JP2008279856A - コラム付けニーエアバッグ装置及びその組付方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアバッグモジュール或いはコラムロアカバーのステアリングコラムへの組付作業性を向上させることができ、更にはエアバッグモジュールを点検等する必要が生じた場合にはエアバッグモジュールをステアリングコラムから容易に取り外せるようにする。
【解決手段】ステアリングコラム12の後端側の所定位置にはばね部材28が配設されたブラケット18が固定されており、エアバッグモジュール30には一対の取付部44が立設されている。ばね部材28を解除状態としてから一対の取付部44を取付孔22内へ挿入し、ばね部材28を固定状態にすることにより、エアバッグモジュール30がブラケット18に固定されるようになっている。従って、ワンタッチ操作でエアバッグモジュール30をステアリングコラム12側に組付けることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、衝突時にニーエアバッグを膨張展開させて乗員の膝を拘束するコラム付けニーエアバッグ装置及びその組付方法に関する。
従来から、乗員の膝部を保護する目的で種々のコラム付けニーエアバッグ装置が提案されている。例えば、下記特許文献1には、ステアリングコラムのコラムカバー内にエアバッグモジュールが配設された所謂コラム付けニーエアバッグ装置が開示されている。
特開2002−037003号公報
ここで、一般にステアリングコラムのコラムカバー配設位置にはステアリングロックが取り付けられており、ステアリングコラムに対するステアリングロックの取付位置とエアバッグモジュールの取付位置とはコラム上方側から見て重なることが多い。このため、エアバッグモジュールのステアリングコラムへの締結作業をコラム上方側から行うには、先にエアバッグモジュールをステアリングコラムに取り付けてからステアリングロックをステアリングコラムに取り付けることになり、組付手順が制約されると共に組付作業自体も煩雑な作業となる。
また、一旦ステアリングロックをステアリングコラムに取り付けた後はエアバッグモジュールをステアリングコラムから取り外す作業ができない(工具が入らない)ため、エアバッグモジュールを取り外して点検等する必要が生じたときにはステアリングコラム全体を車体から取り外さなければならず、作業が大掛かりになるという課題がある。
なお、組付状態ではエアバッグモジュールはコラムロアカバー内に収納されたかたちになるので、両者は組付作業上も密接に関係する。従って、上記のように、構造的にエアバッグモジュールのステアリングコラム側への組付作業性が悪い場合には、エアバッグモジュールを覆うコラムロアカバーのステアリングコラム側への組付作業性も悪くなる傾向がある。
本発明は上記事実を考慮し、エアバッグモジュール或いはコラムロアカバーのステアリングコラムへの組付作業性を向上させることができ、更にはエアバッグモジュールを点検等する必要が生じた場合にはエアバッグモジュールをステアリングコラムから容易に取り外すことができるコラム付けニーエアバッグ装置及びその組付方法を得ることが目的である。
請求項1の発明は、ステアリングコラムの後端側の下部を覆うコラムロアカバーと、ステアリングコラムにおけるコラムロアカバー配設位置に取り付けられると共に組付状態ではコラムロアカバー内に配置され、作動することによりガスを発生するガス発生手段と、折り畳み状態で格納されると共にガス発生手段からのガスの供給を受けて膨張展開するニーエアバッグと、を含んで構成されたエアバッグモジュールと、を備えたコラム付けニーエアバッグ装置であって、前記エアバッグモジュール又は前記コラムロアカバーはステアリングコラム側にワンタッチ操作で組付け可能とされている、ことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のコラム付けニーエアバッグ装置において、前記エアバッグモジュールは、前記ステアリングコラムに予め取り付けられたブラケットに対してワンタッチ操作で組付け可能とされている、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2記載のコラム付けニーエアバッグ装置において、前記ブラケットには、所定の操作により、エアバッグモジュールをブラケットに固定する固定状態からエアバッグモジュールのブラケットに対する固定状態を解除する解除状態に切り換わることが可能であり、かつ前記所定の操作とは逆の操作により、当該解除状態から当該固定状態に切り換わることが可能な付勢手段が設けられており、前記付勢手段が解除状態にされたときに前記エアバッグモジュールが前記ブラケットに組付けられて、その後に当該付勢手段が固定状態に切り換えられることにより、エアバッグモジュールがブラケットに組付けられる、ことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2又は請求項3記載のコラム付けニーエアバッグ装置において、前記エアバッグモジュールには、バッグ膨張時に車両後方側かつ車両下方側へ展開するエアバッグドアが予め一体化されていると共に、前記コラムロアカバーの下面部には、当該エアバッグドアが展開する範囲に開口部が形成されており、組付状態では、当該エアバッグドアの周縁部が、当該コラムロアカバーの開口部の周縁部にて部分的に覆われることで保持されている、ことを特徴とする。
請求項5の発明に係るコラム付けニーエアバッグ装置の組付方法は、ステアリングコラムの後端側にモジュール取付用のブラケットを取り付けるブラケット取付工程と、作動することによりガスを発生するガス発生手段と、折り畳み状態で格納されると共にガス発生手段からのガスの供給を受けて膨張展開するニーエアバッグと、このニーエアバッグのバッグ膨張圧によって車両後方側かつ車両下方側へ展開するエアバッグドアと、を含んで構成されたエアバッグモジュールを、前記ブラケットに対してワンタッチ操作で組付けてコラム下方側に配置するモジュール組付工程と、前記エアバッグドアの周縁部がステアリングコラムの後端側の下部を覆うコラムロアカバーの下面部に形成された開口部の周縁部にて部分的に覆われるように、コラムロアカバーをエアバッグモジュールの下方側から組み付けると共に、コラム上方側からステアリングコラムの後端側の上部を覆うコラムアッパカバーを組み付けるコラムカバー組付工程と、を有することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1記載のコラム付けニーエアバッグ装置において、前記コラムロアカバーの下面部には、前記エアバッグモジュールが挿通可能な大きさを有するモジュール組付用開口部が形成されていると共に、前記モジュール組付用開口部はコラムロアカバーの外側から組付可能なカバーによって覆われている、ことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6記載のコラム付けニーエアバッグ装置において、前記コラムロアカバーの側壁部には、手動操作で開閉可能なドア部の見切りが予め設けられている、ことを特徴とする。
請求項8の発明に係るコラム付けニーエアバッグ装置の組付方法は、ステアリングコラムの後端側にモジュール取付用のブラケットを取り付けるブラケット取付工程と、下面部にエアバッグモジュールが挿通可能な大きさを有するモジュール組付用開口部が形成されたコラムロアカバーをステアリングコラムの後端側の下部に組付けるコラムロアカバー組付工程と、前記モジュール組付用開口部から、作動することによりガスを発生するガス発生手段と、折り畳み状態で格納されると共にガス発生手段からのガスの供給を受けて膨張展開するニーエアバッグと、を含んで構成されたエアバッグモジュールを、前記ブラケットに対してワンタッチ操作で組付けるモジュール組付工程と、前記コラムロアカバーの組付開口部を塞ぐカバーをコラムロアカバーの外側から組付けるカバー組付工程と、を有することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項8記載のコラム付けニーエアバッグ装置の組付方法において、前記コラムロアカバーの側壁部には手動操作で開閉可能なドア部の見切りが予め設けられており、前記エアバッグモジュールの組付作業を行う際には当該ドア部を開いておき、組付作業終了後に当該ドア部を閉じる、ことを特徴とする。
請求項10の発明は、ステアリングコラムの後端側の下部を覆うコラムロアカバーと、このコラムロアカバーと一体になってステアリングコラムの後端側の上部を覆うコラムアッパカバーと、ステアリングコラムにおけるコラムロアカバー配設位置に取り付けられると共に組付状態ではコラムロアカバー内に配置され、作動することによりガスを発生するガス発生手段と、折り畳み状態で格納されると共にガス発生手段からのガスの供給を受けて膨張展開するニーエアバッグと、を含んで構成されたエアバッグモジュールと、を備えたコラム付けニーエアバッグ装置であって、前記エアバッグモジュールはステアリングコラムの後端側の下部に固定手段によって固定されていると共に、前記コラムロアカバーはコラム下方側からエアバッグモジュールに引っ掛けられて固定されかつコラムアッパカバーに係合によりワンタッチ操作で組付け可能とされている、ことを特徴とする。
請求項11の発明に係るコラム付けニーエアバッグ装置の組付方法は、ステアリングコラムの後端側にモジュール取付用のブラケットを取り付けるブラケット取付工程と、作動することによりガスを発生するガス発生手段と、折り畳み状態で格納されると共にガス発生手段からのガスの供給を受けて膨張展開するニーエアバッグと、を含んで構成されたエアバッグモジュールを、前記ブラケットに対してワンタッチ操作で組付けるモジュール組付工程と、ステアリングコラムの後端側の下部を覆うコラムロアカバーを、ワンタッチ操作で、エアバッグモジュールに設けられた係止部に係止させると共にステアリングコラムの後端側の上部を覆うコラムアッパカバーに係合により組付けるコラムロアカバー組付工程と、を有することを特徴とする。
請求項1記載の本発明によれば、衝突体との衝突時になると、コラムロアカバー内に配置されたエアバッグモジュールのガス発生手段が作動してガスが発生する。発生したガスは折り畳み状態で格納されたニーエアバッグ内に流入され、ニーエアバッグを膨張させる。これにより、ニーエアバッグは乗員の膝側へ膨張展開し、乗員の膝を拘束してこれを保護する。
ここで、本発明では、上記エアバッグモジュール又はコラムロアカバーがステアリングコラム側にワンタッチ操作で組付け可能とされているので、組付作業が非常に簡便になる。
請求項2記載の本発明によれば、ステアリングコラムにはブラケットが予め取り付けられており、エアバッグモジュールはこのブラケットに対してワンタッチ操作で組付け可能とされている。このため、ステアリングコラムにブラケットを先に組付けておけば、エアバッグモジュールよりも先にステアリングロックを組付けてもよいし、ステアリングロックよりも先にエアバッグモジュールをブラケットに組付けてもよい。つまり、組付手順の制約がなくなる。
請求項3記載の本発明によれば、ステアリングコラムに予め取り付けられるブラケットには付勢手段が設けられており、この付勢手段を利用すれば、以下の要領でエアバッグモジュールをブラケットに対して着脱することができる。
まず、エアバッグモジュールをブラケットに組付ける場合には、所定の操作により、付勢手段が解除状態にされる。この状態のときには、付勢手段によるエアバッグモジュールの固定状態が解除されているので、エアバッグモジュールをブラケットに対してワンタッチ操作で組付けることができる。その後、付勢手段を解除状態から固定状態に切り換えることにより、エアバッグモジュールのブラケットへの組付状態が維持される。
一方、エアバッグモジュールをブラケットから取り外す場合には、前記所定の操作とは逆の操作により、付勢手段が固定状態から解除状態に切り換えられる。これにより、エアバッグモジュールをブラケットから取り外すことができる。すなわち、エアバッグモジュールをステアリングコラムに一旦組付けた後でも、(仮にステアリングコラムにステアリングロックが組付けられていたとしても)、エアバッグモジュールをステアリングコラムから容易に取り外すことができる。
請求項4記載の本発明によれば、エアバッグモジュールにはバッグ膨張時に車両後方側かつ車両下方側へ展開するエアバッグドアが予め一体化されており、組付状態では、エアバッグドアの周縁部がコラムロアカバーの下面部に形成された開口部の周縁部にて部分的に覆われる構成としたので、エアバッグドアの展開荷重はエアバッグドアの周縁部とコラムロアカバーの開口部の周縁部との係り代で決まる。従って、コラムロアカバー側にティアラインを設定してコラムロアカバーの一部を破断してエアバッグドアにする構造に比べて、コラムロアカバーの製品精度を緩和することができる。
請求項5記載の本発明によれば、まず、ブラケット取付工程で、ステアリングコラムの後端側にモジュール取付用のブラケットが取り付けられる。次に、モジュール組付工程で、ガス発生手段とニーエアバッグとエアバッグドアと、を含んで構成されたエアバッグモジュールが、先に取り付けられたブラケットに対してワンタッチ操作で組付けられてコラム下方側に配置される。次に、コラムカバー組付工程で、エアバッグドアの周縁部がコラムロアカバーの下面部に形成された開口部の周縁部にて部分的に覆われるように、コラムロアカバーがエアバッグモジュールの下方側から組み付けられると共に、コラム上方側からステアリングコラムの後端側の上部を覆うコラムアッパカバーが組み付けられる。
このように本発明によれば、先にエアバッグモジュールをステアリングコラムのブラケットにワンタッチ操作で組付けることができる。さらに、コラムロアカバーの組付に際しては、エアバッグモジュール側に先付けされたエアバッグドアの周縁部がコラムロアカバーの開口部の周縁部によって部分的に覆われるようにすれば、エアバッグモジュールに対するコラムロアカバーの位置決めがなされるので、コラムロアカバーの組付作業も容易に行うことができる。
請求項6記載の本発明によれば、コラムロアカバーの下面部にはエアバッグモジュールが挿通可能な大きさを有するモジュール組付用開口部が形成されているため、エアバッグモジュールよりも先にコラムロアカバーをステアリングコラム側に組付けることができる。そして、このモジュール組付用開口部を使ってエアバッグモジュールをステアリングコラム側にワンタッチ操作で組付けてから、当該モジュール組付用開口部をカバーで塞ぐことにより、コラム付けニーエアバッグ装置の組付作業が終了する。
請求項7記載の本発明によれば、コラムロアカバーの側壁部に手動操作で開閉可能なドア部の見切りが予め設けられているため、コラムロアカバーの組付を先に行ってから、モジュール組付用開口部からエアバッグモジュールをワンタッチ操作で組付ける際に、ドア部を開いて作業穴を確保することができる。エアバッグモジュールの組付作業が終了したら、ドア部を閉じれば、コラムロアカバーの外観品質が損なわれることもない。
請求項8記載の本発明によれば、まず、ブラケット取付工程で、ステアリングコラムの後端側にモジュール取付用のブラケットが取り付けられる。次に、コラムロアカバー組付工程で、下面部にエアバッグモジュールが挿通可能な大きさを有するモジュール組付用開口部が形成されたコラムロアカバーがステアリングコラムの後端側の下部に組付けられる。次に、モジュール組付工程で、ガス発生手段とニーエアバッグとエアバッグドアと、を含んで構成されたエアバッグモジュールが、モジュール組付用開口部を通して、先に取り付けられたブラケットに対してワンタッチ操作で組付けられてコラム下方側に配置される。次に、カバー組付工程で、コラムロアカバーの外側からコラムロアカバーの組付開口部がカバーで塞がれるように組付けられる。
このように本発明によれば、コラムロアカバーを先にステアリングコラム側に組付けてからエアバッグモジュールをワンタッチ操作でブラケットに組付けることができる。
請求項9記載の本発明によれば、コラムロアカバーの側壁部には手動操作で開閉可能なドア部の見切りが予め設けられており、エアバッグモジュールの組付作業を行う際には当該ドア部を開いておくことにより、作業穴を確保することができる。そして、組付作業終了後にドア部を閉じればよい。
請求項10記載の本発明によれば、衝突体との衝突時になると、コラムロアカバー内に配置されたエアバッグモジュールのガス発生手段が作動してガスが発生する。発生したガスは折り畳み状態で格納されたニーエアバッグ内に流入され、ニーエアバッグを膨張させる。これにより、ニーエアバッグは乗員の膝側へ膨張展開し、乗員の膝を拘束してこれを保護する。
ここで、本発明では、上記コラムロアカバーがコラム下方側からエアバッグモジュールに引っ掛けられて固定されかつコラムアッパカバーに係合によりワンタッチ操作で組付け可能とされているので、コラムロアカバーの組付作業が非常に簡便になる。
請求項11記載の本発明によれば、ブラケット取付工程で、ステアリングコラムの後端側にモジュール取付用のブラケットが取り付けられる。次に、モジュール組付工程で、ガス発生手段及びニーエアバッグを含んで構成されたエアバッグモジュールが、ブラケットに対してワンタッチ操作で組付けられる。次に、コラムロアカバー組付工程で、ワンタッチ操作で、ステアリングコラムの後端側の下部を覆うコラムロアカバーが、エアバッグモジュールに設けられた係止部に係止されると共にステアリングコラムの後端側の上部を覆うコラムアッパカバーに係合により組付けられる。
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係るコラム付けニーエアバッグ装置は、エアバッグモジュールのステアリングコラムへの組付作業性を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明に係るコラム付けニーエアバッグ装置は、エアバッグモジュール及びステアリングロックの組付手順の制約がなくなるので、既存のステアリングコラムのサブライン工程の作業手順を大幅に変更する必要が生じないという優れた効果を有する。
請求項3記載の本発明に係るコラム付けニーエアバッグ装置は、エアバッグモジュールを点検等する必要が生じた場合にはエアバッグモジュールをステアリングコラムから容易に取り外すことができるという優れた効果を有する。
請求項4記載の本発明に係るコラム付けニーエアバッグ装置は、コラムロアカバーの製品精度を緩和することができ、その分、コストダウンを図ることができるという優れた効果を有する。
請求項5記載の本発明に係るコラム付けニーエアバッグ装置の組付方法は、エアバッグモジュールの組付作業性及びコラムロアカバーの組付作業性のいずれも向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項6記載の本発明に係るコラム付けニーエアバッグ装置は、エアバッグモジュール収納時の保護性を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項7記載の本発明に係るコラム付けニーエアバッグ装置は、コラムロアカバーの外観品質を良好に維持しつつ、エアバッグモジュールの組付作業性をより一層向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項8記載の本発明に係るコラム付けニーエアバッグ装置の組付方法は、エアバッグモジュールのステアリングコラムへの組付作業性を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項9記載の本発明に係るコラム付けニーエアバッグ装置の組付方法は、エアバッグモジュールの組付作業時性をより一層向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項10記載の本発明に係るコラム付けニーエアバッグ装置は、コラムロアカバーのステアリングコラムへの組付作業性を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項11記載の本発明に係るコラム付けニーエアバッグ装置の組付方法は、ワンタッチ操作でコラムロアカバーをエアバッグモジュールの係止部に係止させると共にコラムアッパカバーにコラムロアカバーを係合により組付けることができるので、コラムロアカバーのステアリングコラムへの組付作業性を向上させることができるという優れた効果を有する。
〔第1実施形態〕
以下、図1〜図5を用いて、本発明に係るコラム付けニーエアバッグ装置及びその組付方法の第1実施形態について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印INは車両幅方向内側を示している。
図1には、本実施形態に係るコラム付けニーエアバッグ装置10の全体構成を示す一部分解斜視図が示されている。この図に示されるように、コラム付けニーエアバッグ装置10は、ステアリングコラム12の後端側の下部に配設されている。ステアリングコラム12の後端側には、コンビネーションスイッチ14が組付けられていると共に、その軸方向前側には所定の間隔をあけてステアリングロック16が車両幅方向外側に張出した状態で組付けられている。
上述したステアリングコラム12におけるコンビネーションスイッチ14とステアリングロック16との間には、ブラケット18が配設されている。ブラケット18は、ステアリングコラム12の軸直角方向に延在するブラケット上部18Aと、このブラケット上部18Aの下縁から屈曲されてステアリングコラム12の軸方向に平行に延在するブラケット下部18Bと、によって構成されており、側面視ではL字状に形成されている。なお、ブラケット18は金属製であり、ブラケット上部18Aにはステアリングコラム12が挿通可能な円形の貫通孔20が形成されている。そして、この貫通孔20内へステアリングコラム12が挿通されて溶接されることにより、ブラケット18がステアリングコラム12の後端側の所定位置に固定されている。
ブラケット下部18Bはコラム上方側から見て矩形平板状に形成されており、車両幅方向に所定長さ張出している。また、ブラケット下部18Bのステアリングコラム12を挟んだ両側には、左右一対の取付孔22が形成されている。取付孔22の車両幅方向の外側には、切り起こしによる前後一対の鉤状の爪部24が互いに向き合うように立設されている。さらに、一対の爪部24の車両幅方向の外側には、打ち出しによる直線状の膨出部26が形成されている。なお、膨出部26はブラケット下部18Bの車両幅方向の外側の端縁に対して平行に形成されており、一対の爪部24間の距離よりも若干長く形成されている。また、膨出部26は、コラム上方側に向けて半円形状に膨らんだ形状になっている。
上記構成のブラケット18には、左右一対の取付孔22に対応して左右一対の付勢手段としてのばね部材28がそれぞれ配設されている。ばね部材28は、ワイヤによって構成されており、又自然状態では略山形に形成されている。また、ばね部材28は、円弧形状にラウンドされた頂部28Aと、この頂部28Aから延出されて山形の斜辺を形成する一対の脚部28Bと、各脚部28Bの先端部をU字状に折り返すことにより形成された一対の折り返し部28Cと、によって構成されている。
ばね部材28の一対の脚部28Bは、ブラケット18の前後一対の爪部24に弾性変形した状態で係止されている。従って、ばね部材28は、一対の脚部28Bが互いに離間する方向へ弾性復元力を有している。さらに、一対の脚部28Bを一対の爪部24に係止させた状態では一対の脚部28Bが略平行になり、頂部28Aは取付孔22に対して進退方向(図3(A)の矢印A方向)へ移動可能とされている。ばね部材28の取付孔22に対する移動ストロークは、折り返し部28Cが一対の爪部24に係止された解除位置(図3(A)図示位置)から折り返し部28Cが膨出部26に当接係止された固定位置(図3(B)図示位置)までの距離にされている。また、ばね部材28が解除位置まで移動されると、ばね部材28の頂部28Aは取付孔22の周縁部と重なる程度まで半径方向へ膨らむようになっている(図3(A)参照)。
上述したブラケット18に組付けられるコラム付けニーエアバッグ装置10は、その本体部を構成するエアバッグモジュール30と、このエアバッグモジュール30の下面側を覆うエアバッグドア32と、を主要部として備えている。
エアバッグモジュール30は、組付状態でコラム後端側に配置されるガス発生手段としてのインフレータ34と、インフレータ34のコラム前方側に折り畳み状態で配置されたニーエアバッグ36と、を含んで構成されている。インフレータ34は略円柱形状に形成されており、車両幅方向を長手方向として配置されている。なお、インフレータ34は、高圧ガスが封入されたガスボンベタイプでもよいし、燃焼することによりガスを発生するガス発生剤封入タイプでもよい。また、ニーエアバッグ36は蛇腹折りによって折り畳まれているが、ロール折りによって折り畳まれていてもよいし、両者を組み合わせた折り畳み方を採用してもよい。なお、上述したエアバッグモジュール30のインフレータ34及び折り畳み状態のニーエアバッグ36は保護布38によって覆われることで形状が保持されている。
一方、エアバッグドア32は、エアバッグモジュール30の下面側に配置されるドア本体部32Aと、このドア本体部32Aのコラム後方側の端部からインフレータ34に沿って立ち上げられたヒンジ部32Bと、このヒンジ部32Bのコラム上方側の端部からコラム前方側へ折り曲げられて所定長さ延在された上面部32Cと、によって構成されている。なお、エアバッグドア32の上面部32Cには、後述する左右一対の取付部44を挿通させるためスリット40が形成された取付部挿通孔42が形成されている。
上述した組付状態のインフレータ34の外周上部には、左右一対の傘状の取付部44が立設されている。取付部44は、ステアリングコラム12側へ向けて傘状に突出された円錐台形状の突出部44Aと、この突出部44Aの軸芯部に配置された真直棒状の首部44Bと、によって構成されている。図3に示されるように、突出部44Aの下端部44A’の外周半径r1は取付孔22の内周半径R1よりも若干小さくかつ固定状態(図3(B)図示状態)のばね部材28の頂部28Aの内周半径R2よりも大きく設定されている。また、首部44Bの外周半径r2は、固定状態のばね部材28の頂部28Aの内周半径R2よりも若干小さく設定されている。なお、この実施形態では、ばね部材28の頂部28Aの内周半径R2と首部44Bの外周半径r2が略同一に設定されているが、首部44Bの外周半径r2はばね部材28の頂部28Aの内周半径R2よりも多少小さくても差し支えない。
図1に示されるように、上述したエアバッグモジュール30は、ステアリングコラム12の後端側を覆うコラムカバー46によって覆われている。コラムカバー46は樹脂製とされており、コラムロアカバー48及びコラムアッパカバー50から成る上下二分割構造とされている。コラムロアカバー48の下面部48Aには、上述したエアバッグドア32のドア本体部32Aに相当する大きさの矩形状の開口部52が形成されている。図4に示されるように、開口部52の周縁部52Aは階段形状に形成されており、これに対応してエアバッグドア32のドア本体部32Aの外周部32A’も開口部52の周縁部52Aに係合される階段形状に形成されている。組付状態では、コラムロアカバー48側の開口部52の周縁部52Aがドア本体部32A側の外周部32A’をコラム下方側から支えるように段差関係が設定されている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態に係るコラム付けニーエアバッグ装置10の組付方法について説明し、その説明を通して本実施形態の作用並びに効果について説明する。
まず、ブラケット取付工程で、ステアリングコラム12の後端側の所定位置にブラケット18が取り付けられる。具体的には、予め、ブラケット18に左右一対のばね部材28が装着される。次いで、ブラケット上部18Aに形成された貫通孔20内へステアリングコラム12の後端側が挿通され、所定の位置でブラケット上部18Aの貫通孔20の周縁部がステアリングコラム12の外周面に溶接等の固定手段により固定される。
次に、モジュール組付工程で、図1図示状態のエアバッグモジュール30がブラケット18にワンタッチ操作で組付けられる。具体的には、ブラケット18に装着されているばね部材28を解除状態(図3(A)実線図示状態)にしておく。つまり、ばね部材28の一対の折り返し部28Cが一対の爪部24に係止されるまで、ばね部材28の頂部28Aを取付孔22内へ進入させる。この状態では、頂部28Aが取付孔22の内周縁に略重なるぐらいに膨らむ。そして、この状態で、エアバッグモジュール30の一対の取付部44を取付孔22内、即ち一対のばね部材28の頂部28A内へ挿入させる。次いで、膨らんだ頂部28Aの弾性復元力を利用して、ばね部材28の折り返し部28Cを膨出部26に当接するまでスライドさせる。これにより、ばね部材28は図3(A)二点鎖線で示されるように固定状態となり、頂部28Aが取付部44の首部44Bに係合された状態(即ち、取付部44の傘状の突出部44Aが2本の脚部28Bに引っ掛かって抜けない状態)となる。その結果、取付部44をばね部材28から取り外すことができない状態となり、エアバッグモジュール30がブラケット18に固定される。
次に、コラムカバー組付工程で、コラムアッパカバー50をステアリングコラム12の後端側の上部に先に組付けてから、コラムロアカバー48をコラム下方側からコラムアッパカバー50に組付けてコラムカバー46を完成させる。このとき、ブラケット18に先に組付けられたエアバッグモジュール30にはエアバッグドア32が取り付けられているので、図4に示されるように、このエアバッグドア32の外周部32A’がコラムロアカバー48の開口部52の周縁部52Aに係合されて部分的に覆われるように、コラムロアカバー48をエアバッグモジュール30に被嵌させる。
なお、ステアリングロック16は、ブラケット18をステアリングコラム12に固定した後にステアリングコラム12に組付けるようにしてもよいし、エアバッグモジュール30をブラケット18に組付けた後にステアリングコラム12に組付けるようにしてもよい。
一方、上記の如くしてステアリングコラム12に組付けられたエアバッグモジュール30に例えば電気系統の故障が発生し、メータクラスタパネル等の表示部に警告表示がなされた場合、ドライバはエアバッグモジュール30の点検をするために最寄の整備工場等に車両を持っていく。その際、作業者は、上記手順とは逆の手順を踏むことにより、エアバッグモジュール30をワンタッチ操作で簡単にステアリングコラム12から取り外すことができる。すなわち、ばね部材28を固定状態から解除状態とするだけで、エアバッグモジュール30はブラケット18から外れる。
上記の要領で組み付けられたコラム付けニーエアバッグ装置10を搭載した車両が前面衝突すると(又は前面衝突を予知すると)、図示しない衝突検知手段によってその状態が検知され、検知信号がエアバッグECUへ出力される。エアバッグECUでエアバッグ作動と判定されると、運転席側のエアバッグ装置が作動してステアリングホイール上に運転席用のエアバッグが膨張されると共に、コラム付けニーエアバッグ装置10も作動される。すなわち、コラム付けニーエアバッグ装置10のインフレータ34に所定電流が通電されてインフレータ34が作動される。これにより、インフレータ34からガスが発生し、折り畳み状態で格納されたニーエアバッグ36内へ供給され、ニーエアバッグ36を膨張させる。エアバッグドア32に作用するニーエアバッグ36の膨張圧が所定値に達すると、エアバッグドア32の外周部32A’がコラムロアカバー48の開口部52の周縁部52Aから外れて(係合状態が解除されて)、エアバッグドア32が車両後方側かつ車両下方側へ展開される。これにより、ニーエアバッグ36がステアリングコラム12の下方及び側方に膨張展開され、インストルメントパネルと乗員の両膝との間に介在された左右の両側部によって乗員の両膝が受け止められて保護される。
このように本実施形態に係るコラム付けニーエアバッグ装置10では、ステアリングコラム12の後端側の所定位置に予めブラケット18を固定し、このブラケット18にエアバッグモジュール30をワンタッチ操作で組付けるようにしたので、エアバッグモジュール30の組付作業が非常に簡便になる。その結果、本実施形態によれば、エアバッグモジュール30のステアリングコラム12への組付作業性を向上させることができる。
因みに、図5には、ステアリングコラム12に予め固定されたブラケット60に、ボルト締結構造のエアバッグモジュール62を組付ける場合の様子を示したものであるが、この図に示されるように、ステアリングコラム12の後端側に先にステアリングロック16を組付けてしまうと、ステアリングロック16とエアバッグモジュール62のブラケット60への締結位置とが平面視で重なることから、図5において左側のナット64を左側のボルト66に締め付けることはできても、右側のナット68を右側のボルト70に締め付ける作業を行うことはできない。このため、ステアリングコラム12にブラケット60を先に固定した後、エアバッグモジュール62のボルト66、70をブラケット60のボルト挿通孔72、74内へ挿通させて先にナット64、68を締めてから、ステアリングロック16をステアリングコラム12に組付けることになり、組付手順の制約が生じると共にボルト締結作業も工具を使った煩雑な作業となる。更には、一旦、ステアリングロック16をステアリングコラム12に固定すると、エアバッグモジュール30をステアリングコラム12から取り外すことはできない状態となる。
これに対し、本実施形態によれば、このような不具合はなく、エアバッグモジュール30のステアリングコラム12への組付作業性を向上させることができる。しかも、エアバッグモジュール30の点検等を行う際には、ばね部材28を固定状態から解除状態にスライドさせるだけで、エアバッグモジュール30をステアリングコラム12から簡単に取り外すことができる。従って、ステアリングコラム12の全体を車両から取り外す等の大掛かりな作業をする必要がない。また、上述したように、エアバッグモジュール30及びステアリングロック16の組付手順の制約がなくなるので、既存のステアリングコラム12のサブライン工程の作業手順を大幅に変更する必要も生じない。
また、本実施形態では、エアバッグモジュール30にエアバッグドア32が予め一体化されており、コラムロアカバー48の組付時にコラムロアカバー48の下面部48Aに形成された開口部52の周縁部52Aでエアバッグドア32の外周部32A’を部分的に覆うようにして係合させる構成としたので、エアバッグドア32の展開荷重はエアバッグドア32の外周部32A’とコラムロアカバー48の開口部52の周縁部52Aとの係り代で決まる。従って、コラムロアカバー側にティアラインを設定してコラムロアカバーの一部を破断してエアバッグドアにする構造に比べて、コラムロアカバー48の製品精度を緩和することができる。その結果、その分、コラムロアカバー48のコストダウンを図ることができる。
さらに、上記に関連し、本実施形態によれば、モジュール組付工程で、エアバッグモジュール30をブラケット18に組付けた後に、コラムカバー組付工程で、エアバッグドア32の外周部32A’がコラムロアカバー48の開口部52の周縁部52Aにて部分的に覆われるように、コラムロアカバー48がエアバッグモジュール30の下方側から組み付けられると共に、コラム上方側からステアリングコラム12の後端側の上部を覆うコラムアッパカバー50が組み付けられるので、エアバッグドア32の外周部32A’がコラムロアカバー48の開口部52の周縁部52Aによって部分的に覆われるようにすれば、コラムロアカバー48のエアバッグモジュール30に対する位置決めがなされる。従って、コラムロアカバー48の組付作業も容易に行うことができる。その結果、本実施形態によれば、エアバッグモジュール30の組付作業性とコラムロアカバー48の組付作業性のいずれも向上させることができる。
〔第2実施形態〕
以下、図6を用いて、本発明の第2実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図6に示されるように、この第2実施形態に係るコラム付けニーエアバッグ装置80では、コラムロアカバー82の下面部82Aにエアバッグモジュール30を挿通させることが可能な大きさを有するモジュール組付用開口部86が形成されている。また、このモジュール組付用開口部86は、コラムロアカバー82とは別体で構成されたカバー88によって覆われるようになっている。なお、カバー88とコラムロアカバー82とは、図示しないストラップ等によってバッグ展開時のヒンジ側が連結されている。また、カバー88の外周四辺の所定位置及びモジュール組付用開口部86の内周縁部の所定位置には、図示しない爪による係合構造が付加されている。
また、コラムロアカバー82の両側壁部82Bには、側面視で略U字状に形成された見切り90が形成されている。これにより、左右の側壁部82Bはドア部92が形成され、必要に応じてドア部92を見切り90に沿ってヒンジ94回りに開閉することが可能となっている。
なお、エアバッグモジュール30は前述した第1実施形態と基本的には同様に構成されているが、エアバッグドア32は予め設けられていない。
(作用・効果)
上記構成によれば、以下の要領でエアバッグモジュール30をステアリングコラム12に組付けることができる。
まず、ブラケット取付工程で、ステアリングコラム12の後端側にモジュール取付用のブラケット18が取り付けられる。次に、コラムロアカバー組付工程で、コラムロアカバー82がステアリングコラム12の後端側の下部に先に組付けられる。次に、コラムロアカバー82の下面部82Aに形成されたモジュール組付用開口部86からエアバッグモジュール30が挿通され、前述したワンタッチ操作によりエアバッグモジュール30がブラケット18に組付けられる。
このとき、コラムロアカバー82の両側壁部82Bに形成されたドア部92を見切り90に沿って開放させておく。これにより、コラムロアカバー82の両側壁部82Bに作業穴96が形成されるので、エアバッグモジュール30をワンタッチ操作でブラケット18に組付ける際の作業性が非常に良くなる。作業終了後、左右のドア部92は閉じられて元の状態にされる。
そして、最後にコラムロアカバー82のモジュール組付用開口部86がカバー88によって閉止される。
このように本実施形態によれば、コラムロアカバー82を先にステアリングコラム12側に組付けてからエアバッグモジュール30をワンタッチ操作でブラケット18に組付けることができる。つまり、前述した第1実施形態とは逆の手順になる。一般にコラムロアカバーを先にステアリングコラムに組付けるとエアバッグモジュールのステアリングコラムへの組付は煩雑になるが、本実施形態によれば、コラムロアカバー82の両側壁部82Bに開閉可能なドア部92を設けて作業穴96を確保できるので、エアバッグモジュール30のステアリングコラム12への組付作業性を向上させることができる。しかも、このドア部92はエアバッグモジュール30の組付作業終了後に閉じることができるので、コラムロアカバー82の外観品質が損なわれることもない。
また、本実施形態では、コラムロアカバー82の下面部82Aに形成したモジュール組付用開口部86をカバー88で閉止するようにしているので、エアバッグモジュール収納時の保護性を向上させることができる。つまり、エアバッグモジュール30は保護布38で被覆されているので、カバー88を設けずにモジュール組付用開口部86をそのままにしておくという選択も可能であるが、その場合にはモジュール組付用開口部86から保護布38が露見することになるので、傷が付いたり、劣化を早めたりする可能性があるが、カバー88でモジュール組付用開口部86を閉止することにより、エアバッグモジュール30(特には、ニーエアバッグ36)を保護することができる。
〔第3実施形態〕
以下、図7を用いて、本発明の第3実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図7に示されるように、この第3実施形態に係るコラム付けニーエアバッグ装置100では、コラムロアカバー102をワンタッチ操作でエアバッグモジュール30及びコラムアッパカバー104に組付けるようにした点に特徴がある。
具体的には、エアバッグモジュール30の両側部(インフレータ及びニーエアバッグを収納する略箱体形状の図示しないモジュールケースの車両幅方向に位置する両側壁部)に鉤状のフック106が設けられている。なお、フック106は図7の紙面手前奥方向に複数個配設されている。
これに対応して、コラムロアカバー102の内側にはコラム上方側への突出長さが所定長さに設定された脚部108が一体に形成されており、この脚部108の高さ方向の所定位置にフック106が係止される矩形状の係止孔110が形成されている。
さらに、コラムロアカバー102の両側壁部102Aのコラム上方側の内側端部には、適宜間隔で係合爪112が一体に形成されており、コラムアッパカバー104の両側壁部104Aの外側下端部に形成された凹状の被係合部114に係合されるようになっている。
(作用・効果)
上記構成によれば、以下の要領でコラムロアカバー102をエアバッグモジュール30及びコラムアッパカバー104に組付けることができる。
まず、ブラケット取付工程で、ステアリングコラム12の後端側にモジュール取付用のブラケット18が取り付けられる。次に、モジュール組付工程で、インフレータ34及びニーエアバッグ36を含んで構成されたエアバッグモジュール30が、ブラケット18に対してワンタッチ操作で組付けられる。次に、コラムアッパカバー104がステアリングコラム12の後端側の上部にビス締め等により先に組付けられる。次に、コラムロアカバー組付工程で、ワンタッチ操作で、ステアリングコラム12の後端側の下部を覆うコラムロアカバー102が、エアバッグモジュール30及びコラムアッパカバー104に組付けられる。具体的には、コラムロアカバー102の左右の側壁部102Aに形成された係止孔110内へエアバッグモジュール30のモジュールケースの両側壁部に設けられたフック106に弾性変形を利用して係止させると共に、コラムロアカバー102の両側壁部102Aに形成された係合爪112をコラムアッパカバー104に形成された被係合部114に弾性変形を利用して係止させる。
このように本実施形態によれば、コラムロアカバー102がコラム下方側からエアバッグモジュール30のフック106に引っ掛けられて固定されかつコラムアッパカバー104に係合によりワンタッチ操作で組付け可能とされているので、コラムロアカバー102の組付作業が非常に簡便になる。その結果、本実施形態によれば、コラムロアカバー102のステアリングコラム12への組付作業性を向上させることができる。
〔上記実施形態の補足説明〕
(1) 上述した実施形態では、ワンタッチ操作でエアバッグモジュール30やコラムロアカバー48を組み付ける構成を説明したが、ここでいう「ワンタッチ操作」とは、「一操作で」という意味ではなく、「一連の操作で」という意味である。従って、ワンタッチ操作の操作手順が一つの場合もあれば、二つ、又は三つ等の場合も含まれる。
(2) 上述した実施形態では、組付状態で略Ω形状のばね部材28を付勢手段として用いたが、ばねの形状及び構造はこれに限らず、種々のものを採用することが可能である。また、上記実施形態では、ばね部材28が解除状態のみならず固定状態のときにもエアバッグモジュール30の取付部44にばね部材28の付勢力が作用しない構成を採ったが、これに限らず、例えば、固定状態のときの一対の脚部28Bの間隔を首部44Bよりも若干狭める等して、固定状態のときには、取付部にばね部材の付勢力が作用するようにしてもよい。固定状態のときにばね部材の付勢力が取付部に作用すると、エアバッグモジュールの組付状態が安定し、ガタが生じない、バッグ展開時のモジュールのぶれが生じ難い等のメリットがある。
(3) 上述した実施形態では、ばね部材等の付勢手段を用いたが、これに限らず、ばね部材等の付勢手段を用いずに、エアバッグモジュールの取付部のロック・アンロックをする構成を採ってもよい。なお、この場合の実施形態は、請求項1及び請求項2記載の発明には含まれる。例えば、ブラケット内でスライド部材がスライド操作することにより、固定状態と解除状態とを切り換えることができるものでもよい。
第1実施形態に係るコラム付けニーエアバッグ装置及びその組付方法の全体構成を示す一部分解斜視図である。 ブラケットの取付孔にエアバッグモジュールの取付部が挿入される前の状態を示す要部拡大斜視図である。 (A)はばね部材の解除状態を示す部分拡大平面図であり、(B)はばね部材の固定状態を示す部分拡大平面図である。 エアバッグモジュールの組付状態におけるエアバッグドアとコラムロアカバーとの納まりを示す車両幅方向に切断して示す縦断面図である。 対比例を示す図1に対応する一部分解斜視図である。 第2実施形態に係るコラム付けニーエアバッグ装置及びその組付方法の全体構成を示す一部分解斜視図である。 第3実施形態に係るコラム付けニーエアバッグ装置及びその組付方法の全体構成をコラムカバーを上下に分離させた状態で示す縦断面図である。
符号の説明
10 コラム付けニーエアバッグ装置
12 ステアリングコラム
18 ブラケット(固定手段)
28 ばね部材(付勢手段、固定手段)
30 エアバッグモジュール
32 エアバッグドア
32A’ 外周部(周縁部)
34 インフレータ(ガス発生手段)
36 ニーエアバッグ
44 取付部(固定手段)
46 コラムカバー
48 コラムロアカバー
48A 下面部
50 コラムアッパカバー
52 開口部
52A 周縁部
80 コラム付けニーエアバッグ装置
82 コラムロアカバー
86 モジュール組付用開口部
88 カバー
90 見切り
92 ドア部
96 作業穴
102 コラムロアカバー
104 コラムアッパカバー
106 フック
110 係止孔
112 係合爪
114 被係合部

Claims (11)

  1. ステアリングコラムの後端側の下部を覆うコラムロアカバーと、
    ステアリングコラムにおけるコラムロアカバー配設位置に取り付けられると共に組付状態ではコラムロアカバー内に配置され、作動することによりガスを発生するガス発生手段と、折り畳み状態で格納されると共にガス発生手段からのガスの供給を受けて膨張展開するニーエアバッグと、を含んで構成されたエアバッグモジュールと、
    を備えたコラム付けニーエアバッグ装置であって、
    前記エアバッグモジュール又は前記コラムロアカバーはステアリングコラム側にワンタッチ操作で組付け可能とされている、
    ことを特徴とするコラム付けニーエアバッグ装置。
  2. 前記エアバッグモジュールは、前記ステアリングコラムに予め取り付けられたブラケットに対してワンタッチ操作で組付け可能とされている、
    ことを特徴とする請求項1記載のコラム付けニーエアバッグ装置。
  3. 前記ブラケットには、所定の操作により、エアバッグモジュールをブラケットに固定する固定状態からエアバッグモジュールのブラケットに対する固定状態を解除する解除状態に切り換わることが可能であり、かつ前記所定の操作とは逆の操作により、当該解除状態から当該固定状態に切り換わることが可能な付勢手段が設けられており、
    前記付勢手段が解除状態にされたときに前記エアバッグモジュールが前記ブラケットに組付けられて、その後に当該付勢手段が固定状態に切り換えられることにより、エアバッグモジュールがブラケットに組付けられる、
    ことを特徴とする請求項2記載のコラム付けニーエアバッグ装置。
  4. 前記エアバッグモジュールには、バッグ膨張時に車両後方側かつ車両下方側へ展開するエアバッグドアが予め一体化されていると共に、
    前記コラムロアカバーの下面部には、当該エアバッグドアが展開する範囲に開口部が形成されており、
    組付状態では、当該エアバッグドアの周縁部が、当該コラムロアカバーの開口部の周縁部にて部分的に覆われることで保持されている、
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3記載のコラム付けニーエアバッグ装置。
  5. ステアリングコラムの後端側にモジュール取付用のブラケットを取り付けるブラケット取付工程と、
    作動することによりガスを発生するガス発生手段と、折り畳み状態で格納されると共にガス発生手段からのガスの供給を受けて膨張展開するニーエアバッグと、このニーエアバッグのバッグ膨張圧によって車両後方側かつ車両下方側へ展開するエアバッグドアと、を含んで構成されたエアバッグモジュールを、前記ブラケットに対してワンタッチ操作で組付けてコラム下方側に配置するモジュール組付工程と、
    前記エアバッグドアの周縁部がステアリングコラムの後端側の下部を覆うコラムロアカバーの下面部に形成された開口部の周縁部にて部分的に覆われるように、コラムロアカバーをエアバッグモジュールの下方側から組み付けると共に、コラム上方側からステアリングコラムの後端側の上部を覆うコラムアッパカバーを組み付けるコラムカバー組付工程と、
    を有することを特徴とするコラム付けニーエアバッグ装置の組付方法。
  6. 前記コラムロアカバーの下面部には、前記エアバッグモジュールが挿通可能な大きさを有するモジュール組付用開口部が形成されていると共に、
    前記モジュール組付用開口部はコラムロアカバーの外側から組付可能なカバーによって覆われている、
    ことを特徴とする請求項1記載のコラム付けニーエアバッグ装置。
  7. 前記コラムロアカバーの側壁部には、手動操作で開閉可能なドア部の見切りが予め設けられている、
    ことを特徴とする請求項6記載のコラム付けニーエアバッグ装置。
  8. ステアリングコラムの後端側にモジュール取付用のブラケットを取り付けるブラケット取付工程と、
    下面部にエアバッグモジュールが挿通可能な大きさを有するモジュール組付用開口部が形成されたコラムロアカバーをステアリングコラムの後端側の下部に組付けるコラムロアカバー組付工程と、
    前記モジュール組付用開口部から、作動することによりガスを発生するガス発生手段と、折り畳み状態で格納されると共にガス発生手段からのガスの供給を受けて膨張展開するニーエアバッグと、を含んで構成されたエアバッグモジュールを、前記ブラケットに対してワンタッチ操作で組付けるモジュール組付工程と、
    前記コラムロアカバーの組付開口部を塞ぐカバーをコラムロアカバーの外側から組付けるカバー組付工程と、
    を有することを特徴とするコラム付けニーエアバッグ装置の組付方法。
  9. 前記コラムロアカバーの側壁部には手動操作で開閉可能なドア部の見切りが予め設けられており、
    前記エアバッグモジュールの組付作業を行う際には当該ドア部を開いておき、組付作業終了後に当該ドア部を閉じる、
    ことを特徴とする請求項8記載のコラム付けニーエアバッグ装置の組付方法。
  10. ステアリングコラムの後端側の下部を覆うコラムロアカバーと、
    このコラムロアカバーと一体になってステアリングコラムの後端側の上部を覆うコラムアッパカバーと、
    ステアリングコラムにおけるコラムロアカバー配設位置に取り付けられると共に組付状態ではコラムロアカバー内に配置され、作動することによりガスを発生するガス発生手段と、折り畳み状態で格納されると共にガス発生手段からのガスの供給を受けて膨張展開するニーエアバッグと、を含んで構成されたエアバッグモジュールと、
    を備えたコラム付けニーエアバッグ装置であって、
    前記エアバッグモジュールはステアリングコラムの後端側の下部に固定手段によって固定されていると共に、
    前記コラムロアカバーはコラム下方側からエアバッグモジュールに引っ掛けられて固定されかつコラムアッパカバーに係合によりワンタッチ操作で組付け可能とされている、
    ことを特徴とするコラム付けニーエアバッグ装置。
  11. ステアリングコラムの後端側にモジュール取付用のブラケットを取り付けるブラケット取付工程と、
    作動することによりガスを発生するガス発生手段と、折り畳み状態で格納されると共にガス発生手段からのガスの供給を受けて膨張展開するニーエアバッグと、を含んで構成されたエアバッグモジュールを、前記ブラケットに対してワンタッチ操作で組付けるモジュール組付工程と、
    ステアリングコラムの後端側の下部を覆うコラムロアカバーを、ワンタッチ操作で、エアバッグモジュールに設けられた係止部に係止させると共にステアリングコラムの後端側の上部を覆うコラムアッパカバーに係合により組付けるコラムロアカバー組付工程と、
    を有することを特徴とするコラム付けニーエアバッグ装置の組付方法。
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