JP2008283649A - 画像処理方法、画像領域検出方法、画像処理プログラム、画像領域検出プログラム、画像処理装置、および、画像領域検出装置 - Google Patents

画像処理方法、画像領域検出方法、画像処理プログラム、画像領域検出プログラム、画像処理装置、および、画像領域検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】コードが埋め込まれた矩形画像に対し見た目の変更を可能な限り少なくして、それが撮像して取り込まれたときの、その矩形の四隅の特定を容易行うことを可能とした画像処理方法を提供することである。
【解決手段】本発明の画像処理方法では、矩形画像中の四隅の画像内側に指定された領域内の画素について、処理対象とする画素の階調レベルと背景領域の画素の階調レベルとの差分が、処理対象とする画素の周辺では、最も大きくなるように(黄色の補色に対応する色成分)階調レベルを変更している。すなわち階調レベルを下げている。これは、階調レベルの変更処理を行った結果の画素が黄色っぽく見えることを意味する。黄色は人間の目には認識しづらいため、画素に対して行った変更が、矩形領域の外側にマークや枠を配置する場合に比べて目立ちにくくなる。
【選択図】図4

Description

本発明は、コードが埋め込まれた画像に対して、それが撮像されて取り込まれたときに、その矩形の四隅を特定する技術に関する。
従来、コードが埋め込まれた矩形画像(単に「矩形画像」ともいう)を予め媒体上に印刷または電子的に表示しておき、その媒体上の矩形画像を例えば、カメラ付き携帯電話を用いて撮影して、その画像を取り込み、その矩形領域中に電子透かし等の技術で埋め込まれたコードを読み取り、そのコードに対応する情報をその携帯電話の画面に表示している。
そして、このような処理において、取り込んだ矩形画像が存在する範囲を特定するために、その矩形領域の外側に枠を付与したり、マークを付与したりしている。
例えば、特許文献1では、図16や図17に示すように、十字やL字の位置検出マーク3箇所以上矩形画像に付与している。また、特許文献2では、図18に示すように、矩形画像の領域を特定するための(所定色の)枠を矩形画像に付与している。
従来技術では、マークや枠を矩形画像に付与するため、見た目が悪くなるという問題がある。
特開2005−293409号公報「特定画像位置推定装置,特定画像位置推定方法,特定画像位置推定プログラム及び特定画像位置推定プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体並びに媒体」 特開2003−110845号公報「画像処理装置及びその制御方法並びにコンピュータプログラム及び記録媒体」
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであり、コードが埋め込まれた矩形画像に対し見た目の変更を可能な限り少なくして、それが撮像して取り込まれたときの、その矩形の四隅の特定を容易行うことを可能とした画像処理方法、画像領域検出方法、画像処理プログラム、画像領域検出プログラム、画像処理装置、および、画像領域検出装置を提供することを目的とする。
本発明の第1態様の画像処理方法は、コードが埋め込まれた矩形画像に対して、その矩形領域内の画素の階調レベルを変更する画像処理方法において、背景領域の画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、前記矩形画像中の四隅の画像内側に指定された領域内の処理対象とする画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、前記処理対象とする画素に対して所定範囲に含まれる画素のうちで、黄色の補色に相当する部分の階調レベルの最小値を取得するステップと、前記取得されたそれぞれの階調レベルを用いて、前記処理対象とする画素の階調レベルと背景領域の画素の階調レベルとの差分が、前記処理対象とする画素の周辺では、最も大きくなるように階調レベルを変更するステップと、を備え、前記四隅の画像内側に指定された領域内のすべての画素について、前記各ステップが実行されることを特徴とする画像処理方法である。
ここで、矩形画像中の四隅の画像内側に指定された領域内の画素について、処理対象とする画素の階調レベルと背景領域の画素の階調レベルとの差分が、処理対象とする画素の周辺では、最も大きくなるように(黄色の補色に対応する色成分の)階調レベルを変更している。すなわち階調レベルを下げている。これは、階調レベルの変更処理を行った結果の画素が黄色っぽく見えることを意味する。黄色は人間の目には認識しづらいため、画素に対して行った変更が、矩形領域の外側にマークや枠を配置する場合に比べて目立ちにくくなる。
また、画素の階調レベルを変更する際に、その画素の近傍にある最も小さい階調レベルを参照しているので、階調レベルの変更処理を行った画像を媒体上に印刷または電子的に表示して、それをカメラで撮影して画像データとして取り込んで、その取り込んだ画像データの四隅を検出する処理を行なう場合に、画像の縁では、背景領域との階調レベルに差がなくて、画像の縁から少し内側に入ったところに、背景領域と画像の縁の箇所以上の差が階調レベルに生じていてエッジが誤検出されることを防ぐことができ、容易に画像領域を特定することができる。
本発明の第2態様の画像処理方法は、コードが埋め込まれた矩形画像に対して、その矩形領域内の画素の階調レベルを変更する画像処理方法において、背景領域の画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、前記矩形画像中の四隅の画像内側に指定された領域内の処理対象とする画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、前記処理対象とする画素に対して所定範囲に含まれる画素のうちで、黄色の補色に相当する部分の階調レベルの最小値を取得するステップと、前記背景領域の階調レベルと、前記処理対象とする画素の階調レベルとの差分が第一閾値を超えたかどうかを判定する判定ステップと、前記差分が前記第一閾値を超えていない場合に、前記処理対象とする画素の値を、前記背景領域の階調レベルとの差分を前記第一閾値に一致させる値と、前記最小値とのうちの小さい方に変更するステップと、を備え、前記四隅の画像内側に指定された領域内のすべての画素について、前記各ステップが実行されることを特徴とする画像処理方法である。
ここで、矩形画像中の四隅の画像内側に指定された領域内の画素について、その近傍にある背景領域の階調レベルから最も離れた(最小の)階調レベルの値を取得して、背景領域の階調レベルとの差を予め定められた第一閾値とする値と比較し、背景領域の階調レベルとの差を大きくする方の(より小さい)値に、処理対象とする画素の(黄色の補色に対応する色成分)の階調レベルを変更している。これは、階調レベルの変更処理を行った結果の画素が黄色っぽく見えることを意味する。黄色は人間の目には認識しづらいため、画素に対して行った変更が、矩形領域の外側にマークや枠を配置する場合に比べて目立ちにくくなる。
また、画素の階調レベルを変更する際に、その画素の近傍にある最も小さい階調レベルを参照しているので、階調レベルの変更処理を行った画像を媒体上に印刷または電子的に表示して、それをカメラで撮影して画像データとして取り込んで、その取り込んだ画像データの四隅を検出する処理を行なう場合に、画像の縁では、背景領域との階調レベルに差がなくて、画像の縁から少し内側に入ったところに、背景領域と画像の縁の箇所以上の差が階調レベルに生じていてエッジが誤検出されることを防ぐことができ、容易に画像領域を特定することができる。
本発明の第3態様の画像領域検出方法は、媒体上に印刷または電子的に表示され、コードが埋め込まれ、かつ、請求項1または2の方法により画素の階調レベルが変更された矩形画像を撮像して得た画像データに対して、その矩形領域を検出する画像領域検出方法において、推定された四隅の存在範囲の1つに対し、エッジ検出に使用する4点の開始点を
決定するステップと、前記4点の開始点から所定方向に4個のエッジに相当する点を検出するステップと、前記4個のエッジに相当する点のうちの、上下方向または左右方向が略同じ2個の点同士を結ぶ2本の直線を求めるステップと、前記2本の直線の交点座標を四隅のうちの1つの隅の座標として決定するステップと、を備え、推定された四隅の存在範囲のすべてについて前記各ステップが実行されることを特徴とする画像領域検出方法である。
上記第3態様によれば、上記第1態様または上記第2態様の方法により階調レベルが変更された画像を取り込んだ場合に、その画像から得られる画像データにおいて四隅の位置を検出でき、画像領域を検出することができる。
本発明によれば、コードが埋め込まれた矩形画像に対し見た目の変更を可能な限り少なくして、それが撮像して取り込まれたときの、その矩形の四隅の特定を容易行うことができる。
以下図面に基づいて、本発明の実施形態について詳細を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像処理部の構成を示すブロック図である。画像処理部1は、(コードが埋め込まれた)矩形画像の四隅に処理対象領域として指定されたL字領域内の画素について階調レベルの変更を行う。
図1に示すように、画像処理部1は、背景領域階調レベル取得部2、現画素階調レベル取得部3、最小階調レベル取得部4、判定部5、階調レベル変更部6、を有する。
背景領域階調レベル取得部2は、背景領域の画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得する。
現画素階調レベル取得部3は、前記矩形画像中の四隅の画像内側に指定された領域内の処理対象とする画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得する。
最小階調レベル取得部4は、前記処理対象とする画素に対して所定範囲に含まれる画素のうちで、黄色の補色に相当する部分の階調レベルの最小値を取得する。
判定部5は、前記背景領域の階調レベルと、前記処理対象とする画素の階調レベルとの差分が第一閾値を超えたかどうかを判定する。
階調レベル変更部6は、前記差分が前記第一閾値を超えていないと判定された場合に、前記処理対象とする画素の値を、前記背景領域の階調レベルとの差分を前記第一閾値に一致させる値と、前記最小値とのうちの小さい方に変更する。
なお、画像処理部1は、前記四隅の画像内側に指定された(L字)領域内のすべての画素について、前記各部を実行する実行基盤でもある。
図2は、コードが埋め込まれた原画像データを示した図である。
図3は、図2の原画像データに対して行なう階調変更処理(画像処理)を説明する図である。
図3において、階調レベル変更画像データ500は、図2の原画像データに対して、本実施形態の階調変更処理を行った結果の画像データである。領域501、502、503、504は、階調レベル変更画像データ500の四隅を含む領域を示している。すなわち、領域501は階調レベル変更画像データ500の左上隅を含む領域(拡大図)を示し、領域502は階調レベル変更画像データ500の右上隅を含む領域(拡大図)を示し、領域503は階調レベル変更画像データ500の左下隅を含む領域(拡大図)を示し、領域
504は階調レベル変更画像データ500の右下隅を含む領域(拡大図)を示している。
領域501中には、左上隅の角から、その角を形成する2辺に沿ってそれぞれ所定の長さと、その2辺から画像内側にそれぞれ所定の幅をもつL字領域505が階調レベルの変更を行なう対象領域として指定されている。
また、領域502中には、右上隅の角から、その角を形成する2辺に沿ってそれぞれ所定の長さと、その2辺から画像内側にそれぞれ所定の幅をもつL字領域506が階調レベルの変更を行なう対象領域として指定されている。
また、領域503中には、左下隅の角から、その角を形成する2辺に沿ってそれぞれ所定の長さと、その2辺から画像内側にそれぞれ所定の幅をもつL字領域507が階調レベルの変更を行なう対象領域として指定されている。
また、領域504中には、右下隅の角から、その角を形成する2辺に沿ってそれぞれ所定の長さと、その2辺から画像内側にそれぞれ所定の幅をもつL字領域508が階調レベルの変更を行なう対象領域として指定されている。
なお、以下の説明において、L字領域505、506、507、508のことを四隅シンボル領域ということがある。
図4は、原画像データに対して行なう階調変更処理(画像処理)のフローチャートである。
なお、本実施形態においては、RGB形式により色を表現している。そして、黄色が目立ちにくいということから、黄色の補色に対応する色成分、すなわち、RGB形式においてはB成分の階調レベルのみを背景色のB成分の階調レベルから離す方向に変化させている。すなわち弱めている。R成分およびG成分の階調レベルは変化させない。
図4のステップS11において、図1の背景領域階調レベル取得部2によって画像外すなわち画像の背景領域の画素のB成分の階調レベルLbが取得される。例えば、背景が白であれば、Lb=255である。
ステップS12では、現画素階調レベル取得部3によって四隅シンボル領域(左上隅、右上隅、左下隅、右下隅を含むL字領域のいずれか)内の処理対象とする画素のB成分の階調レベルLaが取得される。
ステップS13では、判定部5によって取得された背景領域の階調レベルLbと、取得された処理対象とする画素の階調レベルLaとの差分が第一閾値Lth以上であるかどうかが判定される。
ステップS13において、階調レベルLbと階調レベルLaとの差分が第一閾値Lth以上であると判定された場合、ステップS14において、変更後の画素の階調レベルを格納する変数La’に、処理対象とする画素の階調レベルLaが格納され、ステップS19に進む。すなわち、この場合、処理対象とする画素に対し階調レベルの変更は行なわない。
ステップS13において、階調レベルLbと階調レベルLaとの差分が第一閾値Lthより小さいと判定された場合、ステップS15において、最小階調レベル取得部4によって処理対象とする画素に対して所定範囲に含まれる画素のうちで、B成分の階調レベルの最小値Lminが取得される。
続くステップS16では、階調レベル変更部6によって背景領域の階調レベルLbと第一閾値Lthとの差分(Lb−Lth)が、所定範囲に含まれる画素のうちのB成分の階調レベルの最小値Lminより小さいかどうかが判定される。
ステップS16において、差分(Lb−Lth)が所定範囲の階調レベルの最小値Lminより小さいと判定された場合、ステップS17において、階調レベル変更部6によって変更後の画素の階調レベルを格納する変数La’に、差分(Lb−Lth)すなわち上記背景領域の階調レベルLaとその画素との差分を前記第一閾値に一致させる値が格納され、ステップS19に進む。
ステップS16において、差分(Lb−Lth)が所定範囲の階調レベルの最小値Lmin以上であると判定された場合、ステップS18において、階調レベル変更部6によって変更後の画素の階調レベルを格納する変数La’に、所定範囲の階調レベルの最小値Lminが格納され、ステップS19に進む。
ステップS19では、四隅シンボル領域の画素すべてについて処理が終了したかどうかが判定される。処理が終了していないと判定された場合、ステップS12に戻る。一方、処理が終了したと判定された場合、一連の処理を終了する。
このように、本実施形態においては、処理対象とする四隅シンボル領域内の画素について、その近傍にある背景領域の階調レベルから最も離れた(最小の)階調レベルの値を取得して、背景領域の階調レベルとの差を予め定められた第一閾値Lthとする値(Lb−Lth)と比較し、背景領域の階調レベルとの差を大きくする方の(より小さい)値に、処理対象とする画素の(黄色の補色に対応する色成分の)階調レベルを変更している。
処理対象とするB成分の階調レベルを背景色のB成分の階調レベルから離すことは、処理対象とするB成分の階調レベルを下げることにつながる。これは、階調レベルの変更処理を行った結果の画素が黄色っぽく見えることを意味する。黄色は人間の目には認識しづらいため、画素に対して行った変更が、矩形領域の外側にマークや枠を配置する場合に比べて目立ちにくくなる。
また、画素の階調レベルを変更する際に、その画素の近傍にある最も小さい階調レベルを参照しているので、階調レベルの変更処理を行った画像を媒体上に印刷または電子的に表示して、それをカメラで撮影して画像データとして取り込んで、その取り込んだ画像データの四隅を検出する処理を行なう場合に、画像の縁では、背景領域との階調レベルに差がなくて、画像の縁から少し内側に入ったところに、背景領域と画像の縁の箇所以上の差が階調レベルに生じていてエッジが誤検出されることを防ぐことができ、容易に画像領域を特定することができる。
なお、上述の方法で階調レベルの変更処理を行った画像を媒体上に印刷または電子的に表示して、それをカメラで撮影して画像データとして取り込むことを行なうと、例えば、元の画像データの2〜3画素が取り込まれた画像データの1画素に対応する。このため、階調レベルの最小値Lminを検索する所定範囲は、処理対象とする画素に対し、階調レベル変更処理の進行方向とは直交する方向に、少なくとも2〜3行または2〜3列設けることが望ましい。
続いて、第2実施形態について説明する。
図5は、本発明の第2実施形態に係る画像領域検出部の構成を示すブロック図である。画像領域検出部11は、媒体上に印刷され、コードが埋め込まれ、かつ、第1実施形態の
方法により画素の階調レベルが変更された矩形画像を撮像して得た画像に対して、その矩形領域を検出する処理を実行する。
図5に示すように、画像領域検出部11は、四隅推定部12と四隅特定部13とにより構成される。
四隅推定部12は、矩形画像を撮像して得た画像の四隅の存在範囲を推定する。
四隅特定部13は、開始点決定部14、エッジ検出部15、直線算出部16、隅座標決定部17を有する。そして、1回起動されると、四隅の存在範囲のうちの1つの範囲について、隅座標を決定する。
開始点決定部14は、推定された四隅の存在範囲の1つに対し、エッジ検出に使用する4点の開始点を決定する。
エッジ検出部15は、前記4点の開始点から所定方向に4個のエッジに相当する点を検出する。
直線算出部16は、前記4個のエッジに相当する点のうちの、上下方向または左右方向が略同じ2個の点同士を結ぶ2本の直線を求める。
隅座標決定部17は、前記2本の直線の交点座標を四隅の存在範囲のうちの1つの範囲に属する隅の座標として決定する。
なお、画像領域検出部11は、推定された四隅の存在範囲のすべてについて上記各部を実行する実行基盤でもある。
図6は、取り込んだ画像データに対して行なう画像領域検出処理を説明する図である。
図6において、撮影画像データ600は、第1実施形態の階調変更処理を行った結果の画像が印刷された媒体から、その画像を撮影して取り込んだ画像データである。範囲601、602、603、604は、後述の方法により推定された撮影画像データ600における四隅の存在範囲をそれぞれ示している。また、範囲605、606、607、608は、範囲601、602、603、604の拡大図である。
図6に示されるように、範囲605中には検出対象の左上隅609が含まれる。範囲606中には検出対象の右上隅610が含まれる。範囲607中には検出対象の左下隅611が含まれる。範囲608中には検出対象の右下隅612が含まれる。
図7は、画像領域(矩形領域)検出処理の全体フローチャートである。
図7のステップS21において、四隅推定部12によって四隅の存在範囲が推定される。そして、ステップS22において、推定した四隅の座標のそれぞれから所定範囲内の画素について、より高精度な四隅検出が四隅特定部13によって実施されて四隅の座標が確定されて(画像領域が決定されて)、一連の処理を終了する。
続いて、四隅を推定する方法について、図8および図9を参照して説明する。
図8は、四隅の推定方法を示す図(その1)である。
図8は、例えば、カメラ付き携帯電話を用いて、コードが埋め込まれた媒体上の画像を撮影するときに、その携帯電話の画面に表示される画像を位置決めのためのガイド901、902、903、904とともに示した図である。
携帯電話の画面にはメッセージ905(「ガイドに合わせて撮影してください」)が表示されており、ユーザはそのメッセージを参照して、ガイドの位置に画像の四隅が合うようにして撮影を行なう。この場合、撮影により取り込んだ画像中の四隅の存在範囲は、ガ
イド位置の近傍であると推定される。このような方法は、矩形画像の縦横の辺の長さの比が決まっている場合には特に有効である。
図9は、四隅の推定方法を示す図(その2)である。
図9では、取り込んだ画像データの4辺1001、1002、1003、1004を検出し、各2辺の交点を求めることで四隅の座標を推定し、それぞれの座標から所定の範囲1005、1006、1007、1008に対して四隅検出処理を実施する。
図10は、四隅のうちの左上隅に対する隅座標検出方法を示す図である。
図10に示す左上隅を含む範囲1100は、上述の四隅推定部12によって推定された範囲の1つである。図10には示されていないが、四隅推定部12は、この他に、右上隅、左下隅、右下隅を含む範囲をそれぞれ推定する。
開始点1101、1102、1103、1104は、それぞれのエッジ検出に使用される開始点である。左上隅の場合、例えば、開始点1101、1102は、範囲1100の左上隅と右上隅を結ぶ直線上で、その左上隅と右上隅を予め定められた所定の割合に内分する位置にそれぞれ設けられ、開始点1103、1104は、範囲1100の左上隅と左下隅を結ぶ直線上で、その左上隅と右上隅を予め定められた所定の割合に内分する位置にそれぞれ設けられる。
矢印1105、1106、1107、1108は、開始点1101、1102、1103、1104のそれぞれに対するエッジ検出処理の進行方向を示している。
エッジ1109、1110、1111、1112は、エッジ検出処理の結果として検出された4点のエッジを示している。
エッジ1109とエッジ1110を結ぶ直線と、エッジ1111とエッジ1112を結ぶ直線の交点として、取り込んだ画像データの左上隅1113の座標が求まる。
図11は、取り込んだ画像において四隅のうちの1つの隅を検出する処理のフローチャートである。このフローチャートは、図7のステップS22の処理を1つの隅についてより詳細に示したものである。
図11のステップS31において、開始点決定部14によって、推定された四隅の存在範囲の1つ(例えば図10の範囲1100)に対し、エッジ検出に使用する4点の開始点が決定される。
ステップS32では、エッジ検出部15によって上記4点の開始点から所定方向に4個のエッジに相当する点が検出される。
ステップS33では、ステップS32においてエッジが4個検出できたかどうかが判定される。
ステップS33でエッジが4個検出できたと判定された場合、ステップS34において、上記4個のエッジに相当する点のうちの、上下方向または左右方向が略同じ2個の点同士を結ぶ2本の直線が求められる。
そして、ステップS35で、隅座標決定部17によって上記2本の直線の交点座標が四隅のうちの1つの隅の座標として決定され、一連の処理を終了する。
一方、ステップS33でエッジが4個検出できなかったと判定された場合、ステップS36において、四隅検出失敗という終了コードが付与され、一連の処理を終了する。
図12は、四隅のうちの1つの隅を検出する際に、4点の開始点のうちの1つに対する
エッジを検出する処理のフローチャートである。このフローチャートは、エッジ検出部15によって実行される。
図12のステップS41において、処理対象とする位置の座標(x,y)が指定され、その指定座標(x,y)の黄色の補色に対応する(B成分の)階調レベルLが取得される。
続く、ステップS42では、指定座標(x,y)からエッジ検出処理の進行方向にm画素分、進行方向とは逆方向にm画素分のB成分の階調レベルL,L,・・・,L,L−1,L−2,・・・,L−mがそれぞれ取得される。
ステップS43では、エッジ検出のフィルタを用いてエッジの検出が行われる。
すなわち、現在の指定座標における階調レベルが2m倍されて、それに対し、進行方向のm画素分および進行方向の逆方向のm画素分の階調レベルが(−1)倍されて加算され、その値が第二閾値Lth2以上であるかどうかが判定される。図13は、例えば、m=2の場合の各位置の階調レベルに対する重み付け係数を示した図である。
ステップS43において、加算結果が第二閾値Lth2以上であると判定された場合、ステップS44において、エッジ検出成功という終了コードが付与されるとともに、現在の画素(指定座標)をエッジとして記憶し、一連の処理を終了する。
一方、ステップS43において、加算結果が第二閾値Lth2より小さいと判定された場合、ステップS45において、指定座標を進行方向に1つずらし、ステップS46において、指定座標が予め定められたエッジ検出処理の終了点に達したかどうかが判定される。
ステップS46において指定座標がエッジ検出処理の終了点に達したと判定された場合、ステップS47でエッジ検出失敗という終了コードが付与され、一連の処理を終了する。
ステップS46において指定座標がエッジ検出処理の終了点に達していないと判定された場合、ステップS41に戻る。
本実施形態によれば、第1実施形態の方法により階調レベルが変更された画像を取り込んだ場合に、その画像から得られる画像データにおいて四隅の位置を検出でき、画像領域を検出することができる。
図14は、第1実施形態の画像処理(階調レベル変更処理)を実行する装置のハードウェア構成を示す図である。
階調レベル変更処理を実行するプログラムや階調変更処理の対象となる矩形画像データは、ROM26や、磁気ディスク装置などの記憶装置32からRAM(メモリ)27にロードされて、CPU25によって実行・参照される。
あるいは、そのプログラムやデータは、外部記憶装置(不図示)からネットワーク、通信インターフェイス28を介してRAM(メモリ)27にロードされて、CPU25によって実行・参照される。
あるいは、そのプログラムやデータは、可搬型記憶媒体(不図示)からメディアアクセス装置29を介してRAM(メモリ)27にロードされて、CPU25によって実行・参照される。
ユーザは入力装置24、入力インターフェイス23を介して、プログラムの起動指示や、階調レベル変更前の矩形画像、変更後の矩形画像に対する印刷指示などを行なうことができる。
また、階調レベル変更前の矩形画像や変更後の矩形画像は、出力インターフェイス22を介して出力装置21に出力される。
図15は、第2実施形態の画像領域検出処理を実行する装置のハードウェア構成を示す図である。
画像領域検出処理を実行するプログラムは、ROM42や、磁気ディスク装置などの記憶装置46からRAM(メモリ)43にロードされて、CPU41によって実行される。
あるいは、そのプログラムは、外部記憶装置(不図示)からネットワーク、通信インターフェイス44を介してRAM(メモリ)43にロードされて、CPU41によって実行される。
あるいは、そのプログラムは、可搬型記憶媒体(不図示)からメディアアクセス装置45を介してRAM(メモリ)43にロードされて、CPU41によって実行される。
ユーザは、撮像装置(不図示)を用いて、媒体上に印刷または電子的に表示された矩形画像を取り込む。取り込まれた矩形画像はカメラインターフェイス47を介して画像領域検出処理の対象となるべくRAM(メモリ)43上に展開される。
なお、画像領域検出処理を実行する装置とは、カメラ付き携帯電話や、スキャナーに接続された情報処理装置などである。
なお、以上の説明では、第1実施形態の階調レベルの変更処理においては、処理対象とする画素の階調レベルを決めるに当って、処理対象とする画素の近傍(その画素から所定範囲)における階調レベルの最小値を取得し参照していた。そして、処理対象とする画素の階調レベルと背景領域の階調レベルとの差分が、その処理対象とする画素の周辺では最も大きくなるようにしていた。
このようにして、階調レベルを変更された画像が媒体に印刷されたものをカメラで読み取った場合、四隅が正確に検出できるという利点がある。
しかし、第1実施形態の図4のフローチャートにおいて、ステップS15、S16、S18を削除することも可能である。実際に、図3のL字領域506は、このような処理によって得られたものであり、「HELLO」の「O」の字の形がそのままつぶれずに残っている。この場合、「O」の字の黒とL字領域506の灰色との差分が、その灰色と背景色の白色との差分より大きければエッジが誤検出される可能性があるが、要求される四隅検出の精度によってはこの方式を採用することもできる。
また、以上の説明では、背景色を白色と仮定したが、本発明の各実施形態では、RGB形式で色を表現する場合に、B成分の階調レベルを比較しているだけなので、背景色におけるR成分およびG成分は任意の値に設定できる。
また、以上では、RGB形式による色表現を用いて説明を行ったが、それ以外の色表現(CMYK等)の場合にも本発明は適用可能である。
本発明は下記構成でもよい。
(付記1) コードが埋め込まれた矩形画像に対して、その矩形領域内の画素の階調レベルを変更する画像処理方法において、
背景領域の画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、
前記矩形画像中の四隅の画像内側に指定された領域内の処理対象とする画素における黄
色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、
前記処理対象とする画素に対して所定範囲に含まれる画素のうちで、黄色の補色に相当する部分の階調レベルの最小値を取得するステップと、
前記取得されたそれぞれの階調レベルを用いて、前記処理対象とする画素の階調レベルと背景領域の画素の階調レベルとの差分が、前記処理対象とする画素の周辺では、最も大きくなるように階調レベルを変更するステップと、を備え、
前記四隅の画像内側に指定された領域内のすべての画素について、前記各ステップが実行されることを特徴とする画像処理方法。
(付記2) コードが埋め込まれた矩形画像に対して、その矩形領域内の画素の階調レベルを変更する画像処理方法において、
背景領域の画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、
前記矩形画像中の四隅の画像内側に指定された領域内の処理対象とする画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、
前記処理対象とする画素に対して所定範囲に含まれる画素のうちで、黄色の補色に相当する部分の階調レベルの最小値を取得するステップと、
前記背景領域の階調レベルと、前記処理対象とする画素の階調レベルとの差分が第一閾値を超えたかどうかを判定する判定ステップと、
前記差分が前記第一閾値を超えていない場合に、前記処理対象とする画素の値を、前記背景領域の階調レベルとの差分を前記第一閾値に一致させる値と、前記最小値とのうちの小さい方に変更するステップと、を備え、
前記四隅の画像内側に指定された領域内のすべての画素について、前記各ステップが実行されることを特徴とする画像処理方法。
(付記3) コードが埋め込まれた矩形画像に対して、その矩形領域内の画素の階調レベルを変更する画像処理方法において、
背景領域の画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、
前記矩形画像中の四隅の画像内側に指定された領域内の処理対象とする画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、
前記背景領域の階調レベルと、前記処理対象とする画素の階調レベルとの差分が第一閾値を超えたかどうかを判定する判定ステップと、
前記差分が前記第一閾値を超えていない場合に、前記処理対象とする画素の値を、前記背景領域の階調レベルとの差分を前記第一閾値に一致させる値に変更するステップと、を備え、
前記四隅の画像内側に指定された領域内のすべての画素について、前記各ステップが実行されることを特徴とする画像処理方法。
(付記4) 前記四隅の画像内側に指定された領域とは、四隅の角から、その角を形成する2辺に沿ってそれぞれ所定の長さと、その2辺から画像内側にそれぞれ所定の幅をもつL字領域であることを特徴とする付記1または2記載の画像処理方法。
(付記5) 前記背景領域の色は、黄色の補色に相当する部分の階調レベルが最大値または略最大値であることを特徴とする付記1または2記載の画像処理方法。
(付記6) 媒体上に印刷または電子的に表示され、コードが埋め込まれ、かつ、付記1または2の方法により画素の階調レベルが変更された矩形画像を撮像して得た画像データに対して、その矩形領域を検出する画像領域検出方法において、
推定された四隅の存在範囲の1つに対し、エッジ検出に使用する4点の開始点を決定するステップと、
前記4点の開始点から所定方向に4個のエッジに相当する点を検出するステップと、
前記4個のエッジに相当する点のうちの、上下方向または左右方向が略同じ2個の点同士を結ぶ2本の直線を求めるステップと、
前記2本の直線の交点座標を四隅のうちの1つの隅の座標として決定するステップと、
を備え、
推定された四隅の存在範囲のすべてについて前記各ステップが実行されることを特徴とする画像領域検出方法。
(付記7) 前記エッジに相当する点の検出ステップは、
現在の画素から検出処理の進行方向および進行方向の逆方向に所定数分の画素の黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、
現在の画素および取得したそれぞれの画素の黄色の補色に相当する部分の階調レベルに重み付けを行って加算して得た値が第二閾値を超えたかどうかを判定するステップと、
前記加算して得た値が第二閾値を超えた場合に、その現在の画素をエッジとして記憶するステップと、を備えることを特徴とする付記6記載の画像領域検出方法。
(付記8) 前記画像データの四隅の存在範囲を推定するステップをさらに備え、
推定された四隅の存在範囲のそれぞれに対し、前記各ステップが実行されることを特徴とする付記6記載の画像領域検出方法。
(付記9) コードが埋め込まれた矩形画像に対して、その矩形領域内の画素の階調レベルを変更する処理をコンピュータに実行させる画像処理プログラムにおいて、
背景領域の画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、
前記矩形画像中の四隅の画像内側に指定された領域内の処理対象とする画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、
前記処理対象とする画素に対して所定範囲に含まれる画素のうちで、黄色の補色に相当する部分の階調レベルの最小値を取得するステップと、
前記取得されたそれぞれの階調レベルを用いて、前記処理対象とする画素の階調レベルと背景領域の画素の階調レベルとの差分が、前記処理対象とする画素の周辺では、最も大きくなるように階調レベルを変更するステップと、を備え、
前記四隅の画像内側に指定された領域内のすべての画素について、前記各ステップを前記コンピュータに実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
(付記10) コードが埋め込まれた矩形画像に対して、その矩形領域内の画素の階調レベルを変更する処理をコンピュータに実行させる画像処理プログラムにおいて、
背景領域の画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、
前記矩形画像中の四隅の画像内側に指定された領域内の処理対象とする画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、
前記処理対象とする画素に対して所定範囲に含まれる画素のうちで、黄色の補色に相当する部分の階調レベルの最小値を取得するステップと、
前記背景領域の階調レベルと、前記処理対象とする画素の階調レベルとの差分が第一閾値を超えたかどうかを判定する判定ステップと、
前記差分が前記第一閾値を超えていない場合に、前記処理対象とする画素の値を、前記背景領域の階調レベルとの差分を前記第一閾値に一致させる値と、前記最小値とのうちの小さい方に変更するステップと、を備え、
前記四隅の画像内側に指定された領域内のすべての画素について、前記各ステップを前記コンピュータに実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
(付記11) コードが埋め込まれた矩形画像に対して、その矩形領域内の画素の階調レベルを変更する処理をコンピュータに実行させる画像処理プログラムにおいて、
背景領域の画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、
前記矩形画像中の四隅の画像内側に指定された領域内の処理対象とする画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、
前記背景領域の階調レベルと、前記処理対象とする画素の階調レベルとの差分が第一閾値を超えたかどうかを判定する判定ステップと、
前記差分が前記第一閾値を超えていない場合に、前記処理対象とする画素の値を、前記
背景領域の階調レベルとの差分を前記第一閾値に一致させる値に変更するステップと、を備え、
前記四隅の画像内側に指定された領域内のすべての画素について、前記各ステップを前記コンピュータに実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
(付記12) 前記四隅の画像内側に指定された領域とは、四隅の角から、その角を形成する2辺に沿ってそれぞれ所定の長さと、その2辺から画像内側にそれぞれ所定の幅をもつL字領域であることを特徴とする付記9または10記載の画像処理プログラム。
(付記13) 前記背景領域の色は、黄色の補色に相当する部分の階調レベルが最大値または略最大値であることを特徴とする付記9または10記載の画像処理プログラム。
(付記14) 媒体上に印刷または電子的に表示され、コードが埋め込まれ、かつ、付記1または2の方法により画素の階調レベルが変更された矩形画像を撮像して得た画像データに対して、その矩形領域を検出する処理をコンピュータに実行させる画像領域検出プログラムにおいて、
推定された四隅の存在範囲の1つに対し、エッジ検出に使用する4点の開始点を決定するステップと、
前記4点の開始点から所定方向に4個のエッジに相当する点を検出するステップと、
前記4個のエッジに相当する点のうちの、上下方向または左右方向が略同じ2個の点同士を結ぶ2本の直線を求めるステップと、
前記2本の直線の交点座標を四隅のうちの1つの隅の座標として決定するステップと、を備え、
推定された四隅の存在範囲のすべてについて前記各ステップを前記コンピュータに実行させることを特徴とする画像領域検出プログラム。
(付記15) 前記エッジに相当する点の検出ステップは、
現在の画素から検出処理の進行方向および進行方向の逆方向に所定数分の画素の黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、
現在の画素および取得したそれぞれの画素の黄色の補色に相当する部分の階調レベルに重み付けを行って加算して得た値が第二閾値を超えたかどうかを判定するステップと、
前記加算して得た値が第二閾値を超えた場合に、その現在の画素をエッジとして記憶するステップと、を備えることを特徴とする付記14記載の画像領域検出プログラム。
(付記16) 前記画像データの四隅の存在範囲を推定するステップをさらに備え、
推定された四隅の存在範囲のそれぞれに対し、前記各ステップが実行されることを特徴とする付記14記載の画像領域検出プログラム。
(付記17) コードが埋め込まれた矩形画像に対して、その矩形領域内の画素の階調レベルを変更する画像処理装置において、
背景領域の画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得する背景領域階調レベル取得部と、
前記矩形画像中の四隅の画像内側に指定された領域内の処理対象とする画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得する現画素階調レベル取得部と、
前記処理対象とする画素に対して所定範囲に含まれる画素のうちで、黄色の補色に相当する部分の階調レベルの最小値を取得する最小階調レベル取得部と、
前記背景領域の階調レベルと、前記処理対象とする画素の階調レベルとの差分が第一閾値を超えたかどうかを判定する判定部と、
前記差分が前記第一閾値を超えていない場合に、前記処理対象とする画素の値を、前記背景領域の階調レベルとの差分を前記第一閾値に一致させる値と、前記最小値とのうちの小さい方に変更する階調レベル変更部と、
前記四隅の画像内側に指定された領域内のすべての画素について、前記各部を実行する実行基盤と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
(付記18) 媒体上に印刷または電子的に表示され、コードが埋め込まれ、かつ、付記1または2の方法により画素の階調レベルが変更された矩形画像を撮像して得た画像データに対して、その矩形領域を検出する画像領域検出装置において、
推定された四隅の存在範囲の1つに対し、エッジ検出に使用する4点の開始点を決定する開始点決定部と、
前記4点の開始点から所定方向に4個のエッジに相当する点を検出するエッジ検出部と、
前記4個のエッジに相当する点のうちの、上下方向または左右方向が略同じ2個の点同士を結ぶ2本の直線を求める直線算出部と、
前記2本の直線の交点座標を四隅のうちの1つの隅の座標として決定する隅座標決定部と、
推定された四隅の存在範囲のすべてについて前記各部を実行する実行基盤と、を備えることを特徴とする画像領域検出装置。
(付記19) 前記画像領域検出装置は、カメラ付き携帯型通信機器に内蔵されることを特徴とする付記18記載の画像領域検出装置。
(付記20) 前記画像領域検出装置は、スキャナーに接続された情報処理装置に内蔵されることを特徴とする付記18記載の画像領域検出装置。
本発明の第1実施形態に係る画像処理部の構成を示すブロック図である。 コードが埋め込まれた原画像データを示した図である。 図2の原画像データに対して行なう階調変更処理(画像処理)を説明する図である。 原画像データに対して行なう階調変更処理(画像処理)のフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る画像領域検出部の構成を示すブロック図である。 取り込んだ画像データに対して行なう画像領域検出処理を説明する図である。 画像領域(矩形領域)検出処理の全体フローチャートである。 四隅の推定方法を示す図(その1)である。 四隅の推定方法を示す図(その2)である。 四隅のうちの左上隅に対する隅座標検出方法を示す図である。 取り込んだ画像において四隅のうちの1つの隅を検出する処理のフローチャートである。 四隅のうちの1つの隅を検出する際に、4点の開始点のうちの1つに対するエッジを検出する処理のフローチャートである。 エッジ検出のフィルタの一例を示す図である。 第1実施形態の画像処理(階調レベル変更処理)を実行する装置のハードウェア構成を示す図である。 第2実施形態の画像領域検出処理を実行する装置のハードウェア構成を示す図である。 矩形画像をそれに付与された十字とともに示した従来図である。 矩形画像をそれに付与されたL字とともに示した従来図である。 矩形画像をそれに付与された枠とともに示した従来図である。
符号の説明
1 画像処理部
2 背景領域階調レベル取得部
3 現画素階調レベル取得部
4 最小階調レベル取得部
5 判定部
6 階調レベル変更部
11 画像領域検出部
12 四隅推定部
13 四隅特定部
14 開始点決定部
15 エッジ検出部
16 直線算出部
17 隅座標決定部

Claims (10)

  1. コードが埋め込まれた矩形画像に対して、その矩形領域内の画素の階調レベルを変更する画像処理方法において、
    背景領域の画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、
    前記矩形画像中の四隅の画像内側に指定された領域内の処理対象とする画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、
    前記処理対象とする画素に対して所定範囲に含まれる画素のうちで、黄色の補色に相当する部分の階調レベルの最小値を取得するステップと、
    前記取得されたそれぞれの階調レベルを用いて、前記処理対象とする画素の階調レベルと背景領域の画素の階調レベルとの差分が、前記処理対象とする画素の周辺では、最も大きくなるように階調レベルを変更するステップと、を備え、
    前記四隅の画像内側に指定された領域内のすべての画素について、前記各ステップが実行されることを特徴とする画像処理方法。
  2. コードが埋め込まれた矩形画像に対して、その矩形領域内の画素の階調レベルを変更する画像処理方法において、
    背景領域の画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、
    前記矩形画像中の四隅の画像内側に指定された領域内の処理対象とする画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、
    前記処理対象とする画素に対して所定範囲に含まれる画素のうちで、黄色の補色に相当する部分の階調レベルの最小値を取得するステップと、
    前記背景領域の階調レベルと、前記処理対象とする画素の階調レベルとの差分が第一閾値を超えたかどうかを判定する判定ステップと、
    前記差分が前記第一閾値を超えていない場合に、前記処理対象とする画素の値を、前記背景領域の階調レベルとの差分を前記第一閾値に一致させる値と、前記最小値とのうちの小さい方に変更するステップと、を備え、
    前記四隅の画像内側に指定された領域内のすべての画素について、前記各ステップが実行されることを特徴とする画像処理方法。
  3. 媒体上に印刷または電子的に表示され、コードが埋め込まれ、かつ、請求項1または2の方法により画素の階調レベルが変更された矩形画像を撮像して得た画像データに対して、その矩形領域を検出する画像領域検出方法において、
    推定された四隅の存在範囲の1つに対し、エッジ検出に使用する4点の開始点を決定するステップと、
    前記4点の開始点から所定方向に4個のエッジに相当する点を検出するステップと、
    前記4個のエッジに相当する点のうちの、上下方向または左右方向が略同じ2個の点同士を結ぶ2本の直線を求めるステップと、
    前記2本の直線の交点座標を四隅のうちの1つの隅の座標として決定するステップと、を備え、
    推定された四隅の存在範囲のすべてについて前記各ステップが実行されることを特徴とする画像領域検出方法。
  4. 前記エッジに相当する点の検出ステップは、
    現在の画素から検出処理の進行方向および進行方向の逆方向に所定数分の画素の黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、
    現在の画素および取得したそれぞれの画素の黄色の補色に相当する部分の階調レベルに重み付けを行って加算して得た値が第二閾値を超えたかどうかを判定するステップと、
    前記加算して得た値が第二閾値を超えた場合に、その現在の画素をエッジとして記憶するステップと、を備えることを特徴とする請求項3記載の画像領域検出方法。
  5. コードが埋め込まれた矩形画像に対して、その矩形領域内の画素の階調レベルを変更する処理をコンピュータに実行させる画像処理プログラムにおいて、
    背景領域の画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、
    前記矩形画像中の四隅の画像内側に指定された領域内の処理対象とする画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、
    前記処理対象とする画素に対して所定範囲に含まれる画素のうちで、黄色の補色に相当する部分の階調レベルの最小値を取得するステップと、
    前記取得されたそれぞれの階調レベルを用いて、前記処理対象とする画素の階調レベルと背景領域の画素の階調レベルとの差分が、前記処理対象とする画素の周辺では、最も大きくなるように階調レベルを変更するステップと、を備え、
    前記四隅の画像内側に指定された領域内のすべての画素について、前記各ステップを前記コンピュータに実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
  6. コードが埋め込まれた矩形画像に対して、その矩形領域内の画素の階調レベルを変更する処理をコンピュータに実行させる画像処理プログラムにおいて、
    背景領域の画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、
    前記矩形画像中の四隅の画像内側に指定された領域内の処理対象とする画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、
    前記処理対象とする画素に対して所定範囲に含まれる画素のうちで、黄色の補色に相当する部分の階調レベルの最小値を取得するステップと、
    前記背景領域の階調レベルと、前記処理対象とする画素の階調レベルとの差分が第一閾値を超えたかどうかを判定する判定ステップと、
    前記差分が前記第一閾値を超えていない場合に、前記処理対象とする画素の値を、前記背景領域の階調レベルとの差分を前記第一閾値に一致させる値と、前記最小値とのうちの小さい方に変更するステップと、を備え、
    前記四隅の画像内側に指定された領域内のすべての画素について、前記各ステップを前記コンピュータに実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
  7. 媒体上に印刷または電子的に表示され、コードが埋め込まれ、かつ、請求項1または2の方法により画素の階調レベルが変更された矩形画像を撮像して得た画像データに対して、その矩形領域を検出する処理をコンピュータに実行させる画像領域検出プログラムにおいて、
    推定された四隅の存在範囲の1つに対し、エッジ検出に使用する4点の開始点を決定するステップと、
    前記4点の開始点から所定方向に4個のエッジに相当する点を検出するステップと、
    前記4個のエッジに相当する点のうちの、上下方向または左右方向が略同じ2個の点同士を結ぶ2本の直線を求めるステップと、
    前記2本の直線の交点座標を四隅のうちの1つの隅の座標として決定するステップと、を備え、
    推定された四隅の存在範囲のすべてについて前記各ステップを前記コンピュータに実行させることを特徴とする画像領域検出プログラム。
  8. 前記エッジに相当する点の検出ステップは、
    現在の画素から検出処理の進行方向および進行方向の逆方向に所定数分の画素の黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得するステップと、
    現在の画素および取得したそれぞれの画素の黄色の補色に相当する部分の階調レベルに重み付けを行って加算して得た値が第二閾値を超えたかどうかを判定するステップと、
    前記加算して得た値が第二閾値を超えた場合に、その現在の画素をエッジとして記憶するステップと、を備えることを特徴とする請求項7記載の画像領域検出プログラム。
  9. コードが埋め込まれた矩形画像に対して、その矩形領域内の画素の階調レベルを変更する画像処理装置において、
    背景領域の画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得する背景領域階調レベル取得部と、
    前記矩形画像中の四隅の画像内側に指定された領域内の処理対象とする画素における黄色の補色に相当する部分の階調レベルを取得する現画素階調レベル取得部と、
    前記処理対象とする画素に対して所定範囲に含まれる画素のうちで、黄色の補色に相当する部分の階調レベルの最小値を取得する最小階調レベル取得部と、
    前記背景領域の階調レベルと、前記処理対象とする画素の階調レベルとの差分が第一閾値を超えたかどうかを判定する判定部と、
    前記差分が前記第一閾値を超えていない場合に、前記処理対象とする画素の値を、前記背景領域の階調レベルとの差分を前記第一閾値に一致させる値と、前記最小値とのうちの小さい方に変更する階調レベル変更部と、
    前記四隅の画像内側に指定された領域内のすべての画素について、前記各部を実行する実行基盤と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
  10. 媒体上に印刷または電子的に表示され、コードが埋め込まれ、かつ、請求項1または2の方法により画素の階調レベルが変更された矩形画像を撮像して得た画像データに対して、その矩形領域を検出する画像領域検出装置において、
    推定された四隅の存在範囲の1つに対し、エッジ検出に使用する4点の開始点を決定する開始点決定部と、
    前記4点の開始点から所定方向に4個のエッジに相当する点を検出するエッジ検出部と、
    前記4個のエッジに相当する点のうちの、上下方向または左右方向が略同じ2個の点同士を結ぶ2本の直線を求める直線算出部と、
    前記2本の直線の交点座標を四隅のうちの1つの隅の座標として決定する隅座標決定部と、
    推定された四隅の存在範囲のすべてについて前記各部を実行する実行基盤と、を備えることを特徴とする画像領域検出装置。
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