動部材を螺合し、回転軸76に回転可能に設けたレバーの一部を可動部材に係合させるような一般的な構造とする。また、第2レバー77は、前記第1レバー71から包装袋を受け取る位置とクランプ対に渡す位置との間を、図示しない駆動手段により回転軸76に設けた上記レバーを揺動させることにより往復回転するように設けられている。
後段で詳しく述べるように、包装機Pは全部で16工程からなり、給袋工程(1)とアイドル工程(2)との間には、平面から見て22.5°の角度間隔を生ずる(図1)。このため、給袋装置70においては、クランプ対86に挟持される包装袋を22.5°の角度だけ回転させてグリップ対bに正対する姿勢としてから、同グリップ対gに供給するように設けている。
図11に示すように、スタンド75には、上端部に揺動アーム81が固定された縦軸80を回転可能に設ける。縦軸80は、機台1の内部に配置されたレバー機構(図示せず)により所定角度を往復回転自在に設けられている。揺動アーム81に垂直方向に固定された軸82には、支持枠83がベアリング83aにより回転可能に設けられている。支持枠83には、一対のギア85を噛合させた2つの回転軸84,84を平行に設ける。それら回転軸84,84には、包装袋を挟持するクランプ対86を設ける(図12)。一方の回転軸84と、支持枠83に回転可能に設けられた縦向きの支持軸87には、マイタギア88,88を噛み合うように取り付けている。図1に示すように、支持軸87に固定したレバー89と、機台1に立設したスタンド90に回転可能に設けられた縦軸91に固定されたレバー92とは、ロッド93により連結されている。その縦軸91は、機台1の内部に配置されたレバー機構(図示せず)により所定角度を往復回転自在に設けられている。また、支持枠83の一側に設けた連結部83aと、前記スタンド75の一側に設けた連結部75aとは、ロッド94により連結されている。
しかして、クランプ対86は、レバー92の揺動運動によりロッド93を進退作動させてマイタギア88、88を連動回転させることにより開閉自在とされる。また、クランプ対86は、包装袋を第2レバー77から受け取る待機位置と、グリップ対gに渡す位置との間を、揺動アーム81の揺動運動により前述した22.5°の角度だけ回転しつつ往復移動するように設けられている。
以上により、給袋装置70が構成される。
つぎに、本発明に係る包装袋の供給方法を実施するための給袋装置70と袋補給装置10との連係作用についてまとめて説明する。
(1)給袋装置70において、給袋位置(イ)にあるマガジン11内の包装袋aは第1レバー71の吸盤72により吸着されて第2レバー77に受け渡される。ついで、第2レバー77の吸盤78により吸着して持ち上げた包装袋aを斜め上方位置に待機したクランプ対86に一旦挟持させる。
(2)クランプ対86は、第2レバー77から包装袋aを受け取った待機位置からグリップ対gに渡す位置へ揺動アーム81の揺動運動により前述した22.5°の角度だけ回転しつつ移動してからグリップ部が開放された状態にあるグリップ対gに包装袋aを送り込む。これと同時に、クランプ対86はレバー92の揺動運動により開放されて該グリップ対gに包装袋aを挟持させてから、揺動アーム81の揺動運動により元の待機位置に戻る。
(3)袋補給装置10では、給袋位置(イ)にあるマガジン11内の包装袋aが全部消費されて無くなると、これを図示しないセンサーにより検知して連係用マガジン55から包装袋を一時的に供給するように自動的に切り替えられる。そいて、連係用マガジン55を除く他のマガジン11は、前方の空きスペースへ夫々移動するように制御される。
(4)連係用マガジン55による給袋作業中に、包装袋aが収容された新たなマガジン11が給袋位置(イ)に移動すると、その交換された新たなマガジン11から包装袋aを供給するように切り替えられて連係用マガジン55による給袋作業が中止される。
(5)包装袋aを供給した後の空のマガジン11に対しては、作業者により補給位置(ハ)にて新たな包装袋aを適時に補給するようにする。
(6)2番目のマガジン11内の包装袋aが全部消費されて無くなると、再び連係用マガジン55から包装袋aを一時的に供給するように自動的に切り替えられ、3番目のマガジン11が、給袋位置(イ)に向けて移動するように制御される。かかる一連の包装袋の補給動作が繰り返される。
本発明に係る包装袋の供給方法を適用したロータリー式包装機Pは、機台1の中央部に立設されたポストに、16個のグリップ対gが放射方向に等角度間隔に配置された1つの回転テーブル2を回転可能に設け、回転テーブル2を16箇所の工程毎に間欠移動自在に設けている。この包装機Pでは、被包装物として「小麦粉」を対象とし、グリップ対gにより吊り下げ状に支持される自立袋形態の包装袋aに、粗充填と補正充填を施して正規の容量とする包装充填を行う。
上記包装機Pの主な工程は、給袋装置70により包装袋aを各グリップ対gに一枚ずつ供給する給袋工程(1)、包装袋の底部分を開く袋底開き工程(4)、包装袋の袋口を大きく開く開口工程(5)、オーガー装置105により小麦粉の粗充填を施す粗充填工程(6)、包装袋の底部を振動させて内部の小麦粉の嵩を小さくする底振動工程(7)〜(9)、粗充填された小麦粉の内容量を計量手段110により計測する計量工程(10)、オーガー装置115により補正充填を施す補正充填工程(11)、袋口内面に付着する小麦粉をエアーで吹き飛ばし、底振動を施す工程(12)、包装袋内に残留するエアーを排除するエアー抜き工程(13)、シール装置120により袋口のヒートシールを施すトップシール工程(14)、ヒートシール部分の冷却を施す冷却シール工程(15)、製品a´を機外に放出する系外排出工程(16)である。
なお、この実施形態においては本発明に係る包装袋の供給方法をロータリー式包装機に適用した場合について述べているが、本発明方法はこれに限定されることなく、公知の直線移動式包装機にも適用することも可能である。その場合には、クランプ対の向きはグリップ対に常に正対した姿勢でよいため、同クランプ対を回転させる必要はない。
以上に述べた通り、この包装袋の供給方法によれば、給袋位置にあるマガジン内の包装袋が消費されて無くなったときに連係用マガジンから包装袋を一時的に供給するように切り替えるので、包装機側に包装袋の供給されない空き工程をなくすことができる。さらに、複数の供給マガジンを給袋位置に向けて順次移動させることにより、包装袋を今までよりも頻繁に補給することなく包装機に連続供給することができる利点がある。
本発明方法を適用したロータリー式包装機の平面図 袋補給装置と給袋装置及びその周辺の平面図 マガジンを除いた状態の袋補給装置の平面図 マガジンを前後方向に移動させる第1移送機構の説明図 移動板の突部がベースの固定用穴に遊嵌した状態を示す説明図 爪がベースの係止穴に係合した状態を示す説明図 ストッパーピンがベースの固定用穴に遊嵌した状態を示す説明図 マガジンを左右方向に移動させる第2移送機構の説明図 移動板の突部がベースの固定用穴に遊嵌した状態を示す説明図 給袋装置の側面図 クランプ対の駆動機構の説明図 図11のA−A線断面図 袋補給装置におけるマガジンの連係動作を説明する模式図(1)〜(3)
符号の説明
P・・・ロータリー式包装機
g・・・グリップ対
10・・・袋補給装置(袋補給手段)
h・・・一つの平面
(イ)・・・給袋位置
(ロ)・・・待機位置
(ハ)・・・補給位置
11・・・マガジン
55・・・連係用マガジン
30・・・第1移送機構
45・・・第2移送機構
70・・・給袋装置(給袋手段)
71・・・第1レバー
72・・・吸盤
76・・・回転軸
77・・・第2レバー
78・・・吸盤
86・・・クランプ対

Claims (3)

  1. 多数の包装袋を積み重ねて収容可能な複数のマガジンを給袋位置と待機位置に移動自在とする袋補給手段と、その給袋位置にあるマガジン内の包装袋を包装機のグリップ対に一枚ずつ送り込む給袋手段とを用いる包装袋の供給方法であって、
    前記袋補給手段については、前記マガジンを一つの平面内にて循環移動可能とし、前記給袋位置にあるマガジンに隣接して連係用マガジンを配置し、給袋位置にあるマガジン内の包装袋が消費されて無くなったときには、その連係用マガジンから包装袋を一時的に供給するように切り替えると共に当該連係用マガジンによる給袋作業中に、包装袋が収容された新たなマガジンを前記給袋位置に移動させ、ついで、その交換された新たなマガジンから包装袋を供給するように切り替えて連係用マガジンによる給袋作業を中止し、包装袋を供給した後の空のマガジンに対して補給位置にて包装袋を順次補給し、前記連係用マガジンを除く他のマガジンを給袋位置に向けて循環移動させるようになし、
    前記給袋手段については、前記給袋位置にあるマガジン又は連係用マガジン内の包装袋を第1レバーの吸盤により吸着させて第2レバーに受け渡し、第2レバーの吸盤により吸着して持ち上げられた包装袋を上方に待機したクランプ対に挟持させ、そのクランプ対から前記グリップ対に包装袋を送り込むようにしたことを特徴とする包装袋の供給方法。
  2. 前記第1レバーが、前記給袋位置のマガジンと連係用マガジン内の包装袋に対応するように夫々設けられていることを特徴とする請求項1に記載の包装袋の供給方法。
  3. 前記第2レバーを取り付けた回転軸を軸方向に移動可能とし、その回転軸を駆動制御手段により移動させることにより第2レバーの位置を前記給袋位置のマガジンか連係用マガジンの何れかに切り替えるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の包装袋の供給方法。
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